JPH05304793A - モータ回路 - Google Patents

モータ回路

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Publication number
JPH05304793A
JPH05304793A JP4129778A JP12977892A JPH05304793A JP H05304793 A JPH05304793 A JP H05304793A JP 4129778 A JP4129778 A JP 4129778A JP 12977892 A JP12977892 A JP 12977892A JP H05304793 A JPH05304793 A JP H05304793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
motor
circuit
diode
magnetic field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4129778A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Okada
忠 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP4129778A priority Critical patent/JPH05304793A/ja
Publication of JPH05304793A publication Critical patent/JPH05304793A/ja
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でモータ停止時にロータへブレー
キ力を付与する。 【構成】 モータコイルL1 〜L3 と駆動電源端子t2
間をダイオードDで接続し、ロータが回転を停止すると
きに、各コイルL1 〜L3 で生じた逆起電力による電流
を前記ダイオードDを通して流すことにより、ロータ駆
動回転時と逆方向の回転磁界を生じさせるように構成し
たことを特徴としてなる。 【効果】 従来のようなリレー回路や、回転停止検出回
路等を用いることなく、モータ停止時にダイオードDを
介して電流を流すだけでロータにブレーキ力を付与出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータを駆動及び停止さ
せるためのモータ回路に関し、更に詳しくは簡単な構成
によってモータ停止時にロータの回転にブレーキ力を付
与することが可能なモータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】モータを停止させる場合、スイッチオフ
によりロータが慣性によってフリー回転した後に停止す
るものであっても良いが、露出した羽根を回転させるフ
ァンモータ等にあっては、停止時にロータにブレーキ力
を付与して強制的にファンを停止させるようにした方が
好ましい。
【0003】そのための制動方法としては、例えば三相
モータにあっては、回転磁界を作る固定子側の3端子
のうち2端子を短絡し、他の1端子との間に単相交流を
流して励磁することによって制動トルクを得る単相制動
方法、或いは固定子側端子に接続する3線のうち2線
を入れ換えて、回転磁界の方向を逆にして強力な制動ト
ルクを得る逆相制動方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記単
相制動方法にあっては2端子を短絡するためのリレー回
路が必要となり、また逆相制動方法にあってはロータが
停止した後もそのままにしておくと停止したロータが逆
方向に回転してしまうために、ロータの回転停止を検出
するための検出回路が必要となる。このため回路が複雑
になると共にコスト的にも高くなってしまう等の課題が
あった。
【0005】本発明は従来の前記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、回路を複雑にすること
なく低コストでロータに対してブレーキ力を付与するこ
とが出来るモータ回路を提供せんとするものである。
【0006】前記目的を達成するための本発明に係る構
成は、インバータ回路によってモータコイルに電流を流
して回転磁界を生じさせてロータを回転させるモータ回
路に於いて、前記モータコイルと駆動電源とをダイオー
ドを介して接続し、ロータが回転を停止するときに、各
コイルで生じた起電力の電流を前記ダイオードを通して
流すことにより、ロータ駆動回転時と逆方向の回転磁界
を生じさせるよう構成したことを特徴としてなる。
【0007】
【作用】前記構成にあっては、ロータが回転を停止する
ときの慣性回転により、モータコイルに逆起電力が生
じ、その電流をダイオードを介して流すことによってモ
ータコイルに駆動時とは逆方向の回転磁界が生じ、ロー
タの回転に制動力を付与するものである。
【0008】
【実施例】次に前記手段を適用した本発明に係るモータ
回路の一実施例を図1及び図2を参照して説明する。
尚、図1はモータ回路の構成図であり、図2はその動作
のタイミングチャートである。
【0009】この回路は集積回路IC(本実施例ではMP
C1246Cを使用している)からの信号によってイン
バータ回路IVの6個の動作トランジスタQ1 〜Q6 を動
作させ、モータコイルL1 ,L2 ,L3 に回転磁界を生
じさせることにより、磁石よりなるロータを回転させる
ものである。
【0010】即ち、集積回路ICのピン11,12,13がトラ
ンジスタQ7 ,Q8 ,Q9 及び抵抗R1 ,R2 ,R3
介してインバータ回路IVのトランジスタQ1 ,Q2 ,Q
3 に接続されている。また、集積回路ICのピン14,15,
16がAND素子S1 ,S2 ,S3 及び抵抗R4 ,R5
6 を介してインバータ回路IVのトランジスタQ4 ,Q
5 ,Q6 に接続されている。
【0011】更に前記AND素子S1 ,S2 ,S3 の入
力端子は動作電圧V1 の端子t1 に接続され、この端子
1 は停止用トランジスタQ0 を介してグランドされて
いる。
【0012】従って、前記トランジスタQ0 をオフした
状態で、集積回路ICのそれぞれのピン11〜16からハイレ
ベル信号が出力されると、これに対応したトランジスタ
7〜Q9 がオンし、或いはAND素子S1 〜S3 がハ
イレベル信号を出力し、これらに接続されたトランジス
タQ1 〜Q6 がオンする。逆に前記ピン11〜16からロウ
レベル信号が出力されると、これに対応したトランジス
タQ1 〜Q6 がオフする。これによって駆動電圧V2
より、各モータコイルL1 〜L3 に電流I1 〜I3 が流
れ、磁界が生ずるようになる。
【0013】前記各モータコイルL1 ,L2 ,L3 の中
点はダイオードDを介して駆動電圧端子t2 に接続され
ている。
【0014】またモータ部にはホール素子H1 ,H2
3 が設けられており、コンデンサC1 ,C2 ,C3
共に集積回路ICのピン1〜6に接続されている。このホ
ール素子H1 ,H2 ,H3 は動作電圧V3 の端子t3
接続され、ロータの回転を磁気的に検出してモータコイ
ルL1 ,L2 ,L3 の回転磁界を作るために集積回路IC
へ信号を出力するものである。
【0015】尚、前記集積回路ICは動作電圧V4 の端子
4 にピン8,10が接続されると共に、ピン9がグラン
ドされており、モータ駆動及び停止信号をピン7から入
力し、その信号に応じて出力信号ピン11〜16からインバ
ータ回路IVを動作させる信号を出力するものである。
【0016】次に前記構成のモータ回路の動作を図2の
タイミングチャートを参照して説明する。
【0017】まずモータ駆動時は集積回路ICのピン7へ
駆動信号を出力すると、図2(a)に示すように、集積
回路ICからの信号によりトランジスタQ1 ,Q5 のみが
オンしてコイルL1 からL2 に電流を流し、次にトラン
ジスタQ2 ,Q4 のみがオンしてコイルL2 からL3
電流を流し、次にトランジスタQ3 ,Q6 のみがオンし
てコイルL3 からL1 に電流を流す。
【0018】前記トランジスタのオン、オフを繰り返す
ことによってロータの周囲に回転磁界が生じ、該磁界に
よってロータを回転させるものである。
【0019】次にモータ制動時はトランジスタQ0 のベ
ースに信号を出力すると共に、集積回路ICのピン7へ停
止信号を出力する。
【0020】前記トランジスタQ0 への出力により該ト
ランジスタQ0 がオンし、AND素子S1 〜S3 の出力
は常にロウレベルとなる。このためトランジスタQ4
6はオフしたままとなる。
【0021】従ってモータコイルL1 〜L3 には電流が
供給されなくなり、ロータが慣性回転する。このとき磁
石よりなるロータの磁界がモータコイルL1 〜L3 をき
るために、各モータコイルL1 ,L2 ,L3 には逆起電
力が生ずる。
【0022】よって集積回路ICからの信号により、図2
(b)に示すように、トランジスタQ3 ,Q2 ,Q1
順で順次オンさせると、各モータコイルL1 〜L3 で生
じた逆起電力に応じた電流I1 〜I3 がダイオードDを
介して流れ、その電流によってモータコイルL1 〜L3
に駆動回転時とは逆方向の回転磁界が生ずる。これによ
りロータの慣性回転にブレーキ力が付与される。
【0023】尚、前記ブレーキ力は逆相制動方法のよう
に強力なものでないが、ロータがフリーランして停止す
る場合に比べ、回転停止時間を短縮することが出来る。
また前記逆起電力はロータが停止すると発生しなくなる
ために、従来の逆相制動方法のように停止したロータが
逆方向に回転を開始してしまうような不都合はなく、よ
ってロータの回転停止を検出する回路等も不要となる。
【0024】
【発明の効果】本発明は前述したように、モータを駆動
停止するときに、ロータの慣性回転によって生ずる逆起
電力により、ロータの回転にブレーキ力を付与するよう
に回転磁界を生じさせるようにしたために、ロータをフ
リーランさせるよりも短時間で停止させることが出来
る。
【0025】また従来の単相制動や逆相制動のようにリ
レー回路やロータ停止検出回路等を必要としないため
に、構造が簡単であり、且つコスト的にも安価なブレー
キ回路を提供することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るモータ回路の回路構成
図である。
【図2】モータ回路の駆動回転時及び駆動停止時のイン
バータ回路の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 〜L3 …モータコイル Q1 〜Q9 …トランジスタ S1 〜S3 …AND素子 R1 〜R6 …抵抗 H1 〜H3 …ホール素子 C1 〜C3 …コンデンサ D…ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ回路によってモータコイルに
    電流を流して回転磁界を生じさせ、ロータを回転させる
    モータ回路に於いて、 前記モータコイルと駆動電源とをダイオードを介して接
    続し、ロータが回転を停止するときに、各コイルで生じ
    た逆起電力による電流を前記ダイオードを通して流すこ
    とにより、ロータ駆動回転時と逆方向の回転磁界を生じ
    させるよう構成したことを特徴とするモータ回路。
JP4129778A 1992-04-24 1992-04-24 モータ回路 Pending JPH05304793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4129778A JPH05304793A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 モータ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4129778A JPH05304793A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 モータ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05304793A true JPH05304793A (ja) 1993-11-16

Family

ID=15017991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4129778A Pending JPH05304793A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 モータ回路

Country Status (1)

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JP (1) JPH05304793A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005245188A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Taida Electronic Ind Co Ltd ファンを即時に停止させる方法とその構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005245188A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Taida Electronic Ind Co Ltd ファンを即時に停止させる方法とその構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001226