JPH03506036A - アルカンとホルメートとの反応によるカルボン酸の製造方法 - Google Patents
アルカンとホルメートとの反応によるカルボン酸の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
アルカンとホルメートとの反応によるカルボン酸の製造方法
本発明は、対応するアルカンとホルメートとを反応させることによって、カルボ
キシル基のα炭素原子が第3炭素原子であるカルボン酸を製造する方法に俤る。
分校状カルボン酸を製造するためのKochによる合成方法では、適度な温度及
び圧力下に1酸またはリン酸のごとき無機酸を触媒としてオレフィンを炭素酸化
物及び水と反応させる・
〔式中、基;
は通常はイソブチンまたはC5〜C10のオレフィンを示す〕。
Kochの反応を常圧で行なうように変形したKoch及びHaafの反応では
、炭素酸化物がギ酸の分解によって与えられ、またカルボニル化すべき誘導体が
オレフィンまたは等価の官能誘導体から成る(F、 Falbe、 rNew
5yntheses withcarbon monoxide、1. Spr
inger、 Weinheim、 1980):〔式中、基;
は前記と同義であり、Yは特にしドロキシル、ハロゲンまたはアルコキシル残基
を示す〕。
また、硫酸のごとき無8!酸の存在下にオレフィンとアルキルホルメートとを反
応させてカルボン酸エステルを直接合成する方法も公知である(EP−^−0.
219,948;EP−^−0,092゜350、EP−^−0.106,65
8)は前記と同義であり、Rは好ましくはメチル基または02〜CIOの第1ア
ルキル基を示す〕。
また、Haaf及びKochの研究に基づいて、炭素酸化物ンースとしてギ酸を
使用し、カルボニル化すべきアルカンを活性化させるためにRY官能誘導体を使
用してアルカンがら常圧でカルボン酸を製造することも可能である:〔式中、R
′はインアルカン1.Yは前記と同義である〕。
発明者等はここに、反応媒体にギ酸を添加することなくアルカンとホルメートと
の直接反応によって上記タイプのカルボン酸を製造し得ることを知見した。
本発明方法の利点は、常温常圧下のカルボニル化によって上記タイプのカルボン
酸が得られることにある#また。
化学的な変換が難しいアルカンまたはアルカン留分を反応に使用できることにあ
る。最後に付は加えるべき本発明方法の特徴は、炭素酸化物の液体担体及びアル
カン活性化物質の機能を果たすホルメートを使用し得ることである(このような
ホルメートは、いくつかの工業プロセスの気体廃棄物中の炭素酸化物をトラップ
することによって工業的に得られる)。
従って本発明の目的はまず、式(I):R1−C0OH(1)
〔式中、R1は、第3仔技状アルキル残基を示すか、または結合もしく非結合の
1つもしくは複数の環を有し少なくとも1つのアルキル残基によって置換される
かもしくは未置換のシクロアルキル残基を示し、カルボニル基のα炭素原子は第
3炭素原子である〕
で示されるカルボン酸を製造するために、触媒となる酸の存在下に、式(■):
R1)l (n)
〔式中、R1は、分校状アルキル残基を示すか、または結合もしく非結合の1つ
もしくは複数の環を有し少なくとも1つのアルキル残基によって置換されるかも
しくは未置換のシクロアルキル残基を示し、水素原子のα炭素原子は第3炭素原
子または反応中に第3原子に転位し得る第2炭素原子である〕
で示される分校状または環状アルカンと、式(■):〔式中、R2、R3及びR
4の各々は別々に水素原子またはアルキル残基を示す〕
で示されるホルメートとを、R2、R2及びR4が同時に水素原子でない、反応
媒体中の化合物(I[)が直接または転位後に安定なカチオンR”R’R’C“
を生じる、形成されるアルカンR2R’R’CHが反応媒体から容易に除去され
得るという3つの条件下に反応させる方法を提供することである。
従って、反応は以下の反応式で示される。
この新規な反応において、式(I[l)のホルメートは酸の存在下に分解し炭素
酸化物とR2R3R’C◆カチオンとを与える。
R2R3R’C” + RIH−ラ R” + R2R”R
’CHR1+十Co + RICo” + +(20−i R’C0OH+ H
”アルカンを出発物質とするHaaf及びKochのカルボニル化反応に比べて
、水素化物の移動に必要な安定な第3カチオンを与えるために官能誘導体:
を介在させる必要がない、また、−酸化炭素を供給するギ酸の使用も不要になる
。その理由は式(Ill)のホルメートが分解して上記の2つの反応体をその場
で与えるからである。
更に、Haafによって記載された反応に比べて、反応媒体を希釈して混合物の
活性を弱める水が発生したり(RYがROHのとき)、媒体中に贋食作用を有す
る酸FIX(RYがアルキルハロゲンのときはRχ)が発生したりしない、特に
式(Ia):s
□
〔式中、
−Rs、Ra及びR7の各々は、別々に01〜CIOのアルキル残基を示すか、
または、
−Rs〜R?のうちの2つの基が結合して連鎖−(CI+2>I+−を形成しく
nは4〜11の整数)、第3の基が01〜C7のアルキル残基を示すか、または
、
−Hs、Rs及びR7が互いに結合し、且つ、これらを担持する炭素原子と結合
して1〜3個の環を有するシクロアルキル残基を形成する〕で示されるカルボン
酸が製造される。
式(I[)のアルカンの例は、イソペンタン、2.3−ジメチルブタン、2−メ
チルペンタン、2−メチルヘキサン、メチルシクロペンタン、メチルシクロヘキ
サン、1.4−ジメチルシクロヘキサン、デカリン及びアダマンタンである。
本発明の方法においては、反応媒体中で安定なカチオンR’R’R’C“を生じ
るホルメートを使用する必要がある。この安定なカチオンは特に、基R2、R)
及びR4を担持する炭素が第3炭素原子である場合(例えばtert 、ブチル
ホルメート使用の場合)、または、この炭素原子が第2炭素原子であり且つ得ら
れたカチオンが第3カチオンに転位する場合に得られる(例えばインブチルホル
メート使用の場合にはインブチルカチオンがtert 、ブチルカチオンに転位
する)。
しかしながら追加の条件として、化合物R’R’R,C)Iを媒体から容易に除
去して平衡を化合物(+)の形成方向に移動させることが必要である。このため
に、R2、R)及びR4がアリール基を示すカチオンは適当でなく、またR2、
R3及びR4の各々が、合計で6つ以上の炭素原子を含むアルキル残基を示すカ
チオンも適当でない。
式<III)の定義中の「アルキル」なる用語は一般に、01〜C6のアルキル
、特に01〜C6の低級アルキル基及びC5、C6のシクロアルキル基を示す。
従って、式(III)のホルメートとしては特に、tert、ブチルホルメート
またはイソブチルホルメートを使用し得る。
その理由は、これらの2つの物質が、使用される全温度範囲で気体状のイソブタ
ンを発生し、このようなイソブタンは反応媒体から取り出すことが容易であり、
従って平衡がカルボン酸形成方向に移動するからである。
反応触媒としては、少なくとも1種の無機酸を使用するのが好ましい。無m酸は
硫酸もしくはリン酸または両者の混合物でよく、この酸は液体状態で使用され、
また好ましくは80%以上で100%以下の濃度または強度で使用される。
強度95%以上の硫酸の使用が好ましい。
本発明によるカルボン酸の製造方法は、アルカン<n>と触媒どして作用する少
なくとも1種の酸との混合物をホルメート(I[[)に添加し、常温または常温
よりやや高温で反応媒体を激しく攪拌する処理から成る0通常は、2つの相が存
在するので反応の進行を促進するために激しく攪拌するのが好ましい、アルカン
(II)とホルメート(III)とのモル比は通常は約0.5〜3の範囲である
。しかしながら、収率閏上のためにはアルカンを過剰量で使用するのが好ましい
0反応温度は臨界的なパラメータではない。反応温度の範囲は、約0℃とカルボ
ニル化すべきアルカンの還流温度との間、例えば約り℃〜約80℃である。特に
、溶媒としてCfJ’、を使用する場合には、例えば温度約65〜70℃で溶媒
の還流を伴って反応を生じさせるのが有利である。しかしながら、常温で反応を
生じさせても全く不都合はない。
反応の持続時間も臨界的なパラメータでない。一般的に反応時間は1〜5時間で
よい。
本発明方法は溶媒媒体中で行なうことができる0通常は四塩化炭素のタイプの溶
媒が使用されるが、必ずしもこの溶媒を使用しなくてもよい、過剰量のアルカン
で代替することも可能である。これは、四塩化炭素が反応において化学的プロモ
ーターの機能を果たさないことを証明する。
本発明方法を行なう際に、例えば八g20、Cu 、 0、FeOまたはFe5
0.のごとき金属酸化物または金属硫酸塩のタイプの追加触媒を少なくとも1種
存在させてもよい。
本発明によれば、一般には常圧下で反応を生じさせる。
しかしながら、約60バール以下の圧力、例えば追加の窒素または炭素酸化物の
圧力下に反応を生じさせてもよい、但し、この場合には、アルカンR2R3R’
CHの発生が遅くなり、反応収率が損なわれる。
例えば、カルボニル化すべきアルカンを、該アルカン0.1〜0.5+o12あ
たり約20〜150teの濃硫酸と接触させる。 0.05〜0.5mo12の
ホルメートを添加し、好ましくは約10℃〜40℃の温度で反応媒体を激しく攪
拌する。
粗反応生成物の処理及び精製は、常用のカルボン酸抽出方法によって容易に行な
われる0例えば、粗反応生成物を氷水で希釈し、傾瀉し、例えば四塩化炭素によ
って水相を抽出する。有機相を合わせてアルカリ金属水酸化物(水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム)のような強塩基で抽出し、カルボン酸のアルカリ性塩を形
成させる。この塩は水相に移行する。塩酸のような強酸で処理して酸を傾瀉し、
例えばクロロホルムで処理して水相を抽出する。所望のカルボン酸を含有する媒
体から溶媒を蒸発させる。
以下の実施例は本発明の非限定例である。これらの実施例でパーセンテージは重
量%である。
m
100iの濃Vft酸と0.3mo1のメチルシクロヘキサンとを収容した25
0m1の反応装置に、0.2m。iのイソブチルホルメートを添加する0反応源
合物を26℃で激しく攪拌しながら4時間維持する0次いで、混合物をZoo、
の砕氷に注ぐ、 5011の四塩化炭素で水相を2回抽出する。有機相を2Nの
水酸化ナトリウムでpl(9まで処理する。塩基性水相をINの塩酸でpH1ま
で再び酸性化する。 100ifのクロロホルムで酸を2回抽出する。得られた
有機相を合わせて、ロータリーエバポレータで処理し溶媒を除去する。1−メチ
ルシクロへキシルカルボン酸の収率は34.8%である。
え11工
501の硫酸を導入し0.1mo17のギ酸を添加する以外は実施例1と同様に
処理する91−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は37.5%である。
丸1匠1
50m1の硫酸を導入し温度20°Cで反応させる以外は実施例1と同様に処理
する。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は45.2%である。
去」[褒」ニー
5011のTm#!iを導入し0.1mofのギ酸と0.IM)酸化銅全添加し
温度20℃で反応させる以外は実施例1と同様に処理する。
1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は67.7%である。
え1涯1
50m1の硫酸を導入し温度30℃で反応させる以外は実施例1と同様に処理す
る。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は57.5%である。
夾1」」−
50R1の硫酸を導入し温度40℃で反応させる以外は実施例1と同様に処理す
る。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は40%である。
え支えL
50i1の硫酸を導入し温度10℃で反応させる以外は実施例1と同様に処理す
る。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は14%である。
東Jl阻j−
インブチルホルメー) 0.1mofあたり0.2mo1のギ酸の存在下に50
xjの硫酸を導入し温度30°Cで反応させる以外は実施例1と同様に処理する
。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は61%である。
寒1」LL
5011のI酸を導入しO、1,9の酸化銅の存在下に温度30℃で反応させる
以外は実施例1と同様に処理する。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率
は45%である。
Wユ
3211の硫酸を導入し温度30℃で反応させる以外は実施例1と同様に処理す
る。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は23%である。
え旌lユ
アルカンとして2.3−ジメチルブタンを導入する以外は実施例3と同様に処理
する。2,2.3− )リメチルブタン酸の収率は43.3%である。
衷1口1
温度30℃で反応させる以外は実施例]1と同様に処理する。
2.2.3− )リメチルブタン酸の収率は30.7%である。
え11匡
アルカンとしてデカリンを導入する以外は実施例5ど同様に処理する。デカリル
カルボン酸の収率は40%である。
え111
温度15℃でtert、ブチルホルメートを使用する以外は実施例5ど同様に処
理する。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は30%である。
去mじ−
20xfのリン酸と50社の硫酸との混合物を導入する以外は実施例5と同様に
処理する6反応源度は30℃である。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収
率は30%である。
夾Jlu
メチルシクロヘキサンとインブチルホルメートとをモル比2で使用する以外は実
施例5と同様に処理する。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は41%
である。
KL1ユ
メチルシクロヘキサンとイソブチルホルメートとをモル比1で使用する以外は実
施例5と同様に処理する。1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は43.
8%である。
K1匠胆
0.6moffiの水を導入する以外は実施例5と同様に処理する。
1−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は10%である。
11匠旦
炭素酸化物の圧力26バール下で処理する以外は実施例1と同様に処理する。1
−メチルシクロへキシルカルボン酸の収率は16%である7
えL1技
アルカンとしてアダマンタンを導入する以外は実施例5と同様に処理する。アダ
マンチルカルボン酸の収率は90%である。
塞」U1幻2
アルカンとして7ダマンタンを導入し且つ0.15mo12の水を導入する以外
は実施例らと同様に処理する。アダマンチルカルボン酸の収率は80%である。
国際調査報告
国際調査報告
Claims (11)
- 1.式(I): R1−COOH (I) 〔式中、R1は、第3分枝状アルキル残基を示すか、または結合もしくは非結合 の1つもしくは複数の環を有し少なくとも1つのアルキル残基によって置換され るかもしくは未置換のシクロアルキル残基を示し、カルボニル基のα炭素原子は 第3炭素原子である〕 で示されるカルボン酸を製造するために、触媒となる酸の存在下に、式(II) : R1H (II) 〔式中、R1は、分枝状アルキル残基を示すか、または結合もしくは非結合の1 つもしくは複数の環を有し少なくとも1つのアルキル残基によって置換されるか もしくは未置換のシクロアルキル残基を示し、水素原子のα炭素原子は第3炭素 原子または反応中に第3原子に転位し得る第2炭素原子である〕 で示される分枝状または環状アルカンと、式(III):▲数式、化学式、表等 があります▼(III)〔式中、R2、R3及びR4の各々は別々に水素原子ま たはアルキル残基を示す〕 で示されるホルメートとを、R2、R3及びR4が同時に水素原子でない、化合 物(III)が反応媒体中で直接または転位後に安定なカチオンR2R3R4C 4を生じる、形成されるアルカンR2R3R4CHが反応媒体から容易に除去さ れ得るという条件下に反応させることを特徴とするカルボン酸の製造方法。
- 2.式(II)のアルカンとして、式(Ia):▲数式、化学式、表等がありま す▼(Ia)〔式中、 −R5、R6及びR7の各々は、別々にC1〜C10のアルキル残基を示すか、 または、 −R5〜R7のうちの2つの基が結合して連鎖−(CH2)n−を形成し(nは 4〜11の整数)、第3の基がC1〜C7のアルキル残基を示すか、または、 −R5、R6及びR7が互いに結合し、且つ、これらを担持する炭素原子と結合 して1〜3個の環を有するシクロアルキル残基を形成する〕で示されるアルカン を使用することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 3.式(II)のアルカンとして、イソペンタン、2,3−ジメチルブタン、2 −メチルペンタン、2−メチルヘキサン、メチルシクロペンタン、メチルシクロ ヘキサン、1,4−ジメチルシクロヘキサン、デカリンまたはアダマンタンを使 用することを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 4.式(III)のホルメートとしてtert.ブチルホルメートまたはイソブ チルホルメートを使用することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記 載の方法。
- 5.触媒として濃度80%以上の液体無機酸を少なくとも1種使用することを特 徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
- 6.触媒として濃度95%以上の硫酸を使用することを特徴とする請求項5に記 載の方法。
- 7.アルカン(II)/ホルメート(III)をモル比0.5〜3で使用して反 応させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 8.溶媒媒体中で反応させることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に 記載の方法。
- 9.カルボニル化すべきアルカン(II)の還流温度と0℃との間の温度、また は溶媒を使用する際は溶媒の還流温度で処理することを特徴とする請求項1から 8のいずれか一項に記載の方法。
- 10.反応を1〜5時間維持することを特徴とする請求項1から9のいずれか一 項に記載の方法。
- 11.金属酸化物または金属硫酸塩のタイプの少なくとも1種の追加触媒の存在 下に反応させることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の方法 。
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