JP3327652B2 - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面外観性、接着性、
耐衝撃性に優れ、さらに耐熱性、低ソリ性、剛性、成形
加工性に優れていることから、これらの諸性質が必要と
される用途、例えば外観が必要とされる音響機器部品、
自動車内装部品、家電部品などに好適な熱可塑性樹脂組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】ABS樹脂に代表されるゴム強
化スチレン系樹脂は、その優れた耐衝撃性、成形加工
性、寸法安定性および良好な表面光沢を有する為、自動
車用、家電機器用樹脂材料として各種の用途に使用され
ている。しかし、高い環境温度で使用されるような条件
のもとでは、耐熱性が充分でないことからその使用が制
限されていた。
【0003】一方、ポリブチレンテレフタレート(PB
T)は、優れた機械的性質、電気特性、耐熱性、耐薬品
性を有しており、エンジニアリングプラスチックとして
広範な分野で使用されている。しかしながら、耐衝撃性
が乏しいという欠点があり、加えて、結晶性が大きいた
め、特にガラス繊維などで強化された樹脂組成物に至っ
ては成形品にソリが発生し、寸法精度に著しく劣る。
【0004】かかる問題を解決する事を目的として、耐
衝撃性、寸法安定性に優れたABS樹脂と耐熱性、耐薬
品性に優れたPBTとをブレンドすることが提案されて
いる。しかしながら、この組成物は、耐熱性および剛性
を付与する目的でガラス繊維に代表される充填材を配合
した場合、成形品の表面外観が悪いという欠点を有して
いる。またPBTに比し、接着剤に対する接着性は改良
されているものの、ABS樹脂の持つ接着性に比べると
非常に低いレベルであり、さらなる接着力の向上が望ま
れていた。
【0005】特開平5−202275号公報には、ガラ
ス繊維で強化されたゴム量が30重量%以下であるAB
S樹脂とPBT樹脂からなる組成物に、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)を1〜10重量部添加する事で
表面外観を改良する事が提案されている。しかし、接着
剤との接着性が十分でないうえ、耐衝撃性が不十分であ
り、PBT樹脂のこれらの欠点を改良すべく添加したA
BSの効果が現れていなかった。
【0006】本発明者は、これらの欠点を解決する事を
目的に鋭意検討した結果、充填材で強化され、ゴム量が
特定の範囲内にあるABS樹脂とポリブチレンテレフタ
レート樹脂からなる樹脂組成物において、特定量のポリ
エチレンテレフタレート樹脂を配合することにより、表
面外観性、接着性、耐衝撃性に優れ、さらに耐薬品性、
低ソリ性、剛性、耐熱性にも優れている事を見出だし、
本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、共役ジェン系ゴム3
0〜70重量部の存在下に、シアン化ビニル化合物15
〜45重量%、芳香族ビニル化合物55〜85重量%、
及び他の共重合可能なビニル系化合物0〜30重量%か
らなる単量体混合物30〜70重量部を重合させて得ら
れるグラフト共重合体(a)15〜70重量%と、シア
ン化ビニル化合物15〜45重量%、芳香族ビニル化合
物55〜85重量%、及び他の共重合可能なビニル系化
合物0〜30重量%とからなる単量体混合物を重合させ
て得られる共重合体(b)13〜60重量%とポリブ
チレンテレフタレート(c)20〜80重量%とポリ
エチレンテレフタレート(d)1.5〜30重量%とか
らなる樹脂組成物100重量部に対して充填材(e)5
〜100重量部を配合してなる熱可塑性樹脂組成物であ
って、ポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテレ
フタレートとの混合重量比率が95/5〜50/50
ある熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0008】以下に本発明を具体的に説明する。
【0009】本発明に用いるグラフト共重合体(a)と
は、ジェン系ゴム30〜70重量部の存在下に、芳香族
ビニル系単量体55〜85重量%、シアン化ビニル単量
体15〜45重量%、及びこれらと共重合可能な他のビ
ニル系単量体0〜30重量%から成る単量体混合物30
〜70重量部を共重合したグラフト共重合体(以下AB
S樹脂と記す)を意味する。
【0010】ここでいうジェン系ゴムとは、ポリブタジ
ェン(PBD)、スチレン・ブタジェン共重合ゴム(S
BR)等が挙げられる。
【0011】上記のABS樹脂における芳香族ビニル系
単量体としては、スチレン(ST)、α−メチルスチレ
ン(AMS)、β−メチルスチレン等が例示され、これ
らの併用も可能である。
【0012】又、シアン化ビニル系単量体としては、ア
クリロニトリル(AN)、メタクリロニトリルなどが例
示されるが、ANがより好ましい。
【0013】芳香族ビニル単量体、及び、シアン化ビニ
ル系単量体と共重合可能なビニル系単量体としては、メ
チル(メタ)アクリレート、ブチルアクリレート等が例
示される。本発明の表面外観性、接着性、耐衝撃性に優
れた樹脂組成物を得るためには、ABS樹脂中の各成分
の構成割合が上記の範囲にあることが必須である。ゴム
量が30重量部未満であるABS樹脂(a成分)を使用
した場合、全樹脂組成物中のゴム量が低下し、最終組成
物の機械的物性、特に耐衝撃性が低くなる。又ABS樹
脂中のジェン系ゴムの量が70重量部を越えると最終組
成物の成形性が悪くなる。又、ABS樹脂中でのマトリ
クス樹脂を形成する単量体混合物中の芳香族ビニル系単
量体の量が85重量%を越えるとABS樹脂の物性が低
下し、一方シアン化ビニル単量体の量が45重量%を超
えると樹脂組成物が不均一になり樹脂が着色しやすい。
芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体と共重合し
得る他のビニル単量体は30重量%以下にすることが必
要である。30重量%を超えるとABS樹脂の物性、特
に耐衝撃性や流動性が低下する。
【0014】ABS樹脂の製造方法としては公知の乳化
重合法、塊状縣濁重合法あるいは溶液重合法が挙げられ
るが、特にゴムラテックスを用いる乳化重合法ABS樹
脂が後のブレンド時の作業性が良いと言うことからより
好ましい。
【0015】本発明に用いる共重合体(b)とは、芳香
族ビニル系単量体55〜85重量%、シアン化ビニル単
量体15〜45重量%、及びこれらと共重合可能な他の
ビニル系単量体0〜30重量%からなる単量体混合物を
共重合した共重合体(以下AS樹脂と記す)である。
S樹脂の含有量は13〜60重量%である。
【0016】上記のAS樹脂における芳香族ビニル系単
量体としては、スチレン(ST)、α−メチルスチレン
(AMS)、β−メチルスチレン等が例示され、これら
の併用も可能である。
【0017】又、シアン化ビニル系単量体としては、ア
クリロニトリル(AN)、メタクリロニトリルなどが例
示されるが、ANがより好ましい。
【0018】芳香族ビニル単量体およびシアン化ビニル
系単量体と共重合可能なビニル系単量体としては、メチ
ル(メタ)アクリレート、ブチルアクリレート等が例示
される。
【0019】AS樹脂中の芳香族ビニル単量体が55重
量%未満であるとAS樹脂が脆くなり、又、85重量%
を超えると樹脂の熱安定性が悪くなる。一方、シアン化
ビニル単量体の量が15重量%未満であると、AS樹脂
の耐薬品性が低く、又、45重量%を越えると成形性が
悪くなる。又、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単
量体と共重合し得る他のビニル単量体は、多くとも30
重量%以下にすべきで、それ以上共重合させると流動性
などが悪くなる。
【0020】又、AS樹脂の製造方法としては、乳化重
合法、縣濁重合法、塊状重合法などがあるが、どの重合
法で作られたものでも問題はない。
【0021】尚、本発明に於いてABS樹脂(a)とA
S樹脂(b)の混合物を用いる場合、その重量基準によ
る混合比率は、(a)/(b)=1/0〜1/4の範囲
に選択すべきである。この混合比率範囲内である限り、
混合の方法などは特に制約がない。
【0022】(a)/(b)の比率が1/0〜1/4の
範囲を外れると、最終組成物の物性、特に耐衝撃性が低
くなり本発明の目的である材料樹脂としては適当でな
い。
【0023】本発明で用いるポリブチレンテレフタレー
ト樹脂(PBT)とは次のようなものである。即ち、
1,4−ブタンジオールとジメチルテレフタレートから
合成されたポリマーを挙げる事ができる。また更に、合
成の際に必要に応じてエチレングリコールや1、3−プ
ロパンジオール等のジオール、テレフタル酸以外のジカ
ルボン酸など少量の第三成分を共縮合させたポリマーを
使用しても良い。
【0024】本発明で使用するポリブチレンテレフタレ
ートは、o−クロルフェノール溶液を25℃で測定した
極限粘度が0.3〜2.5dl/g、特に0.4〜2.
0dl/gの間にあるものが望ましい。
【0025】本発明で用いるポリエチレンテレフタレー
ト樹脂(PET)とは、テレフタル酸(あるいはそのエ
ステル形成誘導体)とエチレングリコール(あるいはそ
のエステル形成誘導体)とを主成分として縮合反応によ
り得られるポリマーを挙げる事ができる。またそのテレ
フタル酸成分あるいはエチレングリコール成分の一部を
他の共重合成分で置き換えても良い。このような共重合
成分のうち、酸成分としてイソフタル酸のごときフタル
酸類、2、6−ナフタリンジカルボン酸などのジカルボ
ン酸類などが挙げられ、グリコール成分としてはトリメ
チレングリコール等の脂肪族ジオール類、ハイドロキノ
ンなどのジヒドロキシベンゼン類、その他ビスフェノー
ル類、芳香族フェノール類などが挙げられるが、その種
類に制限は無い。これらの共重合成分は1種又は2種以
上のものを使用することができる。またその割合は全ジ
カルボン酸当たり、10モル%以下にする事が望まし
い。
【0026】本発明で使用するポリエチレンテレフタレ
ートは、テトラクロロエタン/フェノール(混合率1/
1)溶液を30℃で測定した極限粘度が0.4〜1.0
のものが望ましい。さらに0・5〜0.9のものがより
好ましい。
【0027】上述の(a)〜(d)からなる樹脂組成物
100重量部中に占めるPETの配合量は1.5〜30
重量%であり、好ましくは3〜25重量、更に好まし
くは5〜25重量である。ここで、PETの配合量が
1.5重量未満の場合、表面外観の改良効果がなく、
また、30重量を越えるとPETの結晶化速度の遅さ
ゆえ、成形加工性、及び成形サイクルが悪くる他、耐
熱性が低下する。
【0028】また、上述の組成物のうち、PBTとPE
Tの混合比率は、95/5〜50/50の間にあること
が好ましい、より好ましくは85/15〜60/40の
配合比にあることが望ましい。PBTに対するPETの
比率が5%未満の時、表面外観の改質が満足でなく、逆
にこの比率が50%を越えた場合、PBTとPETのエ
ステル交換反応が顕著となり、耐熱性、耐衝撃姓などが
低下し、ABSとPBTからなるブレンド体の本来ある
べき諸特性が大幅に低下する。
【0029】本発明で用いられる充填材(e)とは、一
般に補強材、耐熱性の改良材ととして用いられるものを
さすが、そのようものとしてガラス繊維、炭素繊維、ア
ラミド繊維、ステンレスや酸化アルミニウムなどの金属
繊維、セラミックス繊維、チタン酸ウイスカー、ボロン
ウイスカー、酸化亜鉛ウイスカー、アスベストなどの繊
維状物質、ガラスフレーク、ガラスビーズ、マイカ、シ
リカ、タルク、クレー、炭酸カルシウム、ウオラストナ
イト、硫酸バリウム、酸化チタンなどの粉状あるいは、
板状の無機フィラーなどが挙げられる。中でも、チョッ
プドストランドタイプのガラス繊維が好ましい。ガラス
繊維は、通常樹脂の強化用に用いられるものであれば特
に限定は無い。さらに、ガラス繊維表面が集束剤、カッ
プリング剤、その他の表面処理が施されていても良い。
ガラス繊維の長さは、補強効果の現れる長さ以上であれ
ば良い。補強効果からの点から、長いほうが好ましい
が、外観性、混合時の作業性、ペレタイジング等を鑑み
て、0.4〜6.0mm程度が好ましく、最終成形品中
のガラス繊維の長さは0.2〜2mmであることが好ま
しい。またこれらの充填材は単独での使用、あるいは2
種以上での使用が可能である。
【0030】充填材(e)の配合量はa〜dからなる樹
脂組成物100重量部に対し5〜100重量部であり、
好ましくは10〜80重量部であることが望ましい。配
合量が10重量部未満では、耐熱性、強度、弾性率など
が不足し、100重量部を越えると表面外観性が悪くな
る他、流動性が低下し良好な成形品が得られない。
【0031】以上の各成分のブレンドには押出機、ニ−
ダ−、ロ−ル等を利用して、溶融混練すれば良い。好ま
しい方法は、ヘンシェルミキサ−等を用いて粉末状原料
を混合し、これを押出機を用いて加熱・溶融させて押出
し・ペレット化する方法によって得られる。
【0032】また本発明の最終組成物は、通常使用され
ている各種の添加剤、例えば可塑剤、酸化防止剤、安定
剤、顔料・染料などを使用する事ができる。さらに本発
明の最終組成物に難燃剤を添加する事もできる。難燃剤
としては、リン酸トリフェニル等のリン系化合物、また
はデカブロモジフェニルオキシド等のハロゲン化合物が
用いられる。なお、これら添加剤の添加量は樹脂組成物
100重量%あたり40重量部以下に抑える必要があ
る。これ以上添加すると最終組成物の物性が低下する。
【0033】
【実施例】以下に本発明の実施例を示して具体的に説明
する。しかしながら本発明はこれら実施例に限定される
ものではない。なお例中の部及び%は全て重量基準であ
る。 本発明で使用した(a)ABS樹脂(b)AS樹
脂の種類を表1および2に示す。
【0034】
【表1】
【表2】 また実施例1〜8、比較例1〜8で得られた組成物の特
性を、以下の6項目で評価した。
【0035】(1)60°反射率 表面外観性をJIS K7105に従い、60°反射率
で評価した。黒色に着色したペレットを用い、射出成形
機で長さ100mm,幅50mm、厚み3mmの平板状
成形品に成形し、一定の位置での60°反射率を測定し
た。
【0036】(2)接着強度 引張り剪断接着力をJIS K6850に従い測定し
た。射出成形機で長さ12cm、幅2.5cm、厚み3
mmの成形品に加工し、この試験片同士を2.5×1.
25cmの接着面積で接着し、23℃、65RH下で7
日間養生した後、引張り試験機で2mm/min.の引
張り速度で強度測定を行った。
【0037】(3)アイゾット衝撃強度 ASTM D256に従って測定した。
【0038】(4)熱変形温度 ASTM D648に従って測定した。
【0039】(5)引張り強度 ASTM D638に従って測定した。
【0040】(6)曲げ弾性率 ASTM D790に従って測定した。
【0041】(実施例1〜3、比較例1〜3)表3に示
すような組成比でABS樹脂(a−1)、AS樹脂
(b)、極限粘度が0.75であるPBT樹脂(c)、
極限粘度が0.73であるPET樹脂(d)部の計10
0重量部に対し、繊維長3mm,繊維径13μmである
ガラス繊維(e)を加え、さらに酸化防止剤と滑剤を各
々0.1部添加した後、V型ブレンダーを用い均一にド
ライブレンドした。ブレンド後の樹脂混合物を大阪精機
(株)製40mm単軸押出機を用い260℃で混練押出
した。
【0042】押出し時は特にベントアップやサージング
が観察されなかった。押出ストランドは、水槽で冷却さ
れペレット化された。このペレットは、熱風乾燥機中9
0℃で4時間乾燥された後、射出成形を行った。射出成
形は、日精樹脂工業(株)性射出成形機TS−100型
で物性評価用試験片を成形した。成形条件は、シリンダ
ー温度が260℃、金型温度80℃、成形サイクルは、
射出15秒、冷却30秒であった。
【0043】試験片は曲げ試験、熱変形温度試験とアイ
ゾット衝撃試験用1/4”バー、および表面外観観察用
平板および接着強度測定用バーである。
【0044】こうして得られた試験片を用い、物性、表
面外観について評価した結果を表3に示した。比較例1
〜3では本発明の必須成分であるPET,PBT,AB
Sのいずれかを配合しない組成物の試験結果について調
べた。PETを配合しない場合、表面光沢・接着強度が
劣り、PBTを配合しない時、表面光沢・耐熱性が劣
り、ABSを配合しない場合、接着強度、耐衝撃性が劣
る。一方、実施例1〜3では、PBT、ABSおよびA
Sブレンドに対するPETの添加効果を調べた。これら
必須成分を配合する事で表面外観は良好で、成形品表面
におけるガラス繊維の浮き出しが観察されない、かつ接
着強度は高く、高い衝撃性、耐熱性を有する組成物を得
ることができた。
【0045】
【表3】 (実施例4〜8、比較例4〜8)これらの例では、実施
例1と同様な方法で表4で示された割合で各成分を混合
した。この結果を表4に示す。比較例4では請求範囲外
にあるABS(a−2)を使用した。比較例5及び6で
はPBTの配合比が、比較例7及び8ではPBT/PE
Tの配合比率がそれぞれ請求範囲外にある組成物につい
て調べたものであるが、表面外観性、耐衝撃性、接着
性、耐熱性のいずれかが不足した。一方、実施例4〜8
では、各成分の配合比率を請求範囲内で変化させたが、
いずれも表面外観性、接着強度、耐衝撃性、耐熱性が高
かった。
【0046】
【表4】
【0047】
【発明の効果】本発明の組成物からなる成形物は、表面
外観性、接着剤との接着性、耐衝撃性に優れ、さらに低
ソリ性、剛性、耐熱性、成形加工性に優れていることか
ら、外観が必要とされる音響機器部品、自動車内装部
品、家電部品など、これらの諸性質が必要とされる用途
に極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 55/02 C08L 25/00 - 25/12 C08L 51/04 C08L 67/00 - 67/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共役ジェン系ゴム30〜70重量部の存
    在下に、シアン化ビニル化合物15〜45重量%、芳香
    族ビニル化合物55〜85重量%、及び他の共重合可能
    なビニル系化合物0〜30重量%からなる単量体混合物
    30〜70重量部を重合させて得られるグラフト共重合
    体(a)15〜70重量%と、シアン化ビニル化合物1
    5〜45重量%、芳香族ビニル化合物55〜85重量
    %、及び他の共重合可能なビニル系化合物0〜30重量
    %とからなる単量体混合物を重合させて得られる共重合
    体(b)13〜60重量%とポリブチレンテレフタレ
    ート(c)20〜80重量%とポリエチレンテレフタ
    レート(d)1.5〜30重量%とからなる樹脂組成物
    100重量部に対して充填材(e)5〜100重量部を
    配合してなる熱可塑性樹脂組成物であって、ポリブチレ
    ンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートとの混
    合重量比率が95/5〜50/50である熱可塑性樹脂
    組成物
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