JPH0351689A - 冷蔵庫の棚装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫の庫内に用いられ、上下位置を種々変
更可能な冷蔵庫の棚装置に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の冷蔵庫の棚装置としては、例えば米国特
許筒２８４１４５９号明細書に示されているものがあっ
た。

この従来の冷蔵庫の棚装置を第７図及び第８図を基に説
明する。第７図は要部断面図であり、第８図は第７図の
Ｂ−Ｂ／線断面図である。第７図及び第８図において、
２ｏはフレームであシ図示しない棚を保持する。２１ａ
はフレーム２ｏの上部奥左右に取付けられた上ローラで
あり、２１ｂはフレームの下部左右に上ローラ２１ａよ
シ手前に取付けられた下ローラである。２２は庫内奥左
右に縦方向に設けられた断面Ｈ形のンールであって、奥
側の面が上ローラ２１ａの摺動溝となっており手前側の
面が下ローラ２１ｂの摺動面となっている。２３は冷蔵
庫の内箱であり、２４は断熱材である。また庫内奥中央
には図示しないねじジヤツキが縦方向に設けられ、フレ
ーム２０は前記ねじジヤツキに嵌め込まれたナツト（図
示せず）と前記ナツトを回転させるためのハンドル付シ
ャフト（図示せず）とを回転自在に保持している。

この従来の冷蔵庫の棚装置は、フレーム２ｏに取付けら
れた上ローラ２１＆及び下ローラ２１ｂと庫内奥左右に
縦方向に設けられたレー／Ｌ／２２との働きで、棚の手
前が水平より下方に煩かないようになっておシ、またレ
ー）Ｖ２２に沿って棚を保持するフレーム２Ｑを上下に
移動できるようになっている。またこの従来の冷蔵庫の
棚装置は、フレーム２０に回転自在に保持された前記ナ
ツトと庫内奥中央に縦方向に設けられた前記ねじジヤツ
キとの働きで棚を保持するフレーム２Ｑの位置決めを行
なっている。そして前記ハンドル付シャフトを回わして
前記ナツトを回転させて前記ナツトの位置を変え棚を保
持するフレーム２０の位置を変えるようになっている。

発明が解決しようとする課題 上記従来の冷蔵庫の棚装置は、フレームに取付けられた
上下のローラでレールを奥側上部と手前側下部とから挟
むような形で棚を保持するフレームがレールに保持され
る構成になっていた。そのため上ローラ及び下ローラと
ｖ　−）ｖとで棚の手前が水平よシ下方に傾くのは防げ
たが棚の手前が過度に水平よシ上方に傾くのは防げなか
った。従来の冷蔵庫の棚装置は、棚の手前が過度に水平
よシ上方に傾くのをフレームに回転自在に保持されたナ
ツトと庫内奥中央に縦方向に設けられたねじジヤツキと
から成る位置決め機構で防いだため棚の移動距離分ナツ
トをハンドル付シャフトにより回して移動させなければ
棚を移動できないという問題点があった。

本発明は、上記従来の冷蔵庫の棚装置の問題点を改善し
、以って容易に棚の移動ができる冷蔵庫の棚装置を提供
することを目的とする。

課題を解決するだめの手段 上記目的のため本発明の冷蔵庫の棚装置は、冷蔵庫内に
配設される棚と、前記棚を保持するフレームと、前記フ
レームの奥左右に取付けられた左右方向に回転軸をもつ
上ローラ及び下ローラと、前記フレームの奥に取付けら
れた左右両端にギアを固定したシャフトと、前記フレー
ム及び前記シャフトに設けられた前記シャフトの回転を
止めるストッパ機構と、庫内奥左右に縦方向に形成され
た前記上ローラ及び下ローラの少なくとも一部を収納し
て摺動保持した摺動溝と、前記摺動溝と隣接して庫内奥
左右に奥面に向かって形成された前記ギアとかみ合うラ
ックとで構成し、前記上ローラと前記下ローラは外径が
同じ口寸にし、前記フレーム上においてほぼ前記摺動溝
の輻と前記ローラの外径との差の分だけ前記上ローラの
回転軸が前記下ローラの回転軸よりわずかに手前にずら
し、前記上ローラ及び前記ギアは前記下ローラよりも上
方に配置したものである。

作　　用 本発明の冷蔵庫の棚装置は、庫内奥左右に縦方向に形成
された摺動溝がフレームに取付けられた上ローラ及び上
ローラよシ下方に離して上ローラより回転軸を少し奥に
ずらしてフレームに取付けられた下ローラをその少なく
とも一部を収納して摺動保持する構成とし、かつ摺動溝
の幅を上下ローラの外径よりわずかに大きくしたので棚
の手前が水平よシ下に傾くのも棚の手前が水平よシ過度
に上に傾くのも上ローラ及び下ローラとレールとで防ぐ
ことができる。また本発明の冷蔵庫の棚装置はシャフト
が回転できるようにストッパ機構を解除状態にすれば棚
を保持するフレームを直接摺動溝に沿って上下に移動さ
せることができる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図乃至第６図の図面に基づ
き説明する。

第１図は本実施例を適用した冷蔵庫の要部断面図、第２
図は本実施例に使用するフレームの斜視図、第３図は第
２図の要部拡大斜視図、第４図は本実施例の上ローラと
下ローラとギアとストノパ機構とレールとラックの関係
を示す要部拡大断面概略斜視図、第５図は第１図のＡ−
Ａ／線断面図、第６図は棚を上に移動させているときの
第１図のＡ−Ａ’線断面図である。

第１図乃至第６図において、１は食品を載せる棚である
。２は棚１を保持するフレームであり左フレーム２ａと
右フレーム２ｂとこの左右フレーム２ａ、２ｂを連結す
る後フレーム２Ｃ及び連結ステー２ｄによシ形成されて
いる。３ａと３ｂはそれぞれフレーム２の奥左右に取付
けられた左右方向に回転軸をもつ外径が同じ上ローラ、
下ローラである。４はフレーム２の奥に取付けられたシ
ャフトで左右両端に固定されたギア６を取付けている。

６は右側のギア５に隣接してシャフト４に固定されたラ
チェットで突起部６ａが全周に形成されている。７はス
トッパであシラチェット６の突起部６ａと係合するツメ
部アａを有している。

８はストッパ７を右フレーム２ｂのツメ部７ａがラチェ
ット６の突起部６ａと保合可能な位置に回動自在に取付
けるストッパピンである。９は一端カ右フレーム２ｂに
固定され他端がストッパ７をツメ部７ａがラチェット６
の突起部６ａと係合する方向へ付勢するストッパバネで
ある。１ｏはレバーで右フレーム２ｂに回動自在にレバ
ービン１１で取付けられている。１２はレバー１０を回
動させるとストッパ７のツメ部７ａがラチェット６の突
起部６とから離れるように一端がレバー１０に固定され
他端がストッパ７に固定されるワイヤである。本実施例
では上述したラチェットθとストッパ７とストッパビン
８とストッパバネ９とレバー１０とレバーピン１１とワ
イヤ１２とでストッパ機構１９を購成している。１５は
冷蔵庫の庫内である。１６は冷蔵庫本体の鉄板製の外箱
である。

１７は樹脂で成型された内箱であシ庫内奥左右にレール
溝１７ａが形成されている。１８は外箱１６と内箱１７
の間に発泡充填された発泡断熱材である。１３は内箱１
７のレール溝１７ａに取付ねじにより取付けられた金属
製のレールである。１３ａはレール１３に形成された上
ローラ３ａ及び下ローラ３ｂをその少なくとも一部を収
納して摺動保持する摺動溝である。１４はレール１３の
摺動溝１３ａの奥隣シに奥面に向かって形成されたギア
６とかみ合うラックである。なお、摺動溝１３ａの幅寸
法Ｈは上ローラ３ａの外径より０．２〜１ｍ１ｌｌ程度
大きくしである。また、上ローラ３ａと下ローラ３ｂは
フレーム２上においてほぼ摺動溝１３ａの幅と上ローラ
３ａもしくは下ローラ３ｂの外径との差の分だけ上ロー
ラ３ａの回転軸が下ローラ３ｂの回転軸よシ手前にずれ
ており、上ローラ３ａ及びギア５は下ローラ３ｂよりも
上方に配置されている。

本実施例の冷蔵庫の棚装置の棚１を上もしくは下に移動
させるときは、まずレバー１０の手前の部分を持ち上げ
レバー１０を回動させる。レバー１０を回動させると第
６図に示すようにレバー１０に一端を固定されストッパ
７に他端を固定されたワイヤ１２がストノハアをラチェ
ット６から離れる方向に引張る。するとストッパ７のツ
メ部７ａがラチェット６の突起部６ａと係合しなくなジ
、ラチェット６が回転できるようになシ、ラチェット６
と同じシャフト４に固定されたギアがラック１４とかみ
合いながら回転できるようになる。

次にレバー１０を回動させたまま棚１を保持したフレー
ム２を直接レー／ｌ／１３に沿って目的の位置まで上も
しくは下に移動させる。このときシャフト４を介してフ
レーム２に保持されたギア５もラック１４とかみ合いな
がら移動するが左右のギア５がシャフト４に固定されて
同じ回転をするため棚１の左右の高さの位置ずれは発生
しない。また上ローラ３ａ及び下ローラ３ｂを摺動保持
する摺動溝１３ａの幅は上下ローラ３ａ、３ｂの外径よ
りわずかに大きくしであるだけであり、フレーム２上に
おいて上ローラ３ａの回転軸を下ローラ３ｂの回転軸よ
りわずかに手前にずらして取シ付けてあシ、上ローラ３
ａと下ローラ３ｂが上下に離されて摺動溝１３ａに挿入
されているので棚１の手前が水平よυ下に傾かずまた棚
１の手前が水平より過度に上に煩かない。上ローラ３ａ
または下ローラ３ｂが摺動溝１３ａと当接しているとき
には上ローラ３ａまたは下ローラ３ｂが摺動溝１３ａ内
で回転摺動するのでｔＭｌの移動がスムーズに行える。

従って食品を棚１の上に載せたまま棚１を移動させても
何ら問題はない。

棚１が目的の位置までくるとレバーを離す。レバー１０
を離すとストッパバネ９の働きによシストツバ７のツメ
部７ａがラチェット６の突起部６ａと係合しラチェット
６は回転できなくなる。

ラチェット６が回転できなくなるとラチェット６と同じ
シャフト４に固定されたギア５は回転できなくなシラツ
ク１４にかみ合ったままその位置で固定される。ギア５
はシャフト４を介してフレーム２に保持されているので
ギア５が固定されると棚１を保持するフレーム２もその
位置で固定される。このとき上ローラ３ａが摺動溝１３
ａの手前側の面と当接し下ローラ３ｂが摺動溝１３ａの
奥側の面と当接し棚１を保持するフレーム２はストｙパ
フがラチェット６の回転を止める力と上ローラ３ａ及び
下ローラ３ｂ及びギア５の回転摩擦力によりその位置で
保持される。本実施例では上ローラ３ａ及び下ローラ３
ｂ及びギア５をフレームの奥に位置させているので棚１
にかかる荷重が大きくなる捏上ローラ３ａが摺動溝１３
ａの手前側の面とよシ強く当接し下ローラ３ｂが摺動溝
１３ａの奥側の面とよシ強く当接しギア５がラック１４
とよシ強くかみ合いそれらの回転摩擦が大きくなるので
棚１を保持するフレーム２はしっかシとその位置で保持
され棚１は落下しない。

また、本実施例はフレーム２上において上ローラ３ａの
回転軸を下ローラ３ｂの回転軸よりわずかに手前にずら
して取付けであるので上ローラ３ａが摺動溝１３ａの手
前側の面に当接しゃすく、下ローラ３ｂが摺動溝１３ａ
の奥側の面に当接しやすく、フレーム２は棚１を水平に
保持した状態でしっかシとその位置で保持される。

以上説明したように本実施例の冷蔵庫の棚装置は棚の移
動に手間がかからず、また棚が過度に煩かないので食品
を棚の上に載せたまま棚を移動できる。

発明の詳細 な説明したように本発明の冷蔵庫の棚装置は、冷蔵庫内
に配設される棚と、前記棚を保持するフレームと、前記
フレームの奥左右に取付けられた左右方向に回転軸をも
つ上ローラ及び下ローラと、前記フレームの奥に取付け
られた左右両端にギアを固定したシャフトと、前記フレ
ーム及び前記シャフトに設けられた前記シャフトの回転
を止めるストッパ機構と、庫内奥左右に縦方向に形成さ
れた前記上ローラ及び下ローラの少なくとも一部を収納
して摺動保持した摺動溝と、前記摺動溝と隣接して庫内
奥左右に奥面に向かって形成された前記ギアとかみ合う
ラックとで構成し、前記上ローラと前記下ローラは外径
が同じローラにし、前記フレーム上においてほぼ前記摺
動溝の幅と前記上白−ラもしくは前記下ローラの外径と
の差の分だけ前記上ローラの回転軸が前記下ローラの回
転軸よりわずかに手前にずらし、前記上ローラ及び前記
ギアは前記下ローラよりも上方に配置したので、シャフ
トが回転できるようにストッパ機構を解除状態にすれば
棚を保持するフレームを直接摺動溝に沿って移動させる
ことができるので棚の移動に手間がかからない。またシ
ャフトの両端に固定されシャフトを介してフレームに保
持されたギアとラックの働きによシ棚を上もしくは下に
移動しても棚の左右の高さの位置ずれかない。また本発
明の冷蔵庫の棚装置は上下に離されてフレームに取付け
られた上ローラ及び上ローラと同じ外径の下ローラが上
ローラの外径よりわずかに大きい幅をもつ摺動溝内に挿
入されるので棚の手前が上に煩むいたシ下に煩むいたシ
するのを上下ローラと摺動溝とによシ防ぐことができる
。また本発明の冷蔵庫の棚装置ではフレーム上において
ローラの回転軸を下ローラの回転軸よりわずかに手前に
ずらして取付けであるので上ローラが摺動溝の手前の面
に当接しやすく下ローラが摺動溝の奥側の面に当接しや
すくフレームは棚を水平に保持した状態でしっかシとそ
の位置で保持される。

さらに、棚に品物が載ったときに、上下ローラを軸とし
て下方へ回動しようとするが、棚に近い側の上ローラが
摺動溝の手前と、また、棚と遠い側の下ローラが摺動溝
の奥側と当るので回動時のガタッキが少ないものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用した冷蔵庫の要部断面
斜視図、第２図は本実施例に使用するフレームの斜視図
、第３図は第２図の要部拡大斜視図、第４図は本実施例
の要部拡大断面概略斜視図、第５図は第１図のＡ−Ａ／
線断面図、第６図は棚を上に移動させているときの第１
図Ａ−Ａ’線断３ｂ・・・・・・下ローラ、４・・・・
・・シャフト、５・・・・−・ギア、１３・・・・・・
レー／Ｌ’、１３ａ・・・・・・ｍ動溝、１４・・・・
・・ラック、１９・・・・・・ストッパ機構。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷蔵庫内に配設される棚と、前記棚を保持するフレーム
   と、前記フレームの奥左右に取付けられた左右方向に回
   転軸をもつ上ローラ及び下ローラと、前記フレームの奥
   に取付けられた左右両端にギアを固定したシャフトと、
   前記フレーム及び前記シャフトに設けられた前記シャフ
   トの回転を止めるストッパ機構と、庫内奥左右に縦方向
   に形成された前記上ローラ及び下ローラをその少なくと
   も一部を収納して摺動保持した摺動溝と、前記摺動溝と
   隣接して庫内奥左右に奥面に向かって形成された前記ギ
   アとかみ合うラックとから成り、前記上ローラと前記下
   ローラは外径が同じローラであり、前記フレーム上にお
   いてほぼ前記摺動溝の幅と前記上ローラの外径との差の
   分だけ前記上ローラの回転軸が前記下ローラの回転軸よ
   りわずかに手前にずれており、前記上ローラ及び前記ギ
   アは前記下ローラよりも上方に配置されている冷蔵庫の
   棚装置。