JPH0352820Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0352820Y2 JPH0352820Y2 JP7158387U JP7158387U JPH0352820Y2 JP H0352820 Y2 JPH0352820 Y2 JP H0352820Y2 JP 7158387 U JP7158387 U JP 7158387U JP 7158387 U JP7158387 U JP 7158387U JP H0352820 Y2 JPH0352820 Y2 JP H0352820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retaining wall
- auxiliary block
- wall
- concrete
- retaining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、例えば、道路の外側を土止めするの
に用いられるコンクリート擁壁用補助ブロツクに
関するものである。
に用いられるコンクリート擁壁用補助ブロツクに
関するものである。
（従来技術）
コンクリート擁壁は、高低差のあるところで高
い位置にある土を止めるのに用いられるが、例え
ば、道路に面して用いられる場合、この擁壁にポ
ールをたててヘンスを作つたり標識を取付けたり
することがある。従来技術ではこのように擁壁に
ポール等を立てたい場合には擁壁にポールを立て
るべき膨らみを一体に形成していたが、このよう
にすると、ポールを立てる必要がない擁壁とポー
ルを立てることができる膨らみを有する擁壁との
２種類の擁壁を用意する必要があつて擁壁の種類
が増加し、その保管、運搬等の取扱に不便であ
り、また製造も面倒であつて不経済であつた。
い位置にある土を止めるのに用いられるが、例え
ば、道路に面して用いられる場合、この擁壁にポ
ールをたててヘンスを作つたり標識を取付けたり
することがある。従来技術ではこのように擁壁に
ポール等を立てたい場合には擁壁にポールを立て
るべき膨らみを一体に形成していたが、このよう
にすると、ポールを立てる必要がない擁壁とポー
ルを立てることができる膨らみを有する擁壁との
２種類の擁壁を用意する必要があつて擁壁の種類
が増加し、その保管、運搬等の取扱に不便であ
り、また製造も面倒であつて不経済であつた。
（考案の目的）
本考案の目的は、擁壁に必要に応じて膨らみを
形成することができ、従つて１種類の擁壁を用意
するだけで済むようにした擁壁用補助ブロツクを
提供することにある。
形成することができ、従つて１種類の擁壁を用意
するだけで済むようにした擁壁用補助ブロツクを
提供することにある。
（考案の構成）
本考案に係る擁壁用補助ブロツクは、コンクリ
ート擁壁の垂直壁に接合されるべき１対の鍔を有
する水平断面が略Ｕ字形のコンクリート製補助ブ
ロツク本体から成り、鍔は擁壁の垂直壁に取付け
るべき取付ボルトが貫通する貫通孔を有すること
を特徴としている。
ート擁壁の垂直壁に接合されるべき１対の鍔を有
する水平断面が略Ｕ字形のコンクリート製補助ブ
ロツク本体から成り、鍔は擁壁の垂直壁に取付け
るべき取付ボルトが貫通する貫通孔を有すること
を特徴としている。
このようにすると、補助ブロツクを擁壁に取付
ボルトによつて簡単に取付けることによつて擁壁
にポール等を立てるのに用いられる膨らみを形成
することができ、従つて１種類の擁壁を用意する
のみでよいことが解る。
ボルトによつて簡単に取付けることによつて擁壁
にポール等を立てるのに用いられる膨らみを形成
することができ、従つて１種類の擁壁を用意する
のみでよいことが解る。
（実施例）
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
ると、第１図は本考案に係る補助ブロツク１０を
取付けたコンクリート擁壁１２を示し、この擁壁
１２は、例えば、第４図に示すように道路１４の
脇に布設された側溝１６の外側の土１８を止める
ためにこの側溝１６の外側に設置される。擁壁１
２は、水平壁２０と垂直壁２２とから成つてい
る。
ると、第１図は本考案に係る補助ブロツク１０を
取付けたコンクリート擁壁１２を示し、この擁壁
１２は、例えば、第４図に示すように道路１４の
脇に布設された側溝１６の外側の土１８を止める
ためにこの側溝１６の外側に設置される。擁壁１
２は、水平壁２０と垂直壁２２とから成つてい
る。
本考案の補助ブロツク１０は、第２図及び第３
図に示すように、コンクリート擁壁１２の垂直壁
２２に接合されるべき１対の鍔２４，２４′を有
する水平断面が略Ｕ字形のコンクリート製補助ブ
ロツク本体２６から成り、鍔２４，２４′は擁壁
１２の垂直壁２２に取付けるべき取付ボルト３０
が貫通する貫通孔を形成する貫通管２８が埋設さ
れている。図示の実施例では擁壁１２の垂直壁２
２にナツト３２が埋め込まれていてこの貫通管２
８を貫通する取付ボルト３０が擁壁のナツト３２
にねじ込まれて補助ブロツク１０が擁壁１２に取
付けられているが、逆に補助ブロツク１０の貫通
管２８がナツトの形態をなしていてもよい。
図に示すように、コンクリート擁壁１２の垂直壁
２２に接合されるべき１対の鍔２４，２４′を有
する水平断面が略Ｕ字形のコンクリート製補助ブ
ロツク本体２６から成り、鍔２４，２４′は擁壁
１２の垂直壁２２に取付けるべき取付ボルト３０
が貫通する貫通孔を形成する貫通管２８が埋設さ
れている。図示の実施例では擁壁１２の垂直壁２
２にナツト３２が埋め込まれていてこの貫通管２
８を貫通する取付ボルト３０が擁壁のナツト３２
にねじ込まれて補助ブロツク１０が擁壁１２に取
付けられているが、逆に補助ブロツク１０の貫通
管２８がナツトの形態をなしていてもよい。
従つて、この補助ブロツク１０を擁壁１２の垂
直壁２２に取付けると、擁壁１２に膨らみが形成
されるので第２図及び第３図に示すように柵また
は適宜の標識を支持するポール３４をこの補助ブ
ロツク１０と擁壁と１２との間に貫通させ、擁壁
１２と補助ブロツク１０との間の空間に生コンク
リート３６を充填すると、ポール３４は擁壁１２
に固定される。
直壁２２に取付けると、擁壁１２に膨らみが形成
されるので第２図及び第３図に示すように柵また
は適宜の標識を支持するポール３４をこの補助ブ
ロツク１０と擁壁と１２との間に貫通させ、擁壁
１２と補助ブロツク１０との間の空間に生コンク
リート３６を充填すると、ポール３４は擁壁１２
に固定される。
（考案の効果）
本考案によれば、上記のように、補助ブロツク
は擁壁に取付ボルトによつて簡単に取付けること
ができるので擁壁にポール等を立てるのに用いら
れる膨らみを容易に形成することができ、従つて
１種類の擁壁を用意するのみで膨らみ付の擁壁と
膨らみの必要がない擁壁とを得ることができ、ま
たこの補助ブロツクの取付は簡単にできるので現
場での作業性を低下することがない。
は擁壁に取付ボルトによつて簡単に取付けること
ができるので擁壁にポール等を立てるのに用いら
れる膨らみを容易に形成することができ、従つて
１種類の擁壁を用意するのみで膨らみ付の擁壁と
膨らみの必要がない擁壁とを得ることができ、ま
たこの補助ブロツクの取付は簡単にできるので現
場での作業性を低下することがない。
第１図は本考案に係る補助ブロツクが取付けら
れた擁壁の斜視図、第２図及び第３図は本考案の
補助ブロツクの拡大平面図及び断面図、第４図は
第１図の擁壁ブロツクの使用例を示す断面図であ
る。 １０……補助ブロツク、１２……擁壁、１４…
…道路、１８……土、２０……水平壁、２２……
垂直壁、２４，２４′……鍔、２６……補助ブロ
ツク本体、２８……貫通管、３０……取付ボル
ト、３２……ナツト。
れた擁壁の斜視図、第２図及び第３図は本考案の
補助ブロツクの拡大平面図及び断面図、第４図は
第１図の擁壁ブロツクの使用例を示す断面図であ
る。 １０……補助ブロツク、１２……擁壁、１４…
…道路、１８……土、２０……水平壁、２２……
垂直壁、２４，２４′……鍔、２６……補助ブロ
ツク本体、２８……貫通管、３０……取付ボル
ト、３２……ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンクリート擁壁の垂直壁に接合されるべき
１対の鍔を有する水平断面が略Ｕ字形のコンク
リート製補助ブロツク本体から成り、前記鍔は
前記擁壁の垂直壁に取付けるべき取付ボルトが
貫通する貫通孔を有することを特徴とする擁壁
用補助ブロツク。 (2) 前記貫通孔はナツトの形態の貫通管によつて
形成されている実用新案登録請求の範囲第１項
に記載の擁壁用補助ブロツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158387U JPH0352820Y2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158387U JPH0352820Y2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63198634U JPS63198634U (ja) | 1988-12-21 |
| JPH0352820Y2 true JPH0352820Y2 (ja) | 1991-11-18 |
Family
ID=30914265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7158387U Expired JPH0352820Y2 (ja) | 1987-05-15 | 1987-05-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0352820Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-15 JP JP7158387U patent/JPH0352820Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63198634U (ja) | 1988-12-21 |
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