JPH0351138Y2 - - Google Patents

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JPH0351138Y2
JPH0351138Y2 JP2902384U JP2902384U JPH0351138Y2 JP H0351138 Y2 JPH0351138 Y2 JP H0351138Y2 JP 2902384 U JP2902384 U JP 2902384U JP 2902384 U JP2902384 U JP 2902384U JP H0351138 Y2 JPH0351138 Y2 JP H0351138Y2
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JP
Japan
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mold
blow molding
injection
movable
core
Prior art date
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JP2902384U
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JPS60141223U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はインジエクシヨンブロー成形装置に関
するものである。
従来技術 従来、第8図に示すように射出成形機にブロー
成形装置34を取付けてインジエクシヨンブロー
成形を行なつていた。しかし、ブロー成形装置3
4の両金型34aは各々射出成形機と別体に設け
られ、固定側ダイプレート31と可動側ダイプレ
ート32間のタイバー33に取付台35によつて
取付けられていた。このため、ブロー成形時に両
ブロー金型34aの位置を正確に合わせることが
難しく、それらの間に形成されるキヤビテイが不
正確となるおそれがあつた。
従つて、ブロー成形装置34の取付が難しく手
間を要し、かつ煩わしいものであつた。又、ブロ
ー成形装置34の位置決め機構が複雑化する欠陥
があつた。
目 的 本考案は射出成形装置を利用してブロー成形も
行なうことができるばかりでなく、ブロー金型を
複雑な位置決め機構を設けなくとも容易に移動オ
モ型に取付けることができ、しかも高精度に金型
の型締、型開を行なうことができ、インジエクシ
ヨンブロー成形の1サイクルに要する時間を短縮
化できるインジエクシヨンブロー成形装置を提供
することにある。
構 成 本考案は上記の目的を達成するために射出成形
用の移動オモ型5側からコア6が突出するように
設けられ、前記コア6を挟む位置に一対のブロー
成形用金型13が型締、型開可能に前記移動オモ
型5と摺動するように設けられているものであ
る。
実施例 以下、本考案を具体化した実施例を第1,2図
に従つて説明すると、1はブロー金型を射出成形
機の移動オモ型に取付けたインジエクシヨンブロ
ー成形装置全体を示す。2はインジエクシヨンブ
ロー成形装置1の上部に設けられた射出成形機の
固定型取付板であつて、その中央部には貫通した
射出機係合孔2aが設けられている。
3は前記固定型取付板2の下面に取付けられメ
ス型の固定オモ型であつて、下面に凹設された成
形用の凹部3aの上端中央には前記係合孔2aに
連通する注入口3bが透設されており、凹部3a
の両側方にはガイド孔3cが垂直に凹設されてい
る。
4は前記固定型取付板2の下方に相対向するよ
うに設けられた移動型取付板であつて、油圧シリ
ンダー(図示しない)に接続されて、上下動可能
となつている。5は固定オモ型3と嵌合するよう
に前記移動型取付板4の上面に取付けられた移動
オモ型であつて、上面の両側部には後述する両ブ
ロー成形用金型の型開方向に沿つてあり溝5aが
形成されている。5bは移動オモ型5の中央部に
設けられた貫通孔であつて、同貫通孔5bの上縁
周囲には環状の凸縁5cが形成されて、その内側
には貫通孔5bに連続する逆円すい状の凹部5d
が設けられている。又、貫通孔5bの下部は拡径
されて、エアシリンダー5eが形成されている。
5fは移動オモ型5の上面に垂直に立設された一
対のガイドピンであつて、前記固定オモ型3のガ
イド孔3cに挿入しうるようになつている。
6は前記移動オモ型5の貫通孔5bに摺動可能
に嵌入されたコアであつて、前記固定オモ型3の
メス型凹部3aに係入されるコア部6aと、凹部
5dに離脱可能に密着する後端面6bと貫通孔5
bに嵌入するコア軸6cとからなる。コア部6a
が凹部3aに係入したとき、同コア部6aと凹部
3aの間には射出成形用のキヤビテイ7が形成さ
れるようになつている。
8はコア軸6cの基端部に取着されたピストン
部材であつて、エアシリンダー5eに摺動可能に
嵌入されておりエアシリンダー5eとの接合部に
はOリング8aが設けられている。9はエアシリ
ンダー5eに開口するように移動オモ型5に設け
られたコア押上用エアー孔であつて(第3図参
照)、コア6押上用のエアーを供給する。10は
移動オモ型5に設けられたブロー用エアー孔であ
る。11は移動オモ型5の貫通孔5b内壁に上下
方向に凹設されたチヤンネル状の通気路であつ
て、前記ブロー用エアー孔10と通じている。
12は第5図に示すようにブロー成形時にコア
6が上方に押上げられてコア部6aの後端面6b
と移動オモ型5の凹部5dの内面間に形成される
通気路であつて、前記ブローエアー孔10、通気
路11を通じてブロー成形時のエアーを供給す
る。13は移動オモ型5にコア6を挟むように取
付けられた一対のブロー成形用金型であつて、そ
の下面側部に設けられた一対のあり13aが前記
移動オモ型5のあり溝5aに摺動可能に嵌入さ
れ、あり機構5a,13aが構成されている両ブ
ロー成形用金型の型締、型開は図示しない油圧シ
リンダによつてあり溝5aに沿うように行われ
る。
以下、前記のように構成したインジエクシヨン
ブロー成形用金型の動作を説明すると、まず第3
図に示すようにブロー成形用金型13を左右に大
きく開いた後ガイドピン孔3cに沿つて移動オモ
型5を上方に移動させ、固定オモ型3と移動オモ
型5を型締する。図示しない射出成形機のノズル
を係合孔2aに係合させ、注入口3bを通してキ
ヤビテイ7内に樹脂を射出充填する。
これが終了すると第4図に示すように移動オモ
型5を下方に移動して型開を行ない射出成形を完
了する。
次に第5図に示すように一対のブロー成形用金
型13を図示しない油圧シリンダによつて、互い
に型締方向に向つて移動オモ型5のあり溝5aに
沿つてスライドさせて型締をする。型締終了後コ
ア押上用エアー孔9を通じて、エアシリンダー5
eにエアーを注入しコア軸6cの基端に形成され
たピストン部材8を押上げ、コア6を上方に揚げ
る。これによつてコア部6の後端面6bと移動オ
モ型5の凹部5dの内面にブロー成形のための通
気路12が形成される。この通気路12と通気路
11を通じてブロー用エアー孔10よりエアーを
注入しブロー成形を行なう。
ブロー成形が終了すると、第6図に示すように
図示しない油圧シリンダに接続されたブロー成形
用金型13は互いに型開方向に移動し移動終了
後、成形品を取出し全インジエクシヨンブロー成
形工程を完了する。
以上のように、本考案ではブロー成形用金型1
3をコア6を挟むように型締、型開可能に移動オ
モ型5に取付けたことによつて、従来のようにブ
ロー成形装置34を別体に設けてタイバー33に
取付ける必要がなく、従つて前記ブロー成形装置
34と射出成形機との複雑な位置決め機構を必要
とせず、又、手間のかかる煩わしい位置決め作業
も不要となる。
又、ブロー金型13と移動オモ型5とをあり機
構13a,5aより直接取付け従来と異なりタイ
バー33を介していないためブロー金型13の型
締、型開、移動を高精度にかつスムーズに行なう
ことができる。
さらに、ブロー成形用金型13を移動オモ型5
に取付けたことにより金型移動に要す時間を節約
でき、例えば射出成形終了後の移動オモ型5型開
移動完了も待つことなく、ブロー成形用金型13
の型締移動と同時に行なうことができ、インジエ
クシヨンブロー成形の1サイクルに要する時間を
短縮化できる。
なお、この考案は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、前記ブロー成形用金型13に例
えば移動オモ型5との取付手段をあり機構13
a,5a以外にレール式など考案の趣旨を逸脱し
ない範囲で任意に変更して具体化しうる。
効 果 以上、詳述したように本考案は射出成形装置を
利用してブロー成形も行なうことができるばかり
でなく、ブロー金型を複雑な位置決め機構を設け
なくとも容易に移動オモ型に取付けることがで
き、しかも高精度に金型の型締、型開を行なうこ
とができ、インジエクシヨンブロー成形の1サイ
クルに要する時間を短縮化できる効果を奏するの
でインジエクシヨンブロー成形装置として実用上
好ましい考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化したインジエクシヨン
ブロー成形装置の断面図、第2図は同A−A断面
図、第3図は射出成形時を示す断面図、第4図は
射出成形終了時を示す断面図、第5図はブロー成
形時を示す断面図、第6図はインジエクシヨンブ
ロー成形完了時を示す断面図、第7図はインジエ
クシヨンブロー成形装置のあり機構を示す部分斜
視図、第8図は従来のインジエクシヨンブロー成
形装置を示す断面図である。 移動オモ型5、あり溝5a、コア6、ブロー成
形用金型13、あり13a。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 射出成形用の移動オモ型5側からコア6が突
    出するように設けられ、前記コア6を挟む位置
    に一対のブロー成形用金型13が型締、型開可
    能に前記移動オモ型5と摺動するように設けら
    れていることを特徴とするインジエクシヨンブ
    ロー成形装置。 2 前記一対のブロー成形用金型13に形成され
    たあり13aが前記出射成形用の移動オモ型5
    のあり溝5aに摺動可能に嵌入され、あり機構
    13a,5aを形成したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のインジエクシ
    ヨンブロー成形装置。 3 前記射出成形の移動オモ型5の中央部には貫
    通孔5bとその上縁周囲に凸縁5cが形成され
    ているとともに、前記凸縁5cの内側には凹部
    5dが設けられ、更に、コア6がその後端面6
    bを前記凹部5dと離脱可能で上下方向移動可
    能に設けられていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のインジエクシヨン
    ブロー成形装置。 4 前記移動オモ型5の貫通孔5b内壁には上下
    方向に凹設された通気路11を設けたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    3項記載のインジエクシヨンブロー成形装置。
JP2902384U 1984-02-28 1984-02-28 インジエクシヨンブロ−成形装置 Granted JPS60141223U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2902384U JPS60141223U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 インジエクシヨンブロ−成形装置

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JP2902384U JPS60141223U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 インジエクシヨンブロ−成形装置

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Publication Number Publication Date
JPS60141223U JPS60141223U (ja) 1985-09-19
JPH0351138Y2 true JPH0351138Y2 (ja) 1991-10-31

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JP2902384U Granted JPS60141223U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 インジエクシヨンブロ−成形装置

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JP2018039170A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 石川樹脂工業株式会社 射出ブロー成形方法

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JPS60141223U (ja) 1985-09-19

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