JP3106773B2 - 押ボタンスイッチ装置 - Google Patents
押ボタンスイッチ装置Info
- Publication number
- JP3106773B2 JP3106773B2 JP05130717A JP13071793A JP3106773B2 JP 3106773 B2 JP3106773 B2 JP 3106773B2 JP 05130717 A JP05130717 A JP 05130717A JP 13071793 A JP13071793 A JP 13071793A JP 3106773 B2 JP3106773 B2 JP 3106773B2
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- JP
- Japan
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- switch
- fitted
- button
- lamp window
- hole
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電源等を入・切操作
するための押ボタンスイッチ装置に関するものである。
するための押ボタンスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7,図8は、従来のランプ窓付押ボタ
ンスイッチ装置の構成を示すもので図において、1は電
気機器等の筐体の操作部であるケース、2はスイッチボ
タンであり、一般的にはプラスチック等の不透明部材で
形成されているものであり、ボス部2cをスイッチ本体
3の操作軸3cにはめ込んで一体化されている。4は回
路基板で、スイッチ本体3や発光体5などを配設してい
る。6はプラスチック等の透明あるいは半透明部材で形
成したランプ窓であり、接着材等でスイッチボタン2の
押圧面にあけた穴部2fを塞ぐように接着されて取り付
けられている。発光体5の光はこのランプ窓6を透過し
て外部に導かれる。なお、図8は、スイッチボタン2と
ランプ窓6とを2色成形法によって一体成形で構成した
従来例である。
ンスイッチ装置の構成を示すもので図において、1は電
気機器等の筐体の操作部であるケース、2はスイッチボ
タンであり、一般的にはプラスチック等の不透明部材で
形成されているものであり、ボス部2cをスイッチ本体
3の操作軸3cにはめ込んで一体化されている。4は回
路基板で、スイッチ本体3や発光体5などを配設してい
る。6はプラスチック等の透明あるいは半透明部材で形
成したランプ窓であり、接着材等でスイッチボタン2の
押圧面にあけた穴部2fを塞ぐように接着されて取り付
けられている。発光体5の光はこのランプ窓6を透過し
て外部に導かれる。なお、図8は、スイッチボタン2と
ランプ窓6とを2色成形法によって一体成形で構成した
従来例である。
【0003】ここで、スイッチ本体3の操作軸3cは一
定のストロークをもって動作し、スイッチをオン・オフ
する。スイッチ本体3と発光体5は、常に連動し、電源
のオン・オフ時、異常時等を発光体5の光で操作する人
に情報を伝達する。なお、ランプ窓6がスイッチボタン
2内にあるので操作、視認性はよい。以上のように、従
来のものは、2色成形法による一体成形や接着剤等の使
用によってスイッチボタン2にランプ窓6を取り付けて
いた。
定のストロークをもって動作し、スイッチをオン・オフ
する。スイッチ本体3と発光体5は、常に連動し、電源
のオン・オフ時、異常時等を発光体5の光で操作する人
に情報を伝達する。なお、ランプ窓6がスイッチボタン
2内にあるので操作、視認性はよい。以上のように、従
来のものは、2色成形法による一体成形や接着剤等の使
用によってスイッチボタン2にランプ窓6を取り付けて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、以上の
ように構成されているので、図7に示すものは取り付け
に接着剤が必要となり、生産上の手間が多く、製造コス
トがアップする。さらに、接着剤の接着力が弱いと取り
付け後の信頼性が低く、脱落しやすい。着脱が困難とい
った問題点があった。一方、2色成形法の場合は、金型
構造を複雑なものとし、金型費も高い。形状についても
フレキシブルにできない。勿論、着脱は不可であるとい
う問題点があった。
ように構成されているので、図7に示すものは取り付け
に接着剤が必要となり、生産上の手間が多く、製造コス
トがアップする。さらに、接着剤の接着力が弱いと取り
付け後の信頼性が低く、脱落しやすい。着脱が困難とい
った問題点があった。一方、2色成形法の場合は、金型
構造を複雑なものとし、金型費も高い。形状についても
フレキシブルにできない。勿論、着脱は不可であるとい
う問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、ランプ窓とスイッチボタンの
着脱が容易にできるとともに、外力による脱落を防ぐこ
とができ、低コストで信頼性の高い押ボタンスイッチ装
置を得ることを目的としている。
るためになされたもので、ランプ窓とスイッチボタンの
着脱が容易にできるとともに、外力による脱落を防ぐこ
とができ、低コストで信頼性の高い押ボタンスイッチ装
置を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る押ボタン
スイッチ装置は、スイッチボタンのボス部に、ランプ窓
に形成した孔部を嵌合圧入し、これと同時にスイッチボ
タン押圧面の穴部にランプ窓に形成した透光部を嵌合圧
入することによりランプ窓をスイッチボタンに取り付け
たものである。
スイッチ装置は、スイッチボタンのボス部に、ランプ窓
に形成した孔部を嵌合圧入し、これと同時にスイッチボ
タン押圧面の穴部にランプ窓に形成した透光部を嵌合圧
入することによりランプ窓をスイッチボタンに取り付け
たものである。
【0007】
【作用】この発明による押ボタンスイッチ装置は、スイ
ッチボタンとランプ窓を嵌合圧入する箇所が少なくとも
2ヶ所あり、しかも、スイッチ本体の操作軸とスイッチ
ボタンとの間にランプ窓と一体の突部または桟部を嵌め
込むことで、ランプ窓の抜け止めを防止して、多少の外
力が加わっても、ランプ窓の脱落は発生しない。さら
に、固定が嵌合圧入なので、着脱が可能となる。
ッチボタンとランプ窓を嵌合圧入する箇所が少なくとも
2ヶ所あり、しかも、スイッチ本体の操作軸とスイッチ
ボタンとの間にランプ窓と一体の突部または桟部を嵌め
込むことで、ランプ窓の抜け止めを防止して、多少の外
力が加わっても、ランプ窓の脱落は発生しない。さら
に、固定が嵌合圧入なので、着脱が可能となる。
【0008】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は電気機器等の筐体であるケー
ス、2はスイッチボタンで、スイッチ本体3の操作軸3
aにボス部2cを嵌合して取り付けてある。4は回路基
板で、スイッチ本体3や発光体5などを配設している。
6は発光体5の光を透過する部材から成るランプ窓で、
スイッチボタン2の押圧面の穴部2fに嵌合する透光部
6aと前記スイッチボタン2のボス部2c外周に嵌合圧
入する孔部6bとを設けてある。
する。図1において、1は電気機器等の筐体であるケー
ス、2はスイッチボタンで、スイッチ本体3の操作軸3
aにボス部2cを嵌合して取り付けてある。4は回路基
板で、スイッチ本体3や発光体5などを配設している。
6は発光体5の光を透過する部材から成るランプ窓で、
スイッチボタン2の押圧面の穴部2fに嵌合する透光部
6aと前記スイッチボタン2のボス部2c外周に嵌合圧
入する孔部6bとを設けてある。
【0009】スイッチ動作については、従来例と同様で
あるが、スイッチボタン2に対するランプ窓6の固定の
しかたが異なっている。本実施例では、スイッチボタン
2の押圧面の穴部2fとボス部2cの外周とにランプ窓
6の透光部6aと孔部6bをそれぞれ嵌合圧入させてい
る。すなわち、ランプ窓6とスイッチボタン2とは二箇
所で嵌合圧入されて抜け止めされている。以上の構成で
あれば、ランプ窓6の取り付けに接着剤を使用する手間
を要することもなく、確実に取り付けることができる。
また加工費も従来とあまりかわらないので、安価に実現
できる。さらに嵌合圧入による固定であるから、取り付
け後におけるランプ窓6の交換も可能であるという利点
を有す。
あるが、スイッチボタン2に対するランプ窓6の固定の
しかたが異なっている。本実施例では、スイッチボタン
2の押圧面の穴部2fとボス部2cの外周とにランプ窓
6の透光部6aと孔部6bをそれぞれ嵌合圧入させてい
る。すなわち、ランプ窓6とスイッチボタン2とは二箇
所で嵌合圧入されて抜け止めされている。以上の構成で
あれば、ランプ窓6の取り付けに接着剤を使用する手間
を要することもなく、確実に取り付けることができる。
また加工費も従来とあまりかわらないので、安価に実現
できる。さらに嵌合圧入による固定であるから、取り付
け後におけるランプ窓6の交換も可能であるという利点
を有す。
【0010】実施例2.図4,図5に示すものは本発明
の他の実施例を示すもので、スイッチボタン2のボス部
2cに切り欠き溝2dを設け、ランプ窓6の孔部6bに
前記切り欠き溝2dに嵌合する突部6dを設けることに
よって、前記孔部6bの寸法にスキマx,yを形成して
多少の余裕を持てるようにしたものであり、突部6dが
切り欠き溝2dに嵌合圧入することによって、実施例1
と同様の効果を得ることができる。
の他の実施例を示すもので、スイッチボタン2のボス部
2cに切り欠き溝2dを設け、ランプ窓6の孔部6bに
前記切り欠き溝2dに嵌合する突部6dを設けることに
よって、前記孔部6bの寸法にスキマx,yを形成して
多少の余裕を持てるようにしたものであり、突部6dが
切り欠き溝2dに嵌合圧入することによって、実施例1
と同様の効果を得ることができる。
【0011】実施例3.図6に示すものは本発明のさら
に他の実施例を示すもので、実施例2における突部6d
同士をつなげて桟部6eとし、さらに桟部6eをスイッ
チ本体3の操作軸3aの先端で押圧するようにしたもの
であり、一層抜け止めが確実に行えるものである。
に他の実施例を示すもので、実施例2における突部6d
同士をつなげて桟部6eとし、さらに桟部6eをスイッ
チ本体3の操作軸3aの先端で押圧するようにしたもの
であり、一層抜け止めが確実に行えるものである。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、スイ
ッチボタンに対するランプ窓の取り付けを二箇所での圧
入嵌合としたので、両者の着脱交換等が可能で、組み付
けも簡単にでき、しかも低コストで実現できる信頼性の
高い押ボタンスイッチ装置が得られる効果がある。
ッチボタンに対するランプ窓の取り付けを二箇所での圧
入嵌合としたので、両者の着脱交換等が可能で、組み付
けも簡単にでき、しかも低コストで実現できる信頼性の
高い押ボタンスイッチ装置が得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による押ボタンスイッチ装
置を示す断面図である。
置を示す断面図である。
【図2】この発明の一実施例による押ボタンスイッチ装
置の動作時を示す断面図である。
置の動作時を示す断面図である。
【図3】図1のA−A線の断面図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】図4のB−B線の断面図である。
【図6】この発明にさらに他の実施例を示す図5と同部
分の断面図である。
分の断面図である。
【図7】従来の押ボタンスイッチ装置を示す断面図であ
る。
る。
【図8】同じく従来の押ボタンスイッチ装置の他の例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【符号の説明】 2 スイッチボタン 2c ボス部 2d 切り欠き溝 2f 穴部 3 スイッチ本体 3a 操作軸 5 発光体 6 ランプ窓 6a 透光部 6d 突部 6e 桟部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−92527(JP,U) 実開 昭61−85035(JP,U) 実開 昭62−76434(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/02 H01H 13/14
Claims (3)
- 【請求項1】 操作軸を所定の方向に押圧操作すること
によりオン・オフ操作されるスイッチ本体と、該スイッ
チ本体の操作軸にボス部を嵌合支持されたスイッチボタ
ンと、前記スイッチ本体のオン・オフ状態を点灯と消灯
等で知らせる発光体と、スイッチボタン内に取り付けら
れ、前記発光体より出される光をスイッチボタンの外へ
導かせる透光部を有するランプ窓とを備えて成る押ボタ
ンスイッチ装置において、前記ランプ窓の透光部をスイ
ッチボタン押圧面の穴部に、ランプ窓の孔部をスイッチ
本体の操作軸と嵌合するスイッチボタンのボス部に各々
嵌合圧入して取り付けたことを特徴とする押ボタンスイ
ッチ装置。 - 【請求項2】 上記スイッチ本体の操作軸と嵌合するス
イッチボタンのボス部に切り欠き溝を設け、上記ランプ
窓の孔部には突部を設けて両者を嵌合圧入して取り付け
たことを特徴とする請求項1記載の押ボタンスイッチ装
置。 - 【請求項3】 上記スイッチ本体と嵌合するスイッチボ
タンのボス部に切り欠き溝を設け、上記ランプ窓の孔部
には桟部を一体に設け、該桟部を上記切り欠き溝に嵌合
圧入するとともに、スイッチボタンの内面とスイッチ本
体の操作軸先端との間に上記桟部をはさみ込んで取り付
けたことを特徴とする請求項1記載の押ボタンスイッチ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05130717A JP3106773B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 押ボタンスイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05130717A JP3106773B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 押ボタンスイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06342614A JPH06342614A (ja) | 1994-12-13 |
JP3106773B2 true JP3106773B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=15040946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05130717A Expired - Fee Related JP3106773B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 押ボタンスイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106773B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP05130717A patent/JP3106773B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06342614A (ja) | 1994-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |