JPH0352575Y2 - - Google Patents

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JPH0352575Y2
JPH0352575Y2 JP13621985U JP13621985U JPH0352575Y2 JP H0352575 Y2 JPH0352575 Y2 JP H0352575Y2 JP 13621985 U JP13621985 U JP 13621985U JP 13621985 U JP13621985 U JP 13621985U JP H0352575 Y2 JPH0352575 Y2 JP H0352575Y2
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JP
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molding
window
retainer
window glass
opening edge
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両後部に設けるオペラウインド如き
小窓の窓ガラス取付構造に関する。
〔従来の技術〕
第9図に従来の窓ガラス取付構造を示す。
図は第10図における車両のクオータパネルP
に設けたオペラウインドWの横断面である。図に
おいて、窓ガラス2はその外周を接着剤51によ
り窓開口縁P1に固定してある。図中52はダム
である。上記開口縁P1には複数のリテーナ1′
がネジ固定され、該リテーナ1′は上記窓ガラス
2の外周を係止するとともにアウタモール3′を
係止保持している。開口縁P1の内側にはインナ
モール4′が設けてあり、該モール4′は図略の他
の取付機構によりボデー内面に固定されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来構造においては、窓ガラス取付時に、
ダム52の設置、接着剤51の塗布、接着剤51
保護のためのガラス面へのセラミツク塗着、リテ
ーナ1′のネジ固定等、多くの手間を要し、かつ
インナモール4′の取付けには別個の取付具を必
要としていた。
さらに、接着剤51の充分な接着力を得るため
にその接着面積および量を確保する必要があり、
図のx寸法、y寸法がともに大きくなる傾向にあ
る。かくして、上記x寸法の増大は窓開口面積の
減少を招き、また上記y寸法の増大はオペラウイ
ンドWを設けないパネルとの互換性を損なうとい
う問題を生じる。
本考案は上記各問題点に鑑みてこれを解決しよ
うとするもので、窓ガラスの取付けに手間を要さ
ず、かつインナモールをも容易に固定でき、しか
も比較的大きな窓開口面積を確保できる車両後部
小窓の窓ガラス取付構造を提供する。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図において、窓開口縁P1には複数のリテ
ーナ1が設けてある。各リテーナ1は、第2図に
示す如く、保持部11、アウタモール係止穴12
およびインナモール係止片13を備えており、リ
テーナ1は上記保持部11により窓開口縁P1に
挟着保持される。
アウタモール3はこれに設けた脚部31を上記
係止穴12に挿入係止し、この時モール3と保持
部11間に窓ガラス2の外周が固定される。そし
て、インナモール4はリテーナ1の上記係止片1
3に係止固定される。
〔効果〕
上記取付構造によれば、窓ガラス2の外周をア
ウタモール3に保持せしめて、該モール3をリテ
ーナ1の係止穴12に係止固定することにより、
接着剤を使用することなく、簡単かつ確実に窓ガ
ラス2を取り付けることができる。
接着剤を使用しないことにより取付けの手間が
軽減されるとともに、第1図のx寸法、y寸法は
ともに小さくなり、大きな窓開口面積が確保でき
るとともに、窓開口を設けないパネルとの互換性
も確保される。
さらに、インナモール4をも上記リテーナ1に
て固定できるから、該モール4の取付機構を別体
に設ける手間は要しない。
なお、上記リテーナ1は保持部11により容易
に窓開口縁P1に挟着固定される。
〔実施例〕
第1図において、クオータパネルに設けた開口
の開口縁P1には複数箇所にリテーナ1が設けて
ある。リテーナ1はバネ材の一体成形品であり、
第3図に示す如く、U字状に成形された保持部1
1と、上方へ延びる平行片131,132よりな
るインナモール係止片13とを具備している。上
記保持部11にはアウタモール係止穴12が設け
てあり、該係止穴12は、第4図に示す如く長穴
で、その周縁には多数の係止爪12aが切り起こ
しにより形成してある。また、上記平行片13
1,132の先端には対向方向に向けて係止爪1
3aが形成してある。
クオータパネルを構成するインナパネルP11
およびアウタパネルP12は、開口縁P1に接合
されてフランジ部を形成しており(第5図)、該
フランジ部に設けた間隙P2に上記リテーナ1の
保持部11を挿置する。上記間隙P2はインナパ
ネルP11の一部を凸状に折り曲げて形成されて
いる。また、間隙P2を形成するインナパネル面
には抜き穴P21が設けられ、アウタパネル面に
は抜き穴P22(第2図)が設けてある。
保持部11を上記間隙P2内に位置せしめた状
態で、保持部11は第2図に示す如くインナパネ
ルP11およびこれに沿つて設けたトリムP13
に挟着固定される。そして、樹脂製アウタモール
3の脚部31を、上記抜き穴P21,P22に貫
通せしめ、リテーナ1の係止穴12内に挿入固定
する。すなわち、アウタモール3は、第6図に示
す如く、窓ガラス2の外周に沿う枠体であり、複
数箇所に脚部31が突設してある。
しかして、上記モール3の枠部に窓ガラス2を
保持せしめ、かつ窓ガラス2の内面外周にはリン
グ状シール53を当接せしめて、モール3の脚部
31を上記係止穴12に挿入すると、窓ガラス2
の外周は上記モール3とアウタパネルP12間に
固定される(第2図)。この時、上記脚部31に
は係止穴12内周の係止爪12a(第4図)が食
い込んで、脚部31を確実に固定する。なお、ア
ウタモール3の枠部外周にはあらかじめシーラ5
4(第2図)を塗着しておく。
枠体に成形した樹脂製インナモール4(第6
図)を塗着しておく。
枠体に成形した樹脂製インナモール4(第6
図)には、枠部に沿つて脚壁41が形成してあ
り、該脚壁41を、リテーナ1の係止片13を構
成する平行片131,132(第3図)間に挿入
固定する。この状態で脚壁41には係止爪13a
が食い込んでこれを確実に固定する。
かくの如く、開口縁P1に設けたリテーナ1に
より、容易にかつ確実にアウタおよびインナの各
モール3,4と窓ガラス2を固定することができ
る。
第7図には本考案の他の実施例におけるリテー
ナ1を示す。図において、リテーナ1のインナモ
ール係止片13には係止穴133が設けてある。
リテーナ1の他の構造は上記実施例と同一であ
る。かかる構造のリテーナ1を第8図に示す如く
開口縁P1に固定し、その係止片13にインナモ
ール4を固定する。すなわち、モール4には取付
穴42が設けてあり、該取付穴42を上記係止穴
133に一致せしめてこれらに樹脂製筒状クリツ
プ61を嵌入し、さらにクリツプ61内に拡径ボ
ルト62を螺入してモール4をリテーナ1に固定
する。
かかる構造によつても上記実施例と同様の効果
を奏し、かつインナモール4の取り外しが容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す車両後部小窓
の断面図、第2図は第1図のA部拡大断面図、第
3図はリテーナの横断面図で第4図の−線に
沿う断面図、第4図は第3図のB矢視図、第5図
は窓開口縁の斜視図、第6図は小窓の分解斜視
図、第7図、第8図は本考案の他の実施例を示
し、第7図はリテーナの斜視図、第8図は小窓の
要部断面図、第9図は従来例を示す車両後部小窓
の断面図で、第10図は−線に沿う断面図、
第10図は後部小窓を有する車両の側面図であ
る。 P……クオータパネル、P1……開口縁、W…
…車両後部小窓、1……リテーナ、11……保持
部、12……アウタモール係止穴、13……イン
ナモール係止片、2……窓ガラス、3……アウタ
モール、31……脚部、4……インナモール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両後部の小窓の開口縁に複数のリテーナを設
    けて、該リテーナにより窓ガラスの外周とアウタ
    モールを係止せしめ、かつ上記開口縁の内側にイ
    ンナモールを取り付けてなる窓ガラス取付構造に
    おいて、上記窓開口縁に挟着される保持部と、保
    持部に形成したアウタモール係止穴と、保持部よ
    り車内方向へ突出したインナモール係止片とを備
    えたリテーナを上記保持部により窓開口縁に固定
    し、アウタモールの脚部を上記係止穴に挿入固定
    することによりモールと保持部との間に窓ガラス
    の外周を固定し、かつインナモールを上記係止片
    に固定してなる車両後部小窓の窓ガラス取付構
    造。
JP13621985U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0352575Y2 (ja)

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JP13621985U JPH0352575Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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JP13621985U JPH0352575Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6243917U JPS6243917U (ja) 1987-03-17
JPH0352575Y2 true JPH0352575Y2 (ja) 1991-11-14

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