JPH0351511Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0351511Y2
JPH0351511Y2 JP100386U JP100386U JPH0351511Y2 JP H0351511 Y2 JPH0351511 Y2 JP H0351511Y2 JP 100386 U JP100386 U JP 100386U JP 100386 U JP100386 U JP 100386U JP H0351511 Y2 JPH0351511 Y2 JP H0351511Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
frame
edge frame
central
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP100386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62113279U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP100386U priority Critical patent/JPH0351511Y2/ja
Publication of JPS62113279U publication Critical patent/JPS62113279U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0351511Y2 publication Critical patent/JPH0351511Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は金属製扉に関し、表面板に形成される
段差部に額縁を備えた扉に利用される。
従来の技術 従来のこの種の扉は、例えば、実開昭60−
26591号公報に開示されている。ここに開示され
た考案では、額縁を備えた扉は、一枚の表面板の
中央部を完全に切り離して縁枠が形成され、この
切り口に固着した支持部材により化粧板を縁枠と
段差をなすよう支持し、縁枠の切り口と化粧板と
取付け部とは、額縁によつて被覆されていた。
考案が解決しようとする問題点 従来のように表面板の中央部を完全に切り離す
場合には、段差部に固定される中央化粧板の取付
け部は、額縁によつて被覆可能であるからねじ止
めすることができるが、額縁によつて被覆できな
い縁枠の取付け部は、外観上の見場を良くしよう
とすれば支持部材にねじ止めすることができなく
なる。それ故、縁枠は接着剤によつて取付けら
れ、中央化粧板が切り離された周辺部は、額縁に
よつて押さえつけられていた。
しかし、この構成の場合、火災発生時に扉が熱
によつて加熱されると、縁枠を取付けている接着
剤の接着作用がなくなるだけでなく、アルミニウ
ム製の額縁も溶融によつて欠落するので、縁枠の
切り口周辺部が支持部材から剥離し、金属製扉と
しての耐火性能が著しく低下する。
また、中央化粧板の取付けに際しては、縁枠の
位置決めと別個に中央化粧板の位置決めをしてね
じ止めすることが必要になるから、扉の組み立て
時の作業能率が悪くなる。その上、表面板を切り
離す場合、切り離された金属板を化粧板として使
用するか否かにかかわらず取扱いのパネル枚数が
増加するから、パネルの持ち運びに手数がかかる
だけでなく、保管に要するスペースも広くなる。
本考案は、上記のような問題点を解消し得る金
属製扉の提供を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するため、表面板の
縁枠と中央鏡板との境目に沿つて所要個数の連結
片を残して幅の狭い打ち抜き穴を設け、この打ち
抜き部に表面板と裏面板とに固着される段部を有
する支持部材を配設し、縁枠と段部をなすよう変
形された中央鏡板の部分を支持部材の段部に取付
け、中央鏡板の周辺部に固定された所要個数の係
合保持部材に縁枠と中央鏡板の境目を被覆する額
縁を取付けて金属製扉を構成したものである。
作 用 熱によつて接着剤の接着作用がなくなりアルミ
ニウム製の額縁が欠落しても、表面板縁枠の切り
口周辺部は、支持部材の段差部にねじ止めされた
中央鏡板により複数個の連結片を介して支持部材
の表面に押し付けられているから、扉の耐火性能
は良好な状態に保持される。
また、中央鏡板は複数個の連結片によつて縁枠
と連結されているから、表面板の縁枠部分を位置
決めして中央鏡板の部分に圧縮機のプレスを作用
させると、支持部材の段部に移動される中央鏡板
は、複数個の連結片によつて自動的に位置決めさ
れる。
実施例 第1図ないし第4図に本考案の一実施例を示
す。
スチールまたはアルミニウム等の金属製ドアパ
ネルの表面板は、周辺部の縁枠1と、この縁枠1
の内側に段差を付けて形成される中央鏡板2とか
らなる。中央鏡板2は、この実施例では、長方形
の上辺に円弧形を配した形状をしているがその他
の形状でもよい。プレス加工によつて段差が形成
される前の表面板は、縁枠1と中央鏡板2との境
目に幅の狭い複数個の打ち抜き穴3が設けられて
おり、中央鏡板2は、隣接する打ち抜き穴3,3
の間に形成される所要個数の大きい連結片4と、
それより幅と長さが小さい連結片5とにより、縁
枠1に連結されている。幅と長さが大きい方の連
結片4は、段差が形成される中央鏡板2の位置決
め作用をするものであり、幅と長さが小さい方の
連結片5は、大きい方の連結片4から遠ざかつた
位置に設けられてその部分の中央鏡板2の垂れ下
がりを防止する。前記打ち抜き穴3は、大きい方
の連結片4を形成する必要上、その長さ方向に折
り曲げられている。
第3図および第4図において、打ち抜き穴3に
沿つた縁枠1の内面と裏面板6との間には、断面
が階段状をなす段部を有する支持部材7が溶接そ
の他の手段により固着されている。この支持部材
7の両端は、縁枠1と裏面板6とに沿つて扉の外
側方向へ向かい、中心部分は縁枠1側の打ち抜き
穴3に沿つた垂直面7aと、この垂直面7aの先
端から扉の中心方向へ屈曲して縁枠1と水平に形
成された水平面7bと、この水平面7bの先端か
ら裏面板6側に屈曲して形成された垂直面7cよ
りなる。
この支持部材7の水平面7b上には、縁枠1の
接着後に圧締機のプレス作用を受ける中央鏡板2
が当接されるが、この段差形成後に小さい方の連
結片5は破断され、中央鏡板2は、折り曲げ変形
作用を受けた複数個の大きい方の連結片4によつ
て位置決めされる。水平面7b上に位置決めされ
た中央鏡板2は、その周辺部に沿つて配設される
係合保持部材8とともに、複数個のねじ9により
支持部材7の水平面7b上に固着されている。中
央鏡板2と係合保持部材8は、別個のねじにより
支持部材7の水平面7b上に固着してもよい。
係合保持部材8は、幅方向両端部に上下方向へ
傾斜する傾斜面が形成されており、大きい方の連
結片4と交叉する部分に切欠き(図示せず)が設
けられている。前記打ち抜き穴3の部分には、係
合保持部材8の傾斜面と係合するアルミニウム押
し形材よりなる額縁10が着脱可能に取付けられ
ていて、打ち抜き穴3の部分を外部から見えない
ように被覆している。この場合にも、大きい方の
連結片4と交叉する額縁10の側壁部分に図示し
ない切欠きが設けられていて、額縁10が連結片
4によつて取付けを妨げられないようになつてい
る。額縁10の断面形状は、図示の実施例のもの
に限定されず、その他の断面形状としてもよい。
この実施例のものは以上のように構成されてい
るので、火事のときの熱によつて縁枠1を固着し
ている接着剤の接着作用がなくなり額縁10が欠
落しても、縁枠1の切り口周辺部は、支持部材7
の段差水平面7bにねじ9止めされた中央鏡板2
により、連結片4を介して支持部材7の表面に押
し付けられて剥離しないから、接着構造としての
金属製扉の耐火性能は、著しく向上される。
また、縁枠1と複数個の連結片4によつて連結
されている中央鏡板2は、縁枠1と別個に位置決
めする必要がないから、扉の組み立て作業時の工
数と手数を少なくして作業能率を良くすることが
できる。
その上、中央鏡板2は、複数個の連結片4,5
によつて縁枠1と連結されているから、縁枠1と
中央鏡板2が2枚のパネルに分離されている場合
に比べて、持ち運びや保管に手数がかからないだ
けでなく、それらに要するスペースも少なくな
る。
第5図および第6図は本考案の他の実施例であ
つて、金属製ドアパネルの表面板に大小2個の中
央鏡板2a,2bを設けた場合である。上側の中
央鏡板2aは縁枠1aと複数個の打ち抜き穴3a
によつて区分されるとともに、それぞれ複数個の
位置決め用の連結片4aと垂れ下がり防止用の連
結片5aとによつて縁枠1aに連結されている。
これに対し、下側の中央鏡板2は複数個の打ち抜
き穴3bによつて縁枠1aと区分されており、そ
れぞれ複数個の位置決め用の連結片4bと垂れ下
がり防止用の連結片5bとによつて縁枠1aに連
結されている。表面板に形成された打ち抜き穴3
a,3bの部分には、それらを被覆する額縁10
a,10bが取付けられて見場を良くしている。
なお、表面板に形成される中央鏡板2a,2b
の形状および個数については、この実施例の場合
に限定されないことは勿論である。
上記構成の場合、表面板の縁枠1aに連結され
る中央鏡板2a,2bの個数、形状、およびそれ
らの組み合わせによつて扉のデザインに変化を持
たせながら、前記実施例について述べたと全く同
じ作用効果を一層効果的に達成することができ
る。
前記各実施例においては、中央鏡板2,2a,
2bは、それぞれ複数個の大きい方の連結片4,
4a,4bと、小さい方の連結片5,5a,5b
の2種類の連結片によつて縁枠1,1aに連結さ
れる場合を示したが、大きい方の連結片4,4
a,4bの個数を若干増加して中央鏡板2,2
a,2bの各垂れ下がりをも防止した場合には、
小さい方の連結片5,5a,5bを省略して中央
鏡板2,2a,2bを一種類の連結片によつて縁
枠1,1aに連結するようにしてもよい。
考案の効果 本考案は、表面板の縁枠と中央鏡板とを複数個
の連結片によつて連結したものであるから、縁枠
が接着されている金属製扉は、耐火性能が著しく
向上され、組み立て時の作業能率が良くなるとと
もに、表面板を持ち運んだり保管する場合の手数
とスペースをも少なくすることができるすぐれた
実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は扉の正面図、第2図は表面板の
平面図、第3図は第1図の−断面図、第4図
は第3図の斜視図であり、第5図および第6図は
本考案の他の実施例を示すもので、第5図は扉の
正面図、第6図は表面板の平面図である。 {1,1a……縁枠、2,2a,2b……中央
鏡板}表面板、3,3a,3b……打ち抜き穴、
4,4a,4b,5,5a,5b……連結片、6
……裏面板、7……支持部材、7b……段部(水
平面)、8……係合保持部材、10……額縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面板の縁枠と中央鏡板との境目に沿つて所要
    個数の連結片を残して幅の狭い打ち抜き穴を設
    け、この打ち抜き部に表面板と裏面板とに固着さ
    れる段部を有する支持部材を配設し、縁枠と段部
    をなすよう変形された中央鏡板の部分を支持部材
    の段部に取付け、中央鏡板の周辺部に固定された
    所要個数の係合保持部材に縁枠と中央鏡板の境目
    を被覆する額縁を取付けたことを特徴とする金属
    製扉。
JP100386U 1986-01-08 1986-01-08 Expired JPH0351511Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP100386U JPH0351511Y2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP100386U JPH0351511Y2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62113279U JPS62113279U (ja) 1987-07-18
JPH0351511Y2 true JPH0351511Y2 (ja) 1991-11-05

Family

ID=30778501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP100386U Expired JPH0351511Y2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0351511Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62113279U (ja) 1987-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5423500A (en) Flat bracket for wall mount speakers
JPH0351511Y2 (ja)
JP2533845Y2 (ja) 組立式キャビネット
JPH0334133Y2 (ja)
JPH0748951Y2 (ja) 面格子
JPS6068102U (ja) 建物用パネルの固定構造
JPH0366339U (ja)
JPH0336267Y2 (ja)
JPS6013985Y2 (ja) 押縁の取付構造
JP2530199Y2 (ja) オ―プンショ―ケ―ス
JPH0212517U (ja)
JPS6022233Y2 (ja) 目隠し板
JPS6244700Y2 (ja)
JPH0144654Y2 (ja)
JP2516230Y2 (ja) 面格子の取付けブラケット
JPS6237510Y2 (ja)
JPS5918795Y2 (ja) スピ−カ用防塵ネット取付構造
JPH0211459U (ja)
JPH0538233Y2 (ja)
JPH0810120Y2 (ja) 化粧板
JPH083540Y2 (ja) クロス貼り分割パネル
JPS6021536Y2 (ja) 家具の天板取付構造
JPH0230693U (ja)
JPH03284218A (ja) 机の連結構造
JPH0573192U (ja) サッシ枠用面格子