JPH03504622A - 水圧でからませた拭布用湿り基布 - Google Patents

水圧でからませた拭布用湿り基布

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JPH03504622A JP1510566A JP51056689A JPH03504622A JP H03504622 A JPH03504622 A JP H03504622A JP 1510566 A JP1510566 A JP 1510566A JP 51056689 A JP51056689 A JP 51056689A JP H03504622 A JPH03504622 A JP H03504622A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水圧でからませた拭布用湿り基布 〔発明の分野〕 本発明は、例えば、木製パルプ繊維とステープル繊維との混合物を含む水圧交叉 物品その他の不織合成物品であって、工業用拭布その他の用途に用いられるもの に関する。
〔発明の背景〕
例えば、溶融吹付または不織ポリプロピレンのような不織物品は拭布として用い られている。自動車の車体の仕上げのような場合においては、拭布には、通常、 一または二辺上の揮発性または半揮発性の溶剤、例えば、イソプロピルアルコー ル/水、n−へブタン、ナフサ、C5−C,脂肪族炭化水素を滲み込ませ、下塗 りまたは塗装を行う前に車体表面からグリース、指紋、よごれ等を拭き落とす。
ある種の溶剤または化学物質は、例えば低分子重量ポリオレフィンのような化合 物を、既に拭き取りが終了した車体表面に浮き上がらせてしまうことがあり、こ のため車体表面に塗装を行うことに対して不適当となることがある。不織物品の 多くは疎水性であり、これらを親水性とするためには一または二辺上の界面活性 剤で処理することが必要である。界面活性剤は拭き取りが終了した表面に移動し 、その表面は下塗りまたは塗装に不適当なものになる。
不織物品には繊維を脱落させる傾向が小さいものがあり、これらは極小電子部品 製造用のクリーンルームのような糸くずやほこりが嫌われるような場所で拭布と して用いられる。しかしながら、そのような拭布は、通常、界面活性剤で処理さ れ、上記のような場所で使用する際に所望される吸収機能や拭き取り性能が付与 される。界面活性剤処理は、一般に、例えば、大きい金属イオン含有量を有する ナトリウムジオクチルスルホスクシネートのような陰イオン界面活性剤を用いて 行われる。これらの金属イオンは特別な問題をもたらす。というのは、金属イオ ンが十分に集中して存在すると、これらの金属イオンが金属酸化物半導体の電気 特性に対して悪影響を与えるからである。
さらに、不織物品の中には電荷放散の速度が遅いものがあり、静電気の蓄積の原 因となっている。拭布に静電気が蓄積すると様々な問題を引き起こす原因となる 。例えば、使用者の不快感、可燃性溶剤を用いた場合の危険性、あるいは、高感 度電気部品の損傷等である。
拭き取り用として使用する不織物品は、一般に、不織ウェブの内部結束性を維持 するためにある結合をさせることが必要である。
熱結合を行うと、吸収を行うために必要な「活動的」繊維の含有量が減少する。
熱結合は、また、より剛性の大きい物質を生む結果となり、新しく塗装した表面 のような柔らかい表面を傷つける原因となる。化学結合は抽出結合剤に潜在的に 存在する問題を引き起こしてしまう。
例えば、結合カードウェブや空気中に晒したウェブのような不織物品は水圧下で 繊維をからませて固有のウェブ構造とされて、拭布として用いられる。しかし、 これらの物質は一方向にのみ高強度を有することが一般的である。これはウェブ 中の繊維が、ウェブ形成過程の初期において、一方向にのみ向けられているから である。すなわち、不織物品は一方向、例えば縦方向においてのみ高い強度を有 し、横方向においては比較的小さい強度しか有さない。このような強度の不均一 さは望ましいことではない。なぜならば、不織物品は弱い方の強度の方向におい て裂けやす(なるからであり、また弱い方の強度の方向における必要最小強度を 超えて一方向においてのみ必要以上に高強度とならざるを得ないからである。
ステープル繊維と木製パルプ繊維とを含む合成水圧交叉物品は、一般に、木製パ ルプティッシュ層とステーブル繊維ウェブ上に積層させ、水圧下でこれら二つの 層を交叉させることによってつくられる。このようにしてできあがった水圧交叉 物品の一方の面は耐擦過傷特性において他方の面と際立って異なるレベルを示す 。
これはこの物質がつくられた方法に起因するものである。
木製パルプや、木製パルプとステープル繊維との混合物を処理することよって、 拭布として用いる紙ティッシュや紙製品を製造することができる。これらの拭布 は望ましい吸収性能、経済性、および、ある種の溶剤や化学物質に対する抵抗性 を有するものではあるが、°これらの拭布は一般に低い強度(特に、湿っている 場合)、低い耐久性、低い耐擦過傷特性、望ましくないレベルのリントしか有さ ない。また、これらの拭布は視覚上や触覚上の審美性にも劣っている。例えば、 これらの拭布は一般的に薄く、シート状であって、厚さ指数は約0.01、ある いは一般的には0゜01以下である。これらの拭布の物理的特性、例えば、強度 や耐擦過傷特性等は結合剤を付加することによって改良することが可能である。
しかしながら、結合剤を付加すると拭布のコストが上昇するし、さらに拭布表面 に残さが残ることもある。
拭布は織布物品からもつくることができる。使用した原材料によって、拭布は所 望の強度や吸収性能を有することがあるが、それらは高価であり、再使用しなけ れば経済的とはならないものである。拭布を再使用することは好ましいことでは ない。擦過傷の原因となるような汚物が前回使用時からそのまま残っていること があるからである。天然繊維からつくられた布にも欠点がある。
例えば、綿に代表される天然繊維の多くは、例えば綿実油のような自然油を有し ているが、この自然油は溶剤によって溶は出してきて、拭き取りの終わった表面 に付着する可能性がある。人工繊維からつくられた布、例えば、ポリエステルは 、界面活性剤で処理を行って繊維を親水性としない限り、水分を吸収することが できない。これまで述べた理由によって、界面活性剤を用いることは好ましいこ とではない。
〔定義〕
「ピーク荷重」は対象物を伸長させて破断させるに至ったときの最大荷重である 。ピーク荷重は力(g+:lを単位とする。
「吸収されたピークエネルギ」 (ピークEA)は、ピーク地点すなわち最大荷 重に至るまでの荷重−伸長(応力−ひずみ)曲線下における面積を表す。ピーク EAの単位は仕事(kg−mm)である。
「吸収された全エネルギJ  (TEA)は、対象物が破断する点に至るまでの 荷重−伸長(応力−ひずみ)曲線下における全面積を表す。TEAの単位は仕事 [k g−mm)である。
「ピーク伸長百分率」は対象物がピーク荷重すなわち最大荷重まで伸長したとき の標本の長さの増加率である。ピーク伸長百分率は対象物の最初の長さに対する 百分率〔%〕で表される。すなわち、ピーク伸長百分率は、 〔(長さの増加分)/(最初の長さ))X100の式によって表される。
「全伸長百分率jは対象物が破断点まで伸長したときの標本の長さの増加率であ る。全伸長百分率は対象物の最初の長さに対する百分率〔%〕で表される。すな わち、全伸長百分率は、〔(長さの増加分)/(最初の長さ))X100の式に よって表される。
「厚さ指数」は対象物の厚さ〔単位:mm)と単位重量〔単位:g/m”〕の比 として表される値である。すなわち、厚さ指数は次式によって表される。
厚さ指数=厚さくmm)/単位重量(g/m” )「縦方向」とは、合成不織物 品が形成されている際、繊維が配設される形成表面の進行方向をいう。
「横方向」とは、「縦方向」と直交する方向をいう。
「等方性強度指数」とは、ある方向(例えば、縦方向)における対象物のピーク 荷重とその直交方向(例えば、前述の縦方向に対しては横方向)における対象物 のピーク荷重の比として表される値をいう。通常、等方性強度指数は縦方向のピ ーク荷重と横方向のピーク荷重との比として表される。通常、不織物品は、特定 の方向におけるピーク荷重の比較が特定されない限りは、1より大きい指数を有 する。等方性強度指数が1に近ければ、その不織物品は等方性であることを示す 。等方性強度指数が1より大きければ、その不織物品は異方性であることを示す 。
「ステーブル繊維」とは、おおよその平均長さが約1〜24mm、かつおおよそ のデニールが約0.5〜3の天然または合成繊維をいう。例えば、平均長さが約 6〜15mm、デニールが約0.7〜1.5のものが該当する。
「全吸収容量」とは不織物品が吸収し得る液体の容量をいい、飽和時に不織物品 が保持し得る全量に相当するものである。全吸収容量は液体を吸収した不織物品 のサンプルの重量増加分を測定することによって求められ、吸収した液体重量を サンプルの重量で除した値を百分率で表す。すなわち、全吸収容量は次式によっ て表される。
全吸収容量=〔(飽和時のサンプル重量−サンプル重量)/(サンプル重量)) X100 「モツプ容量」とは、不織物品が一旦飽和状態に達してから吸収した液体を絞り 出した後に、再び不織物品が吸収し得る液体の容量をいう。多用途拭布としての シュミレーションを行うためのものである。このモツプ容量は、液体で飽和した 不織物品から液体を絞り出した後にその不織物品内に残っている液体の量に相当 する。モツプ容量は、不織物品の飽和時の重量と液体を絞り出した後の重量との 差を測定し、この重量差を乾燥時のサンプルの重量で除した値として求められる 。モツプ容量は、サンプルから絞り出した液体の重量を乾燥時のサンプルの重量 で除した値を百分率で表した値である。すなわち、モツプ容量は次式で表される 。
モツプ容量=〔(飽和時のサンプルの重量−液体を絞り出した後のサンプルの重 量)/(乾燥時のサンプルの重量):1X100 C発明の概要〕 本発明は、上述の問題を解決するため、布に似た不織物品を提供する。この不織 物品は木製バルブ繊維とステーブル繊維との混合物からつくられ、それら側繊維 は不規則的に分散し、水圧を受けて相互にからみあって固有の交叉繊維構造を形 成している。その厚さ指数は少なくとも約0.008であり、等方性強度指数は 約1.5よりは大きくない。
本発明に係る不織物品は二つの工程からつくられる。まず、不織物品は傾斜ワイ ヤを用いて従来の湿り形成法によって形成され0〜200(lポンド/インチ’ (psi)の圧力下において、かつ約20〜300メ一トル/分の速度において 水圧下でからませられ、熱結合または化学結合を行うことなく、固有のウェブ構 造が形成される。
本発明に係る湿り形成物品は木製パルプ繊維とステーブル繊維とを不規則に分散 させた混合物を含む。この物品は、一般的には、約50〜90%(重量%)のス テーブル繊維と、約10〜50%(重量%)の木製バルブ繊維とを含む。あるい は、ステーブル繊維を最大で約100%含有するようにしてもよい。本発明にお ける布に似た不織物品の単位重量は約30〜150 (g/m” )である。
本発明において用いられるステーブル繊維は約0.7〜3の範囲のデニール、約 5〜18mmの範囲の平均長さを有するようにすることができる。ステーブル繊 維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン・ コポリマー、ポリプレン・コポリマー、ブテン・コポリマー等に代表されるレー ヨン、綿、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィンのうちの一つまたは二つ 以上を用いることができる。硬水パルプその他の長繊維木製パルプもまた特に有 用である。長繊維と短繊維の木製バルブを混合した物も使用可能である。
〔発明の詳細な説明〕
本余明によって、布に似た合成不織物品が提供される。この合成不織物品は大き な強度、丈夫さ、耐擦過傷特性、ある種の溶剤に対する耐久性、および視覚上と 触覚上の審美性を有する。
布に似た不織物品は、傾斜ワイヤを用いた従来の湿り形成技術によって、木製パ ルプ繊維とステーブル繊維とを分散させ、微細よって形成される。湿り形成法の 一例が、例えば、オズボーン(0sborne )に付与された米国特許第2, 414.833号に開示されており、この米国特許は本件出願にも参照として組 み込まれている。
湿り形成装置のへッドボノクスにおいては、繊維の分散の度合いは希釈されてお り、例えば、繊維と水の混合物1リツトル当たり乾燥繊維が約2.5グラム含有 されている。微細孔表面上に形成された後の繊維の均一層の稠度は水中の固体繊 維として測ると、約10〜30%(重量%)の範囲内にある。例えば、稠度は固 体重量で約25%である。繊維の均−眉は他の表面に移動してからみ合う。から み合いを行う表面としては、例えば、約35〜100メツシユのワイヤ・スクリ ーンがある。からみ合った繊維は他の表面に移動してパターン付けされる。メソ シュの大きさ、および/またはパターン付けした微細孔表面の地肌は変化させる ことができ、これによって、視覚上および触覚上の異なる特性をつくり出すこと ができる。粗いメツシュ、例えば約14〜35メツシユによっても表面模様や布 に似た外観や感触をつくり出すことができる。
繊維を不規則に分散させて新たに形成した層は水圧下でからまって不織物品が形 成される。水圧下で繊維をからませる水圧交叉方法の一例としてエバンス(Ev ans )に付与された米国特許第3.485,706号があり、この米国特許 は本出頽においても参照されている。例えば、繊維をからませるにはハニーコム ・システム社(Honeycomb System、 Incorporate d )のマニホールドを用いる。このマニホールドは、直径約o、oosインチ のオリフィス、■インチ当たり40個の孔、および1列の孔を有するストリップ を備えている。他のマニホールドを用いてもよいことは言うまでもない。湿り形 成法によりつくられた物品はストリップ下方を約20〜300m/分の速度で進 み、約500〜2000psiの圧力を有する液体噴射によってからませられる 。基布を低速かつ/または高圧の下で水圧交叉させることにより、より強度の大 きい物品が得られることがわかった。水圧交叉装置を通る通路をさらに増やせば 強度は一層大きくなる。
型形成は繊維をからませた物品を粗いメツシュ、例えば14〜35メツシユに通 し、その物品を圧力が約200〜1000psiの水圧交叉装置にかけることに よって行われる。
水圧交叉法により形成された不織物品は乾燥させてもよい。乾燥は、例えば、加 圧空気、真空、熱または圧力を用いた従来の乾燥方法の一つまたは二つ以上を用 いればよい。不織物品は、例えばワイヤーメツシュのような微細孔を有する面上 で乾燥される。
あるいは、不織物品の乾燥は従来の乾燥方法を用いて微細孔のない面上で行って もよい。微細孔表面上で乾燥した不織物品の方が、微細孔のない面上で乾燥した ものよりも軟らかく、また、よりドレープ性が大きくなる。さらに、微細孔表面 上で乾燥した不織物品の方が微細孔のない面上で乾燥した不織物品よりもピーク 荷重は小さいが、ピーク伸長は大きい。
この記述に関連して、油および水の吸収容量および吸収率、リンティング、耐擦 過傷特性、静電気減衰、ドレープ剛性、ナトリウムイオン濃度、抽出レベル、ピ ーク荷重、吸収ピークエネルギ、吸収全エネルギ、ピーク伸長および全伸長があ る所定の試験を行うことによって求められる。
リント試験はクライメット・インストロント社(Climet Instrum ent Company )が市販しているクライメットTM粒子測定器Cl− 250型を用いて行われる。リント試験は基本的にはINDA標準試験160. 0−83に従って行われる。ただし、次の二点を変更して試験を行った。(1) サンプルの大きさは6インチ×6インチとする。(2)バックグラウンド・カウ ントは各標本ごとには求めない。この試験には、サンプル標本に曲げ、ねじり、 または破壊の力を加える機械式粒子発生器を用いる。サンプルは囲いの中で縦方 向に並べて置かれ、1分間当たり約70回の割合で4゜2インチの距離に対して 150°ねじられる。囲いは管を介して粒子測定器に連結している。この粒子測 定器は毎時約20フイート3の割合で粒子を該測定器まで吸引するものである。
センサを通る流量は毎時1.0フイート3である。各カウントには36秒を要し 、各カウントが0.01フイート1の空気中における特定サイズの粒子の数を表 す。
グラブ引張試験は基本的には連邦試験方法基準Nα191Aの方法5100に従 って行う。この試験では幅が約4インチ、長さが約6インチの交叉物品をサンプ ルとして用いる。サンプルはその両端にある面積1インチ2の把持部分で保持さ れる。サンプルの試験に用いる機器はスイング・アルバート(Thwing A !bert )社のインチレフト(Intellect ) U型引張試験機と ユニバーサル・テスティング・インストロント(Universal Test ing Instrument )社のインストロン・モデル(In5tron  Model ) 1122である。それぞれ3インチのジョー・スパンと毎分 約12インチのクロスヘッド速度を有する。ピーク荷重、吸収ピークエネルギ、 ピーク伸長百分率、吸収全エネルギ、および全伸長百分率の値がそれぞれ求めら れる。
不織物品の電荷放散の割合は基本的には連邦試験方法基準Nα101Bの方法4 046に従って求められる。試験結果は、5%インチ×3%インチの矩形サンプ ルを用いて、高電圧サンプル保持器を備えた静電荷検出器によって求められた。
不織物品が油を吸収する割合は次のようにして求められる。横方向300mm、 縦方向約150mmのサンプルを5AE20W150のモーター・オイルを満た した油槽の油表面上に平坦になるように置く。ストップウォッチを用いてサンプ ルが完全に湿るまでの時間を測定する。「完全に湿る」とはサンプルの表面積の 99%が油で浸透することを言う。不織物品の非吸収性たてすじは「完全に湿る 」の定義には当てはまらないが、非吸収性の各繊維自体は当てはまる。不織物品 が水を吸収する割合も油に対するそれと同様の手順で求められる。ただし、油の 代わりに蒸留水を用いる。
不織物品が油を吸収する容量は次のようにして求められる。ブリテラシュ・ペー パー・アンド・ボード・インダストリー・フェデレーション(Br1tish  Paper and Board Industry Federation) 社が市販している15cmX30cmの乾燥標準フェルトを、5AE20W15 0のモーターオイルで満たした油槽に少なくとも24時間浸す。10cmXlO cmの不織物品サンプルの重量はほぼ0.01グラムであった。サンプルを、サ ンプルに油が完全に浸透するまで、フェルト片上方において油槽に浸す(少な( とも1分間浸す)。次いで、フェルトとサンプルを取り出し、目視し得る範囲で サンプルからの油の滴下が完了するまで、すなわちサンプルが単一色を呈するに 至るまで、フェルトとサンプルを油槽上に吊るす。はぼ0.01グラムになるま でサンプルから油を抜き、全吸収容量が計算される。
不織物品のモツプ容量は、全吸収容量試験で用いたサンプルを半分に折り畳み、 次いで再び半分に折り畳むことによって求められる。次いで、親指と人指し指で サンプルの両端を掴み、できる限りサンプルをねじり、サンプルから油を絞り出 す。サンプルをねじっている間、油が排出される。サンプルから油がこれ以上排 出されなくなったとき、サンプルのねじりを停止する。こうして、はぼ0.01 グラムになるまでサンプルから油を抜き、モツプ容量を求める。
ドレープ剛性は、シャー9−・デベロップメンツ・リミテッド(5hirley  Developments Lim1ted )社の剛性試験機を用いて測定 された。試験結果は基本的にはASTM標準試験DI388に従って求められた 。ただし、サンプルの大きさは1インチ×8インチとし、試験を行う方向の長さ を長くした点において、前記標準試験を変更して試験を行った。
(1)イソプロピルアルコール、1,1.1−)リクロロエタン、および蒸留水 の抽出度、および(2)ナトリウムイオンの濃度、は次の手順によって求められ た。重量約2グラムの一対の拭布のサンプルを、ソックスレー抽出器を用いて、 200mlの溶剤中に4時間還流させる。溶剤を蒸発させ、サンプルを乾燥させ る。次いで、溶剤の蒸発前後の容器の重量差を測定して抽出率(百分率)を求め る。抽出率は不織物品の最初の重量に対する重量%として表される。サンプル中 のナトリウムの量は、水抽出率の試験後においてソックスレー抽出器から求めら れる水中のナトリウムイオン濃度を測定することよって、求めることができる。
パーキン・エルマー(Perkin−Elmer )モデル380原子吸収分光 光度計を用いて水中のナトリウムイオン濃度が測定された。
不織物品の耐擦過傷特性は基本的には英国標準試験方法5690:1979に従 って求められた。ただし、次の点を変更して試験を行った。(1)使用した擦過 傷機はアイバーマチス(Ahiba−Mathis )社の商品名「マーティン ゾール摩耗および擦過傷試験機Nα103型」である。(2)サンプルは、1.  3ポンド/インチ2 (p51)あるいは、9キロパスカル(KPa)の圧力 下で100回の擦過傷試験を受けた。(3)表面の硬度が81Aジュロメータ− で81±9のショアー硬度である36インチ×4インチxo、os。
(±0.005)インチのガラス繊維強化シリコンゴム片(フライト・インスレ ージョン・インコーホレイテッド(Flight In5ulation In corporated )社製)から直径1. 5インチの研磨剤を切り出す。
(4)表面の毛羽立ち(繊維のロフティング)、ピリング、ロービング、孔の有 無についてサンプルを試験する。次いで、サンプルを目視計と比較して、サンプ ルに1〜5の摩耗度数をつける。摩耗度数1とは目視し得る擦過傷がほとんどな いか、あるいは全くないことを意味し、摩耗度数5は摩耗によってサンプルに孔 がおいていることを意味する。
衷菫皿工 重量%で約50%の硬水パルプ(ウェイアーハウザー(Weyerhauser  )社の製品で商品名「ブレイド・レギュラーJ (Grade Regula r ))と、重量%で約50%のクリンプしていないポリエステルステープル繊 維(1,5デニ一ルX12mm)との混合物を重量%で約0.5%の固体濃度に なるまで分散させ、標準94×100メツシユ・プラスティックスクリーン上で 約75 (g/m’ )のハンドシートに形成する。
マニホールド(前出のハニーコム社の製品)を用いてハンドシートの繊維をから ませる。このハンドシートを標準100X92メツシユ・ステンレス鋼ワイヤに 通す。マニホールドはステンレス鋼ワイヤ・メツシュの約0.5インチ上方に配 置されている。
マニホールドは、直径o、oosインチのオリフィス、1インチ当たり40個の 孔、および1列の孔を有するストリップを備えている。円錐形の孔がワイヤの方 向に向かうようにして、ストリップをマニホールド内部に挿入する。繊維交叉は ハンドシートを毎分的20mの速度で進ませながら行われる。
ハンドシートの繊維交叉は、ハンドシートの一方の面にかかる圧力を200.4 00.600.800.1200.1400(psj)とし、他方の面にかかる 圧力を1200.1400(psi)として行われた。繊維交叉用水の流量はス トリップ1インチ当たり毎時1. 054m”であった。繊維交叉が終了したシ ートは室温において自然乾燥させられた。乾燥したシートの単位重量は約70  (g/m” )であった。
約4インチの幅を有する繊維交叉物品のサンプルの試験は、スイング・アルバー ト(Thwing Afbert )社のインチレフト(Intellect  ) II型引張試験機とユニバーサル・テスティング・インスツルメント(Un iversal Testing Instrument )社のインストaン ・モデル(In5tron Model ) 1122である。それぞれ3イン チのジョー・スパンと毎分約12インチのクロスヘッド速度を有する。乾燥サン プルに対するピーク荷重、吸収ピークエネルギ、ピーク伸長百分率、吸収全エネ ルギ、および全伸長百分率の値がそれぞれ縦方向および横方向について表1に示 されている。縦方向のみについての湿りサンプルの同様のデータも表1に示され ている。
叉見五又 重量%で約20%の硬水パルプ(ウエイアーハウザー(Weyerhauser  )社の製品で商品名「ブレイド・レギュラーJ (Grade Regula r ))と、重量%で約40%のクリンプしていないポリエステルステーブル繊 維(1,5デニールx 12mm)と、重量%で約40%のクリンプしていない レーヨンステープル繊維(1,5デニ一ルx12mm)との混合物を分散させ、 標準94X100メツシユ・プラスティーツクスクリーン上で約75  (g/ m” )のハンドシートに形成する。
ハンドシートの繊維交叉は、標準100X92メツシユ・ステンレス鋼ワイヤ上 で実験例1と同様の機器および手順によって、ハンドシートの一方の面にかかる 圧力を600.900.1200.1500psiとし、他方の面にかかる圧力 を1200.1500psiとして行われた。繊維交叉用水の流量はストリップ 1インチ当たり毎時0.808m’であった。繊維交叉が終了したシートは室温 において自然乾燥させられた。乾燥したシートの単位重量は約73 (g/m”  )であった。
約4インチの幅を有する繊維交叉物品のサンプルの試験は、実験例1と同様の機 器および手順によって行われる。乾燥サンプルに対するピーク荷重、吸収ピーク エネルギ、ピーク伸長百分率、吸収全エネルギ、および全伸長百分率の値がそれ ぞれ縦方向および横方向について表2に示されている。
寒翳皿ユ 重量%で約18.5%の硬水パルプ(ウエイアーハウザー(Weyerhaus er )社の製品で商品名「ブレイド・レギュラーJ (Grade Regu lar ))と、重量%で約78.5%のクリンプしていないポリエステルステ ーブル繊維(1,5デニ一ルx12mm)と、重量%で約3%のポリビニルアル コール結合繊維との混合物を分散させ、約60 [g/m” ]の割合で微細孔 表面上に連続的に形成する。ウェブは連続傾斜ワイヤ紙製造機を用いて形成する 。ウエブは蒸気で加熱した缶を直列にならべたものの上で乾燥される。
巻き取りや扱いを容易にするためポリビニルアルコールが加えられる。
乾燥したウェブを再び湿らし、実験例1と同様の機器および手順によって、6個 の通路を有し、シートの各面に1800[psi〕の圧力を作用させる標準10 0X92メツシユ・ステンレス鋼ワイヤ上で繊維交叉が行われる。繊維交叉用水 の流量はストリップ1インチ当たり毎時2.04m”であった。繊維交叉が終了 したシートは室温において自然乾燥させられた。乾燥したシートの単位重量は約 53  (27m2〕であった。
約4インチの幅を有する繊維交叉物品のサンプルの試験は、実験例1と同様の機 器および手順によって行われる。乾燥サンプルに対するピーク荷重、吸収ピーク エネルギ、ピーク伸長百分率、吸収全エネルギ、および全伸長百分率の値がそれ ぞれ縦方向および横方向について表3に示されている。
人!皿工 重量%で約19%の硬水バルブ(ウェイアーハウザー(Weyerhauser 、 )社の製品で商品名「ブレイド・レギュラJ (Grade Reguja r ))と、重量%で約39%のクリンプしていないポ、リエステルステーブル 繊維(155デニ一ルx12mm)と、重量%で約39%のクリンプしていない レーヨンステープル繊維(1,5デニ一/l/イ12mm)と、重量%で約3% の、ポリビニルアルコール結合繊維との混合物を分散させ、約60 〔27m2 〕の割合で微細孔表面上に連続的に形成する。ウェブは連続傾斜ワイヤ紙製造機 を用いて形成する。ウェブは直列にならべた蒸気で加熱した缶の上で乾燥される 。巻き取りや扱いを容易にするためポリビニルアルコールが加えられる。
乾燥したウェブを予め湿らし、実験例1と同様の機器および手順によって、標準 100x’12メツシユ・ステンレス岬ワイヤ上で繊維交叉が行われる。ウェブ を予め湿らす工程は、圧力が200.400.600(psi)の不織物品の面 上において行われた。その面における繊維交叉は800.10001,1200 の圧力で行われ、三つの通路は圧力1500(psi)であった。不織物品の他 方の面は圧力15001:psi)の通路によって繊維交叉が行われた。繊維交 叉が終了したシートは室温において自然乾燥させられた。乾燥したシートの単位 重量は約53 Cglrrr” )であった。
約4インチの幅を有する乾燥後の繊維交叉物品のサンプルの試験は、3インチの ジョー・スパンと約10インチ7分のクロスヘッド速度を有するインチレフトリ 1張臀験機を用いて行われた。
乾燥サンプルに対するピーク荷重、吸収ピークエネルギ、およびピークひずみの 値がそれぞれ縦方向および横方向について表4に示されている。湿りサンプルに つシ)て同様の結果が表4に示され繊維交叉物品と非交叉物品、および拭布とし て使用し得る二つの市販品に対する厚さ指数、等方性強度指数、擦過傷試験結果 、およびドレープ剛性試験結果が掲げられている。拭布Aは水圧下で繊維交叉さ せた不織物品である(−E、 1. duPont De Nemours a ndCompanyの製品で商品名「サンクラ(5ont、ara )、 J  oグレード8005)。拭布Bは木製バルブウェブをステープル繊維ウェブの上 に重ねて、次いでウェブを水圧下で繊維交叉させることによって形成した木製パ ルプとステーブル繊維との混合物からつくられたものである。拭布Bは「λ1o hair Bleu、1の商品名を有するもので、フランスの「λ(aur)’  ofNanteS J社やrSodave of 4ngersJ社か市販し ている。表5はこれらの物品に対する厚さ指数と等方性強度指数も掲げている。
表5かられかるように、実験例2および4の繊維交叉物品は実験例4の非繊維交 叉物品、拭布Aおよび拭布Bよりも大きい厚さ指数を有している。実験例2およ び4の物品は拭布AおよびBよりも大きい等方性強度指数を有している。
表6は実験例4の物品の油および水に対する吸収率、全吸収容量およびモツプ容 量の試験結果を示している。実験例2の物品は水および油に対する全吸収容量お よびモツプ容量の値として、拭布Bよりも極めて大きい値を有している。
表7.8および9は本発明に係る物品に対する試験結果、および欧州で市販され ている各種の拭布に対する試験結果を示している。拭布CWIは溶融吹付ポリプ ロピレン布からできている。拭布CW2は不織ポリプロピレン−溶融吹付ポリプ ロピレンー不織ポリプロピレンの積層からなる。商品名r MIRACLE W IPESJで市販されている拭布は水圧下でステーブル繊維とセルロース繊維と を交叉させてつくられている。商品名r CLEAN ROOM WIPERS Jで市販されている拭布は湿り形成したステープル繊維とセルロース繊維とから つくられている。商品名r DtlRX Jで市販されている拭布は水圧下でス テーブル繊維とセルロース繊維とを交叉させてつ(られている。商品名r LA BX Jで市販されている拭布は湿り形成したステーブル繊維とセルロース繊維 とからつくられている。
商品名r TEXWIPEJで市販されている拭布は100%の綿織布でつくら れている。商品名r MICRONWIPE Jで市販されている拭布は水圧下 でステーブル繊維とセルロース繊維とを交叉させてつくられている。商品名r  TEXBONDJで市販されている拭布は不織ナイロン布でつくられている。商 品名r TECHNI−CLOTHJで市販されている拭布は水圧下でステーブ ル繊維とセルロース繊維とを交叉させてつくられている。
比較のため、表7は、実験例2の物品および上述の拭布のうちのいくつかに対す る抽出試験およびナトリウムイオン試験の結果を掲げている。表7には実験例2 に従ってつくられた二つの物品に対する試験結果も示されている。物品Hは重1 %で約80%のレーヨンステープル繊維と重量%で約20%の木製パルプとを含 んでいる。物品Fは重量%で約80%のポリエステルステープル繊維と重量%で 約20%の木製パルプとを含んでいる。表8は、実験例2の物品、拭布Aおよび 上述の拭布のうちのいくつかに対する電荷放散の試験結果を掲げている。表9は 実験例2の物品、実験例4の繊維交叉物品と繊維非交叉物品、拭布Aおよび上述 の拭布のうちのいくつかに対するクライメット(Clfmet )7Mリント試 験の結果を掲げている。
表7に示すように、本発明に係る物品の抽出レベルは多くの市販拭布と比較して も有利である。表8かられかるように、本発明に係る物品は対静電気処理を施し ていないが、他の多(の市販品と比較し得る静電気減衰を示す。表9かられかる ように、本発明に係る物品は比較的小さいリントレベルを有し、他の市販品と比 較しても有利である。
このように、本発明は以前の拭布が有していた問題を解決する拭布を提供するこ とができることは明らかである。本発明は特定の実施例に関連して説明したが、 この実施例は例示として示したものであって、本発明をこの実施例に限定する意 図ではない。当業者が本発明の範囲を逸脱することなく、多くの応用をなすこと ができることは明らかである。
表1 乾 燥             縦方向     横方向ピーク荷重[g〕1 1,677      8699吸収ピークエネルギ[kg−mm]       106      62ピークひずみ〔%)           68.5      53.8全吸収エネルギ[Kg−mml        198       146全ひずみ〔%)            131      1 22湿り ピーク荷重[g )           7214吸収ピークエネルギ[kg −mml      11?ピークひずみ〔%〕120 全吸収エネルギ[Kg−mml        196全ひずみ〔%〕217 表2 乾 燥             縦方向     横方向ピーク荷重[g]            9125      8749吸収ピークエネルギ[kg −mm]      55      55ピークひずみ〔%]            46      49全吸収エネルギ[Kg−mml         114      110全ひずみ〔%”l            100       104表3 乾 燥             縦方向     横方向ピーク荷重Cg ]            5035      4081吸収ピークエネルギ[k g−mm]      63      71ピークひずみ〔%]            89      118全吸収エネルギ[Kg−mm]         124      99全ひずみ〔%)            174       160表4 吸収ピークエネルギ[kg−mm]      83      79ピークひ ずみ〔%)           39       49湿り ピーク荷重[g)           4014吸収ピークエネルギ[kg− mm]      62ピークひずみ〔%〕37 表5 〕 〕    等方性強度指数 1.04  1.096  1,0   2.37   1.45厚す[mml      O,790,730,360,440, 31単位重量[gsm]73   53    60    65   75厚 さ指数    0.011  0.014  0.006  0.00?  0 .004ドレープ剛性 マーティンゾール擦過傷指数 面1     1   2       23面2     12        11表6 水            実験例4     拭布B吸収率C5ec、)         1.0        < 1全吸収容l〔%)      55 3        347モツプ容量〔%]      258         151並 吸収率(see、]        9.0        7.0全吸収容量 〔%)      596        230モツプ容量〔%)       250        33表7 抽出度 聚晶              ABCDCWI                O,80,72,543CW2              0.8 3. 5 0.2  47λ(iracle Wipers 1003        < 0.1 1.7 0.2  20C1ean Room Wipers 8 025      2.1 1.6 1.0 391Durx 670             < 0.1 < Q、I  O,341Durx 770       0.20.10.4177Labx  123                        <  0.1  <  0.1   1.1   2 06Texwi pe  309                      0.3  <  0.1   3. l     47Micronwipe  500          < Q、l < 0.1 3.4 1030Tex bond 909           5.4 3.4 0.3 1640T echj−C1oth  609                 <  O ,l    4.3   1.4   43Techi−C1oth  U   1009            <  0.1  0.4  2.5   4 3実験例2             0.1 0.1 1.5 126拭布H O,20,11,0133 拭布F               O,20,1’0.6 116A・・・ イソプロピルアルコール中の〔%〕B・・・l、1.1−ト!、lクロロエタン 中のC%〕C・・・渦中の〔%〕 D・・・渦中のナトリウム量[ppm]表8 CWl         14.7 CW2        19.8 M1racle Vipers 1003    0,3C1ean Room  Wipers 8025    4.5Durx 670       5. 8Labx 123       1.3Texwipe 309       1.IMicronwipe 500      0.9Texbond 90 9      6.5Techi−C1oth 609     15.2Te chi−C1oth U 1009     1.6実験例27.0 拭布A                 放散なし拭布B3.6 (注)静電気減衰時間が大きくなるにつれて静電荷を蓄積する傾向が太き(なる ことを示す。
表9 クライメット・ライン(6粒子) MW                10 u    O,5uCWI                 O,4112CW2                0.1     9M1racle Wipers 1003        0.2     56C1ean Room Wipers 8025       0.2     4Durx 670             0.4     442Labx 123             0.4    42 8Texwipe 309           2.6    5130Mi cronwipe 500          0.7    498Texb ond 909           0.0     7Techi−C1o th 609         0.6    358Techi−C1oth  U 1009       0.4     8実験例2265 実験例4(繊維交叉)        0.8     76実験例4(基布) 272 拭布A               O,851拭布B                O,2286実験例1             0.2    3 28国 際 膿 4f  翰 牛 国際調査報告   U58.。42,2D 21 H13/10 0発 明 者  工ヴアノ葛−ト シェリー エイ   アメζリカ合衆国 ジ ョーシア州 30201  アルファレ゛ツタ シャトスプリンゲス ドライヴ  100 リカ合衆国 ジョーシア州 30075  ロズウエル ロズウエルアームス  ロード 360

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水圧下でからませた繊維構造であって、重量%で約10〜50%の木製パ ルプ繊維と、重量%で約50〜90%のステーブル繊維とからなり約30〜15 0〔g/m2〕の単位重量と少なくとも約0.008の厚さ指数を有する繊維構 造。
  2. (2)水圧下でからませた繊維構造であって、重量%で約10〜50%の木製パ ルプ繊維と、重量%で約50〜90%のステーブル繊維とからなり約30〜15 0〔g/m2〕の単位重量と約1.5より小さい等方性強度指数を有する繊維構 造。
  3. (3)水圧下でからませた繊維構造であって、重量%で0〜約50%の木製パル プ繊維と、重量%で約50〜100%のステーブル繊維とからなり約30〜15 0〔g/m2〕の単位重量と少なくとも約0.008の厚さ指数を有する繊維構 造。
  4. (4)水圧下でからませた繊維構造であって、重量%で0〜約50%の木製パル プ繊維と、重量%で約50〜100%のステーブル繊維とからなり約30〜15 0〔g/m2〕の単位重量と約1.5より小さい等方性強度指数を有する繊維構 造。
  5. (5)前記ステーブル繊維が約0.7〜3の範囲のデニールと、約5〜18mm の範囲の平均長さとを有することを特徴とする請求項(1)記載の繊維構造。
  6. (6)前記ステーブル繊維はレーヨン、綿、ポリエステル、ポリオレフィン、ポ リアミドのうちの一つまたは二以上からなることを特徴とする請求項(1)記載 の繊維構造。
  7. (7)少なくとも約375%の油吸収容量を有することを特徴とする請求項(1 )記載の繊維構造。
  8. (8)少なくとも約375%の水吸収容量を有することを特徴とする請求項(1 )記載の繊維構造。
  9. (9)約150ppm以下のナトリウムイオン濃度を有することを特徴とする請 求項(1)記載の繊維構造。
  10. (10)水圧下でからませた繊維構造であって、重量%で約10〜50%の木製 パルプ繊維と、重量%で約50〜90%のステーブル繊維とからなり約30〜1 50〔g/m2〕の単位重量と、少なくとも約0009の厚さ指数と、少なくと も約375%の水吸収容量とを有する繊維構造。
  11. (11)水圧下でからませた繊維構造であって、重量%で約10〜50%の木製 パルプ繊維と、重量%で約50〜90%のステーブル繊維とからなり約30〜1 50〔g/m2〕の単位重量と、約1.5より小さい等方性強度指数と、少なく とも約300%の油吸収容量とを有する繊維構造。
  12. (12)水圧下でからませた繊維構造であって、重量%で0〜約50%の木製パ ルプ繊維と、重量%で約50〜100%のステーブル繊維とからなり約30〜1 50〔g/m2〕の単位重量と、少なくとも約0008の厚さ指数と、少なくと も約375%の水吸収容量とを有する繊維構造。
  13. (13)水圧下でからませた繊維構造であって、重量%で0〜約50%の木製パ ルプ繊維と、重量%で約50〜100%のステーブル繊維とからなり約30〜1 50〔g/m2〕の単位重量と、約1.5より小さい等方性強度指数と、少なく とも約300%の油吸収容量とを有する繊維構造。
  14. (14)前記ステーブル繊維が約0.7〜3の範囲のデニールと、約5〜18m mの範囲の平均長さとを有することを特徴とする請求項(10)記載の繊維構造 。
  15. (15)前記ステーブル繊維はレーヨン、綿、ポリエステル、ポリオレフィン、 ポリアミドのうちの一つまたは二以上からなることを特徴とする請求項(10) 記載の繊維構造。
  16. (16)約150ppm以下のナトリウムイオン濃度を有することを特徴とする 請求項(10)記載の繊維構造。
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