JPH0352717B2 - - Google Patents

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JPH0352717B2
JPH0352717B2 JP60001819A JP181985A JPH0352717B2 JP H0352717 B2 JPH0352717 B2 JP H0352717B2 JP 60001819 A JP60001819 A JP 60001819A JP 181985 A JP181985 A JP 181985A JP H0352717 B2 JPH0352717 B2 JP H0352717B2
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JP
Japan
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circuit
frequency
clock
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horizontal
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JP60001819A
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Masanobu Tanaka
Yoshiro Omotani
Atsushi Ishizu
Teruo Kitani
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、NTSC方式やPAL方式の映像信号
の復調等をデイジタル処理により行うデイジタル
テレビジヨン受像機に関するものである。
従来の技術 近年、半導体技術の急速な進歩により、半導体
集積回路の高速化大容量化が進み、音声信号、映
像信号のようなアナログ信号までデイジタルLSI
によつて処理されるようになつてきている。最近
ではカラーテレビジヨンの内部の映像信号処理、
同期信号処理に1つの方式が実用されてきてい
る。
以下図面を参照しながら上記のデイジタルテレ
ビジヨン受像機の動作を説明する。
第6図は通常のデイジタルテレビジヨン受像機
の構成例である。複合映像信号はバーストに周期
したバーストの4倍のクロツクでサンプリングさ
れ量子化され、デイジタル色信号処理回路、デイ
ジタル輝度信号処理回路、デイジタル同期信号処
理回路へと接続されている。
色信号処理回路では、量子化された複合映像信
号15をバンドパスフイルタ2によつて色信号成
分を抽出し、自動利得制御回路3により振幅が安
定化される。この色信号成分は色復調回路4で同
期検波され、ローパスフイルタ5で高域成分を抑
圧されて(B−Y)と(R−Y)の2つの色差信
号18,17となる。クロツクはバーストに同期
しているので、前記色復調回路4は相互に2クロ
ツクずれたクロツクでラツチすればよく、回路構
成は簡単である。色差信号17,18は1Hメモ
リを用いたくし形フイルタ6でクロスカラーが抑
圧され、色差信号として出力される。
またクロツクの再生のためR−Y色差信号17
からバーストゲート7によりバースト部分を抜取
り、それを誤差信号としてループフイルタ8、デ
イジタル・アナログ変換回路12を通して電圧制
御発振回路13に加え、クロツク19の位相がバ
ーストにロツクするように制御している。このク
ロツク19により全デイジタル信号処理部分が動
作している。
このような色副搬送波位相同期ループ(PLL)
の動作により、アナログ・デイジタル変換回路1
でデイジタル化された複合映像信号15は既に色
復調された成分を含んでおり、色復調回路4、ロ
ーパスフイルタ5が簡単になる。
同期信号処理回路では、デイジタル化された複
合映像信号15をローパスフイルタ20によりそ
の高域ノイズ成分を抑圧し、同期分離回路21に
より複合同期信号33を抽出し、可変分周回路2
9の水平パルス出力35と位相比較回路22によ
り位相比較し、その誤差をループフイルタ23を
通して可変分周回路29の分周比を制御し、入力
同期信号33と位相のあつた水平パルス35,3
6を得る(φ1ループ)。一般的には同期信号とク
ロツクの位相関係は一定していないため、水平パ
ルス35,36は1クロツク幅のジツターを持つ
ている。テレビジヨン受像機の水平偏向回路のド
ライブのためには1クロツク幅のジツターでは大
きすぎるため、ゲート遅延等を用いた可変遅延回
路32によりジツターを1クロツク幅以下にする
必要がある。またビーム電流変化や出力トランジ
スタの蓄積時間変化等による水平同期の乱れを防
ぐため、第2の位相比較回路30により水平パル
ス36と水平帰線パルス38を位相比較し、ルー
プフイルタ31を通して可変遅延回路32を制御
し、水平ドライブパルス37の位相を最適になる
ように制御している(φ2ループ)。
このようにφ1ループの出力水平パルス35,
36にもジツターが含まれているため、可変遅延
回路をφ1ループとφ2ループ双方から制御しなけ
ればならない。あるいは分離する場合には双方に
必要である。
また垂直偏向用として垂直同期分離回路40に
より垂直同期信号を分離し、垂直発振回路41に
より入力垂直同期信号に同期した垂直パルスを再
生する。そのパルスから垂直波形発生回路42に
より垂直のこぎり波、垂直パラボラ波を演算によ
つて発生する。
輝度信号処理回路50では、クロマトラツプ、
アパーチヤ補正、遅延補正等を行い輝度信号を出
力する。
以上のように、システムクロツクがバーストロ
ツクされたクロツクで動作することが特徴であ
る。例えば、特開昭52−86722号公報、特開昭55
−18125号公報、特開昭58−5094号公報等がある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、VTR等
非正規の信号では色副搬送波周波数と水平同期周
波数がインターリーブしていないため、水平同期
信号のサンプリング点が一定せず、水平出力パル
ス36が1クロツク単位のジツターを生じるた
め、フレームメモリー等に画像を記憶する場合
に、ジツターのある画像が記憶されるという問題
点を有している。あるいは、ジツターの少ない水
平同期信号を再生するためには可変遅延回路が必
要であり、その場合の出力水平同期信号はクロツ
クとは非同期になつてしまうという問題がある。
さらに、NTSC方式とPAL方式では色副搬送
波の周波数が異なるため2種類のクロツク用水晶
を切換える必要があり、フレームメモリの構成も
1水平周期のサンプル数が大きく異なるため、共
用化が難かしい。
本発明は以上の点に鑑み、VTR等非正規の信
号に対してもクロツクと同期した水平同期信号を
出力し、フレームメモリーの歪みのない画像を記
憶することができるデイジタルテレビジヨン受像
機を提供するものである。
また、本発明は同一クロツク周波数でNTSC、
PALその他MPAL、NPAL等直交変調された世
界中のテレビジヨン方式の復調が可能なデイジタ
ルテレビジヨン受像機を提供するものである。
さらには、世界中のテレビジヨン方式に対して
もフレームメモリを共用化できるデイジタルテレ
ビジヨン受像機を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、入力さ
れた複合映像信号を標本化し量子化するアナロ
グ・デイジタル変換装置と、量子化された複合映
像信号から水平位相同期ループにより水平同期信
号の整数倍の周波数に同期した少なくとも1つの
クロツクを再生するクロツク再生装置と、これら
のクロツクで動作するデイジタル位相同期ループ
により色副搬送波を再生し同期検波により色復調
を行う色信号処理装置と、さらに同クロツクで動
作する輝度信号処理装置および同期信号処理装置
とを具備し、前記水平位相同期ループから前記色
副搬送波用デイジタル位相同期ループにフイード
フオワード補正を行う、具体的には色位相周期ル
ープの位相誤差を含んだ色副搬送波設定用データ
を水平位相同期ループの位相誤差を含んだクロツ
ク周波数設定用データで割算する割算回路を具備
するように構成したものである。
作 用 本発明は上記の構成により、クロツクと同期し
た水平同期信号を得、VTR等非正規の信号に対
しても画像のサンプル点が格子状となるため歪の
ない画像がメモリーに記憶でき、デイジタル
PLLによる色復調回路により、世界中の直交変
調された色信号の復調が可能となり、クロツク周
波数が全テレビジヨン方式に対しても同一のた
め、フレームメモリの共用化ができるものであ
る。
実施例 以下本発明の一実施例のデイジタルテレビジヨ
ン受像機について図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例におけるデイ
ジタルテレビジヨン受像機の主な構成要素を示
す。第1図において、101はアナログ・デイジ
タル変換回路、102はバンドパスフイルタ、1
03は自動利得制御回路、104は乗算器を用い
た同期検波による色復調回路、105はローパス
フイルタ、106は1Hメモリを用いたくし形フ
イルタ、107はバーストゲート、108はルー
プフイルタ、109はループ誤差と色副搬送波周
波数の設定値を加算する加算器、110はクロツ
クの影響を打消すための割算回路、111は与え
られた設定値により色副搬送波を発生するデイジ
タル発振回路であり、これらでデイジタル色位相
同期ループ(PLL)を構成している。以上が色
信号処理回路の構成である。
120はローパスフイルタ、121は同期分離
回路、122は位相比較回路、123はループフ
イルタ、124はクロツク周波数を設定する加算
回路、125はデイジタル発振回路、126はデ
イジタル発振回路に安定なクロツクを供給する水
晶発振回路、127はデイジタル・アナログ変換
回路、128はアナログPLL回路であり、アナ
ログ位相比較回路、電圧制御発振器、分周回路を
含み、デイジタル・アナログ変換器127から出
力される疑似正弦波を逓倍してクロツクを発生
し、全回路へ供給する。129は分周回路であ
る。以上で第1の水平位相同期ループ(PLL)
(φ1ループ)を構成している。分周回路129か
らの水平パルスは水平偏向回路のドライブのため
水平帰線パルスと位相比較回路130で位相比較
され、誤差出力はループフイルタ131を経て可
変遅延回路132を制御し、水平ドライブパルス
137を出力する。以上で第2の水平位相同期ル
ープ(PLL)(φ2ループ)を構成している。
また、垂直偏向のために、ローパスフイルタ1
20の出力を垂直同期分離回路140で垂直同期
信号を分離し、垂直発振回路141で垂直同期信
号が再生され、垂直波形発生回路142により垂
直偏向回路に必要な垂直のこぎり波、ピンクツシ
ヨン補正のための垂直パラボラ波を演算によつて
出力し、D/A変換回路143を通して出力する。
A/D変換回路101によりデイジタル化され
た映像信号はまた輝度信号処理回路150へ導か
れ、クロマトラツプ、アパーチヤ補正、遅延補正
等の処理後、輝度信号Yとして出力される。
次に本実施例の動作について説明する。アナロ
グPLL回路128により発生されたクロツク1
34で動作するアナログ・デイジタル変換回路1
01により、デイジタル化された複合映像信号
は、ローパスフイルタ120により高域雑音およ
びクロマ信号を抑圧され、同期分離回路121に
より黒レベルで比較され、複合同期信号成分13
3が分離される。この複合同期信号成分133は
分周回路129によりクロツクをN分周した水平
パルス135と位相比較され、その誤差信号成分
はループフイルタ123により1水平周期H毎に
平滑される。平滑された誤差信号はクロツク周波
数設定用加算回路124で設定値NFH/2FXと加
算される。ここでNは分周回路の分周比、FH
水平周波数、FXは水晶によるクロツク周波数で
あり、NFHより高い周波数である。加算された値
はデイジタル発振回路125に加えられ、この発
振回路125は水晶クロツクFXで毎クロツク毎
にこの値が蓄積され、オーバーフローは無視され
るため、NFH/2の周波数の三角波データを出力
する。この三角波データはデイジタル・アナログ
変換回路127によりNFH/2のアナログ疑似正
弦波となり、アナログPLL回路128によりNFH
の周波数のクロツクが再生される。
第2図はアナログPLL回路128の具体例を
示す。入力端子160から入力されたNFH/2の
周波数の疑似正弦波は電圧制御発振回路(VCO)
163の発振周波数2NFHを分周回路164,1
65で4分周した信号166と位相比較回路16
1で位相比較され、ループフイルタ162を経て
VCO163を制御してPLL回路を構成している。
クロツク出力はVCO163の発振周波数2NFH
2分周した出力端子134からとつている。例え
ば入力周波数6.75MHzのときVCO163の発振
周波数は27MHzであり、クロツク周波数は13.5M
Hzとなる。これはNTSC信号入力時で分周回路1
29の分周比N=858の場合である。
このような第1の水平位相同期ループ(φ1ル
ープ)により、位相比較回路122の誤差が零に
なるようにクロツクが制御され、結果として入力
映像信号の水平周期の整数倍にロツクしたクロツ
クが再生される。従つて入力映像信号の同期信号
部分は毎回一定の位相でサンプリングされ、分周
回路129からの水平パルス135,136は入
力同期信号との位相誤差が非常に小さくできる。
またVTR再生のように水平同期信号がゆれて
いるような入力信号の場合でも、ループフイルタ
123の応答特性を切換えて速くすれば、クロツ
クも水平同期信号の追従し、分周回路129から
の水平パルス135,136も入力水平同期信号
に追従させることができ、1H期間のサンプル点
数を同じにできる。
次に、分周回路129からの出力水平パルス1
36は水平出力回路の遅延時間補正やビーム電流
補正のために水平帰線パルスと位相比較回路13
0により位相比較され、ループフイルタ131を
経て可変遅延回路132を制御し、水平ドライブ
パルス137の位相を制御している(φ2ルー
プ)。φ1ループがクロツクジツタのない水平パル
ス136を出力するため、φ2ループはφ1ループ
と全く独立に制御できる。
次に、色信号処理回路について説明する。回路
構成は前述したように、従来の第6図の場合と大
きくは変化していないが、動作クロツクが水平
PLLから作られ供給されるため、別の処理が必
要である。アナログ・デイジタル変換回路101
によりデイジタル化された複合映像信号は、バン
ドパスフイルタ102により色信号成分が分離さ
れ、自動利得制御回路103により振幅が安定化
され、色復調回路104により復調される。色復
調回路の一例を第3図に示す。乗算器178,1
79を使つた同期検波回路である。色副搬送波は
デイジタル発振回路111で発生される。ここで
発生された三角波データをSIN ROM(読出し専
用メモリ)176、COS ROM177に与え正
弦波に変換し、入力クロマ信号171と乗算して
復調する。ここで復調された色信号172,17
3には色副搬送波Fscの2倍の周波数成分が含ま
れているため、ローパスフイルタ105で抑圧す
る。これで、(B−Y)と(R−Y)の基本波の
色信号118,117が得られる。NTSC信号の
場合にはこの後にくし形フイルタ106を入れて
クロスカラーを改善し、PAL信号の場合にはく
し形フイルタを平均化回路として用い、(B−Y)
(R−Y)の色信号出力を得る。
一方、バースト信号はR−Y色差信号117か
らバーストゲート107によりバース期間の色副
搬送波成分を抜取り振幅を求め、ループフイルタ
108で平滑し、色副搬送波周波数を設定するた
めに加算回路109でFsc/FXを加え、その結果
を割算回路110で水平PLLからの誤差を含ん
だクロツク周波数データで割算する。これは動作
クロツクが水平PLLから作られているために、
入力水平同期信号の変動にクロツクが追従し、色
副搬送波Fscが変化するのを補正するためである。
デイジタル発振回路111は第3図に示すような
構成となつており、クロツク毎に入力データ17
0とラツチ175に記憶されているデータを加算
して再びラツチ175に記憶し、オーバーフロー
は無視するため、入力データとクロツクに比例し
た周波数の三角波データを発生する。従つて、ク
ロツクが変動すれば、入力データが一定であつて
も出力周波数は変動する。
今の場合、水平PLLの中で与えられているデ
ータは、NFH/2FXであり、色副搬送波PLLの中
で与えられているデータはFsc/FXであるので、
割算の結果は2Fsc/NHとなり、2で割れば、
Fsc/NFHとなる。NFHはクロツク周波数である
からデイジタル発振回路111で打消され、クロ
ツク周波数が変動してもデイジタル発振回路11
1は水晶精度の安定なFscを発生することができ
る。このようにして色副搬送波は完全なデイジタ
ルPLL回路によつて再生され、安定な色復調を
行なうことができる。
水晶発振の周波数FXは本実施例の場合、例え
ばクロツク13.5MHzの場合に、約20〜30MHzの範
囲で自由に選択することができる。クロツク周波
数の設定値をデータを与えることができるので、
水晶周波数が変化しても設定値を変化すればクロ
ツクは一定にでき、また、クロツク13.5MHzとす
るためには、分周回路129の分周比NをNTSC
方式の場合N=858、PAL方式の場合N=864と
すればよい。
また、色副搬送波も設定値を変化すれば自由に
変化でき、NTSC方式、PAL方式、NPAL方式
等世界中のNTSC、PAL方式の色副搬送波周波
数に設定データ変更だけで対応できる。
また、基本クロツクを水晶発振クロツクで駆動
されたデイジタル発振回路で発生し、アナログ
PLL回路により2倍にして発生することにより、
高安定なクロツクを追従性よく発生できる。
次に、本発明の第2の実施例について図面を見
ながら説明する。第4図は本発明の第2の実施例
を示す構成要素の部分図であり、主要な部分は第
1図と同じで、異なる所だけを示している。第1
の実施例においては、クロツクの発生にアナログ
PLL回路を用いたが、ここでは、バンドパスフ
イルタ180と波形整形回路181によりクロツ
クを発生させる。クロツク周波数の設定値を
NFH/FXとすればデイジタル発振回路125に
おける発振周波数はNFHとなりクロツク周波数と
なるから、デイジタル・アナログ変換回路127
でアナログ信号に変換し、バンドパスフイルタ1
80でクロツク信号成分を抽出し、それをスライ
スすることによりクロツクを得るものである。例
えばクロツクが13.5MHz、水晶周波数が25MHzの
場合ナイキスト周波数を越えているが、デイジタ
ル・アナログ変換回路127をパルス駆動するこ
とで高調波が発生し、13.5MHzのクロツクを得る
ことができる。この場合には、アナログPLL回
路を用いるよりも低コストで可能であり、部品点
数も少ない。
次に、本発明の第3の実施例について図面を見
ながら説明する。第5図は本発明の第3の実施例
の構成要素の部分図であり、主要な部分は第1図
と同じで、異なる部分だけを示している。第2の
実施例においては、クロツクの発生にデイジタル
発振回路と波形整形回路を用いたが、実施例にお
いてはさらに簡単化し、水平PLLの誤差信号を
そのままD/A変換してアナログの電圧制御発振
回路へ加え、その出力をクロツクにし、このクロ
ツクの設定値をNFH/FXとして加算回路124
でループフイルタの出力に加えている。
ここでFXは水晶発振周波数であるが、本実施
例においては水晶発振回路は使わず、全く仮想的
な値である。その出力をデイジタル・アナログ変
換回路190でアナログ電圧に変換し、電圧制御
発振回路191を制御してクロツク134を発生
し、水平PLLを構成している。50%デユーテイ
のクロツクが必要であれば、2倍の周波数で発振
し、2分周してもよい。
本実施例は第2の実施例よりもさらに回路を簡
略化でき、低コスト化できるものである。
なお、輝度信号処理回路については、従来と同
様な回路で実現できるが、本発明の場合には、
1Hの期間でサンプル点の数が一定で格子状とな
るため、VTR等の信号をメモリに記憶する時に
も歪まない。
発明の効果 以上のように本発明は、水平同期信号の整数倍
の周波数に同期したクロツクを用いて色信号処
理、輝度信号処理、同期信号処理を実現するもの
であり、同期信号のサンプル点を一定にすること
により、同期信号出力のクロツクに対するジツタ
ーを小さくでき、特にVTR等非正規の信号に対
してもサンプル点が画面上で格子状となり、メモ
リに記憶する時にも画像が歪まない。また、デイ
ジタルPLLによる色復調回路を用いているため、
同一クロツク周波数でPAL、NTSC等の色副搬
送波周波数の相違に対応でき、周辺回路を共用化
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるデイジ
タルテレビジヨン受像機の主要構成図、第2図は
アナログPLL回路の一例を示す構成図、第3図
は色復調回路の主要構成図、第4図は本発明の第
2の実施例における構成の部分図、第5図は本発
明の第3の実施例における構成の部分図、第6図
は従来におけるデイジタルテレビジヨン受像機の
構成図である。 101……アナログ・デイジタル変換回路、1
04……色復調回路、110……割算回路、11
1……デイジタル発振回路、122……位相比較
回路、123……ループフイルタ、125……デ
イジタル発振回路、127……デイジタル・アナ
ログ変換回路、128……アナログPLL回路、
129……分周回路、180……バンドパスフイ
ルタ、181……波形変形回路、190……デイ
ジタル・アナログ変換回路、191……電圧制御
発振回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 映像信号をアナログ・デイジタル変換装置を
    通してデイジタル処理するデイジタルテレビジヨ
    ン受像機において、 デイジタル化された複合映像信号の高域雑音を
    抑制する第1のローパスフイルタと、前記第1の
    ローパスフイルタの出力から周期信号を分離する
    周期分離回路と、クロツクを分周して水平パスル
    を出力する分周回路と、前記分周回路からの水平
    周期信号と前記水平パルスとを位相比較する位相
    比較回路と、前記位相比較回路の出力を平滑して
    ループ応答を決定する第1のループフイルタと、
    前記第1のループフイルタ出力にクロツク周波数
    設定用データを加算する第1の加算回路と、前記
    第1の加算回路の出力により第1のデイジタル発
    振回路の発振周波数が抑制されるクロツク発生回
    路とにより水平周期信号の整数倍の周波数に同期
    した少なくとも一つのクロツクを発生するように
    構成された水平位相同期ループと、 デイジタル化された前記複合映像信号から色信
    号成分を抽出するバンドパスフイルタと、前記フ
    イルタの出力とデイジタル的に再生された色副搬
    送波とを乗算器により周期検波を行う色復調回路
    と、前記色復調回路の出力の高域成分を抑制する
    第2のローパスフイルタと、前記第2のローパス
    フイルタの出力の色差信号R−Yからバースト信
    号を抜き取るバーストゲートと、前記バースト信
    号を累積し平滑してループ応答を決定する第2の
    ループフイルタと、前記第2のループフイルタ出
    力に色副搬送周波数を設定するためのデータを加
    算する第2の加算回路と、前記第2の加算回路の
    出力を、前記水平位相同期ループの誤差を含むク
    ロツク周波数設定置である前記第1の加算回路出
    力で割算してクロツク周波数の影響を打ち消すフ
    イードフオワード補正を行う割算回路と、前記割
    算回路出力によりデイジタル的に色副搬送波を発
    生する第2のデイジタル発振回路とにより構成さ
    れ、かつ前記水平位相同期ループにて生成される
    クロツクで動作するデイジタル色位相同期ループ とを具備したデイジタルテレビジヨン受像機。
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