JPH035058Y2 - - Google Patents

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JPH035058Y2
JPH035058Y2 JP1983174333U JP17433383U JPH035058Y2 JP H035058 Y2 JPH035058 Y2 JP H035058Y2 JP 1983174333 U JP1983174333 U JP 1983174333U JP 17433383 U JP17433383 U JP 17433383U JP H035058 Y2 JPH035058 Y2 JP H035058Y2
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JP
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switch
sheet
transmission member
decorative board
cabinet
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JP1983174333U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はスイツチ装置に関するもので、特にス
イツチ操作部として各機能が表記されたウレタン
ゴム・塩化ビニル等からなるシート状化粧板を用
いた所謂メンブレンスイツチに関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 従来、斯種メンブレンスイツチとしては第1図
に示す構成のものが知られている。
第1図において、1はフロントパネル(キヤビ
ネツト)、2はウレタンゴム・塩化ビニル等で形
成され、各機能(例えばテープレコーダーにおけ
るPlay・stop等)が表記されたシート状化粧板
で、フロントパネル1に接着テープ3等にて貼着
されている。4はシート状化粧板2に表記された
表示と略同軸上に設けられたスイツチ、5はスイ
ツチ4が取付けられるプリント基板、6はプリン
ト基板5をフロントパネル1に取付ける為の螺
子、7は伝達部材で、その一端(押圧部)7aは
スイツチ4の操作片4aと当接可能である。
斯る装置による動作は、使用者が所望の表示が
表記されたシート状化粧板2を押圧することによ
り伝達部材7の操作部7bが押圧され、伝達部材
7が矢印A方向へ移動する。斯る矢印A方向への
移動により伝達部材7の押圧部7aにてスイツチ
4の操作片4aが押圧されることにより達成され
る。
然し乍ら、斯る従来装置では、シート状化粧板
2の押圧を解除すると、シート状化粧板が初期位
置へ復帰し、どのモード状態にあるのか確認出来
ないという問題がある。
そこで最近では、第2図・第3図に示す如くス
イツチ近傍に発光素子8を配設し、スイツチが作
動状態にあることを表示するようにしたものが知
られている。
そころで、斯る装置では、操作の確実性という
点からスイツチは表示の中心と略同軸上に配置す
る必要があり、又発光素子はスイツチと同一基板
上に配設する必要がある。一方、伝達部材はスイ
ツチと同軸に配置する必要がある。
然し乍ら、スイツチ本体の巾寸法及び発光素子
の外径寸法及び印刷配線パターンの引きまわし等
の制約により、スイツチと発光素子の配列間隔も
大きくなり、シート状化粧板に表記された表示の
枠も大きくなり小型化に際して制約を受けるもの
であつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上記の問題に鑑み、簡単な構成で且つ
スイツチの作動状態を表示することが出来、然も
小型化にも適用し得るスイツチ装置を提供するこ
とを目的とする。
(ニ) 考案の構成 上記目的を達成する為に、キヤビネツトと、こ
のキヤビネツトの表面に貼着されたシート状化粧
板と、このシート状化粧板に表記された表示と略
同軸状に設けられたスイツチと、シート状化粧板
が受ける押圧力をスイツチに伝達する伝達部材と
を備えてなるスイツチ装置において、伝達部材を
導光性材料にて形成すると共にスイツチ近傍に配
置された発光素子と、シート状化粧板に形成され
た表示窓部とを具備し、スイツチ操作時発光素子
より発せられた光を伝達部材を介して表示窓部よ
り放出することによりスイツチが作動状態にある
ことを表示するように構成した。
(ホ) 実施例 第4図及び第5図は本考案の一実施例を示す図
である。尚、従来と同一部品については同一図番
を附すと共にその説明を省略する。
本実施例では、伝達部材をフロントパネル1に
対して摺動可能で且つ一端にスイツチ4の操作片
4aと当接可能な押圧部10aを有する第1部材
10と中間部を肉薄部11aにて連結され、中間
部において屈曲可能で且つ端部11b,11b′が
フロントパネル1の凹部1a,1a′に支承された
第2部材11とより構成している。
次に、斯る装置の動作について説明する。
使用者がシート状化粧板2に表記された表示の
中央部分を押圧した場合には、斯る押圧力に応じ
て第2部材11が屈曲変位し(即ち、端部11
b,11b′を支点として中間部が回動変位し)、
肉薄部11a近傍に設けられた押圧部11c,1
1c′にて第1部材10の平面部10bを押圧す
る。斯る押圧により第1部材10が矢印B方向へ
移動し、スイツチ4の操作片4aを押圧すること
によりスイツチ4がONとなる。
又、シート状化粧板2に表記された表示の端部
を押圧した場合には、斯る押圧力が作用する押圧
点は常に第2部材11の端部11b或は11b′と
肉薄部11aとの間になる為、斯る押圧により第
2部材11は端部11b或いは11b′を支点とし
て回転運動する。
斯る回転運動により第2部材11の押圧部11
c或いは11c′にて第1部材10の平面部10b
を押圧する。斯る押圧により第1部材10が矢印
B方向へ移動し、スイツチ4の操作片4aを押圧
することによりスイツチ4がONとなる。
このとき、押圧される操作部〔この場合、操作
部11h〕と反対側の操作部11h′は、中間の肉
薄部11aが容易に屈曲し得る為、押圧された操
作部11hの回転運動に追従して端部11b′を支
点として回転運動する。従つて、シート状化粧板
2の内部から外方へ向う力は発生しない。
又、押圧ストロークの短い端部を押圧した場合
にも、斯る押圧ストロークを第2部材11にて増
大し、スイツチ4の作動を確実としている。
ところで、斯様にスイツチ4がONとなると、
発光素子8が点灯する。
発光素子8より発せられた光は、第5図に示す
如くキヤビネツト1に穿設された透孔1cを介し
て第2部材11の端部11bに導かれ、凹面11
dにおいて一旦拡散され乍ら第2部材11内に入
射し、鏡面仕上げを行つたC面11eで屈折反射
を受け、第2部材11の水平部に導かれる。尚、
この時凹面11dから入射した光は拡散光と直進
光とを生じるが、第2部材11外壁で大部分の拡
散光は反射を繰返し乍ら進行することとなる。こ
れは、成形導光部材と空気との境界で生じる全反
射現象を利用するものであり、必要に応じて外壁
に白色印刷等を施こしてもよい。
扨、第2部材11の水平部に導かれ、拡散反射
し乍ら進行した光が第2部材11に形成された乱
反射部11fに達すると、一部の光が透過し、シ
ート状化粧板2の表示窓部2aより放射されるの
で表示窓部2aが輝光状態となり、スイツチ4が
作動状態にあることを表示出来る。
尚、実施例では伝達部材を構成する第2部材に
直接発光素子からの光を導く場合について説明し
たが、第1及び第2部材共に導光性材料にて形成
し、発光素子からの光を第1部材を介して第2部
材に導くようにしてもよい。
又、乱反射部11fとしては、断面鋸歯状のも
のを示したが、他の形状でもよい。
(ヘ) 考案の効果 本考案に依れば、スイツチの作動状態を表示す
ることが出来るだけでなく、小型化にも適用出来
る。又、伝達部材を第1及び第2部材より構成す
れば、シート状化粧板の変形やはがれを防止する
ことが出来るだけでなく、スイツチの操作を確実
に達成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図、第2図は従来例
を示す外観図、第3図はそのスイツチ及び発光素
子の配置を示す図、第4図は本考案の一実施例を
示す側断面図、第5図は光の進行を示す図であ
る。 1……キヤビネツト、2……シート状化粧板、
2a……表示窓部、4……スイツチ、8……発光
素子、10……第1部材、11……第2部材、1
1f……乱反射部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) キヤビネツトと、このキヤビネツトの表面に
    配されたシート状化粧板と、このシート状化粧
    板に表記された表示と同軸状に設けられたスイ
    ツチと、前記シート状化粧板が受ける押圧力を
    前記スイツチに伝達するべく前記スイツチとシ
    ート状化粧板の間に配された伝達部材とを備え
    てなるスイツチ装置において、前記伝達部材を
    可撓性を有する導光性材料にて形成すると共に
    両端をキヤビネツトにより支持される橋状形状
    とし、この伝達部材の端部に前記スイツチの操
    作に応答して点灯される発光素子を配してスイ
    ツチ操作時に前記伝達部材内に光を透過させ、
    更に前記シート状化粧板に表示窓部を形成する
    とともに伝達部材の前記表示窓部対向個所に乱
    反射部を形成したことを特徴とするスイツチ装
    置。 (2) 伝達部材がキヤビネツトに対して摺動可能で
    且つ一端がスイツチの操作片と当接可能な第1
    部材と、中間部において屈曲可能で且つ端部が
    キヤビネツトに支承されると共に屈曲部近傍に
    第1部材を押圧し得る押圧部が形成された第2
    部材とより構成されている実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載のスイツチ装置。 (3) 伝達部材を構成する第1及び第2部材のうち
    少なくとも第2部材を導光性材料にて形成し、
    発光素子から発せられる光を直接あるいは第1
    部材を介して第2部材に導くようにした実用新
    案登録請求の範囲第(2)項記載のスイツチ装置。
JP17433383U 1983-11-10 1983-11-10 スイツチ装置 Granted JPS6080620U (ja)

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JP17433383U JPS6080620U (ja) 1983-11-10 1983-11-10 スイツチ装置

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JP17433383U JPS6080620U (ja) 1983-11-10 1983-11-10 スイツチ装置

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JPS6080620U JPS6080620U (ja) 1985-06-04
JPH035058Y2 true JPH035058Y2 (ja) 1991-02-08

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