JPH03503031A - 合成材料製容器の硬度を改善するための製造方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｗ轡”の　　　　　　るための°゛６　゛　びその５本発明は、合成材料製のフ ィルムを成形、溶着することにより得られるほぼ平行六面体の液体収納用容器に ついて、その硬度を改善する製造方法及びその装置並びに当該方法により得られ る容器に関するものである。

この種の製造方法及び装置については、既に一般的に知られているものがある。

それらは、例えば、以下に示す本出願人の特許及び特許出願の主題とされている 。

即ち、フランス国特許第２５５４７８５号においては、柔軟性合成材料製容器に 剛性または半剛性の柄を取り付ける方法が提案されている。

しかし、この方法は異なる材料間の適合性の問題があるため作業工程が比較的複 雑である。しかも、その硬度は容器の把み方に正確に反映し、かつ容器の全面に ついて硬度が一様に確保されるわけではない。

本出願人の出願に係るフランス特許第２５７７８９３号においては、硬化及び安 定化のための剛性部材、とりわけ容器のフィルムと同じ材料から成形されたりブ な柔軟な容器に装着することが提案されている。しかし、この製造方法は、工業 化することについて困難な問題が残っている。

本出願人の出願に係る他のフランス国特許出願第２６１１１６３号においては、 液体を充填した容器を伸縮性のある合成材料製の管で囲む装置が提供されている 。この管は互いに少し離れて配置され、相互に接近可能なジョーにより冷固化さ れるものである。この装置は、満足すべきものであるが、なお、作業工程の順序 の点について、なお改良の余地がある。即ち、この装置では、既に液体の充填さ れた容器を硬化するのであるから、容器自体の硬度の問題が潜在している。

本発明の目的は、これら従来技術の欠点をほぼ平行六面体の容器において縦の４ 側面が均等に硬化された容器を製造する方法及び装置を提供することにより解決 するものである。

本発明によれば、当該目的は上記合成材料製フィルムより成形、溶着されて得ら れ、かつ液体を収容すべき柔軟なほぼ平行六面体の容器の硬度を改善する方法に よって達成される。

本発明によれば上記目的は、合成材料製フィルムを溶着、成形することによって 得られる液体を収容するための柔軟なほぼ平行六面体の容器の硬度を改善するた めの製造方法について、容器成形前に、容器を構成するフィルム上に容器完成後 その側面角部となる線に沿って、その外側側面を構成する複数片の上層フィルム を溶着することによって達成される。

本発明は、また、当該製造方法を実行するための装置に関するものであり、当該 装置は、柔軟合成材料製のフィルムから容器を構成するための成形装置と、当該 フィルムに対し巻き戻された上層フィルムを垂直または平行に供給する第２の装 置と、完成した平行六面体の容器の側方角部にあたる縦及び横の溶着合わせ目に 従って当該上層フィルムをフィルムに取り付ける装置とからなる。

本発明は、以下の非限定的実施例についての記載及び関連する添付図面によりよ り良く理解されるであろう。

第１図は、本発明による製造方法の２つの異なった実施例を示す概略図、第２図 は、第１図に示す製造方法により得られたフィルムの成形工程を示す概略図、第 ３図は、さらに次の工程を示す概略図、即ち、第３図Ａは、充填工程と容器の側 方の溶着及び切断工程、第３図Ｂは、最終成形工程前の容器、第３図Ｃは、容器 の角部の構成と、その切除工程、第３図りは、完成された容器の構成をそれぞれ 示す概略図である。

まず、第１図において、フィルム（２）のリール（１）は、収容されるべき液体 に接するフィルムの下方面（３）側にある０巻きわくにより巻きを戻された上層 フィルム（５）は、（６）のようにフィルム（２）の進行方向に直角に、あるい は（７）のようにフィルム（２）の進行方向に平行に、フィルムの上方面（４） 上に配置される。

当該上層フィルム（５）は、フィルム（２）上に配置され、略示された切断装置 （８）によって切断され、縦線（９，１Ｇ、　１１．１３．１４）及び２つの横 線（１５，１６）に沿って溶着される。

これらの作業は、フィルム（２）の前進、上層フィルム（５）の前進、上層フィ ルム（５）の所望の長さの切断と各線に沿った溶着、そして再びフィルム（２） の前進の順に一工程ずつ連続して実行される。

その次には本出願人の出願に係るフランス特許第２６００９７４号に記載されて いるような栓（１７）の位置決め工程が準備されている。

上層フィルムと溶着合わせ目（９，１４）とを備え、３つの主要パネル（１８゜ １９．２０）及び容器側面用の２つの半パネル（２１，２２）を固着した当該フ ィルム（２）は、その後第２図に見られる成形装置（２３）に移送される。

当該成形装置は、本出願人により出願されたフランス特許第２５５４７８５号に 記載された装置と同様のものなので、ここでより詳細な説明は行わない。

縦の溶着合わせ目に従って配置されたパネルは、完成した容器の縦方向の各面を 構成する。前記側面用の半パネルは、互いに溶着され、本実施例の場合、完成容 器の把持リング（２４）を挟持する。

従って、２つの半パネル（２１，２２）は互いに接続し、前記成形装置（２３） の縦方向の溶着によって、完成容器の一側面を形成する。

その後は常套手段により、第３図Ｂに示す容器ひとつを製作するためにこのよう にして（２５）成形された容器に液体を充填し、第３図Ａに見られるように容器 の横方向の溶着及び切断（２６）する。

第３図りに示す完成容器（２８）を得るために、角部は例えば本出願人の出願に 係るフランス特許第２５６６３２１号に示す方法（第３図Ｃ）に従って溶着及び 切断されて成形される。

本発明に係る装置は連続的かつ一工程ずつ作動することに注意されたい。

なお、主要フィルムに溶着された各パネルの間には、栓（１７）が取付けられる とともに、当該パネルと協力して容器の底部、上部、角部な形成する区域が設け られる。

国際調査報告 一一一一細一−”−ｋ　ＰＣＴ／ＦＲ８９１００４６８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．合成材料製フィルムを溶着、成形することによって得られる液体を収容する ための柔軟なほぼ平行六面体の容器の硬度を改善するための製造方法であって、 容器成形前に、容器を構成するフィルム（２）上に容器完成後その側面角部とな る線に沿って、その外側側面を構成する複数片の上層フィルム（５）を溶着した ことを特徴とする方法。 ２．前記上層フィルム（５）はフィルム（２）上に後者に対し平行して運搬され ることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の製造方法。 ３．前記上層フィルム（５）はフィルム（２）上に後者に対し垂直に運搬される ことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の製造方法。 ４．前記上層フィルム（５）は、フィルム（２）上に配置され、切断装置（８） により切断され、縦線（９，１０，１１，１３，１４）及び２つの横線（５，１ ６）に沿って溶着されることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第３項のいずれ かに記載の製造方法。 ５．前記の作業工程は、フィルム（２）の前進、上層フィルム（５）の前進、上 層フィルム（５）の所有の長さの切断と各線に沿った溶着、そして再びフィルム （２）の前進、の順に一工程ずつ連続して実行されることを特徴とする請求の範 囲第４項に記載の製造方法。 ６．上層フィルム（５）と溶着合わせ目（９，１４）とを備え、３つの主要パネ ル（１８，１９，２０）と２つの半パネル（２１，２２）を固着したフィルム（ ２）を、成形装置（２３）に移送することを特徴とする請求の範囲第１項乃至第 ５項のいずれかに記載の製造方法。 ７．柔軟合成材料製のフィルム（２）から容器を構成するための成形装置（２３ ）と、当該フィルム（２）に対し巻き戻された上層フィルム（５）を垂直または 平行に供給する第２の装置と、完成した平行六面体の容器の側方角部にあたる縦 の溶着合わせ目に従って当該上層フィルム（５）をフィルム（２）に取り付ける 装置とからなることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第６項のいずれかに記載 の製造方法を実行するための装置。