JPH0341331Y2 - - Google Patents
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- JPH0341331Y2 JPH0341331Y2 JP1984084146U JP8414684U JPH0341331Y2 JP H0341331 Y2 JPH0341331 Y2 JP H0341331Y2 JP 1984084146 U JP1984084146 U JP 1984084146U JP 8414684 U JP8414684 U JP 8414684U JP H0341331 Y2 JPH0341331 Y2 JP H0341331Y2
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- slider
- guide shaft
- coil
- disk
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Links
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 32
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- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、コンパクトデイスクプレーヤなどに
係り、特にデイスクに対向するピツクアツプをデ
イスクの記録面に沿つて移動させるピツクアツプ
駆動装置に関する。
係り、特にデイスクに対向するピツクアツプをデ
イスクの記録面に沿つて移動させるピツクアツプ
駆動装置に関する。
コンパクトデイスクプレーヤでは、光学式ピツ
クアツプがデイスクの記録面に対向しており、且
つこの光学式ピツクアツプは記録面に沿つて往復
動自在に駆動されている。
クアツプがデイスクの記録面に対向しており、且
つこの光学式ピツクアツプは記録面に沿つて往復
動自在に駆動されている。
第4図、第5図は従来のコンパクトデイスクプ
レーヤのピツクアツプ駆動装置を示すものであ
る。
レーヤのピツクアツプ駆動装置を示すものであ
る。
第4図は、光学式ピツクアツプ13ならびにス
ライダ14を、その移動方向に対向して見た正面
図である。符号11はターンテーブルである。こ
のターンテーブル11上には光デイスク1が支持
されている。このターンテーブル11がモータに
て駆動され、光デイスク1が回転するようになつ
ている。光デイスク1の下面には光学式ピツクア
ツプ13が対向している。この光学式ピツクアツ
プ13の上面には対物レンズ12が設けられてお
り、光デイスク1の記録面に対し一定の間隔を開
けて対向している。光学式ピツクアツプ13はス
ライダ14上に支持されている。このスライダ1
4は、その両端が紙面と直交する方向に延びる2
本の平行なガイド軸15ならびに16に支持され
ている。スライダ14の図示右端には軸受17が
保持されており、この軸受17が一方のガイド軸
15に外挿されている。スライダ14の図示左端
は、ガイド軸16に対して図の左右方向へ動きが
許容されて支持されている。スライダ14は両ガ
イド軸15および16にガイドされて紙面と直交
する方向に、すなわち光デイスク1の半径方向へ
摺動できるようになつているものである。そし
て、このスライダ14はスクリユー軸18に係合
しており、このスクリユー軸18によつて駆動さ
れている。第5図(平面図)に示すように、スク
リユー軸18の端部にはプーリ19が設けられて
おり、このプーリ19がベルト20によつてモー
タ21の駆動プーリ22に連結されている。モー
タ21が始動すると、ベルト20によつてスクリ
ユー軸18が回転し、このスクリユー軸18と係
合しているスライダ14が駆動される。
ライダ14を、その移動方向に対向して見た正面
図である。符号11はターンテーブルである。こ
のターンテーブル11上には光デイスク1が支持
されている。このターンテーブル11がモータに
て駆動され、光デイスク1が回転するようになつ
ている。光デイスク1の下面には光学式ピツクア
ツプ13が対向している。この光学式ピツクアツ
プ13の上面には対物レンズ12が設けられてお
り、光デイスク1の記録面に対し一定の間隔を開
けて対向している。光学式ピツクアツプ13はス
ライダ14上に支持されている。このスライダ1
4は、その両端が紙面と直交する方向に延びる2
本の平行なガイド軸15ならびに16に支持され
ている。スライダ14の図示右端には軸受17が
保持されており、この軸受17が一方のガイド軸
15に外挿されている。スライダ14の図示左端
は、ガイド軸16に対して図の左右方向へ動きが
許容されて支持されている。スライダ14は両ガ
イド軸15および16にガイドされて紙面と直交
する方向に、すなわち光デイスク1の半径方向へ
摺動できるようになつているものである。そし
て、このスライダ14はスクリユー軸18に係合
しており、このスクリユー軸18によつて駆動さ
れている。第5図(平面図)に示すように、スク
リユー軸18の端部にはプーリ19が設けられて
おり、このプーリ19がベルト20によつてモー
タ21の駆動プーリ22に連結されている。モー
タ21が始動すると、ベルト20によつてスクリ
ユー軸18が回転し、このスクリユー軸18と係
合しているスライダ14が駆動される。
スライダ14が駆動されると、光学式ピツクア
ツプ13が光デイスク1の半径方向へ進行する。
再生動作の際には、光学式ピツクアツプ13はゆ
つくり進行し、トラツクを順次追跡する。また、
進行速度を速くすれば、情報のスタート位置に光
学式ピツクアツプ13を移動させ、例えば曲の頭
出しなどを行なうことができる。対物レンズ12
からはレーザビームが発せられ、光デイスク1の
記録面にビームスポツトが形成されて、その反射
ビームの検知によつて情報がデジタルにて読取ら
れるものである。
ツプ13が光デイスク1の半径方向へ進行する。
再生動作の際には、光学式ピツクアツプ13はゆ
つくり進行し、トラツクを順次追跡する。また、
進行速度を速くすれば、情報のスタート位置に光
学式ピツクアツプ13を移動させ、例えば曲の頭
出しなどを行なうことができる。対物レンズ12
からはレーザビームが発せられ、光デイスク1の
記録面にビームスポツトが形成されて、その反射
ビームの検知によつて情報がデジタルにて読取ら
れるものである。
しかし上記従来のデイスクプレーヤのピツクア
ツプ駆動装置には以下の問題点がある。
ツプ駆動装置には以下の問題点がある。
(1) 光学式ピツクアツプ13の駆動を、スクリユ
ー軸の回転によつて行なつているので、スクリ
ユー軸の回転速度を上げても、スライダ14の
移動速度に限界がある。コンパクトデイスクに
記録された曲の頭出しなどを行なう場合には光
学式ピツクアツプ13を早送りするが、このと
き、スライダ14の速度を速くできないため選
曲に時間がかかる。
ー軸の回転によつて行なつているので、スクリ
ユー軸の回転速度を上げても、スライダ14の
移動速度に限界がある。コンパクトデイスクに
記録された曲の頭出しなどを行なう場合には光
学式ピツクアツプ13を早送りするが、このと
き、スライダ14の速度を速くできないため選
曲に時間がかかる。
(2) プーリ19および22と、ベルト20との間
の摩擦、およびスクリユー軸18とスライダ1
4との係合部の摩擦が大きいため、モータの起
動トルクが大きく必要である。よつて力の大き
いモータが必要となり、消費電力も大きくな
る。
の摩擦、およびスクリユー軸18とスライダ1
4との係合部の摩擦が大きいため、モータの起
動トルクが大きく必要である。よつて力の大き
いモータが必要となり、消費電力も大きくな
る。
(3) 大きなモータ21が必要であるため、モータ
の直径分の設置スペースが必ず必要になり、薄
型化の弊害になる。
の直径分の設置スペースが必ず必要になり、薄
型化の弊害になる。
本考案は上記従来の問題点に着目してなされた
ものであり、ピツクアツプの送りをすばやく行な
うことができ、且つ消費電力が小さくし、また小
型化の可能なデイスクプレーヤのピツクアツプ駆
動装置を提供することを目的としている。
ものであり、ピツクアツプの送りをすばやく行な
うことができ、且つ消費電力が小さくし、また小
型化の可能なデイスクプレーヤのピツクアツプ駆
動装置を提供することを目的としている。
本考案によるピツクアツプ駆動装置は、デイス
クの回転駆動装置と、デイスクに対向するピツク
アツプと、このピツクアツプを搭載してデイスク
の記録面に沿つて移動するスライダとが設けられ
ているデイスクプレーヤにおいて、前記スライダ
は軸受を介してガイド軸に摺動自在に支持されて
おり、且つスライダには上記軸受と同軸上に位置
しガイド軸を囲んで巻かれているコイルが設けら
れ、このコイルに対向する磁気回路部材が前記ガ
イド軸に沿つて設けられていることを特徴として
おり、ガイド軸を囲んでいるコイルに電流を流す
と、磁気回路部材と電流の方向とに応じてスライ
ダが駆動されるものである。
クの回転駆動装置と、デイスクに対向するピツク
アツプと、このピツクアツプを搭載してデイスク
の記録面に沿つて移動するスライダとが設けられ
ているデイスクプレーヤにおいて、前記スライダ
は軸受を介してガイド軸に摺動自在に支持されて
おり、且つスライダには上記軸受と同軸上に位置
しガイド軸を囲んで巻かれているコイルが設けら
れ、このコイルに対向する磁気回路部材が前記ガ
イド軸に沿つて設けられていることを特徴として
おり、ガイド軸を囲んでいるコイルに電流を流す
と、磁気回路部材と電流の方向とに応じてスライ
ダが駆動されるものである。
以下、本考案の実施例を第1図〜第3図ならび
に第6図の図面によつて説明する。
に第6図の図面によつて説明する。
第1図はコンパクトデイスクプレーヤの主要部
を示す平面図、第2図は第1図におけるスライダ
支持部を右端から見た側面図、第3図は第1図の
−断面図である。
を示す平面図、第2図は第1図におけるスライダ
支持部を右端から見た側面図、第3図は第1図の
−断面図である。
第1図の符号31はシヤーシである。このシヤ
ーシ31にはスピンドル33が回転自在に設けら
れており、その上端には光デイスク1を設置する
ターンテーブル32が設けられている。スピンド
ル33は、シヤーシ31の下面に設置された薄型
のモータ(図示せず)によつて駆動されている。
ーシ31にはスピンドル33が回転自在に設けら
れており、その上端には光デイスク1を設置する
ターンテーブル32が設けられている。スピンド
ル33は、シヤーシ31の下面に設置された薄型
のモータ(図示せず)によつて駆動されている。
シヤーシ31には角状の穴Aが形成されてお
り、この穴A内にキヤリツジ34が設けられてい
る。光学式ピツクアツプ35はこのキヤリツジ3
4の中央上面に設置されており、その対物レンズ
36が光デイスク1の記録面に対して一定の間隔
で対向している。
り、この穴A内にキヤリツジ34が設けられてい
る。光学式ピツクアツプ35はこのキヤリツジ3
4の中央上面に設置されており、その対物レンズ
36が光デイスク1の記録面に対して一定の間隔
で対向している。
シヤーシ31上には1本の磁性体製のガイド軸
37が設置されている。スライダ34の一端には
切欠き34aと、これを挟む一対の支持体34b
が一体に形成されている。各支持体34bには
各々軸受38が嵌装されており、この軸受38が
ガイド軸37に摺動自在に外挿されている。ま
た、シヤーシ31にはガイド体39が上記ガイド
軸37と平行に設置されている。このガイド体3
9は断面がコの字形状であり(第2図参照)、全
体が低摩擦の樹脂にて形成されているか、あるい
は溝部分にフツ素系樹脂などがコーテイングされ
た金属部材などから成つている。スライダ34の
他端には突起34cが設けられており、この突起
34cがガイド体39の溝内に摺動自在に挿入さ
れている。なお、ガイド体39とスライダ34と
の間にころがり機構を介在させて低摩擦の支持に
してもよい。スライダ34は、上記ガイド軸37
とガイド体39にてガイドされ、第1図の左右方
向へ移動自在となつている。
37が設置されている。スライダ34の一端には
切欠き34aと、これを挟む一対の支持体34b
が一体に形成されている。各支持体34bには
各々軸受38が嵌装されており、この軸受38が
ガイド軸37に摺動自在に外挿されている。ま
た、シヤーシ31にはガイド体39が上記ガイド
軸37と平行に設置されている。このガイド体3
9は断面がコの字形状であり(第2図参照)、全
体が低摩擦の樹脂にて形成されているか、あるい
は溝部分にフツ素系樹脂などがコーテイングされ
た金属部材などから成つている。スライダ34の
他端には突起34cが設けられており、この突起
34cがガイド体39の溝内に摺動自在に挿入さ
れている。なお、ガイド体39とスライダ34と
の間にころがり機構を介在させて低摩擦の支持に
してもよい。スライダ34は、上記ガイド軸37
とガイド体39にてガイドされ、第1図の左右方
向へ移動自在となつている。
スライダ34の端部に形成された切欠き34a
にはコイル41が固設されている。このコイル4
1は円筒状に巻かれたものであり、第3図に示す
ように、軸受38と同軸上に固設されている。よ
つて、このコイル41は第3図に示されているよ
うにガイド軸37を空間を介して囲んだ状態に
て、スライダ34と共に動作する。シヤーシ31
上には磁気回路部材42が設置されている。この
磁気回路部材42はガイド軸37に沿つて設けら
れており、ヨーク43とこれに支持されたマグネ
ツト44とから構成されている。ヨーク43はL
状に形成されており、前記ガイド軸37の端部
は、ヨーク43の折曲げ部に連絡されている。
にはコイル41が固設されている。このコイル4
1は円筒状に巻かれたものであり、第3図に示す
ように、軸受38と同軸上に固設されている。よ
つて、このコイル41は第3図に示されているよ
うにガイド軸37を空間を介して囲んだ状態に
て、スライダ34と共に動作する。シヤーシ31
上には磁気回路部材42が設置されている。この
磁気回路部材42はガイド軸37に沿つて設けら
れており、ヨーク43とこれに支持されたマグネ
ツト44とから構成されている。ヨーク43はL
状に形成されており、前記ガイド軸37の端部
は、ヨーク43の折曲げ部に連絡されている。
第6図によつて光学式ピツクアツプ35の内部
構造の概略を説明する。
構造の概略を説明する。
この光学式ピツクアツプ35は発光源としてレ
ーザダイオード2を備えている。このレーザダイ
オード2から発せられるレーザビームは、ビーム
スプリツタ3a、コリメートレンズ3b、1/4波
長板3cを経てプリズム4に送られる。そして、
このプリズム4にて反射され、さらに対物レンズ
36によつて集光させられ、光デイスク1内の記
録面1aに微小なビームスポツトが形成される。
この記録面1aから反射されたビームは、対物レ
ンズ36、プリズム4、さらには1/4波長板3c、
コリメートレンズ3bを経て戻り、ビームスプリ
ツタ3aにて直角に反射される。そしてシリンド
リカルレンズ6を介してホトダイオード7にて検
知される。この反射光の強度の変化を検知するこ
とによつて、記録面1a上のピツトPの有無を検
知し、情報を続取るものである。
ーザダイオード2を備えている。このレーザダイ
オード2から発せられるレーザビームは、ビーム
スプリツタ3a、コリメートレンズ3b、1/4波
長板3cを経てプリズム4に送られる。そして、
このプリズム4にて反射され、さらに対物レンズ
36によつて集光させられ、光デイスク1内の記
録面1aに微小なビームスポツトが形成される。
この記録面1aから反射されたビームは、対物レ
ンズ36、プリズム4、さらには1/4波長板3c、
コリメートレンズ3bを経て戻り、ビームスプリ
ツタ3aにて直角に反射される。そしてシリンド
リカルレンズ6を介してホトダイオード7にて検
知される。この反射光の強度の変化を検知するこ
とによつて、記録面1a上のピツトPの有無を検
知し、情報を続取るものである。
次に、本考案の作用について説明する。
光学式ピツクアツプ35を移動させるときには
コイル41に電流を流す。ヨーク43とガイド軸
37が一体化されているので、マグネツト44か
らガイド軸37の方向へ磁界が形成され、この磁
界がコイル41を横断している。したがつて、コ
イル41に流される電流の方向に応じて、スライ
ダ34は第1図の右方向あるいは左方向へ駆動さ
れる。
コイル41に電流を流す。ヨーク43とガイド軸
37が一体化されているので、マグネツト44か
らガイド軸37の方向へ磁界が形成され、この磁
界がコイル41を横断している。したがつて、コ
イル41に流される電流の方向に応じて、スライ
ダ34は第1図の右方向あるいは左方向へ駆動さ
れる。
光デイスク1の情報を読取る場合には、コイル
41に微小な電流が流される。これによりスライ
ダ34は第1図に一点鎖線で示す位置から右方向
へわずかずつ、すなわち光デイスク1の記録面に
螺旋状に形成された情報トラツクに追従するよう
に移動する。そして、対物レンズ36から照射さ
れるレーザビームが、トラツク上のデジタル情報
を読取る。なお、このとき、光学式ピツクアツプ
35内の補正駆動装置(図示せず)により対物レ
ンズ36が駆動され、ビームのフオーカスの補正
と、ビームのトラツクへの追従補正が高精度にて
行なわれる。
41に微小な電流が流される。これによりスライ
ダ34は第1図に一点鎖線で示す位置から右方向
へわずかずつ、すなわち光デイスク1の記録面に
螺旋状に形成された情報トラツクに追従するよう
に移動する。そして、対物レンズ36から照射さ
れるレーザビームが、トラツク上のデジタル情報
を読取る。なお、このとき、光学式ピツクアツプ
35内の補正駆動装置(図示せず)により対物レ
ンズ36が駆動され、ビームのフオーカスの補正
と、ビームのトラツクへの追従補正が高精度にて
行なわれる。
また、光デイスク1に記録された情報の頭出し
などを行なう際には、コイル41に強い電流を流
し、スライダをすばやく移動させる。これによ
り、対物レンズ36が所定の情報位置に瞬時に移
動され、曲の頭出しなどがすばやく行なわれる。
などを行なう際には、コイル41に強い電流を流
し、スライダをすばやく移動させる。これによ
り、対物レンズ36が所定の情報位置に瞬時に移
動され、曲の頭出しなどがすばやく行なわれる。
なお、図の実施例では、スライダ34の一端の
みをガイド軸37にて支持し、この一端にのみコ
イル41を設けているが、2本のガイド軸37を
設けて、スライダ34の両端をこの2本のガイド
軸37にて支持し、コイル41ならびに磁気回路
部材42とをスライダ34の両端に設けてもよ
い。この場合には、2つのコイル41と磁気回路
部材42により、スライダ34の駆動力は大きく
なる。よつて、スライダ34を高サイクルにて微
動させ、レーザビームを情報トラツクに高精度に
追従させる補正動作を、コイル41と磁気回路部
材42とによつて行なうことも可能になる。この
場合には、光学式ピツクアツプ35内に上記補正
動作のための機構を別途に装備する必要がなくな
る。
みをガイド軸37にて支持し、この一端にのみコ
イル41を設けているが、2本のガイド軸37を
設けて、スライダ34の両端をこの2本のガイド
軸37にて支持し、コイル41ならびに磁気回路
部材42とをスライダ34の両端に設けてもよ
い。この場合には、2つのコイル41と磁気回路
部材42により、スライダ34の駆動力は大きく
なる。よつて、スライダ34を高サイクルにて微
動させ、レーザビームを情報トラツクに高精度に
追従させる補正動作を、コイル41と磁気回路部
材42とによつて行なうことも可能になる。この
場合には、光学式ピツクアツプ35内に上記補正
動作のための機構を別途に装備する必要がなくな
る。
以上のように本考案によれば以下に列記する効
果を奏するようになる。
果を奏するようになる。
(1) スライダに切欠きを設けて、この切欠き内に
コイルを固定しているため、コイルを巻くボビ
ンやコイルを固定するための支持部材を設ける
必要がなく、コイルの固定構造を簡単にでき
る。
コイルを固定しているため、コイルを巻くボビ
ンやコイルを固定するための支持部材を設ける
必要がなく、コイルの固定構造を簡単にでき
る。
(2) 切欠きに固定されたコイルはガイド軸を空間
を介して囲んでいるため、磁気回路部材からコ
イルを横断した磁束は磁性体や非磁性体を経る
ことなく直接ガイド軸に及ぶことになつて、コ
イルを巻くボビンが設けられている場合に比べ
て磁束の直進性に優れるようになり、磁気回路
部材の磁気利用効率が向上し、駆動効率がよく
なる。
を介して囲んでいるため、磁気回路部材からコ
イルを横断した磁束は磁性体や非磁性体を経る
ことなく直接ガイド軸に及ぶことになつて、コ
イルを巻くボビンが設けられている場合に比べ
て磁束の直進性に優れるようになり、磁気回路
部材の磁気利用効率が向上し、駆動効率がよく
なる。
(3) コイルがスライダに設けられた切欠き内にて
軸受と同軸に固定されているため、コイルがス
ライダから突出することがなく、コイルを有す
るスライダの形状を最小にできる。
軸受と同軸に固定されているため、コイルがス
ライダから突出することがなく、コイルを有す
るスライダの形状を最小にできる。
第1図〜第3図は本考案による実施例を示すも
のであり、第1図はコンパクトデイスクプレーヤ
の主要部を示す平面図、第2図は第1図の右側面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は従
来のピツクアツプ駆動装置を示す正面図、第5図
は従来の駆動方式を示す部分平面図、第6図はコ
ンパクトデイスクプレーヤにおける光学式ピツク
アツプの構成を示す概略図である。 1……光デイスク、31……シヤーシ、33…
…デイスクの回転駆動装置(ターンテーブル)、
34……スライダ、34a……切欠き、35……
光学式ピツクアツプ、36……対物レンズ、37
……ガイド軸、38……軸受、39……ガイド
体、41……コイル、42……磁気回路部材、4
3……ヨーク、44……マグネツト。
のであり、第1図はコンパクトデイスクプレーヤ
の主要部を示す平面図、第2図は第1図の右側面
図、第3図は第1図の−断面図、第4図は従
来のピツクアツプ駆動装置を示す正面図、第5図
は従来の駆動方式を示す部分平面図、第6図はコ
ンパクトデイスクプレーヤにおける光学式ピツク
アツプの構成を示す概略図である。 1……光デイスク、31……シヤーシ、33…
…デイスクの回転駆動装置(ターンテーブル)、
34……スライダ、34a……切欠き、35……
光学式ピツクアツプ、36……対物レンズ、37
……ガイド軸、38……軸受、39……ガイド
体、41……コイル、42……磁気回路部材、4
3……ヨーク、44……マグネツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) デイスクの回転駆動装置と、デイスクに対向
するピツクアツプと、このピツクアツプを搭載
してデイスクに沿つて移動するスライダとが設
けられているデイスクプレーヤにおいて、前記
スライダは軸受を介してガイド軸に摺動自在に
支持されており、スライダには前記ガイド軸が
露出する切欠きが形成されて、この切欠き内に
は切欠きの内面に固定されるとともに前記軸受
と同軸上に位置し且つガイド軸を空間を介して
囲むコイルが設けられ、このコイルに対向する
磁気回路部材が前記ガイド軸に沿つて設けられ
ていることを特徴とするデイスクプレーヤのピ
ツクアツプ駆動装置。 (2) 磁気回路部材は、ガイド軸に沿つて設けられ
たマグネツトとこれを支持するヨークとから成
つており、且つガイド軸は磁性体によつて形成
されて上記ヨークに接続されている実用新案登
録請求の範囲第1項記載のデイスクプレーヤの
ピツクアツプ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8414684U JPS613562U (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | デイスクプレ−ヤのピツクアツプ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8414684U JPS613562U (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | デイスクプレ−ヤのピツクアツプ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS613562U JPS613562U (ja) | 1986-01-10 |
JPH0341331Y2 true JPH0341331Y2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=30633399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8414684U Granted JPS613562U (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | デイスクプレ−ヤのピツクアツプ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS613562U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57194811A (en) * | 1981-05-26 | 1982-11-30 | Toyota Motor Corp | Setting gauge for cutter of chip sliding type |
JPH0538444Y2 (ja) * | 1985-11-22 | 1993-09-29 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843677B2 (ja) * | 1977-11-17 | 1983-09-28 | 富士電機株式会社 | 低温乾燥装置 |
JPS59148153A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-24 | エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン | 光学情報記録読取装置 |
JPS59162668A (ja) * | 1983-03-08 | 1984-09-13 | Citizen Watch Co Ltd | リニアモ−タ内蔵キヤリツジ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843677U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-24 | オンキヨー株式会社 | ピツクアツプ駆動装置 |
-
1984
- 1984-06-06 JP JP8414684U patent/JPS613562U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843677B2 (ja) * | 1977-11-17 | 1983-09-28 | 富士電機株式会社 | 低温乾燥装置 |
JPS59148153A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-24 | エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン | 光学情報記録読取装置 |
JPS59162668A (ja) * | 1983-03-08 | 1984-09-13 | Citizen Watch Co Ltd | リニアモ−タ内蔵キヤリツジ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS613562U (ja) | 1986-01-10 |
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