JPH03503657A - 改良された表面仕上げを有する射出成形用ガラス繊維強化ポリエステル - Google Patents

改良された表面仕上げを有する射出成形用ガラス繊維強化ポリエステル

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JPH03503657A
JPH03503657A JP1504723A JP50472389A JPH03503657A JP H03503657 A JPH03503657 A JP H03503657A JP 1504723 A JP1504723 A JP 1504723A JP 50472389 A JP50472389 A JP 50472389A JP H03503657 A JPH03503657 A JP H03503657A
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リチャード ライト,ロナルド
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イーストマン コダック カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 れた   上器゛   る・  ノ ガース゛  ボ1エスール 発1と遣−策 発3廊と1吐 本発明は、強化用ガラス繊維を含む射出成形用ポリ(エチレンテレフタレート) 樹脂(PET)に関する。さらに詳しくは、本発明は、成形した場合に予測でき ないほど平滑な表面を有する強化PET樹脂に関する。
IL■説亙 ポリ(エチレンテレフタレート)樹脂は1960年代半ばから知られており、市 販されている。PET樹脂は有用な遮断性(バリヤー性)を有し、容易に射出成 形でき、そしてガラス繊維材料で容易に強化できる。
PET樹脂の使用に関連して依然として問題であるのは、ガラス強化PET樹脂 からの優れた表面平滑性を有する満足な成形品が得られるのは約110°C未満 の成形温度においてであるということである。この問題への一つのアプローチは 、成形された樹脂の離型を容易にする離型剤の使用であった。
表面平滑性の問題を解決する他の試みは、約110°C未満の温度におけるポリ マーの緩慢な結晶化速度による障害に集中していた。エポキシ側基を有するポリ オキシアルキレン鎖のような結晶化促進剤及び粒状成核剤を用いて、110°C 未満の温度に加熱された金型中で材料を成形し且つ平滑な光沢仕上げを保持する ようにガラス繊維強化PET樹脂の結晶化速度を促進していた。
米国特許第3,435,093号は、α−オレフィンと、少なくとも一部分が中 和されたα、β−エチレン系不飽和カルボン酸とのイオン炭化水素コポリマーを 含むポリ(エチレンテレフタレート)樹脂の使用を開示している。イオンコポリ マーの酸基はポリマー鎖に沿ってランダムに分布しており、0%〜100%がN a、に、Ca、Mg5Zn及びPbのような金属カチオンで中和させることがで きる。
米国特許第4,486,564号及び米国特許第4,352,904号は、−a に約0.5〜12重量%のエチレン/メタクリル酸コポリマーならびに約1〜1 2重量%の低分子量有機エステル、ケトン、スルホン、スルホキシド、ニトリル またはアミドを含むPETブレンドを開示している。低分子量化合物は、過冷却 混合物の粘度を減少されることによって過冷却状態のPET樹脂の易動度を改良 することによって高表面光沢及び機能を得るのに必要である。エチレン/メタク リル酸コポリマー及び低分子量易動度添加剤(a+obility addit ive)は共に、高表面光沢及び平滑性を得るのに必要である。
しかしながら、約110°C未満の金型温度において平滑で光沢のある面を有す るガラス強化ポリ(エチレンテレフタレート)の安価で簡易な製造方法がいまだ に必要とされている。
2コ1Jとに絢 従って、本発明の一つの目的は、低分子量滑剤、可塑剤または易動度剤(mob ility agent)を必要とせずにガラス強化ポリ(エチレンテレフタレ ート)樹脂を製造することにある。
本発明の別の目的は、経済的で低コストの方法によって約110 ”C未満の温 度において光沢のある平滑面を有するガラス強化ポリ(エチレンテレフタレート )樹脂を製造することにある。
これら及び他の目的は、以下の明細書から明らかになるが、(i)ポリ(エチレ ンテレフタレート)樹脂;(ii )約10重量%〜約60重量%の強化用ガラ ス繊維;ならびに (ij) (a)10.128 g荷重下で190”Cにおいて測定した場合に 約0.5g/10分〜約150g/10分のメルトフローインデックスを有する エチレン/メタクリル酸コポリマー樹脂の第1、■または■族金属カチオン塩、 及び (b)2,160g荷重下で190℃において測定した場合に約0.5g/10 分〜約150g/10分のメルトフローインデックスを有するエチレン/アクリ ル酸コポリマー樹脂の第1、■または■族金属カチオン塩 を含む約0.1重量%〜約10重量%の成核剤を含んでなる本発明のガラス強化 ポリエチレンテレフタレート樹脂によって達成された。
しい  し の− なうB 110°C未満に加熱されたポリ(エチレンテレフタレート)(PET)成形品 に平滑面を達成するために、従来の慣行では、成核剤としてのイオン炭化水素コ ポリマーを、適当な結晶化速度を保証する低分子量滑剤エステル可塑剤と組合せ て使用する。本発明は、α−オレフィンとα、β−エチレン系不飽和カルボン酸 の特定の種々のイオン炭化水素コポリマーの組合せによって、低分子量滑剤また は可塑剤の助けを借りずに110℃未満の温度において、すなわち、95°Cの 金型中で成形されたときに、平滑面を有する射出成形用ガラス繊維強化ポリ(エ チレンテレフタレート)樹脂が提供されるという意外な発見を示す。本発明者ら は意外にも、望ましい表面平滑性の結果が、先行技術によって開示されるような 、成核剤と低分子量可塑剤との組合せを用いずに達成できることを発見した。本 発明に係る、優れた表面平滑性を有する成形されたガラス繊維強化PET樹脂が 、種々の割合の複数の分子量の成核剤の組合せのみを用いて得られる。
本発明のガラス繊維強化PET樹脂組成物は、ポリ(エチレンテレフタレート) 樹脂、ガラス繊維強化材、及び低流量エチレン/メタクリル酸コポリマーの金属 塩からなる成核剤と高流量エチレン/アクリル酸コポリマーの金属塩との組合せ からなる。「低流量jとは、190℃において10.128 g荷重下で測定し た場合に約10g/10分またはそれ以下の溶融流量を意味する。「高流量」と は、190℃において2.160 g荷重下で測定した場合に約20〜100g /10分の溶融流量を意味する。3〜10g/10分の範囲よりよりわずかに高 いまたは低い流量を有するコポリマーも本発明に使用するのに適当であるが、エ チレン/メタクリル酸コポリマーの流量の好ましい範囲は3〜10g/10分で ある。待に好ましい低流量コポリマーは約7.7g/10分(190″C110 ,128g荷重)の溶融流量を有する。特に好ましい高流量コポリマーは約32 .3g/10分(190°C12,160g荷重)の溶融流量を有する。
本発明に使用するのに適当なPET樹脂は当業者に公知であり、テレフタル酸及 びエチレングリコールのエステル交換または直接エステル化のような公知方法に よって製造できる。
本発明のPET樹脂は好ましくは、フェノール/テトラクロロエタンの60/4 0混合物100戚中0.5gの濃度で測定した時に約0.4d1/ g〜約1. 0dl/gの内部粘度を有する。好ましいPET樹脂は、同一条件下で測定した 場合に約0.6a/gの内部粘度を有する。
本発明のPET樹脂は実質的にエチレングリコール及びテレフタレート酸モノマ 一単位からなることができ、あるいは約5重量%以下の共重合性酸及び/または グリコールモノマーを含んでなることができる。特に好ましい酸コモノマーはイ ソフタル酸である。特に好ましい共重合性グリコールとしては、l、4−ブタン ジオール及び1.4−シクロへキシレンジメタツールが挙げられる。共重合性酸 及び/またはグリコールの量がPET樹脂の約5重量%を越える場合には、樹脂 の結晶化特性が低下し、低成形温度において平滑表面を得るのは困難である。
本発明の成核剤は、周期表の第1、■または■族の1つから選ばれた金属塩で中 和されたエチレン/メタクリル酸とエチレン/アクリル酸とのコポリマーに基づ く。コポリマー鎖上のカルボン酸基はランダムに分布し、カルボキシル基の濃度 はコポリマーの約3から約40%まで変化できる。好ましいカルボキシル基濃度 は10%〜20%である。カルボン酸根は約10%〜100%中和できるが、好 ましくは約40%〜80%まで中和される。中和されたコポリマーの金属カチオ ンは周期表の第1、■または■族のいずれかから選ばれるが、好ましい金属カチ オンはNa、に、Ca、Mg、Zn及びPbであり、最も好ましいカチオンはN aおよびKである。
中和されたエチレン/メタクリル酸コポリマー成核剤の溶融流量は好ましくは、 190°Cにおいて10.128 g荷重下で測定された場合に0.5g/10 分〜約150g/10分の範囲である。
エチレン/メタクリル酸コポリマーの好ましい溶融流量は1g/10分〜約10 0g/10分である。中和されたエチレン/アクリル酸コポリマーのメルトフロ ーインデックスは190℃において2.160 g荷重下で測定された時に0. 5g/10分〜約150g/10分の範囲に、好ましくはIg/10分〜約10 0g/10分の範囲にあるべきである。
エチレン/メタクリル酸コポリマー金属塩とエチレン/アクリル酸金属塩との組 合せの好ましい濃度範囲は約0.1〜約10重量%、好ましくは0.1〜5.0 重量%の範囲にある。エチレン/メタクリル酸コポリマー塩対エチレン/アクリ ル酸コポリマー塩の相対比は好ましくは約4:1〜約1:4の範囲にある。
エチレン/アクリル酸コポリマー塩のみを含むPET樹脂組成物は優れた成形特 性を示し、光沢のある平滑面を伴って製造できる。しかしながら、靭性、耐熱性 及び強度のようなPET樹脂組成物の物理学的性質は、エチレン/アクリル酸及 びエチレン/メタクリル酸金属塩の両者を含んでなるPET組成物に比較して著 しく低下する。エチレン/メタクリル酸コポリマー塩のみを含むPET樹脂組成 物は優れた物理学的性質を保持するが、低温度において成形されると平滑な光沢 面を有する成形品を製造できない。従って、低温度において平滑で光沢のある表 面を有するPET樹脂成形品を製造するためには、エチレン/メタクリル酸及び エチレン/アクリル酸コポリマー塩の両者は前記量及び比で存在しなければなら ない。
ガラス繊維強化材は、たとえば、ガラス繊維、ガラスホイスカー、ガラス糸など のような熱可塑性樹脂と共に常用される任意の形態のガラス繊維強化材であるこ とができる。ガラス繊維強化材濃度は約10重量%〜約60重景%であることが できるが、好ましくは約10重量%〜約55重量%である。好ましい形態のガラ ス繊維強化材は約1/8インチ〜約2インチの長さを有するチョツプドグラスス トランドである。好ましいガラス繊維長さは1/8インチ〜約3/4インチであ る。チョツプドグラスファイバーは公知であり、市販されている。
ガラス繊維強化材の他に、組成物はさらに他の添加剤及び充填剤、たとえば、顔 料、タルク、白亜、アスベスト及び二酸化チタンを含むことができる。さらに、 難燃剤、安定剤、加工助剤及び着色剤のような添加剤も組成物に添加できる。
追加の添加剤は一般に総組酸物の約20重量%以下の量で添加できる。
本発明のガラス繊維強化組成物は、射出成形、吹込成形及び押出加工のような従 来の成形及び二次成形法によって加工できる。これらのブレンドの合成ポリマー 成分を別個に製造して、次いで続いて、溶融押出または回分混合のような手法に よってブレンドすることができる。あるいは、ブレンドの全成分を同時にブレン ドすることができる。
発明の他の特徴は代表的実施態様の以下の説明において明白になるが、これらの 実施態様は発明を説明するために記載するのであって、発明を限定するものでは ない。
拠 拠−よ(対照) 約0.62のインヘレント粘度を有する乾燥ポリ(エチレンテレフタレート)を 、総重量に基づき30重量%の1/8インチガラス繊維、80%がナトリウムで 中和された5重量%のエチレン/メタクリル酸コポリマー(重量に基づき90/ 10)  (メルトフロー= 7.7g/IO分)、1.0重量%のフェノキシ レジン(Phenoxy Re5in) (υn1on Carbideによっ て販売されている熱安定剤)及び0.5重量%のフェノール系酸化防止剤と混合 した。次いで、混合物を約265°Cの温度において1′Aインチー軸スクリュ ー押出機で押出し、そしてベレットに細断した。樹脂ペレットを約150°Cに おいて4時間乾燥し、BOY 50S射出成形機上で硬化温度275°Cにおい て成形した。金型の表面温度を測定すると95℃であった。英国のRank   TaylorHobson Lim1ted of Leicester製のS υRTRONIC10表面計測器の算術平均変型を用いて引張試験片の長さに沿 って数カ所できめを測定した。所定の条件下で成形された時、この例の場合には 表面粗さは平均約33マイクロインチであった。
例1に記載したPET樹脂を、30重量%の1/8インチガラス繊維、4.75 重量%(組成物の総重量に基づく)の80%ナトリウム中和90/10エチレン /メタクリル酸コポリマー(メルトフロー= 7.7g/10分) 、0.25 重量%の80%ナトリウム中和80/20エチレン/アクリル酸コポリマー(メ ルトフロー=32.3g/10分)、1.0重量%のPhenoxy Re5i n及び0.5重量%のフェノール系酸化防止剤と混合した。例1に記載したよう にして混合物を配合し、成形し、そして試験した。意外にも、試験片のきめが例 1に記載したものよりもはるかに平滑であることが観察された。表面粗さは、5 URTRONIC10計測器によって測定すると10ミクロインチであった。こ れらの結果は、生成物の機械的性質に有害な影響を与えずに得られた(表1及び 2参照)、。
10エチレン/メタクリル酸コポリマー(メルトフロー=7.7g/10分)  、0.50重量%の80%ナトリウム中和80/20エチレン/アクリル酸コポ リマー(メルトフロー=32.3g/10分)、1.0重量%のPhenoxy  Re5in及び0.5重量%のフェノール系酸化防止剤と混合した。また、試 験片のきめが例1に記載したものよりもはるかに平滑であることが判明したが、 これは全く予期されないことであった。表面粗さは14ミクロインチであること が判明した。この例は優れた機械的性質をする(表1及び2)。
例−」− 例1に記載したPETを、30重量%のガラス繊維、4.25重量%(組成物の 総重量に基づく)の80%ナトリウム中和90/10エチレン/メタクリル酸コ ポリマー(メルトフロー=7.7g/10分) 、0.75重量%の50%ナト リウム中和80/20エチレン/アクリル酸コポリマー(メルトフロー=32. 3 g /10分)、1.0重量%のPhenoxy Re5in及び0.5重 量%のフェノール系酸化防止剤と混合した。この混合物から成形した試験片上の きめはまた、意外にも、例1に記載したのと同一条件下で成形した時に平滑であ った。表面粗さは8ミクロインチの平均値を有することが測定されたが、この値 は前述した対照サンプル(例1)に関して判明した値の約1/4である。また、 これは組成物の機械的性質に有害な影響を与えずに達成された。
億−j− 例1に記載したPETを、30重量%のガラス繊維、4.00重量%(組成物の 総重量に基づく)の80%ナトリウム中和90/10エチレン/メタクリル酸コ ポリマー(メルトフロー=7.7g/10分) 、1.00重量%の80%ナト リウム中和80/20エチレン/アクリル酸コポリマー(メルトフロー=32. 3 g /10分)、1.0重量%のPhenoxy Re5in及び0.5重 量%のフェノール系酸化防止剤と混合した。この混合物から成形された試験片の きめは、例1に記載されたものよりもはるかに平滑であった。
表面粗さは同一条件下で組成物を成形する場合に10420インチであることが 測定された。また1、成核剤のこれらの組合せを用いることによって、110° C未満に加熱された金型中での成形時に機械的性質は有害な影響を受けず、成形 品のきめが改良された。
本明細書中で使用するインへレイント粘度(1,ν、)はフェノール60重量% 及びテトラクロロエタン40重量%からなる溶媒100d当りポリマー0.50  gを用いて25℃において測定する。
表面粗さは、英国のTank  Taylor  Hobson  Lim1t ed  ofLeicester製の5urtronic 10表面計測器のR a(算術平均)変型を用いて引張試験片の長さに沿って数カ所で測定値を取るこ とによって測定する。表面平滑性はミクロインチで示し、表面に垂直な方向にお ける表面の変動の従来の測定である。
機械的性質の測定のために本明細書中で使用する試験を記載すると次の通りであ る: 溶融流量またはメルトインデックス  ASTM 01238−79破断点引張 強さ           ASTM D638−80破断点伸び             ASTM D63B−80曲げ弾性率              ASTM 0790−80曲げ強さ               ASTM  0790−80アイゾツト衝撃            ASTM D256− 81加熱撓み温度(°C)         ΔSTM D648−72特に断 わらない限り、全ての部、百分率、比などは重量に基づく。強化用ガラス繊維及 び成核剤は組成物総重量に基づく。
前記教示に鑑みて本発明の多数の修正及び変更が可能なことは明白である。従っ て、添付した請求の範囲の範囲内において、明細書中に具体的に記載したのと異 なる方法で発明を実施できることが理解される。
田際調査報告 国際調査報告

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(i)ポリ(エチレンテレフタレート)樹脂;(ii)10〜60重量%の 強化用ガラス繊維;ならびに(iii)(a)10,128g荷重下で190℃ において測定した場合に約0.5g/10分〜約150g/10分のメルトフロ ーインデックスを有するエチレン/メタクリル酸コポリマー樹脂の第I、IIま たはIV族金属カチオン塩、及び(b)2,160g荷重下で190℃において 測定した場合に約0.5g/10分〜約150g/10分のメルトフローインデ ックスを有するエチレン/アクリル酸コポリマー樹脂の第I、IIまたはIV族 金属カチオン塩 からなる0.1〜10重量%の成核剤 を含んでなるガラス繊維強化ポリ(エチレンテレフタレート)樹脂。
  2. 2.前記ポリ(エチレンテレフタレート)樹脂が、フェノール/テトラクロロエ タンの60/40混合物100ml中0.5gの濃度で測定した場合に約0.4 dl/g〜約1.0dl/gのインヘレント粘度を有する請求の範囲第1項の樹 脂組成物。
  3. 3.前記インヘレント粘度が約0.6dl/gである請求の範囲第2項の樹脂組 成物。
  4. 4.前記金属カチオンがNa、K、Ca、Mg、Zn及びPbからなる群から選 ばれる請求の範囲第1項の樹脂組成物。
  5. 5.前記金属カチオンがNaまたはKである請求の範囲第4項の樹脂組成物。
  6. 6.前記エチレン/メタクリル酸コポリマー塩の溶融流量が約1g/10分〜約 100g/10分である請求の範囲第1項の樹脂組成物。
  7. 7.前記エチレン/アクリル酸コポリマー塩の溶融流量が約18/10分〜約1 00g/10分である請求の範囲第1項の樹脂組成物。
  8. 8.前記成核剤が約0.1重量%〜約5.0重量%の量で存在する請求の範囲第 1項の樹脂組成物。
  9. 9.前記ガラス繊維強化材が約10重量%〜約55重量%の量で存在する請求の 範囲第1項の樹脂組成物。
  10. 10.前記エチレン/メタクリル酸コポリマー塩対前記エチレン/アクリル酸コ ポリマー塩の比が4:1〜1:4である請求の範囲第1項の樹脂組成物。
  11. 11.前記エチレン/メタクリル酸コポリマー塩及び前記エチレン/アクリル酸 コポリマー塩が約95:5〜約70:30のエチレン対酸比を有する請求の範囲 第1項の樹脂組成物。
  12. 12.前記エチレン対酸比が90:10〜80:20である請求の範囲第11項 の樹脂組成物。
  13. 13.前記ガラス繊維が1/8インチ〜2インチの範囲の長さを有する請求の範 囲第1項の樹脂組成物。
  14. 14.前記エチレン/メタクリル酸コポリマー塩及び前記エチレン/アクリル酸 コポリマー塩上の酸基の3%〜40%が金属塩の形態である請求の範囲第1項の 樹脂組成物。
  15. 15.前記酸基の10%〜20%が金属塩の形態である請求の範囲第14項の樹 脂組成物。
  16. 16.前記ポリ(エチレンテレフタレート)樹脂が5重量%以下の共重合性酸ま たはグリコールモノマーを含んでなる請求の範囲第1項の樹脂組成物。
  17. 17.前記共重合性モノマーがイソフタル酸;1,4−ブタンジオール;1,4 −シクロヘキサンジメタノール;ナフタレン1,4−または2,6−ジカルボン 酸、二安息香酸、アジピン酸、セバシン酸、デカン−1,10−二カルボン酸、 二グリコール酸もしくはp−ヒドロキシ安息香酸;ジエチレングリコール、プロ パン−1,3−ジオール、ポリテトラメチレングリコール、ポリエチレングリコ ール、ポリプロピレングリコールまたはネオペンチルグリコールからなる群から 選ばれる請求の範囲第16項の樹脂組成物。
JP1504723A 1988-04-04 1989-03-30 改良された表面仕上げを有する射出成形用ガラス繊維強化ポリエステル Pending JPH03503657A (ja)

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