JPH0351398A - 消臭紙 - Google Patents

消臭紙

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JPH0351398A
JPH0351398A JP29753889A JP29753889A JPH0351398A JP H0351398 A JPH0351398 A JP H0351398A JP 29753889 A JP29753889 A JP 29753889A JP 29753889 A JP29753889 A JP 29753889A JP H0351398 A JPH0351398 A JP H0351398A
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Osamu Ito
伊藤 脩
Hideharu Mori
秀晴 森
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SHIYUUHOU KK
Chuetsu Pulp and Paper Co Ltd
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SHIYUUHOU KK
Chuetsu Pulp and Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、消臭、防カビ、抗菌等の防除に好適
な消臭紙に関するものである。
[従来の技術及びその課題] 近年、消臭機能を有する紙を利用して、各種の工業製品
が生産されている。例えば、衣装カバーの発達により、
単に衣類を保護するだけではな(、布製品に付き易い害
虫やカビの除去等の機能が付加されようになった。また
、衣装カバーの使い勝手を考慮し、その素材に、合成繊
維、例えば、ナイロン不織布や塩化ビニールが使用され
ている。
しかしながら、上記従来例では、合成繊維を使用するこ
とによって生じる通気性の面での欠落が表面化し、この
欠点をカバーするために、防湿加工を施すなど、加工処
理が面倒であった。
また、従来例では、防虫、防カビ、防菌機能に加えて防
臭機能が付加された通気性を有する素材が使用されてい
なかった。
本発明は上述した従来例に鑑みてなされ、その目的とす
るところは、簡単な構成によって通気性を向上し、且つ
、衣類や寝具の防除、例えば、防虫、防カビ、防菌等の
機能に新に防臭機能が付加された衣装カバーを提供する
点にある。
[課題を解決するための手段及びその作用]上述した課
題を解決し、目的を達成するため、本発明に係わる消臭
紙は、紙製の消臭紙であって、防臭機能を含む化学繊維
が紙の繊維組織中に含有され、前記紙の少なくとも一方
の面に防除剤の層が形成されたことを特徴とする。
[作用] かかる構成によれば、一方の面に形成された、例えば、
防虫、防カビ機能を有する防除剤の層が、防除機能を発
揮し、消臭紙を構成する紙の繊維組織中に含有された防
臭機能を含む化学繊維によって悪臭を吸収してくれるの
で、総合的な防除機能の拡大が図れ、更に、素材を紙と
したことによって良好な通気性も得ることができる。
[実施例] 以下に添付図面を参照して、本発明に係わる好適な実施
例を詳細に説明する。
〈第1実施例〉 まず、本発明の第1実施例について説明する。
第2図は本発明の第1実施例の一例の外観斜視図であり
、第1図は第1実施例の衣装カバーを構成する紙材の断
面図である。第1実施例の衣装カバー1は、第1図の如
く、第1実施例の紙材(不織布)をベースに型抜きされ
た舌状の前面部2aと背面部2bとがそれぞれの側縁に
沿って縫製処理(破線部分)され、これによって、筒状
に形成されている。また、全面部2aの中央部には、図
示の如く、チャック3が直線状に設けられ、このチャッ
ク3の開は閉めで衣類が出し入れされるように設定され
ている。
ここで、全面部2a及び後面部2bの加工前の紙材の製
造方法について説明する。
第1実施例においては、ベースとなる紙材の繊維組織中
に防臭・防菌機能を有する化学繊維、例として、防臭ア
クリル繊維が含有されている。
このような防臭アクリル繊維の含有されている紙材は、
例えば、次のようにして製造することができる。その方
法として、原料チップの蒸解工程。
精選、脱水工程、漂白工程、繊維を水和、膨潤し適当な
長さに揃えるための調成工程、その際、通常、紙は親水
性とか水に弱(、溶は易い性質を持っているため、水に
対して強(するため、すなわち、耐水性の向上を図るた
めに尿素!M< 指、メラミン樹脂、ポリアクリルアミ
ドなどを添加して紙の改質を図る。そして抄紙機で抄か
れた紙を巻き上げるための抄造工程からなる製紙工程中
の、前記調成工程により出来た液状の紙料中に、所定量
の耐水性向上のための樹脂などを添加し混合した上、抄
造工程において抄造することにより静止し、製造する。
ここで、抄造工程について説明する。
抄造工程においては、水溶化された紙量1000gに対
し、3〜30%(特に、防臭アクリル繊維をほぼ20%
添加するのが好ましい)の範囲の割合で防臭アクリル繊
維を添加し抄造することにより(湿式又は軟式)、防臭
・防菌機能を有する紙材が製造される。紙材中の防臭ア
クリル繊維として、第1実施例では、旭化成工業株式会
社のデオグリーン(登録商標)を最適な化学繊維素材と
して用いているが、そのデオグリーンと同様に防臭機能
を有する三菱レイヨン株式会社のシリウス■(登録商標
)を使用しても良い。また、第1実施例の衣装カバーに
おいては、紙を抄くときに、和紙のように厚紙として、
あるいは、薄葉紙として製造する場合のように、最終製
品の使用に応じて、坪量は、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲であれば、lO〜100 g/mm”の範囲で抄造
可能である。尚、紙材の強度に関しては、複数枚の紙材
を貼り合わせることによって実現することもできる。
以上のようにして、第1図の如く、防除機能を有する防
臭アクリル繊維6を紙の繊維組織層5中に含有する紙材
4が設けられ、この後に、紙材4の表面に防除機能を有
する防虫剤(防カビ剤を含む)がコーターによって塗工
され、防虫、防カビ機能を有する塗工層7が紙材4の一
方の面に形成される。ここで、防虫剤について説明する
。アヅキゾウムシやカツオブシムシな対象害虫とした場
合の防虫剤の種類として、ピレスロイド系製剤(−例と
して、アレスリンがある)が使用され、塗工時の塗工量
は0.1〜0.7g/mm2、特に、0゜3〜0 、5
 g/mn2が好適である。これは、塗工量が0.3g
/n+m2より少な(なるに従って防虫効果が弱まり、
また、塗工量が0 、5 g/mm2より多くなるに従
って生産コストが上昇することによる。このように、塗
工量を最適な範囲内に設定すれば、良好な防虫効果を得
ることは勿論、経済的である。
上述した処理過程により得られた紙材4から上面部2a
及び背面部2bの形に2枚の板状の紙が型抜きされる。
このようにして、取り出された各板状の紙は、第1図に
示される紙材4の繊維組織層5側の露出されている面を
衣装カバー1を形成する外面8とし、また、塗工M7の
面を衣装カバー1を形成する内面7として組合わされる
(縫製処理)。
次に、第1実施例の使用例について説明する。
第3図は第1実施例の使用例を示す正面図である。必要
な収容スペースを有する衣装カバー1の使用方法として
は、通常通り、第3図の如く、上着21をハンガー20
に掛けた後に、上着21を覆った後に、チャック3を閉
めるようにすれば良い。
以上説明したように第1実施例によれば、簡単な構成に
よって、通気性を向上した素材で衣装に対する防虫、防
カビ、防菌に加えて防臭効果も発揮してくれる。
〈第1変形例〉 次に、第1実施例の第1変形例について説明する。
この第1変形例では、上述した第1実施例と同様に紙材
4をベースとして構成され、その紙材4の性質を利用し
て高級感や美感を醸し出す構成が付加されている。
第4図は第1実施例の衣装カバーを構成する紙材の断面
図である。
高級感や美感を醸し出す方法として、第1変形例の衣装
カバーは、第1実施例と同様の構成から成る紙材4゛を
ベースとして形成され、外面8側に模様を配するため、
繊維組織層5の表面に抄き入れが施されている(第4図
)。これによって、衣装カバーの外面8側に模様抄き入
れ層10が形成される。この模様の抄き入れ時には、例
えば、防臭アクリル繊維4のデオグリーン(登録商標)
の緑色をした色の特性を利用して、模様が入る部分を白
色等の異なる色で染着し、視覚によるコントラストを強
調するように設けている。
また、衣装カバーに視覚的な効果を発揮させるため、和
風的なイメージを醸し出す模様抄き入れ層を設ける替わ
りに、紙材を印刷適性を有する高級な紙質としても良(
、この場合、通気性を損なうことのない構成とすれば良
い。
このように、第1変形例では、前述の第1実施例と同様
の作用・効果を得ることは勿論、紙の性質を利用して高
級感や美感を醸し出すことができる。
〈第2変形例〉 次に、第1実施例の第2変形例について説明する。
第5図は第1実施例の第2変形例の衣装カバーを構成す
る紙材の断面図である。
上述した第1実施例においては、衣装カバー1の紙材4
を防臭アクリル繊維3による単層構造(塗工層7は除い
て考える)としたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、第5図に示される紙材4°°のように
、衣服等に接する内面側の繊維組織層5にのみ防臭アク
リル繊維6を添加させ、繊維組織層5と防臭アクリル繊
維6が添加されていない繊維組織1iF11とが抄き合
わされた、通気性を阻害することのない2層構造であっ
ても良い。また、本発明は、2層構造に限らず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々変形可能であり
、紙材の繊維組織層が3層以上に抄き合わされた構造で
あっても良く、この場合、常に、防臭アクリル繊維6が
添加された繊維組織層を衣装カバーの内面となるように
衣装カバーを設ければ良い。
このように、第2変形例においても、第1実施例と同様
の作用効果を得ることができると共に、紙材の厚さを繊
維組織層の階層数で調整することによって用途に応じた
強度を提供してくれる。
く第3変形例〉 次に、第1実施例の第3変形例について説明する。
第6図は第1実施例の第3変形例の衣装カバーを構成す
る紙材の断面図である。
上述した第2変形例においては、繊維組織層5及び11
の2層構造(塗工層7は除いて考える)であったが、本
発明はこれに限定されるものではなく、防臭アクリル繊
維6を含有する繊維組織層5の上面に厚さやクツション
性を与えてくれる発泡材15を接着剤等によって合紙し
た2層構造として紙材14を形成しても良い(第6図)
そして、発泡材15の層が外面を形成するように衣装カ
バーを設ければ良い。
このように、第3変形例においても、第1実施例と同様
の作用効果を得ることができることは勿論、外界からの
接触に柔軟に対処できると共に、結露防止及び断熱効果
が得られる。
〈第4変形例〉 次に、第1実施例の第4変形例について説明する。
第7図は第1実施例の第4変形例の衣装カバーを構成す
る紙材の断面図である。
上述した第3変形例においては、繊維組織層5及び発泡
材15の2層構造(塗工層7は除いて考える)であった
が、本発明はこれに限定されるものではなく、防臭アク
リル繊維6を含有する繊維組織層5の上面に、厚さと強
度を与えてくれる段ボール紙17を接着剤等によって合
紙した2層構造として紙材16を形成しても良い(第7
図)。
そして、段ボール紙17の層が外面を形成するように衣
装カバーを設ければ良い。
このように、第4変形例においても、第1実施例と同様
の作用効果を得ることができると共に、強度を強化でき
る。
く第5変形例〉 さて、上述した第1実施例(第1〜第4変形例も含む)
では、カバー製品の代表として、衣装カバーを例に挙げ
たが、本発明はこれに限定されるものではな(、各種紙
、皮革製品、バッグ、靴。
財布等のカバー製品にも適応可能なことは述べるまでも
ない。
く第2実施例〉 次に、本発明の第2実施例について説明する。
第2実施例も第1実施例と同様の紙材4(第1図)を用
いるため、衣装カバー1と異なる紙材4の用途例を述べ
る。
第8図は本発明の第2実施例の一例を示す外観斜視図で
ある。第8図に示される如く、第2実施例では、前述の
紙材4を裁断或は打抜きによって方形状に加工して形成
した消臭シート30である。この消臭シート30をロッ
カー50の中に前述の塗工層が上側と成るように敷くこ
とによって、防虫、防カビ等の効果に加えて防臭効果も
得ることができる。また、この場合には、紙材4の両面
に塗工層7を設けても良く、このようにして、防虫効果
を向上させることができる。勿論、消臭シート30を多
目的シートとして、押し入れ、タンス、リビングボード
等にも適応可能であることは述べるまでもない。
このように、人体の汗等を吸収した洋服等から放出され
る悪臭が充満する小さいスペースや臭気のたまり易い場
所にも充分効果を発揮できる。
さて、第2実施例でも第1実施例と同様に発泡材を用い
ることによって、クツション性、結露防止、そして、断
熱効果を得られるようにしても良い。
く第3実施例〉 さて、上述した各実施例では、サイズ的には大きい紙材
4を使用したが、本発明はこれに限定されるものではな
(、カード状にサイズを小さくして使用しても良い。
第9図は本発明の第3実施例の一例を示す外観斜視図で
ある。同図中の財布51には、前述した紙材4を薄片状
に且つ小さいサイズに形成して設けた消臭カード31.
32が挿入されている。このように使用した場合には、
常に手で接触される財布51の悪臭を消臭してくれる。
また、カード状に設けられた消臭カード31.32は、
その他に、引き出し、鞄、バック、定期入れ等にも適応
可能であることは述べるまでもない。
この第3実施例においても、防虫効果を与える塗工層を
前述した紙材4の両面に設けても良い。
く第4実施例〉 次に、本発明の第4実施例について説明する。
第10図は本発明の第4実施例の一例を示す外観斜視図
である。第10図には、はぼ3角形に形成された前述の
紙材4を4枚それぞれ縁部を接続し、立体的なインテリ
ア品として形成された消臭インテリアデザイン33が示
されている。この消臭インテリアデザイン33は、−枚
の紙材4を印刷や打抜き工程を経て加工され、塗工層7
側を外面として接着剤等で組み立てられる。
このように、立体的に設けることにより、通常のマスコ
ット等と同様にインテリアとして部屋に置(たけて消臭
効果を得ることができる。
また、第4実施例では、立体的に形成するために内部を
空間状に設けたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、紙材4を数枚重合して立体的に形成しても良い。
〈第5実施例〉 次に、本発明の第5実施例について説明する。
第11図は本発明の第5実施例の一例を示す外観斜視図
である。第5実施例でも第1実施例で使用された紙材4
が組み込まれ、ここでは、第11図に示されるランプ5
2のランプシェード34に適応されている。この場合に
は、針金等の線材で形成された枠に紙材4が、塗工層7
を内側に向けて、取り巻くように取り付ければ良(、使
用時には、光源の熱による空気の対流効果によって、よ
り消臭力を強化できる。−例として、第11図に示され
るランプシェード34を挙げたが、その他の照明器具に
も適応可能であることは述べるまでもない。
〈第6実施例〉 次に、本発明の第6実施例について説明する。
第12A図、第12B図は本発明の第6実施例の一例を
示す外観斜視図である。第6実施例でも第1実施例で使
用された紙材4が消臭体35としてヘルメット53の内
部に組み込まれている(第12A図)。この消臭体35
は、3方向に延びる舌部35 a、 35 b、 35
 cを有するように打抜き或は裁断された形状を有して
いる。
また、学生帽等の形状を有する帽子の場合には、第12
B図に示されるように、長尺状の紙材4を複数枚用いて
各々の一端を一点に集結し固定した形状の消臭体35°
を用いれば良い。
このように、ヘルメットや帽子にも十分に効果を発揮で
きる。
く第7実施例〉 次に、本発明の第7実施例について説明する。
第13図は本発明の第7実施例の一例を示す外観斜視図
である。第7実施例では、トイレ用品に取り付けて使用
する形状が列挙されている。第13図に示される如く、
便座の蓋55をカバーする便座カバー37、床56に敷
くフットシート38、ペーパーホルダー54をカバーす
るホルダーカバー36、そして、図示せぬが壁面への壁
掛は等への適応性もある。
このように、特に悪臭が充満するような密室においては
、各トイレ用品に取り付けることにより、良好な脱臭を
実現できる。
特に、フットシート38の応用例として、家庭、オフィ
ス等の入口やキッチン、リビング、応接室等にも適応で
きる(使用するサイズに応じてマットと定義しても良い
)。また、フットシートとして利用する場合には、第1
実施例の第3変形例で説明したと同様に、発泡材15(
第6図)との組み合わせによって、クツション性を持た
せ、足への感触を良好に且つ負担を軽減させることがで
きる。
〈第8実施例〉 次に、本発明の第8実施例について説明する。
小動物や小鳥等のベットの飼育においては、その飼い場
所に生ずる悪臭は避けられず、悩む点である。そこで、
第8実施例では、第1実施例で説明した紙材4を加工し
て犬小屋や鳥かご等に使用したときの一例が示されてい
る。
第14図は本発明の第8実施例の一例を示す外観斜視図
である。第14図には、鳥かご57の底部に、その底部
の形状に紙材4が加工された消臭マット39が塗工層を
上側にして敷かれている。
このように使用することにより、衛生上の効果(消臭、
防虫、防カビ、抗菌)を高め、良好な環境下での飼育が
行える。以上の消臭マット39は一例であるが、その他
に犬小屋等にもサイズや形状等を考慮して種々変形可能
である。また、第1実施例の第3変形例で説明したと同
様に、発泡材15(第6図)との組み合わせによって、
クツション性を持たせても良い。
〈第9実施例〉 次に、本発明の第9実施例について説明する。
第15図は本発明の第9実施例の一例を示す外観斜視図
である。第9実施例で使用される紙材も前述した第1実
施例の紙材4と同様の構成から成る。第15図には、紙
材4を所定のサイズに裁断或は打抜いて方形状に形成し
、その方法で2枚用意して各々を合せ、周縁部を接着す
ることによって袋状に形成した消臭袋40が示されてい
る。この消臭袋40の中には、生ごみ58等の臭気を伴
なう者が保管される。勿論、脱臭袋16は生ごみ58に
限らず、臭いの強い食品の保存にも適応できる。
このように、紙材4を用いて袋を形成しても、上述した
第1実施例を同様の効果を得ることができると共に、消
臭袋40自身が臭気を閉じ込めて(れる。
く第10実施例〉 次に、本発明の第10実施例について説明する。
第16図は本発明の第10実施例の一例を示す外観斜視
図である。この第10実施例も前述の第1実施例で使用
した紙材4が使用され、第16図に示されるように、の
れん59を形成している。
この場合、紙材41には、切れ目及び棒状の掛は軸59
aに通す孔が形成される。
このように、第10実施例においても第1実施例と同様
の効果が得られ、この場合には、室内の消臭及びインテ
リアとして効果を発揮する。勿論、のれんと同類のタペ
ストリ等にも適応できることは述べるまでもない。
〈第11実施例〉 次に、本発明の第11実施例について説明する。
第17図は本発明の第11実施例の一例を示す外観斜視
図である。この第11実施例も前述の第1実施例で使用
した紙材4が使用され、第17図に示されるように、襖
60.61の襖紙42,43としてそれぞれ使用される
。この場合、外側の面に塗工層7(第1図)が位置する
ように襖に貼付ければ良い。第11実施例では、襖と同
様の用途から、壁紙として紙材4を適応させることもで
きる。
このように、第11実施例においても、第1実施例と同
様の効果を得ることは勿論、特に、第10実施例と同様
に、室内の消臭及びインテリアとして効果を発揮する。
く第12実施例〉 次に、本発明の第12実施例について説明する。
第18図は本発明の第12実施例の一例を示す外観斜視
図である。この第11実施例では、前述の第1実施例で
使用した紙材4に、同実施例の第4変形例で説明したよ
うに、段ボール紙17(第7図)を張り付けた状態の紙
材16が使用される。この紙材16を利用して、第18
図に示される保管箱44を形成し、同図では魚62が保
管されている。勿論、臭いを閉じ込める必要のある衣類
、皮革製品、バッグ、靴、財布等の小物を入れても良く
、第18図の利用方法にも示されているように、冷蔵庫
等の中に入れて内部の消臭及び臭いの強い食品を保管箱
44に保管して利用しても良い。
以上の第12実施例では、箱としての利用を述べたが、
包装資材としての利用に適応させても良い。
[効果] 以上説明したように本発明によれば、簡単な構成によっ
て通気性を得ると共に、防除、例えば、防虫、防カビ等
の効果に加えて防臭効果も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の一例を構成する紙材の断
面図、 第2図は第1実施例の衣装カバーの外観斜視図、 第3図は第1実施例の使用例を示す正面図、第4図は第
2実施例の衣装カバーを構成する紙材の断面図、 第5図は第3実施例の衣装カバーを構成する紙材の断面
図、 第6図は第1実施例の第3変形例の衣装カバーを構成す
る紙材の断面図、 第7図は第1実施例の第4変形例の衣装カバーを構成す
る紙材の断面図、 第8図は本発明の第2実施例の一例を示す外観斜視図、 第9図は本発明の第3実施例の一例を示す外観斜視図、 第10図は本発明の第4実施例の一例を示す外観斜視図
、 第11図は本発明の第5実施例の一例を示す外観斜視図
、 第12A図、第12B図は本発明の第6実施例の一例を
示す外観斜視図、 第13図は本発明の第7実施例の一例を示す外観斜視図
、 第14図は本発明の第8実施例の一例を示す外観斜視図
、 第15図は本発明の第9実施例の一例を示す外観斜視図
、 第16図は本発明の第1 0実施例の一例を示す 外観斜視図、 第17図は本発明の第1 1実施例の一例を示す 外観斜視図、 第18図は本発明の第1 2実施例の一例を示す 外観斜視図である。 図中、 ・・・衣装カバー 3・・・チャック、4゜ 4 ゛。 ・・・紙材、 11・・・繊維組織層、6・・・防臭アクリル繊維、7
・・・塗工層、8・・・外面、9・・・内面、10・・
・模様抄き入れ層、15・・・発泡材、17・・・段ボ
ール紙、20・・・ハンガー 21・・・上着、30・
・・消臭シート、31.32・・・消臭カード、33・
・・消臭インテリアデザイン、34・・・ランプシェー
ド、35.35°・・・消臭体、35 a 、 35 
b 、 35 c ・=舌部、36・・・ホルダーカバ
ー 37・・・便座カバー、38・・・フットシート、
39・・・消臭マット、40・・・消臭袋、42.43
・・・襖紙、44・・・保管箱、50・・・ロッカー 
51・・・財布、52・・・ランプ、53・・・ヘルメ
ット、54・・・ペーパーホルダー55・・・蓋、56
・・・床、57・・・鳥かご、58・・・生ごみ、59
・・・のれん、59a・・・掛は軸、60゜61・・・
襖、62・・・魚である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 紙製の消臭紙であつて、 防臭機能を含む化学繊維が紙の繊維組織中に含有され、
    前記紙の少なくとも一方の面に防除剤の層が形成された
    ことを特徴とする消臭紙。
JP29753889A 1989-04-07 1989-11-17 消臭紙 Pending JPH0351398A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29753889A JPH0351398A (ja) 1989-04-07 1989-11-17 消臭紙

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-40438 1989-04-07
JP4043889 1989-04-07
JP29753889A JPH0351398A (ja) 1989-04-07 1989-11-17 消臭紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0351398A true JPH0351398A (ja) 1991-03-05

Family

ID=26379898

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29753889A Pending JPH0351398A (ja) 1989-04-07 1989-11-17 消臭紙

Country Status (1)

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JP (1) JPH0351398A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TR27262A (tr) * 1992-06-26 1994-12-22 Sumitomo Chemical Co Kumas koruyucu maddeler.

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