JPH0351814Y2 - - Google Patents

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JPH0351814Y2
JPH0351814Y2 JP1984084147U JP8414784U JPH0351814Y2 JP H0351814 Y2 JPH0351814 Y2 JP H0351814Y2 JP 1984084147 U JP1984084147 U JP 1984084147U JP 8414784 U JP8414784 U JP 8414784U JP H0351814 Y2 JPH0351814 Y2 JP H0351814Y2
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arm
disk
magnet
yoke
coil
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JP1984084147U
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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、コンパクトデイスクプレーヤなどに
係り、特にデイスクに対向するデイスク走査部材
をデイスクの記録面に沿つて揺動させる駆動装置
に関する。
〔技術的背景ならびに従来技術〕
コンパクトデイスクプレーヤでは、光学式ピツ
クアツプがデイスクの記録面に対向しており、且
つこの光学式ピツクアツプは記録面に沿つて移動
するように駆動されている。
第5図は従来のコンパクトデイスクプレーヤの
ピツクアツプ駆動装置のうちの揺動方式のものを
示す平面図、第6図はその矢視図、第7図は第
6図の−断面図である。
符号11はターンテーブルである。このターン
テーブル11上には光デイスク1が支持されてい
る。このターンテーブル11がモータにて駆動さ
れ、光デイスク1が回転するようになつている。
光デイスク1の下面には光学式ピツクアツプ13
が対向している。この光学式ピツクアツプ13の
上面には対物レンズ12が設けられており、光デ
イスク1の記録面に対し一定の間隔を開けて対向
している。光学式ピツクアツプ13はアーム14
の先端に支持されている。このアーム14の基部
にはピン15が固設されており、このピン15
は、第6図に示すように、下端がスラスト受け1
6に支持されているとともに、上下2点は軸受1
7a,17bによつてラジアル方向に支持されて
いる。アーム14はピン15を中心として第5図
に示すように揺動し、対物レンズ12がデイスク
1の記録面に沿つて移動するようになつている。
アーム14の下面の途中にはコイル18が固設
されている。このコイル18は角筒状に巻かれて
いるものである。また、アーム14の下側には磁
気回路部材19が設けられている。この磁気回路
部材19は、ピン15を中心として扇状に形成さ
れているヨーク19aと、ヨーク19aの両端に
介装されているマグネツト19bとから成るもの
である。前記コイル18はヨーク19aの上側の
枠部を囲んでいる。
マグネツト19bによつてヨーク19aを経て
コイル18を横切る磁界が形成されているので、
コイル18に電流が流されると、アーム14が駆
動され、光学式ピツクアツプ13が光デイスク1
の記録面の情報トラツクを横断して進行する。再
生動作の際には、光学式ピツクアツプ13はゆつ
くり進行してトラツクを追従する荒送りが行なわ
れる。これとともにコイル18を細かく動作させ
て、対物レンズ12から照射されるビームのスポ
ツトをトラツクに追従させる微細な補正動作も行
なわれる。また、アーム14の進行速度を速くす
れば、情報のスタート位置に光学式ピツクアツプ
13を移動させ、例えば曲の頭出しなどを行なう
ことができる。
〔従来技術の問題点〕
しかし上記従来のデイスクプレーヤのピツクア
ツプ駆動装置では、光学式ピツクアツプ13とコ
イル18による駆動部とが、ピン15に対して片
側に配設されているので、アーム14が完全な片
持ちにて支持されていることになり、バランスが
悪くなつている。したがつて、軸受17a,17
bに大きな負荷がかかり、その支持摩擦が大きく
なつて、アーム14を駆動するために必要となる
力が大きくなる。そのため、対物レンズ12から
照射されるレーザビームのスポツトを情報トラツ
クから外れないように駆動する補正動作が、あま
り高サイクルには行えないなどの不都合が生じて
いる。
〔本考案の目的〕
本考案は上記従来の問題点に着目してなされた
ものであり、アーム14の支持バランスが良くな
つて、アームの揺動負荷が小さくなり、駆動効率
が良くなるデイスクプレーヤの駆動装置を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による駆動装置は、デイスクを支持して
回転させる駆動装置と、デイスクの記録面に沿う
方向へ揺動自在に支持されているアームと、この
アームの先端に設置され且つデイスクの記録面に
対向するデイスク走査部材とが設けられているデ
イスクプレーヤにおいて、アームには、支点を挟
んでデイスク走査部材と反対側に位置するマグネ
ツトが固設されており、且つこのマグネツトに
は、アームの揺動方向へ延びるヨークならびにマ
グネツトとヨークとの間に位置するコイルが対向
し、マグネツトとヨークとの吸着力が、前記デイ
スク走査部材の自重を打ち消す方向に作用してい
ることを特徴とするものである。
〔作用〕
上記手段では、アームを揺動させてデイスク走
査部材を移動させるための駆動源として設けられ
たヨークしマグネツトとの磁気吸着力により、デ
イスク走査部材の自重によるモーメントを打ち消
す方向のモーメントが生じる。よつて、支点を挟
んでアームにかかる負荷のバランスがとれて、ア
ームのスムーズな揺動ができるようになる。
〔本考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図〜第4図の図面
によつて説明する。
第1図はコンパクトデイスクプレーヤのピツク
アツプ駆動装置を示す平面図、第2図は第1図の
矢視図、第3図は第2図の矢視図である。
光デイスク1はターンテーブル11上に設置さ
れる。ターンテーブル11はモータ(図示せず)
によつて駆動され、これにより光デイスク1が回
転する。光デイスク1の下には光学式ピツクアツ
プ13が位置しており、その対物レンズ12が光
デイスク1の記録面に対して一定間隔にて対向し
ている。
符号21は、上記光学式ピツクアツプ13を支
持しているアームである。このアーム21の中途
部にはピン22が固設されている。第2図に示す
ように、このピン22の下端はスラスト受け23
によつて支持されており、またピン22の上下は
軸受24a,24bによつてラジアル方向に支持
されている。アーム21はこのピン22を中心と
して揺動できるようになつているものである。
アーム21のピツクアツプ支持側と反対の端部
にはヨーク31とその下面に支持されたマグネツ
ト32とが固設されている。また、このマグネツ
ト32にはコイル33が対向している。このコイ
ル33はターンテーブル11などを支持している
シヤーシ(図示せず)上に設置されている。この
コイル33は角筒状に巻かれており、その巻き中
心線O−O′(第1図参照)はアーム21の揺動方
向に沿つて、すなわちピン22を中心とする円弧
状に延びている。また、コイル33にはヨーク3
4が内装されている。上記コイル33は、マグネ
ツト31の移動域全体において、マグネツト31
に対向している。
第4図によつて光学式ピツクアツプ13の内部
構造の概略を説明する。
この光学式ピツクアツプ13は発光源としてレ
ーザダイオード2を備えている。このレーザダイ
オード2から発せられるレーザビームは、ビーム
スプリツタ3a、コリメートレンズ3b、1/4波
長板3cを経てプリズム4に送られる。そして、
このプリズム4にて反射され、さらに対物レンズ
12によつて集光されられ、光デイスク1内の記
録面1aに微小なビームスポツトが形成される。
この記録面1aから反射されたビームは、対物レ
ンズ12、プリズム4、さらには1/4波長板3c、
コリメートレンズ3bを経て戻り、ビームスプリ
ツタ3aにて直角に反射される。そしてシリンド
リカルレンズ6を介してホトダイオード7にて検
知される。この反射光の強度の変化を検知するこ
とによつて、記録面1a上のピツトPの有無を検
知し、情報を読取るものである。
次に、本考案の作用について説明する。
光学式ピツクアツプ13の移動はコイル33に
電流を流すことによつて行なわれる。マグネツト
32とヨーク34の間にはコイル33を横切る磁
界が形成されているので、コイル33に流される
電流の方向の応じて、マグネツト32に駆動力が
生じ、アーム21が時計回りあるいは反時計回り
に揺動する。そして、アーム21の先端の光学式
ピツクアツプ13がデイスク1の記録面に沿つて
移動する。
アーム21の一方の端部に固設されているヨー
ク31とマグネツト32には自重がある。またマ
グネツト32はコイル33内のヨーク34に対し
自らの磁力によつて吸引される。この吸引力と上
記自重とによつて、マグネツト32には下向きの
力Fが作用することになる。一方、アーム21の
先端には光学式ピツクアツプ13の自重Wが下向
きに作用している。ピン22から光学式ピツクア
ツプ13の重心までの距離をl1、ピン22からマ
グネツト32の重心までの距離をl2とすると、こ
の両距離l1,l2の比を設定することにより、ピン
22を中心としてアーム21に作用する相反する
方向の2つのモーメント(l1×Wとl2×F)の差
を小さくできる。よつて、ピン22を支持してい
る軸受24a,24bへの摩擦力を最小限にして
アーム21の回転負荷を最良な状態に設定でき
る。
光デイスク1の情報を読取る場合には、コイル
33に微小な電流を流し、マグネツト32を駆動
して、アーム21を第1図に実線で示す位置から
時計方向へわずかずつ揺動させる。この動作によ
り、対物レンズ12から照射されるレーザビーム
のスポツトを光デイスク1の記録面に螺旋状に形
成された情報トラツクに追従させる荒送りが行な
われる。同時に、マグネツト32を微細に駆動し
て、ビームスポツトがトラツクから外れないよう
に対物レンズ12を微動させるトラツキング補正
動作も行なわれる。なお、このとき、光学式ピツ
クアツプ13内の補正駆動装置(図示せず)によ
り対物レンズ12が駆動され、ビームのフオーカ
スの補正も行なわれる。また、光デイスク1に記
録された情報の頭出しなどを行なう際には、コイ
ル33に強い電流を流し、アーム21をすばやく
回転させる。これにより、対物レンズ12が所定
の情報位置に瞬時に移動され、曲の頭出しなどが
すばやく行なわれる。
〔本考案の効果〕
以上のように本考案によれば、アームを揺動さ
せる駆動部においてマグネツトとヨークとの間に
生じる磁気吸着力により、デイスク走査部材の自
重によるモーメントを打ち消す方向のモーメント
が生じる。よつて、アームの支持点に対するバラ
ンスが良好になり、アームの支点にある軸受など
に無理な力が作用せず、アームの回転負荷が小さ
くなる。よつてコイルに流す電流が小さくても、
大きなアーム駆動力を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案による実施例を示すも
のであり、第1図はコンパクトデイスクプレーヤ
のピツクアツプ駆動装置を示す平面図、第2図は
第1図の矢視図、第3図は第2図の矢視図、
第4図はコンパクトデイスクプレーヤにおける光
学式ピツクアツプの構成を示す概略図、第5図は
従来のコンパクトデイスクプレーヤのピツクアツ
プ駆動装置を示す平面図、第6図は第5図の矢
視図、第7図は第6図の−断面図である。 1……光デイスク、11……デイスクを駆動す
るターンテーブル、12……対物レンズ、13…
…光学式ピツクアツプ、21……アーム、22…
…アームの支点となるピン、23……スラスト受
け、24a,24b……軸受、32……マグネツ
ト、33……コイル、34……ヨーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスクを支持して回転させる駆動装置と、デ
    イスクの記録面に沿う方向へ揺動自在に支持され
    ているアームと、このアームの先端に設置され且
    つデイスクの記録面に対向するデイスク走査部材
    とが設けられているデイスクプレーヤにおいて、
    アームには、支点を挟んでデイスク走査部材と反
    対側に位置するマグネツトが固設されており、且
    つこのマグネツトには、アームの揺動方向へ延び
    るヨークならびにマグネツトとヨークとの間に位
    置するコイルが対向し、マグネツトとヨークとの
    吸着力が、前記デイスク走査部材の自重を打ち消
    す方向に作用していることを特徴とするデイスク
    プレーヤの駆動装置。
JP8414784U 1984-06-06 1984-06-06 ディスクプレーヤの駆動装置 Granted JPS613563U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8414784U JPS613563U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 ディスクプレーヤの駆動装置

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JP8414784U JPS613563U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 ディスクプレーヤの駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS613563U JPS613563U (ja) 1986-01-10
JPH0351814Y2 true JPH0351814Y2 (ja) 1991-11-07

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ID=30633401

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JP8414784U Granted JPS613563U (ja) 1984-06-06 1984-06-06 ディスクプレーヤの駆動装置

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106255A (ja) * 1988-10-11 1990-04-18 Matsuura Tekkosho:Kk 工作機械のエアーブロー兼用ワーク検出装置
JPH0770098B2 (ja) * 1989-03-10 1995-07-31 株式会社デジタルストリーム 光学ヘッドアクセス兼バイアス磁石移動機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5474703A (en) * 1977-11-28 1979-06-15 Pioneer Electronic Corp Linear tracking arm assembly
JPS5588559A (en) * 1978-12-25 1980-07-04 Fujitsu Ltd Magnetic circuit construction for magnetic deriver

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JPS613563U (ja) 1986-01-10

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