JPH03175263A - 冷蔵庫の棚装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫の庫内に用いられ、上下位置を種々変
更可能な冷蔵庫の棚装置に関するものである。

従来の技術 従来この種の冷蔵庫の棚装置としては、例えば米国特許
第２８４１４５９号明細書に示されているものがあった
。

この従来の冷蔵庫の棚装置は、冷蔵庫内に配設される棚
と、前記棚を保持するフレームと、前記フレームの左右
に支持されたローラを摺動保持する２本の鉄板等よシな
るレールと、前記フレームを任意の位置で固定するため
のねじジヤツキとを備えていた。前記フレームは前記ね
じジヤツキに嵌め込まれたナツトと前記ナツトを回転さ
せるためのハンドル付シャフトとを回転自在に保持して
−た。また前記レールは庫内奥左右に縦方向に取シ付け
られ、前記ねじジヤツキは庫内奥中央に縦方向に取シ付
けられていた。そして前記ハンドル付シャフトを回して
前記ねじジヤツキに嵌め込唸れた前記ナツトを回転させ
て前記ナツトの位置を変え前記側を保持する前記フレー
ムの位置をかえていた。

発明が解決しようとする課題 上記従来の冷蔵庫の棚装置は、棚を保持するフレームの
位置を庫内奥中央に取シ付けられたねじジヤツキにより
上下させる構造でアシ、棚に食品が載置されている場合
、特に棚の左右いずれかに片寄っておかれた場合など食
品の多くＭ置されている側に棚が傾いたシ、そのときロ
ーラがレールに対し斜めに当接し円滑に回転せず大きな
力でハンドル付シャフトを回さなければならなかった。

又棚の中央部にハンドル付シャフトやねじジヤツキがあ
シ、その組立もそれぞれねじ等で固定されている為、組
立バラツキも発生しやすく、更に構造も比較的大きい高
下の棚もしくは下段の食品載置面に食品を置くのに邪魔
になり食品収納面でも問題があった。

本発明は、上記従来の冷蔵庫の棚装置の問題点を改善し
、以て棚の左右の傾き組立バラツキを防止し、筺た比較
的小さな力で棚の移動が出来、下部の食品収納の妨げに
ならない簡単な構造の冷蔵庫の棚装置を提供することを
目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的のため本発明の冷蔵庫の棚装置は、冷蔵庫庫内
に配設される棚と、この棚を保持する略コの字状のフレ
ームと、このフレームの奥左右に取シ付けられた摺動部
材と、前記フレームの前記摺動部材間に取り付けられた
左右端に平ギヤを固定したシャフトと、前記フレームの
左右いずれかの表面部に支持された操作部と、この操作
部に連動され前記ギヤシャフト並びに平ギヤを回転させ
る駆動部と、庫内奥左右に形成され前記摺動部材をその
少なくとも一部を収納して摺動保持した摺動溝と、該摺
動溝内に形成された前記乎ギヤと噛み合うラックとよう
なり、前記平ギヤと、前記摺動部材を略同一線上に構成
し、摺動部材の一方が、前記摺動溝の手前側と、他方が
奥側の而と当接する様装置したものである。

作　　　用 本発明の冷蔵庫の棚装置は、操作部の操作により連動さ
れた駆動部によりギヤシャフトが回転し、それによりギ
ヤシャフト両端の平ギヤを回転しラック上を上下するこ
とができる。よって棚及びフレームは左右のラック上を
同時に回転上下する平ギヤにより水平に保たれた１筐上
下出来るものである。したがって、同一摺動溝内を上下
する摺動部材も斜めに煩くことなしに円滑に摺動出来る
為操作部の操作力も小さくて済む。更に摺動部材をロー
ラで構成することにより、摺動溝内でローラが回転し、
よシスムーズな棚の移動すなわち操作が容易に小さな力
で行なうことができる。又う。

り面を手前側とする事によシラツク部が庫内前方よシみ
えぬ為見栄えの向上、ラックと摺動溝の一体化で、レー
ルの小形化が図れる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図から第８図の図面に基づ
き説明する。

図にふ・いて、１は食品を載せる棚である。２は棚１を
保持する略コの宇土のフレームであシ、左フレーム２ａ
と右フレーム２ｂと、この左右フレーム２ａ、２ｂを連
結する後フレーム２Ｃとにより形成されている。２ｅば
フレームの上端部左右に突出して形成したフランジであ
る。３はフレム２の奥左右に取り付けられた摺動部材で
あり、３ａ、３ｂは摺動部材３を構成する上ローラと下
ローラである。父上下ローラ３ａ、３ｂはそれぞれ金属
製のローラシャツ）３ｃにより回転自在に取シ付けられ
ている。４はフレーム２の奥に回転自在に取り付けられ
たギヤシャフトで、左右両端に固定された平ギヤ５を取
り付けている。６は右フレーム２ｂの前面部のダイヤル
孔２ｄに回転自在に取シ付けられた操作部（以下ダイヤ
ルと呼ぶ）。

次に駆動部子Ｃについて説明すると、ダイヤルシャフト
７、駆動ギヤ８．転動ギヤ９よシなジ、構成として、こ
のダイヤル６に連結されたダイヤルシャフト７により、
ダイヤルシャフト７に固定されねじ状の歯形８ａを威す
通常ウオームギヤと呼ばれる駆動ギヤ８を有している。

７ａはダイヤルシャフト７に設けたヌトソパ一部で、７
ｂは前記ヌトソパー間にフレーム２ｂの下面より挿入固
定されるストッパーシャフトで、ダイヤルシャフト７の
取シ付は後、挿入し位置を決めている。９は駆動ギヤ８
のねじ状の歯形８ａにそって噛み合う様に回転軸即ちギ
ヤシャフト４に対して斜めに加工された歯形９ａを威し
右側の平ギヤ５に隣接してギヤシャフト４に固定された
通常ウオームホイールと呼ばれる転動ギヤでちる（右側
の平ギヤと一体でもよい）。又２ｆはフレーム２ａ、２
ｂＯ開方面に、各ギヤ取り付は後覆っているカバーフレ
ームである。１ｏは冷蔵庫の庫内である。１１は冷蔵庫
本体の鉄板製の外箱である。１２は樹脂で成形された内
箱であり庫内１０奥左右にレール用溝１２ａが形成され
ている。１３は外箱１１と内箱１２間に発泡充填された
発泡断熱材である。

１４は内箱１２のレール用溝１２ａにねじ等によう固定
されたレールである。１２ｂはレール１４の取シ付は補
強板であシ、内ｆａ１２を介して取９付けられている。

１４ａはレール１４に形成され、摺動部材３即ち上ｔ１
−ラ３ａ、下ローヲ３ｂをその少なくとも一部を収納し
て摺動保持する摺動溝である。１４ｂはレール１４の摺
動溝１４ａ内の前面側（縦一列）に形成された平ギヤ６
と噛み合うラックである。なお摺動溝１４ａの幅寸法Ｗ
は上ローラ３ａ及び下ローラ３ｂの外径よ、！ｌ）　０
．１〜１１１１ｍ程度太きくしである。筐た上ローラ３
ａと下ローラ３ｂと平ギヤ６とはほぼ同一線上に位置し
、上ローラ３ａが摺動溝１４ａの手前側の面と当接し、
下ローラ３ｂが摺動溝１４ａの奥側の面と当接し、平ギ
ヤ６がラック１４ｂと噛み合う様に左フレーム２ａと右
フレーム２ｂにそれぞれ配置されている。筐た本実施例
では第４図に示すようにフレーム２が平ギヤ６や駆動ギ
ヤ８．転動ギヤ９を庫内側から覆うような形状にしであ
る。又フレーム２の上端部に形成しレール１４の摺動溝
１４ａと狭少なスキを設けたフランジ２ｅで上ローラ３
ａ、平ギヤ６を覆っている。次に１６は冷蔵庫の庫内１
０を冷却するために内部に風路等を設けられたコントロ
ールパネルである。

本実施例の冷蔵庫の棚装置のｓｌを上もしくは下に移動
させるときには、筐ずダイヤル６を回転させるとダイヤ
ルシャフト７及び駆動ギヤ８が回転する。よって駆動ギ
ヤ８と噛み合う転勤ギヤ９が回転し、ギヤシャフト４と
両側の平ギヤ６が回転する。このときギヤシャフト４を
介して平ギヤ６が摺動溝１４ａの前面側のラック１４ｂ
と噛み合いながら移動するが、左右の平ギヤ６がギヤシ
ャフト４に固定され同じ回転をするためフレーム２即ち
棚１が左右同様に上下し左右の高さの位置ずれは発生し
ない。このことによシ摺動溝り４ａ内を上下する摺動部
材３も斜めに傾くことなしに円滑に摺動出来るのでダイ
ヤル６の操作力も小さくて済む。又本実施例では上下ロ
ーラ３ａ、３ｂノローランヤフト３ａを金Ｍ！！として
いるので朔１上に食品を多く載置しても上下ローラ３ａ
、３ｂが煩くこともなく、円滑に回転し摩擦力も低減出
来るのでダイヤル６の操作力は極めて小さくて済む。次
に棚１が希望の位置筐でダイヤル６により移動した後停
止したどきには、棚１及びフレーム２の重量と棚１上の
食品の重みにより棚１即ちフレーム２は下に落ちようと
する。その力としてまず平ギヤ６が回転しようとする。

よってギヤシャフト４及び転勤ギヤ９が回転しようとす
るが自転動ギヤ９は駆動ギヤ８と噛み合っておシ、駆動
ギヤ８を回転させることによシ転動ギヤ９を回転させる
ことは力学上容易であるが、転動ギヤ９の歯形９ａによ
シ駆動ギヤ８のねじ状の歯形８ａを回転させる力は、駆
動ギヤ８の歯形８ａに対しほぼ直角方向に転動ギヤ９の
歯形９ａが噛み合うことによシ、その摩擦力が極度に大
きくなシ転動ギヤ９によシ駆動ギヤ８を回転させること
は不可能である。よって棚１の停止状態では駆動ギヤ８
と転動ギヤ９がストッパー機構の役目を威し、棚１上に
食品を載せても４１Ｊ］１が下に下がることがなく、そ
の位置で保持される。又本実施例では上ローラ３ａ及び
下ローラ３ｂ及び平ギヤ６をフレーム２の奥に同一鉛直
方向に位置させているので、棚１にかかる荷重が大きく
なる捏上ローラ３ａが摺動溝１４ａの手前側の面とよく
当接し、下ローラ３ｂが摺動溝１４＆の奥側の面とよジ
強く当接し、平ギヤ６がラック１４ｂとよシ強く噛み合
いそれらの回転摩擦力が大きくなるのでＷＵｌを保持す
るフレーム２は所定位置で保持され棚１は落下及び左右
の傾きも無い。以上説明したように本実施例の冷Ｒ庫の
棚装置は、食品をｓｌの上に載せた櫨１でも棚１の移動
に大きな力を必要とせず＠１の傾きも発生しない。なか
本実施例では右フレーム２ｂがダイヤルシャフト７、駆
動ギヤ８．転動ギヤ９．平ギヤ６を、又フレーム２ａ、
２ｂの上端部に左右設けたフランジ２ｃにょシ、摺動部
材３をフランジ２Ｃでギヤシャフト４を、又フランジ２
Ｃと左フレーム２ａで平ギヤ５′を覆っているので各ギ
ヤ等に食品がぶつかって破損するといった問題はなく、
又下段に食品を収納するのに邪魔になも−といった問題
もない。又摺動溝１４ａ内のラック１４ｄは庫内手前よ
シ、みえぬ様形成した為見栄えに優れると共に、ラック
１４ｂと縦方向に一列化している為、レールの小型化が
図れる。更に上ローラ３ａ及び下ローラ３ｂは金属性の
ローラシャフト３Ｃでフレーム本体に取付けることによ
う、フレームの組立寸法２位置が決する。父上下ローラ
３ａ　、３ｂを摺動保持する摺動溝１４ａ幅は上ローラ
３ａ及び下ローラ３ｂの外径よシ若千大きくしであるだ
けであり、上ローラ３ａと下ローラ３ｂが上下に離され
て摺動溝１４ａに挿入されているので、棚１の下面よシ
食品が押し上げても上ローラ３ａが摺動溝１４ａの奥側
の面と当接し、下ローラ３ｂが摺動溝１４ａの手前の面
と当接するので棚１の位置ずれは問題にならない程わず
かである。

発明の詳細 な説明したように本発明の冷蔵庫の棚装置は冷蔵庫内に
配設される棚と、この棚を保持する略コの字状のフレー
ムと、このフレームの奥左右に取シ付けられた摺動部材
と、前記フレームの奥に取り付けられた左右端に鉛直な
る位置で前記摺動部材間に設けた平ギヤを固定したギヤ
シャフトと、前記フレームの左右いずれかの前面部に回
転支持されたダイヤルと、このダイヤルに連結されたダ
イヤルシャフトと、このダイヤルシャフトに固定されね
じ状の歯形を威す駆動ギヤと、この駆動ギヤのねじ状の
歯形にそって噛み合う様に回転軸よう斜めに加工された
歯形を威し、前記ギヤシャフトに固定された転勤ギヤと
、庫内奥左右縦方向に形成され前記摺動部材をその少な
くとも一部を収納して摺動保持した摺動溝と、該摺動溝
内の一辺に形成された平ギヤと噛み合うラックを縦一列
に設け、又前記摺動部材は金属製のローラシャフトで回
転自在に取シ付けられ、前記フレームの奥左右それぞれ
に平ギヤの上部に固定された上ローラと平ギヤの下部に
設ゆた下ローラとで構成し、前記上ローラが前記摺動溝
の手前側の而と当接し、前記下ローラが前記上ローラよ
シも下方で前記摺動溝の奥側の面と当接するように配置
したものであるからフレームの組立寸法精度が高く、組
立も簡単で、ダイヤルを回転すると駆動ギヤが回転し、
よってそれに噛み合う転動ギヤ及びギヤシャツ（・が回
１転し、それによりギヤシャフト両端の平ギヤの回転に
よシラツク上を上下することが出来る。

よって棚及びフレームは左右のランク上を同時に回転上
下する平ギヤによシ水平に保たれた筐１上下出来、摺動
溝内を上下する摺動部材も斜めに煩くことなく円滑に摺
動出来る為ダイヤルの操作力は小さい。更に摺動部材を
ローラで構成することによシ、摺動溝内でローラが回転
し、よりスムーズな棚の移動すなわちダイヤルの操作が
心易に小さな力で行なえることが出来る。又ダイヤルや
ダイヤルシャフと、駆動ギヤ、転勤ギヤ、平ギヤを庫内
の側面近くに位置させ、簡単な構造としたので棚の下段
の食品をおくのに邪魔になることもない。更にフレーム
上端部のフランジにより、上ローラ、平ギヤをフレーム
２ａ　、２ｂにょシ、各ギヤを覆うため、食品がぶつか
って破損する、筐た侵入することがほとんどなり。加え
て、レールに形成した摺動溝内の一辺（庫内手前側）に
ラック部を縦一列に設けである為、レール幅も小さく、
ラックも庫内手前から見えぬ、見栄えのよい構造を提供
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用した冷蔵庫の要部断面
斜視図、第２図は本実施例に使用するフレームの分解斜
視図、第３図は本実施例の要部拡大断面図、第４図はそ
の要部拡大斜視図、第５図の断面図、第８図は右フレー
ムを側面からみた要部断面図である。 １・・・・・・棚、２・・・・・・フレーム、３・・・
・・摺動部材、４・・・・ギヤシャフと、５・・・・・
平ギヤ、６・・・・・・操作部（ダイヤル）、７・・・
・・・ダイヤルシャフと、７Ｃ・・・・・駆動部、８・
・・・・駆動ギヤ、９・・・・・・転動ギヤ、１ｏ・・
・・庫内、１４ａ・・・・・・摺動溝、１４ｂ１１．・
・・ラックの

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷蔵庫庫内に配設される棚と、この棚を保持する略コの
   字状のフレームと、このフレームの奥左右に取り付けた
   摺動部材と、前記フレームの奥側に取り付けた左右端に
   平ギアを固定したギヤシャフトと、前記フレームのいず
   れかの表面部に設けた操作部と、この操作部に連動され
   前記ギヤシャフト、並びに前記平ギヤを回転させる駆動
   部と、庫内左右方向に形成され前記摺動部材の少なくと
   も一部を収納して、摺動保持した摺動溝と、この摺動溝
   内に形成された前記平ギヤと噛み合うラックとより、前
   記平ギヤと摺動部材を略同一線上に構成し、摺動部材の
   一方が前記摺動溝の手前側と他方が奥側の面と当接する
   よう配置してなる冷蔵庫の棚装置。