JP2600707B2 - 昇圧回路 - Google Patents
昇圧回路Info
- Publication number
- JP2600707B2 JP2600707B2 JP62221509A JP22150987A JP2600707B2 JP 2600707 B2 JP2600707 B2 JP 2600707B2 JP 62221509 A JP62221509 A JP 62221509A JP 22150987 A JP22150987 A JP 22150987A JP 2600707 B2 JP2600707 B2 JP 2600707B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- capacitor
- voltage
- capacitors
- circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は昇圧回路、特にスイッチおよびコンデンサに
より構成された昇圧回路に関する。
より構成された昇圧回路に関する。
第3図は従来のこの種の昇圧回路の代表的なブロック
図で、2倍の電圧を得るものである。この回路では、ま
ず端子1−2間に電圧V1を印加し、コンデンサC1,C3を
充電する。このときスイッチSW1,SW2およびSW4はONし、
スイッチSW3はOFFしているので、端子3−2間にも電圧
V1が印加されている。
図で、2倍の電圧を得るものである。この回路では、ま
ず端子1−2間に電圧V1を印加し、コンデンサC1,C3を
充電する。このときスイッチSW1,SW2およびSW4はONし、
スイッチSW3はOFFしているので、端子3−2間にも電圧
V1が印加されている。
次にスイッチSW1,SW2およびSW4をOFFし、スイッチSW3
をONにすると、端子3−2間の電圧はコンデンサC1とC2
とのそれぞれに印加された電圧V1が重畳され、V1の2倍
の電圧が得られる。また、この回路を2段、3段と接続
することで電源電圧の整数倍の電圧を得ている。
をONにすると、端子3−2間の電圧はコンデンサC1とC2
とのそれぞれに印加された電圧V1が重畳され、V1の2倍
の電圧が得られる。また、この回路を2段、3段と接続
することで電源電圧の整数倍の電圧を得ている。
しかしながら、近年回路動作の精度向上のために電源
系を多数必要とする場合および電源電圧の整数倍以外の
電圧を必要とする場合が多く、従来の回路ではこれらの
電圧を構成し難いと云う問題点がある。
系を多数必要とする場合および電源電圧の整数倍以外の
電圧を必要とする場合が多く、従来の回路ではこれらの
電圧を構成し難いと云う問題点がある。
本発明の目的は上述した従来技術の電源電圧の整数倍
昇圧に対し、入力電圧が印加される複数個直列としたコ
ンデンサのそれぞれに並列にスイッチを設けることによ
り、任意の電圧に昇圧することのできる昇圧回路を提供
することにある。
昇圧に対し、入力電圧が印加される複数個直列としたコ
ンデンサのそれぞれに並列にスイッチを設けることによ
り、任意の電圧に昇圧することのできる昇圧回路を提供
することにある。
本発明の昇圧回路は、コンデンサとスイッチとを用い
て入力電圧を昇圧する昇圧回路において、入力電圧が印
加される複数個のコンデンサを直列接続としたコンデン
サ群と、このコンデンサ群のそれぞれのコンデンサに並
列に設けた第1のスイッチと、入力電圧が印加される別
のコンデンサと、この別のコンデンサと前記コンデンサ
群を構成する任意のコンデンサの一つとを直列に接続切
替えする第2のスイッチとを有し、充電時に前記第1の
スイッチを全てオフとし、放電時に前記第1のスイッチ
のうちの一つをオフとし、このスイッチ以外の前記第1
のスイッチをオンとすることを特徴としている。また前
記別のコンデンサがそれぞれ並列のスイッチ有する複数
個のコンデンサを直列としたコンデンサ群により構成さ
れる。
て入力電圧を昇圧する昇圧回路において、入力電圧が印
加される複数個のコンデンサを直列接続としたコンデン
サ群と、このコンデンサ群のそれぞれのコンデンサに並
列に設けた第1のスイッチと、入力電圧が印加される別
のコンデンサと、この別のコンデンサと前記コンデンサ
群を構成する任意のコンデンサの一つとを直列に接続切
替えする第2のスイッチとを有し、充電時に前記第1の
スイッチを全てオフとし、放電時に前記第1のスイッチ
のうちの一つをオフとし、このスイッチ以外の前記第1
のスイッチをオンとすることを特徴としている。また前
記別のコンデンサがそれぞれ並列のスイッチ有する複数
個のコンデンサを直列としたコンデンサ群により構成さ
れる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。図に
おいて入力端子1にスイッチSW1を介してコンデンサC1
とC2との直列回路が接続され、コンデンサC2の他端に別
の入力端子2が接続されている。またコンデンサC1およ
びC2とのそれぞれにスイッチSW2およびSW3とが並列に接
続されている。さらにスイッチSW1の出力側と入力端子
2との間にスイッチSW4とコンデンサC3とスイッチSW5と
が直列に接続され、スイッチSW1とSW4との接続点とコン
デンサC3とスイッチSW5との接続点との間に、スイッチS
W6が接続され、スイッチSW4とコンデンサC3との接続点
に出力端子3が設けられた構成となっている。
おいて入力端子1にスイッチSW1を介してコンデンサC1
とC2との直列回路が接続され、コンデンサC2の他端に別
の入力端子2が接続されている。またコンデンサC1およ
びC2とのそれぞれにスイッチSW2およびSW3とが並列に接
続されている。さらにスイッチSW1の出力側と入力端子
2との間にスイッチSW4とコンデンサC3とスイッチSW5と
が直列に接続され、スイッチSW1とSW4との接続点とコン
デンサC3とスイッチSW5との接続点との間に、スイッチS
W6が接続され、スイッチSW4とコンデンサC3との接続点
に出力端子3が設けられた構成となっている。
以上の構成において、入力電圧Vを印加時のコンデン
サC1およびコンデンサC2の電圧をそれぞれV1およびV2と
すると、スイッチSW1〜SW6の開閉により端子3−2間
に、第1表に示すようにV+V1またはV+V2が得られ
る。またコンデンサC1とC2との容量比を2:1とすると、 に昇圧される。
サC1およびコンデンサC2の電圧をそれぞれV1およびV2と
すると、スイッチSW1〜SW6の開閉により端子3−2間
に、第1表に示すようにV+V1またはV+V2が得られ
る。またコンデンサC1とC2との容量比を2:1とすると、 に昇圧される。
第2図は本発明の他の実施例のブロック図である。こ
の実施例は第1図の実施例におけるコンデンサC3をコン
デンサC4とC5との直列回路とし、それぞれのコンデンサ
に並列にスイッチSW7およびSW8を設けた構成としたもの
である。この例では、入力電圧Vを印加時のコンデンサ
C4およびC5のそれぞれの電圧をV3およびV4とすると、第
2表に示すように、SW1〜SW8の動作により端子3−2間
に複数の出力を得ることができる。
の実施例は第1図の実施例におけるコンデンサC3をコン
デンサC4とC5との直列回路とし、それぞれのコンデンサ
に並列にスイッチSW7およびSW8を設けた構成としたもの
である。この例では、入力電圧Vを印加時のコンデンサ
C4およびC5のそれぞれの電圧をV3およびV4とすると、第
2表に示すように、SW1〜SW8の動作により端子3−2間
に複数の出力を得ることができる。
なお、第1図および第2図を集積回路で形成する場合
には、スイッチはMOSまたはバイポーラトランジスタ
で、コンデンサはジャンクション容量またはMOS容量に
より容易に実現される。
には、スイッチはMOSまたはバイポーラトランジスタ
で、コンデンサはジャンクション容量またはMOS容量に
より容易に実現される。
以上説明したように本発明によれば、電源の整数倍以
外の電圧発生が可能になるばかりか、ソフトウェアーに
てトランジスタを駆動するならば、そのタイミングに合
わせ幾通りの電源系も発生し得る。また高周波動作に適
用される場合には、半導体集積回路内に総てを作込むこ
とができる。さらに回路ブロックの電源電圧特性のチェ
ックが容易にできるので、検証回路としても利用できる
と云う効果がある。
外の電圧発生が可能になるばかりか、ソフトウェアーに
てトランジスタを駆動するならば、そのタイミングに合
わせ幾通りの電源系も発生し得る。また高周波動作に適
用される場合には、半導体集積回路内に総てを作込むこ
とができる。さらに回路ブロックの電源電圧特性のチェ
ックが容易にできるので、検証回路としても利用できる
と云う効果がある。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は本発
明の別の実施例のブロック図、第3図は従来の代表的な
昇圧回路のブロック図である。 C1〜C5……コンデンサ、SW1〜SW8……スイッチ。
明の別の実施例のブロック図、第3図は従来の代表的な
昇圧回路のブロック図である。 C1〜C5……コンデンサ、SW1〜SW8……スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】コンデンサとスイッチとを用いて入力電圧
を昇圧する昇圧回路において、入力電圧が印加される複
数個のコンデンサを直列接続としたコンデンサ群と、こ
のコンデンサ群のそれぞれのコンデンサに並列に設けた
第1のスイッチと、入力電圧が印加される別のコンデン
サと、この別のコンデンサと前記コンデンサ群を構成す
る任意のコンデンサの一つとを直列に接続切替えする第
2のスイッチとを有し、充電時に前記第1のスイッチを
全てオフとし、放電時に前記第1のスイッチのうちの一
つをオフとし、このスイッチ以外の前記第1のスイッチ
をオンとすることを特徴とする昇圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62221509A JP2600707B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 昇圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62221509A JP2600707B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 昇圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6464555A JPS6464555A (en) | 1989-03-10 |
JP2600707B2 true JP2600707B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=16767828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62221509A Expired - Lifetime JP2600707B2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 | 昇圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600707B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57122668A (en) * | 1981-01-23 | 1982-07-30 | Citizen Watch Co Ltd | Booster circuit |
-
1987
- 1987-09-03 JP JP62221509A patent/JP2600707B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6464555A (en) | 1989-03-10 |
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