JPH03503126A - ミシン駆動装置の停止方法 - Google Patents

ミシン駆動装置の停止方法

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JPH03503126A
JPH03503126A JP1500744A JP50074489A JPH03503126A JP H03503126 A JPH03503126 A JP H03503126A JP 1500744 A JP1500744 A JP 1500744A JP 50074489 A JP50074489 A JP 50074489A JP H03503126 A JPH03503126 A JP H03503126A
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ケメル パトリス ジャン
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パフ ハウスハルトマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ミシン駆動装置の停止方法 本発明は、請求項1の前提部に記載のミシン駆動装置の制動並に停止方法に関す る。
この種の周知の停止方法では(西ドイツ特許公開第3.022,760号公報) 、ミシンの針位置が規定通りでないとき先ず一次制動過程を行ってモータを停止 させ、ついでモータをミシン主軸の予め定めた一次規定位置まで再度駆動し、新 たに制動して停止させ、最後に主軸が予め定めた二次位置となるまで該モータを 再々度駆動し、ついで最終的に制動して規定通りに停止させる。
モータを2度中途停止しかつ再駆動することは、ミシンを最終的に正確に決めら れた停止位置に持ち来たすために、制動過程が著しく時間を要することになる。
このような解決法は、ミシンの経済的使用に充分とは言えない。
本発明の課題は、停止過程を行う時間を短縮しかつ停止の正確性を改善すること である。
上記の課題は、請求項1の前提部分に記載の停止方法において、その特徴部分の 構成により解決される。これにより、ミシンの停止過程における時間のか)る中 途停止が回避される。更に、停止位置を予め位置回転数から非常に正確に制御す ることが出来る。従ってこれは、停止状態から停止位置の決定を行い、ミシンの いろいろな始動困難性を克服しなければならない従来の解決策に比べ遥かに正確 である。この場合、制動は調和のとれた過程であり、そのためモータの運転騒音 は著しく減じかつ機械的構成部分は傷められることがない。
本発明の方法の更に有利な解決法は、従属請求の範囲に記載の手段により与えら れる。請求項2の解決策により、その都度ミシンの回転数に適合した最適の制動 過程が可能となる。請求項3ないし5に記載の手段は、一定の制動条件を達成す るのに役立つものである。
請求項6に記載の解決策は、ミシンの微細な制動制御を与える。最後に、請求項 7に記載の定電流源の構成はモータの制動態様の改善に寄与する。
図には、本発明の方法を実施するための駆動装置を備えたミシンの実施例を示す 。図にて 第1図は廓動装置を備えたミシンの図式図;第2図はモータの回転数制御および 制動のための回路; 第3図は制動制御の回路; 第4a、4b図は本発明方法の詳細のフローチャート; 第5図は制動制御サブルーチンのフローチャート;および 第6図は主軸の回転数と回転角度位置を座標とする制動曲線のグラフ である。
第1図にはミシン1が図示されている。ミシン1には針3を駆動させる主軸2が 支持されている。主軸2にはプーリ4が固定されている。プーリ4は、歯付きベ ルト5を介して、モータ7の他のプーリ6と連結されている。
モータは、ミシン1を担持しているテーブル板8の下方に配置されている。モー タ7は制御導線を介して制御回路9に接続されている。制御回路9は制御導線を 介して始動装置11に接続されている。
主軸2にはパルス板12が固定されている。パルス板12は、等角度間隔で配置 された多数の点線マークを備えた軌道と、ただ1つの点線マークを備えた他の軌 道とを有している。各軌道はパルス発生器13と14と協働する。この場合主軸 2におけるパルス板12の角度位置は、主軸2が所定の角度位置を占めたときに 、パルス発生器13のただ1つの点線マークがパルスを発するように調整されて いる。
第2図によれば、制御回路9は交流網に接続するための整流器20と21を有し ている整流器20は直流モータとして接続されるユニバーサルモータであるとこ ろのモータ7に給電するために用いられ、一方整流器21は制御回路9の給電に 用いる。
モータ7はリレー22の切り換え接点22aを介して整流器2oのパルスポール に接続され、且つパワートランジスタ23及び測定抵抗器24と直列にアースさ れている。モータ7に並列にフリーホイールダイオード25が接続されている。
フリーホイールダイオード25を接続したのは、モータ7を遮断したときにモー タ7のインダクタンスの電圧ピークを短絡させて、該電圧ピークをパワートラン ジスタ23によって保持するためである。
またこの場合、モータ7に蓄積されたエネルギーは放電される。
制御回路9はマイクロコンピュータ26を有している。
マイクロコンピュータ26はモータ7を駆動させるとともにモータ7に連結され ている摩擦ブレーキ27をも制御する。このため摩擦ブレーキ27は、ブレーキ 作用装置28を介してマイクロコンピュータ26の出力Al。
A2.A3に接続されている。パワートランジスタ23は増幅器29と抵抗器3 0とを介してマイクロコンピュータ26の出力A4と接続されている。
抵抗器30と増幅器29との間には、pnp−トランジスタ31のエミッタが接 続されている。pnp−)’ランジスタ31のコレクタはnpn−トランジスタ 32のベースに接続され、且つダイオード33を介してマイクロコンピュータ2 6の出力A4に接続されている。トランジスタ32のベースはコンデンサー34 を介してアースされ、且つ抵抗器35を介してパワートランジスタ23及び測定 抵抗器24の間の接続部に接続されている。
さらに抵抗器36とコンデンサ37の並列接続が、抵抗器30と増幅器29との 間の接続部及び抵抗器30とトランジスタ32のコレクタとの間の接続にあり、 トランジスタ32のエミッタはアースされている。
リレー22は、制御導線を介してマイクロコンピュータ26の接続部AOに接続 されている。マイクロコンピュータ26の入力E2には電位差計38のスライダ が接続されている。電位差計38は分圧器として接続されている。この場合電位 差計38は始動装置11のケーシング内に配置され、そのスライダは始動装置1 1の操作レバーによって移動せしめられる。
ブレーキ作用装置28(第3図)は分圧器40を有している1分圧器40は抵抗 器40a、40bt 40ct40dから構成されている。抵抗器40b、40 c、40dを介して大きさの異なる基準電圧が測定され、それぞれ反転されてい ないコンパレータ41,42.43の入力に送られる。コンパレータ41,42 ,43の反転している入力は互いに接続されており、コンデンサ44を介してア ースされている。コンパレータ41,42゜43の出力も同様に互いに接続され ており、且つ単安定な要素45をかいして2つのNOR要素46.47の入力E 2に接続されている。2つのNOR要素46,47は、摩擦ブレーキ27に影響 を与えるマグネットコイル48を制御するための本来の制御回路の一部分である 。
マグネットコイル48は、切り換えトランジスタ49゜50.51.52から構 成されているブリッジ回路のブリッジ対角線内にある。この場合切り換えトラン ジスタ49.50,51,52は、マグネットコイル48のための制動電流をオ ン・オフするため、即ち切り換えるために用いる。
切り換えトランジスタ49と50のコレクタは、作動電流UBのための接続導線 に接続されている。そのエミッタ(該エミッタの間にマグネットコイル48が接 続されている)両切り換えトランジスタ51と52のコレクタに接続されている 。切り換えトランジスタ51と52のエミッタは、マグネットコイル48を流れ る電流を測定するための測定抵抗器39に接続されている。測定抵抗器39はア ースされている。測定抵抗器39を介して一定の電圧が取り除かれて、抵抗器5 3を介して、コンパレータ44とコンパレータ41,42.43の反転している 入力との間の接続部に送られる。
ブレーキ作用装置28の入力E1は、閾値スイッチ54と2つのNOT要素(N ICHT−Element ) 55 、56とを介して、切り換えトランジス タ49のベースに接続されている。閾値スイッチ54とNOT要素55との接続 部は、NOT要素57を介して切り換えトランジスタ50のベース及びNOR要 素46の入力E1に接続されている。NOR要素46の出力は切り換えトランジ スタ51のベースに接続されている0両NOT要素55と56の接続部はNOR 要素47の入力E1に接続されている。
NOR要素47の出力は切り換えトランジスタ52のベースに接続されている。
ブレーキ作用装置28の両人力E2とE3は4つのAND要素58,59,60 ,61に接続されている。これら4つのAND要素によってAND要素58の2 つの入力が否定され、AND要素59と60の2つの入力によってそれぞれ他の 入力が否定される。3つのAND要素58,59.60の出力は3つのコンパレ ータ41゜42.43のそれぞれ1つに接続されており、従ってこれらのコンパ レータの1つだけが作動するようになっている。第4のAND要素61の出力は 2つのNOR要素46.47の入力E3と接続されている。
切り換えトランジスタ49,50に並列にそれぞれ1つのフリーホイールダイオ ード62.63が接続されている。2つの切り換えトランジスタ51.52のエ ミッタ接続部とアースとの間にはそれぞれ1つのダイオード64.65が接続さ れている。
次に1本発明による装置の作動態様を説明する。
始動袋M11(第1図と第2図)を操作すると、電圧が電位差計38のスライダ を介して測定され、マイクロコンピュータ26の入力E2に送られる。マイクロ コンピユータ26は出力40を介してリレー22を切り換え。
それによって整流器2oからモータ7までの回路がオンにされる。
次にマイクロコンピュータ26から電流パッケージ・制御パルス(Stromp aket−5tsuerimpu1g )が出力A4を介して増幅器29に送ら れる。この場合制御パルスは一定の基本周波数を有している。出力されたパルス のキーイング比(Ta5tverhaeltnis )は必要なモータの出力に 比例している。
各制御パルスはパワートランジスタを制御する。その結果直流がモータ7とパワ ートランジスタ23と測定抵抗器24とを介してアースに流れる。モータ7が始 動し、歯付きベルト5を介してミシン1を駆動させる。放出される制御パルスの キーイング比は、電位差計38によって測定された電圧値(回転数目標値)と、 マイクロコンピュータ26の入力E1におけるパルス発生器14のパルス周波数 (回転数実際値)とに応じて、マイクロコンピュータ26により算出される。
ミシン1が駆動されると、マイクロコンピュータ26は1回転ごとにパルス発生 器13を介して、主軸2の予め決定されている角度位置を表す周期パルスを得る とともに、パルス発生器14を介して多数の周期パルスを得る。この多数の周期 パルスの時間間隔は回転数の実際値を決定するために用いる。回転数の実際値は 、電位差計38で測定された電圧値から算出される回転数目標値と比較される。
このようにして始動装置11の操作によって縫製速度を変えることができ、その 際電位差計38で測定され回転数の実際値に相当する電圧が設定される。
縫製速度はこの電圧値を、2つのパルスの時間間隔からマイクロコンピュータ2 6の入力E1で算出された値と比較することによって調整される。
ミシン1を1つまたはいくつかの予め決定された位置で制動して停止させるため に、マイクコンピュータ26によって切り換え電圧が生じる。この切り換え電圧 は、出力Al、A2.A3を介してブレーキ作用装置28に出力される。この場 合切り換え電圧は低いしポテンシャル又は高いHポテンシャルである。従って第 3図に図示したブレーキ作用装置28の回路は作用力を制御し、従って摩擦ブレ ーキ27の制動力とマグネットコイル48内での電流方向とを制御する。
モータ7が駆動されているときには摩擦ブレーキ27はオフにされている。この 場合ブレーキ作用装置28の入力El、E2.E3にはそれぞれHポテンシャル が印加されている。このことはNOT要素57の出力がLポテンシャルを有し、 切り換えトランジスタ50がオフにされていることを意味している。NOT要素 55の出力はLポテンシャルを有し、NOT要素56の出力はHポテンシャルを 有している。従って切り換えトランジスタ49はオンにされている。NOR要素 46の入力E1にはHポテンシャルが印加され、NOR要素47の入力にはLポ テンシャルが印加される。
ブレーキ作用装置28の2つの入力E2とE3にHポテンシャルが印加されると 、AND要素58,59.60の出力がLポテンシャルに切り換えられ、このA ND要素に接続されているコンパレータ41,42,43が非作用状態におかれ る。これに対してAND要素61の出力はHポテンシャルを有し、その結果面N OR要素はその人力E3を介して次のように切り換えられ、その出力がLポテン シャルを有し、従って両パワートランジスタ51と52がオフ状態に保持される ように切り換えられる。
マグネットコイル48を制御するための電圧はその作動電圧をかなり上回る。従 ってマグネットコイル48を非常に迅速に励磁させることができる。更に多数の 電圧制御を段階づけることにより、摩擦ブレーキ27の出力をミシン1の複数の 回転数段階に適合させることができる。
電圧制御は3つのコンパレータ41,42.43を介して行われる。コンパレー タ41により全動力による制動(完全制動)が、コンパレータ42によって半分 の動力による制動(半制動)が、コンパレータ43によって全動力の四分の−に あたる動力による制動(四分の一制動)が制御可能である。他の段階付けと分割 も勿論可能である。
完全制動は、マイクロコンピュータ26が摩擦ブレーキ28の2つの入力E2と E3にLポテンシャルを印加するようにして達成される。これによってAND要 素61の出力とNOR要素46と47の入力E3とはLポテンシャルに切り換え られる。NOR要素46と47の入力E3にLポテンシャルが印加され、さらに NOR要素46の入力E1にHポテンシャルが印加され、NOR要素47の他の 入力E1にLポテンシャルが印加されると、パワートランジスタ51がオフにさ れたままでパワートランジスタ52がオンにされる。このときパワートランジス タ49とマグネットコイル48とパワートランジスタ52と測定抵抗器39とを 介して十UBの電流がアースに流れる。摩擦ブレーキ27が作動し、モータ7が オフにされる。
作動電流が上昇すると測定抵抗器39の電圧降下も増大する。測定抵抗器39を 介して作られる電圧は、抵抗器53を介して3つのコンパレータ41,42.4 3(7)反転入力に送られ、この電圧が作動されたコンパレータ41.42、又 は43の反転していない入力に接続している分圧器電圧を越えると、この作動し ているコンパレータ41,42.又は43の出力をLポテンシャルに切り換える 。従って単安定要素45の出力は短時間Hボテンシャルに切り換えられる。それ によって2つのNOR要素46と47の入力E2がHポテンシャルになり、NO R要素47はパワートランジスタ52をオフにさせる。
マグネットコイル48内の電流は減少しながらフリーホイールダイオード63を 介して更に流れる。単安定要素45の作動時間が満了すると、NOR要素46と 47の入力E2が再びLポテンシャルになり、それによってパワートランジスタ 52が再びオンされてマグネットコイル48か新たに励磁される。このプレイは 、他のポテンシャル回路がブレーキ作用装置28の入力El、E2゜E3に接続 するまで反復される。
ブレーキ作用装置28の入力E2とE3における切り換え電圧を切り換えること によって、コンパレータ41゜42、又は43の他の選択が行われ、従ってマグ ネットコイル48の制動力を他の値に調整することができる。
入力E3の切り換え電圧をHポテンシャルに切り換え、且つ入力E2の切り換え 電圧を維持することにより1例えばコンパレータ41がAND要素58を介して オフにされ、コンパレータ42がAND要素59を介してオンにされる。コンパ レータ42の反転していない入力における基準電圧が小さいので、制動電流の遮 断が早く行われ、その結果低い電流平均値は生じない。
マグネットコイル48は、電極変換によって減磁されるように、逆方向の電流に よって付勢されねばならない。
これにより一様な出発状況が得られる。電流の逆転はブレーキ作用装置28の入 力E1を介して行われる。HポテンシャルからLポテンシャルに切り換わる場合 、閾値スイッチ54を介してNOT要素55の入力がLポテンシャルに、出力が Hポテンシャルに切り換えられ、N○T要素56の出力はLポテンシャルに切り 換えられる。
これによってNOR要素46の入力E1はLポテンシャルに、NOR要素47の 入力E1はHポテンシャルに。
NOT要素57の出力はHポテンシャルに切り換えられる。このことはパワート ランジスタ49がオフにされ、パワートランジスタ50がオンにされることを意 味する。
入力E1がLポテンシャルに設定されたことにより、他の残りの入力E2とE3 がLポテンシャルに切り換わってもパワートランジスタ51がオンにされ、一方 HポテンシャルにあるNOR要素47の入力E1は付属のパワートランジスタ5 2の切り換えを阻止する。
従って入力E2とE3を適当に切り換え、入力E1を短時間のうちに何度も切り 換えることにより完全制動制御、半制動制御、四分の一制動制御することによっ て、マグネットコイル48を時間周期を減少させながら交互に励磁の切り換え( Umerregung )を行えばほとんど完全な減磁を行うことができる6従 って制動過程のためにマグネットコイル48をオンにする場合、マグネットコイ ル48の磁化は、従って制動作用も同一の出発状況から出発するという前提が得 られる。
いまや作動電流はパワートランジスタ50と、マグネットコイル48と、パワー トランジスタ51と、測定抵抗器39とを介してアースに流れる。この場合作動 された1つのコンパレータ41,42.又は43の対応する制御は上述の如く行 われる。
マイクロコンピュータ26が、始動装置11がオフにされたこと、即ち入力E2 に電圧が印加されていないことを検知すると、マイクロコンピュータ26は出力 Al。
A2.A3を介してブレーキ作用装置28を制御し、出力A4を介して増幅器2 9へのパルス放出を停止させる。
この時点で制動プログラムが終了する。この場合マイクロコンピュータ26は出 力Al、A2.A3を介して、ミシン恥動装置の実際の回転数に依存した制動過 程を制御して、主軸2の所定の停止位置でミシン1を停止させる。主軸2の所定 の角度位置でミシン1を極めて短時間のうちに停止させるには、摩擦ブレーキ2 7がモータ7に対して極めて迅速に、コンスタントに、正確に作用しなければな らない、この制御課題を実施するため、マグネットコイル48は前述したように 3つのコンパレータ41.42,43を介して3つの異なる電流段階によって制 御される。
第1の電流段階は制動電流工、を有している。制動電流I、は定格電流に相当し 、完全制動を生じさせる。第2の電流段階は制動電流工2を有している。制動電 流工2は定格電流の半分に相当し、モータ7を半分の動力で制動させる。第3の 電流段階は制動電流I、を有している。
制動電流工3は定格電流の四分の−で、ミシン廃動装置を第1の電流段階の四分 の−で制動させる。このようにして、ミシンを短時間のうちに所定の位置で正確 に停止させるように制動過程を構成するという課題を簡単な手段で達成させるこ とができる。
制動過程は、ミシン1の回転数と主軸2の回転位置とに依存している。このため パルス発生器13と14から入力EOとElに発せられるパルスがマイクロコン ピュータ26によって連続的に調べられる。この場合人力EOとElへのパルス から主軸2の実際の回転数が算出され、出力E1への2つのパルスの間の時間間 隔からミシン1の実際の回転数が算出される。
制御過程はマイクロコンピュータ26のプログラムを介して制御される。パルス 発生器14から入力E1に周期パルスが1回達することに制御プログラムがスタ ートする。即ち主軸2が1回転するごとに多数のブレーキコントロールと制動適 合とが行われる。
第4a図と第4b図はプログラムである。まず予制動段階でミシン1の実際の回 転数が検出され、この回転数が1000回/分を越えていれば完全制動又は半制 動が実施される。
回転数が1100回/分を下回っていれば、サブプログラムパ制動終了″におい て摩擦ブレーキ27が解除され、モータ7は例えば160回/分の位置決め目標 回転数に調整される。この時サブプログラム“ブレーキコントロール″(第5図 と第6図)において次のことが確かめられる。即ち、ミシンの停止位置に対して 調整された制動が主軸2の1回転の範囲で可能であるような範囲内にミシン1の 主軸2の実際の回転数があるかどうかが確かめられる。もしこの可能性があれば 、制動が導入される。
サブプログラム″ブレーキコントロール”において、制動作用フラッグがリセッ トされる(FL1=O)。ここで制動が作用しているかどうか、位置決め目標回 転数が160回/分を越えているかどうか、主軸2の実際の回転数が該主軸2の 角度位置の360°の停止位置前方の好ましい制動終了範囲30o°ないし34 0°の範囲外にあるかどうかが調べられる。もしこれらのすべてが満足されてい なければ、制動終了のためのフラッグが設定される(FL2=2)、他の場合に は、主軸2の制御された角度位置に対して最適な回転数値(dww)が検出され 、実際の回転数が検出した回転数値(dww)を越えているかどうかが調べられ る(第6図を参照)。もし越えていれば、制動作用フラッグが設定され(FLI =1)、これによって制動の準備が行われる。もし越えていなければブレーキが 解除され、ミシン1は位置決め目標回転数に調整される。これによってサブプロ グラムが終了し、プログラムはメインプログラムに戻る。その際回転数値は、ミ シン1の回転数と主軸2の回転角度位置に依存した制動曲線に対して最適なカー ブを与え、モータ7の調整された制動をミシン1の次の停止位置まで実施させる ことができる。
メインプログラムにおいては、ミシン速度が300回/分を下まわっているかど うかが調べられる。もし下回っていれば第1の制動部分及び第2の制動部分が省 略される。もしミシン速度が800回/分を下回っていれば、第1の制動部分だ けが省略される。両方に該当していなければ、第1の制動部分においてサブプロ グラム“ブレーキコントロール”が再び適用される。
次にメインプログラムにおいて制動条件(FL1=1)が満たされているかどう かが調べられる。満たされていれば、ミシンの回転数が800回/分を下回るま で、制動作用フラッグの値に依存して完全制動が実施される(第6図の部分A) 。
第2の制動部分においては、この制動段階を跳び越すことができるように、回転 数が既に300回/分を下回っているかどうかが調べられる。他の場合には、マ グネットコイル48の減磁過程を導入するために摩擦ブレーキ27がまだオンに されているかどうかが調べられる。
サブプログラム“ブレーキコントロール″を新たに実施た後、もしFL1=1で あれば、ミシンの回転数が300回/分を下回るまで、制動作用フラッグの値に 依存して半制動が行われる(第6図の制動部分B)。
第3の制動部分では1M理的には第2の制動部分で適用されたプログラム点が反 復されるが、制動が四分の一制動として実施されることが異なっている(第6図 の制動部分C)。この四分の一制動は、制動終了条件が達成されるまで、即ち制 動終了フラッグが設定される(FL2=1)まで反復される。従って2つのパル ス発生器13と14が応答するとすぐに制動終了が制御される。即ちミシンの能 動装置は位置回転数に達し、主軸2の実際の角度位置は正確な制動のために予め 設定されている角度位置の範囲内にある。摩擦ブレーキ27は全動力でもってオ ンされ、停止後減磁過程が実施され、制動終了フラッグがリセットされる(FL 2=O)。本発明により。
ミシン1は極めて短時間で予め決定された停止位置にて正確に停止する。
浄書(内容に変更なし) Fig、6 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)の差出書平成 2年  7月30日 特許庁長官  植 松   敏  殿 1、国際出願番号 PCT/EP88101197 2、発明の名称 ミシン駆動装置の停止方法 3、特許出願人 住 所 ドイツ連邦共和国 7500 カールスルーエ・ズルラッハ グリッツ ナーシュトラーセ 11名称  パフ ハウスハルトマシーネン ゲゼルシャフ ト ミツト ベシュレンクテル ハフラング 国 籍 ドイツ連邦共和国 4、代理人 住所 東京都新宿区四谷4丁目25番5号5、補正書の提出年月日 1990年 1月16日 6、添付書類の目録 (1)補正書の写しく翻訳文)       1通明   細   書 ミシン駆動装置の停止方法 本発明は、請求項1の前提部に記載のミシン駆動装置の制動兼に停止方法に関す る。
この種の周知の停止方法では(西ドイツ特許公開第3゜022.760号公報) 、ミシンの針位置が規定通りでないとき先ず一次制動過程を行ってモータを停止 させ、ついでモータをミシン主軸の予め定めた一次規定位置まで再度駆動し、新 たに制動して停止させ、最後に主軸が予め定めた二次位置となるまで該モータを 再々度駆動し、ついで最終的に制動して規定通りに停止させる。モータを2度中 途停止しかつ再駆動することは、ミシンを最終的に正確に決められた停止位置に 持ち来たすために、制動過程が著しく時間を要することになる。このような解決 法は、ミシンの経済的使用に充分とは言えない。
ヨーロッパ特許公開第103,364号公報により、駆動モータの軸が電磁制動 装置と協働する電子制御駆動モータを備える工業用ミシンは周知である。ミシン の停止のために1周知の装置では、モータ軸の10°毎の回転の後その都度モー タ角度を計測し、予め定めた位置で停止するに必要な制動角度と比較する。モー タ角度がその都度の所要の制動角度に達すると、直ちに制動装置のスイッチを入 れ。
これは予め定めた針位置速度に達するまでつづく。ついで、モータ角度を再度チ ェックし、針位置角度になるまで同針位置角度と比較し、ついでミシンの停止の ためブレーキのスイッチを入れる。
このような解決策は、整流子モータにより駆動され簡単な構成のブレーキにより 制動過程を行うミシンの制動には使用出来ない。何となれば、このようなミシン に使用するとき、数回の中間制動のない制動過程はモータ回転数の大部分に及ぶ からである。
本発明の課題は、停止過程を行う時間を短縮しかつ停止の正確性を改善すること である。
上記の課題は1M求項1の前提部分に記載の停止方法において、その特徴部分の 構成により解決される。これにより、ミシンの停止過程における時間のかSる中 途停止が回避される。更に、」 別紙 1.ミシンを停止位置に停止させるため、マグネットコイル(48)により電磁 的に付勢される摩擦ブレーキ(27)と連結可能でありかつ始動運転装置に接続 された整流子モータを備えるミシンを規定通りに停止させる方法において、停止 制御のための次の各構成:a)モータ(7)の作動速度が予め定めた上限回転数 を越えるとき、−次制動過程にて該モータを制動して上記の上限回転数にするこ と、 b)制動曲線の回転数値がそれぞれミシン(1)の主軸(2)の予め定めた多数 の位置に付設されていること、 C)上限回転数以下では、ミシン(1)の主軸(2)の予め定めた各位置にて、 ミシン(1)の実際の回転数を主軸(2)の実際の回転角度に付設の回転数値( dti讐)と比較し、 cl)付設の回転数値(dww)を越えるとき、摩擦ブレーキ(27)のマグネ ットコイル(48)のスイッチを入れ。
c2)付設の回転数値(dwti )を越えないとき、マグネットコイル(48 )を遮断し、そしてミシン(1)が予め定めた下限回転数を有するモータ(7) の駆動により駆動されてこの下限回転数とされ、 d)ミシン(1)が停止位置に達したとき、モータ(7)の最終的制動が行われ ること。
を有することを特徴とする方法。
2、摩擦ブレーキ(27)のマグネットコイル(48)の励磁が定電流源(ブレ ーキ作動部28)を介して行われ、ミシン(1)の各回転数範囲に制動電流の各 定格電流値が付設することを特徴とする請求項1に記載の方法。
3、摩擦ブレーキ(27)のマグネットコイル(48)が、制動電流を他の定格 電流値に切換える前に大幅に減磁されることを特徴とする請求項2に記載の方法 。
4、マグネットコイル(48)が減磁のためその都度小電流の逆向きの多数の電 流パルスを与えられることを特徴とする請求項3に記載の方法。
5、連続する電流パルスのパルス持続時間が常時減少することを特徴とする請求 項4に記載の方法。
6、回転数目標値が始動装置(11)を介して、そして回転数実際値がミシンの 主軸と協働するパルス発信器(14)を介して検知されるモータ制御装置と、摩 擦ブレーキ(27)の制御のための制動回路(ブレーキ作動部28)と、 回転数実際値を決めるため第1のパルス発信器(14)と、回転数目標値を決め るため始動装置の調整手段(ポテンショメータ38)と、そして主軸(2)の角 度位置を決めるため主軸と協働する第2のパルス発信器(13)と結合されてい るマイクロコンピュータ(26)と、を有する請求項1ないし5の1つに記載の 方法を実施するためのミシンにおいて、 マイクロコンピュータ(26)が第2のパルス発信器(13)により決まるミシ ンの主軸(2)の連続する多数の回転角度位置の間、回転数実際値が回転数目標 値を越えるときは摩擦ブレーキ(27)の制御を接続し、又は回転数実際値が回 転数目標値を越えるときモータの駆動を入れることを特徴とするミシン。7.制 動電流の発生用定電流源(ブレーキ作動部28)がいろいろの定電流段階を有す ることを特徴とする請求項6に記載のミシン。
平成 3年 4月24日 グ 1、事件の表示 PCT/EP88101197 2、発明の名称 ミシン駆動装置の停止方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 パフ ハウスハルトマシーネン ゲゼルシャフト ミツト ベシュレンク テル ハフラング4、代理人 住所 東京都新宿区四谷4丁目25番5号5、補正命令の日付 発送日 平成 3年 4月16日 6、補正の対象 図面本翻訳支 国際調査報告 一一一一〜−−−−PCτ/EP 88101197国際調査報告

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.電磁的に励磁される摩擦ブレーキと連結されかつ始動運転装置に接続された 整流子モータを備えるミシンを制動しかつ規定通りに停止させる方法において、 制動制御のための次の各構成: a)モータ(7)の作動速度が予め定めた上限回転数を越えるとき、一次制動過 程にて該モータを制動して上記の上限回転数にすること、 b)上限回転数以下では、ミシン(1)の主軸(2)の予め定めた多数の位置に て、ミシン(1)の実際の回転数がミシンの主軸(2)の多数の回転角度に付設 の制動曲線の回転数値(dww)の1つを越えるか否かを調べ、 b1)付設の回転数値(dww)を越えるとき、モータ(7)が摩擦ブレーキ( 27)のマグネットコイル(48)を励磁することにより制動され、 b2)付設の回転数値(dww)を越えないとき、ミシン(1)が予め定めた下 限回転数を有する駆動部により制動されてこの下限回転数とされ、 c)ミシン(1)が停止位置に達したとき・モータ(7)の最終的制動が行われ ること、 を有することを特徴とする方法。
  2. 2.摩擦ブレーキ(27)のマグネットコイル(48)の励磁が定電流源(ブレ ーキ作動部28)を介して行われ、ミシン(1)の各回転数範囲に制動電流の各 定格電流値が付設することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 3.摩擦ブレーキ(27)のマグネットコイル(48)が、制動電流を他の定格 電流値に切換える前に大幅に減磁されることを特徴とする請求項2に記載の方法 。
  4. 4.電磁コイル(48)が減磁のためその都度小電流の逆向きの多数の電流パル スを与えられることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 5.連続する電流パルスのパルス持続時間が常時減少することを特徴とする請求 項4に記載の方法。
  6. 6.回転数目標値が始動装置を介して、そして回転数実際値がミシンの主軸と協 働するパルス発信器を介して検知されるモータ励磁装置を有する、請求項1ない し5の1つに記載の方法を実施するためのミシンにおいて、パルス発信器(14 )がミシンの主軸(2)の連続する多数の回転角度位置の間、回転数実際値が回 転数目標値より高いときはその都度制動制御を作動することを特徴とするミシン 。
  7. 7.制動電流の発生用定電流源(ブレーキ作動部28)がいろいろの定電流段階 を有することを特徴とする請求項6に記載のミシン。
JP1500744A 1988-01-30 1988-12-22 ミシン駆動装置の停止方法 Pending JPH03503126A (ja)

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KR900700680A (ko) 1990-08-16
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