JPH0350960Y2 - - Google Patents

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JPH0350960Y2
JPH0350960Y2 JP1985012284U JP1228485U JPH0350960Y2 JP H0350960 Y2 JPH0350960 Y2 JP H0350960Y2 JP 1985012284 U JP1985012284 U JP 1985012284U JP 1228485 U JP1228485 U JP 1228485U JP H0350960 Y2 JPH0350960 Y2 JP H0350960Y2
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parts
spacer
bending line
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horizontal plane
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JP1985012284U
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 この考案は、写真、絵または図形から成るピク
チヤーの主要部分が背景から前方へ突出して遠近
状態で見ることができるスタンドに関する。
b 従来の技術 従来、いわゆる飛び出す絵本と称して、閉じら
れた絵本を開く動作と関連させて、そのページの
主要人物または物が背景の平面から起立し、その
ページを閉じることによつて背景の平面上へ自動
的に折り畳まれるものが周知である。
しかしながら、上記の突出部は背景とは別の用
紙を使つて背景の所定の位置に正確に貼り加えた
ものであつて、その加工は、多くの時間と労力と
精度とを要求する手作業によるため、生産コスト
が著しく割高であつた。
他方において、従来、ジオラマ(立体模型)と
称して、山野などを背景にし、乗物、建物、人物
または動植物等の小型模型を遠近感を出しつつ配
置したシミユレーシヨンシーンが周知であるが、
材料が多岐にわたつて作成し難く、高価で場所を
とるなど、幼少年層が手軽に作成して楽しむこと
は困難であつた。
c 考案が解決しようとする問題点 この考案の目的は、上記の不都合を一掃して、
非常に安価で簡単な手法により遠近感を出して楽
しむことが可能な飛び出すピクチヤースタンドを
創作して提供することである。
d 問題点を解決するための手段 一枚続きの堅紙がその中央部に設けた折返し線
によつて2つの部分に区分され、その2つの部分
は互いに完全に重ね合わせられる対称形をしてお
り、更に、その2つの部分を折り重ねたときにお
ける各自由端側を互いに外方へ折り曲げる一対の
折曲げ線を設けてその折り曲げによつて前記2つ
の部分にそれぞれ水平面と垂直面とを形成させ
る。
他方において、前記2つの部分の各表面にピク
チヤーをそれぞれ表示し、その各ピクチヤーの主
要部と背景部との間の境界に沿つて分離線をそれ
ぞれ設け、前記折曲げ線と平行な巾を隔てて前記
水平面上に第2の折曲げ線を設けて、その第2の
折曲げ線に前記分離線の下端を達せしめる一方、
前記背景部と前記主要部の上端乃至上端に近い位
置との間を前記巾と同じ間〓を隔てて連結支持す
るスペーサを設け、そのスペーサに前記分離線の
上端を達せしめる。
e 作用 一枚続きの堅紙を折り返して2つの部分を重ね
合わせた後、水平面をそれぞれ外方へ折り曲げる
と、垂直面と一体の背景部に対してピクチヤーの
主要部が第2の折曲げ線とスペーサとに支持され
て扁差巾だけ前方へ突出するので、遠近感が強調
され、ダイナミツクな表現となる。
f 実施例 第1乃至5図で第1実施例を、第6図で第2実
施例を、第7及び8図で第3実施例を、第9図で
第4実施例をそれぞれ示す。
一枚続きの堅紙1の中央部に折返し線2を設
け、その線によつて堅紙1は2つの部分10及び
11に区分される。2つの部分は、第3及び4図
で示すように、互いに完全に重なり合う対称形を
しているが、その形状については、矩形(第1〜
5図、第9図)、長円形(第6図)、家形(第7〜
8図)などが考えられる。
次に、各2つの部分10及び11を互いに折り
重ねたときにおける各自由端側を、第1及び2図
で示すように、互いに外方へ折り曲げるために一
対の折曲げ線3及び4を設け、その折り曲げによ
つて2つの部分10及び11にはそれぞれ水平面
100及び110と垂直面101及び111とが
形成される。
他方において、2つの部分10及び11の各表
面には、写真、絵または図形から成るピクチヤー
が表示されており、かつ、そのピクチヤーは主要
部(乃至主役)Sと背景部(乃至脇役)Bとから
構成されている。双方の部分10及び11のピク
チヤーが同一であつても相違していてもそれは自
由である。
さて、第2の折曲げ線5及び6は、水平面10
0及び110上において、第1の折曲げ線3及び
4と平行な巾Dを隔ててそれぞれ設けられている
一方、主要部Sの上端乃至上端に近い位置とそれ
に隣接する背景部Bとの間が前記巾Dと同じ間〓
を隔ててスペーサ7で連結支持されており、その
スペーサ7と第2折曲げ線5及び6との間におい
て、主要部Sと背景部Bとの間の境界に沿つて分
離線L1L2が設けられている。分離線は第2折曲
げ線5から始まつて第2折曲げ線5に至るL3
コースで設けられる場合、或は、図示を省略した
が、第1のスペーサと第2のスペーサとの間を結
ぶように設けられる場合もあり得る。
2つの部分10及び11の背景部B,Bの背面
は互いに密着した状態となつてそれぞれ垂直面1
01,111を形成する。密着状態の維持は、糊
付け、粘着テープ止め、ホチキス針による係止な
どによつて可能である。
垂直面101,111の密着固定状態が確実で
あると、水平面100,110による水平状態の
維持が安定するので、卓上などにスタンドとして
置くことができる。
搬送、積荷、収納などのときには、第5図で示
す完全な展開状態または第4図で示す折返し線2
による2つ折り状態にすれば、平面となつて突出
部が皆無となるから、かさばらず、取扱い容易で
ある。
製作は、所望の印刷を完了した後、一枚続きの
堅紙線、分離線L1,L2,L3及び折返し線2、折
曲げ線3,4、第2の折曲げ線5,6、及びスペ
ーサ7,7を切断又はプレス加工する作業で完成
される。
g 考案の効果 以上詳述したように、本考案は一枚続きの堅紙
またはそれと均等な材質の板1に所望の印刷と分
断折線プレス加工とを施すだけのきわめて簡素低
廉な作業によつて作成され提供することができる
ばかりでなく、堅紙1の中央部に設けた折返し線
2によつて2つ折りし、2つの部分10,11の
各自由端側を対称的に外方へ折り曲げるだけの簡
単な手折り操作によつてピクチヤー内の主要部S
がその背景部Bに対し第2の折曲げ線5,6とス
ペーサ7,7とを介して分離線L1,L2,L3を境
界として前方へ突出し、その突出した状態で安定
支持され、卓上などにスタンドとして飾り置くこ
とができ、しかも、そこに表現されたピクチヤー
は背景部Bから主要部Sが所定の前方へ正しく飛
び出して、両者の間に遠近感が強調されるから、
まことに迫力のあふれた訴求力の強いピクチヤー
スタンドを実現することができたので、躍動感を
喜ぶ青少年層ばかりでなく値打ちのあるPR素材
としてもまた斯界に歓迎されること必至である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す使用状態
の正面図、第2図は第1図の右側面図、第3図は
不使用状態の正面図、第4図は第3図の右側面
図、第5図は展開状態の説明図、第6図は本考案
の第2の実施例を示す展開説明図、第7図は本考
案の第3の実施例を示す展開説明図、第8図は第
7図の使用状態説明図、第9図は本考案の第4の
実施例を示す使用状態説明図である。 1……堅紙、10及び11……2つの部分、1
00及び110……水平面、101及び111…
…垂直面、2……折返し線、3及び4……折曲げ
線、5及び6……第2の折曲げ線、7……スペー
サ、S……ピクチヤーの主要部、B……ピクチヤ
ーの背景部、D……巾(間〓)、L1,L2,L3……
分離線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一枚続きの堅紙の中央部に設けた折返し線によ
    つて互いに完全に重なり合う対称的な2つの部分
    と、 折り重ねた前記2つの部分の各自由端側を対称
    的に互いに外方へ折り曲げる一対の折曲げ線によ
    つて前記2つの部分にそれぞれ形成される水平面
    及び垂直面と、 前記2つの部分の表面にそれぞれ表示した主要
    部と背景部とから成るピクチヤーと、 前記折曲げ線と平行な巾を隔てて前記水平面上
    に設けた第2の折曲げ線と、 前記主要部の上端乃至上端に近い位置とそれに
    隣接する前記背景部との間を前記巾と同じ間〓を
    隔てて連結支持するスペーサと、 そのスペーサと前記第2の折曲げ線との間にお
    ける前記主要部と背景部との間の境界に沿つて設
    けた分離線と、 から成る飛び出すピクチヤースタンド。
JP1985012284U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0350960Y2 (ja)

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JPS61127800U JPS61127800U (ja) 1986-08-11
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JP2007276431A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Kensaku Rinpo 一片の平面印刷物による立体表現方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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