JPH03504496A - 水素結合の共有結合置換により安定化されたポリペプチド - Google Patents

水素結合の共有結合置換により安定化されたポリペプチド

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JPH03504496A
JPH03504496A JP50477089A JP50477089A JPH03504496A JP H03504496 A JPH03504496 A JP H03504496A JP 50477089 A JP50477089 A JP 50477089A JP 50477089 A JP50477089 A JP 50477089A JP H03504496 A JPH03504496 A JP H03504496A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水 紡ムの共  台管 によ    されたポリペプチド 該jbL証 本発明は、ポリペプチドの化学と合成に関する。特に、1個以上の推定される水 素結合を共有結合した代替物で置き換えることによって、ペプチドの3次元構造 を保証することに関する。
m血 タンパクの3次元構造が、その1次アミノ酸配列と同様に生物学的機能における タンパクの効果を決定することは、数十年間にわたって理解されてきた。もちろ ん、適切な環境下での3次元構造は、ある程度までは、1次構造の必然的な結果 である。しかし、3次元構造を説明するファクターの大きな要素は、分子鏡開水 素結合および大部分の分子鎖内水素結合を形成するアミド結合成分の能力である 。場合によっては、側鎖のアミドも水素結合に参加する。多くのタンパクの活性 領域は比較的少ないアミノ酸でなる。しかし、これらのアミノ酸配列はタンパク の残りのアミノ酸配列がら単離された場合、はとんどまたは全く活性を示さない 。これは、短いポリペプチド(例えば、< 20アミノ酸)が、水中で構造が乱 れ、固定された構造を持たないからである。天然ではこれらの活性配列はタンパ クの中に取り込まれて並べられる。このタンパク内では凝集力が3次元構造を銹 導する。したがって、分裂しにくい結合を用いて、類ペプチドの適切な3次元構 造を安定化する試みがなされてきた。
そのような安定化に対して主に3つアプローチが用いられてきた。第1に、ペプ チドをアミド結合のN末端とC末端とに連結して環状にし、対応する天然のタン パクの形態と類似の形態を得た( C,M、 Deberら、Acet Che +a Re5(1976) i:106;D、 F、 Veberら、Natu re(1981) 292:55))。このアプローチはソマトスタチンなどの 比較的小さなペプチドに最も効果的である。Veberの文献では、例えば、2 環式類似体がソマトスタチンの効力と等しいかそれ以上の効力を有することが示 された。
第2のアプローチでは、インビトロでジスルフィド架橋を形成して構造を安定化 する。例えば、A、Ravi ら、Tetrahedron (1984) 4 Q:2577; R,X1shore ら、J Arm Cheva Soc   (1985)107:2986を参照せよ。これらの文献は、それぞれ1連の 環状ペプチドにおけるβ折り返しくturn)構造、および環状ペプチドにおけ るβシートの安定化に関する。
最後は、環化反応において修飾されたアミノ酸側鎖を用いて折り返し構造を固定 した。例えば、R,M、 Freidfngerら、5cience (198 G) 210:656; J、L、Kr5tenansky ら、Bioche +i Bio h s Res Co+nun (1982) 109:136 8; D、S、Kerap  ら、Tetrahedron Lett  (1 ’12) 23:3759; D、S、に61111)ら、Tetrahedr on Lett(1982) 23:3761; U、Nagai  ら、Te trahedron Lett (1985) 26:647 ; M、 Fe fgel  ら、J M Chew Soc (1986)  108:181 ; M、kahnら、Tetrahedron Lett (19H) 2に4 841を参照のこと。例えば、Nagaiの文献には、(D−Ala)−グラミ シジンのD−A 1a−1,−Pr。
の■型β折り返し構造の上にほとんど重ね合わせることが可能な構造を有する2 環式アミノ酸の合成が記述されている。
Freidingerの文献には、成分アミノ酸のラクタム構造の制約を用いた LHRH類似体の合成が記述されている。
丁、Arrbniusらは、後述の成果の予告として、1987年4月のUCL A/デュポン社タンパク構造会議において、ヘソックス、βシート、および折り 返しの水素結合に共有結合置換基を用いることを示唆し、ヒドラゾン結合がi  −−−> f+4水素結合の代わりになることを示したポスターを表した。これ は、水素結合が代替の共有結合によって共有結合的に置き換えられ得ることを初 めて示唆したもののようである。この方法および類似の置換法は、幅広いペプチ ドの構造を保証するための信頼性があり、容易に使用できる方法を提供するとい う利点がある。
&朋U本 本発明は、構造を安定化する水素結合に参加するアミノ酸に代えて用いられ得る l連の部分を提供し、所望の3次元構造の安定化を達成する。本発明は、アミノ 酸を該部分に置換する方法をも提供する。この方法は、その3次元的な形態が、 完全な水素結合に依存しているペプチドを安定化するために最も容易に利用され 得る。しかし、本発明で提供される結合は、結合の存在が所望の形態と矛盾しな いような他の位1tテも用いられ得る。
したがって、1局面において、本発明は、少なくとも1つの水素結合(および関 連するアミノ酸)を空間的に等価な結合を形成する共有結合的に結合した部分で 置き換えることによって、構造が安定化されたペプチドに関する。本発明は、こ れらのペプチド、ペプチドを製造する方法、およびこれらのペプチドを天然のタ ンパクに代えて用いる方法に関する。
ポリペプチドを活性な構造に制限するには、しばしば、1つの共有結合的な水素 結合の模倣で充分である。例えば、一旦ヘリックスの1つの折り返しが確立され たならば、主鎖にどのような他のアミノ酸を拡張しても、さらに螺旋状の折り返 しが形成される傾向がある。したがって、式2.3および5で提供される化合物 は、それから誘導されるポリペプチドのへリノクス構造および逆折り返し構造を 安定化するために直接役立つ。
水素結合の模倣は、あらゆるペプチドの生物学的活性を改良するために用いられ 得、代替ホルモンおよび合成ワクチンにおける用途が見いだされるであろう。
例えば、表皮増殖因子(E G F)の活性断片は、アミノ酸20〜31を包含 し、A、 Komoriya ら、Proc Nat Acad Sci US A、8L23と残基28〜31は、逆平行βシートを形成し、逆折り返しで残基 24〜27に結合している( G、 T、 Montel l toneら、P roc NatAcad Sci USA、83:8594−98(1986) ) 、本発明の模倣のいずれのクラスもペプチド断片の構造を安定化するために 用いられ得る。例えば、クラス1のアミノエタンアミジニウム架橋(式3)は、 逆折り返し構造を安定化するために残基24と27との間に用いられ得る。クラ ス2の架橋は、T2O(N−H) :N21 (C=0)の水素結合および/ま たはN32(N−H):V19(C=O)の水素結合を安定化するために用いら れ得る。(rT30J、r N21 Jなどは、1文字のコードでアミノ酸を示 し、そして完全なタンパク中の位置を示す。したがって、T2Oは、30位のト レオニンである)したがって、サイズの大きな1連のEGFペプチド誘導体を調 製することができる。あるいは、最も小さい安定化構造(クラス1の例)を用い 、そして従来のペプチド化学を用いて適切なアミノ酸配列を追加してもよい。
共有結合の模倣物は、合成ペプチドワクチンを構造的に制限するためにも用いら れ得る。タンパクの3次元表面に一致する形を持つペプチドは、天然のタンパク 表面に非常に相補的な結合ポケットを有する抗体を誘導するであろう。抗体表面 とタンパク表面との間の3次元的な゛相補性は、強く結合する相互作用を引き起 こし、親和性を改善するであろう。構造的に制限されたペプチドに対する全体的 な免疫応答は、従来技術の制限されていないペプチドより大きいであろう。
・   の    な号 日 第1図は、2つのポリペプチド鎖間、または、1つのポリペプチドの2部分間の ”正常な”水素結合を表す。これは、クラスlの模倣物、およびクラス2の模倣 物と比較される。
クラス■の模倣物では、水素結合とカルボニル基とがメチレンアミジンで置き換 えられている。クラス2の模倣物では、水素結合とカルボニル基とがイミドで置 き換えられている。
8を−るための  旦且ヱ A、友騰 ここで用いられているように、「タンパク」と「ポリペプチド」と「ペプチド」 は、交換可能に用いられ、アミノ酸のアミド結合によって形成されるポリマーま たはオリゴマーを指す。これらの用語は、得られる構造のアミノ酸残基の数に係 わらず交換可能に用いられる。1つ以上の該「アミノ酸」が、本発明の結合部分 に合わせてわずかに修飾されたり、アミノ酸の類似体であっても、これらの用語 は、基本的にポリマーアミノ酸である構造を指し示すために用いられる。他に指 示しない限り、アミノ酸残基はL配置であるが、本発明には、D配置の残基、お よび1種以上のアミノ酸の鏡像異性体のタンパク混合物が包含される。さらに、 α炭素および/またはアミドの窒素上での置換によって修飾されたアミノ酸をも 包含する。適切な置換基には、例えば、ハロ、炭素数が1〜6のアルキル、炭素 数が1〜6のアシル、ベンジル、炭素数が1〜6のハロアルキルなどが包含され る。
ここで′用いられている「ポリペプチド類似体」という用語は、本発明の化合物 を指し、1つ以上の天然のアミノ酸が本発明の1個の共有結合を有するアミノア シル部分子lき換えられている。ポリペプチド類似体は、それが模倣するタンパ クの断片と同じ名目上のアミノ酸配列を有し、安定化された水素結合が共有結合 基で置き換えられていることが異なる。
「水素結合」は、従来の意味で用いられ、炭素、あるいは、窒素、酸素またはイ オウなどの電気陰性原子に共有結合した水素と、O,N、またはSなどの電子供 与性原子の非共有電子対との間の、比較的弱く、非共有結合性の相互作用を表す 。
水素結合のジオメトリ−は、電子供与性原子、水素、および水素が結合している 原子との間が直線に近い;しかじ、直線からの妥当なずれが含まることは理解さ れており、実際に通常観測される。
「対応する天然ペプチド」は、本発明のペプチドが置き換えようとするタンパク を意味する。したがって、例えば、LHRHの類似体、ソマトスタチン、成長ホ ルモン、種々のセリンプロテアーゼなどの酵素、インターフェロンなどの抗ウイ ルスタンパク、TNFなどのリンフ才力イン、リンフォトキシン、およびコロニ ー刺激因子、感染病原体の表面に見られる免疫優性エピトープなどは、一般に、 種々の位置での水素結合により分子鎖内結合および分子鏡開結合を形成し、3次 元構造を保証している。このような水素結合を本発明の方法によって調製される 空間的に等価な共有結合で置き換えることによって、これらの天然タンパクに対 応するペプチドを得る。
「空間的に等価な共有結合」は、共有結合のみを含み、基本的に水素結合によっ て保持されていたのと同じ構造に分子鎖を保持する、水素結合に関与するものの 代替物を意味する。
「空間的に等価である」は、得られたペプチドの活性が保持される限り、正確な 空間の模写のわずかなずれにも適応すると理解される。本発明の目的においては 、「空間的に等価な共有結合」には、−(N)−CH2−NH−(C)−1−( N)−CH2CH2−NH−(C)−1および−(N)−N−CH−(C)−が 包含され、括弧内の原子は、アミドおよびカルボニルのペプチド主鎖原子を表す 。(−CH2CH2NH−は厳密には水素結合の長さと等しくないけれども、逆 折り返しなどの特定の構造において非常に有用であることが見いだタンパクの構 造のX線結晶学研究を合理的な回数実施した結果は、形態の評価と、分子レベル でこれらの構造を保持している水素結合の特性を指摘することを可能にする。指 定された水素結合のタイプを表すには一定の慣例に従っている。
一般に、関与基は、参照残基(i)と他の残基(i +#)とで示され、残基( 1+#)は指定された数(#)の残基だけさらに下流に位置する残基である(分 子鎖のC末端から数えて)。水素結合自体は、矢印で表され、その矢印は水素供 与の方向を示す。すなわち、矢印は、水素を供与している残基から水素を受は入 れる電子を持っている残基に向いている。
したがって、例えば、i+4−−−> i水素結合とは、アミドの水素がf+4 残基からカルボニル基の酸素に、すなわち4アミノ酸下流にあるi残基に供与さ れることを意味する。これらの関与基の間の水素結合はαヘリックスとなる。
表1は、単一鎖結合タンパク及び分子鏡開結合タンパクの、一般に見られる構造 的な特性を形成すると認識されている水素結合のタイプを示す。これらの構造の いくつかは他の構造より頻繁に見られる。全てのタンパクの約60〜70%がα ヘリックス、βシート、またはβ折り返しのいずれかの形態で見いだされる。折 り返しとへワックスの他のタイプも見られるが、あまり一般的ではない。表1で は、水素結合のタイプが環の大きさ、すなわち、得られる環を形成する原子の数 (電子供与原子と水素を含む)とともに示されている。これらの構造の詳細な説 明は、G、 Ne+methyと■、A、Scherage、 BBRC,!i :320(19110)に示されている。得られる構造は、与えられた水素結合 タイプの結果として得られる2次構造または3次構造のタイプとして示されてい る。
(以下余白) 表1 1+3−−−>tel    7     タイプI、n3逆折り返しi+7− −−>i     22    逆平行βシート(折り返しを越える(acro ss) ) これらの分子鎖内結合に加えて、逆平行および平行βシート水素結合も本発明の 共有結合によって置換され得る。このような分子間結合の概略は以下の通りであ る。
上記に加えて、アス/ずラギン、グルタミン、セ1ノンおよびシスティンは水素 原子を供与または受容するので、側鎖−ml鎖および側鎖−主鎖水素結合が形成 され得る。例えば、2つのアスパラギン残基間、アスパラギンとグルタミン、ま たはグルタミンとグルタミン、またはこれらのアミド側鎖と主鎖残基との間に水 素結合が形成され得る。
水素結合を模倣する共有結合部分は、前述の結合のいずれとも置き換えて用いら れ、所望の2次または3次構造を維持することができる。
C3A    のタイプ 一般に、天然タンパクの水素結合のジオメトリ−をうまく模写する2つのクラス の模倣が見いだされている。これらは典型的な水素結合と比較して第1図に示さ れている。
第1図に示されているように、第1のクラスはN−メチルアミノアミジン結合を 包含する。ここでXはNである。この実施態様では、メチレンまたはエチレン基 が1+#アミノ酸のαアミノ基に結合している水素に取って代わり、lアミノ酸 のカルボキシル基の電子を供与している酸素が窒素で置き換えられている。
共有結合の第2のクラスはヒドラゾン−炭化水素結合である。この実施態様では 、l+#アミノ酸のαアミノの水素が窒素で置き換えられ、その窒素は次に1残 基のカルボニル酸素に代わる炭素に二重結合で共有結合する。この実施態様では 、■+1残基のαアミノ基が炭素で置き換えられ、共有単結合または二重結合を 介して残基Iに結合している。
上記の模倣物のクラスのいずれもが表1に示す水素結合の構成および分子鏡開結 合に用いられ得る。ペプチド鎖に関連してこれらの模倣物の合成を以下に示す。
模倣物が合成されると、標準的なタンパク合成技術を用いて分子鎖を拡張し、ペ プチドの残りの部分を形成することができる。
クラスlの膚  の八 クラスlのリンカ−を形成する基本的な反応は、以下の反応にしたがってメチル チオ置換を行うためにチオアミドと保護された1級アミンまたは非保護の1級ア ミンとを用いて実施される: 上記の反応において、r、、−Jはペプチド鎖の延長を示す。
反応式lは、分子鎖内模倣に関連して所望の結合を形成するための上記反応の応 用を示す: (以下余白) 一ヱニ」 ペプチド合成に適応するために、タンパクのカルボキシル末W4(Reを有する 残基を超えて)を樹脂に結合させ、中間アミノ酸と類似体を含有させて、間に入 る分子鎖を完成する。
例えば、1−−−)i+4αヘリブクス形成模倣物では、トリペプチド配列を、 反応式2に従って、ア!/メチルli!換基を有する残基とチオアミドを有する 一基との中間に置く。
基本的な反応は、それ自身がペプチドの同じ分子鎖または異なる分子鎖のアミド 支索のメチルアミノ置換基である1級アミンを用いてメチルチオ!PA基を置換 することである。ここで本発明を例示するために用いられた式によれば、水素結 合において電子供与原子であったカルボニルの酸素が、イオ受ける水素に取って 代わるアミノメチル置換基を用いてff1tAされる。反応式1に示すように、 得られるアミノメチレン結合は、供与された電子とそれを受は取る水素に取って 代わる。
ペプチド鎖にクラス1の模倣物が導入される詳細な化学は、αヘリ、クスの1折 り返しの中の(144)−−−> 1水素結合の置換に関連して発展した。そし て式2に示されている。各ステップの反応は下記の実施例に示されている。最終 生成物の構造は、NMRを用いて確認された。モデル研究から、最終生成物はα ヘリックスの1折り返しを形成することがわかる。天然タンパクの約25%が螺 旋構造を示す。
以下の式では、次の略記を用いる: Cbz=カルボベンゾキシ、Me=メチル 、Et=−!−チル、Bu=ブチル、Ac=アセチル(CH3C−0) 、 D PPA=ジフェニルフォスフォリルアシト、TEA= ト!、lエチルアミン、 EDC=N−エチル−N゛−3−ジメチルアミノプロピルカルポジイミド塩酸塩 、)IOBT=1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、DMF=ジメチルホルムア ミド、TEA−トリフルオロ酢酸、Ms=メシル(メタンスルホニル)、Bz= ベンジル、Boc=t−ブトキシカルボニル、THF=テトラヒドロフラン、1 m=イミダゾリル、およびDMAP= N、 N−ジメチルアミノピリジン。全 ての原材料は市販の原料、および/または(引用されている)文献に記載されて いるもののいずれであってもよい。
(以下余白) −f二二 (ヱ) (丘) (幻 (幻 −に−L区七二 (幻 (互い (封) 類似の化学を用いて、式3に概説するようにクラス1模倣物の変形(アミンエタ ンアミジニウム結合)が、αヘリックスの1折り返し中の(i+4 )−−−>  i水素結合の置換に関連して導入された。反応式の各ステップは、以下の実施 例に詳細に示されている。環のサイズが大きい(1つのメチレン基による)ため に、得られる構造は、DMSOおよび水中でタイプlの逆折り返し構造をとる。
それはNMR実験で明らかに示された。天然タンパクの約25%が逆折り返し構 造をとる。
(以下余白) (且) (旦) ステ・・17績 (互) (互) (2i) (且) (坦) クラス2の   のA クラス2の模倣物は、以下の一般式にしたがうヒドラジン誘導体とアセタールま たはケタールとの反応によって生成さ分子鎖内結合に関連する反応を式4に示す 。
クラス2の模倣物の場合、水素結合はN−アシルヒドラゾンの炭素−窒素二重結 合(C=N)で置き換えられる。このヒドラゾンは、N−アミドペプチドと、ア ルデヒド部分を有し、アセクールの形態でマスクされたペプチド断片との縮合反 応によって形成される。式4は、クラス2を含有するペプチドの合成を概説する 。反応は収束性(convergent)である。2種の断片UおよびUを平行 して合成し、次いでペプチド縮合反応で結合させる。最終ステップでヒドラジン とアセタール官能基との環縮合反応により水素結合模倣物を形成する。3柵の■ 断片←■aJ 31b、 31c)を例示する。
(以下余白) 弐 4 (並) (里) (〃よ) (並) (並) X″Me (罎A)(並) SOC(刀よ) H(里) Q旦) クラス2の水素結合を含む1種の特定のペプチドの合成を式5に示す。実験の詳 細は以下の実施例に示す。全ての合成は、NMRスペクトルと高分解能質量スペ クトルによって特徴付けられた。これらのペプチドの詳細な構造的分析は、差核 オー ウy −/”)ザー効果スヘクトル(Difference Nucle ar Owerhauser Effect 5pectroscopy) 、 C05Yスペクトルおよび結合定数分析を含む、1次元NMR技術と2次元NM R技術との組合せを用いて実施された。得られた生成物は螺旋状の特性がある。
(以下余白) 式゛ 5 (且) (並) (並) (且) (並) (坦) (匹) このように、両方のクラスの模倣物は、成長するヘフチド鎖内で通常水素結合に よって安定化されている構造を安定化するために用いられ得、あるいは、シート 内の平行鎖または逆平行鏡開にさらにより簡単に形成され得る。このことは、こ れらの模倣物の幅広い用途を証明するものであり、あらゆる所望のペプチド内に 用いられ得る。
L立興 以下の実施例は、当業者のためのさらなる例示として示されるもので、どのよう な意味でも本発明の範囲を限定する意図はない。以下の実施例において溶液相合 成を示すが、他の方法(例えば、固相合成)も本発明の範囲内と考えられる。
夾亘五工 (式2、ステップ1) N−ベンジルオキシカルボニル−アラニンN−ヒドロキシコハク酸イミドエステ ル(上)を、G、 W、 Andersonら、J A++ ChemSoc、  86:1839(1964)にしたがって合成した。
藺単に言えば、等モルのN−Cbz−ala、 N−ヒドロキシコハク酸イミド 、およびジシクロへキシルカルボジイミドを氷水洛中のTHF中に攪拌しながら 添加した。混合物を終夜低温(0”C)に維持した。ジシクロヘキシル尿素の沈 澱を濾過により除き、溶媒を減圧下でエバポレートした。残渣をインプロパツー ルから結晶化し、上を得た。
K直丘主 (式2、ステップ2) Cbz−アラニンN−ヒドロキシコハク酸イミドエステル(上、zomM)を無 水エタノール(EtO)I、50a+1)に溶解させ、そして、溶液をグリシン (20mM)とNaHCO3(40mM)との水(501111)溶液に添加し た。混合物を室温で終夜攪拌し、回転減圧エバポレーターで濃縮して体積を小さ くした。そして、濃塩酸でpH2に酸性化した。生成物は、混合物を氷水洛中で 冷却することによって結晶化され、酢酸エチル−へ牛サンから再結晶されて、C bz−Ala−Gly (2)を得た。
夫立匹主 (式2、ステップ3) T、 5hioiri ら、J Am Che+n Soc、 94:17(1 972)の方法にしたがって、等モルのCbz−^1a−Gly (2) 、ジ フェニルフォスフォリルアシト(DPPA)、およびトリエチルアミン(TEA )をt−ブタノールに溶解させた。混合物を終夜還流した。溶媒をエバポレート した後、水性酸およびアルカリ処理(work ups)の後に得られた酢酸エ チル中の中性の画分を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーまたは酢酸エチル −へ牛サンからの再結晶によって精製し、Cbz−Ala−CONHCH2NH −Boa (3)を得た。
実11先 (式2、ステップ4) 丸底フラスコ中で、3 (lomM)のエタノール溶液に少量のPd/C触媒を 添加した。水素を満たした風船をフラスコにつけた。脱気を繰り返した後フラス コを水素で満たし、混合物を30分間激しく攪拌し、そしてセライトを通しテi li過L、NO3−Ala−CONHCH2NH−Boc (土)を得た。
K亘五旦 (式2、ステップ5) Cbz−アラニンN−コハク酸イミドエステル(I SlomM) ’e実施例 4で得た土の生成物溶液に添加した。混合物を終夜攪拌し、回転減圧エバポレー ターで濃縮して体積を小さくした。
蒸留水を添加して混合物から、生成物を結晶化して、Cbz−Ala−Ala− CONHCH2NH−Boc (5)を得た。
K亘叢立 (式2、ステップ6) 化合物1を、上記の実施例4に記載の方法を用いて触媒水素化分解によって脱保 護化し、NO3−Ala−Ala−CONHCH2NH−Boa (1)を得た 。
爽血亘L (式2、ステップ7) サルコシン(2SOmM)とp−)ルエンスルホン酸(TsOH,255+eM )をベンジルアルコール(100m1)とトルエン(50+ol)との混合物に 添加した。混合物を還流するまで加熱し、反応で生成する水をディーンスターク レシーバーにトラップした。蒸留物中に水が認められなくなったら、混合物を室 温まで冷却し、エーテルを加えて氷水浴中で2時間冷却した。結晶生成物をフィ ルター上に回収し、CH2Cl2−Et20から再結晶してMeNHC)12C OOCR2(CeHs) ・TsOH(7)を得た。
大上LL影 (式2、ステップ8) 無水酢酸(Ac0Ac、 10mM)を、” (10+nM)とT E A ( 20+nM)とのTHF溶液に攪拌しながらゆっくりと添加した。無水酢酸の添 加を完了した後、混合物を室温に保って2時間放置した。溶媒を減圧蒸留で除去 した後、残渣を酢酸エチルに再溶解し、クエン酸(I M) 、NaHCO3( 0,5M) 、水、飽和NaC1溶液で洗浄し、無水Mg5O,で乾燥した。溶 媒を減圧エバポレーターで除去して生成物を回収し、AcN(Me)CH2CO OCH2(CaHs) (8)を得た。
見立五主 (式2、ステップ9) S、 5cheibye ら、Bull Soc Chi+a Bel 、 8 7:229(1978)に記述されている方法にしたがって、p−メト牛ジフェ ニルチオノフォスフインスルフィド(13yesson試薬)をlのベンゼン溶 液に添加し、混合物を還流するまで10分間加熱した。冷却後、混合物を、飽和 NaHCO3溶液、クエン酸、水、飽和NaC1溶液で洗浄し、無水Mg5O, で乾燥した。溶媒を減圧蒸留で除去した後、残渣を酢酸エチル−へ牛サンから結 晶化して、MeC(・S)N(Me)CH2COOCH2(CsHs) (9) を得た。
見立皿旦 (式2、ステップ10) N−チオアセチルサルコシンベンジルエステル(9、10d)ノメタノール(2 01111) 溶液を室温の水浴で覆い、INのNaOH(22ml)を攪拌し ながら添加した。混合物を2時間室温で放置し、強酸性のイオン交換体で処理し た。溶媒を減圧蒸留で除去した後、残渣をEtOAc−へ牛サンから結晶化し、 MeC(=S)N(Me)CH2COOH(10)を得た。
夫立旦旦 (式2、ステップ11) ジメチルホルムアミド(DMF)中の、6.10、N−エチル−N’−3−ジメ チルアミノプロピルカルボジイミド塩酸塩(EDC)およびl−ヒドロキシベン ゾトリアゾール(HOBT)の等モル混合物を0℃で終夜反応させた。混合物を 混合イオン交換体で処理し、溶媒を減圧蒸留で除去した。残渣をエタノールと水 から結晶化し、縮合生成物、MeC(□S)N(Me)CH2CO(Ala)2 NHCH2NH−Boa (11)を得た。
L立匠■ (式2、ステップ12) 化合物旦を酢酸中に溶解させ、過剰モルのヨードメタンを添加した。混合物を6 時間攪拌した後、溶媒、未反応のMe+を減圧回転エバポレーターで除去した。
このステップで生成物を安定化するために溶媒として酢酸(acid acet ic)を用いることが重要であった。DMFまたはTI(Fなどの他の溶媒はか なりの副生成物を形成した。反応によって、MeC(−SMe) :ρ−(Me )CH2CO(Ala)2NHCH2NH−BOc(12)を得た。
K嵐匠U (式2、ステップ13) 化合物Uをトリフルオロ酢酸(TFA)で10分間処理して溶媒を減圧蒸留で除 去して以下の化合物胆を得た。
(式2、ステ、ツブ14) 化合物Uを10mMより低い濃度でDMF中に溶解させ、弱塩基性のイオン交換 体で処理した。溶媒を減圧蒸留で除去した後、残渣をHPLCで精製し、以下に 示す本発明の化合物■(式3、ステップ1) G、J、Atvell  ら、鉦担叫玉匡、 1984:1032に記載されて いる方法にしたがって、エチレンジアミン(0,26M)を、指示薬としてブロ モクレゾールグリーンを含有する水に溶解させた。
青色が淡黄色になるまで、水(Soul)中のメタンスルホン酸(0,48M  )を添加した。この溶液をEtOH(140ml)で希釈し、激しく攪拌し、室 温下でジメトキシエタン(DME、50+1)と50%水性KOAc中のベンジ ルオキシカルボニルクロリド(Cbz−CI、0.23M )溶液で処理した。
添加が完了した後、混合物を1時間攪拌し、揮発成分を減圧下で除去した。残渣 を水(500ml)とともに震盪し、濾過してビス誘導体を除去した。濾液をベ ンゼンで洗い、40%NaOHで塩基性化し、次いで、ベンゼンで抽出した。有 機層を飽和NaC1水溶液で洗浄し、MgSO4で乾燥し、そして、減圧下で乾 燥して、CbZ−NHCH2CH2NH2(■)を得た。
支巨匠旦 (式3、ステップ2) 化合物■を酢酸エチルに溶解させ、等モル量のt−ブチルピロカルボネートをゆ ゛っくりと添加した。この溶液を減圧回転エバポレーターを用いて乾燥し、残渣 を酢酸エチル−へ牛サンから結晶化してCbz−NHCH2CH2NH−Boa  (16)を得た。
支皿匠旦 (式3、ステップ3) 上記の実施例4で記述された方法にしたがって、化合物■を水素化分解してNH CH2CH2NH2KI匹艮 (式3、ステップ4) 上記の実施例5に倉己述された方法にしたがって、化合物U尺立匠U (式3、ステップ5) 上記の実施例4で記述された方法にしたがって、化合物Uを水素化分解してNl 2−Ala−CONHCH2CH2NH−Boc (19)を得た。
叉JJシ準 (式3、ステップ6) 上記の実施例5に記述された方法にしたがって、化合物U(式3、ステップ7) 上記の実施例4で記述された方法にしたがって、化合物■を水素化分解してN) !2−Ala−Ala−CONHCH2CH2NH−Boc (21)を得た。
大11tは (式3、ステップ8) 上記の実施例7に記述された方法にしたがって、MeNHCH2C00Hをベン ジルアルコールとともにエステル化し、 MeNHCH2C00Bz (22) を得る。
支監匹n (式3、ステップ9) 上記の実施例8に記述された方法にしたがって、化合物■をアセチル化し、Ac NH(Me)CH2COOHZ (23)を得る。
K1丘■ (式3、ステップ10) 上記の実施例9に記述された方法にしたがって、化合物U去1眼 (式3、ステップ11) 上記の実施例10に記述された方法にしたがって、化合物■をケン化し、MeC (・S)Ne−(Me)CH2COOH(25)を得る。
爽立匠■ (式3、ステップ12) 上記の実施例11に記述された方法にしたがって、化合物■と且とを縮合してM eC(=S)戸−(Me)CH2CONH(Ala)2−CONHCH2CH2 NH−Boc (■)を得る。
支嵐丘鉦 (式3、ステップ13) 上記の実施例12に記載された方法にしたがって、化合物■をMelでS−メチ ル化して、MeC(−SMe) ;Ne−<Me)CH2CONH(Ala)2 −CONHCH2CH2NH−Boc (4iユ)を得る。
L立五姐 (式3、ステップ14) 上記の実施例13に記述された方法にしたがって、化合物虹をTFAでBoa基 を加水分解して脱保護化し、そして、MeC(−SMe)□?i’−(Me)  CH2C0NH(A Ia) 2−CONHCH2CH2NeH3(28)を得 た。
見立五旦 (式3、ステップ15) 上記の実施例14に記述された方法にしたがって、化合物■をTEAで環化し、 下式で表される本発明の化合物(29)を化合物且は、NMI?により決定され たように、逆折り返し構造を12mmoleの5.5−ジメトキシペンクン酸メ チル(5tevens、 R。
vl、ら、J Am Chew Soc、 7054.1979)を2(1m  1の50%水性メタノールに溶解させた。16+moleのNaOHを添加し、 混合物を室温で2時間攪拌した。次いで溶媒をエバポレートし、残渣を30m1 のEtOACで層状にし、ナトリウム塩を、水冷したlNHClで中和した。水 相をさらに2011のE tOA cで抽出し、有機相を合わせてに2CO3で 乾燥した。生成物を濾過し、溶媒をエバポレートして5.5−ジメトキシペンク ン酸を得た。
カルボニルジイミダゾール(1m2CO,10a+mole)をアセトニトリル (13m1)中の5.5−ジメト牛ペンタン酸(IOmmole)溶液に添加し 、混合物を室温で40分間攪拌した。ロイシンベンジルエステルトシレート(I immole)を添加し、さらにジイソプロピルエチルアミン(11+u+ol e)を添加し、混合物を室温で終夜攪拌した。溶媒をエバポレートし、残渣をエ チルアセテ−) (50mlンに溶解し、水冷した1Mクエン酸(20txlン 、1MNaHCO3(ZOml)およびブライン(2f)ml)で洗浄した。生 成物をMgSO4で乾燥し、溶媒をエバポレートし、残渣をシリカゲル上のり0 ?トゲラフイーにかけ、(Men)2CH(CH2> 3CONHCH(i−B u)COOBz (32)を得た。
尖1」」1 (式5、ステップ2) 化合物32 (10m+ao1e)を15+*lのMeOHに溶解させた。50 mgのlO%P d/Cを添加し、混合物を、室温、1 al+の水素圧下で2 0分間水素化分解した。混合物を次いで濾過し、溶媒をエバポレートシて、(M eO)2cH(CH2)acONHcH<1−814)CooH(33)を得た 。
K1匠■ (式5、ステップ3) N−アミノグリシンエチルエステル塩酸塩(32m+oole)をNa2NO3 (32mmole)で中和し、CH2Cl2で抽出し、K2CO3で乾燥した。
次いで、アセトン(10ml)を添加し、CH2Cl2をエバポレートした。さ らに20m lのアセトンを添加し、溶媒をエバポレートした。残渣を次いでC H2Cl2 (20ml)に溶解させ、Mg5O,で乾燥し、溶媒をエバポレー トしてMe2C=NNHC1(2COOEt (34)を得た。
爽血丘U (式5、ステップ4) 化合物■をTHF中の1.1当量のBoa−ala無水物に添加し、12時間反 応させた。粗生成物をC)12CI2に溶解させ、lNHClを添加し、2時間 攪拌した。次いで、相分離し、CH2Cl2をエバポレートして、Boa−NH CH(Me)CON(NH2)CH2COOEt (35)を得た。
支血五旦 (式5、ステップ5) Et20 (20ml)中の化合物35 (20mmole)を、5 m1H2 0中のNaHCO3(25mole) 、Cbz−CI (25m+mole)  、および3滴のDMFで処理した。混合物を終夜激しく攪拌した。1cHのピ リジンを過剰のCbz−C1を分解するために添加した。Et20相を、INH CL I NNaHCO3、およびブラインで洗浄し、乾燥して、溶媒をエバポ レートした。残渣をEt20/ヘキサンから結晶化して、Boc−NHCH(M e)CON(NH−Cbz)CH2COOEt (36)を得た。
爽産匠n (式5、ステップ6) 化合物■を4 N HCI/ジオキサンとともに室温で30分間反応させること によって、Boc保護基を除いた。次いで過剰のジオキサン/HCIをエバポレ ートしてNH2CH(Me)CON(NH−Cbz)CH2COOEtの塩酸塩 (37)を得た。
m… (式5、ステップ7) エチル(ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(8m+ao1e)を、水冷 した化合物■のCH3CN (15+al)溶液に添加し、混合物を0℃で1時 間攪拌した。次いで、化合物37 (g +amole)を添加し、続いてジイ ソプロピルエチルアミン(g Bole)を添加した。混合物を5℃で終夜攪拌 し、溶媒をエバポレートした。残渣をEtOAc (30+nl)に溶解させ、 氷冷した1Mクエン酸(15n+1)、I NNaHCO3(15rAl)およ びブライン(15ml)で洗浄し、Mg5O,で終夜乾燥した。溶媒をエバポレ ートして、生成物をシリカゲル上のクロマトグラフィーにかけ、下式の化合物U を得た。
L立丘■ (式5、ステップ8) MeOH(15m1)中の化合物Hを、20μl1gのlO%Pd/Cを用い、 室温、1 atmの水素圧下で20分間水素化分解した。次いで混合物を濾過し 、溶媒をエバポレートして下式の化合物Uを得た。
夫立丘用 (式5、ステップ9) 実施例37由来の化合物Uを100m1のCH3CHに溶解させた。次いで、B P、・Et20 (10μl)を添加し、溶液を室温で終夜攪拌した。溶媒をエ バポレートし、生成物を半調製のc4逆相HPLCカラム上でクロマトグラフィ ーにかけ、下式の本発明の化合物赳を得た。
裏JLfl限 (εCFff似体の調製) 高い表皮増殖因子活性を有する合成ポリペプチドを以下のようにして!ll製す る: (A)ム5X1    :上述の実施例15〜28の方法にしたがって下式の化 合物を調製する: この化合物を、上述の実施例29の方法にしたがって環化し、高い活性を有する 逆折り返し安定化EGFを得る。
(B)ム5x24   :上述の実施p130〜37の方法にしたがって下式の 化合物を調製する: この化合物を、上述の実施例38の方法にしたがつて環化し、βシートを通して 安定化された、小さな逆平行βシート逆折り返しペプチドを得る。
(C)ム クラス2   :式(MeO)2C[I(CH2) 3CON−Me t−His−11e−G l u−Se r−L eu−A 5p−Sar−T yr−Th r−Cy 5−CON (N )+2) −CI 2CnOε tの化合物を環化することによりて、拡張されたクラス2EGFlリペブチド類 似体が同じように:!;R12される。
実施例4G (マラリア抗原の調製) 近年、マラリアに対する合成ポリペプチドワクチンが、Herrington  ら、Nature、 328:25?<1987)でヒトに試験された。
しかし、部分的な効果しか証明されなかった。ワクチンの能力の改善は、合成ポ リペプチドの構造を制限することによって達成され得た。その改善は、繰り返し のテトラペプチド(Asn−Ala−Asn−Pro)3に基づいている。Ch ou−Fassn+anの分析(Chouら、Bfoche+a、 13:22 2(1974))によれば、枠を移動した配列Asn−Pro−Asn−A l aが天然タンパクで逆折り返しを形成する強い傾向を有していた。逆折り返しは 、プロリンの周りのAsn側鎖間の推定のアミド−アミド水素結合をクラスlま たはクラス2の水素結合模倣物で置き換えることによって、位置が固定され得る 。
(A)95二L1鼠且:下式の化合物を上述の実施例1〜29の方法にしたがっ て調製する: (ここで、(aa)nと(aa)ffiは、それぞれ独立して1〜12のアミノ 酸のアミノ酸配列またはRoであり、Roは、炭素数1〜6のアル牛ル、フェニ ル、ナフチル、ベンジル、または−Nl2である)。そして、環化して、以下の 構造を有する、マラリアの予防接種に適したポリペプチド類似体を形成する。
上記の化合物を、注射のために、非毒性の植物油および殺菌水中に乳化させ、常 法により筋肉的注射によって投与する。
(以下余白) F工GURE  1 国際調査報告 1m#laa111Rml Mol+tAIla++ No、 =:=、’ : =ヨ9/−=”、45二ml#111111+6−^oamamIINO,FI ′ニー、′4sE9./f):=52

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.活性なタンパク構造に基づいて活性ポリペプチドを調製する方法であって、 該活性タンパクの活性領域についてのおおよその三次元構造を決定すること; 安定化水素結合を同定すること;および該活性タンパクの活性領域と同じアミノ 酸配列を有するポリペプチドを調製することを包含し、ここで、該安定化水素結 合が、−CH2−NH−、−CH2CH2−NH−、および−N=CH−から選 択される架橋性の2価の基で置き換えられている,方法。 2.ペプチド結合に結合した少なくとも3つのアミノ酸またはアミノ酸と同等の ものでなる配列を有する、安定化ポリペプチドであって、1つのアミド窒素(N )とカルボニル(C)結合の酸素原子に結合する水素原子が、−(N)−CH2 −NH−(C)−、−(N)−CH2CH2−NH−(C)−、および−(N) −N=CH−(C)−から選択される架橋性の2価の基で置き換えられている, ポリペプチド。 3.前記架橋性の2価の基が、推定上の水素結合に取って代わる、請求項2に記 載のポリペプチド。 4.前記架橋性の2価の基が、ポリペプチド主鎖の一部を形成する原子を連結す る、請求項3に記載のポリペプチド。 5.前記架橋性の2価の基が、アミノ酸側鎖を、第2の側鎖またはポリペプチド 主鎖に連結する、請求項3に記載のポリペプチド。 6.前記アミノ酸分子鎖と前記架橋性の2価の基が、7、10、13、14、1 6、または22個の原子を有する環を形成するように選択される、請求項2に記 載のポリペプチド。 7.下式の化合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、(aa)nは1〜12のアミノ酸でなるアミノ酸配列であり; mは、1〜6の整数であり;そして、 Xは、水素、ハロ、炭素数が1〜6のアルキル、炭素数が1〜6のアシル、ベン ジル、炭素数が1〜6のハロアルキル、または1〜40個のアミノ酸でなるアミ ノ酸配列である。 8.(aa)nがAla−Alaであり、mが1であり、Xがメチルである、請 求項7に記載の化合物。 9.(aa)nがAla−Alaであり、mが2であり、Xがメチルである、請 求項7に記数の化合物。 l0.(aa)nがGlu−Scr−Leuであり、mが2であり、Xがメチル である、請求項7に記載の化合物。 11.下式の化合物: 【配列があります】 ここで、R′は、炭素数が1〜6のアルコキシ、フェノキシ、ナフチルオキシ、 ベンゾキシまたは−NH2であり;(aa)nは、アミノ酸配列であり;そして 、mは、1〜6の整数である。 12.(32)nがIle−Glu−Ser−Leu−ASP−Ser−Tyr であり、mが3であり、R′′がNH2である、請求項11に記載の化合物。 13.(aa)nがLeu−Alaであり、mが3であり、R′′がEtである 、請求項11に記載の化合物。 14.(aa)nが、Met−His−Ile−Glu−Ser−Leu−AS p−Ser−Tyr−Thr−Cysであり、mが3であり、R′′が−NH2 である、請求項11に記載の化合物。 15.下式の化合物: 【配列があります】 ここで、(aa)nおよび(aa)mは、それぞれ独立して1〜12個のアミノ 酸でなるアミノ酸配列またはR′′であり、ここで、R′′は、炭素数が1〜6 のアルキル、フエニル、ナフチル、ペンジルまたは−NH2であり;そして、 pは、1または2である。 16.(aa)nおよび(aa)mが、それぞれ独立してAlaまたはR′′で ある、請求項15に記載の化合物。
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