JPH0351209A - 流体の流通方向制御用逆止弁とこれを用いた物品移送用吸着ベルトおよび吸着移送装置 - Google Patents

流体の流通方向制御用逆止弁とこれを用いた物品移送用吸着ベルトおよび吸着移送装置

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JPH0351209A
JPH0351209A JP18376289A JP18376289A JPH0351209A JP H0351209 A JPH0351209 A JP H0351209A JP 18376289 A JP18376289 A JP 18376289A JP 18376289 A JP18376289 A JP 18376289A JP H0351209 A JPH0351209 A JP H0351209A
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suction
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belt
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空気等の流体の流通制御部に配置されてその
流通方向の制御を行なう逆止弁と、ローター間を循環回
動する無端履帯の外面の吸着部が壁面もしくは物品の外
面に真空吸着して物品の移送を行なう物品移送用吸着ベ
ルトと、この吸着ベルトのローター間の循環回動により
、壁面に沿って真空吸着走行し作業機器等の物品の位置
移動を行なう或いは吸着した物品のベルト上の搬送を行
なう吸着移送装置とにおいて、簡潔な構造で適確な流体
の流通方向の制御をなし得るようにした逆止弁と、この
逆止弁を吸着ベルトの各吸着部に配設することにより、
一部の吸着部の真空保持が破壊されてもそれに隣接する
吸着部の真空保持の破壊は防止され壁面もしくは物品に
対する吸着ベルト全体の真空吸着力の安定化を図り得る
ようになした物品移送用吸着ベルトおよび吸着移送装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の流体の流通方向制御用逆止弁としては、−殻内に
、弁体にスプリングを付設し流体圧力とスプリングの復
元力により弁体を開閉して流体の所定方向への流通と逆
流防止を図る構造のものである。
また、循環回動する無端履帯の外面の吸着部が壁面もし
くは物品の外面に真空吸着する吸着ベルトおよびこの吸
着ベルトを用いた吸着移送装置としては、例えば特開昭
62−175309号公報に示されている壁面吸着走行
装置と物品搬送装置(搬送コンベヤー)とがある。
前者の壁面吸着走行装置B′は、第14図示の如く、機
枠1に枢着せる少なくとも一対のローター2.2間に吸
着ベルト3を巻回して循環回動させ、この吸着ベルト3
の循環回動時にその外面に配設した吸着部たる複数個の
リセス32を、吸着ベルト3の内面側に接して機枠1に
付設されているバキュームボックス4の底面部に配設し
た複数個の連通室5に、各リセス3□に設けた透孔33
を介して順次接続せしめ、バキュームボックス4の各連
通室5に接続する真空発生手段(図示せず)を介して前
記各リセス3゜内の壁面に接している部分を真空保持し
て吸着ベルト3外面を壁面に真空吸着せしめるとともに
ローター2,2の駆動による吸着ベルト3の循環回動に
より壁面に沿って走行し、機枠1搭載の作業機器等の物
品を壁面に沿って移送させるものである。吸着ベルト3
は、ゴム製の無端履帯3.を用いており、この外面に長
さ方向に沿って複数個のリセス3□が適宜間隔にて隣接
配置されているとともに、各リセス32内底面部に透孔
33がリセス3□と無端履帯31の内面側外部とを連通
して穿設されている。バキュームボックス4における複
数個の連通室5は、バキュームボックス4の底面部に長
さ方向に沿って適宜間隔にて形成されているが、各連通
室5の長さ(又は径)および隣接間隔は吸着ベルト3の
各リセス3゜のそれより大きくとられている。そして、
バキュームボックス4の各連通室5は、排気管6、接続
金具7、排気ホース8を介して適宜の真空発生手段に接
続している。
また、前記後者の真空吸着による物品搬送装置は、図示
していないが、前記一対のローター2゜2と吸着ベルト
3を取り付けた機枠1を床面又は壁面等の適所に固定配
置し、連通室5を有するバキュームボックス4をロータ
ー2.2間に巻回する吸着ベルト3の長さ方向側内面側
又は一方の内面側に対接配置せしめて、ローター2,2
間における吸着ベルト3の循環回動によりその外面に真
空吸着せしめた物品の搬送を図るものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来の逆止弁、吸着ベルトおよび吸着移送
装置は夫々その構造上次の問題点を有している。
先ず、逆止弁においては、弁体閉動作用のスプリングを
必要きするとともに、流体が低圧空気等の場合にはスプ
リングの弾性強度によっては弁体の円滑な開動作に支障
を来たすおそれがある。
次に、吸着ベルトおよび壁面吸着走行装置B′において
は、吸着ベルト3外面の各リセス3□は夫々透孔3.を
介してバキュームボックス4底面の各連通室5と順次接
続するものであり、各リセス32と各連通室5とはその
長さ(又は径)と隣接間隔を異にするものであるから、
使用時に一つの連通室5に隣接する複数のリセス3□が
夫々透孔33を介して同時に接続し隣接する複数のリセ
ス3□相互が連通室5を介して接続する状態となり、こ
の場合において壁面上に亀裂や突起等の凹凸部が存在し
ているときは、この凹凸部に遭遇したリセス3□内の真
空保持が破壊されるにとどまらずそれに隣接するリセス
32内の真空保持も破壊されることとなり、斯かる事態
が壁面に接している吸着ベルト3の吸着部の過半数にも
達すると吸着ベルト3全体の吸着力の低下を招き、装置
が自重により壁面から脱落する等装置の吸着走行に安定
性を欠くおそれがある。すなわち、第15図示の如く、
装置B′の壁面H上の吸着走行時において壁面H上に亀
裂に等の凹凸部が存在しているときには、この亀裂Kに
到来した図面右側のリセス3□内には亀裂Kを通して外
気が大量に侵入してその真空保持が破壊されることとな
るが、これに隣接している図面左側のリセス3゜′はそ
の透孔33′を介して右側のリセスが接続しているのと
同一の連通室5に接続しておりその間の空気の流通方向
の制御がなされていないので、真空保持が破壊された右
側のリセス32内の大気圧と同程度の圧力を有する正圧
空気は連通室5を通って真空発生手段に導かれるのみな
らず、その連通室5および隣の透孔33゛を介して左側
の隣接するリセス32′内にも侵入し、その結果負圧に
維持されていた隣接するリセス3□″内の真空保持も破
壊されるに至るものである。
このような、吸着ベルトの一部のリセスに発生した真空
保持の破壊がそのリセスのみにとどまらず隣接するリセ
スにも及ぶ問題は、吸着ベルト上に適当な間隔で適宜数
の物品を載置吸着させその搬送を図る上記物品搬送装置
においても同様である。
本発明は、以上の如き従来技術の有する問題点を解消す
るべくなされたもので、弁体閉鎖用のスプリングを必要
とせず簡潔な構造で低圧空気等の流体においてもその流
通方向の制御を適確になし得るようにした逆止弁と、こ
の逆止弁を吸着ベルトの各吸着部に配設することにより
、吸着ベルトの一部の吸着部に真空保持の破壊が発生し
た場合真空保持の破壊をその吸着部にのみとどめ隣接す
る吸着部への波及を確実に防止し常時壁面もしくは物品
に対する吸着ベルト全体の真空吸着力の安定化を図り得
るようになした物品移送用吸着ベルトおよび吸着移送装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明は、前記目的を達成するために、次の手
段をとっている。すなわち、先ず流体の流通方向制御部
位に配置されて流体の逆流を防止しその流通方向の制御
を図る逆止弁においては、板面中央部に小孔を穿設した
硬質板体と、これより低硬度で可撓性を有し重合時に前
記小孔と符号しないように板面に適宜数のスリットを穿
設した軟質板体とを有してなり、この硬質板体と軟質板
体とを重さねその小孔とスリットが位置する範囲内を除
く板面を接着して弁体を形成したものであり、この弁体
の軟質板体側が流体の流通方向下流側に位置するように
その流通方向制御部位に配設する。
次に、物品を真空吸着させベルトの循環回動により物品
の移送を図る物品移送用吸着ベルトにおいては、無端履
体の外面に長さ方向に沿って複数個のリセスを適宜間隔
で配設するとともに各リセス内底面部にリセスと無端履
帯内面側外部とを連通ずる透孔を穿設してなる吸着ベル
トにおいて、一部のリセスに発生した真空保持の破壊が
連鎖的に隣接リセスに波及するのを防止すべく、その各
リセス内底面部に前記硬質板体と軟質板体とを部分的に
重合接着して弁体を形成した逆止弁を、その弁体の軟質
板体側をリセスの透孔側に位置せしめて取り付けたもの
である。吸着ベルトは一対のローター間に巻回されてロ
ーターの駆動により循環回動し、この吸着ベルトのロー
ター間の循環回動時に吸着ベルトの各リセスを、各透孔
を介して、吸着ベルトの内面側に長さ方向に沿って対接
配置されるバキュームボックスの長さ方向一側面に適宜
間隔で配設された複数個の連通室に順次接続せしめ、各
連通室に接続する真空発生手段を介し、壁面もしくは物
品外面と接する吸着ベルトの各リセス内を真空保持して
、吸着ベルト外面を壁面もしくは物品外面に真空吸着さ
せるとともに吸着ベルトのローター間の循環回動により
壁面上もしくは吸着ベルト上に物品の移送を図るように
なしている。
また、壁面上を真空吸着走行して搭載せる作業機器等の
物品の移送を図る吸着移送装置においては、機枠に枢着
された少なくとも一対のローター間に巻回されてロータ
ー駆動によりローター間を循環回動する吸着ベルトとし
て、前記物品移送用吸着ベルトと同一構成の吸着ベルト
を用いたものである。すなわち、この吸着ベルトは前記
と同様無端履帯の外面に複数個のリセスをベルト長に縦
列配設し、各リセス内底面部に透孔を有しており、壁面
上の亀裂等により一部のリセスに発生した真空保持の破
壊が隣接リセスに連鎖的に波及するのを防止すべく、吸
着ベルトの各リセス内底面部に上記硬質板体と軟質板体
とを部分的に重合接着して弁体を形成した逆止弁を、そ
の弁体の軟質板体側をリセスの透孔側に位置せしめて取
り付けたものである。装置の壁面に対する真空吸着手段
は前記物品移送用吸着ベルトの使用状況におけると同様
に、真空発生手段に接続したバキュームボックスの各連
通室に対する吸着ベルトの各リセスの順次接続にて壁面
に接する各リセス内の真空保持にて行ない、ローター駆
動による吸着ベルトのローター間の循環回動により吸着
ベルトの壁面に対する真空吸着状態を保持しながら壁面
に沿って走行し、機枠搭載の作業機器等の壁面上での移
送を図るようになしている。
さらに、吸着ベルト外面に真空吸着させた物品を吸着ベ
ルトの循環回動により搬送する吸着移送装置においても
、物品が載置されていない部品における吸着ベルトのリ
セス内が真空保持されないためにそれに隣接し物品を吸
着していたリセス内の真空保持も破壊されるのを防止す
べく、前記壁面吸着走行による吸着移送装置と同様に、
吸着ベルトの各リセス内底面部に上記硬質板体と軟質板
体とからなる逆止弁を取り付けたものであり、その軟質
板体側をリセスの透孔側に位置せしめて配設する点につ
いても同様である。また、吸着ベルトの物品外面に対す
る真空吸着手段についても、同様である。但し、この装
置においては、前記壁面吸着走行による吸着移送装置と
異なり、真空発生手段と接続する複数個の連通室を有す
るバキュームボックスはローター間に巻回されている吸
着ベルトの片面側のみではなく両面に対接配置する場合
もあり、ローターを枢着せる機枠は床面或いは壁面に据
え付けられる。
〔作 用〕
しかして、本発明は上記構成よりなるため、次の作用を
有する。
先ず、流体の流通方向制御用逆止弁においては、例えば
低圧空気等の流体が供給されてきたとき、この低圧空気
は弁体の硬質板体側に設けられている小孔を通って軟質
板体の非接着面を押圧し、軟質板体は可撓性を有すると
ともに非接着面にスリットが配設されているため前記低
圧空気の加圧作用によって軟質板体の非接着面はスリッ
トを境にして下流側に凸に湾曲するとともに、それに伴
いスリット部分が太き(開口する。したがって、弁体の
硬質板体側の小孔を通過した低圧空気は大きく開口した
軟質板体側のスリット部分を通って下流側に流通する。
一方、逆に下流側に加圧空気が発生した場合には、この
空気の加圧作用により軟質板体の非接着面は硬質板体側
に押圧されて硬質板体の小孔を閉塞するため、加圧空気
の下流側より上流側への逆流は防止される。また、弁体
を形成する硬質板体と軟質板体とは硬度差を有するゴム
又は樹脂等の素材を用いるとともに、薄手に形成してい
るため、流体が圧力の低い低圧空気等であっても、軟質
板体の湾曲作用したがって弁体の開閉動作は円滑になさ
れ、そして硬質板体側が湾曲することはない。
次に、前記硬質板体と軟質板体とからなる逆止弁を無端
履帯の各リセス内底面部に所定に配設した吸着ベルトお
よびこの吸着ベルトを用いた壁面吸着走行式吸着移送装
置においては、吸着ベルトが真空吸着走行する壁面上に
亀裂や突起等の凹凸部がありそのためリークにより核部
に到来した吸着ベルトのリセス内の真空保持が破壊され
た場合には、このリセス内に発生した正圧空気は、真空
発生手段の作動による軟質板体の非接着面の湾曲により
開状態となっている逆止弁を介してバキュームボックス
の連通室に入るとともにこの連通室に同時に接続されて
いる隣接リセスの透孔を介してこの隣接リセス内にも侵
入しようとするが、この隣接リセスの透孔部に配設され
ている逆止弁の軟質板体側が前記連通室内の正圧空気の
加圧作用により硬質板体側に湾曲してその小孔部を閉塞
するため、この正圧空気の隣接リセス内への侵入は防止
され、隣接リセス内の真空状態は保持される。
また、外面に真空吸着させた物品を吸着ベルトの循環回
動によりベルトに沿って搬送する吸着移送装置において
は、種々の形状、寸法の物品を適当に間隔をおいて吸着
ベルト上に載置するものであるから、各物品間の間隙部
に位置する吸着ベルトのリセ又は大気に大きく開口され
て真空保持がなされず、このリセス内の正圧空気がバキ
ュームボックスの連通室とこれに接続する隣接リセスの
透孔を介して隣接リセス内に侵入しようとするが、この
場合においても前記壁面吸着走行式吸着移送装置におけ
ると同様に逆止弁の軟質板体側の湾曲作用に基づく硬質
板体側の小孔部の閉塞作用によって前記連通室内の正圧
空気の隣接リセス内への侵入防止が図られ、その結果こ
の隣接リセスが物品外面に真空吸着している場合にはそ
の真空状態が保持される。
〔実施例〕
以下、本発明に係る流体の流通方向制御用逆止弁とこれ
を用いた物品移送用吸着ベルトおよび吸着移送装置の一
実施例について、別紙図面第1図〜第13図を参照して
説明する。
第1図は流体の流通方向制御用逆止弁の全体構造を示し
、第2図および第3図はその分解構造を示すものである
。以上の図面において、Aは流体の流通方向制御部位に
配置される逆止弁で、硬質板体10とこれより低硬度で
可撓性を有する軟質板体12とからなり、この両板体を
重さね一部を除き接着して弁体を形成したものである。
硬質板体10は板面中央部に穿設された小孔11を有し
ており、軟質板体12は板面内に適宜長さ適宜対向間隔
で穿設された二条のスリット13を有している。この二
条のスリット13の対向間隔は、硬質板体10と軟質板
体12の重合時に二条のスリット13が硬質板体10の
小孔11と符号しないように、小孔11を間に挟んで対
峙する適宜寸法に設定されている。硬質板体10と軟質
板体12とは重さね合わせて接着するものであるが、画
板体のスリット13と小孔11が位置する範囲内D(第
1図a参照)の部分は非接着面となしている。
硬質板体10は、硬度の比較的高い硬質ゴム又は硬質樹
脂を用い、軟質板体12はこれより低硬度の軟質ゴム又
は軟質樹脂を用いており、いずれも薄片状の板体に形成
されている。その板体形状は、図示の如く四角形状、或
いは円形状等適宜のものとする。そして、この硬質板体
10と軟質板体12とを重合接着せしめてなる逆止弁A
は、流体の流通方向制御部位において、その軟質板体1
2側を下流側の位置となして配設される。
したがって、流体供給時には、供給されてきた流体は硬
質板体10の小孔1.1を通ってその供給圧力により軟
質板体12の非接着面りを押圧し、これに伴い軟質板体
12の非接着面りは二条のスリット13の部分を境にし
て下流側に凸に湾曲してスリット13の部分が大きく開
口されるので、小孔11を通過した供給流体は小孔13
を挟んで両側に位置する軟質板体1】の大きく開口され
たスリット13の部分を通って下流側に流通する。
逆に下流側に加圧流体が発生した場合には、その加圧力
によって前記軟質板体12の非接着面りの部分が硬質板
体10側に凸に湾曲して硬質板体10の小孔11を閉塞
するので、流体が下流側より上流側に逆流することはな
い。
なお、上記実施例においては、逆止弁Aの軟質板体12
に二条のスリット13を形成するものを示したが、スリ
ット数はこれに限らず一条等適宜数でよい。
第4図〜第9図は、前記逆止弁Aを吸着ベルトの各吸着
部に取り付けた壁面吸着走行装置Bの構造と各吸着部に
おける逆止弁Aの作用を示すものである。この壁面吸着
走行装置Bは、吸着ベルトに逆止弁Aを配設した点を除
きその他の構造は上記第14図に示した従来の壁面吸着
走行装置B′と同一であり、したがって第14図の符号
と同一符号のものはそれと同一部材を示す。第5図示の
如く、一対のローター2,2は機枠1の左右両側に配設
されており、したがってこのローター間に巻回される吸
着ベルト3も機枠1の左右両側に前後方向に長く配設さ
れている。この吸着ベルト3は、無端履帯3.の長さ方
向外面に沿って複数個のリセス3□を縦列配設し、各リ
セス3□内底面部に無端履帯31の内外面を連通ずる透
孔33を形成しているが、前記各リセス3□内底面部に
は、前記硬質板体10と軟質板体12とからなる逆止弁
Aがその軟質板体12側を透孔33側に配置して接着に
より取り付けられている。
硬質板体10の小孔11と軟質板体12のスリット13
とは、いずれも各リセス3□内底面部における透孔3.
の孔径内に位置するよう設定されている。吸着ベルト3
の内面側には、底面部に夫々真空発生手段(エアエジェ
クター、真空ポンプ等)に接続する複数個の連通室5を
縦列配設したバキュームボックス4がベルト長に沿って
対接配置している。左右両側に配されている二組のロー
ター2.2′は、駆動モータ9により一組が前輪駆動、
他方の組が後輪駆動となっている。
上記構造の壁面吸着走行装置Bを壁面H上に配置し、ロ
ーター2.2  を駆動させて吸着ベルト3をローター
間に循環回動させるとともに真空発生手段を作動させる
と、バキュームボックス4の各連通室5内の空気が排気
されて該室内が負圧となる。この連通室5内が負圧にな
ると、それに伴い第7図〜第9図の如く、この連通室5
に透孔3、を介して接続状態となっている吸着ベルト3
のリセス3゜内底面部に配されている逆止弁Aの軟質板
体12における硬質板体10との非接着面りが透孔33
内において前記連通室5側上方に吸引されて湾曲し、そ
のため湾曲した軟質板体12の非接着面りの両側に配さ
れているスリット13の部分が上下方向に太き(開口し
、この開口部と硬質板体10の小孔11とが連通状態と
なる。したがって、真空発生手段の作動によりこの逆止
弁Aが配置され壁面Hに接している吸着ベルト3のリセ
ス32内の空気も小孔11、スリット13の開口部、透
孔31、連通室5を介して吸引排気されて、該部内も負
圧となり吸着ベルト3は壁面Hに対し真空吸着される。
このような吸着ベルト3のローター2.2間の循環回動
による各リセス3□のバキュームボックス4の各連通室
5に対する順次接続を介した各リセス3□内の真空保持
によって、装置Bは壁面Hに沿って吸着走行し、機枠1
搭載の作業機器等の物品が壁面に沿って移送される。
しかして、第7図〜第9図の如く壁面H上に亀裂に等の
凹凸部がある場合には、この亀裂Kに到来した吸着ベル
ト3のリセス32内は亀裂Kによる空気のリークのため
に真空保持が破壊されて負圧状態から正圧状態となる。
このリセス3゜内の正圧空気は、前記逆止弁Aの開放に
より(仮りに逆止弁Aが閉じていても、正圧空気の加圧
作用による逆止弁Aの開放作用により)その開口部から
連通室5内に侵入し、真空発生手段に導かれる一方この
連通室5に同時に接続している隣接リセス3□゛の透孔
3.′を介して隣接リセス32゛内にも侵入しようとす
る(第7図参照)。
しかし、このリセス3□″にも逆止弁Aが配されており
、前記正圧空気の加圧作用によりこの逆止弁Aの軟質板
体12の非接着面りは押圧されて逆に硬質板体10側に
湾曲し硬質板体10の小孔11を閉塞することとなるた
め、この正圧空気の隣接リセス3□′内への侵入は防止
され、隣接リセス32′内の負圧状態は保持される。し
たがって、壁面上の亀裂等により吸着ベルト3の一部の
リセス32内の真空保持が破壊されても、逆止弁Aの存
在によりその破壊が隣接リセスにも波及することはなく
、前記一部のリセスのみにとどまる。
第10図および第11図は、前記壁面吸着走行装置Bに
おけると同様の吸着部に逆止弁Aを配設した吸着ベルト
を搬送ベルトとして用いた物品搬送装置Cの構造を示す
ものである。同上図面において、1′は床面F或いは壁
面Hに据え付けられた同装置Cの機枠で、この機枠の前
後には一対のローター2.2が枢着されており、このロ
ーター2.2間には吸着ベルト3が巻回されてローター
2.2の駆動によりローター間を循環回動するようにな
っている。ローター2,2間に巻回されている吸着ベル
ト3の両側内面には、これとの対面側に夫々真空発生手
段に接続する複数個の連通室5を縦列配設した一対のバ
キュームボックス4が機枠1′に付設されて対接配置さ
れている。吸着ベルト3は、前記壁面吸着走行装置Bに
用いた吸着ベルトと同一構造のものであり、したがって
、この吸着ベルト3の各リセス32内底面部には前記硬
質板体10と軟質板体12とからなる逆止弁Aがその軟
質板体12側をリセスの透孔33側に配置させて接着に
より取り付けられている。
この搬送装置Cにおいては、種々の形状1寸法の物品M
を適当に間隔をおいて吸着ベルト3上に載置し、真空発
生手段の作動により物品Mに接している吸着ベルト3の
リセス3□内の真空を保持して吸着ベルト3外面に物品
Mを真空吸着させるとともに、ローター2,2間に吸着
ベルト3を循環回動させて吸着ベルト3上に物品Mを搬
送させるものである。したがってこの場合には、第11
図示の如く、物品Mの相互間に位置する吸着ベルト3の
リセス32゛は大気に大きく開口されているからこの内
部は真空状態となっておらず、そのためこのリセス32
゛と透孔33および連通室5を介して接続し物品Mに接
している隣接リセス32内の真空保持は、リセス3□″
内の正圧空気が透孔33より侵入するに至れば破壊され
物品Mに対する吸着力の低下を来たすこととなる。しか
し、このリセス3□内には前記構造の逆止弁Aが配設さ
れているので、前記と同様の作用により隣接リセス3□
内の真空保持は確実になされるものである。
なお、上記壁面吸着走行装置Bおよび物品搬送装置Cに
おけるバキュームボックス4と吸着ベルト3には、第1
2図および第13図に示されているスポンジゴム等の細
+7+の可撓性シール材14゜15が設けられている。
可撓性シール材14は、バキュームボックス4の各連通
室5の周囲を囲繞する状態で稍外部に突出して取り付け
られており、吸着ベルト3内面側の変形に伴うバキュー
ムボックス4と吸着ベルト3間のリークを防止し、吸着
ベルト3のリセス3□内の真空保持の高揚を図るもので
ある。可撓性シール材15も同様の目的で、吸着ベルト
3の各リセス32の周囲を囲繞する状態で稍外部に突出
して取り付けられており、壁面もしくは物品外面の形状
変化に伴う吸着ベルト3と壁面もしくは物品外面との間
のリークを防止し、吸着ベルト3の真空吸着力の高揚を
図るものである。
〔発明の効果〕
本発明は、斜上のように構成したので、上記従来技術の
有する諸問題点を解消し、次の効果を有する。
先ず、流体の流通方向制御用逆止弁においては、小孔を
有する硬質板体とこれより低硬度で可撓性を有し所定位
置に適宜数のスリットを形成した軟質板体とを、前記小
孔とスリットが位置する範囲内の板面を除き重合接着し
て弁体を形成し、流体の流通方向制御部位において弁体
の軟質板体側を流体の流通方向下流側に配置せしめるよ
うになしたので、流体の加圧力が下流方向へ働くときに
は弁体の軟質板体のスリット形成部位における非接着面
の下流方向への湾曲による弁体の開放動作によって流体
が所定方向に流通する一方、流体の加圧力が逆に上流方
向へ働くときには前記軟質板体の非接着面が上流方向へ
湾曲して硬質板体の小孔を閉塞する弁体の閉鎖動作によ
って流体の逆流が防止され、したがって、従来のような
弁体閉鎖用のスプリングを必要とすることはな(、簡潔
な構造で低圧空気等の流体においてもその流通方向の制
御を適確になし得るものである。
次に、ローター間を循環回動する無端履帯外面の吸着部
が壁面もしくは物品外面に真空吸着して物品の移送を行
なう物品移送用吸着ベルトおよびこの吸着ベルトを用い
壁面に対し真空吸着走行して作業機器等の物品の壁面に
沿った位置移動を行なう或いは吸着した物品のベルト上
の搬送を行なう吸着移送装置においては、その吸着ベル
トの各リセス内底面部に前記硬質板体と軟質板体とから
なる逆止弁をその軟質板体側をリセスの透孔側に位置せ
しめて取り付けたので、吸着ベルトのリセスの一部に種
々の要因により真空保持の破壊が発生しこのリセスとこ
れに隣接するリセスとが同時にバキュームボックスにお
ける同じ連通室に接続する場合であっても、その真空保
持の破壊を前記逆止弁の流通方向制御作用によってそれ
が発生したリセスにのみとどめ隣接リセスに連鎖的に波
及するのを防止することができ、そのため吸着ベルトの
各リセスの真空保持の独立した制御が可能となり、常時
壁面もしくは物品外面に対する吸着ベルト全体の真空吸
着力の安定化を図り得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は、本発明に係る流体の流通方向制御
用逆止弁とこれを用いた物品移送用吸着ベルトおよび吸
着移送装置の一実施例を示すもので、第1図(a)は逆
止弁の正面図、第1図(b)は同上のA−A断面図、第
1図(c)は同じ(B−B断面図、第2図(al は逆
止弁における硬質板体の正面図、第2図(b)は同上の
A−A断面図、第3図(a)は逆止弁における軟質板体
の正面図、第3図(b)は同上のA−A断面図、第4図
は、無端履帯の各リセス内に前記逆止弁を配設した吸着
ベルトおよびこの吸着ベルトを用いた吸着移送装置にお
ける壁面吸着走行装置の一部を断面とした要部の側面図
、第5図は同上の平面図、第6図は同上における吸着ベ
ルト部の拡大平面図、第7図は、壁面上の亀裂等の凹凸
部に到来した同上の吸着ベルトのリセスおよびその隣接
リセスにおける空気の流通と逆止弁の制御作用説明図、
第8図は同上の一部の拡大図、第9図は同上のA−A断
面図、第10図は前記吸着ベルトを用いた吸着移送装置
における物品搬送装置の概略構造を示す側面図、第11
図は同上の要部の縦断面図、第12図は連通室の周囲に
可撓性シール材を施した上記吸着移送装置におけるバキ
ュームボックスの縦断面図、第13図はリセスの周囲に
可撓性シール材を施した上記吸着移送装置における無端
履帯の縦断面図であり、第14図および第15図は従来
例を示すもので、第14図は従来の吸着移送装置におけ
る壁面吸着走行装置の一部を断面とした要部の側面図、
第15図は、壁面上の亀裂等の凹凸部に到来した同上の
吸着ベルトのリセスおよびその隣接リセスにおける空気
の流通作用説明図である。 A・・・逆止弁、10・・・硬質板体、11・・・小孔
、12・・・軟質板体、13・・・スリット、D・・・
非接着面、B・・・壁面吸着走行装置、C・・・物品搬
送装置、1.1′・・・機枠、2・・・ローター、3・
・・吸着ベルト、31・・・無端履帯、3□、3□′・
・・リセス、33 。 3 ・・・透孔、 4・・・バキュームボックス、 5・・・連通室、 F・・・床面、 H・・・壁面、 K・・・亀裂、 M・・・物品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体の流通方向制御部位に配置されて流体の逆流を
    防止しその流通方向の制御を図る逆止弁において、板面
    中央部に小孔を穿設した硬質板体と、これより低硬度で
    可撓性を有し重合時に前記小孔と符号しないように板面
    に適宜数のスリットを穿設した軟質板体とからなり、こ
    の硬質板体と軟質板体とを重さねその小孔とスリットが
    位置する範囲内を除く板面を接着して弁体を形成すると
    ともに、この弁体の軟質板体側が流体の流通方向下流側
    に位置するようにその流通方向制御部位に配設されるこ
    とを特徴とする流体の流通方向制御用逆止弁。 2、一対のローター間に巻回されてローター間を循環回
    動する無端履帯と、この無端履帯の外面に長さ方向に沿
    って適宜間隔で配設された複数のリセスと、この各リセ
    ス内底面部にリセスと無端履帯内面外部とを連通して穿
    設された透孔とを有してなり、無端履帯をローター間に
    循環回動させてその各リセスを各透孔を介して無端履帯
    の長さ方向内面に対接配置するバキュームボックスの長
    さ方向一側面に適宜間隔で配設された複数の連通室に順
    次接続せしめ、各連通室に接続せる真空発生手段を介し
    て壁面もしくは物品外面と接する前記無端履帯の各リセ
    ス内を真空となすことによって、無端履帯外面の壁面も
    しくは物品外面に対する真空吸着状態を保持するととも
    に無端履帯のローター間の循環回動により物品の移送を
    図る吸着ベルトにおいて、この吸着ベルトの無端履帯に
    おける各リセス内底面部に請求項/記載の逆止弁をその
    弁体の軟質板体側を透孔側に位置せしめて取り付けたこ
    とを特徴とする物品移送用吸着ベルト。 3、機枠に枢着された少なくとも一対のローターと、こ
    のローター間に巻回された無端履帯の外面に長さ方向に
    沿って複数のリセスを適宜間隔で配設するとともに各リ
    セス内底面部にリセスと無端履帯内面外部とを連通する
    透孔を穿設した吸着ベルトと、この吸着ベルトの内面側
    に長さ方向に沿って接する状態で機枠に付設され底面部
    に長さ方向に沿って複数の連通室を適宜間隔で形成した
    バキュームボックスと、このバキュームボックスの各連
    通室に接続した真空発生手段とを有してなり、吸着ベル
    トのローター間の循環回動時に真空発生手段の作動によ
    りバキュームボックスを介して壁面に接する吸着ベルト
    の各リセス内を真空保持するとともにローター駆動によ
    る吸着ベルトのローター間の循環回動によって壁面に沿
    って吸着走行し機枠搭載の作業機器等の物品を移送する
    吸着移送装置において、前記吸着ベルトの無端履帯にお
    ける各リセス内底面部に請求項/記載の逆止弁をその弁
    体の軟質板体側を透孔側に位置せしめて取り付けたこと
    を特徴とする吸着移送装置。 4、機枠に枢着された一対のローターと、このローター
    間に巻回された無端履帯の外面に長さ方向に沿って複数
    のリセスを適宜間隔で配設するとともに各リセス内底面
    部にリセスと無端履帯内面外部とを連通する透孔を穿設
    した吸着ベルトと、この吸着ベルトの内面側に長さ方向
    に沿って接する状態で機枠に付設され吸着ベルトとの対
    面側に長さ方向に沿って複数の連通室を適宜間隔で形成
    したバキュームボックスと、このバキュームボックスの
    各連通室に接続した真空発生手段とを有してなり、吸着
    ベルトのローター間の循環回動時に真空発生手段の作動
    によりバキュームボックスを介して物品の外面に接する
    吸着ベルトの各リセス内を真空保持して吸着ベルトの外
    面に物品を吸着せしめるとともにローター駆動による吸
    着ベルトのローター間の循環回動によって物品を移送す
    る吸着装置において、前記吸着ベルトの無端履帯におけ
    る各リセス内底面部に請求項/記載の逆止弁をその弁体
    の軟質板体側を透孔側に位置せしめて取り付けたことを
    特徴とする吸着移送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149981A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Daio Paper Corp ロール製品の搬送装置
US11027936B2 (en) 2018-05-17 2021-06-08 Fagor Arrasate, S. Coop. Conveying device for conveying goods

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JPS53154429U (ja) * 1977-05-12 1978-12-05
JPS62175309A (ja) * 1986-01-28 1987-08-01 Kakoki Gijutsu Service Kk 吸着移送装置における吸着ベルトの吸着力および回動の安定装置

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