JPH03170780A - 冷蔵庫の棚装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫の庫内に用いられ，上下位置を種々変
更可能な冷蔵軍の棚装置に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の冷蔵庫の棚装置としては、例えば米国特
許２８４１４６９号明細書に示されているものがあった
。

この従来の冷蔵庫の棚装置は、冷蔵庫内に配設される棚
と、前記棚を保持するフレームと，前記フレームの左右
に支持されたローラを左右から摺動保持する２本のレー
ルと、前記フレームを任意の位置で固定するためのねじ
ジャッキとを備えていた。前記フレームは前記ねじジャ
ッキに嵌め込まれたナットと前記ナットを回転させるた
めのハンドル付シャフトを回転自在に保持していた。會
た前記レールは庫内奥左右に縦方向に取付けられ，前記
ねじジャッキは庫内・奥中央に縦方向に取付けられてい
た。そして前記ハンドル付シャフトを回して前記ねじジ
ャッキに嵌め込まれた前記ナットを回転させて前記ナッ
トの位置を変え前記棚を保持する前記フレームの位置を
変えていた。

発明が解決しようとする課題 上記従来の冷蔵庫の棚装置は、棚の移動距離分ナットを
ハンドル付シャフトによ９回して移動させなければ棚を
移動することができない構造になっていた。そのためナ
ットの回転摩擦力が大きい場合には比較的大きな力でハ
ンド７レ付シャフトを回さなければならず、ねじジャッ
キのねじのピッチが小さい場合にはハンドルを多く回さ
なければならなかった。１た上記従来の冷蔵庫の棚装置
は，棚を保持するフレームをその位置で保持しようとす
る力が棚の固定時と棚の移動時とでほとんど変らなかっ
た。そのため特に棚を上に移動させるときに比較的大き
な力を必要としていた。

また、前記フレームは左右フレームと後フレームが一体
になっていたため、幅の異なる冷蔵庫には使用できず、
原価高の原因となっていた。

本発明は，上記従来の冷蔵庫の棚装置の問題点を改善し
，以って棚の移動が容易で大きな力を必要とせず．また
幅の異なる冷息庫にも低コストで使用できる冷蔵庫の棚
装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的のため本発明の冷蔵庫の棚装置は、冷蔵庫内に
配置される棚と、前記棚を保持し、左右のフレームとそ
れらの後部に両端を嵌入して前記左右フレームを連結し
た後フレームと連結ステーで構成されたフレームと、こ
のフレームの奥左右に取付けられた左右方向に回転軸を
もつ上ローラ及び下ローラと、前記フレームの奥に取付
けられた左右両端にギアを固定したシャフトと、前記フ
レーム及び前記シャフトに設けられた前記シャフトの回
転を止めるストッパ機構と％庫内奥左右に縦方向に形成
され前記上ローラ及び下ローラをその少なくとも一部を
収納して摺勧保持した摺動溝と、前記摺動溝と隣接して
庫内奥左右に奥面に向かって形成された前記ギアとかみ
合うラックとで構成し，前記上ローヲと前記下ローラと
前記ギアとを前記上ローラが前記摺動溝の手前側の面と
当接し、前記下ローラが前記上ローラよ９も下方で、前
記摺動溝の奥側の面と当接し、前記ギアが前記下ローラ
よクも上方で前記ラックとかみ合うように配置したもの
である。

作用 本発明の冷蔵庫の棚装置は上記構成としたのでシャフト
が回転できるようにストッパ機構を解除状態にすれば棚
を保持するフレームを直接摺動溝に沿って上下に移動す
ることができる。また棚を保持するフレームはストッパ
機構がシャフトの回転を止める力と上ローラ及び下ロー
ラ及びギアの回転摩擦力によ９その位置で保持される。

１た上摺動溝の奥側の面もしくは手前側の面と強く当接
じないようにフレームを煩ける程小さくなる。従って棚
を上に移動させるときには棚をその位置に保持させよう
とする力すなわち上ローラ及び下ローラ及びギアの回転
摩擦力を小さくして比較的小さい力で棚を上に移動させ
ることができる。また棚を下に移動させるときには上ロ
ーラ及び下ローラ及びギアの回転摩擦力を適当に調節し
て棚の自由落下を防ぎ比較的小さい力で棚を下に移動さ
せることができる。

また，フレームを左右フレームと後フレームの別涜の成
形品とし、後フレームの両端を左右フレームの後部に嵌
大して前記左右フレームを連結する構戒にすることで、
例えば後フレームを押出し戊型品とすることで幅の異な
る冷蔵庫に使用するときでも後フレームのカット寸法を
変えることで長さを調整でき金型を変える必要がなく原
価安となる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図及至第６図の図面に基づ
き説明する。

第１図は本実施例を適用した冷蔵庫の要部断面図，第２
図は本実施例に使用するフＶ−ムの斜視図、第３図は第
２図の要部拡大斜視図，第４図は本実施例の摺動部材と
ギアとストツパ機構とレールとラックの関係を示す要部
拡大断面概略斜視図，第５図は第１図のＡ−Ａ／線の断
面図、第６図は棚を上に移動されているときの第６図相
当の断面図である。

第１図及至第６図にかいて、１は食品を載せる棚である
。２は棚１を保持するフレームであり左フレーム２ａと
右フレーム２ｂとこの左右フレーム２ａ，２ｂの後部に
両端を嵌大して左右フレーム２ａ，２ｂを連結する後フ
レーム２Ｃ及び連結ステ−２ｄにより形成されている。

３ａと３ｂはそれぞれフレーム２の奥左右に取付けられ
た左右方向κ回転軸をもつ上ローラ，下ローラである。

なか上ローラ３ａと下ローラ３ｂは同じ大きさである。

４はフレーム２の奥に取付けられたシャフトで左右両端
に固定されたギア６を取付けている。

６は右側のギア６に隣接してシャフト４に固定されたラ
チェットで突起部６ａが全周に形戒されている。７ぱス
トッパでありラチヱット６の突起部６ａと保合するツメ
部７ａを有している。８はヌトッパ７を右フレーム２ｂ
のツメ部７ａがラチェット６の突起部６ａと係合可能な
位置に回動自在に取付けるストッパピンである。９は一
端がフレーム２ｂに固定され他端がストッパ７をツメ部
７ａがラチェッ｝６の突起部６ａと係合する方向へ付勢
するストッパバネである。１０はレバーで右フレーム２
ｂに回動自在にレバーピン１１で取付けられている。１
２はＶバー１０’ｉ回動させるとストッパ７のツメ部７
ａがラチェット６の突起部６ａから離れるように一端が
レバー１０に固定され他端が７トッパ７に固定されるワ
イヤである。

本実施例では上述したラチェット６とストッパ７とスト
ッパピン８とストッパバネ９とレパー１０とレバーピン
１１とワイヤ１２とでストッパ機構１３を構成している
。１４は冷蔵車の庫内である。

１６ぱ冷蔵庫本体の鉄板製の外箱である。１ｅは樹脂で
或型された内箱でちゃ庫内奥左右にレーノレ溝１６ａが
形成されている。１７は外箱１６と内箱１６の間に発泡
充填された発泡断熱材である。

１８は内箱１６のレー〜溝１６ａに取付ねじによク取付
けられた金属製のレーノレである。１８ａはレール１Ｂ
に形成された上ローラ３ａ及び下ローラ３ｂをその少な
くとも一部を収納して摺動保持する摺勧溝である。１９
はレール１Ｂの摺動溝１８ａの奥隣９に奥面に向かっ゜
て形成されたギア６とかみ合うラックである。なか、摺
動溝１８ａの幅寸法Ｈは上ローラ３ａ及び下ローラ３ｂ
の外径よＱ０．２〜１ｆｌ程度大きくしてある。また、
上ローラ３ａと下ローラ３ｂとギア６とは上ローラ３ａ
が摺動溝１８ａの手前側の面と当接し下ローフ３ｂが上
ローラ３ａよりも下方で摺動溝１３ａの奥側の面と当接
しギア６が下ローラ３ｂよりも上方でラック１４とかみ
合うように上ローラ３ａの回転軸が下ローラ３ｂの回転
軸よ９も手前にくるように左フレーム２ａと右フレーム
２ｂにそれぞれ配置されている。また本実施例では第３
図に示すように右フレーム２ｂをストッパ機構１３を覆
うような形状にしてある。

本実施例の冷蔵庫の棚装置の棚１を上もしくは下に移動
させるときは、１ずレバー１０の手前の部分を持ち上げ
レバー１０を回動させる。レバー１０を回動させると第
６図に示すようにレバー１０に一端を固定されストッパ
７に他端を固定されたワイヤ１２がストッパ７をラチェ
ット６から離れる方向に引張る。ｆもとス，トッパ７の
ツメ部７ａがヲチェット６の突起部６ａと係合しなくな
り，ラチェット６が回転できるようにな９，ラチェット
６と同じシャフト４に固定されたギア６がラック１９と
かみ合いながら回転できるようになる。

次にレバー１０を回動させたまま棚１を保持したフレー
ム２を直接レール１８に沿って目的の位＠！で上もしく
は下に移動させる。このときシャフト４を介してフレー
ム２に保持されたギア６もラック１９とかみ合いながら
移動するが左右のギア６がシャフト４に固定されて同じ
回転をするため棚１の左右の高さの位置ずれは発生しな
い。′！！タ上ローラ３ａ及び下ローラ３ｂを摺動保持
する摺動溝１８ａの幅ゆ上ローラ３ａ及び下ローラ３ｂ
の外径より若干大きくしてあるだけであジ、上ローラ３
ａと下ローラ３ｂが上下に離されて摺動溝１８ａに挿入
されているので８１の手前と奥の高さの位置ずれは問題
にならない程わずかである。

上ローラ３ａまたは下ローラ３ｂが摺動溝１８ａと当接
しているときには上ローラ３ａｉたは下ローラ３ｂが摺
動溝１８ａ内で回転摺動するので棚１の移動がスムーズ
に行える。従って食品を棚１の上に載せた１１棚１を移
動させても何ら問題はない。捷た上ローラ３ａ及び下ロ
ーラ３ｂ及びギア６の回転摩擦力が棚１を移動させると
きの負担となるがそれぞれの回転摩擦力は、上ローラ３
ａと下ローラ３ｂが摺動溝１８ａの奥側の而もし〈は手
前側の面と強く当接しないようにフレーム２を煩ける程
小さくなる。それで棚１を上に移動させるときには第６
図に示すようにフレーム２を煩けて上ローラ３ａ及び下
ローラ３ｂ及びギア６の回転摩擦力が小さくなるように
すれば比較的小さい力で棚１を上に移動させることがで
きる。１た８″Ｉを下に移動させるときには上ローラ３
ａ及び下ローラ３ｂ及びギア６の回転摩擦力を適当に調
節して棚１の自由落下を防ぎ比較的小さい力で棚１を下
に移動させることができる。棚１が目的の位置渣でくる
とレバー１０を離す。レバー１０を離すとストッパバネ
９の働きによりストッパ７のツメ部７ａがラチェット６
の突起部６ａと係合しラチェット６は回転できなくなる
。ラチェット６が回転できなくなるとラチェット６と同
じシャフト４に固定されたギア６は回転できなくなりラ
ック１９にかみ合ったま１その位置で固定される。

ギア６はシャフト４を介してフレーム２に保持されてい
るのでギア６が固定されると棚１を保持するフレーム２
もその位置で固定される。このとき棚１を保持するフレ
ーム２はストッパ７がラチェット６の回転を止める力と
上ローラ３ａ及び下ローラ３ｂ及びギア６０回転摩擦力
によシその位置で保持される。本実施例では上ローラ３
ａ及び下ローラ３ｂ及びギア６をフレームの奥に位置さ
せているので棚１にかかる荷重が大きくなる程上ローラ
３ａが摺動溝１８ａの手前側の面とより強く当接し下ロ
ーラ３ｂが摺動溝１８ａの奥側の面とより強く当接しギ
ア５がヲック１９とよシ強くがみ合いそれらの回転摩擦
力が大きくなるので棚１を保持するフレーム２はしっか
りとその位置で保持され棚１は落下しない。

以上説明したように本実施例の冷蔵庫の棚装置は棚の移
動に手間がかからず、食品を棚の上に載せたまま棚を移
動でき、渣た棚の移動に大きな力を必要としない。また
後フレームの長さを変えるだけで幅の異なる冷蔵庫に使
用でき原価安となる。

なか，本実施例では右フレーム２ｂがストッパ機構１３
を覆っているので、フレーム２カラ棚１を取９外したと
きに、ストッパ機構１３に食品等がぶつかってストッパ
機構１３が破損するという問題はない。

會た本実施例では摺勤溝１８ａとラック１９とを金属製
のレー／Ｌ／１８に形成したので摺動溝１８ａ及びラッ
ク１９の変形や破損の問題はない。本実施例ではラック
１９を摺動溝１８ａの奥隣りに形戊しギア５を上下ロー
ラ３ａ　，　３ｂの奥に設けたがラック１９を摺動溝１
８ａの手前隣りに形成しギア５を上下ローラ３ａ，ａｂ
の手前に設けてもよい。本実施例では摺動溝１８ａとラ
ソク１９とを金属製のレール１８に形成したが必ずしも
摺動溝１ａａとラック１９とを金属製のレーノレ１８に
形成しなくてもよい。本実施例では上下ローラ３ａ，３
ｂのフＶ−ム２への取付け位置については厳密に定めて
いないが、できるだけ食品を載せた棚の重心の位置から
外れるように奥に設けた方が上下ローラ３ａ，３ｂと摺
動溝１３ａの働きで棚１を保持するフレーム２がしっか
９とその位置で保持されるので好ましい。１た上ローラ
３ａと下ローラ３ｂはできるだけ上下に離したほうがフ
レーム２のガタつきが小さくなるので好ましい。

発明の効果 以上説明したように本発明の冷蔵庫の棚装置は冷蔵庫内
に配設される棚と、この棚を保持する略コの字状のフレ
ームと、このフレームの奥左右に取り付けられた左右方
向に回転軸をもつ上ローラ及び下ローラと、前記フレー
ムの奥に取付けられた左右両端にギアを固定したシャフ
トと、前記フレーム及び前記シャフトに設けられた前記
シャフトの回転を止めるストッパ機構と，庫内奥左右に
縦方向に形成され前記上ローラ及び下ローラをその少な
くとも一部を収納して摺動保持した摺動溝と、この摺動
溝と隣接して軍内奥左右に奥面に向かって形戊された前
記ギアとかみ合うラックとから構成されているため、シ
ャフトが回転できるようにストッパ機構を解除状態にす
れば棚を保持するフレームを直接摺動溝に沿って移動さ
せることができるので棚の移動に手間がかからない。１
たシャフトの両端に固定されシャフトを介してフレーム
に保持されたギアとラックの働きにより棚を上もしくは
下に移動しても棚の左右の高さの位置ずれかない。１た
，上下ローラと摺動溝の働きにより棚の手前と奥の高さ
の位置ずれがほとんどない状態で棚の移動がスムーズに
行えるので食品を棚の上に載せた會１棚の移動ができる
。また棚を上に移動させるときには上ローラと下ローラ
が摺動溝の奥側の面もしくは手前側の面と強く当接しな
いようにフレームを煩けて上ローラ及び下ローラ及びギ
アの回転摩擦力を小さくすることにより比較的小さい力
で棚を上に移動させることができる。棚を下に移動させ
るときには上ローラ及び下ローラ及びギアの回転摩擦力
を適当に調節して棚の自由落下を防ぎ比較的小さい力で
棚を下に移動させることができる。１た棚を保持するフ
レームハ７−｝ッパ機構がシャフトの回転を止める力と
上ローラ及び下ローラ及びギアの回転摩擦力によりその
位置で保持され、しかも上ローラ及び下ローラ及びギア
の回転摩擦力は棚にかかる荷重が大きくなる程大きくな
るので棚が棚に載せる食品の重みで落下するのを防げる
。１た、フレームを左右ノフレームと後フレームのそれ
ぞれの成形品と連結ヌテーで構成し、左右のフレーム後
部に後フレームの両端を嵌入して連結しているため、幅
の異なるモデルに採用するときに後フレームの長さを変
えるだけでよく、例えば押出或型品にすればカット寸法
を変えるだけで金型を変える必要もなく原価安となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用した冷蔵庫の要部断面
斜視図、第２図は本実施例に使用するフレームの斜視図
，第３図は＠２図の要部拡大斜視図、第４図は本実施例
の要部拡大断面概略斜視図、第６図は第１図のＡ−Ａ’
線の断面図、第６図は上に移動させているときの５図相
当の断面図である。 １・・・・・・棚％２・・・・・・フレーム，２ａ・・
・・・・左フレーム、２ｂ・・・・・・右フレーム％２
Ｃ・・・・一後フレーム２ｄ・・・・・・連結ステー，
３ａ・・・・・・上ローラ、３ｂ・・・・・・下ローラ
、４・・・・・・シャフト、６・・・・・・ギア、１３
・・・・・・ストッパ機構、１４・・・・・・冷蔵庫内
、１８・・・・…　レール、１８ａ・一●●●摺ｔ［、
１９・・・・・・ラック。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　冷蔵庫内に配設される棚と、この棚を保持する略コの
   字状のフレームと、このフレームの奥左右に取り付けら
   れた左右方向に回転軸をもつ上ローラ及び下ローラと、
   前記フレームの奥に取付けられた左右両端にギアを固定
   したシャフトと、前記フレーム及び前記シャフトに設け
   られた前記シャフトの回転を止めるストッパ機構と、庫
   内奥左右に縦方向に形成され前記上ローラ及び下ローラ
   をその少なくとも一部を収納して摺動保持した摺動溝と
   、この摺動溝と隣接して庫内奥左右に奥面に向かって形
   成された前記ギアとかみ合うラックとで構成され、前記
   フレームが左右のフレームと後フレームのそれぞれの成
   形品と連結ステーより成り、左右のフレーム後部に後フ
   レームの両端を嵌入して連結していることを特徴とする
   冷蔵庫の棚装置。