JPH0351642Y2 - - Google Patents

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JPH0351642Y2
JPH0351642Y2 JP1985011313U JP1131385U JPH0351642Y2 JP H0351642 Y2 JPH0351642 Y2 JP H0351642Y2 JP 1985011313 U JP1985011313 U JP 1985011313U JP 1131385 U JP1131385 U JP 1131385U JP H0351642 Y2 JPH0351642 Y2 JP H0351642Y2
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circuit
capacitor
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switch
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ガス器具の燃焼制御回路に関する。
(従来の技術) 従来、この種のものとして第1図示のものが知
られている(実開昭47−17233号公報)。
第1図において、aはガス通路に介入された電
磁安全弁の作動ソレノイドで、このソレノイドa
はバーナに近接して設けた熱電対bに接続される
と共に、コンデンサc及び抵抗dの並列回路と停
止スイツチeを介してソレノイドaに熱電対bの
電流とは逆極性の電流を流す電池fに接続されて
いる。この回路によれば、燃焼時熱電対bの電流
により付勢された作動ソレノイドaによつて電磁
安全弁が開弁しており、停止スイツチeを閉成し
たときコンデンサcの充電電流により作動ソレノ
イドaが逆励磁されて消勢し電磁安全弁が閉弁す
る。
また、電磁安全弁の作動ソレノイドの熱電対に
よる付勢回路に停止スイツチを介入し、停止スイ
ツチを閉成したとき、電磁安全弁が開弁するよう
にしたものも知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した第1図示のものは、熱電対の熱起電力
により電磁安全弁が開弁状態に保持されるまで始
動用押しばたんを押し続けるものであるから、別
個にコンデンサc及び抵抗dを用意する必要があ
り、また、停止スイツチeの作動後短時間の間に
燃焼させ、再び停止スイツチeを作動させたとき
は、コンデンサcが十分に放電しないために電磁
安全弁が閉弁しない不都合があり、抵抗dの値を
小さくすれば、停止スイツチeの作動後抵抗dを
介して大きな電流が流れ電源としての電池fが消
耗する不都合がある。
従来の後者のものは、停止スイツチとして水銀
スイツチ、金接点を用いたスイツチを用いたとし
ても、熱電対の熱起電力が小さいためスイツチの
経年変化により作動ソレノイドに流れる電流が減
少し、電磁安全弁を開弁状態に強制保持すること
ができなくなる不都合がある。
本考案は、かかる不都合を解消することをその
目的としたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ガス通路に介在させた電磁安全弁の
作動ソレノイドとバーナに近接され該作動ソレノ
イドを付勢する熱電対を点火操作時に始動スイツ
チの作動により形成されるコンデンサの放電回路
又は充電回路に介入し、前記熱電対の出力が所定
値以上になるまでの間コンデンサの放電電流又は
充電電流で電磁安全弁を開弁状態に保持するよう
にしたものにおいて、前記作動ソレノイドに流れ
る熱電対の電流とは逆極性で且つ電磁安全弁を開
弁状態から閉弁状態に移行させる大きさの充電電
流又は放電電流を流す前記コンデンサの充電回路
又は放電回路を用途に応じて設定された停止スイ
ツチを介して形成すると共に、該停止スイツチの
作動により始動スイツチの作動で形成されるコン
デンサの放電回路又は充電回路を開成するように
したことを特徴とする。
(実施例) 本考案の実施例を図面につき説明する。
第2図は本考案の一実施例の回路を示す。
同図において、1はバーナ2に連なるガス通路
で、このガス通路1には電磁安全弁3を介在さ
せ、その作動ソレノイド3aを点火操作時に始動
スイツチ4の作動により形成されるコンデンサ5
の放電回路6に介入して放電電流により付勢し、
作動ソレノイド3aに並列に接続され前記バーナ
2に近接して設けられた熱電対7の熱起電力によ
る電流が所定値に達しその電流で点火操作時に押
圧開弁された電磁安全弁3の開弁が保持されるま
でその開弁が保持されるようにした。前記コンデ
ンサ5は不作動時の始動スイツチ4を介して電源
としての電池8に接続してコンデンサ5の充電回
路9を形成し、かくて消火操作時、作動ソレノイ
ド3aに熱電対7の電流と逆極性で且つ電磁安全
弁3を閉弁させるに足りる大きさの充電電流が流
れるようにした。
以上の構成は従来のものと特に異なるところが
ない。
本考案によれば、前記作動ソレノイド3aに流
れる熱電対7の電流とは逆極性で且つ電磁安全弁
3を開弁状態から閉弁状態に移行させる大きさの
充電電流を流す前記コンデンサ5の充電回路10
を停止スイツチ11介して形成するようにした。
これを更に詳細に説明すると、停止スイツチ1
1として切換スイツチを用い、そのb接点スイツ
チ11bをコンデンサ5の充放電回路9,6に介
入し、そのa接点スイツチ11aをコンデンサ5
と電池8との接続回路に介入して前記充電回路9
とは別途にコンデンサ5の充電回路10を形成す
るようにした。
次にその作動を説明するに、ガス器具の不使用
時、コンデンサ5は電池8から始動スイツチ4の
b接点スイツチ4bを介して充電されており、点
火操作により始動スイツチ4が作動しそのa接点
スイツチ4aが閉成すると、コンデンサ5の放電
回路6が形成されて放電電流が電磁安全弁3の作
動ソレノイド3aに流れ、熱電対7の出力が所定
値に達するまで電磁安全弁3が開弁状態に保持さ
れる。一方、消火操作時には始動スイツチ4のb
接点スイツチ4bが閉成するから、作動ソレノイ
ド3aには電池8からコンデンサ5の充電電流が
流れ、この電流はこれと逆極性の熱電対7の熱起
電力による電流を打ち消すから電磁安全弁3は閉
弁する。
ガス器具例えば給湯器の使用中、その温度が所
定温度より異常に上昇したとき、停止スイツチ1
1である温度スイツチが作動してそのb接点スイ
ツチ11bが開成すると共にa接点スイツチ11
aが閉成しコンデンサ5の充電回路10が閉成さ
れる。かくてコンデンサ5には電池8から充電電
流が流入し、この充電電流は作動ソレノイド3a
に流れている熱電対7の電流を打ち消すから電磁
安全弁3が閉弁する。この温度スイツチによるガ
ス器具の燃焼の停止は、コンデンサ5の放電が点
火操作時に行なわれるため短時間の経過後でも支
障なく行なわれる。またこの温度スイツチの作動
中においてコンデンサ5は充電されると共にコン
デンサ5の放電回路6がb接点スイツチ11bに
より開かれるため電池8から不要な電流が流れな
い。
第3図は第2図示のものの変形例回路を示す。
停止スイツチ11として、第2図示の切換スイツ
チの代りにa接点スイツチ11aとこれに連動し
コンデンサ5の放電回路6に介入されたb接点ス
イツチ11bとからなるスイツチを用いた。その
他の構成及び作用は第2図示のものと同じであ
る。
第4図及び第5図は、いずれも点火操作時、始
動スイツチ4の作動(a接点スイツチ4aの閉
成)により形成されるコンデンサ5の充電回路9
に流れる充電電流により、電磁安全弁3を熱電対
7の熱起電力が所定値に達するまで開弁状態に保
持するようにした回路で第4図示の回路は消火操
作時、コンデンサ5の放電電流を始動スイツチ4
のb接点スイツチ4bを介して作動ソレノイド3
aに流して電磁安全弁3を閉弁するようにし、第
5図示の回路は消火操作時、コンデンサ5を始動
スイツチ4のb接点スイツチ4bを介して直接放
電するようにしたものである。
第4図及び第5図ともに停止スイツチ11のb
接点スイツチ11bをコンデンサ5の充電回路9
に介入し、a接点スイツチ11aをコンデンサ5
の放電回路6に介入した。かくてガス器具例えば
給湯器の使用中、その温度が異常に上昇し停止ス
イツチ11である温度スイツチが作動したとき
は、そのa接点スイツチ11aを介してコンデン
サ5の放電回路が形成されると共に、そのb接点
スイツチ11bによりコンデンサ5の充電回路9
が開成され、a接点スイツチ11aを介して作動
ソレノイド3aに熱電対7の電流を打ち消す放電
電流が流れ電磁安全弁3が閉成する。
尚、停止スイツチ11は温度スイツチとして説
明したが、暖房器の転倒により作動する水銀スイ
ツチ、所定時間に作動するタイマスイツチ等用途
に応じて種々のスイツチが用いられる。
(考案の効果) 本考案は、ガス通路に介在させた電磁安全弁の
作動ソレノイドに熱電対の出力が所定値になるま
での間電源から作動ソレノイドに点火操作時に始
動スイツチを介してコンデンサの充電又は放電電
流を流すことにより電磁安全弁を開弁状態に保持
するようにしたものにおいて、前記作動ソレノイ
ドに流れる熱電対の電流とは逆極性で且つ電磁安
全弁を開弁状態から閉弁状態に移行させる大きさ
の充電電流又は放電電流を流す前記コンデンサの
充電回路又は放電回路を用途に応じて設定された
停止スイツチを介して形成すると共に、該停止ス
イツチの移動により始動スイツチの作動で形成さ
れるコンデンサの放電回路又は充電回路を開成す
るようにしたので、例えば、温度スイツチ等の手
動によらない他の要因(温度、振動、時間)によ
り停止スイツチをその作動後短時間の間に再び作
動させても電磁安全弁が閉弁しないということが
なく、また停止スイツチの作動が継続しても電源
としての電池が消耗することもなく、更に停止ス
イツチが経年変化で電気抵抗を増しても電磁安全
弁の開弁を保持できなくなることがなく、またコ
ンデンサ等の部品を燃焼の停止のために用意する
必要がない等の効果を有する。本考案は、停止ス
イツチの作動により自動的に熱電対の電流とは逆
極性の電流を流し、電磁安全弁を閉弁させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図乃至第5図は
いずれも本考案の実施例の回路図を示す。 1……ガス通路、2……バーナ、3……電磁安
全弁、3a……作動ソレノイド、4……始動スイ
ツチ、5……コンデンサ、6……放電回路、7…
…熱電対、8……電池、9,10……充電回路、
11……停止スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス通路に介在させた電磁安全弁の作動ソレノ
    イドとバーナに近接され該作動ソレノイドを付勢
    する熱電対を点火操作時に始動スイツチの作動に
    より形成されるコンデンサの放電回路又は充電回
    路に介入し、前記熱電対の出力が所定値以上にな
    るまでの間コンデンサの放電電流又は充電電流で
    電磁安全弁を開弁状態に保持するようにしたもの
    において、前記作動ソレノイドに流れる熱電対の
    電流とは逆極性で且つ電磁安全弁を開弁状態から
    閉弁状態に移行させる大きさの充電電流又は放電
    電流を流す前記コンデンサの充電回路又は放電回
    路を用途に応じて設定された停止スイツチを介し
    て形成すると共に、該停止スイツチの作動により
    始動スイツチの作動で形成されるコンデンサの放
    電回路又は充電回路を開成するようにしたことを
    特徴とするガス器具の燃焼制御回路。
JP1985011313U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0351642Y2 (ja)

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JP1985011313U JPH0351642Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JPS61128541U JPS61128541U (ja) 1986-08-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59120344U (ja) * 1983-01-28 1984-08-14 パロマ工業株式会社 ガス燃焼器の燃焼制御装置

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JPS61128541U (ja) 1986-08-12

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