JPH035040Y2 - - Google Patents

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JPH035040Y2
JPH035040Y2 JP20242386U JP20242386U JPH035040Y2 JP H035040 Y2 JPH035040 Y2 JP H035040Y2 JP 20242386 U JP20242386 U JP 20242386U JP 20242386 U JP20242386 U JP 20242386U JP H035040 Y2 JPH035040 Y2 JP H035040Y2
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memory
circuit
capacitors
power supply
capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電源が遮断されているときに、記憶
内容を保持するためのバツク・アツプ電圧をメモ
リに印加するメモリバツク・アツプ回路に関する
ものである。
(従来の技術) 従来のメモリバツク・アツプ回路の一例を第5
図に示す。第5図において、電子機器のACプラ
グ1に印加された商用交流電圧が電源たる電源回
路2で適宜な直流電圧(例えばメモリの動作電圧
の5V)に変換され、ダイオード3を順方向に介
してメモリ(RAM等)4に印加される。
そして、メモリ4と並列にダイオード3のカソ
ードと接地間にコンデンサ5が介されている。
かかる構成において、電子機器の電源スイツチ
が投入状態で電源回路2から直流電圧がメモリ4
に印加される間に、コンデンサ5は充電される。
そして、電源スイツチが遮断され電源回路2から
直流電圧がメモリ4に印加されない間は、コンデ
ンサ5の放電によりメモリ4にバツク・アツプ電
圧が印加され、メモリ4の記憶内容が保持され
る。なお、ダイオード3は、コンデンサ5から電
源回路2への逆流を阻止するものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、メモリ4のバツク・アツプに必要な
最低電圧は2V程度と動作電圧に比較して低い。
このため、動作電圧で充電されたコンデンサ5の
放電により、かなり長い時間バツク・アツプが可
能である。そして、このバツク・アツプ時間を長
くするには、放電時定数を大として放電を緩やか
に行わせれば良く、コンデンサ5の容量を大きく
することが考えられる。
しかしながら、コンデンサ5の容量を大きくす
ると、電源回路2とダイオード3およびコンデン
サ5の内部抵抗が一定であるとすればそれだけ充
電時定数も大となり頻繁に充電が遮断されるよう
な場合に、充分にコンデンサ5が充電される前に
バツク・アツプに切り換えられ易く、必ずしもバ
ツク・アツプ時間を長くすることができない。
このために、従来のメモリバツク・アツプ回路
では、バツク・アツプ時間と充電時間の相反する
性能からコンデンサ5の容量を適当な値に設定せ
ざるを得ず、充分に満足できるものでないという
問題点があつた。
本考案の目的は、上記した従来のメモリバツ
ク・アツプ回路の事情に鑑みてなされたもので、
バツク・アツプ時間が長くでき、しかも充電時間
が長くならないようにしたメモリバツク・アツプ
回路を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案のメモリ
バツク・アツプ回路は、電源から直流電圧がメモ
リに印加されているときに、複数のコンデンサの
直列接続体が前記メモリに並列接続され、前記電
源が遮断されているときに、前記複数のコンデン
サが互いに並列接続され、このコンデンサの並列
接続体が前記メモリに並列接続されるよう構成さ
れている。
(作用) 電源から直流電圧がメモリに印加されていると
きは、複数のコンデンサが直列接続されるので、
合成容量が小さく充電時間は短い。そして、電源
が遮断されているときは、複数のコンデンサが互
いに並列接続されるので、合成容量が大きく放電
時定数が大となつてバツク・アツプ時間は長くな
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図ないし第4図を
参照して説明する。第1図は、本考案のメモリバ
ツク・アツプ回路の一実施例の回路図であり、第
2図は、電源から直流電圧がメモリに印加されて
いるときのコンデンサの接続を示す図であり、第
3図は、電源が遮断されているときのコンデンサ
の接続を示す図であり、第4図は、第1図の構造
によりバツク・アツプ時間を長くすることができ
る説明図である。第1図において、第5図と同一
回路に同一符号を付けて重複する説明を省略す
る。
第1図において、ダイオード3のカソードは、
第1のコンデンサ6を介して連動する2回路2接
点のスイツチ7の一方の回路の共通接点c1に接続
されるとともに、このスイツチ7の他方の回路の
共通接点c2に直接に接続されている。また、スイ
ツチ7の一方の回路の端子a1と他方の回路の端子
b2が接続され、この接続点がコンデンサ8を介し
て接地されている。そして、スイツチ7の一方の
回路の他の端子b1は接地され、他方の回路の他の
端子a2はいずれにも接続されていない。
かかる構成において、電源回路2から直流電圧
がメモリ4に印加されているときは、スイツチ7
が2回路の共通接点c1,c2と端子a1,a2をそれぞ
れ接続するように制御され、第2図のごとく、コ
ンデンサ6,8が直列接続され、この直列接続体
がメモリ4に並列接続される。また、電源回路2
から直流電圧が出力されずに電源が遮断されてい
るときは、スイツチ7が切り換えられて2回路の
共通接点c1,c2と端子b1,b2をそれぞれ接続する
よう制御され、第3図のごとく、コンデンサ6,
8が並列接続され、この並列接続体がメモリ4に
並列接続される。
ここで、第5図に示す従来のメモリバツク・ア
ツプ回路に用いられるコンデンサ5の容量をCと
し、本考案で用いられるコンデンサ6,8の容量
を例えば2Cにそれぞれ設定する。すると、第2
図のごとく、コンデンサ6,8が直列接続された
合成容量はCとなり、従来と同じ充電時定数が得
られ、従来装置と同じ充電時間で足りる。
また、第3図のごとく、コンデンサ6,8が並
列接続された合成容量は4Cとなり、従来の4倍
の放電時定数が得られる。そして、コンデンサ
6,8の両端電位差は、電源回路2から出力され
る直流電圧をEOとすれば、EO/2となる。そこ
で、コンデンサ6,8の放電による電圧Eの変化
は、第4図に実線で示すように、 E=EO/2e-(t/4CR) ……(1) であり、従来装置のコンデンサ5の放電による電
圧Eの変化は、第4図に破線で示すように、 E=EOe-(t/CR) ……(2) である。なお、Rはメモリ4およびコンデンサ
5,6,8の内部抵抗の合計である。そして、こ
れらの(1),(2)式の交点Pの電圧Eがメモリ4のバ
ツク・アツプに必要な最低電圧ESより高くなるよ
うに設定することで、本発明のメモリバツク・ア
ツプ回路はバツク・アツプ時間を長くすることが
できる。
なお、上記実施例では、2個のコンデンサ6,
8を用いたが複数個のコンデンサを用いて直列と
並列に接続切り換えがなされれば良い。また、上
記実施例では、説明を簡単にするためにスイツチ
7の機能をメカニカルスイツチで示したが、実用
上半導体スイツチが用いられることは勿論であ
る。さらに、コンデンサ6,8の容量は、充電時
間およびバツク・アツプ時間から適当に設定すれ
ば良いことは勿論である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のメモリバツク・
アツプ回路によれば、充電時定数を小さく放電時
定数を大きくできるので、充電時間が従来装置と
同じであればバツク・アツプ時間を長くすること
ができ、バツク・アツプ時間が従来装置と同じで
あれば充電時間を短くすることができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のメモリバツク・アツプ回路
の一実施例の回路図であり、第2図は、電源から
直流電圧がメモリに印加されているときのコンデ
ンサの接続を示す図であり、第3図は、電源が遮
断されているときのコンデンサの接続を示す図で
あり、第4図は、第1図の構造によりバツク・ア
ツプ時間を長くすることができる説明図であり、
第5図は、従来のメモリバツク・アツプ回路の一
例の回路図である。 2……電源回路、4……メモリ、6,8……コ
ンデンサ、7……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源から直流電圧がメモリに印加されていると
    きに、複数のコンデンサの直列接続体が前記メモ
    リに並列接続され、前記電源が遮断されていると
    きに、前記複数のコンデンサが互いに並列接続さ
    れ、このコンデンサの並列接続体が前記メモリに
    並列接続されることを特徴とするメモリバツク・
    アツプ回路。
JP20242386U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH035040Y2 (ja)

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JP20242386U JPH035040Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JPS63105998U JPS63105998U (ja) 1988-07-08
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JP2734567B2 (ja) * 1988-10-31 1998-03-30 日本電気株式会社 可搬型無線電話装置
JP7034008B2 (ja) * 2018-05-24 2022-03-11 三菱電機株式会社 電力変換装置および直流給電システム

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