JPH0350449A - 電気温水器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はヒータの空だきを防止する電気温水器に関する
ものである。

従来の技術 従来より、電気温水器のようにタンク内の水を加熱する
給湯機においては空だき検知をおこない、タンク内水位
が低下した場合はヒータの通電を停止させ安全をはかる
ものが存在する． 以下、図面を参照しながら上述した電気温水器について
説明する。第３図は従来の電気温水器の構造断面図であ
る．ｌはタンク、２はヒータである．３は電極でタンク
１と絶縁されて取り付けられている．４は制御手段で電
極３とタンク１間に電圧を与え電極３とタンク１間に電
流が流れなくなった場合にヒータ２への通電を禁止させ
る．以上のように構威された従来の電気温水器について
その動作を以下に説明する．まず、タンク１内の水面が
電極３より高位の場合、タンク１と電極３は水を介して
電気的につながる．よって、電極３とタンク１間には電
流が流れ、制御手段４はその電流を検知しヒータへの通
電を許可する．次に、タンクｌ内の水面が電極３より低
位の場合、電極３はタンクｌと絶縁されているため電極
３とはタンク１間には電流が流れない．よって、制御手
段４は電流が流れなくなったことを検出してヒータ２へ
の通電を禁止する． 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記構戒では、通常使用状態ではタンク１
内の水面は電極３より高位にあるため、電極３とタンク
１間には水を介して常時電流が洸れる．よって、水の電
気分解によるガスの発生が多大であるという課題を有し
ていた。

本発明は上記課題を解消するもので、水の電気分解によ
るガスを発生することなく空だきを防止できる電気温水
器を提供するものである。

課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明の電気温水器はタン
クと、タンク内の水を加熱するヒータと、タンク内の木
頭圧を検出する圧力センサーと、圧力センサーの検知圧
力がタンク内の水位が低下したことを検出した場合にヒ
ータの通電を禁止させる制御手段を備えたものである。

作用 上記構戒の電気温水器は、タンク内の水頭圧を検出する
圧力センサーの検知圧力が前記タンク内の水位が低下し
たことを検出した場合に前記ヒータの通電を禁止させる
ため、タンク内の水にＮＯＮを流すことなく、水の電気
分解によるガスを発生させることなく空だきを防止する
ことができる。

実施例 以下、本発明の第ｌの実施例を図面に基づいて説明する
。第１図は本発明の第１の実施例の電気温水器の構造断
面図である。１１はタンク、１２はヒークである。１３
は給水管でタンク１ｌの底部に接続されタンクｌ１に水
を供給する経路となる。ｌ４は圧力センサーで給水管１
３に取り付けられている．１５は制ｉ１Ｕ手段である。

１６は給湯管でタンクｌ１の上部に接続されている。２
０は排水管である。

以上のように構威された電気温水器についてその動作を
第２図を加えて以下に説明する。第２図は、本発明の第
１の実施例の電気温水器の制御千段１５の回路図である
。１７は温度制御手段で制御手段ｌ５の一部を構成しタ
ンク１１内の湯温に基づいてヒータｌ２の通電を入〆切
する信号を出力する。ｌ８はトランジスタでそのベース
（入力）は温度制御千段ｌ７の出力信号と圧力センサー
ｌ４の接点を介して接続されている。ｌ９はリレーコイ
ルでトランジスタＩ８により駆動されそのリレー接点（
図示せず）はヒータ１２のｉ！ｌ電を入／切する。そし
て、圧力センサーｌ４は、タンクｌｌ内の水位がヒータ
１２と給水管】６の間において接点の開閉点をもつよう
設定されている．水位高で圧力センサーｌ４の接点は閉
じる。つまり、圧力に換算すると第ｌ図においてＨｌよ
り高＜Ｈ２より低い水頭圧で圧力センサー１４は接点の
開閉点をもつ．いま、圧力センサーｌ４の検知レベル（
接点の開閉点レベル）をＨ３とすると、タンク１１内の
水位がＨ３より高い場合は、圧力センサーｌ４の接点が
閉しているため、第２図において温度制御手段１７から
の信号は圧力センサーｌ４の接点を通じてトランジスタ
１Ｂに人力される．トランジスタｌ８は塩度制御千段１
７の信号に隻づいてリレーコイル１９を駆動し、よって
ヒータ１２は入／切される。次に、タンクｌｌ内の水位
がＨ３より低い場合は、圧力センサー１４の接点が開い
ているため、第２図において温度制御千段１７からの信
号はトランジスタ１８に入力されない．よって、ヒータ
１２のｉｌｌ電は禁止（停止フされる。つまり、空だき
は防止される。

以上のように本実施例によれば、タンク内の水頭圧を検
出する圧カセンサーと、前記圧カセンサ一の検知圧力が
タンク内の水位が低下したことを検出した場合に前記ヒ
ータのｉＪ１電を禁止させる制御手段を備えたことによ
り水の電気分解によるガスを発生することなく空だきを
防止できる。また、圧力センサーｌ４を給水管ｌ３に取
り付けたので、タンク１ｌに圧力センサー１４を取り付
けるためのソケットを７８接しなくてよい。これは、近
年実用化されているステンレスタンクでは？容接をおこ
なうことは、溶接部での腐食の問題などの憂慮すべき課
題の低減となる． なお、圧力センサーｌ４はダイヤフラム式の圧力スイノ
チとしたが半導体式や静電容量式のように圧力が比例出
力されるものについても圧力センサーとしての検知レベ
ルを第１図のＨ３に設定じてやれば同様の効果を得るこ
とができる。また、圧力センサー１４は給水管１３に取
り付けたがタンク１ｌや排水管２０に取り付けてもよい
。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明の電気
塩水器によれば水の電気分解によるガスを発生すること
なく空だきを防止できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の電気温水器の構戒図、
第２図は同第１の実施例の電気温水器の制御手段の回路
図、第３図は従来の電気温水器の構戒図である。 １１・・・・・・タンク、ｌ２・・・・・・ヒータ、１
４・・・・・・圧力センサー、１５・・・・・・制御手
段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タンクと、前記タンク内の水を加熱するヒータと、前記
   タンク内の水頭圧を検出する圧力センサーと、前記圧力
   センサーの検知圧力がタンク内の水位が低下したことを
   検出した場合にヒータの通電を禁止させる制御手段を備
   えた電気温水器。