JPH03503254A - 歯ブラシを製造する方法及びこれに使用するためのブランク - Google Patents
歯ブラシを製造する方法及びこれに使用するためのブランクInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
歯プランを製造する方法及び
これに使用するためのブランク
本発明は、歯ブラシのヘッドを含み、歯ブラシのヘッドが3つ以上の歯ブラシの
ヘッド部を有し、歯ブラシのヘッド部が、その中間の空洞若しくは細い溝の装置
によって、対を成す形で相互に分割され、設けられた剛毛群が所要の位置に固定
され、かつ、歯ブラシのヘッドが局部的に加熱された後に、設けられている空洞
若しくは細い溝に平行な軸線を中心として、前記ヘッド部が相互に角度をなして
いる構造の歯ブラシを製造する方法に関する。
本発明が特に意図していることは、歯の表面と、これに隣接する歯ぐき部の表面
とを、歯の表面と歯ぐき部との間の凹部又は通路を含めて有効に清掃し、合わせ
て、歯と歯の間の空間をも有効に清掃し得るように、剛毛群を設けである歯ブラ
シの製造を可能ならしめることである。
その第一の意図は、この製造を、極力全自動方式で実施することができる方法に
ある。この結合における目標は、(a)使用上有効であり、そのために、コンパ
クトで、殆ど場所を取らず、これと同時に、良好なブラッシング効果を発揮する
ことができ、(b)高精度で信頼性のある方法で、剛毛群を相互に好ましい位置
に位置決めすることができ、(c)食物の残渣、歯磨ペーストの残渣、又は、こ
れらに類似する物が、少なくとも可能のかぎり、剛毛群の根本に集まらない形状
にすることができる歯ブラシの製造を可能ならしめることができる方法にある。
本発明によれば、特定された目標は、3つのヘッド部を存する歯ブラシであり、
この3つのヘッド部が、言わば真中の第一ヘッド部と、第二ヘッド部及び第三ヘ
ッド部とから成り、この第二ヘッド部と第三のヘッド部が、それぞれ、第一ヘッ
ド部の各側部に配置され、この第二ヘッド部と第三ヘッド部が、空洞若しくは細
い溝を有する中間の通路部分によって、第一ヘッド部から分割されている。
このようにする代りに、歯ブラシに、例えば4つ、5つ、又は、6つに分割され
たヘッド部を設け、このヘッド部を、角度を有する断面形状、又はアーチ形にし
た断面形状を有する構造にすることができる。
本発明は、特に、特許出願第880072号に開示されたような製造と結合させ
る場合に、利益が大きい。しかしながら、このような生産モードに限定されるも
のではない。前記特許出願に開示されている歯ブラシの構造は、第二ヘッド部及
び第三ヘッド部とは異なるヘッド部に剛毛群が取り付けられた後に、第二ヘッド
部及び第三ヘッド部に対して第−曲げ加工が施され、この第−曲げ加工が負の角
度の曲率を有し、この第−曲げ加工が実施された後に第二曲げ加工が施され、こ
の第二曲げ加工が正の角度の曲率を有する施される構造である。この負の角度の
曲率を有する第一の曲げ加工が採用されているのは、剛毛群を局部的に決められ
た長さにするための寸法切断と、最終処理(研磨)とを、単一の仕上げ装置を用
いて実施し得るようにするためである。正の角度の曲率を有する第二曲げ加工が
採用されているのは、ヘッド部の最終形状を、このヘッド部が相互に傾斜した輪
郭になし得るようにするためであり、これらによって、高い精度で意図したよう
に、剛毛群を相互に狭められた形状にすることができる。
剛毛群を例えば第一ヘッド部、第二ヘッド部、及び、第三ヘッド部の所要の位置
に配置した後に、剛毛群の間に、熱伝達装置を配置するために比較的限定された
空間が形成される。これらのヘッド部は、加工開始の状態では相互に平らになっ
ていたものである。特許出願第880072号に開示されたようなヘッド部に対
して負の角度の曲げ加工を施すことによって、ヘッド部に対して正の角度の曲げ
加工を施す前、言わば、反対側に負の角度の曲げ加工を施す前に、剛毛群の間に
、加熱装置にとって都合の良い空間を設けることができる。
以下に提案する解決法によって、ヘッドの剛毛支持側のヘッド部の間の空洞及び
細い溝を、正の角度の曲げ加工によって最終形状にした後に、この空洞を圧縮状
態にする時、言わば剛毛支持側を相互に合わせて密着させるように押圧する時に
、これと同時に、この曲げ加工を実施し得る構造にすることができる。
しかしながら、この最後に挙げた解決法における問題点は、ヘッド部の剛毛支持
側の密着押圧された溝にポケットが形成された時に、このポケットが、食物の残
渣や歯磨ペースト、或いはこれらに類似するものを集める形状になり品いという
ことである。
本発明の意図は、ヘッド部を合わせて押圧するという後続の工程に依存せず、し
かも、ヘッド部をヘッドの剛毛支持側に比較的密着するように突き当てるが、食
物の残渣等が集まる四部を形成せず、これと同時に、ヘッドの剛毛群とは独立に
、加熱装置を容易に収容する可能性を増大させるように、ヘッド部を配置するこ
とができるという解決法にある。
自動的に作動する生産装置を用いて特許出願第880072号に基づく歯ブラシ
の製造を実施することが、実用的に、困難であることは証明されている。特定の
問題点は、角度を与える工程の直前、又は、この工程の実施時に、加熱工程を接
続させる場合に発生することがあり得る。この問題点は、主として、歯ブラシの
ヘッドの角度を与える範囲を有効に加熱することができ、しかも、これに隣接す
る範囲に対して、可能なかぎり、このような加熱を加えないような配置にするた
めに、空間を限定する結果として発生するものである。
この公知の問題解決法においては、ヘッド部の間の空洞若しくは細い溝を、歯ブ
ラシのヘッドの剛毛支持側に配置するように選択していた。これは、加熱装置の
ために、可能のかぎり最も良い空間を形成するためである。
前記空洞若しくは細い溝の加熱を実施し、その後に、最終形状に曲げ加工を実施
することによって、V形空洞を、同時に一緒に、I形スリットの形にクランプす
ることができ、かつ、必要に応じて、空洞の表面を連続的に接触するように一緒
に溶融させることができる。しかしながら、これを全自動方式の製造工程で管理
することはできない。
公知の構造によれば、その誘導加熱の際に加熱装置のための空間を集め、他方に
おいて、誘電による負の角度の曲げ加工をV形量口部に発生させることができ、
従って、後続する加熱工程で、ヘッド部の正の角度の曲げ加工が終了する前に、
加熱装置を、歯ブラシのヘッドの剛毛支持側から空洞若しくは細い溝に、接近さ
せ易くすることができる。
本発明が意図していることは、一般的には、言わば、第一の最初の負の角度の曲
げ加工の前、及び、後続する正の角度の曲げ加工の前に、加熱装置を容易に空洞
若しくは細い満の底部に接近し得るようにし、これによって、歯ブラシのヘッド
の形状を複雑にしないことを達成することにある。さらに、空洞若しくは細い溝
の形状を、その加熱される範囲が歯ブラシのヘッドの非常に限定された範囲に制
限し得るようにすること、言わば、主としてヘッド部の間の通路部分にすること
を意図している。これによって、より迅速な加熱と、より良く制御された加熱と
を達成することができ、これによって、多少なりと全自動化された製造において
、歯ブラシを合理的に製造し得る可能性を増大させることかできる。
この公知の構造においては、歯ブラシのヘッドの剛毛支持側の細い溝若しくは空
洞を用いれば、剛毛群が空洞若しくは細いFiに密着するまで局在化され、剛毛
の固定範囲又は剛毛群の不必要な加熱によって、剛毛群の固定孔に変形が発生し
、その結果として、剛毛群の固定が緩(なるという欠点があった。本発明は、こ
の欠点を除去することを意図している。
本発明に基づく方法は、空洞若しくは細い溝を、歯ブラシのヘッドの背部、言わ
ば剛毛を支持している側に対向する側の部分に設けることと、歯ブラシのヘッド
の各空洞若しくは細い溝の底部を局部的に加熱することと、各空洞若しくは細い
溝の中に、空洞若しくは細い溝の底部を加熱するための熱伝導装置を導入し、そ
の後に、歯ブラシのヘッドの、空洞若しくは細い溝が設けられている底部の直ぐ
脇の剛毛支持側に配置された前記各軸線の1本ずつの軸線の周囲に、角度付与加
工を行うこととを特徴としている。
高周波加熱を使用する場合には、歯プランのヘッドの対向する側部に電極を同時
に配置して、剛毛群に隣接する部分、又は、剛毛群を固定している点に対して悪
影響を与えることなく、空洞若しくは細い溝の底部の中間部分を有効に加熱する
ことができる。このような高周波加熱を使用すれば、前記中間の部分の材料に、
この材料を直角に貫くように誘電を発生させるので、同時加熱を行うことができ
る。
高温の空気を使用する場合には、大きく加熱するだけ、すなわち、必要に応じて
、歯ブラシのヘッドの背部から加熱した後に、空洞若しくは細い溝に方向に上に
出来るだけ密着するように全体を加熱するのが好ましい。このような場合には、
この壁部を貫くように迅速に加熱するために、ヘッド部の間の壁の厚さ、言わば
空洞の壁の厚さを極力薄くするのが好ましい。このヘッド部の間の範囲に比較的
薄い壁体層を採用することによって、前記ヘッド部の間の範囲を、特に迅速かつ
有効に加熱することができ、従って、このヘッド部の間の範囲に対する加熱を限
定することができる。
また、本発明は、以上説明した方法に基づいて歯ブラシを製造するためのブラン
クにも関連するものであり、このブランクは、歯ブラシが歯ブラシのヘッドを含
み、この歯ブラシのヘッドが3つ以上のヘッド部を有し、このヘッド部が中間の
空洞若しくは細い溝の装置によって対を成す形で相互に分割され、設けられた剛
毛群が所要の位置に固定され、かつ、歯ブラシのヘッドの局部加熱が行われた後
に、前記ヘッド部が、設けられている空洞若しくは細い溝に平行な軸線を中心と
して相互に角度をなすように取り付けられている歯ブラシである。
この本発明に基づくブランクは、空洞若しくは細い溝か歯ブラシのヘッドの背部
、言わば剛毛支持側に対向する側に設けられ、ヘッド部を相互に角度をなすよう
にするための軸線が、ヘッド部の剛毛支持側、又は、このヘッド部の剛毛支持側
に、若しくは、このヘッド部の剛毛支持側で、この空洞若しくは細い溝に直接的
に対向するように配置されることを特徴としている。
剛毛を支持する側に対向している側部に、空洞若しくは細い溝を配置することに
よって、幾つかの長所を得ることができる。第一の材料の長所は、空洞若しくは
細い溝を、仕上げ位置から仕上げ位置までの有効な案内溝として採用することが
できるということから成り立っている。他の重要な長所は、加熱(特に高温空気
による加熱)の操作を、剛毛支持側に対向している位置にある歯ブラシのヘッド
の側からバルクの全部又は部分に対して実施することができるということから成
り立っている。これによって、歯ブラシのヘッドのヘッド部の間の通路部分を集
中的、及び、局部的に加熱するための加熱構造を、設けられている空洞若しくは
細い溝に、有効に導入することができ、かつ、これに対応して、加熱構造の正確
な位置決めを、隣接するヘッド部の剛毛群に対する意図しない加熱を行う危険を
侵すことなく、細い溝の中で行うことができる。
本発明に基づいて、隣接する2つのヘッド部の間の通路部分を集中的に曲げる加
工を行うことによって、ヘッド部の曲げ加工を、意図するように相互に正確に、
行うことができる。この正確な曲げ加工を実施した結果として、ヘッド部を相互
に隣接するように形成することができ、従って、外側のヘッド部の剛毛群のうち
の成る剛毛群を、中間のヘッド部の剛毛群に対して平らになるように配置し、又
は、この中間のヘッド部の剛毛群の間に配置することができる。これによって、
隣接するヘッド部の剛毛群を成る剛毛群の外側の端部で相互に有効に支持して安
定に固定することができ、他方、外側のヘッド部の残余の剛毛群を、このような
特別な固定と特別な支持とを必要とすることなく、中間のヘッド部の外側で被覆
しないようにすることができる。従って、異なるヘッド部の剛毛群に対して異な
るブラッシング効果を容易に発揮することができる。
また、本発明は、歯ブラシのヘッドを含み、歯ブラシのヘッドが3つ以上のヘッ
ド部を有し、ヘッド部が中間の空洞若しくは細い溝の装置によって、対を成す形
で相互に分割され、設けられた剛毛群が所要の位置に固定され、前記ヘッド部が
、形成された空洞若しくは細い溝に平行な軸線の周囲に、相互に角度をなすよう
に取り付けられ、剛毛群の列が各ヘッド部に固定され、一方の外側のヘッド部の
剛毛群が、他方の外側のヘッド部の剛毛群の方向に傾斜するように配置され、剛
毛群が、歯ブラシのヘッドの中央部から、歯ブラシのヘッドの対向する長軸方向
の側の縁の方向に外側に、横方向に傾斜するように長さが増大する剛毛を有し、
成る剛毛群の剛毛の直径が残余の剛毛群の剛毛の直径よりも大きい歯ブラシに関
するものである。
「剛毛群」という用語は、人工的に生産されて、成る決められた長さを有するフ
ィラメントの房又は束を意味する。この「剛毛群」という用語は、他の材料、例
えば豚の毛、馬の毛、その他の天然物を排除するものではないが、通常の場合、
このような天然物は、補給しなければ殆ど使用することができない。この「剛毛
群」という用語は、このような小さい房又は束の他に、歯ブラシのヘッドに設け
られた番孔のための空間を意味している。
本件において、「列」の形に配置された剛毛群を参照する場合には、剛毛群が正
確に列の形に配置されていることを暗示している。しかしながら、剛毛群を異な
る方法で、言わば多少不規則に、例えば、ジグザグな経路などの形に配置するこ
とは容易に行うことができる。
本発明においては、既に説明したように、1つの歯ブラシを、使用者の口の中で
、歯の列に対して単純であって複雑でないように移動させることによって、歯冠
部、歯の側部、歯の間の空間、及び、歯と歯ぐきとの間の凹部若しくはポケット
に対して、可能な限り最高のブラッシング効果を発揮し得るようにすることを意
図している。
さらに、取扱い上、強度上、及び、衛生上、可能なかぎり好ましい形状にするこ
とを意図している。
本発明に基づく歯ブラシは、空洞若しくは細い溝が歯ブラシのヘッドの背部、言
わば剛毛支持側の反対側に配置され、中央のヘッド部の剛毛群の端部が、外側の
2つのヘッド部の剛毛群の最も内側の列の剛毛群とほぼ同じ高さにあることを特
徴としている。
特に好ましい解決法は、最も大きい剛毛の直径を有する剛毛群であり、この直径
が、公知の方法等によって、主として歯ブラシのヘッドの中央部に対して限定さ
れ、前記剛毛群が少なくとも最も内側の剛毛群の列の中、又は2つの外側のヘッ
ド部の最も内側の剛毛群の列の中に配置され、2つの外側のヘッド部の最も内側
の剛毛群の列が相互に、又は、中間のヘッド部の最も内側の剛毛群の列に、傾斜
して突き当たる剛毛群である。
さらに大きい長所を有する解決法は、ヘッド部の間にあって、歯ブラシのヘッド
の剛毛支持側の比較的浅い空洞と、歯ブラシのヘッドの対向する側の空洞若しく
は細い溝の非常に深い空洞とを、漸増する形で接続する形状を有する通路部分で
ある。しかも、これによって、相互に、及び、歯ブラシの柄の部分に対して、歯
ブラシの異なるヘッド部の大きい剛性と強度を有する材料の消費量を節約するこ
とができる。
さらに、本発明の特徴を、図を参照して行う説明によって明らかにする。
第1図は歯ブラシのブランクの背部を示す平面図、第2図は剛毛群を所要の位置
に配置した後の歯ブラシのブランクの断面図、第3図は第2図の歯ブラシのブラ
ンクの拡大図、第4図は前記ヘッドの最初の負の角度の曲加工が行われた後にお
ける第2図に対応する断面図、第5図は歯ブラシのヘッドの正の角度の曲げ加工
が行われた後における第4図に対応する断面図、第6図は最終的に歯ブラシの底
部に非常に大きい溝が設けられた形状に形成される状態を示す歯ブラシのブラン
クの第1図に示した歯ブラシのブランクに対応する図面、第7図及び第8図は第
二の形態の第2図及び第5図に対応する断面図、第9図及び第10図は第三の形
態の第2図及び第5図に対応する断面図、第11図及び第12図は第四の形態の
第2図及び第5図に対応する断面図、第13図は本発明に基づく歯ブラシのヘッ
ドの平面図、第14図は本発明に基づく歯ブラシのヘッドの代替的構造の第13
図に対応する図面、第15図は本発明に基づく歯ブラシの歯をブラッシングして
いる時の略図である。
第1図に歯ブラシのブランク10を示す。この歯ブラシのブランク10は、ヘッ
ド10aと、柄の部分10bとを有し、このヘッド10aと柄の部分10bとが
細い首部10cで結合されている。歯ブラシのブランク10の背部には、第1図
に示すように、空洞若しくは細い溝11.12が形成され、この細い溝11.1
2はこの歯ブラシの長軸線方向に延びており、これは、言わば、図に示す柄の直
線部分の側部10b’ 、10b’に対して平行である。細い溝部11.12は
、ヘッド10aを、3つの長方形のヘッド部13.14.15に区切っている。
第一の、中央のヘッド部13は、基本的に、首部10aと柄1.Obとの間で、
首部10eと平らであり、この4部10cに平行に延びている。第二ヘッド部1
4は一方の溝11から外側方向に横に突出しているが、他方のヘッド部15は第
二の溝12から外側方向に横に突出している。首部10eの各側部の、ヘッド部
14と首部10cとの間、及び、ヘッド部15と首部1.Ocとの間には、いわ
ゆる移行部分があり、これらの移行部分では隅が丸い固定部分16.17が延び
ており、これらの固定部分16.17は、設けられた空洞若しくは細い溝に対し
て平らであって、薄い壁を有し、これらの薄い壁の厚さは、言わば、空洞若しく
は細い溝の厚さに対応している。
第2図に示すブランクの加工開始の状態では、ヘッド部13.14.15が相互
に平らである。各ヘッド部13.14.15には多数の孔18が設けられ、この
多数の孔18は、長袖方向及び横断方向に、多数の列を形成するように配置され
ている。第2図には、横断方向の1列の孔のみを示す。より具体的には、第一ヘ
ッド部13の2つの孔の列と、残余の2つのヘッド部14.15のそれぞれの4
つの孔の列とを示す。この列の数と穴の数は致命的要素ではなく、要求及び必要
に応じて変更可能であるが、ヘッド部13の各列には1つ又は2つの孔が存在す
るものと想定し、これらの全てについて、比較的小型の歯ブラシであるか、比較
的大型の歯ブラシであるかに応じて検討する。
番孔18には剛毛群19が挿入される。剛毛群1つは、それぞれ第3図に示すよ
うに、固定板20を用いて、設けられている孔18の中の所定の位置に固定され
る。この剛毛群19はこの固定板と共に、公知の方法等によって押し込まれ、孔
18に摩擦保持される。図に示すように、剛毛群の内側の端部19aは、これに
結合された固定板20と共に、孔18の底部に局在化される。第2図に示すよう
に、空洞若しくは細い溝11.12の底部11a、12aは、剛毛群の固定板2
0の高さよりもかなり高い位置に設けられる。細い溝11.12の底部11a、
12aの幅aは、空洞若しくは細い溝の高さbl又は、これらの側面11b、1
2bの高さbにほぼ対応している。空洞若しくは細い溝の側面1.1bS12b
は、それぞれ、各底部11a、12aから外側方向に、角度Vをなすように開い
ており、この角度Vは約15度である。
第1図及び第2図に示す細い溝の最大幅a′は、例えば最少幅の値に1ミリメー
トルを加えた値であり、これに対して、第5図及び第6図に示す細い溝の最大幅
a′は、例えば最少幅の値に3ミリメートルを加えた値である。歯ブラシのヘッ
ドの最終仕上げの状態で細い溝を圧縮する代りに、公知の方法を用いて、細い溝
を剛毛群支持側に圧縮すれば、
加熱動作を伴なう曲げ加工動作の実施時に、空洞若しくは細い溝に成る引張りが
加えられるので、ヘッド部と歯ブラシのヘッド部の背部の部分との結合部分のみ
ならず、このヘッド部とこの歯ブラシのヘッド部の剛毛群支持側との結合部分も
、成る程度膨張する。
本発明によれば、歯ブラシのヘッド部を比較的均一に拡大し、この歯ブラシのヘ
ッド部の剛毛群支持側の材料の勾配をなくし、これによって、最終的に仕上げら
れた形状の爾ブラシのヘッド部に、食物の残渣や残留歯磨ペースト等が集まるの
を防止することができる。
この図に示す形態においては、ヘッド部10aは、その加工開始の状!!(第1
図及び第2図)における全体の幅が約34ミリメートルであり、(柄10bに平
行な)長さが20ミリメートルである。ヘッド部13.14.15の厚さは5ミ
リメートルである。ヘッド部13は幅が6ミリメードルであり、これに対して、
ヘッド部14.15は、それぞれ、幅が12ミリメートルである。ヘッド部13
.14.15の剛毛群のための孔18は深さが約2.5ないし3.5ミリメート
ルであり、これに対して、この各細い溝は幅が約2ミリメートルである。
第4図に示すヘッド部10aは、このヘッド部10aの剛毛支持側を第−型の高
温空気ノズル20を用いて加熱している状態であり、他方、この歯ブラシのヘッ
ドの対向する側に第二型の高温空気ノズル21を挿入した後の状態である。第4
図に示すヘッド10のヘッド部14.15は、空洞若しくは細いall、12の
範囲の加熱が実施された後に、ヘッド部13に対して負の角度に曲げ加工が施さ
れている。第4図に、ヘッドに対して負の角度に曲げ加工を実施して、長さの異
なる列を形成するために、束ねられた剛毛群19を1回の動作で切断するための
切断線を、破線22を用いて示す。
第5図に、以上説明した方法に対応する方法で、高温空気ノズル10.21の装
置を用いて、新たに加熱した後のヘッド部10aを示す。このヘッド部10aは
、第5図に示すように、歯ブラシの最終仕上げ形状に対して正の角度の曲げ加工
が施される。
第6図に、最終仕上げ形状の歯ブラシ10’ を示す。
この形状の歯ブラシ10′は、この歯ブラシのヘッド部10a′が最終的に仕上
げられる形状に設けられており、これは、言わば、ヘッド部14.15が第5図
に示すような正の角度の曲げ加工が施された後であり、高温空気ノズル20,2
1が歯ブラシから取り外された後の状態である。本発明においては、高温空気ノ
ズルは、高温の空気流を用いて、細い溝11.12の各底部11a112aを加
熱するための加熱装置10.21として採用されるものである。
このようにする代りに、他の適当なタイプの加熱装置、例えば、高周波加熱装置
等を採用することができる。このような高周波加熱装置を用いて、歯ブラシのヘ
ッドの反対側の側部に加熱装置に直接誘電接触を形成することができ、これは、
言わば、空洞若しくは細い溝を直接対向させることである。このような場合には
、加熱装置を特殊に遮蔽を行う必要はなく、電極を用いて、空洞若しくは細い溝
の底部の材料のみを有効に局部加熱することができる。
この図に示す形態においては、高温空気ノズル20、21は断熱装置20a、2
1aによって限定される。この断熱装置20a、21aは、剛毛群と、細い溝の
側面11b、12bに対して、意図しない加熱が加えられるのを防止するもので
ある。この熱伝達装置は、例えば、矢印23を用いて示すように、外部から冷た
い空気を走掃することができる。高温空気ノズル20.21、及び、断熱装置2
0a、21aの装置を用いて、ヘッド部13とヘッド部14との間の通路部分に
対する局部加熱を制御し、ヘッド部13とヘッド部15との間の通路部分に対す
る局部加熱を制御することができ、これに対して、ヘッド部13.14.15の
、細い溝の側面11b。
12bは穏やかに加熱される状態に維持される。このヘッド部13.14.15
の意図しない変形を利用して、ヘッド部を意図するように相互に正確に曲げる時
に、これと同時に、曲げ過ぎるのを防止することができる。
剛毛群が番孔から抜は出るのを防止するために空洞若しくは細い溝の側面11b
、12bが加熱されるのを防止し、これによって、ヘッド部13.14.15の
加熱を、各剛毛群をその各固定板と共に固定している孔18の底部で任意の速度
で、減少又は防止させることが極めて重要である。交差部分14a、15bの装
置を用いて、ヘッド部14.15のそれぞれの曲げ加工の軸線を示す。
剛毛群19の最も内側の長軸方向の列を、ヘッド部13の隣接する剛毛群に対し
て好ましい位置に位置決めするために、曲げ加工軸線を空洞若しくは細い溝に近
い範囲に設定することが重要であり、より具体的には、この曲げ加工軸線をヘッ
ド部13から最も遠い範囲にすることが重要である。
第4図に、穏やかに負の角度に曲げる角度を示す。異なるヘッド部14.15の
中の剛毛群の長さと、ヘッド部13の剛毛の長さとの差を大きくするために、負
の曲げ加工の角度を、第4図に示した角度よりも大きくすることができる。
第5図にも、穏やかな正の曲げ加工の角度を示す。ヘッド部14.15の剛毛群
をさらに相互に回転させするために、第5図に示した曲げ加工角度よりも大きい
正の曲げ加工の角度を採用することができる。
ブランクの代替的製造モードによれば、加工開始状態で、第2図に示した形状の
代りに、例えば第4図に示した負の曲げ加工の角度にする場合には、剛毛群をヘ
ッド部の第4図に示した位置に直接充填することができる。
その後に、第4図に直線的な破線で示したように、剛毛群の切断を行う。また、
第4図に示したような負の曲げ加工の角度にする代りに、加工開始状態で、歯ブ
ラシの剛毛群の頂部に沿って直接仕上げる凹の皿ねじの形状を形成する適当な仕
上げ装置を用いて、第2図に示したように直接切断することも可能である。高温
空気ノズル20.21を用いて歯ブラシのヘッドの対向する側部の加熱を行なう
代りに、必要に応じて、高温空気ノズル20装置のみを用いて、負の曲げ加工の
角度の曲げ加工を行う前に、加熱を行うこともでき、これに対して、歯ブラシの
ヘッドを正の曲げ加工の角度に曲げるための、後続する加熱工程で、高温空気ノ
ズル21のみを採用することができる。第5図に示したように、細い溝の底部の
加熱は、ハツチを施した縁の部分24を用いて示すように限定した範囲に制限す
ることができる。これによって、空洞若しくは細い溝の底部を特に強く加熱し、
これを、曲げ加工動作を行っている時に、主として、底部に隣接するヘッド部1
3.14の間、及び、ヘッド部13.15の間の通路の層を、正の曲げ加工角度
まで拡大することができる。
第7図及び第8図に第二の形態を示す。第7図に歯ブラシのブランク100を示
す。このブランク100はヘッド100aを有し、このヘッド100aは正確な
断面の線122aを有し、この断面の線122aは、適当な仕上げ装置によって
、第2図に示した加工開始状態から形成される。第8図に、最終的に可撓性を有
する歯ブラシのヘッド100′の第5図に対応する部分の最終仕上げ形状を示す
。第7図及び第8図に示す形態においては、比較的深い空洞若しくは細い溝1]
、12が、歯ブラシの背部に作られて、この歯ブラシのヘッドの剛毛支持側の比
較的浅い空洞若しくは細い溝111.112に対向するように配設される。第8
図に示すように、特に壁が薄い通路部分が、各対のヘッド部13.14、及び、
ヘッド部13.15の間に形成される。
第9図に歯ブラシのへラド110aの第三の形態を示す。この形態の歯ブラシの
へラド110aは凹又は凸の形に折り曲げ加工られる断面線122bを有し、こ
の断面線122bは、加工開始の状態で、第2図に示すように作られる。これに
引き続いて、第5図に示した部分に対応する部分に示す、最終的に可撓性を有す
る歯ブラシのへラド110aの形状を、第10図に示す。第9図によれば、中央
のヘッド部13の剛毛群は、ヘッド部14.15の隣接する剛毛群よりも概ね長
い形状である。これによって、ヘッド部13の比較的長い剛毛群が隣接するヘッ
ド部14.15の剛毛群の間に有効に楔係合し、これによって、やや軟らかく、
又は剛性のやや少ない剛毛群が、隣接するヘッド部14.15の剛毛群の間に、
有効に楔係合する。第10図に示すように、ヘッド部14.15の剛毛群の成る
剛毛は、中央のヘッド部13にある剛毛群の剛毛の間に内側方向に、局部的に突
き通される。
これは、この中央のヘッド部13にある剛毛群を特に支持して保持するためであ
る。
第9図及び第10図に基づく構造においては、歯ブラシのヘッドの背部に特に深
い空洞若しくは細い溝11−112が示されており、この歯ブラシのヘッドの剛
毛支持側の空洞若しくは細い溝の代りに、ビード11a。
112aが設けられ、このビードが、ヘッド部13.14の間とヘッド部14.
15の間とにそれぞれ設けられた薄肉通路と共に、凹んだアーチ形を形成する。
第11図及び第12図に、第四の構造の歯ブラシのヘッド120aを示す。この
形態の歯ブラシのヘッド120aは、この図においては、5つの空洞若しくは細
い溝121を有し、この5つの空洞若しくは細い溝121は、これに対応するよ
うに分割された6つのヘッド部123を形成する。この図に示す形態においては
、各ヘッド部に1列の剛毛群が示されているが、各ヘッド部の剛毛群の列の数は
変更することができ、要求があれば、必要に応じて2つ、又はそれより多い数ま
で増加させることができる。
本発明に基づいて高品質の歯ブラシを製造するために、100度まで、又は、1
00度より高い温度に耐える熱可塑性材料を使用することが好ましい場合でさえ
も、本発明に基づいて熱可塑性材料を使用することができ、この熱可塑性材料は
、最少の加熱エネルギーを供給すれば可撓性を得ることができる。従って、充分
な力を加えて公差の少ない曲げ加工を行うことができる材料を採用することによ
って、熱可塑性材料を使用する成型を、例えばほぼ100度未満の温度で行って
室温まで下げることができ、要求に応して硬化後に組み合せる場合には、歯ブラ
シのヘッドを、曲げた後に、全体として又は部分的に、可撓性を有する形状に維
持することができる。
第13図に歯ブラシのブランク30を示す。この歯ブラシのブランク30は3つ
の部分から成るヘッド31を有する。これは、言わば、相互に角度をなす3つの
ヘッド部31a、31b、31cを有し、この3つのヘッド部31a 、3]、
、b 、31cは対をなす形に結合されている。外側の2つのヘッド部31a、
31cはほぼ長方形であり、この長方形の部分に剛毛群23aないし23c12
4aないし24e、25aないし25 e s 26 aないし26eが長方形
に分布している。この図には、中央のヘッド部31bも長方形であり、この中央
のヘッド部31bには1列の剛毛群32aないし32eが設けられていあるよう
に示されているが、実用的には、この中央のヘッド部に、例えば2列(又はそれ
以上の列の)剛毛群を設けることができる。第13図には、全ての剛毛群を、こ
の歯ブラシのヘッドの長軸方向に並ぶ形の列と、この歯ブラシのヘッドの横方向
に並ぶ形の列とを形成した状態を示しである。
第14図に、2列の剛毛群32a′ないし32a′、32a′ないし32a′を
、第13図に対応する代表的な形で示す。この2列の剛毛群32a′ないし32
a′、32a′ないし32a’は、相互に、この歯ブラシのヘッドの長軸方向の
列、及び、横方向の列を形成するように延びているが、この剛毛群は、この歯ブ
ラシのヘッドの横方向には、隣接するヘッド部31a、31eの剛毛群の列に一
致するように延びている。これによって、中央のヘッド部31bの各剛毛群を、
それぞれ隣接するヘッド部31a、31cの間に突き刺すように侵入さて、この
隣接するヘッド部31a、31cによって支持することができる。
第13図及び第14図に、剛性の異なる剛毛(フィラメント)を有する剛毛群を
設けた歯ブラシのブランクを示す。この図は、図示したブランクを有する歯ブラ
シのヘッドの部分を平面図の形で示す。この歯ブラシのヘッドは、結合された剛
毛群が取り付けられた後に、先ず最初に負の角度に曲げられ、その後に、この全
ての剛毛群がこの負の角度の状態で切断され、その後に、このヘッド部が最終の
角度の形状に曲げるために切断される。
第13図に、ヘッド部31a、31cに、剛性か相対的に最も大きい第一のタイ
プの内側の剛毛群23a123b 、23c 、23d 、23e (これら
の全てを黒色で示す)と、中程度の剛性を有する第二のタイプの剛毛群24c、
25e、26 (これらの剛毛群を点で示す)とを、最小の剛性を有する残余の
第三のタイプの剛毛群24a、26a ;24b、26b ;24d、25d
。
26d ;24e、25e126e (これらの全てを白色で示す)とを示す
。このヘッド部31bに、中程度の剛性を有する第二のタイプの剛毛群32aな
いし32e(点で示されている)を示す。
第14図において、ヘッド部31a、31cは、第一のタイプの内側の2列の剛
毛群23bないし23d124bないし24d (これらの全てを黒色で示す)
を有し、この第一のタイプの内側の2列の剛毛群23bないし23d 、24b
ないし24dは、相対的に最も大きい剛性を有し、このヘッド部31a s 3
1cはさらに残余の剛毛群を有し、この残余の剛毛群は相対的に最も小さい剛性
を有する第三のタイプの剛毛群32a′ないし32d’ 、32a’ないし32
d’(これらの全てを白色で示す)を含んでいる。
本発明に基づいて関心が集められる「剛毛」すなわちフィラメントの区分を行う
場合には、剛毛群を、例えば、それぞれ具体的に決められている直径によって、
次のように、すなわち、直径が(A)0.10ミリメートル、(B)0.15ミ
リメートル、(C)0.20ミリメートル、 (D)0.25ミリメートル、
(E)0.30ミリメートルである5つの区分を採用することができる。
これらの剛毛の区分りは剛性が比較的大きい第一のタイプの「剛毛」を表わし、
これに対して、区分Cは剛性がより中程度の第二のタイプの「剛毛」を表わし、
区分Bは剛性が殆どない第三のタイプの「剛毛」、すなわち、非常に柔軟な第三
のタイプの「剛毛」を表わしている。
区分Aは、例えば第三のタイプの剛毛群の剛毛を特に柔軟で非常に小さい剛性を
有する「剛毛」にするために、区分Bを混用した区分Aを採用することができ、
他方において、これに対応するように、第一のタイプの剛毛群の剛毛を剛性が特
に大きい「剛毛」にするために、区分りを混合した区分Eを採用することができ
る。しかしながら、必要に応じて、異なるタイプの剛毛群のために、区分Aない
しEの異なる全ての混合物の「剛毛」を選択することができる。
第一のタイプの剛毛群は、例えば、剛性の大きい剛毛を除いて構成することがで
きる。これは、言わば、直径の比較的大きい剛毛、又はバスト直径か比較的大き
い高品質の剛毛と、剛性の小さい低品質の剛毛とを用いて剛毛群を構成すること
である。
第二のタイプの剛毛群は、例えば、約半分を剛性の大きい剛毛とし、残余の約半
分の剛毛を、バスト直径が小さい、又は、より中程度の剛毛にすることによって
構成することができる。
第三のタイプの剛毛群は、例えば、剛毛の直径が小さい高品質の剛毛と、剛毛の
直径が成る程度大きい低品質の剛毛とを用いて剛毛群を構成することができる。
このようにする代りに、第三のタイプの剛毛群は直径の小さい剛毛のみを用いて
構成することも出来る。
これによって、異なる剛毛群が、剛毛群の剛性に基づき、また、歯ブラシのヘッ
ドにおける剛毛群の位置に基づいて、全ての異なるブラッシング作用を発揮する
ことが可能である。
本発明によれば、成る剛毛群が、隣接する剛毛群に対して特別に優れた支持作用
を発揮することができ、これに対して、これに対応するように、異なる剛毛群の
成る剛毛が、この説明の対象としている剛毛群に隣接する剛毛に対して、成る社
の支持作用を発揮することができる。
第15図に、第一、及び第二のタイプの剛毛群のうちの成る剛毛群を、隣接する
歯の表面27a、27bに突き当てられて支持されている部分の側部及び端部か
ら外し、他方、第三のタイプの剛毛群の剛毛を、隣接する歯の表面27cに沿っ
て延ばし、歯ぐきのポケット28と歯の間の空間29の中に有効に到達させるこ
とができる方法を明瞭に示す。
以上説明した種類の歯ブラシは、成る剛毛群が歯を、特に臼歯の歯冠(凹部及び
溝を有する咬合面)を、同時にブラッシングすることができ、かつ、歯ブラシを
歯の列に沿って長軸方向に移動させることによって、残余の剛毛群が歯茎部(そ
の内面及び外面)を、その歯の首の部分と共にブラッシングし、歯と歯ぐきとの
間の移行部分の歯茎部(その内側及び外側)をブラッシングすることができると
いう長所を有する。歯ブラシのヘッドを歯ブラシの長袖方向を中心として穏やか
に回転させ、又は、歯ブラシのヘッドを歯ブラシの長軸方向を中心として外側に
向けたり、内側に向けたりするように回転させることによって、歯茎部を順次ブ
ラッシングすることができ、それと同時に、剛毛群が傾斜している異なる位置で
、歯の歯冠を、その歯の咬合面と共にブラッシングすることができる。
歯ぐきと歯との間の歯肉のポケットを、有効に、かつ同時に穏やかにブラッシン
グし、歯の間の空間を有効にブラッシング出来るようにするためには、歯プラン
のヘッドの異なる範囲の剛毛が、適当な剛性と適当な柔軟性とを有することが非
常に重要である。従来は、剛毛に剛性と柔軟性とを、1つの構造に、満足し得る
方法で具備させ、それと同時に、異なる剛毛群が異なる歯の部分、歯ぐき、及び
、歯の間の空間に対して好ましい輪郭にすることは不可能であるとされていた。
従来は、平らな歯ブラシのヘッドとほぼ均一な剛毛の端面とを有する普通の歯ブ
ラシは、その歯ブラシのヘッドの中央部に剛性の大きい剛毛から成るタイプの剛
毛群が採用され、その歯ブラシのヘッドの周辺部に柔軟な剛毛から成るタイプの
剛毛群が採用されていた。このタイプの歯ブラシを使用すれば、歯の突出した縁
の部分と、歯の比較的大きい表面との有効なブラッシングは、歯ブラシのヘッド
の中央部に剛性の比較的大きい剛毛を使用することによって得ることができる。
それと同時に、この意図は、歯ブラシのヘッドの周辺部の柔軟な剛毛を用いて、
言わば、特に、剛毛が歯ぐきに対してこのような接触をなし得る程度に、この歯
ブラシのヘッドの剛毛を歯ぐきに接触させ得る部分を、より穏やかにブラッシン
グすることによって達成することができる。しかしながら、このような公知の解
決法では、歯の四部、歯の間隙、及び、歯と歯ぐきとの間の歯ぐきのポケットに
対する有効なブラッシングが減殺され、歯ブラシのヘッドの中央部の比較的大き
い剛性を有する剛毛が、剛性の大きい中央部の剛毛によって限定されるブラッシ
ング面の残余の剛毛に侵入しるようにすることを直接防止すると共に、これに対
する反作用を行う。
本発明に基づく目標は、さらに、歯の凹部、歯の間隙、及び、歯と歯ぐきとの間
の歯ぐきのポケットのブラッシングのための条件を向上させ、これと同時に、歯
の突出している縁と、この歯の比較的大きい表面とを有効にブラッシングし得る
ように配置することもできる。
異なる剛性を有する異なるタイプの剛毛について検討する時には、これを最も広
い意味に、言わば、剛毛群が、一方では、それぞれ明らかに異なるタイプの剛毛
を有し、他方では、剛毛が異なる剛毛の異なる混合物を有するものと解釈しなけ
ればならない。異なる剛毛群は、一般的には、相互に異なる形状を有し、相互に
異なる特徴を有し、必要に応じて第一のタイプ、及び第二のタイプの剛毛群の範
囲内で寸法及び材料が大きく偏位し、さらに、必要に応じて第三のタイプの各剛
毛群のうちで等価に偏位し、かつ、タイプからタイプに明らかに偏位する剛毛の
集合物と考えることもできる。
本発明に基づく歯ブラシを用いて歯ブラシのブラッシング効果を向上させ得る重
要な理由の一つは、密度と形状とが異なる剛毛を、比較的長い剛毛を有する縁の
部分ではなく、比較的短い剛毛を有する中央部によって得ることができるからで
ある。これによって、この歯ブラシのヘッドの比較的短くて剛性が大きい剛毛群
を、歯の咬合面と、歯の上端部とを有効にブラッシングし、同時に、その付近の
剛毛群を有効に相互に支持するために特定された方法で使用することができる。
これと同時に、比較的長くて剛性が小さい剛毛群を、歯ブラシのヘッドの周辺部
に沿って使用することができ、さらに、歯ぐきのポケット、歯の間隙の空間、及
び、これと同様の、剛毛が接近し難い範囲を有効にブラッシングするために特定
された他の方法等によって、使用することができる。
相互に角度をなす2つのヘッド部の、主として輪郭が類似している剛毛群が、特
に歯ブラシのヘッドの中央部に集められて、大きい密度を有するので、前記中央
部で横方向に最少の相互固定を驚くほど充分に得ることができ、従って、爾ブラ
シのヘッドの中央部の剛毛を、重要であるにも拘らず、横方向に殆ど妨げられる
ことなく曲げることができ、この剛毛の2つの主要な集合物の剛毛が相互に交差
し、歯ブラシのヘッドの長軸方向を横断するように相互間で内側に絡み合わされ
る。歯ブラシのヘッドの中央部の剛毛の長軸方向の傾斜の負荷によって、相互に
交差している剛毛が、相互間で内側に比較的小さい妨害を受けるだけで、かつ、
これと同時に剛毛が曲がるように揺動し、これによって、より柔軟で、より長い
剛毛から成る残余の剛毛群を、歯の凹部、中空の空間、及び、ポケットの中に、
さらに、意のままに押し入れることができる。
これと同時に、相互に交差し、相互に絡み合わされた剛毛が、歯ブラシのヘッド
に対してがなりの程度まで長袖方向に相互に絡み合う。第二のタイプの剛毛群(
言わば、剛毛群が第一のタイプの剛毛群に対して横方向に配置されている)装置
によって、特に、第一、及び第二のタイプの剛毛群の剛性が集中的に局部的固定
作用を発揮し、これによって、第三のタイプの剛毛群を特別に支持する作用を発
揮することができる。この方法によって、異なる剛毛群を、意のままに、ブラッ
シングすべき面に対して、長軸方向に傾斜するように外側方向にでなく、横方向
に、より容易に曲げることができる。
これによって、歯ブラシのヘッドの中央部で、ブラッシング面に対して横方向の
突当て部分を形成する剛毛の方法、及び、ブラッシング面に対して端部方向の突
当て部分を形成する剛毛の方法を用いて、従って、特に、結合された溝と四部と
を有する歯の咬合面で、これによって、歯ブラシのヘッドの中央部の外側の範囲
で残余の剛毛群を各ブラッシング面に突き当たるのを防止することなく、有効な
ブラッシング効果を得ることができる。従って、相互に剛性が異なり、相互に柔
軟性が異なる剛毛群を採用することによって、本発明に基づいて、長軸方向及び
横方向の付加的な異なる支持行うことができるがこれと同時に、成る方向に移動
するための自由度が、他の方向に移動するための自由度よりも大きく、これと同
時に、第三の(より柔軟な)剛毛群が大きい弾力性を有し、これによって、この
第三の剛毛群のブラッシングの効果を向上させることができる。以上説明した固
定部分と保持部分は、これによる、歯の面の溝、歯の四部、歯の間隙の空間、及
び、歯ぐきのポケットの中への、異なる剛毛の侵入を妨げず、ブラッシングの効
果のために好ましいものである。成る方向に移動して支持されなくなる時の移動
の自由度と、より大きい支持と、残余の方向への移動の小さい可能性とは、異な
る剛毛群の制御された剛性によって部分的に得ることができ、かつ、歯ブラシの
ヘッドの相互に偏位したヘッド部の間の特殊な相互の形状と共に各剛毛群の剛毛
の形状によって、部分的に得ることができる。その結果、本発明に基づいて、剛
毛群を形状的に相互に方向付けることができ、この方向付けは、歯ブラシのヘッ
ドの長軸方向の中央の面上で相互に突き当たる成る剛毛群が、相互に交差する比
較的短い(これによって、相対的に剛性が大きい)剛毛を形成し、他方、長さが
長く、通常の場合に剛性が小さく、これによって、一般的に移動の可能性が大き
くなる残余の剛毛群が、その移動の可能性を、残余の剛毛群のための局部的な固
定と支持を行う局部的に配置された剛毛群によって調節されるように行う。形状
的に成る方向に大きい剛性を発揮するように考慮された前記剛毛群は、さらに、
特に剛性が大きい材料を採用すれば、これによって、外側に配置された長く (
かつ、これによって比較的柔軟な)隣接する剛毛群のブラッシング効果を阻害す
ることなく、剛性をさらに大きくすることができる。
国際調査報告
Claims (10)
- 1.それぞれ、歯ブラシのヘッド(10a′)を含め、歯ブラシのヘッド(10 a′)に3つ以上のヘッド部(13、14、15)を設け、ヘッド部(13、1 4、15)を中間の空洞若しくは細い溝(11、12)の装置によって対を成す 形に相互に分割し、設けた剛毛群(19)を所要の位置に固定し、かつ、歯ブラ シのヘッドの局部加熱を行った後に、前記ヘッド部(13ないし15)を、設け てある空洞若しくは細い溝(11、12)に平行な軸線(14a、15a)の周 囲に、相互に角度をなすように傾斜させる歯ブラシ(10′)を製造する方法に おいて、空洞若しくは細い溝(11、12)を歯ブラシのヘッド(10a)の背 部、言わば剛毛支持側の反対側に形成し、歯ブラシのヘッド(10a)を各空洞 着しくは細い溝(11、12)の底部(11a、12a)で局部的に加熱し、各 空洞若しくは細い溝(11、12)の中に熱伝導装置(21)を導入し、熱伝導 装置(21)が空洞若しくは細い溝をその底部で加熱するためのものであり、そ の後に、設けた空洞若しくは細い溝(11、12)の底部(11a、12a)の 直ぐ脇の歯ブラシのヘッドの剛毛支持側に配置した前記軸線(14a、15a) の各1本ずつの周囲で角度を付与することことを特徴とする歯ブラシを製造する 方法。
- 2.熱伝導装置(21)、又はこれに接続された部材を用いて、空洞若しくは細 い溝(11、12)の範囲、又は空洞若しくは細い溝(11、12)それ自体に 対する熱の伝達を制限し、これに対し、このような熱の伝達を、歯ブラシのヘッ ドの隣接する範囲によって排除し、又はこのような熱の伝達に対して遮蔽し、熱 伝導装置(21)を使用し、空洞若しくは細い溝(11、12)の底部(11a 、12a)に面する熱伝導装置(21)によって熱伝導装置の一部分における熱 の伝達を最大にし、熱伝導装置(21)を用いて、細い溝の側面(11b、12 b)の方向を向いて隣接する部分における熱の伝達を最小にすることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の方法。
- 3.歯ブラシがそれぞれ歯ブラシのヘッド(10a)を含み、歯ブラシのヘッド (10a)が3つ以上のヘッド部(13、14、15)を有し、ヘッド部(13 、14、15)が中間の空洞若しくは細い溝(11、12)の装置によって、対 を成す形で相互に分割され、設けられた剛毛群が所要の位置に固定され、かつ、 歯ブラシのヘッドの局部加熱が行われた後に、前記ヘッド部(13、14、15 )が、設けられた空洞若しくは細い溝(11、12)に平行な軸線(14a、1 5a)の周囲で、相互に角度をなすように取り付けられる歯ブラシ(10)にお いて、空洞若しくは細い溝(11、12)が歯ブラシのヘッド(10a)の背部 、言わば、剛毛支持側に対向する側に形成され、ヘッド部を相互に角度をなす状 態にするための軸線(14a、15a)が、空洞若しくは細い溝(11、12) に直接対面するヘッド部の剛毛支持側に、又は、このヘッド部の剛毛支持側で配 置されることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の歯ブラシを製造 するためのブランク(10)。
- 4.細い溝(11、12)が、加工開始の状態で、空洞若しくは細い溝の底部の 幅(b)を有し、かつ、空洞若しくは細い溝の底部(11a、12a)から外側 方向に拡がる形の側面を有することを特徴とする請求の範囲第3項に記載のブラ ンク。
- 5.空洞若しくは細い溝(11、12)の底部(11a、12a)の幅(a)が 、空洞若しくは細い溝の深さ、又は高さ(b)とほぼ対応することを特徴とする 請求の範囲第3項又は第4項に記載のブランク。
- 6.第一の中央のヘッド部(13)の幅がヘッド部(13、14、15)の最大 厚さとほぼ等しく、かつ、第二のヘッド部(14)、及び第三のヘッド部(15 )の幅のほぼ半分とほぼ等しく、かつ、各空洞若しくは細い溝(11、12)の 深さ、又は高さ(b)がヘッド部の最大厚さのほぼ半分とほぼ等しいことを特徴 とする請求の範囲第4項又は第5項に記載のブランク。
- 7.ヘッド部(13ないし15)の間の通路部分が、歯ブラシのヘッドの剛毛支 持側の比較的浅い空洞と、歯ブラシのヘッドの対向する側の空洞若しくは細い溝 (11、12)の非常に深い空洞とを、漸増する形で接続することを特徴とする 請求の範囲第5項又は第6項に記載のブランク。
- 8.歯ブラシのヘッド(30)を含み、歯ブラシのヘッド(30)が3つ以上の ヘッド部(13、14、15)を有し、ヘッド部(31a、31b、31c)が 中間の空洞若しくは細い溝(11、12)の装置によって、対を成す形で相互に 分割され、設けられた剛毛群が所要の位置に固定され、かつ、歯ブラシのヘッド に対する局部加熱が行われた後に、前記ヘッド部(13、14、15)が、設け られた空洞若しくは細い溝(11、12)に平行な軸線(14a、15a)の周 囲で相互に角度をなすように取り付けられ、剛毛群の列(23aないし23e、 24aないし24e、25aないし25e、26aないし26e、32aないし 32e)が各ヘッド部に固定され、一方の外側のヘッド部の剛毛群が、他方の外 側のヘッド部の剛毛群の方向に傾斜するように設けられ、剛毛群が長さが増大す る剛毛を有し、この剛毛の長さの増大の方向が、歯ブラシのヘッドの中央部から 歯ブラシのヘッドの反対側の縁に向かって外側方向に、かつ、横方向に傾斜し、 或る剛毛群の剛毛の直径が残余の剛毛群の剛毛の直径よりも大きい歯ブラシ(3 0)において、空洞若しくは細い溝(11、12)が歯ブラシのヘッド(10a )の背部、言わば、剛毛支持側の対向する側に配置され、中央のヘッド部(31 b)の剛毛群の端部が、外側の2つのヘッド部の剛毛群の最も内側の列の剛毛群 (23aないし23d;23aないし23e)とほぼ同じ高さにあることを特徴 とする歯ブラシ(30)。
- 9.剛毛群の剛毛の最大の直径が、公知の方法等によって、主として歯ブラシの ヘッドの中央部に対して制限され、前記剛毛群が少なくとも、最も内側の列の剛 毛群の剛毛群、又は、2つの外側のヘッド部(31a、31c)の最も内側の剛 毛群の列の剛毛群(23aないし23e)に配置され、2つの外側のヘッド部の 最も内側の剛毛群の列の剛毛群(23aないし23e)が、相互に、又は、中間 のヘッド部(31b)の最も内側の剛毛群の列の剛毛群(32aないし32e) に、傾斜して突き当てられることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の歯ブラ シ(30)。
- 10.ヘッド部(31a、31b;31b、31c)の間の通路部分が、歯ブラ シのヘッドの剛毛支持側の比較的浅い空洞と、歯ブラシのヘッドの対向する側の 空洞若しくは細い溝(11、12)の非常に深い空洞とを、漸増する形で接続す ることを特徴とする請求の範囲第8項又は第9項に記載の歯ブラシ。
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