JPH0431805Y2 - - Google Patents

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JPH0431805Y2
JPH0431805Y2 JP1985161949U JP16194985U JPH0431805Y2 JP H0431805 Y2 JPH0431805 Y2 JP H0431805Y2 JP 1985161949 U JP1985161949 U JP 1985161949U JP 16194985 U JP16194985 U JP 16194985U JP H0431805 Y2 JPH0431805 Y2 JP H0431805Y2
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double layer
electric double
layer capacitor
voltage
charging
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は半導体メモリ回路やマイクロコンピ
ユータ応用機器の電源バツクアツプ回路等に利用
される電気二重層キヤパシタの充電回路に関する
ものである。
従来の技術 従来、この種の充電回路は第2図に示すような
構成であつた。第2図において、1は電気二重層
キヤパシタを充電するための直流電源で、スイツ
チ2を閉じると、逆流防止用ダイオード3を介
し、耐圧を確保するために直列接続された電気二
重層キヤパシタ4,5を充電しながら、負荷6が
駆動される。この後誤まつてスイツチ2を開いて
も電気二重層キヤパシタ4,5に充電された電荷
で負荷6は駆動され続けるものであつた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、この種の充電回路では、電気二重層キ
ヤパシタの耐圧が低いこともあつて電圧デイレー
テイングを行なわないのが通例である。したがつ
て電気二重層キヤパシタの直列回路の充電回路で
は容量および内部抵抗のバラツキやドリフトがあ
ると、電気二重層キヤパシタの端子電圧のバラン
スがくずれ、片方の電気二重層キヤパシタに最大
定格以上の電圧が印加され、特性劣化を招くこと
になる。
この問題点を解決するためには第3図に示すよ
うに分圧回路を設け、電気二重層キヤパシタの端
子電圧が最大定格を越えないよう配慮する必要が
ある。なお、第3図において、1は電気二重層キ
ヤパシタを充電するための直流電源で、スイツチ
2を閉じると逆流防止ダイオード3を介して抵抗
7,8で分圧される。電気二重層キヤパシタ4,
5はこの分圧された電圧で充電電圧が規制されな
がら負荷6が駆動される。ところが、このような
回路の場合、スイツチ2が誤まつて開かれた時
に、電気二重層キヤパシタ4,5に充電された電
荷で負荷6は正常な駆動状態が維持できるもので
あるが、分圧抵抗7,8にも電気二重層キヤパシ
タ4,5の電荷が放電し、無駄になる。
本考案はこのような問題点を解決するため、容
量値および内部抵抗値が異なつた電気二重層キヤ
パシタの直列回路で充電を行なつても、電圧バラ
ンスがくずれることなく、電気二重層キヤパシタ
の端子電圧が最大定格を超えないようにし、かつ
電気二重層キヤパシタの電荷が無駄にならないよ
うにすることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、電気二
重層キヤパシタの直列接続回路に供給する電圧を
分圧する抵抗による分圧回路を設け、かつ充電用
電源出力が遮断しても、電気二重層キヤパシタに
充電された電荷が分圧抵抗を介して放電しないよ
うに放電防止用のダイオードを電気二重層キヤパ
シタの直列回路の高電位側と低電位側それぞれに
挿入接続したものである。
作 用 この構成による作用は次のようになる。すなわ
ち抵抗で分圧された電圧で電気二重層キヤパシタ
を充電させるため、容量や内部抵抗が異なつて
も、また経時変化で特に内部抵抗が変わつても分
圧された電圧に影響が出ないように分圧抵抗の値
を電気二重層キヤパシタの内部抵抗に対し、十分
小さい値にセツトすればよいことは周知の通りで
ある。しかし充電している電源が遮断された時
は、電気二重層キヤパシタの電荷がこの分圧抵抗
を通して放電してしまうので放電防止用のダイオ
ードを挿入することにより、電気二重層キヤパシ
タの直列接続による電圧バランス問題や、分圧用
の抵抗による放電問題が解決され充電された電気
二重層キヤパシタの電荷が有効に利用できるもの
である。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図に基づいて説明
する。第1図において、1は電気二重層キヤパシ
タ4,5を充電し、かつ負荷6を駆動するための
直流電源で、スイツチ2を閉じると、抵抗7,8
による分圧回路で分圧され、電気二重層キヤパシ
タ4,5に印加される。ダイオード9,10は充
電された電気二重層キヤパシタ4,5の電荷が抵
抗7,8を通して放電させないためのものであ
る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、電気二重層キヤ
パシタの容量値や内部抵抗値の大きく異なつたも
のや、経時変化で電気二重層キヤパシタの内部抵
抗に変化があつても、分圧抵抗の値を十分小さく
設定することによつて、分圧された電圧に影響を
与えることがなくなる。したがつて本考案の回路
構成によれば、電気二重層キヤパシタの最大定格
で充電をし、電源遮断時には分圧抵抗側に電荷が
放電することもなく、効率よく負荷にエネルギー
を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による電気二重層キ
ヤパシタの充電回路を示す回路図、第2図および
第3図はそれぞれ従来の電気二重層キヤパシタの
充電回路を示す回路図である。 1……直流電源、4,5……電気二重層キヤパ
シタ、6……負荷、7,8……抵抗、9,10…
…ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気二重層キヤパシタを充電するための電源
    と、この電源を電気二重層キヤパシタに分圧する
    ための抵抗からなる分圧回路と、この分圧回路の
    高電位側と低電位側に電気二重層キヤパシタを充
    電する方向に接続したダイオードとを有し、前記
    抵抗を直列接続した分圧回路の中点と電気二重層
    キヤパシタを直列接続した中点とを接続してなる
    電気二重層キヤパシタの充電回路。
JP1985161949U 1985-10-22 1985-10-22 Expired JPH0431805Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6270641U JPS6270641U (ja) 1987-05-06
JPH0431805Y2 true JPH0431805Y2 (ja) 1992-07-30

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