JPH03168582A - 冷蔵庫の棚装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫の庫内に用いられ、上下位置を種々変
更可能な冷ＲＨの棚装置に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の冷蔵庫の棚装置としては、例えば米国特
許第２８４１　４５９号明Ｍ書に示されているものがあ
った。

この従来の冷蔵庫の棚装置は、冷蔵庫内に配設される棚
と、前記棚を保持するフレームと、前記フレームの左右
に支持されたローラーを摺動保持する２本のレールと、
前記フレームを任意の位置で固定するためのねじジャッ
キとを備えていた。

前記フレームは前記ねじジャッキに嵌め込１れたナソト
と前記ナットを回転させるためのハンドル付シャフトと
を回転自在に保持していた。普た前記レールは庫内奥左
右に縦方向に取付けられ、前記ねじジャッキは庫内奥中
央に縦方向に取付けられていた。そして前記ハンドル付
シャフトを回わして前記ねじジャッキに嵌め込唸れた前
記ナットを回転させて前記ナットの位置を変え前記棚を
保持する前記フレームの位置を変えていた。

発明が解決しようとする課題 上記従来の冷蔵庫の棚装置は、棚を保持するフレームの
位置を庫内奥中央に取付けられたねじジャッキにより上
下させる構造であり、棚に食品が載置されている場合、
特に棚の左右いずれかに片寄って置かれた場合など食品
の多く載置されている側に棚が傾いたり、そのときロー
ラがレールに対し斜めに当接し円滑に回転せず大きな力
で−・ンドル付シャフトを回さなければならなかった。

又棚の中央部にハンドル付シャフトやねじジャッキがあ
り、その構造も比較的大きいため下の棚もしくは下段の
食品載置面に食品を置くのに邪魔になシ食品収納面でも
問題があった。なおかつ構造的に複雑であるために製作
費が高く、庫内幅の異なる機種への対応も困難であった
。

本発明は、上記従来の冷蔵庫の棚装置の問題点を改善し
、以て棚の左右の傾きを防止し、昔た比較的小さなノＪ
で棚の移動が出来、下部の食品収納の妨げにならない、
簡単な構造で製作費の安い、機種対応が容易な冷蔵庫の
棚装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的のため本発明の冷蔵庫の棚装置は、冷蔵庫庫内
に配設される棚と、この棚を保持する左右一対のフレー
ムと、前記フレームの左右を連結する全長にわたり同一
断面形状を威す中間フレムと、前記フレームの左右各々
の奥に取付けられた摺動部材と、前記中間フレームの奥
に取付けられた左右端に平ギアを固定したギアシャフト
と、前記フレームの左右いずれかの前面部に回転支持さ
れたダイヤルと、このダイヤルに連結されたダイヤルシ
ャフトと、このダイヤルシャフトに固定され駆動ギアと
、この駆動ギアと直角にかみ合い前記ギアシャフトに固
定された転動ギアと、庫内奥左右縦方向に形成され前記
摺動部材をその少なくとも一部を収納して摺動保持した
摺動溝と、この摺動溝と隣接して庫内左右縦方向に形成
された前記平ギアとかみ合うラックを配置したものであ
る。

作　　　用 本発明の冷蔵庫の棚装置は上記構或としたので、ダイヤ
ルを回転されると駆動ギアが回転し、よってそれにかみ
合う転動ギア及びギアシャフトが回転し、それによりギ
アシャフト両端の平ギアの回転によりラック上を上下す
ることが出来る。よって棚及びフレームは左右のラック
上を同時に回転上下する平ギアによシ水平に保たれた１
昔上下出来るものである。このことから摺動溝内を上下
する摺動部材も斜めに傾くことなしに円滑に摺動出来る
のでダイヤルの操作力も小さくて済む。１た左右のフレ
ームを連結する中間フレームは全長にわたり同一断面形
状をしているので押し出し或形が可能となり或形金型費
を低減出来るほか、この中間フレームを適当な寸法で切
断することにより左右のフレームの間隔を任意に設定す
ることが出来、したがって庫内幅の異なる冷蔵庫に対し
ても本装置を容易に配設することが出来る。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図から第７図の図面に基づ
き説明する。

図にふ・いて１は食品を載せる棚である。２は棚１を保
持するフレームであり、左フレーム２ａと右フレーム２
ｂと押し出し或形された全長にゎたシ同一断面形状をな
す中間フレーム２ｃとねじ２ｄで構威されている。３は
フレーム２の奥左右に取付けられた摺動部材であり、３
ａ，３ｂは摺動部材３を構或する上ローラと下ローラで
ある。又上下ローラ３ａ，ａｂぱそれぞれ金属製のシャ
フト３Ｃとこのローラシャント３０Ｋ回転自在に取付け
られた内部に金属製の球を嵌め込１れたリング３ｄによ
り形成されている。なお上ローラ３ａと下ローラ３ｂの
リング３ｄは同一のものである。

４はフレーム２の奥に回転自在に取付けられたギアシャ
フトで、左右両端に固定された平ギア５を取付けている
。６は右フレーム２ｂの前而部のダイヤル孔２ｅに回転
自在に取付けられたダイヤルであり、７はこのダイヤル
６に連結されｋダイヤルシャフトであり、，８はこのダ
イヤルシャフト７に固定されねじ状の歯形８ａを成す通
常ウォームギアと呼ばれる駆動ギアである。９ぱ駆動ギ
ア８のねじ状の歯形８ａにそって噛み合うように回転軸
即ちギアシャフト４に対して斜めに加工された歯形９ａ
を威し右側の平ギア５に隣接してギアシャフト４に固定
された通常ウォームホイールと呼ばれる転動ギアである
。１０ぱ冷蔵庫の庫内である。１１ぱ冷蔵庫本体の鉄板
製の外箱である。１２は樹脂で戊型された内箱であり庫
内１０奥左右にレール溝１２ａが形戊されている。１３
は外箱１１と内箱１２間に発泡充填された発泡断熱材で
ある。

１４は内箱１２のレール溝１２ａにねじ等により固定さ
れたレールである。１４ａはレール１４に形成され、摺
動部材３即ち上ローラ３ａ，下ロ一２３ｂをその少くと
も一部を収納して摺動保持する摺動溝である。１４ｂは
レール１４の摺動溝１４ａの前隣シに前面に向かって形
成された平ギア５と噛み合うラックである。なお摺動溝
１４ａの幅寸法Ｈは上ロー２３ａ及び下ロー２３ｂのリ
ング３ｄの外径より０．１〜１問程度太き〈してある。

１た上ローラ３＆と下ローラ３ｂと平ギア５とは上ロー
ラ３ａが摺動溝１４ａの手前側の面と当接し、下ローラ
３ｂが上ロー２３ａよりも下方で摺動溝１４ａの奥側の
面と当接し、平ギア５が下ローラ３ｂよりも上方でラッ
ク１４ｂと噛み合うように上ローラ３ａの回転軸即ちロ
ーラシャフ｝３ｃよりも手前にくるように左フレーム２
ａと右フレーム２ｂにそれぞれ配置されている。１た本
実施例では第４図に示すようにフレーム２が平ギア６や
駆動ギア８，転動ギア９を上下及び庫内側から覆うよう
な形状にしてある。次に１５は冷蔵庫の庫内１０を冷却
するために内部に風路等を設けられたコントロールパネ
ルである。

本実施例の冷蔵庫の棚装置の棚１を上もしくは下に移動
させるときには、１ずダイヤル６を回転させるとダイヤ
ルシャフト７及び駆動ギア８が回転する。よって駆動ギ
ア８と噛み合う転動ギア９が回転し、ギアシャフト４と
両側の平ギア６が回転する。このときギアシャフト４を
介して平ギア５がラック１４ｂと噛み合いながら移動す
るが、左右の平ギア５がギアシャフト４に固定され同じ
回転をするためフレーム２即ち棚１の左右同様に上下し
左右の高さの位置ずれは発生しない。このことにより摺
動溝１４ａ内を上下する摺動部材３も斜めに傾くことな
しに円滑に摺動出来るのでダイヤル６の操作力も小さく
て済む。又本実施例では上下ローラ３ａ，ｓｂのローラ
シャフ｝３ｃを金属製としているので棚１上に食品を多
く載置しても上下ローラ３ａ，　　３ｂが傾くこともな
く、１た金属球を嵌め込んだリング３ｄによりさらに回
転がなめらかになりその摩擦力も低減出来るのでダイヤ
ル６の操作力は極めて小さくて済む。次に棚１が希望の
位置櫨でダイヤル６により移動した後停止したときには
、棚１及びフレーム２の重量と棚１′上の食品の重みに
よう棚１即ちフレーム２は下に落ちようとする。その力
として筐ず平ギア６が回転しようとする。よってギアシ
ャフト４及び転動ギア９が回転しようとするが、転動ギ
ア９は駆動ギア８と噛み合って公シ、駆動ギア８を回転
させることにより転動ギア９を回転させることは力学上
容易であるが、転動ギア９の歯形９ａにより駆動ギア８
のねじ状の歯形８ａを回転させる力は、駆動ギア８の歯
形８ａに対しほぼ直角方向に転動ギア９の歯形９ａが噛
み合うことにより、その摩擦力が極度に大きくなり転動
ギア９によシ駆動ギア８を回転させることは不可能であ
る。よって棚１の停止状態では駆動ギア８と転動ギア９
がストッパ機構の役目を威し、棚１上に食品を載せても
棚１が下に下がることはなくその位置で保持される。又
本実施例では上ローラ３ａ及び下ロラ３ｂ及び平ギア５
をフレーム２の奥に位置させているので、棚１にかかる
荷重が大きくなる程上ローラ３ａが摺動溝１４ａの手前
側の面とよく当接し、下ローラ３ｂが摺動溝１４ａの奥
側の面とより強く当接し、平ギア６がラック１４ｂとよ
り強く噛み合いそれらの回転摩擦力が大きくなるので棚
１を保持するフレーム２はしっかりとその位置で保持さ
れ棚１は落下及び左右の傾きも無くなるのである。以上
説明したように本実施例の冷蔵庫の棚装置は、食品を棚
１の上に載せた１１でも棚１の移動に大きな力を必要と
せず棚１の傾きも発生しない。

１た、中間フレーム２Ｃぱ押し出し或形品であり、その
両端は左右のフレーム２ａ，２ｂの接合穴に挿入され、
ねじ２ｄで固定されているだけの簡単な組立構造である
ので、この中間フレーム２Ｃとギアシャフト４を適当な
寸法で切断するだけで左右のフレーム２ａ，２ｂの間隔
を任意に設定することが出来、よって庫内幅の異なる冷
蔵庫に対しても容易に本装置を配置することが可能であ
る。

なお本実施例では右フレーム２ｂがダイヤルシャフト７
，駆動ギア８，転動ギア９，平ギア６を、後フレーム２
Ｃでギアシャフト４を、左フレーム２ａで平ギア６を覆
っているので各ギア等に食品がぶつかって破損するとい
った問題はなく又下段に食品を収納するのに邪魔になる
といった問題もない。１た上ローラ３ａ及び下ローラ３
ｂを摺動保持する摺動溝１４ａ幅は上ローラ３ａ及び下
ローラ３ｂの外径よシ若干太き〈してあるだけであり、
上ローラ３ａと下ローラ３ｂが上下に離されて摺動溝１
４ａに挿入されているので、棚１の下面より食品が押し
上げても上ローラ３ａが摺動溝１４ａの奥側の而と当接
し、下ローラが摺動溝１４ａの手前の而と当接するので
棚１の位置ずれは問題にならない程わずかである。

発明の効果 以上説明したように本発明の冷蔵庫の棚装置は冷蔵庫内
に配置される棚と、この棚を保持する左右一対のフレー
ムと、前記フレームの左右を連結する全長にわたり同一
断面形状を威す中間フレームと、前記フレームの左右そ
れぞれの奥に取付けられた摺動部材と、前記中間フレー
ムの奥に取付けられた左右端に平ギアを固定したギアシ
ャフトと、前記フレームの左右いずれかの前面部に回転
支持されたダイヤルと、このダイヤルに連結されたダイ
ヤルシャフトと、このダイヤルシャフトに固定された駆
動ギアと、この駆動ギアに直角にかみ合い前記ギアシャ
フトに固定された転動ギアと、庫内奥左右縦方向に形成
され前記摺動部材をその少なくとも一部を収納して摺動
保持した摺動溝と、との摺動溝と隣接して庫内奥左右縦
方向に形成された前記平ギアとかみ合うラックを配した
ものであるからダイヤルが回転されると駆動ギアが回転
し、よってそれにかみ合う転動ギア及びギアシャフトが
回転し、それにようギアシャフト両端の平ギアの回転に
よりラック上を上下することが出来る。よって棚及びフ
レームは左右のラック上を同時に回転上下する平ギアに
より水平に保たれた１筐上下出来るものである。このこ
とから摺動溝内を上下する摺動部材も斜めに傾くことな
しに円滑に摺動出来るのでダイヤルの操作力も小さくて
済む。又ダイヤルやダイヤルシャフト，駆動ギア，転動
ギア，平ギアを庫内の側面近くに位置させ、簡単な構造
としたので、棚の下段の食品載置而に食品を置くのに邪
魔になることもない。又前記フレームを連結する前記中
間フレームを全長にわたり同一断面形状としたことによ
り押し出し或形が可能となり安価で製作することが出来
、これに加えて前記中間フレームを適当な寸法で切断す
るととにょう前記フレームの左右の間隔を任意に設定す
ることが出来、したがって庫内幅の異なる冷蔵庫に対し
ても本装置を配設することが容易となり、よって幅広い
消費者に本装置を提供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用した冷蔵庫の要部断面
斜視図、第２図は本実施例に使用するフレームの分解斜
視図、第３図は本実施例の要部拡大断面図、第４図はそ
の要部拡大斜視図、第６図及び第６図はその要部拡大断
面図、第７図はその要部断面図である。 １・・・・・・棚、２・・・・・・フレーム、２ａ・・
・・・・左フレーム、２ｂ・・・・・・右フレーム、２
ｃ・・・・・・中間フレーム、３・・・・・・摺動部材
、４・・・・・・ギアシャフト、５・・・・・・平ギア
、６・・・・・・ダイヤノレ、了・・・・・ダイヤノレ
シャフト、８・・・・・駆動ギア、９・・・・・・転動
ギア、１０・・・・・・庫内、１４ａ・・・・・・摺動
溝、１４ｂ・・・・・・ラソク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷蔵庫庫内に配設される棚と、この棚を保持する左右一
   対のフレームと、前記フレームの左右を連結する全長に
   わたり同一断面形状を成す中間フレームと、前記フレー
   ムの左右各々の奥に取付けられた摺動部材と、前記中間
   フレームの奥に取付けられた左右端に平ギアを固定した
   ギアシャフトと、前記フレームの左右いずれかの前面部
   に回転支持されたダイヤルと、このダイヤルに連結され
   たダイヤルシャフトと、このダイヤルシャフトに固定さ
   れた駆動ギアと、この駆動ギアと直角にかみ合い前記ギ
   アシャフトに固定された転動ギアと、庫内奥左右縦方向
   に形成され前記摺動部材をその少なくとも一部を収納し
   て摺動保持した摺動溝と、この摺動溝と隣接して庫内奥
   左右縦方向に形成された前記平ギアとかみ合うラックと
   から成る冷蔵庫の棚装置。