JPH051156Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051156Y2 JPH051156Y2 JP19900584U JP19900584U JPH051156Y2 JP H051156 Y2 JPH051156 Y2 JP H051156Y2 JP 19900584 U JP19900584 U JP 19900584U JP 19900584 U JP19900584 U JP 19900584U JP H051156 Y2 JPH051156 Y2 JP H051156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- analog switch
- switch
- capacitor
- switching element
- analog
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003491 array Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Relay Circuits (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案は遅延リレーなどの時定数切換回路に関
するものである。
するものである。
ロ 考案の概用
従来の時定数切換回路は接点スイツチを用いて
数個のコンデンサの接続箇数を切換えていたの
で、接点の数が多く信頼性が低くかつたのを、ア
ナログスイツチの応用で接点をなくし、高信頼性
と共に小型化を達成した。
数個のコンデンサの接続箇数を切換えていたの
で、接点の数が多く信頼性が低くかつたのを、ア
ナログスイツチの応用で接点をなくし、高信頼性
と共に小型化を達成した。
ハ 従来技術
通常時定数回路の限時時間の設定範囲を広くと
るために、第2図に示すように、コンデンサを複
数段に切り換える方法が行われている。この場合
切換スイツチS1,S2の数はできるだけ少く、
コンデンサC1〜C3の容量はできるだけ小さい
方が小形化および低価格化の点で望ましいのであ
るが、第2図の構成ではスイツチ自体大型とな
り、信頼性が充分でなく充分な容量化を得ること
が困難であつた。
るために、第2図に示すように、コンデンサを複
数段に切り換える方法が行われている。この場合
切換スイツチS1,S2の数はできるだけ少く、
コンデンサC1〜C3の容量はできるだけ小さい
方が小形化および低価格化の点で望ましいのであ
るが、第2図の構成ではスイツチ自体大型とな
り、信頼性が充分でなく充分な容量化を得ること
が困難であつた。
ニ 考案が解決しようとする問題点
本考案は上記の点に鑑み、できるだけコンデン
サを効率よく使用して、高信頼性、小形で容量比
の大きい時定数切換回路を得ることを目的とする
ものである。
サを効率よく使用して、高信頼性、小形で容量比
の大きい時定数切換回路を得ることを目的とする
ものである。
ホ 構成
本考案は第1図に示すように、1個のスイツチ
とアナログスイツチ群(通常4個または8個のア
レイをワンチツプにしたものが市販されている)
によつて2個のコンデンサを直列と並列に切り換
えるようにしたもので、第2図の従来例に比し、
最大容量を同一とすれば切換容量比が大きくかつ
操作スイツチ数の小さい回路構成を提供したもの
である。
とアナログスイツチ群(通常4個または8個のア
レイをワンチツプにしたものが市販されている)
によつて2個のコンデンサを直列と並列に切り換
えるようにしたもので、第2図の従来例に比し、
最大容量を同一とすれば切換容量比が大きくかつ
操作スイツチ数の小さい回路構成を提供したもの
である。
ヘ 実施例
第1図の実施例によつて本考案の構成を詳述す
ると、第1と第2のコンデンサC1およびC2を
第1のアナログスイツチA1を介して直列に接続
したものを可変抵抗器RVとアースとの間に挿入
し、第1のコンデンサC1と第1のアナログスイ
ツチA1とに並列に接続した第2のアナログスイ
ツチA2と、第1のアナログスイツチA1と第2
のコンデンサC2とに並列に接続した第3のアナ
ログスイツチA3の各制御端子cに第1のスイツ
チング素子(本実施例ではスイツチS)の出力を
接続すると共に、該出力を反転する第2のスイツ
チング素子(本実施例ではアナログスイツチA
4)の出力を第1のアナログスイツチA1の制御
端子cに接続したものである。各スイツチング素
子SおよびA4の出力端はそれぞれ抵抗R1およ
びR2を介して直流電源に接続されている。
ると、第1と第2のコンデンサC1およびC2を
第1のアナログスイツチA1を介して直列に接続
したものを可変抵抗器RVとアースとの間に挿入
し、第1のコンデンサC1と第1のアナログスイ
ツチA1とに並列に接続した第2のアナログスイ
ツチA2と、第1のアナログスイツチA1と第2
のコンデンサC2とに並列に接続した第3のアナ
ログスイツチA3の各制御端子cに第1のスイツ
チング素子(本実施例ではスイツチS)の出力を
接続すると共に、該出力を反転する第2のスイツ
チング素子(本実施例ではアナログスイツチA
4)の出力を第1のアナログスイツチA1の制御
端子cに接続したものである。各スイツチング素
子SおよびA4の出力端はそれぞれ抵抗R1およ
びR2を介して直流電源に接続されている。
上記の構成において、まずスイツチSがオフに
なると、その出力端すなわちa点の電圧がHレベ
ルとなり、それによつて第2、第3、第4のアナ
ログスイツチA2,A3,A4がオンとなり、A
4の出力によつて第1のアナログスイツチA1は
オフとなる。したがつて第1のコンデンサC1と
第2のコンデンサC2は互いに並列に接続された
ことになる。次にスイツチSをオンにすると、a
点の電圧はLレベルとなつて、アナログスイツチ
A2,A3,A4がオフとなり、A4の出力によ
つて第1のアナログスイツチのみがオンとなる。
したがつて第1のコンデンサC1と第2のコンデ
ンサC2とは直列に接続されたことになる。両コ
ンデンサC1,C2の容量は同じ値とするのが小
形化の点で最も効率がよく、その場合並列容量対
直列容量の比は4:1となる。
なると、その出力端すなわちa点の電圧がHレベ
ルとなり、それによつて第2、第3、第4のアナ
ログスイツチA2,A3,A4がオンとなり、A
4の出力によつて第1のアナログスイツチA1は
オフとなる。したがつて第1のコンデンサC1と
第2のコンデンサC2は互いに並列に接続された
ことになる。次にスイツチSをオンにすると、a
点の電圧はLレベルとなつて、アナログスイツチ
A2,A3,A4がオフとなり、A4の出力によ
つて第1のアナログスイツチのみがオンとなる。
したがつて第1のコンデンサC1と第2のコンデ
ンサC2とは直列に接続されたことになる。両コ
ンデンサC1,C2の容量は同じ値とするのが小
形化の点で最も効率がよく、その場合並列容量対
直列容量の比は4:1となる。
なお本実施例のように、第2のスイツチング素
子としてアナログスイツチA4を使用すれば、ワ
ンチツプ構成の4チヤンネルアナログスイツチを
利用できて小形化に有利であるが、このアナログ
スイツチA4はトランジスタで代用することがで
きる。また第1のスイツチング素子として手動ス
イツチSの代わりに半導体素子を使用することも
できる。
子としてアナログスイツチA4を使用すれば、ワ
ンチツプ構成の4チヤンネルアナログスイツチを
利用できて小形化に有利であるが、このアナログ
スイツチA4はトランジスタで代用することがで
きる。また第1のスイツチング素子として手動ス
イツチSの代わりに半導体素子を使用することも
できる。
ト 効果
本考案は上述のように、1個の手動スイツチと
4個のアナログスイツチを使用することによつ
て、切り換え容量比が大きくかつ小形の時定数切
換回路を実現したものであり、例えば第2図の従
来例に比し、最大容量を同一とすれば、手動スイ
ツチ数を減らし、切り換え容量比を増やすことが
できるという利点がある。
4個のアナログスイツチを使用することによつ
て、切り換え容量比が大きくかつ小形の時定数切
換回路を実現したものであり、例えば第2図の従
来例に比し、最大容量を同一とすれば、手動スイ
ツチ数を減らし、切り換え容量比を増やすことが
できるという利点がある。
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図
は従来例を示す回路図である。RVは可変抵抗
器、C1〜C3はコンデンサ、A1〜A3はアナ
ログスイツチ、Sは第1のスイツチング素子また
は手動スイツチ、A4は第2のスイツチング素子
またはアナログスイツチ。
は従来例を示す回路図である。RVは可変抵抗
器、C1〜C3はコンデンサ、A1〜A3はアナ
ログスイツチ、Sは第1のスイツチング素子また
は手動スイツチ、A4は第2のスイツチング素子
またはアナログスイツチ。
Claims (1)
- 第1と第2のコンデンサを第1のアナログスイ
ツチを介して直列に接続したものを可変抵抗器と
アースとの間に挿入し、第1のコンデンサと第1
のアナログスイツチとに並列に接続した第2のア
ナログスイツチと、第1のアナログスイツチと第
2のコンデンサとに並列に接続した第3のアナロ
グスイツチの各制御端子に、第1のスイツチング
素子の出力を接続すると共に、該出力を反転する
第2のスイツチング素子の出力を第1のアナログ
スイツチの制御端子に接続して成る時定数切換回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19900584U JPH051156Y2 (ja) | 1984-12-31 | 1984-12-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19900584U JPH051156Y2 (ja) | 1984-12-31 | 1984-12-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61116437U JPS61116437U (ja) | 1986-07-23 |
JPH051156Y2 true JPH051156Y2 (ja) | 1993-01-13 |
Family
ID=30758524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19900584U Expired - Lifetime JPH051156Y2 (ja) | 1984-12-31 | 1984-12-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051156Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-31 JP JP19900584U patent/JPH051156Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61116437U (ja) | 1986-07-23 |
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