JPH03504523A - リサイクル紙パルプの脱インキ法 - Google Patents

リサイクル紙パルプの脱インキ法

Info

Publication number
JPH03504523A
JPH03504523A JP1511456A JP51145689A JPH03504523A JP H03504523 A JPH03504523 A JP H03504523A JP 1511456 A JP1511456 A JP 1511456A JP 51145689 A JP51145689 A JP 51145689A JP H03504523 A JPH03504523 A JP H03504523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terpene
deinking
foaming
surfactant
low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1511456A
Other languages
English (en)
Inventor
ナドルスキー,リチャード・ジェイ
Original Assignee
ローヌ・プーラン・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ローヌ・プーラン・インコーポレーテッド filed Critical ローヌ・プーラン・インコーポレーテッド
Publication of JPH03504523A publication Critical patent/JPH03504523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C5/00Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
    • D21C5/02Working-up waste paper
    • D21C5/025De-inking
    • D21C5/027Chemicals therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 リサイクル紙パルプの脱インキ法 1、発明の分野 本発明は紙の再生に関する。特に本発明は紙の脱インキ法に関するものであり、 殊にレーザープリント紙の脱インキに有用である。
2、先行技術の説明 紙の脱インキ処理には現在主に2種の方法、すなわち洗浄法および浮遊選鉱法が ある。前者は米国で広(用いられている糧類のものである。これには種々の理由 付けがなされている。ホラセフ(Horacgk)およびデユツン(Dewan  )はTappi Vol、 65 (1982年7月)にこれは洗浄法が分散 性インキを含む組成を扱うために、または実質量の灰分な除去する必要がある場 合に好適であるという事実によると述べている。これに対し浮遊選鉱法は、大型 の非分散性インキ粒子、たとえば“食品用板紙またはゼロックス(Zmroz、 登録商標)用紙に関して生じるもの”を除去する際に、より好適である。米国内 で用いられる大部分の供給材料は前者のカテゴリーに属する。レーザープリント 紙の脱インキに対してはいずれの方法も不満足である。これらの脱インキ法は両 者ともプリント紙を再パルプ化し、その間に繊維からインキを除去することによ る。
両方法において、紙は水性苛性アルカリ浴中で激しい攪拌下に、しばしば高めら れた温度で(約49−60℃(120−140”F)が一般に用いられる)パル プに変えられる。
洗浄法の場合、繊維からインキを除去するために、またこれを水性媒質中に溶解 または分散させるためK。
一般に界面活性剤およびビルグー、たとえばケイ醗ナトリクムを含めた各種の添 加剤も存在する。さらにこの工程で漂白剤も添加されるであろう。この処理に要 する時間は供給材料(すなわち印刷された紙素材)、苛性アルカリ濃度、温度お よび用いる添加剤によって決まるが、一般には約30分を越えない。パルプ化工 程後にパルプを各種のプレスに導通し、ここでインキ液を除去し、パルプ濃度を 高める。次いでこれはスクリーンへ送られ、ここで液体が排除され、パルプが洗 浄されたのち再スラリー化され、そして抄紙機に供給される。
浮遊選鉱法の場合、パルプに起泡剤が添加され、次いで各種の1洗浄(a1ga %#N%g)″装置に導通され、そして浮遊槽へ供給される。インキ粒子は泡沫 中に採取される。
浮遊選鉱により脱インキ処理を行う際に浮遊剤として用いるために各種の界面活 性剤が示唆されている。たとえばスイツチ(Ssivala)および7アイゲン バクム(Feign%ha%慣)は1983年パルピングコンフエレンスのrA ppr・プロシーディンゲス・レボ−)(533頁)にアルキルフェノールエト キシレート、特にノニルフェノールエトキシレート、およびこれらの化合物とド デシルフェノールエトキシレートの混合物を用いると述べており、エチレンオキ シド鎖長および疎水基の長さが脱インキ効率に相関することに言及している。こ の種の特定の混合物が1他の全般的特性を損うことな(良好な脱インキ(白色度 )および低起泡を達成しうる”ことが示されている。
ウッドワード(Fi’oodward )はPslp & Paper、198 6年11月号59頁に種々の脱インキ薬品を挙げ、エトキシル化直鎖アルコール およびエトキシル化アルキルフェノールが脱インキ助剤として広く用いられてい ること、ならびに脂肪酸石けんが浮遊選鉱腕インキ剤系において業態用薬品とし て作用することに言及している。
また、溶剤を用いると大部分のインキおよびワニスを溶解しうるがそれらの価格 のため大部分の脱インギブログラムではそれらな使用し得ないことにも触れてい る。使用された溶剤には脂肪族炭化水素が含まれ、溶剤を用いる場合は良好な水 中油型乳化任な示す界面活性剤をも用いるべきであると指摘されている。しかし これらの注釈が洗浄または浮遊選鉱システムに関してなされたものか否かは明ら かでない。
エバンス(Evasa )はPsLp & Paper、  1984年3月号 にオンタリオ州ンロルドでざら紙工基における最初の洗浄操作後に第2工程脱イ ンキ装置としての浮遊選鉱ユニットとして作用すると思われるクロフタ(Are /la)特表平3−504523 (3) 清澄装置を用いることを記載している。浮遊選鉱に際してフロック形成を補助す るために高分子電解質を用いると述べられている。
同じプラントに関する他の記載がTappi Jo%r%aJ。
1983年10月号にあり、そとKはこのプラントが最初は過度の起泡な生じ、 これKよりプラントからの排出液中に泡沫が存在するという問題をかかえ、これ に対処するためにアルコールエトキシレート/アルキルフェノールエトキシレー トを基礎とする低起泡性界面活性剤が考案されたらしいと指摘されている。しか しこれが洗浄工程で用いられたか、浮遊選鉱工程で用いられたかは明らかでない 。
コブイー(Cody)はPb1p & Paper、1978年11月号123 頁に、石けん、エトキシル化アルキルフェノール、アルキルアリールスルホネー ト、ポリホスフェート、ポリエトキシエタノールおよびエトキシル化アルコール を含めた種々の界面活性剤の使用につき述べている。
これらが洗浄操作もしくは浮遊選鉱操作または両者のいずれに対して推奨されて いるのか明らかでない。ただしコブイーは1浮遊選鉱脱インキ処理に際しては追 加の界面活性剤、たとえば洗剤な起泡促進のために添加しうる”と注釈している 。
オルドナー(Oriser)はTAPPIモ/グ27” RacyaLisg  of paparmakisg F4hara ”中の1浮遊選鉱脱インキ法” と題する彼の章で、石けんな起泡剤および集塵剤として用いることにつき述べ、 少量の合成界面活性剤、たとえばエトキシル化脂肪酸、アルキルアリ−ルスルホ ネート鉱ajc)およびアルキルフェノールグリコールエーテルが一般に浮遊選 鉱法を改良するために添加されることを示している。
発明の要約 本発明者らは、浮遊選鉱腕インキ法において特定の化学薬品の組合わせを用いる ことによって先行技術の脱インキ剤系を上回る実質的利点が得られることを見出 した。
特に本発明者らの新規な系は、初めてレーザープリント紙の脱インキに有効な手 段を開発した。
コンピュータープリントアウトのためのレーザープリンティングの利用の増加に よって、脱インキ操作に問題が提起された。現在はこの種類の供給材料を脱イン キしうる系は無い。コンピュータープリントアウトは大規模なかつ増大する供給 源となっているので、インパクトプリントまたはドツト−!トリックスコンピュ ーター素材からレーザープリント素材を排除するのは実際的でない。
本発明はその浮遊選鉱工程として、弱い乳化剤である高起泡性界面活性剤、テル ペン系炭化水素、およびテルペンに対する溶剤の組合わせを用いる。
何らかの理論により拘束されることは望まないが、本発明者らはテルペンがイン キに対する“捕穫剤(cespt−%rm ag−%t)”として作用すると考 える。テルペン自体は溶剤に溶解する。用いる界面活性剤は乳化剤ではないので 、インキがテルペン/溶剤溶液と共に浮遊除去されるまでこれによってインキ粒 子が懸濁状態に珠たれる。
従って第11に点からは、本発明は高起泡性−低乳化性界面活性剤、テルペン、 および該テルペンに対する溶剤の、重量比0.125−8:0.125−16:  1の混合物からなる、リサイクル紙供給材料腕インキ剤系を提供する。より好 ましくは界面活性剤:テルペン:溶剤の比は1−6:0.125−8:1である 。
第2観点からは、本発明は用いる浮選剤が高起泡性−低乳化性界面活性剤、テル ペン、および該テルペンに対する溶剤からなり、重量比0.125−4 : 0 .0625−4=11好ましくは1−6:0.125−1:1である、紙の脱イ ンキのための浮遊選鉱法を提供する。
一般に、用いられる浮選剤は紙組成のトン当たり、0.5−4、より好ましくは 2−344の界面活性剤、0.25−4、より好ましくは0.25−2X6のテ ルペン、および0.5−4、好ましくは0.5−21にのテルペン用溶剤を供給 する。(不確かさを避けるために、ここで用いる1トン”という語は2.001 hを意味する)。
本発明に用いられる界面活性剤は良好な起泡剤であるが、乳化性は低い。適切な 界面活性剤には両性(a町i−・tar’m )カルボキシレートおよびスルホ ネート、ベタイン類−スルタイ7類、およびアミノプロピオネート(炭素原子1 0〜16個を含むもの)である。有用な両性界面活性剤にはモノおよびジカルボ キシレート、たとえば次式のものが含まれる: 式中、Rは炭素原子10〜16個のアルキル基であり、2は1または2であり、 Mは水素原子またはナトリウムである。
この種の化合物には下記のものが含まれる:ココアンホアセテート(商標ミラノ ール(MIRANOL)CM C0NC0およびミラボン(MIRAPON)F Aで市販)。
ココアンホブロビオネート(商標ミラノールCM−5FCONC,およびミラボ ンFASで市販)、ココアンホジアセテート(商標ミラノールC2MC0NC。
およびミラボンFBで市販)、 ココアンホジブロピオネート(商標ミラノールC2M−5F C0NC0および ミラボンFBSで市販)、2ウロアンホアセテート(商標ミラノールHM C0 NC。
およびミラボンLAで市販)、 ラウロアンホジアセテート(商標ミラノールH2MCONC,およびミラボンL Bで市販)、ラクロアンホジプロビオネート(商標ミラノールH2M−5F C 0NC,およU ミラボンLBS で市販)、ラウロアンホジアセテ〜ト:ラウ リン酸およびミリスチン酸の混合物から得られるもの(商標ミラノールBMCO NC,で市販)。
これらよりは若干劣るものは下記のとおりである:カプロアンホジアセテートC 商標ミラノール52MC0NC,で市販)、 カブロアンホアセテート(商標ミラノールSM C0NC0で市販)、 カブロアンホジブロピオネート(商標ミラノール52M−5F C0NC,で市 販)、 ステアロアンホアセテート(商標ミラノールDMで市販)。
他の有用な化合物にはこれらカルボキシレートのスルホネート同族体、たとえば 次式のものが含まれる:たとえばココアンホヒドリルプロピルスルホネート(ミ ラノール(登録商標)C5C0NC,)およびオレオアンホヒドロキシブロビル スルホネート。
適切なベタイン類には次式のものが含まれる:式中、Rは炭素原子10〜16@ のアルキル基であり、R1はそれぞれメチルまたは2−ヒドロキシエチルである 。
この種の化合物にはココアミドプロピルベタイン、ラウロアミドブロピルベタイ y、オレアミドプロピルベタイン、およびココ/オレアミドプロピルベタインが 含まれる。
適切なスルタイン類には次式のものが含まれる二式中、Rは炭素ふ子10〜16 個のアルキル基であり、各R1はそれぞれメチルまたは2−ヒドロキシエチルで ある。
逼切なアミノプロピオネートには次式のものが含まれる: 式中、Rは炭素原子10〜16個のアルキルである。
この群の適切な化合物はラウルイミノジプロピモノ醸二ナトリウムである。
特にこれらの群すべてにおいて有用な化合物は、R基がヤシ油脂肪酸またはヤシ 油から誘導されるものである。
本発明に用いられるテルペンは普通はモノテルペンである。適切なテルペン系炭 化水素にはd−リモネン、ジペンテン、α−およびβ−ピネン、および種々のグ レードのテレピン油または蒸留ターペンタインが含まれる。
本発明者らはテルペ/の混合物、たとえば商標ダイペンテン(DIPENTER E)A6122 (バーキュレス・インコーホレーテッド、プラクエア州つイル ミントン)で市販されるもの、水蒸気蒸留ウッドクーベンタイン、たとえば商標 SDWターペンタイン(同様にバーキュレス・インコーホレーテッド)で市販さ れるもの、および市販のd−リモネン(パイン・デリバテイブズーマーケティン グ社より得られるもの)が特に有用であることを見出した。
テルペンに対する溶剤としては、石油蒸留物もしくはミネラルスピリット、また は特に鉱油を用いることができる。炭化水素系溶剤およびテルペン系炭化水素は 本質的に水不溶性でなければならない。
有用な鉱油系溶剤には25℃で0.83〜0.86の比重をもう軽量鉱油および 0.875−0.905をもつ重質鉱油の双方、たとえばペンレコにより供給さ れるドラケオール7またはドラケオール35が含まれる。
本発明の組成物は予備調製された混合物であってもよい。あるいはそれらを別個 にリサイクル紙供給材料に添加することもできる。
組成物は紙の脱インキ操作に用いられる。
浮遊選鉱脱インキに用いられる化学薬品は脱インキすべきリサイクル紙パルプ、 および普通はさらに水蒸気および/または水と、混合槽内で混合される。
この工程で添加される化学薬品は上記の浮遊選鉱用化学薬品、一般には2〜31 V)ンの界面活性剤、0.25〜2tb/トンのテルペン、および0.5〜2L h/トンの溶剤、たとえば鉱油である。脱インキ法に用いられる他の化学薬品、 たとえば苛性メータ”、過酸化ナトリウム、または苛性ソーダと過酸化水素の混 合物も用いられる。本発明による界面活性剤を用いる場合は、ビルグー系化学薬 品、たとえばケイ酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムまたはポリホスフェートを 普通は用いる必要がない。しかし適宜それらを添加してもよい。
リサイクル紙パルプに化学薬品を重加したのち、混合物はタ°ンブチェストヘ導 通され、ここでこれは一般に数(たとえば1〜2)時間保持される。
混合物はダンプチェストから1回または2回以上の予備洗浄操作、たとえば振動 スクリーン、フレーク除去装置およびサンドトラップへ導通される。
次いで混合物は1個もしくは21固以上の一次浮遊選鉱槽または浮遊選鉱機へ導 通され、ここでは圧縮空気およびバルブ素材が一般に槽の底へ導入され、泡沫が 頂部から、たとえばせき(%omir)を通過することにより回収される。
一般に浮遊選鉱処理は用いる装置に応じて1時間以内の期間性われる。場合によ り10分以内(たとえば7〜10分間)で満足すべき結果が得られ、他の場合に は30分以上の期間を要することもある。
バルク状バルブは一般に浮遊選鉱槽の側部出口から回収される。この目的に適し た浮遊選鉱槽は市販されている。たとえばこの種の槽および機械はグオイス、サ ンキー、エツジヤ−ワイス、スウエマツク、ラモール(フランス、オートカンボ ・オイ(0%toksmpo oy) (フィンランド)およびオウカワ(日本 )により央遺されている。
泡沫は二次浮遊選鉱ユニット5へ導通され、排出バルブはここから一次浮遊選鉱 ユニットへの供給材料に再循環される。二次浮遊選鉱ユニットからの泡沫は遠心 分離され、化学薬品およびインキが回収される。
浮遊選鉱槽または浮遊選鉱機からのバルブは普通はさらにクレンジング操作5、 たとえばスクリーンおよびフィルターへ導通され、次いで後続処理6、たとえば 漂白、増粘および脱水されたのち、貯蔵タンク7へ導通され、ここからこれは抄 紙機へ送られる。
本発明を下記の例および実験により説明する。
すべての場合において: 1、脱インキ用化学薬品および6%水酸化す) IJウム水溶液15dが水道水 約21に、3Jj容のステンレス鋼製ビーカー内で添加された。
2、攪拌下に5(lの乾燥供給材料(約2.54Crn(1インチ)平方に切断 したもの)を添加した。攪拌を約16℃(60″F)または約49℃(120下 )で30分間継続した。
3、次いで繊維を確実に遊離させるために、上記スラリーに高剪断力を1分間施 した(ウェアリング・ブレラダー、設定3)。
4、次いでスラリーを27のステンレス鋼製ビーカー(プラスチック族の皿洗い 容器に入れたもの)に装入し、攪拌機の下方に配置された散布チューブ(商標バ イレックス、フィッシャー・カタログ/5611−137E)により空気を吹込 みながら攪拌した。生じた泡沫はインキ粒子を保有し、ビーカーからオーバーフ ローしてプラスチック族の皿洗い容器中に捕穫された。この浮遊工程は30また は40分間継続された。
5、スラリーを次いでハンドシート抄紙機へ注入し、水でさらに希釈し、次いで 排水してハンドシートを製造した。
6、このシートを次いで20分間、90℃のオーブン内で乾燥させた。
7、各浮遊選鉱操作間に散布チューブな盪硫酸に浸漬し、次いで使用前に水で十 分にすすいだ。
斑点数/cx”はハンドシート上面の無作為位置で得た少なくとも6回の読みの 平均である。白色度値はそれぞれの読取り前に72.5%において検量されたフ ォトボルト・レフレクション・メーター、モデル670を用いて得うれる。
502の混合=g材料(インパクトプリント、ドツト−マトリックスプリントお よびレーザープリントそれぞれ3分の1)を用いた場合の条件および結果を第1 表に示す。実験l〜3においてはパルプ化は約49℃(120下)で、実験4に おいてはパルプ化は約16℃(60’F)で行われた。浮遊選鉱時間は実験lお よび2については30分間、3および4については45分間であった。これらお よび後続の実験において用いたd−リモネンはブラジリアンc、p、であった。
オレンジ油はPDM社から入手した。すべての実験につき、用いた鉱油はペンレ ;より入手したドラケオール7(USF軽量鉱油)であった。他のグレードのd −リモネンおよび鉱油も同様に有効であることが認められた。
第1表 成分(fl 実験 d−リモネン 鉱油 両性物質1 斑点数/ax”  白色度1   0 .05   0.05  0.025   0.5    89%2  0.1 0   −  0.025   2.2    82%3  0.05   0 .05  0.025   0.0    85%4  0.05   0.0 5  0.025   0.0    90%骨 ミラポン(MIRAPON、 登録商標)FBS(=ファンホジプロピオネートーミラノール) これらの結果は鉱油の存在の有用性、および長い浮遊選鉱時間の有用性を立証す る。
第■表にはレーザープリントされた供給材料5(lを用いた結果を示す。すべて の場合において浮遊時間は45分間であり、用いた両性物質はミラポンFBSで あった。実験5についてはパルプ化温度は約49℃(1207)、他のすべての 実験については約16℃(60下)であった。
第 ■ 衣 5  0.075  0.0?5  0.05    0.1  94%6   0.05   0.05  0.025   0.5  90%7  0.07 5  −   0.075   0.7  89%8  0.05  0.02 5  0.05    0.1  94%9  0.025  0.05  0 .05    0.2  88%11       0.05  0.05     4.7  80%12  −−0.05   16.0  82%これより 、鉱油が存在しない場合は有効性がわずかに失われ、テルペンが除かれた場合は より大きな損失があり、両者とも不在の場合はより著しく太さな損失があること が認められる。
第■表は各種の起泡剤を用いて得られるノ・ンドシートの品質に対する影響を示 す。実験はすべてレーザープリントされた供給材料50t、d−リモネン0.0 25f。
鉱油o、osrおよび表に示した起泡剤0.05fを用いて行われた。すべての 場合において、パルプ化温度は約16℃(60下)、浮遊選鉱時間は45分間で あった。
第 ■ 表 9  ミラボン FBS          0.2  88%10  アイゲ パルCo−630C”      7.7  84%13  ミラティン CB SCb        O,587%14   ミラポアLB(’           4.7  84%15   ミラティン B2CC42,586%16    ミラティン CBCC’        0.2  92%17   ミ ラポン JAS−50CI      7.3  79%18   ミラティン  LSSCll        5.0  80%19   ミラボン 1B( h         11.0  82%20   ラウリル硫酸ナトリウム( 30%)4178%g)  エトキシル化(9,5モルE、0 )ノニルフェノ ール(GAF) &)ココアミドプロピルヒドロキシスルタイン(ミラノール) a)MIRATAINE (登録商標)ラウロアンホジアセテート(ミラノール ) d)ラウルイミノジプロピオン酸二ナトリウム(ミラノール) −)ココアミドプルピルベタイン(ミラノール)f)カブリロアンホブロピオネ ート(ミラノー/I/)g)ラウリルスルホコハク酸二ナトリウム(ミラノール )h)  カブリロアンホジアセテート(ミラノール)これから分かるように、 最良の結果はヤシ油系両性物質を用いた場合に得られ(実験9.13および16 )、ラウリル系物質は中程度であった(実験14.15および18)。カプリル 系製品(実験17および19)は弱い起泡剤であるので、予想どおりかなり低い 結果であった。アイゲパルCO−630(実験10)は優れた起泡剤であるが、 これは良好な乳化剤でもあり、これがこの系の性能が低い理由であると考えられ る。冥$20.21および22の起泡剤についてもこれが該当する。
他のテルペンを用いた結果を第■表に示す。これらの実験においてはレーザープ リントされた供給材料をバルブ化温度約16℃(60下)および浮遊選鉱時間4 5分において用いた。この場合、3mのヤシ油系両性物質のいずれを用いても匹 敵する結果が得られることが分かる。
同様に、鉱油を除くと、より低い結果が得られた。
手続補正書(方式) 平成3年り月上i日 情へ 特許庁長官 植 松   敏 殿 ■、事件の表示 PCT/US89104694 2、発明の名称 リサイクル紙パルプの脱インキ法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 名 称 ミラノル・インコーホレーテッド5、補正命令の日付  平成3年3月 12日(発送日)6、補正の対象 符表平3−504523 (7) 国際調査報告

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.故紙に高起泡性−低乳化性界面活性剤、テルペン、および該テルペンに対す る溶剤の、重量比0.125−8:0.125−16:1の混合物からなる脱イ ンキ剤系を混入して供給材料を調製し、次いでこの供給材料に浮遊選鉱操作を施 し、この浮遊選鉱により生じた泡沫からインキ粒子を採取することよりなる、故 紙の脱インキ法。
  2. 2.脱インキ剤系が供給材料のトン当たり1−4lbの界面活性剤、0.25− 4lbのテルペンおよび0.5〜4.0lbの溶剤の濃度を与える量で用いられ る、請求の範囲第11項に記載の紙の脱インキ法。
  3. 3.脱インキ系が供給材料のトン当たり2〜3lbの界面活性剤、0.25〜2 .0lbのテルペンおよび0.5〜2.0lbの溶剤の濃度を与える量で用いら れる、請求の範囲第2項に記載の紙の脱インキ法。
  4. 4.脱インキすべき紙がレーザープリント紙からなる、請求の範囲第1、2また は3項に記載の方法。
  5. 5.高起泡性−低乳化性界面活性剤が両性のカルボキシレート、ペタイン類、ス ルタイン類およびアミノプロピオネート系界面活性剤よりなる群から選ばれる、 請求の範囲第1、2、3または4項に記載の方法。
  6. 6.高起泡性−低乳化性界面活性剤が次式の両性界面活性剤: ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素原子10〜16個のアルキル基であり、xは1または2であり 、Mは水素原子またはナトリウムである)である、請求の範囲第1項ないし第5 項のいずれかに記載の方法。
  7. 7.高起泡性−低乳化性界面活性剤が次式のペタイン:▲数式、化学式、表等が あります▼または▲数式、化学式、表等があります▼(式中、Rは炭素原子10 〜16個のアルキル基であり、R1はそれぞれメチルまたは2−ヒドロキシエチ ルである)である、請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の方法。
  8. 8.高起泡性−低乳化性界面活性剤が次式のスルタイン:▲数式、化学式、表等 があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼(式中、Rは炭素原子1 0〜16個のアルキル基であり、R1はそれぞれメチルまたは2−ヒドロキシエ チルである)である、請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の方法。
  9. 9.高起泡性−低乳化性界面活性剤が次式のアミノプロピオネート系界面活性剤 : ▲数式、化学式、表等があります▼(ツピツターイオン系)(式中、Rは炭素原 子10〜16個のアルキルである)である、請求の範囲第1項ないし第5項のい ずれかに記載の方法。
  10. 10.テルペンがモノテルペンである、請求の範囲第1項ないし第9項のいずれ かに記載の方法。
  11. 11.テルペンがd−リモネン、ジペンテン、α−ピネン、β−ピネン、テレビ ン油および蒸留ターペンタインよりなる群から選ばれる、請求の範囲第1項ない し第10項のいずれかに記載の方法。
  12. 12.テルペンに対する溶剤が実質的に水に不溶性である、請求の範囲第1項な いし第11項のいずれかに記載の方法。
  13. 13.テルペンに対する溶剤が鉱油である、請求の範囲第1項ないし第12項の いずれかに記載の方法。
  14. 14.鉱油が25℃で0.83〜0.9の比重を有する、請求の範囲第1項ない し第13項のいずれかに記載の方法。
  15. 15.高起泡性−低乳化性界面活性剤、テルペン、および該テルペンに対する溶 剤の、重量比0.125−8:0.125−16:1の混合物からなる脱インキ 剤系。
  16. 16.高起泡性−低乳化性界面活性剤:テルペン:該テルペンに対する溶剤の比 が1−6:0.25−8:1である、請求の範囲第1項に記載の脱インキ剤系。
  17. 17.低乳化性界面活性剤が請求の範囲第5項ないし第9項のいずれかに記載の ものである、請求の範囲第15項または第16項に記載の脱インキ剤系。
  18. 18.テルペンが請求の範囲第10項ないし第12項のいずれかに記載のもので ある、請求の範囲第15項ないし第17項のいずれ記載の脱インキ剤系。
  19. 19.溶剤が請求の範囲第13項または第14項に記載のものである、請求の範 囲第15項ないし第18項のいずれかに記載の脱インキ剤系。
  20. 20.苛性アルカリも存在する、請求の範囲第16項ないし第19項のいずれか に記載の系。
  21. 21.水酸化ナトリウムが存在する、請求の範囲第20項に記載の系。
JP1511456A 1988-10-26 1989-10-20 リサイクル紙パルプの脱インキ法 Pending JPH03504523A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26294788A 1988-10-26 1988-10-26
US262,947 1988-10-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03504523A true JPH03504523A (ja) 1991-10-03

Family

ID=22999748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1511456A Pending JPH03504523A (ja) 1988-10-26 1989-10-20 リサイクル紙パルプの脱インキ法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0407501A4 (ja)
JP (1) JPH03504523A (ja)
WO (1) WO1990004674A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013028880A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Oji Holdings Corp 脱墨パルプの製造方法及び脱墨パルプ
JP2014526953A (ja) * 2011-06-21 2014-10-09 アドバンスド テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド リチウムイオン電池からの酸化リチウムコバルトの回収方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5139616A (en) * 1991-05-29 1992-08-18 Betz Paperchem, Inc. Reduction of stickers contamination in papermaking process using recycled paper
US5340495A (en) * 1993-04-30 1994-08-23 Siebert, Inc. Compositions for cleaning ink from a printing press and methods thereof
US5718801A (en) * 1994-08-11 1998-02-17 Ppg Industries, Inc. Method for controlling froth and reducing stickies in the flotation process for deinking waste paper using a froth moderating agent
CA2199745A1 (en) * 1994-09-12 1996-03-21 David A. Longhini Deinking composition and method for deinking waste paper
US6312559B1 (en) * 1996-10-02 2001-11-06 Kao Corporation Deinking process using amine compounds and white water recycling

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4013505A (en) * 1972-03-09 1977-03-22 Vyzkumny Ustav Papieru A Celulosy Method of deinking printed wastepapers
SE406482B (sv) * 1975-03-11 1979-02-12 Ytkemiska Inst Forfarande for rening av en vattenhaltig dispersion eller massauppslamning
US4229493A (en) * 1979-04-30 1980-10-21 Fibre-Chem Corporation Baled wastepaper product containing a deinking chemical
GB2121071B (en) * 1982-06-01 1985-10-09 Ferguson And Menzies Limited Liquid soaps
US4620937A (en) * 1985-02-11 1986-11-04 Joseph Dellutri All purpose cleaner containing D-Limonene

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014526953A (ja) * 2011-06-21 2014-10-09 アドバンスド テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド リチウムイオン電池からの酸化リチウムコバルトの回収方法
JP2018095968A (ja) * 2011-06-21 2018-06-21 ワーナー バブコック インスティチュート フォア グリーン ケミストリー リミテッド ライアビリティー カンパニー リチウムイオン電池からの酸化リチウムコバルトの回収方法
JP2013028880A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Oji Holdings Corp 脱墨パルプの製造方法及び脱墨パルプ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0407501A4 (en) 1991-07-24
EP0407501A1 (en) 1991-01-16
WO1990004674A1 (en) 1990-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4964949A (en) Deinking composition for reclamation of waste paper
US5314580A (en) Process for the removal of ink, resin, and adhesive residues from paper, textile fabrics and solid surfaces
KR101918638B1 (ko) 종이로부터 잉크를 제거하는 방법
JPS6261711B2 (ja)
JPH03504523A (ja) リサイクル紙パルプの脱インキ法
EP0704003B1 (en) Deinking formulation for flexographic inks
KR960007320B1 (ko) 폐지 재생 탈묵제 및 이를 사용하는 방법
JPS60239585A (ja) 古紙再生用脱墨剤
JPS58109696A (ja) 故紙再生用脱インキ剤
JPS63165591A (ja) 古紙再生用脱墨剤
JPH0159393B2 (ja)
WO1991014821A1 (en) Recycling of fibre products
JPH0112876B2 (ja)
JPS62177291A (ja) 脱墨剤
JPS6036518B2 (ja) 古紙再生脱墨剤
EP0174825A1 (en) Deinkers comprising a non-ionic surfactant and ethylene glycol
JPH0314685A (ja) 古紙再生用脱墨剤
JPH0423036B2 (ja)
JPS60155794A (ja) 古紙の脱インキ剤
KR100502518B1 (ko) 탈묵제 제조방법 및 그 방법에 의해 제조된 탈묵제
JPH0324126A (ja) 重合脂肪酸エステル及びこれを用いる古紙の脱墨方法
JPS62243892A (ja) 古紙再生用脱墨剤
JPS60155793A (ja) 古紙の脱インキ剤
JPH0157195B2 (ja)
JP6516365B2 (ja) フローテーション用脱墨剤、及び再生パルプの製造方法