JPH0352183Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0352183Y2 JPH0352183Y2 JP1985149146U JP14914685U JPH0352183Y2 JP H0352183 Y2 JPH0352183 Y2 JP H0352183Y2 JP 1985149146 U JP1985149146 U JP 1985149146U JP 14914685 U JP14914685 U JP 14914685U JP H0352183 Y2 JPH0352183 Y2 JP H0352183Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accelerator pedal
- accelerator
- hinge
- lever arm
- pedal lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は車両用アクセルペダルと連動してア
クセルケーブルを作動させるアクセルペダルレバ
ーアームのストロークを可変できるようにしたア
クセルペダルレバーアームの取付構造に関する。
クセルケーブルを作動させるアクセルペダルレバ
ーアームのストロークを可変できるようにしたア
クセルペダルレバーアームの取付構造に関する。
同一の車種に各種の異なるエンジンを塔載する
ことが行なわれるが、この場合エンジン側のアク
セルレバーのストロークがエンジンにより異なる
ケースが多い。たとえばデイーゼルエンジンを塔
載した車両とガソリンエンジンを塔載した車両で
はエンジン側のアクセルレバーのストロークはデ
イーゼル車の方がガソリン車よりも小さい。この
ようにエンジン側のアクセルレバーのストローク
が異なる場合にも従来は車体側アクセルペダルレ
バーアームが同一のものが用いられる場合があ
り、この場合にはアクセルペダルの操作角度が変
化する結果となり、あるエンジンを塔載した車両
はアクセルペダルのストロークをストツパの限度
まで調節しても必要な操作角度に達せず、踏込み
に大きい力を出すため疲れが大きいという欠点が
あつた。
ことが行なわれるが、この場合エンジン側のアク
セルレバーのストロークがエンジンにより異なる
ケースが多い。たとえばデイーゼルエンジンを塔
載した車両とガソリンエンジンを塔載した車両で
はエンジン側のアクセルレバーのストロークはデ
イーゼル車の方がガソリン車よりも小さい。この
ようにエンジン側のアクセルレバーのストローク
が異なる場合にも従来は車体側アクセルペダルレ
バーアームが同一のものが用いられる場合があ
り、この場合にはアクセルペダルの操作角度が変
化する結果となり、あるエンジンを塔載した車両
はアクセルペダルのストロークをストツパの限度
まで調節しても必要な操作角度に達せず、踏込み
に大きい力を出すため疲れが大きいという欠点が
あつた。
この考案は上記の事情を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、異なるエンジンが
塔載されエンジン側のアクセルレバーのストロー
クが変化した場合においても、アクセルペダルレ
バーアームのストロークを簡単に可変にすること
ができるアクセルペダルレバーアームの取付構造
を提供することにある。
で、その目的とするところは、異なるエンジンが
塔載されエンジン側のアクセルレバーのストロー
クが変化した場合においても、アクセルペダルレ
バーアームのストロークを簡単に可変にすること
ができるアクセルペダルレバーアームの取付構造
を提供することにある。
この考案においては、上記の目的を達成するた
め、アクセルペダルレバーアームを枢支するアク
セルレバーブラケツトにエンジンの種類に応じて
複数のヒンジ部を設けるとともに、アクセルペダ
ルレバーアームにエンジンの種類に応じてヒンジ
パイプを異なる位置に取付け、上記ヒンジ部とヒ
ンジパイプとを選択的に係合させアクセルペダル
レバーアームのストロークを変えられるようにし
たことにある。
め、アクセルペダルレバーアームを枢支するアク
セルレバーブラケツトにエンジンの種類に応じて
複数のヒンジ部を設けるとともに、アクセルペダ
ルレバーアームにエンジンの種類に応じてヒンジ
パイプを異なる位置に取付け、上記ヒンジ部とヒ
ンジパイプとを選択的に係合させアクセルペダル
レバーアームのストロークを変えられるようにし
たことにある。
以下、この考案の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。第１図中１はアクセルレバーブラケ
ツトであり、このアクセルレバーブラケツト１は
車両の運転席の前壁にその前端部が固定されてい
る。このアクセルレバーブラケツト１は後端をイ
ンストルメントパネル２より突出させており、こ
の後部には複数（この実施例においては２個）の
ヒンジ部としてのヒンジ孔３および４が設けられ
ている。このヒンジ孔３または４に対して選択的
に枢支され、このヒンジ孔３，４を支点として回
動するアクセルペダルレバーアーム５には２個の
ヒンジパイプ６および７がそれぞれ異なる位置に
溶接されている。すなわち、ヒンジパイプ６は第
２図に示すように、上記アクセルペダルレバーア
ーム５の折曲した内側隔部に溶接され、ヒンジパ
イプ７は第３図に示すようにアクセルペダルレバ
ーアーム５の折曲した外側角部に溶接されてい
る。このように、上記アクセルペダルレバーアー
ム５を第２図のようにアクセルレバーブラケツト
１の前側のヒンジ孔３に枢支させればアクセルペ
ダルレバーアーム５の前端部のストロークは小さ
くなり、第３図のように後側のヒンジ孔４に枢支
させることによりアクセルペダルレバーアームの
前端部のストロークは大きくなる。
て説明する。第１図中１はアクセルレバーブラケ
ツトであり、このアクセルレバーブラケツト１は
車両の運転席の前壁にその前端部が固定されてい
る。このアクセルレバーブラケツト１は後端をイ
ンストルメントパネル２より突出させており、こ
の後部には複数（この実施例においては２個）の
ヒンジ部としてのヒンジ孔３および４が設けられ
ている。このヒンジ孔３または４に対して選択的
に枢支され、このヒンジ孔３，４を支点として回
動するアクセルペダルレバーアーム５には２個の
ヒンジパイプ６および７がそれぞれ異なる位置に
溶接されている。すなわち、ヒンジパイプ６は第
２図に示すように、上記アクセルペダルレバーア
ーム５の折曲した内側隔部に溶接され、ヒンジパ
イプ７は第３図に示すようにアクセルペダルレバ
ーアーム５の折曲した外側角部に溶接されてい
る。このように、上記アクセルペダルレバーアー
ム５を第２図のようにアクセルレバーブラケツト
１の前側のヒンジ孔３に枢支させればアクセルペ
ダルレバーアーム５の前端部のストロークは小さ
くなり、第３図のように後側のヒンジ孔４に枢支
させることによりアクセルペダルレバーアームの
前端部のストロークは大きくなる。
そして、上記ヒンジパイプ６または７にこれら
ヒンジパイプ６，７よりも長いシヤフト８を挿入
し、シヤフト８の他端側を上記ヒンジ孔３または
４の選択的に挿入して上記アクセルペダルレバー
アーム５を回動自在に支持するようになつてい
る。そして、このアクセルペダルレバーアーム５
はほぼＬ字状に折曲され、その前端部はアクセル
ケーブル９のインナケーブル１０をこのインナケ
ーブル１０の端部に固定された留具１１を介して
矢印に示すように上方に引上げる方向に回動する
ようなつている。また、上記アクセルケーブル９
は上記インナケーブル１０とこのインナケーブル
１０と包囲するアウタケーブル１０ａとから構成
され、運転席の床面１２に突設された支持部材１
３に取付けられている。また、上記アクセルペダ
ルレバーアーム５の後端側は運転席の床面１２に
回動自在に取付けられたアクセルペダル１４の上
部に連結されていて、このアクセルペダル１４を
矢印ａのように反時計方向に踏込むとアクセルペ
ダルレバーアーム５の前端側は矢印ｂのように時
計方向に回動し、インナケーブル１０を引上げ、
エンジン側アクセルレバーを作動させるようにな
つている。上記アクセルペダル１４は床面１２に
固定された取付台１５の後端にピン１６を介して
回動自在に取付けられており、上記ピン１６に巻
回されたリターンスプリング１７により常に矢印
ａと反対方向に回動するように付勢されている。
また、取付台１５の前方側にはアクセルペダル１
４の回動量を調節するストツパ１８が設けられて
いる。
ヒンジパイプ６，７よりも長いシヤフト８を挿入
し、シヤフト８の他端側を上記ヒンジ孔３または
４の選択的に挿入して上記アクセルペダルレバー
アーム５を回動自在に支持するようになつてい
る。そして、このアクセルペダルレバーアーム５
はほぼＬ字状に折曲され、その前端部はアクセル
ケーブル９のインナケーブル１０をこのインナケ
ーブル１０の端部に固定された留具１１を介して
矢印に示すように上方に引上げる方向に回動する
ようなつている。また、上記アクセルケーブル９
は上記インナケーブル１０とこのインナケーブル
１０と包囲するアウタケーブル１０ａとから構成
され、運転席の床面１２に突設された支持部材１
３に取付けられている。また、上記アクセルペダ
ルレバーアーム５の後端側は運転席の床面１２に
回動自在に取付けられたアクセルペダル１４の上
部に連結されていて、このアクセルペダル１４を
矢印ａのように反時計方向に踏込むとアクセルペ
ダルレバーアーム５の前端側は矢印ｂのように時
計方向に回動し、インナケーブル１０を引上げ、
エンジン側アクセルレバーを作動させるようにな
つている。上記アクセルペダル１４は床面１２に
固定された取付台１５の後端にピン１６を介して
回動自在に取付けられており、上記ピン１６に巻
回されたリターンスプリング１７により常に矢印
ａと反対方向に回動するように付勢されている。
また、取付台１５の前方側にはアクセルペダル１
４の回動量を調節するストツパ１８が設けられて
いる。
以上説明したように、この考案においては、ア
クセルブラケツトにエンジンの種類に応じて複数
のヒンジ部を異なる位置に設けるとともに、アク
セルペダルレバーアームにはエンジンの種類に応
じて複数のヒンジパイプを異なる取付位置に固定
し、ヒンジパイプをヒンジ部により選択的に枢支
する構成としたので一種類のアクセルペダルレバ
ーアームを用意し、これに異なる位置にヒンジパ
イプを溶接すればストロークの異なるアクセルペ
ダルを提供できるという効果がある。
クセルブラケツトにエンジンの種類に応じて複数
のヒンジ部を異なる位置に設けるとともに、アク
セルペダルレバーアームにはエンジンの種類に応
じて複数のヒンジパイプを異なる取付位置に固定
し、ヒンジパイプをヒンジ部により選択的に枢支
する構成としたので一種類のアクセルペダルレバ
ーアームを用意し、これに異なる位置にヒンジパ
イプを溶接すればストロークの異なるアクセルペ
ダルを提供できるという効果がある。
第１図乃至第３図はこの考案の一実施例を示
し、第１図は側面図、第２図はアクセルレバーブ
ラケツトの前方側に設けられたヒンジ部にヒンジ
パイプを枢支させたアクセルペダルレバーアーム
を示す側面図、第３図はアクセルレバーブラケツ
トの後方側に設けられたヒンジ部にヒンジパイプ
を枢支させたアクセルペダルレバーアームを示す
側面図である。 １……アクセルレバーブラケツト、３，４……
ヒンジ孔（ヒンジ部）、５……アクセルペダルレ
バーアーム、６，７……ヒンジパイプ、９……ア
クセルケーブル、１４……アクセルペダル。
し、第１図は側面図、第２図はアクセルレバーブ
ラケツトの前方側に設けられたヒンジ部にヒンジ
パイプを枢支させたアクセルペダルレバーアーム
を示す側面図、第３図はアクセルレバーブラケツ
トの後方側に設けられたヒンジ部にヒンジパイプ
を枢支させたアクセルペダルレバーアームを示す
側面図である。 １……アクセルレバーブラケツト、３，４……
ヒンジ孔（ヒンジ部）、５……アクセルペダルレ
バーアーム、６，７……ヒンジパイプ、９……ア
クセルケーブル、１４……アクセルペダル。
Claims (1)
- 踏込み力によつて回動するアクセルペダルをア
クセルケーブルに伝達させるアクセルペダルレバ
ーアームの取付構造において、アクセルレバーブ
ラケツトにエンジンの種類に応じて位置が異なる
複数のヒンジ部を設けるとともに、上記アクセル
ペダルレバーアームにエンジンの種類に応じてヒ
ンジパイプの取付位置を変え、このヒンジパイプ
を選択的に上記ヒンジ部に枢支することにより、
アクセルペダルレバーアームのストロークを可変
できるようにしたことを特徴とするアクセルペダ
ルレバーアームの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985149146U JPH0352183Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985149146U JPH0352183Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6256431U JPS6256431U (ja) | 1987-04-08 |
| JPH0352183Y2 true JPH0352183Y2 (ja) | 1991-11-12 |
Family
ID=31064079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985149146U Expired JPH0352183Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0352183Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP1985149146U patent/JPH0352183Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6256431U (ja) | 1987-04-08 |
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