JPH0648691Y2 - 照明付スイッチ - Google Patents
照明付スイッチInfo
- Publication number
- JPH0648691Y2 JPH0648691Y2 JP1987130181U JP13018187U JPH0648691Y2 JP H0648691 Y2 JPH0648691 Y2 JP H0648691Y2 JP 1987130181 U JP1987130181 U JP 1987130181U JP 13018187 U JP13018187 U JP 13018187U JP H0648691 Y2 JPH0648691 Y2 JP H0648691Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- circuit board
- printed circuit
- light emitting
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスイッチを操作する押ボタン等の操作部材の上
面、若しくはその近傍に、その操作部材の操作に関連す
る表示が、照明によって明るく浮き出る照明付スイッチ
の改良に関する。
面、若しくはその近傍に、その操作部材の操作に関連す
る表示が、照明によって明るく浮き出る照明付スイッチ
の改良に関する。
従来のこの種の照明付スイッチにおいては、発光部材の
発光による光線を、アクリル等の導光部材で、押ボタン
のような操作部材の表面、又は近傍に設けた透光部材で
形成されている表示に導き、この表示を明るく浮き上ら
せていた。
発光による光線を、アクリル等の導光部材で、押ボタン
のような操作部材の表面、又は近傍に設けた透光部材で
形成されている表示に導き、この表示を明るく浮き上ら
せていた。
このような照明付スイッチにおいては、スイッチをON,O
FFさせるためのスイッチ部材と、表示に照明を導く導光
部材とが必要となるため、その構造が複雑で、高価なも
のとなってしまう欠点があった。
FFさせるためのスイッチ部材と、表示に照明を導く導光
部材とが必要となるため、その構造が複雑で、高価なも
のとなってしまう欠点があった。
本考案は、乳白色のシリコンラバーが透光性を有するの
に着目し、従来の照明付スイッチの前述の欠点を解消す
るために、シリコンラバーを導光部材、スイッチの操作
部材として兼用することによって、構成を簡略化して廉
価に照明付スイッチを提供せんとするもので、その手段
は、導電箔が接点部において切断されているスイッチ部
を設けたプリント基板と、該プリント基板上の前記スイ
ッチ部の近傍に取付けられた発光部材と、前記発光部材
が挿入される凹陥部および該凹陥部の上方に突出される
と共にその基端を薄厚とした操作部とが形成され、か
つ、前記プリント基板上に載置される透孔性のシリコン
ラバー等の軟質材で形成されたスイッチ基材と、前記プ
リント基板上の前記スイッチ部に対応する前記スイッチ
基材における操作部の下面に形成された導電部材と、前
記スイッチ基材の操作部の上面に配置され前記発光部材
よりの光を透過し表示する押ボタン等の表示手段とを備
えた照明付スイッチによってなされる。
に着目し、従来の照明付スイッチの前述の欠点を解消す
るために、シリコンラバーを導光部材、スイッチの操作
部材として兼用することによって、構成を簡略化して廉
価に照明付スイッチを提供せんとするもので、その手段
は、導電箔が接点部において切断されているスイッチ部
を設けたプリント基板と、該プリント基板上の前記スイ
ッチ部の近傍に取付けられた発光部材と、前記発光部材
が挿入される凹陥部および該凹陥部の上方に突出される
と共にその基端を薄厚とした操作部とが形成され、か
つ、前記プリント基板上に載置される透孔性のシリコン
ラバー等の軟質材で形成されたスイッチ基材と、前記プ
リント基板上の前記スイッチ部に対応する前記スイッチ
基材における操作部の下面に形成された導電部材と、前
記スイッチ基材の操作部の上面に配置され前記発光部材
よりの光を透過し表示する押ボタン等の表示手段とを備
えた照明付スイッチによってなされる。
本考案の照明付スイッチは、シリコンラバーのスイッチ
基材の操作部が押下されると、導電部材がプリント基板
のスイッチ部に接触し、切断されている導電箔を短絡す
ることによって、スイッチがONするものである。
基材の操作部が押下されると、導電部材がプリント基板
のスイッチ部に接触し、切断されている導電箔を短絡す
ることによって、スイッチがONするものである。
そして、プリント基板上に設けた発光ダイオード等の発
光部材が発光し、その光線がスイッチ基材に導かれ、ス
イッチ基材の操作部の上に被せた押ボタンの表示を照明
し、表示が明るく浮き上るものである。
光部材が発光し、その光線がスイッチ基材に導かれ、ス
イッチ基材の操作部の上に被せた押ボタンの表示を照明
し、表示が明るく浮き上るものである。
次に、本考案を電卓用のスイッチとして実施した例を、
図面について以下に説明する。
図面について以下に説明する。
1はプリント基板で、その表面には導電箔が切断されて
対向しているスイッチ部1aが形成されると共に、該スイ
ッチ部1aが短絡された場合に点燈する発光ダイオード等
の発光部材2が、スイッチ部1aの近傍に取付けられる。
対向しているスイッチ部1aが形成されると共に、該スイ
ッチ部1aが短絡された場合に点燈する発光ダイオード等
の発光部材2が、スイッチ部1aの近傍に取付けられる。
3は乳白色のシリコンラバー等の軟質材で形成されたス
イッチ基材で、プリント基板1と略同形でありプリント
基板1のスイッチ部1aに対応する部分には、基端3aを薄
厚とした操作部3bが上方に突設され、その下面にはスイ
ッチ部1aに接触して、これを短絡する導電ゴム等による
導電部材4が白色材5を介して接着されている。
イッチ基材で、プリント基板1と略同形でありプリント
基板1のスイッチ部1aに対応する部分には、基端3aを薄
厚とした操作部3bが上方に突設され、その下面にはスイ
ッチ部1aに接触して、これを短絡する導電ゴム等による
導電部材4が白色材5を介して接着されている。
又、前記スイッチ基材の操作部3bには、発光部材2に当
るのを防止すべく凹陥部3cが形成され、更に、表示6aが
透光材で形成されている押ボタン6が操作部3bに嵌着さ
れている。
るのを防止すべく凹陥部3cが形成され、更に、表示6aが
透光材で形成されている押ボタン6が操作部3bに嵌着さ
れている。
7は押ボタン6が嵌入する孔7aが形成されているカバー
で、この内部にプリント基板1、スイッチ基材3が収
容、取付けられるものである。
で、この内部にプリント基板1、スイッチ基材3が収
容、取付けられるものである。
従って、押ボタン6を上方から押下すると、スイッチ基
材3は操作部3bの基端3aが薄厚であるため、この部分が
弯曲して操作部3bが押下され、導電部材4がプリント基
板1のスイッチ部1aに接し、これを短絡してON状態とす
る。
材3は操作部3bの基端3aが薄厚であるため、この部分が
弯曲して操作部3bが押下され、導電部材4がプリント基
板1のスイッチ部1aに接し、これを短絡してON状態とす
る。
このスイッチ部1aがONすることにより発光部材2が発光
し、その光線は乳白色のシリコンラバーの透光性によっ
て操作部3bに導かれ、これに嵌められている押ボタン6
の表示6aを明るく光らせる。
し、その光線は乳白色のシリコンラバーの透光性によっ
て操作部3bに導かれ、これに嵌められている押ボタン6
の表示6aを明るく光らせる。
この時、黒色である導電部材4とスイッチ基材3との間
には、白色材5が介在されているため、透光性の表示6a
から見えることがないと共に、発光部材2からの光線が
表示6aに到達した際、表示6aが明るく浮き上るのに、支
障を来すことはない。
には、白色材5が介在されているため、透光性の表示6a
から見えることがないと共に、発光部材2からの光線が
表示6aに到達した際、表示6aが明るく浮き上るのに、支
障を来すことはない。
以上の実施例においては、押ボタン6に表示6aを設ける
場合について説明したが、次に押ボタン6の近傍のカバ
ー7に表示を設ける場合について説明する。
場合について説明したが、次に押ボタン6の近傍のカバ
ー7に表示を設ける場合について説明する。
この場合には、カバー7に透光材で表示を形成し、その
下方のプリント基板1に発光ダイオード2を設置する。
下方のプリント基板1に発光ダイオード2を設置する。
そして、スイッチ基材3には表示に接する突出部を形成
すると共に、その内部を発光部材2に接させないための
凹陥部を形成する。
すると共に、その内部を発光部材2に接させないための
凹陥部を形成する。
斯くすることにより、発光部材2の発光による光線は、
スイッチ基材3でカバー7の表示に導かれ、これを明る
く浮き上らせることができるものである。
スイッチ基材3でカバー7の表示に導かれ、これを明る
く浮き上らせることができるものである。
本考案は叙上のように、乳白色のシリコンラバー等の軟
質材で形成したスイッチ基材によって、プリント基板上
のスイッチ部をON状態にすると共に、該プリント基板上
の発光部材を点灯させ押ボタン、又はその近傍の表示に
導き、これを明るく浮き上らせることができるので、従
来の照明付スイッチのように、スイッチとしての動作部
材と光線は導く導光部材の2つを必要としないため、そ
の構成が著しく簡略化でき、コストを大巾に引き下げる
ことができる等の効果を有するものである。
質材で形成したスイッチ基材によって、プリント基板上
のスイッチ部をON状態にすると共に、該プリント基板上
の発光部材を点灯させ押ボタン、又はその近傍の表示に
導き、これを明るく浮き上らせることができるので、従
来の照明付スイッチのように、スイッチとしての動作部
材と光線は導く導光部材の2つを必要としないため、そ
の構成が著しく簡略化でき、コストを大巾に引き下げる
ことができる等の効果を有するものである。
第1図は本考案を電卓のスイッチとして実施した場合の
分解斜面図、 第2図はその腰部の断面図である。 1……プリント基板、1a……スイッチ部、2……発光部
材、3……スイッチ基材、3a……基端、3b……操作部、
3c……凹陥部、4……導電部材、5……白色材、6……
押ボタン、6a……表示、7……カバー。
分解斜面図、 第2図はその腰部の断面図である。 1……プリント基板、1a……スイッチ部、2……発光部
材、3……スイッチ基材、3a……基端、3b……操作部、
3c……凹陥部、4……導電部材、5……白色材、6……
押ボタン、6a……表示、7……カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 浜本 忠直 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内 (56)参考文献 実願 昭58−66757号(実開 昭59− 173226号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭57−53042号(実開 昭58− 155714号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)
Claims (1)
- 【請求項1】導電箔が接点部において切断されているス
イッチ部を設けたプリント基板と、 該プリント基板上の前記スイッチ部の近傍に取付けられ
た発光部材と、 前記発光部材が挿入される凹陥部と、該凹陥部の上方に
突出されると共にその基端を薄厚とした操作部とが形成
され、前記プリント基板上に載置される透光性のシリコ
ンラバー等の軟質材で形成されたスイッチ基材と、 前記プリント基板上の前記スイッチ部に対応する前記ス
イッチ基材における操作部の下面に形成された導電部材
と、 前記スイッチ基材の操作部の上面に配置され前記発光部
材よりの光を透過し表示する押ボタン等の表示手段と、 を具備したことを特徴とする照明付スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987130181U JPH0648691Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 照明付スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987130181U JPH0648691Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 照明付スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6435626U JPS6435626U (ja) | 1989-03-03 |
JPH0648691Y2 true JPH0648691Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=31385118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987130181U Expired - Lifetime JPH0648691Y2 (ja) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | 照明付スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648691Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58155714U (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-18 | サンアロ−株式会社 | 照光スイツチ用押釦 |
JPS59173226U (ja) * | 1983-05-02 | 1984-11-19 | 日通工株式会社 | 表示ランプ付押ボタンスイツチ |
-
1987
- 1987-08-28 JP JP1987130181U patent/JPH0648691Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6435626U (ja) | 1989-03-03 |
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