JPH0975435A - 有用微生物による脱・消臭方法及び有用微生物を取着してなる物品 - Google Patents

有用微生物による脱・消臭方法及び有用微生物を取着してなる物品

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JPH0975435A
JPH0975435A JP7236867A JP23686795A JPH0975435A JP H0975435 A JPH0975435 A JP H0975435A JP 7236867 A JP7236867 A JP 7236867A JP 23686795 A JP23686795 A JP 23686795A JP H0975435 A JPH0975435 A JP H0975435A
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JP7236867A
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Kotaro Ono
光太郎 小野
Kenji Tsunoda
憲治 角田
Katsuyo Watanabe
かつよ 渡邊
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Washi Kosan Co Ltd
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Washi Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 悪臭を放つ物品の脱・消臭作用を好適に実施
する方法及び該方法に基づく物品を提供すること。 【構成】 被着物たる物品の一部に付着、係着、添着、
接着、潜着などの取着手段により有用微生物を取りつけ
ることで、悪臭の原因である有害菌の増殖を有用微生物
が抑え、好適な脱・消臭作用を行う。又、有用微生物を
微細な孔を有するマイクロカプセルに内封し、被着物に
取りつけることで耐洗濯性が増し、長期間の使用に耐え
得る。更に天然繊維や人造繊維からなる被着物に有用微
生物を内封したマイクロカプセルを封じ込めることで、
種々の物品への適用が可能となる。例えば寝具、衣料品
から建材・インテリア、家具、シート更にペット類、植
物類に及ぶ。マイクロカプセル自体に紫外線をカットす
る機能を持たせることで、比較的紫外線に弱い微生物の
保護が図れ、より効率的な脱・消臭作用がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも消臭、脱臭
作用のある有用微生物を利用した寝具、衣料品、衛生用
品、履物、空気洗浄器、エアコンディショナー、建材、
家具などに関する。
【0002】
【従来の技術】消臭、脱臭や減菌などを対象とする薬剤
やバクテリヤ製剤は数多く市販されており、甲殻類の殻
から抽出される天然キトサンを主成分とする繊維用加工
剤や微生物を利用する細菌の例としてシュードモナス
菌、酵母、ビブリオ菌などが知られている。又、微生物
生菌として低分子硫黄化合物を餌にするミクロコッカス
属、チオバチルス属、ハイファクロビューム属の菌類、
BSK菌(特許第1739131号)等が種々発見され
ている。
【0003】自然界に棲息する各種の微生物を利用した
消臭、脱臭は、古くから慣用されており、腐敗物や動物
の屍体などを土中に埋めることで、それらの好気的、嫌
気的分解によって発生する臭気物質が土壌粒子や水分に
捕捉された後、微生物群による変質作用で臭気が感じら
れなくなる。このような自然の原理を消臭、脱臭技術と
して利用するのが微生物脱臭であり、土壌脱臭や活性汚
泥脱臭などのその一つであり、BSK菌による脱臭もこ
れに類するものと察せられる。BSK菌においては、ス
カムの分解、汚水の浄化、し尿臭、カビ臭、ペット臭、
魚貝類臭、腐敗臭、酵母臭、など各異臭の除去を主体に
種々の商品が市販され、液状の場合スプレーとして提供
されている。
【0004】当出願人は上述のBSK菌を含んだ液状の
スプレーを老人の介護や寝たきりの病人の介護に際し排
出物の処理における脱臭、消臭に利用しその成果を、特
願平5−280946号で示した。いわゆる寝たきり老
人は体力的にも回復力が弱く、床づれを起こしている人
が多々見受けられた。発明者らは、脱臭用のスプレーを
使用するうちに介護者の床づれが治癒する状況を見て考
察の結果、体を横にして消臭のためのスプレーを行うと
き、寝具の背中に当たる部分にも噴霧液が飛散すること
でBSK菌が散布され、床づれの治癒に効果をもたらし
ている事実をつきとめ床づれの防止にも応用できること
を見出した。従って、BSK菌に限らず環境衛生に役立
つ有用微生物を用途に適した基材に効率よく定着させる
ことで種々の製品あるいは部品として提供しうる確信を
得て本発明に至ったのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、物品の脱・消臭作用を好適に実施する方法及び該方
法に基づく物品を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、微細な孔を有
するマイクロカプセルに少なくとも脱・消臭作用を有す
る有用微生物を内封し、被着物の少なくとも一部に付
着、係着、添着、接着、潜着などの取着手段により取り
つけることで脱・消臭作用を行うようにする。
【0007】又、前記マイクロカプセルを少なくとも樹
脂と微生物培養成分により構成する。
【0008】更に、マイクロカプセルに紫外線をカット
する機能を付与して有用微生物の耐光性を高める。
【0009】上述のようなマイクロカプセルを取りつけ
ることで有用微生物の作用により、脱・消臭効果のある
物品を提供する。
【0010】ここに述べる物品は、動物、植物、鉱物質
の天然繊維あるいは、人造繊維をそれぞれ単独あるいは
少なくとも二種類以上を絡み合わせたような物であっ
て、少なくとも一部に有用微生物が取りつけられる構成
とした。
【0011】又、物品の片面に防水又は撥水物質が含
浸、散布、塗布、接着などの取着手段を用いて取りつけ
排泄物などの浸透を防止する。
【0012】防水などを目的として樹脂成形物を添着又
は接着した構成としても良い。
【0013】更に、前記樹脂成形物に凹凸状のエンボス
面を構成して通気性を付与する。
【0014】又、前記樹脂成形物の付着側に有用微生物
の培養物質を介在させて、有用微生物の存続と増殖を図
る。
【0015】他に、有用微生物を取りつける手段とし
て、脱・消臭作用を有する有用微生物を含浸、散布、塗
布などの手段を用いて、可溶性繊維基材などを含む被着
物の一部に付着、係着、添着、接着、潜着などの取着手
段により物品に取りつけるようにする。
【0016】物品が動物、植物、鉱物質の天然繊維ある
いは、人造繊維をそれぞれ単独あるいは少なくとも二種
類以上を絡み合わせてなる物であって、少なくとも一部
に有用微生物を前記手段により取りつけた構成とする。
【0017】又、物品の片面に防水又は撥水物質が含
浸、散布、塗布、接着などの取着手段を用いて取りつけ
排泄物の浸透を防止する。
【0018】防水性を付与するために、樹脂成形物を添
着又は接着しても良い。
【0019】更に、前記樹脂成形物に凹凸状のエンボス
面を構成して通気性を付与する。
【0020】又、前記樹脂成形物の付着側に有用微生物
の培養物質を介在させて、有用微生物の存続と増殖を図
る。
【0021】被着物に紫外線をカットする機能を付与し
て有用微生物の耐光性を向上させる。
【0022】被着物として寝具があり、なかでもマッ
ト、ふとん、枕、毛布、シーツ、ベッドなどの綿や生地
などに使用して脱・消臭効果を付与するほか、寝たきり
老人の敷布に付着させて用いれば、床ずれ防止に役立つ
ことは前述の通りである。
【0023】被着物として衣料品では肌着、セータ、外
着などに用いることができるが、特に脇周辺部や肩パッ
トに用いることで脇臭を防止する。又、くつ下に用いて
不快臭を除去する。
【0024】被着物として衛生用品分野では、おむつ、
包帯、生理用品に用いて異臭の発散を抑制する。
【0025】被着物として、履物においては、中敷、靴
甲皮、草履、鼻緒、スリッパ、長靴などに適用できる。
【0026】被着物として、空気清浄器、エアコンディ
ショナーなどの空気空気流通経路にあるフィルター類に
適用できる。特に乗用車の室内空気清浄器には有効であ
る。フィルターの素材としてロックウール、グラスウー
ル、スチールウールなどの鉱物繊維や合成繊維が挙げら
れる。
【0027】被着物として、建材・インテリアの分野で
は、壁紙、カーテン、畳、天井材に適用できる。
【0028】被着物として、家具においては、タンス、
ソファー、椅子に適用できる。
【0029】被着物として、乗物のシートの表面あるい
は裏面に用いて体臭の滞留を防止する。
【0030】被着物として、玩具においては、特に繊維
製品を用いたぬいぐるみなどに付着する臭気や雑菌の増
殖を抑制する。
【0031】
【実施例】有用微生物としてBSK菌を用い、天然高分
子蛋白であるコラーゲンと天然油脂類からなる多孔質の
マイクロカプセルをアクリル糊材の水溶液中に分散させ
た混合液を作り、ポリエステル繊維からなる不織布を浸
漬する。不織布を引き揚げながら、ローラで絞り70゜
Cの雰囲気で乾燥させ80゜Cを越えないように管理す
る。80゜Cを越えるとBSK菌の発芽が始まりカプセ
ル内で菌がお互いに争うようになり死減するからであ
る。カプセル内には平均して菌が10乃至100個程度
包含するようにしているが不織布1cm2 あたりの菌の
数が1000個を目安としている。カプセルの成分であ
るコラーゲンは菌の餌になるが菌の増殖に伴い、菌は外
部へ移動し人体へも接触することとなり皮膚に規制する
有害な菌の増殖を抑制する働きをする。本実施例のよう
にカプセルを耐洗濯性のあるアクリル糊材を用いたので
洗濯の可能なシートとして提供することができる。
【0032】本実施例において、BSK菌を包含するカ
プセルを付着固定するために、アクリル糊材を使用した
から耐洗濯性は向上したが、太陽光線のもとに乾燥する
場合紫外線により菌が死滅するおそれがあるので紫外線
をカットする必要性が生ずる。そのために、上記混合液
1lに対し20gのアンチフェード8001(明成化学
(株)製)を添加し、蛍光増白度試験器(日本電色色差
計)で測定し98%以上の紫外線カット率を得た。又、
アクリル糊剤は繊維質基材の風合いをやや硬くする傾向
があるので、軟らかい風合いが好ましい場合は前出のコ
ラーゲンなど動物性物質を使用しても良い。
【0033】繊維質基材に有用微生物を付着固定すると
ころはすでに述べた通りであるが、寝具としてベッドシ
ーツの上部又は下部に敷いて使用する場合、特に寝たき
り老人が対象となる場合、防水性があれば排泄物の浸透
を防止できる。防水には、樹脂成形物として樹脂製フィ
ルムをラミネートするのが最も簡単であるが、更に通気
性を考慮するときフィルムに凹凸状のエンボスを施しこ
の面に上記繊維基材を添着することで解決できる。エン
ボス形状は全面に通じる凹部か凸部の他ドット状の凹凸
面の連なった形状でも良い。この他、防水性や撥水性を
有する高分子物質を糊状にして繊維質基材の片側にロー
ルやヘラでこすりつけるように塗布して防水膜を構成す
ることも可能である。
【0034】上記樹脂成形物と繊維質基材を貼り合わせ
るときに生ずる空隙に有用微生物あるいは該微生物の増
殖を促す培養物質例えば、澱粉、肉エキス、果汁、蛋白
質などを塗着させて、菌の不足を補うことができる。通
常微生物がその特性を顕著に発揮しうる密度は1cm2
あたり五十個は必要で使用中に人体に付着などして寝ま
きを交換したりすると菌の数は減ってしまうから、長期
使用に対しては絶えず増殖させて補充する必要がある。
【0035】前出の天然高分子蛋白であるコラーゲンと
天然油脂を主成分とカプセルの外殻を強固にするために
樹脂成分で覆う必要があり、水性の樹脂エマルジョンで
被覆することが好ましい。有用微生物は一般的に15゜
C乃至80゜Cが活動範囲であり、15゜Cより低い温
度では活動を停止する。又、80゜Cより高い領域では
発芽して変態する。樹脂としては、アクリル、シリコ
ン、ウレタンの他高分子重合物など種々考えられる。た
だし多孔質であって包含される菌の耐えうる温度などか
ら成膜までは至らず微粒子状で互いに結合するような状
態でよい。これらの理由からアクリルエマルジョンが利
用しやすく、前出のコラーゲン水溶液に同混するか、二
工程に分けてコラーゲンと天然油脂を主成分とするカプ
セル上にアクリルエマルジョンを被覆しても良い。又、
アクリルエマルジョンにあらかじめ紫外線吸収剤や紫外
線散乱剤を添加しておけば、洗濯後の天日による乾燥時
の紫外線から菌類を保護することができる。又カプセル
を取りつける手段として潜着する方法があり、高温蒸気
を吹きつけて繊維の絡みを膨潤させて、間隙を広げこの
間にカプセルを減圧環境下にてすい込ませ冷却して膨潤
を収縮させるときに固定するものである。
【0036】環境の汚染を防止する手段の一つに空気洗
浄器やエアコンディショナーがあるが、これらには必ず
フィルターがあって雑菌や臭気発生成分が付着し、脱・
消臭が必要になる。フィルターには、繊維をからませた
不織布が多用され、前出の実施例に基づく方法にて脱・
消臭機能を有する有用微生物のうちBSK菌は特に効果
が大きい。乗用車など車窓内の空気を循環して冷暖房効
果を高める機能が設けられており、臭気を覆うために香
料を用いるときもあるが、臭気の源をなす菌類の抑制を
行う微生物による消臭は特に効果的である。
【0037】有用微生物の被着物がシーツの場合、通常
の生布や不織布などが用いられるが、使い捨てを目的と
する場合は水や温水に浸漬して解体されることが望まし
い。糸や糸を編織した生布は繊維が機械的に強く絡み合
った形態であるからビニロンのような水溶性繊維を用い
る以外には解体が困難である。従って可溶性繊維基材と
しては、紙、パルプ、不織布などが好適で絡み合った繊
維の固定材料を選択することで、水や温水にて解体させ
ることができるから、使用後下水道へ放出可能となり、
後始末に費用をかけずに済む。シーツとして可溶性繊維
基材を用いた場合、汗や排泄物にて形態がくずれるよう
では不便であるから、溶解するための溶液の温度やPH
を規定して選択された条件下でシーツが解体されるよう
にする。
【0038】可溶性の繊維基材を用いる場合、紙の引き
裂き強度が充分でない場合は、布製のシーツの下側に敷
いて用いることで、脱・消臭などの目的を達成できるほ
か、粗い密度の生布を袋状にして、その中へ前記基材を
出し入れすることで実用に供することができる。
【0039】被着物がぬいぐるみの場合はあらかじめ表
側部材にカプセル化した有用微生物か又は有用微生物の
分散液を塗布しておけばよいが、製品化した後の実用段
階では、更に雑菌の繁殖しやすい状況となるから、有用
微生物の分散液か粉体状のカプセルを別途供給して効果
を持続させることができる。
【0040】なお、物品を構成する素材は、紙、パル
プ、木片、不織布、生布などの天然繊維、合成繊維ある
いは鉱物繊維をはじめ樹脂金属性の成形物、例えばパイ
プ、ハネカムなどの通気を確保するための成形物にも用
いることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の脱・消臭作
用を有する有用微生物を用いた製品又は部品は、臭いや
病いを誘発する根源に作用し、ゆるやかではあるが、着
実に効果を発揮する。好気性、嫌気性のいずれの微生物
も日光に含まれる紫外線に対して耐久力がなく、用途に
よっては洗浄、洗濯後戸外に干す場合、少なくとも紫外
線を遮断する必要がありこれらの対策としてカプセル化
した菌類を用いたり紫外線吸収剤、紫外線散乱剤を用い
ることで微生物の存続を可能にした。又、微生物は人体
や物質の移動に伴い必然的に減少するから存続と増殖を
図るため適宜個所に栄養原を固定したから、消・脱臭な
どの効果を持続することができる。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微細な孔を有するマイクロカプセルに少
    なくとも脱・消臭作用を有する有用微生物を内封し、被
    着物の少なくとも一部に付着、係着、添着、接着、潜着
    などの取着手段により取りつけて少なくとも脱・消臭を
    行う方法。
  2. 【請求項2】 マイクロカプセルを少なくとも樹脂と微
    生物培養成分により構成してなる請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 マイクロカプセルに紫外線をカットする
    機能を付与した請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1つの
    項の方法に基づく有用微生物が付着されてなる物品。
  5. 【請求項5】 物品が動物、植物、鉱物質の天然繊維あ
    るいは、人造繊維をそれぞれ単独あるいは少なくとも二
    種類以上を絡み合わせてなる物であって、少なくとも一
    部に有用微生物が取りつけられている請求項4に記載の
    物品。
  6. 【請求項6】 物品の片面に防水又は撥水物質が含浸、
    散布、塗布、接着などの取着手段により取りつけられて
    なる請求項5に記載の物品。
  7. 【請求項7】 物品の片面に防水性を有する樹脂成形物
    を添着又は接着してなる請求項5に記載の物品。
  8. 【請求項8】 樹脂成形物に凹凸状のエンボス面を構成
    してなる請求項7に記載の物品。
  9. 【請求項9】 樹脂成形物の付着側に有用微生物の培養
    物質を介在してなる請求項7又は請求項8に記載の物
    品。
  10. 【請求項10】 少なくとも脱・消臭作用を有する有用
    微生物を含浸、散布、塗布などの手段を用いて前記有用
    微生物を、可溶性繊維基材などを含む被着物の一部に付
    着、係着、添着、接着、潜着などの取着手段により取り
    つけてなる物品。
  11. 【請求項11】 物品が動物、植物、鉱物質の天然繊維
    あるいは、人造繊維をそれぞれ単独あるいは少なくとも
    二種類以上を絡み合わせてなる物であって、少なくとも
    一部に有用微生物が取りつけられている請求項10に記
    載の物品。
  12. 【請求項12】 物品の片面に防水又は撥水物質が含
    浸、散布、塗布、接着などの取着手段により取りつけら
    れてなる請求項11に記載の物品。
  13. 【請求項13】 物品の片面に防水性を有する樹脂成形
    物を添着又は接着してなる請求項11に記載の物品。
  14. 【請求項14】 樹脂成形物に凹凸状のエンボス面を構
    成してなる請求項13に記載の物品。
  15. 【請求項15】 樹脂成形物の付着側に有用微生物の培
    養物質を介在してなる請求項14に記載の物品。
  16. 【請求項16】 被着物に紫外線をカットする機能を付
    与した請求項10乃至請求項15に記載の物品。
  17. 【請求項17】 被着物が寝具、衣料品、衛生用品、履
    物、空気清浄器、エアコンディショナー、建材・インテ
    リア、家具、シート、玩具、首輪、ペット類、植物類の
    うちのいずれか一つの一部又は全体を構成してなる請求
    項4から請求項16までのいずれか1つの項に記載の物
    品。
JP7236867A 1995-09-14 1995-09-14 有用微生物による脱・消臭方法及び有用微生物を取着してなる物品 Pending JPH0975435A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003514623A (ja) * 1999-11-24 2003-04-22 ユニケアー リミテッド 抗菌その他の処理のための方法と装置
JP4796205B1 (ja) * 2011-02-06 2011-10-19 中島商事株式会社 洗濯システムおよび洗濯方法
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KR101375174B1 (ko) * 2011-04-11 2014-03-18 정현옥 마이크로캡슐화된 유용 미생물 발효액 함유 세제 및 그 제조방법
KR20140090306A (ko) * 2012-12-27 2014-07-17 현대자동차주식회사 무취 에바코어 코팅용 미생물 데이노코쿠스 피쿠스 및 이의 용도

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