JPH03502918A - 超伝導性金属酸化物組成物及びその製造方法 - Google Patents
超伝導性金属酸化物組成物及びその製造方法Info
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- JPH03502918A JPH03502918A JP1502391A JP50239189A JPH03502918A JP H03502918 A JPH03502918 A JP H03502918A JP 1502391 A JP1502391 A JP 1502391A JP 50239189 A JP50239189 A JP 50239189A JP H03502918 A JPH03502918 A JP H03502918A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の名称
超伝導性金属酸化物組成物及びその製造方法発明の背景
関 特許願の相互参照
本発明は1988年2月4日出願の特許願(CR−8641)の部分的継続であ
る。
発明の分野
本発明は超伝導性である新規ビスマス−ストロンチウム−カルシウム−銅酸化物
組成物及びそれらの製造方法に関する。
参考文献
ヘッド/II、ズトムラー、Z−フイズ、B64.189 (1986)は約3
5にの超伝導転移温度を有するLa−Ba−Cu−0系にむける超伝導相を開示
している。この開示は、その後に多くの研究者によって確証された[たとえば、
ラオ及びガングリ−、カレントサイエンス、56.47(1987)iチューら
、サイエンス、235.567(1987);チューら、フイジカルレピューレ
ターズ、58.405 (1987)iキャバら、フイジカルレピューレターズ
、58.40g (1987);ベッドノルズら、ユーロフイズ、レターズ、3
.379(1987)参照]。超伝導相は正方晶系のK ! N iF a一層
構造を有する組成物L a 、−。
(BaSSrSCa)gos−tとして同定されているが、ここでXは一般に約
0.15であり且つyは酸素空孔十点を表わす。
ウーら、フイジカルレピューレターズ、58.908(1987)は約90にの
超伝導転移温度を有するY−Ba−Cu−0系中の超伝導相を開示している。キ
ャバら、フイジカルレピューレターズ、58.1676 (1987)は、この
超伝導性Y−Ba−Cu−0相が斜方晶系の、ひずんだ、酸素欠陥ペロブスカイ
トY B aICu 10 s−aであると同定し、ここでδは約2.1であり
、また粉末X線回折図と格子パラメーターをも示している。
C,マイケルら、Z、フイズ、B−コンデンスドマツター、68.417(19
87)は、酸化物La2−、B i、’ Sr、−、’Cu04−.を形成する
ための超伝導体L a x−*B + ++S r tc u O4−tへのB
iの導入を開示している。この研究は、超伝導性が主として観察される、x−x
’=O。
1〜0.2の範囲に相当する組成物に限られている。X≦3、X′≦2のときに
単−相が得られる。組成物の一試料Lal、yB ia、+s re、、Cu0
4−1は、La+、gSre、1Cu04−、に対する約38にと比較して、比
抵抗測定から測定したときに約42にの超伝導温度を有している。
C,マイケルら、z、フイズ、B−コンデンスドマツター、68.421(19
87)は、B i 、S r 、Cu 、0.aに近い組成を有するB1−5r
−Cu−0系における超伝導性酸化物の新規部類を開示している。
組成物BizSr2Cu20y。、に対する純粋相を単離した。この物質に対す
るX線回折図はペロブスカイトのものと多少の類似性を示し、また電子線回折図
はa=5.32A (0,532ru++)、b−26,6A (2,66nm
)及びc−48,8A (4,88n謹)の斜方晶系セルパラメーターを有する
ペロプスカイトサブセルを示す。超純粋酸化物から製造した物質は比抵抗測定に
より調べるときに22にの中点を有する超伝導転移と14に以下のゼロ抵抗を示
す。工業用品縁の酸化物から製造した物質は7にの中点を存する超伝導転移を有
する。
発明の要約
本発明は公称式Bi、Sr、Ca、Cu、O,を有する新規超伝導組成物を提供
し、ここでaは約1〜約2であり、bは約3/8〜約4であり、Cは約3/4〜
約2であり且つXは(1,5a+b+c+y)であり、ここでyは約2〜約5で
あり、但しb+cは約3/2〜約5であることを要し、該組成物は約70に以上
の超伝導転移温度を有している。aは約3/2〜約2であり、bは約372〜約
4であり、Cは約1〜約372であり且つb+Cは約3〜5であることが好まし
い。好適組成物の超伝導転移温度は、少なくとも77K(液体窒素)から約11
5Kに至るまでである。
本発明はさらに前記の公称式の組成物に対して超伝導性を提供する金属酸化物相
の定義をも包含する。特定的には、この金属酸化物相は式8式%
を有しており、ここで2は約0.1〜約0.9、好ましくは0.4〜0.8、も
っとも好ましくは約0.6〜0.7であり:且つωはゼロよりも大きいが約1よ
りも小さい。
かくして、超伝導性を提供する上記の金属酸化物相の実質的な量を含有するこれ
らの超伝導組成物に対する公称式はBiaSrbca、Cu3(Lとなり、ここ
でaは約1〜約3であり、bは約378〜約4であり、Cは約3/16〜約2で
あり且つXは(1,5a+b+c+y)であり、ここでyは約2〜約5であり、
但しb十cは約3/2〜約5であることを要する。
本発明は、これらの組成物の製造方法をも提供するが、その方法は、本質的に、
化学量論的な量の金属酸化物、たとえば、Bi、O,、SrO又は5rO1、C
aO及びCuO1又は金属酸化物の前駆体、たとえばCa Co、のような炭酸
塩、5r(No、)、のような硝酸塩など、から成る混合物を空気中で約775
℃〜約900℃で約8〜約48時間加熱することから成っている。好適な加熱温
度は約り50℃〜約900℃である。
発明の詳細な説明
本発明の超伝導組成物は公称式B i、Sr、Ca、Cu1O,を有し、ここで
aは約1〜約3であり、bは約3/8〜約4であり、Cは約3/16〜約2であ
り且つXは(1,5a+b+c+y)であり、ここでyは約2〜約5であり、但
しb+cは約372〜約5であることを要する。
これらの組成物は少なくとも70Kから約120@Kに至るまでの超伝導転移温
度を有している。好適な組成物においてはaは約3/2〜約3であり、bは約3
/2〜約4であり、Cは約1/2〜約3/2〜約3/2であり且つb+cは約3
〜5である。これらの好適組成物は約77K(液体窒素の温度)を越える超伝導
転移温度を有している。
超伝導性B i、5rbca(Cu30.組成物は、下記の方法で製造すること
ができる。化学量論的な量のB110.%SrO,CaO,及びCuOを、たと
えば、乳鉢中で一緒に摩砕することによって混合する。たとえば炭酸塩のような
前駆体を、上記の酸化物の一つ以上の代りとして用いることもできる。あるいは
、酸化物の前駆体の緊密な化学量論的混合物を、硝酸塩又は酢酸塩のような前駆
体の溶液から、かかる溶液からの沈澱によって、又は溶剤の蒸発又は噴霧又は凍
結乾燥によるかかる溶液の乾燥によってのいずれかで、調製することができる。
次いで、粉末又は圧縮したペレットの形態にある酸化物又は前駆体の混合物を、
たとえばアルミナ又は金のような非反応性材料から成る容器中に入れる。次いで
容器を炉中に入れ、空気中で約775℃〜約900℃、好ましくは約り50℃〜
約900℃で約8〜約48時間加熱する。加熱温度が好適範囲にあるときは、超
伝導転移温度が一般に高くなる。約900℃以上の加熱温度では溶融が生じるか
ら、このような温度よりも低い温度で反応を行なわなければならない。
冷却は、炉への電力を切って炉内で容器を冷却させるか、又は炉の冷却を低速で
、たとえば、1分当り2℃の速度で、計画的に行なうことによって、徐々に行な
うことができる。温度が100℃以下、たとえば常温(約20℃)となったとき
に、容器を炉から取り出して、黒色の結晶性生成物を回収する。冷却は850〜
900℃に加熱した材料を常温で急冷することによって達成することもできる。
超伝導性の13i、5rbCa、Cu50m組成物は、反応物の相対的な量を、
a%b及びCに対して上に挙げた範囲によって指示される化学量論的限界外で選
んだ場合ですら、製造することができる。その場合には、超伝導組成物は、他の
非超伝導相と共に、少なくとも一つの超伝導相を包含している。
超伝導性は、磁束の排除、すなわち、マイスナー効果の観察によって、確認する
ことができる。この効果は、フィジカルレビューB、36.5586 (198
7)においてE、ポルツラツク及びB、フィッシャーによる文献中に記した方法
によって、測定することができる。
本発明の超伝導組成物は、きわめて効率的に電流を伝導するために、又は医用目
的に対する磁気映像化のための磁場を提供するために用いることができる。かく
して、針金又は棒の形態にある組成物を、この分野の者には公知のように液体窒
素に材料をさらすことによって、超伝導転移温度よりも低い温度に、たとえば約
115K又はそれ以下、好ましくは約85によりも低い温度に冷却し且つ電流の
流れを開始することによって、電気抵抗による損失が全くない電流を取得するこ
とができる。最低の入力の損失のもとで極めて高い磁場を提供するために、上記
の針金を巻いてコイル状とし、それを液体ヘリウムにさらしたのちにコイル中に
電流を誘導することができる。本発明の超伝導組成物は、きわめて永続的な磁場
を提供するために用いることもできる。このような磁場は、薄板又は類似の構造
の形態にある組成物を超伝導転移温度以下の温度に冷却することによって、たと
えば、液体窒素にさらすことにより77に〜115Kに冷却することによって、
取得することができる。このような磁場は、t;とえば鉄道車輌のような大きな
対象物を浮上させるために用いることができる。これらの超伝導組成物は、たと
えば、5QUIDS′(超伝導量子干渉素子)のようなジョセフソン素子におい
て、また高速サンプリング回路のようなジョセフソン効果と電圧標準に基づく装
置においても有用である。これらの組成物は、同様な範囲に転移温度を有する従
来の超伝導組成物よりも、特に水の存在において、より安定であると思われる。
本発明の組成物は従来の組成物よりも容易に加工することもできる。
公称式B i S rcacumo、の組成物を、以下のようにして調製した。
BizOs(3,3298,?)、5rOz(1−16921)、CaC0゜(
1,00097)及びCuO(2,38627)をめのう乳鉢中で一緒に30分
間混合し且つ摩砕した。この粉末をアルミニウム容器中でに入れ、その容器を炉
中に置き、空気中で1分当り10℃の速度で800℃まで加熱し、次いで800
℃で12時間保った。次いで入力を切り、約100℃以下の温度まで炉を放冷し
たのちに、容器を取出した。黒色の結晶性生成物を回収しl;。
マイスナー効果の測定は粉末生成物が約75Kに超伝導のI!!始を有している
ことを示しt;。
実施例2
公称式B i 5yzs r 3/2Ca 5yxc u 30 gの組成物を
以下のようにして調製した。B 1xos (4−65967) 、Sr’s
(2−39242)、CaCO5(2,00187)及びCuO(3,1816
9)をめのう乳鉢中で一緒に混合し且つ摩砕した。その粉末をアルミニウム容器
中に入れ、その容器を炉中に置いて、空気中で1分当り10℃の速度で800°
Cに加熱し、次いで800°Cで12時間保った。次いで入力を切り、炉を約1
00℃以下の温度まで放冷したのち、容器を取出した。黒色の結晶性生成物を回
収した。
マイスナー効果の測定は、この粉末生成物が約75Kに超伝導の開始を有してい
ることを示した。
実施例3A及び3B
公称式BizSrtCaCusO,の組成物を以下のようにして調製した。
B 1zox (4,65969)、5rOz(2,39249)、CaC01
(1,00097)及びCuO(2,3,865j)を、めのう乳鉢中で一緒に
混合し且つ摩砕しl;。その粉末混合物を用いて、それぞれ直径が10mmで厚
さが211110の、10個のペレットに圧縮した。
実施例3Aにおいては、圧縮しt;ペレットをアルミナ皿上に置き、ざらを炉中
に入れて1分間当り10℃の速度で空気中で800℃に加熱し、次いで800℃
で8時間保った。次いで入力を切って約100℃以下の温度まで炉を放冷したの
ち、さらを取出した。黒色の結晶性生成物を回収した。
マイスナー効果の測定はペレットが約83にの超伝導の開始を有していることを
示した。
実施例3Bにおいては、別の圧縮したベレットをアルミナ皿中に置き、ざらを炉
中に入れて空気中で1分間当り10℃の速度で900℃に加熱し、900℃で8
時間保った。次いで炉を1分間当り2℃の速度で約100℃以下の温度まで放冷
したのち、ざらを取出した。黒色結晶性の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定はベレットが約85にの超伝導の開始を有していることを
示した。
実施例4A及び4B
公称式B15rCa、Cu、O,の組成物を以下のようにして調製した。
s+zos(2,3298,9)、5r02(1−1982j)、CaC0x(
2,00181)及びCuO(2,38657)をめのう乳鉢中で一緒に30分
間混合し且つ摩砕した。その粉末混合物を用いて、それぞれ10mmの直径と約
2龍の厚さの10個のペレットに8E縮した。
実施例4Aにおいては、圧縮したベレットをアルミナ皿中に置き、その皿を炉中
に入れて、空気中で1分間当り10℃の速度で800℃に加熱し、次いで800
℃で8時間保った。次いで入力を切り、約100℃の温度まで放冷したのち、皿
を取出した。黒色結晶性生成物を回収した。
マイスナー効果の測定はベレットが約75Kに超伝導の開始を有することを示し
た。
実施例4Bにおいては、別の圧縮したペレットをアルミナ皿中に置き、皿を炉中
に入れて、空気中で1分間当り10℃の速度で900℃に加熱し、次いで900
℃で8時間保った。次いで炉の入力を切り、約100°C以下の温度に放冷した
のち、さらを取出した。黒色結晶性生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は、ペレットが約75Kに超伝導の開示を有することを示
した。
衷鼻亘lへ及y旦旦
公称式B ! !/2S r 5zzc a 3/ZCu so wk組成物を
以下のようにして調製した。BitOs(2−32987)、5r(NOs)z
(2,11632)、CaCO5(1,0009,?)及びCuO(1,591
0jl )を−緒にめのう乳鉢中で30分間混合し且つ摩砕した。この粉末混合
物を用いて、それぞれ10mmの直径と約2111mの厚さの10個のペレット
に圧縮した。
実施例6Aにおいては、圧縮したベレットをアルミナ皿中に置き、皿を炉中に入
れて、空気中で1分間当り10℃の速度で800℃に加熱し、800℃で30分
間保った。次いで入力を切り、炉が約100℃以下の温度となるまで放冷したの
ち、皿を取出した。黒色結晶性生皮物を回収した。
マイスナー効果の測定はベレットが77に以下の温度に超伝導の開示を有するこ
とを示した。この結果は実施例2に認められた結果と一致する。
実施例6Bにおいては、他の圧縮したベレットをアルミナ皿中に置き、その皿を
炉中に入れて1分間当り10℃の速度で850℃に加熱し、次いで850℃で1
.2時間保った。次いで入力を切り、炉を約100℃以下の温度まで放冷したの
ち、皿を取出した。黒色結晶性生成物を回収しt二。
マイスナー効果の測定は、ペレットが約85Kに超伝導の開始を有することを示
した。
衷簾■ユ
公称式B i 37zS r 374Ca 174Cu 30 、の組成物を以
下のようにして調製した。BitOs(4,6598&)、SrO*(1−19
625’)、CaCO5(1,0009j)及びcuo(3,1816j)をめ
のう乳鉢中で一緒に30分間混合及び摩砕した。その粉末をアルミナ容器中に入
れ、その容器を炉中に入れて、空気中で1分間当り10℃の速度で850℃に加
熱し、次いで850℃で12時間保った。次いで入力を切り、炉を約100℃以
下の温度まで放冷したのち、容器を取出した。黒色結晶性の生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は粉末生成物が約70Kに超伝導の開始を有することを示
した。
実施例8
公称式B ! 312Sr 3/ac a s/me u so fの組成物を
以下のようにして調製した。Bix0s(4,6596Li)、S rol c
o、s 9811 )、CaC05(1,5Q 14j)及びCuO(3,18
162)をめのう乳鉢中で一緒に30分間混合し且つ摩砕した。粉末をアルミナ
容器中に入れ、その容器を炉中に置いて、空気中で1分間当り10℃の速度で8
50℃に加熱し、次いで850℃で12時間保った。次いで入力を切り、炉を約
100°C以下の温度まで放冷したのち、容器を取出した。黒色結晶性生成物を
取得した。マイスナー効果の測定は約70Kに超伝導の開始を有することを示し
た。
X裏龍旦
公称式B1571srs、Ca、、1Cu、O,の組成物を以下のようにして調
製した。BitOs(4,65962)、SrO*(2−39242)、CaC
0z (2,00187)及びCuO(3,1816j )を−緒にめのう乳鉢
中で30分間混合し且つ摩砕した。その粉末混合物を用いて、それぞれ10mm
の直径と約2111111の厚さの10個のペレットに圧縮した。
圧縮したベレットの一つを金のさら中に置き、さらを炉中に入れて、空気中で7
分間当り10℃の速度で850℃に加熱し、次いで850℃で48時間保った。
次いでペレットを炉から取出し、空気中で急冷して黒色結晶性生成物を回収した
。
マイスナー効果の測定は生成物が約115Kに超伝導の開始を有することを示し
た。
実施例1O
公称式B i 15 r ICa Cu 、ofの組成物を以下のようにして調
製した。
Bi!01(4,6596j)、5rOx(2−3924j)、CaC05(1
,oo09#)及びCuO(2,38659)を−緒にめのう乳鉢中で30分間
混合し且つ摩砕した。その粉末混合物を用いて、それぞれlQmmの直径と約2
關の厚さの、10個のベレットに圧縮した。
圧縮しt;ペレットの一つを金の皿中に置き、皿を炉中に入れて、1分間当り1
0℃の速度で空気中で850℃に加熱し、次いで850℃で48時間保った。次
いでベレットを炉から取出して空気中で急冷し、黒色結晶性生成物を回収した。
マイスナー効果の測定は、生成物が約115Kに超伝導の開始を有することを示
した。
実施例11
公称式B 1sSr3cacu30.の組成物を以下のようにして調製した。
B i、O,(4,65969)、5rOz(2,3924F)、CaC0゜(
0,68001)及びCuO(1,59109)を−緒にめのう乳鉢中で30分
間混合し且つ摩砕した。その粉末混合物を用いて、それぞれIQmmの直径と約
2關の厚さの10個のペレットに圧縮した。
実施例3Aにおいては、IEAIしたペレットをアルミナ皿中に置き、皿を炉中
に入れ、空気中で1分間当り10″Cの速度で800℃に加熱し、次いで800
℃で8時間保っt;。次いで入力を切り、炉を約100℃以下の温度まで放冷し
たのち、皿を取出した。黒色結晶性生成物を回収しtこ。
マイスナー効果の測定はペレットが約72Kに超伝導の開始を有することを示し
た。
実施例12
公称式3i13rICaCu30□の組成物を以下のようにして調製した。
B 1zos (4,6596#)、5rOz(2−392&)、CaC05(
1゜0009& )及びCuO(2,38651)をめのう乳鉢中で一緒に30
分間混合し且つ摩砕しI;。粉末混合物を用いて、それぞれl□+mの直径と約
2mmの厚さの10個のペレットに圧縮した。
圧縮したペレットの一つを金の皿中に置き、炉中に入れて空気中で1分間当り1
0℃の速度で875℃に加熱し、875℃で36時間保った。
次いで炉を1分間当り1℃の速度で約100℃以下の温度に冷却したのち、皿を
取出しI;。
基面中t:臂開を示す板状の結晶が溶融物中で優勢であった。それらを機械的に
分離して、さらにキャラクタリゼーションと構造の決定のために用いた。単結晶
に対する磁束排除と電気抵抗測定は共に約95にのTel:j;けるシャープな
超伝導転移を示した。
この組成物の超伝導金属酸化物相はB t ! S r 、−、c a ICu
20 armとして同定されたが、ここで“Z″は約0.65であり、′ω“
はlよりも小さいがゼロよりも大である。単結晶X線回折データを用いてa−5
゜409人、b−5,414人、c−30,914人の八−中心斜方晶系格子に
基づく構造を決定した。
この構造は交互する二重鋼−酸素層と二重ビスマス−酸素層から成っていた。隣
接するCu−0層の間にはCa”+とSr”カチオンが存在し;Sr’+カチオ
ンはCu−0とB1−0層の間にも認められた。高分解能電子顕微鏡の研究はb
軸が実際には27.07人であり、サブ格子の寸法よりも5倍の増大を示した。
この超構造は単結晶についてのX線回折によっても認めることができる力瓢双晶
は超構造がa及びb軸の両方に沿っていることを明らかにすることができる。
金属酸化物超伝導相に対する式中の”2#が約0.1〜0.9であり、a”及び
“b″が共に約5.4人であり且つc″が約31人である場合にはa、β及びγ
(この分野の熟達者には公知であるように単位格子に伴う角度)は約90″であ
ることを認識すべきである。さらに、この実施例中に示すように、サブ格子次元
の一つ又は二つ(a又はb又はC)に約2乃至約IOの整数を乗することによっ
て、本発明の超伝導相e111vLII瞳−^sema+m N・ PCT/l
Js89100355
Claims (13)
- 1.公称式 BiaSrbCacCudOe 式中でaは約1〜2であり、 bは約3/8〜4であり、 cは約3/4〜2であり、 xは(1.5a+b+c+y)であり、ここでyは約2〜5であり、但し “b+c”は約3/2〜5である、 を有し且つ少なくとも70Kの超伝導転移温度を有する超伝導組成物。
- 2.“a”は約3/2〜2であり、“b”は約3/2〜4であり、“c”は約1 〜3/2であり且つ“b+c”は約3〜5である、請求の範囲第1項記載の超伝 導組成物。
- 3.“a”は2であり、“b”は2であり且つ“c”は1である、請求の範囲第 2項記載の超伝導組成物。
- 4.公称式 BiaSrbCacCudOe 式中でaは約1〜3であり、 bは約3/8〜4であり、 cは約3/16〜2であり、 xは(1.5a+b+c+y)であり、ここでyは約2〜5であり、但し “b+c”は約3/2〜5である、 を有し且つ少なくとも70Kの超伝導転移温度を有する超伝導組成物。
- 5.“a”は約3/2〜2であり、“b”は約3/2〜4であり、“c”は約1 /2〜3/2であり、且つ“b+c”は約3〜5である、請求の範囲第1項記載 の超伝導組成物。
- 6.式 Bi2Sr3−zCazCu2O3−ω式中で2は約0.1〜約0.9の値であ り;ωはゼロよりも大きく12よりも小さい値である、の金属酸化物相を含有す る超伝導組成物。
- 7.“z”は約0.4〜約0.8である、請求の範囲第6項記載の超伝導組成物 。
- 8.“2”は0.6〜0.7であり、且つ該金属酸化物相はa−5・409Å、 b=5.414Å、c=30.914Åを有するA−中心斜方晶系格子に基づく 構造を有する請求の範囲第6項記載の超伝導組成物。
- 9.本質的に、請求の範囲第1又は4又は6項記載の組成物を提供するような化 学量論的な量の酸化物又は酸化物前駆体を混合し;その混合物を空気中で約77 5〜900℃の温度に加熱し且つ該温度で約8〜48時間保持して該組成物を生 成させ;該組成物を100℃よりも低い温度に冷却することから成る超伝導組成 物の製造方法。
- 10.該加熱した組成物を100℃よりも低い温度で急冷することによって冷却 する、請求の範囲第4項記載の方法。
- 11.酸化物又は酸化物前駆体の化学量論的な量は請求の範囲第5項記載の組成 物を提供するように選択する請求の範囲第4項記載の方法。
- 12.請求の範囲第1、4又は6項記載の組成物から成る導体材料を少なくとも 77Kから115Kまでの温度に冷却し;該材料を該温度内に保ちながら該導体 材料内に電流の流れを開始するを有する電気抵抗による損失なしに導体材料内に 電流を導くための方法。
- 13.超伝導材料は請求の範囲第1、4又は6項記載の組成物を含んで成る改良 したジヨセフソン効果装置。
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