JPH0634620B2 - ブラシレスモ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ

Info

Publication number
JPH0634620B2
JPH0634620B2 JP61202449A JP20244986A JPH0634620B2 JP H0634620 B2 JPH0634620 B2 JP H0634620B2 JP 61202449 A JP61202449 A JP 61202449A JP 20244986 A JP20244986 A JP 20244986A JP H0634620 B2 JPH0634620 B2 JP H0634620B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turned
transistor
voltage
coil
transistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61202449A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6359785A (ja
Inventor
章 月橋
孝 塚越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP61202449A priority Critical patent/JPH0634620B2/ja
Publication of JPS6359785A publication Critical patent/JPS6359785A/ja
Publication of JPH0634620B2 publication Critical patent/JPH0634620B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
    • H02P6/182Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using back-emf in windings

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はテープレコーダあるいはビディオテープレコー
ダ等に用いられるブラシレスモータに関する。
(ロ) 従来の技術 最近テープレコーダあるいはビディオテープレコーダ等
においては、雑音が発生しないことあるいは寿命が長い
ことのためブラシレスモータが多く用いられている。前
記ブラシレスモータは例えば実開昭59−53696号
公報に記載されているように、各相のコイルに順次電流
を流すため位置検出器にて回転子の位置を検出し、それ
によってスイッチング素子を順次オンオフさせる必要が
ある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 従来のブラシレスモータは上述したように、スイッチン
グ素子を順次オンオフさせるためホール素子の如き位置
検出器を必要としているが、しかしブラシレスモータは
最近機器の小型化に伴い小型且つ薄型化されてきたの
で、前記位置検出器を取付けるスペース的な余裕がなく
なってきた。
本発明はそこで位置検出器を用いることなくして回転子
の回転位置を検出しスイッチング素子を順次オンオフ
し、各相のコイルに順次電流を流すことが出来るように
したブラシレスモータを提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明のブラシレスモータは上述したように、各相を構
成する複数のコイルと、これらコイルに接続されたスイ
ッチングトランジスタと、前記各相に対応して設けられ
一方の入力端子に前記各相に誘起される電圧を一定の比
で加え他入力端子に加えられている基準電圧を比較する
比較器と、これら比較器の各出力端子間に導通方向がリ
ング状に同一になるべく接続されているダイオードとよ
り構成されている。
(ホ) 作用 本発明のブラシレスモータは上述の如き構成をなすの
で、回転子が回転されることにより各コイルに電圧が誘
起される。その誘起された電圧は各比較器の一方の入力
端子に一定の比で重畳され他入力端子に加えられている
基準電圧と比較され、一方の比較器の出力を負電圧とし
他方の比較器の出力を正電圧とするので一つのダイオー
ドが導通し、該ダイオードに接続されているスイッチン
グトランジスタをオンし一つのコイルに通電し励磁す
る。回転子が回転されると各コイルに誘起される電圧が
変化し、それまで負電圧であった比較器の出力が正電圧
となり他の比較器の出力が負電圧となるので、前記と異
なるダイオードが通電し他のコイルを励磁する。このよ
うにして各相のコイルを順次励磁し回転子を回転させ
る。
(ヘ) 実施例 本発明のブラシレスモータの実施例を図面に従って説明
する。
第1図において、(1)(2)(3)はU,V及びW相となる第
1,第2及び第3コイルで、一端は共通接続されるとと
もに電源に接続され他端は夫々スイッチングトランジス
タ(6)(5)(4)を介して接地されている。(8)(7)(9)は第
1,第2及び第3比較器で、一端は夫々抵抗(11)(12)(1
0)を介して前記第1,第2,第3コイル(1)(2)(3)の一
端に接続されるとともに、抵抗(14)(15)(13)及びダイオ
ード(18)(19)(20)(21)(16)(17)を介して前記と異なる第
1,第2,第3コイル(1)(2)(3)の一端にも接続されて
おり、又第1,第2及び第3比較器(8)(7)(9)の他端は
第1,第2,第3コイル(1)(2)(3)の共通接続した中性
点に接続されている。さらに第1,第2及び第3比較器
(8)(7)(9)の出力側は一方向になるように接続したダイ
オード(23)(24)(22)にて順次結合されており、ダイオー
ド(22)に流れる電流は前記スイッチングトランジスタ
(4)に加えられ、又ダイオード(23)に流れる電流はスイ
ッチングトランジスタ(6)に、さらにダイオード(24)に
流れる電流はスイッチングトランジスタ(5)に夫々加え
られる。尚前記抵抗(10)(11)(12)の抵抗値は抵抗(13)(1
4)(15)の抵抗値の1/2倍になるようにしている。
次に本発明のブラシレスモータの動作について説明す
る。正弦波に着磁されているマグネットを有する回転子
(図示せず)が正方向に回転すると、第5図(イ)に示す
ようにU相の第1コイル(1),V相の第2コイル(2)及び
W相の第3コイル(3)の順で120度位相の異なる正弦
波の誘起電圧u,v,wを生じる。ここで各相の通電タ
イミングを考慮すると、例えばW相の第3コイル(3)に
は第5図で示すt−tの期間に通電される。このt
−tの期間における誘起電圧の関係は(1)式の通り
である。
2E+(E or E)<V ……(1) ここでE……第1コイル(1)に誘起される誘起電圧 E……第2コイル(2)に誘起される誘起電圧 E……第2コイル(2)に誘起される誘起電圧 E……第3コイル(3)に誘起される誘起電圧 V……第1,第2及び第3コイル(1)(2)(3)を結合し
た中性点の電位である。
第1図F点において、誘起電圧E又は誘起電圧E
ダイオード(16)(17)により大きい方のみが誘起電圧E
に重畳される。従って第3比較器(9)の正入力端子点C
に加えられる電圧は 2E+(E or E)……(2) となる(第5図(ニ))。
従ってW相の第3コイル(3)をオンするのは、前記(2)式
の電圧が前記中性点の電位Vと比較して負になる期間
である。即ち前述のt−tの期間では第3コイル
(3)に誘起され抵抗(10)に生じる電圧は (但しEは各コイルに誘起され抵抗(10)に生じる最大
電圧)以下となり、さらに第1コイル(1)又は第2コイ
ル(2)に誘起され抵抗(13)に生じる電圧はEより大き
くなることがないから前記(2)式で示す第3比較器(9)の
正端子に加わる電圧は負端子に加わるVより常に負と
なるので、第3比較器(9)の出力は負となる。
一方第1比較器(8)の正入力端子B点に加わる電圧は 2EU+(Ew or EV )……(3) となり、常に負入力端子に加わる電圧VNより大きくな
るので、第2比較器(8)の出力は正となる。従ってダイ
オード(22)は導通しスイッチングトランジスタ(4)に順
バイアス電圧を加え該スイッチングトランジスタ(4)を
オンさせるため、第3コイル(3)に電源より電圧が供給
される。
回転子の回転が進みt1−t2の期間になると、第1比較
器(8)の正端子B点に加えられる前述(3)式の電圧が中性
点の電位VNより負になり(第5図ハ)、第2比較器(7)
の正端子A点に加わる電圧は 2EV+(EU or EW) ……(4) で中性点の電位VNより正となるため(第5図ニ)、該
第2比較器(7)の出力が正電圧となりダイオード(23)が
導通し、スイッチングトランジスタ(6)に順バイアス電
圧を加え該スイッチングトランジスタ(6)をオンし第1
コイル(1)に電源よりの電流を流す。
回転子がさらに回転しt2−t0の期間になると第2比較
器(7)の正端子A点に加わる電圧が中性点の電位VNより
負となり(第5図ロ)、該第2比較器(7)の出力が負と
なって第3比較器(9)の出力が正となるため、ダイオー
ド(24)がオンしスイッチングトランジスタ(5)に順バイ
アス電圧を加え該スイッチングトランジスタ(5)をオン
し第2コイル(2)に電源よりの電流を流す。
回転子がt2−t0の期間より回転されると再びT0−T1
の期間になり、前述の如くスイッチングトランジスタ
(4)を導通し第3コイル(3)に電源よりの電流を流し第3
コイル(3)を励磁する。このようにスイッチングトラン
ジスタ(4)(6)(5)が次々と導通する。
第2図は本発明の他の実施例を示すブロック図で、連通
する切換スイッチ(26)(27)(28)を図示と反対側に切換え
たとき前述と同様な接続となり正方向回転する。そして
切換スイッチ(26)(27)(28)を図示の如く切換えると、ダ
イオード(22a)(23a)(24a)がダイオード(22)(23)(24)と
は逆向きであるので第1,第2及び第3比較器(8)(7)
(9)の出力のダイオードの通電する向きが逆となり、回
転子を逆方向回転させる。即ち回転子が逆回転されると
第1,第2及び第3コイル(1)(2)(3)には第6図(イ)に示
す如き誘起電圧u,v,wが生じ、t0−t1の期間では
第2比較器(7)の正端子に加えられる(4)式で示す電圧が
負端子に加えられる電位VNに対し負になり出力端子に
負電圧を生じるが、第1比較器(8)の正端子は電位VN
対し正となるので出力端子に正電圧を生じ、ダイオード
(24a)をオンにしスイッチングトランジスタ(5)に順バイ
アス電圧を加え、該スイッチングトランジスタ(5)をオ
ンし第2コイル(2)に電源よりの電圧を供給し励磁す
る。
回転子が回転しt1−t2の期間では第1比較器(8)より
負出力電圧を生じ、第3比較器(9)の出力端子は正電圧
が生じるのでダイオード(23a)が導通され、それにより
スイッチングトランジスタ(6)もオンされ第1コイル(1)
は励磁される。斯様に回転子の回転に伴いスイッチング
トランジスタ(5)、スイッチングトランジスタ(6)及びス
イッチングトランジスタ(4)の順で導通され第2コイル
(2),第1コイル(1)及び第3コイル(3)を順次励磁して
回転子を反時計方向に回転させる。
本発明のブラシレスモータの実際の回路を示したのが第
3図で、第1,第2及び第3比較器(8)(7)(9)は夫々ト
ランジスタ(40)〜(45)で構成され、前記トランジスタ(4
0)(42)(44)のベースは第1図の正端子に相当し前記抵抗
(10)〜(15)及びダイオード(16)〜(21)を介し第1,第2
及び第3コイル(1)(2)(3)の誘起電圧が加えられ、又ト
ランジスタ(41)(43)(45)のベースは共通接続され中性点
電位Vccが加えられ、さらにトランジスタ(46)(47)(48)
は前記トランジスタ(40)(42)(44)にて制御される。トラ
ンジスタ(49)〜(54)は切換スイッチ(55)にて選択的にオ
ンオフされモータの回転方向を切換える。
今切換スイッチ(55)の接片が図示の状態に切換えられて
いるとトランジスタ(52)(53)(54)がオンされる。そして
第5図のt0〜t1の期間ではトランジスタ(40)のベース
電圧はトランジスタ(41)のベース電圧Vccより負となる
ので、トランジスタ(40)はオフされトランジスタ(46)も
オフされる。従ってダイオード接続されたトランジスタ
(22)はオンし、該トランジスタ(22)に電流が流れカレン
トミラー回路によりトランジスタ(57)(58)(59)にも電流
が流れトランジスタ(4)をオンさせ、第3コイル(3)に電
流を流し励磁させる。このときトランジスタ(42)(44)の
ベース電圧はトランジスタ(43)(45)のベース電圧より正
となるためトランジスタ(42)(44)をオンしトランジスタ
(47)(48)をオンさせるので、トランジスタ(5)(6)はオフ
され第1第2コイル(1)(2)に電流が流れることがない。
回転子が回転しt1−t2の期間になると、トランジスタ
(42)のベース電圧がトランジスタ(43)のベース電圧に比
して負となるのでトランジスタ(42)がオフし、又トラン
ジスタ(47)もオフされトランジスタ(23)がオンさせる。
一方A点は正電圧となるのでトランジスタ(44)はオンさ
れトランジスタ(48)もオンさせ、電源よりの電流はトラ
ンジスタ(48),トランジスタ(54)を通ってダイオード接
続されたトランジスタ(23)に流れる。それ故カレントミ
ラー回路によりトランジスタ(61)(60)(62)に電流が流れ
トランジスタ(5)をオンし第1コイル(1)を励磁する。さ
らに回転子がt2−t0の期間ではトランジスタ(6)がオ
ンしコイル(2)に電流を流し励磁する。従ってコイル(3)
(1)(2)は第5図(イ)に示すように順次励磁され回転子を
正回転させる。
次に切換スイッチ(55)の接片を図示と逆のCCW側に切
換えると今度はトランジスタ(49)(50)(51)がオンされト
ランジスタ(52)(53)(54)がオフされる。そして第6図に
おいてt0〜t1の期間ではトランジスタ(48)がオフしト
ランジスタ(24)がオンされるので、電源よりの電流はオ
ンされているトランジスタ(47)(50)を通って前記トラン
ジスタ(24)に流れる。従ってカレントミラーによりトラ
ンジスタ(63)(64)(65)にも電流が流れ、トランジスタ
(6)をオンし、第2コイル(2)を励磁する。第2図のt1
−t2の期間になるとトランジスタ(47)がオフされトラ
ンジスタ(23)がオンされるので、トランジスタ(61)(60)
(62)に電流が流れトランジスタ(5)をオンし第1コイル
(1)を励磁する。さらにt2−t3の期間になるとトラン
ジスタ(4)をオンし第3コイル(3)を励磁する。斯様に切
換スイッチ(55)を図示と反対側に切換えたときは第6図
(ホ)に示すように第1,第3,第2コイル(1)(3)(2)の順
で励磁し回転子を逆方向に回転する。
次に起動回路について説明する。
電源を投入しても回転子が全く回転されていないとき、
そのままでは回転子は回転出来ず起動させる必要があ
る。その起動回路を示したのが第4図で、(71)(72)(70)
は第1,第2及び第3スイッチ回路で各第1,第2及び
第3スイッチ回路(71)(72)(70)はコレクタに抵抗(74)(7
5)(73)を介し前述第1図の第1,第2及び第3比較器
(8)(7)(9)の正端子の各点B,A,Cの電圧が加えられ
るトランジスタ(77)(78)(76)、該トランジスタ(77)(78)
(76)と夫々ベース及びエミッタが共通結合されたトラン
ジスタ(83)(84)(85)…とよりなり、前記トランジスタ(8
3)(84)(85)…のエミッタにはトランジスタ(105)が接続
されている。(87)(86)(88)は夫々前記スイッチングトラ
ンジスタ(4)(5)(6)と同期しオンオフされる補助スイッ
チングトランジスタで、夫々トランジスタ(91)(90)(89)
を制御する。(92)(93)(94)(95)(96)(97)は前記トランジ
スタ(79)(80)(81)…にて制御されるトランジスタで、ト
ランジスタ(98)(99)(100)を制御する。
次に本起動回路の動作を説明する。今電源スイッチ(図
示せず)をオンするとU相でである第1コイル(1)に通
電されたまま停止されているとする。第1コイル(1)が
通電されていることは第1比較器(8)の正端子即ちB点
が負電圧であるので、第1スイッチ回路(71)のトランジ
スタ(77)のコレクタは中性点に対し負電圧で、残りのA
点及びC点の電圧は正電圧であり、第2比較器(7)から
第1比較器(8)に向って電流が流れる。従ってスイッチ
ングトランジスタ(6)とともに補助スイッチングトラン
ジスタ(88)も同期してオンとなる。補助スイッチングト
ランジスタ(88)がオンされると、トランジスタ(89)がオ
ンされトランジスタ(82)をオフするので第3スイッチ回
路(70)は強制的にオフされる。斯る状態で起動回路(図
示せず)を動作させ起動パルスを端子(101)に加える
と、第2及び第3スイッチ回路(71)(72)は起動パルスに
反応しトランジスタ(77)(78)…はオンされ前記点B及び
点Aの電位を下げるが、C点の電位はそのままであるか
ら第1図において第3比較器(9)の出力が正電圧で、第
1及び第2比較器(8)(7)の出力が負電圧となるので、第
3比較器(9)の出力電圧がダイオード(24)を通って第2
比較器(7)の出力端子に流れスイッチングトランジスタ
(5)をオンするため今度はV相である第2コイル(2)を励
磁する。前述の如くし起動パルスが加えられるとトラン
ジスタ(84)(85)(102)(103)もオンになり、夫々トランジ
スタ(92)(93)がオンする。前記トランジスタ(92)(93)が
オンされるとトランジスタ(98)もオンされ、トランジス
タ(82)を引続きオフする。
上述のように起動パルスが加えられると第1コイル(1)
から第2コイル(2)に通電が切換えられる。前記スイッ
チングトランジスタ(5)がオンされるとそれに同期し補
助スイッチングトランジスタ(86)がオンとなり、トラン
ジスタ(90)もオンしトランジスタ(105)をオフとするが
トランジスタ(106)がすでにオンとなっているので第1
スイッチ回路(71)は引続き起動パルス受付け可能となっ
ている。しかし前記起動パルスがローレベルとなると、
トランジスタ(76)(77)(78)はオフさる。このときトラン
ジスタ(86)がオンしているのでトランジスタ(90)がオン
しトランジスタ(105)をオフとし第2スイッチ回路(71)
は起動パルスを受付け不能とする。
従って次に起動パルスが加えられるとトランジスタ(76)
(78)がオンしC点及びA点を負電圧とするがB点は正電
圧のままであるので、第1比較器(8)よりダイオード(2
2)を通って第3比較器(9)に電流を流しトランジスタ(4)
をオンしW相の第3コイル(3)に通電される。このよう
に起動パルスが加えられるごとに第1コイル(1),第2
コイル(2)及び第3コイル(3)の順序で起動パルスが加え
られ回転子が回転される。
(ト) 発明の効果 本発明のブラシレスモータは、多相のコイルに誘起され
る電圧を比較器の一方の入力端子に一定の比率で重畳さ
せて加えるとともに他方の入力端子に加えられている基
準電圧との比較動作により得られる出力信号を得、これ
らの出力信号を各比較器の出力端子間に導通方向がリン
グ状に同一になるべく接続されているダイオードに加え
るように構成し、出力信号の電圧差により1つのダイオ
ードをオン状態にし、該ダイオードに対応して設けられ
ているスイッチングトランジスタをオンにすることによ
ってコイルに順次通電して回転駆動するようにしたの
で、従来のブラシレスモータが必要としていた回転位置
の検出のためのホール素子を不要にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブラシレスモータの一実施例を示すブ
ロック図、第2図は本発明のブラシレスモータの他実施
例を示すブロック図、第3図は本発明のブラシレスモー
タの回路図、第4図は本発明のブラシレスモータに用い
た回路図、第5図及び第6図は本発明のブラシレスモー
タの各部の信号波形図である。 (1)(2)(3)……第1,第2及び第3コイル、(4)(5)(6)…
…スイッチングトランジスタ、(7)(8)(9)……第1,第
2及び第3比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の相を構成する第1、第2及び第3コ
    イルと、該第1、第2及び第3コイルが負荷として夫々
    接続されている第1、第2及び第3スイッチングトラン
    ジスタと、一方の入力端子が夫々対応する前記第1、第
    2及び第3コイルに第1の抵抗を介して、また第2の抵
    抗及びダイオードを介して他のコイルに接続されている
    とともに各相のコイルに生じる誘起電圧が一定の比率で
    重畳されて入力され、且つ他方の入力端子に基準電圧が
    入力されている第1、第2及び第3比較器と、該第1、
    第2及び第3比較器の各出力端子間に導通方向がリング
    状に同一になるべく接続されているダイオードとよりな
    り、前記第1、第2及び第3比較器の各出力端子間の電
    圧差による前記ダイオードのオン動作により前記第1、
    第2又は第3スイッチングトランジスタをオンせしめ、
    以って前記第1、第2又は第3コイルのいずれかを励磁
    するようにしたことを特徴とするブラシレスモータ。
JP61202449A 1986-08-28 1986-08-28 ブラシレスモ−タ Expired - Fee Related JPH0634620B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61202449A JPH0634620B2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28 ブラシレスモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61202449A JPH0634620B2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28 ブラシレスモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6359785A JPS6359785A (ja) 1988-03-15
JPH0634620B2 true JPH0634620B2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=16457708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61202449A Expired - Fee Related JPH0634620B2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28 ブラシレスモ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0634620B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102355184A (zh) * 2011-10-27 2012-02-15 华南理工大学 三相直流无刷电机的反电动势过零点检测电路及检测方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63114588A (ja) * 1986-10-29 1988-05-19 Sanyo Electric Co Ltd ブラシレスモ−タ
IT1261597B (it) * 1993-09-30 1996-05-23 Gate Spa Procedimento e sistema per il controllo di un motore elettrico brushless.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102355184A (zh) * 2011-10-27 2012-02-15 华南理工大学 三相直流无刷电机的反电动势过零点检测电路及检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6359785A (ja) 1988-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4446406A (en) Brushless DC motor driving circuit
US4510422A (en) DC Motor soft-start circuit
KR20050043630A (ko) 센서리스 브러시리스 모터
JPH08191591A (ja) ブラシレスモータの駆動制御装置
JPH0634620B2 (ja) ブラシレスモ−タ
JPH0632799Y2 (ja) ブラシレスモ−タの起動回路
JPH0632798Y2 (ja) ブラシレスモ−タの起動回路
JP2001309691A (ja) スイッチドリラクタンスモータ及びそのセンサレス駆動回路
JPH0681544B2 (ja) ブラシレスモ−タ
JP2513578Y2 (ja) 電子整流子直流モ―タ
JPS6223280Y2 (ja)
JP3243884B2 (ja) ブラシレスモータ及びその停止方法
JP4136368B2 (ja) Dcブラシレスモータの並列駆動回路
JPH07123357B2 (ja) ブラシレスモ−タの起動回路
JPS6166586A (ja) モ−タ駆動回路
KR950010666B1 (ko) 스위치드 릴럭턴스 모터 구동회로
JPH05236792A (ja) 2相ユニポーラセンサレスモータの駆動回路
JP2002305892A (ja) ブラシレスモータの駆動装置
JPH0628959Y2 (ja) ブラシレスモ−タ
JPH089680A (ja) 直流ブラシレスモータ及びその停止方法
JP2000125581A (ja) モータの制御方法
KR0134789Y1 (ko) 브러시리스 모터
JP2749347B2 (ja) Dcブラシレスモータ
JPH0734672B2 (ja) ブラシレスモ−タの転流回路
JPH11146683A (ja) 多相モータの駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees