JPH03502089A - 粒状硫酸アンモニウム及びその製造方法 - Google Patents

粒状硫酸アンモニウム及びその製造方法

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JPH03502089A JP63508568A JP50856888A JPH03502089A JP H03502089 A JPH03502089 A JP H03502089A JP 63508568 A JP63508568 A JP 63508568A JP 50856888 A JP50856888 A JP 50856888A JP H03502089 A JPH03502089 A JP H03502089A
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フィッシュベイン,ミルトン
ブラウン,アントニイ,マーチン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 粒状硫酸アンモニウム及びその製造方法本発明は粒状硫酸アンモニウムの製造法 、及び該方法によって製造した粒状硫酸アンモニウムに関する。より詳しくは、 本発明は例外的な粒度及び硬度をもち、かつ易流動性のため、保存にあたって実 質的にケーキ化しない粒状硫酸アンモニウム及びその製造方法に関する。
背−塁−叉g閃漣−技術の説明 硫酸アンモニウムは重要な用途が多数あり、なかでも重要なのは肥料である。す なわち、硫酸アンモニウムは、作物にとっ−C必須な栄養素である窒素及び硫黄 の便利な供給源である。
硫酸アルミニウム・は数多くの方法により製造でき、また肥料関係以外のプラン ト等から出る副産物としても得られている。例えば、通常、硫酸アンモニウムは コークス炉やカプロラクタムプラントの副産物として得られる溶液から結晶化し て製造している。付随的な副産物としてではなく、硫酸アンモニウムそれ自体の 製造では、一般に、アンモニアと硫酸を化合して、結晶構造を呈する硫酸アンモ ニウムを製造している。
硫酸アンモニウムは単独で肥料として使用されること特表千3−502089  (5) は少なく、多くは他の必須作物栄養素と共に使用される。従って、一般に使用す る場合には、硫酸アンモニウムを粒状肥料と配合して、バランスのとれた肥料配 合物を製造する必要がしばしば生じる。
ところが、結晶質硫酸アンモニウムには見逃せない欠点があるため、肥料配合物 への配合ができず、また時には単独で肥料として使用できないこともある。なか でも大きな欠点は、粒度が小さいこと、粒度が均一でないこと、そして易流動性 に欠けることである。これら物性のため、肥料散布のさいに最善の結果が得られ 、また機械散布を効率よく、容易にできるように、何種類かの成分が均一に分布 した、硫酸アンモニウム含有肥料配合物を製造することが極めて難しくなる。硫 酸アンモニウムを単独で使用する場合等では、粒度が均一でないと、散布が難し く、結果もよくない。
結晶化方法を改変することにより、例えば向流結晶化法を適用することにりこれ ら問題を解決する試みがある。従来の結晶化方法では、真空結晶化装置で蒸発す ることによって成長させた結晶質硫酸アンモニウム粒子を多数の工程を介して加 熱(高温)段から冷却(低温)段に移動させる。向流法では、冷却段で生成した 微細結晶を次の高温段に導き、そこで蒸発高温溶液と混合する。
ここでは、冷却段結晶が、前(高温)段の蒸発から生成する過飽和溶液から結晶 を生成するための核として作用する。
向流結晶化方法には、溶解/再結晶段階の燃料費及び保守コストが比較的高く、 従って製造コストが高い欠点がある。さらに、スクリーニング等の操作工程から 出る微細な硫酸アンモニウム粒子の回収及び/又はリサイクルが難しい。加えて 、微細粒子から回収/リサイクルした硫酸アンモニウムは形状が角張り、かつ不 規則な粒子になっている。汎用性を改善するためには、硫酸アンモニウム粒子の 形状を円形化し、粒度を均一化する必要がある。
M酸アンモニウムの製造方法については、また結晶化方法の改変か、あるいは造 粒技術のいずれかを適用することによって、硫酸アンモニウムの形状、粒度、均 一度及び貯蔵特性を改善する試みについては長い歴史がある。
アダム等の米国特許第1.919.’707号は、ケーキ化を防止するとされて いる、多量の空隙を高い割合で含む細長い結晶に、硫酸アンモニウムを結晶化す る方法に関している。空隙の高い割合は結晶の細長い形状に由来するものと述べ られている。これはアンモニア系ガスの流れと反応して、硫酸アンモニウム結晶 を生成する硫酸に、鉄塩、クロム塩、アルミニウム塩、チタン塩、ベリリウム塩 、ジルコニウム塩やイツトリウム塩等の金属塩を配合することにより得られる。
ベルクホフによる米国特許第2.102,107号は、硫酸アンモニウム結晶を 製造するために使用する硫酸液に燐酸化合物や燐酸塩を加えることによって粗粒 子状の結晶質硫酸アンモニウムを製造する方法に関している。燐酸化合物は、硫 酸液に存在する金属不純物を析出することにより、粗粒子状結晶の製造を助ける と述べられている。
シムズによる米国特許第2.656,248号は、複数の硫酸アンモニウム蒸発 結晶化装置それぞれの硫酸アンモニウム母液のpHを最適範囲内に維持すること によって該装置の操作を改善する方法に関している。この最適範囲は約1.5〜 2.5であると述べられている(第2欄、第30〜34行参照)。
コストロウによる米国特許第2,782,097号は、連続式蒸発結晶化装置内 の硫酸アンモニウム溶液の“準安定“領域を膨張して、該結晶化装置に微粒子が 生成することを防止する方法に関している。この膨張は、硫酸アンモニウム母液 にクロム、鉄やアルミニウムの可溶性塩を加えて実現している。好ましくは、結 晶化装置の操作pHは6未満、好適には2〜3の範囲である(第2欄、第4〜6 行及び第3欄、第50〜52行参照)。
ウィルソンによる米国特許第3.035,899号は、混合T等の乱流帯域で硫 酸混合物とアンモニアを接触させて、硫酸アンモニウムスラリーを生成し、リサ イクルした製品を含む、加熱された回転接触帯域にこれを送ることにより粒状硫 酸アンモニウムを製造することに関すている。
バーンズにる米国特許第3,351,455号は、造粒装置により再循環した過 小製品粒子を硫酸とアンモニアの混合物に接触させて、粒状硫酸アンモニウムを 製造する乾式方法に関している。過小粒子を反応混合物で被覆し、乾燥し、スク リーニング処理する。バーンズの開示した方法は、造粒装置から流出液流れのp Hを2.5未満にした状態で行う必要がある。即ち、pHが2.5以上の場合に は、製品粒度が急激に小さくなり、装置にダストや微細な粒子により目詰まりが 生じるので、プラントの操業を停止しなければならなくなる(第3欄、第24〜 35行及び第5欄、第56行〜第6欄、第2行の実施例2参照)。
ヒックスによる米国特許第3.464,809号は、予中和装置で硫酸を部分的 にアンモニア処理し、生成した硫酸アンモニウム溶液をリサイクルした微細粒子 の粒子床に導入することによって粒状硫酸アンモニウムを製造する方法に関して いる。ヒックスの網上製品はpHが1.9.1.8(共に第9欄の表II)、あ るいは3゜8(第11欄の表111)というように各種のpH値をとるものであ る。
ブラックモアによる米国特許第3,725,029号は、バインダーとして濃リ グノスルホン酸塩溶液を使用して、ドラム形造粒装置により硫酸アンモニウム副 産物を造粒する方法に関している。生成した粒子を冷却し、尿素被覆してから、 乾燥粉末で被覆して、製品のケーキ化を防止している。こうしなければ、製品を 貯蔵放置した時にケーキ化が起こる。
バーバーによる米国特許第3.738.821号は、遊離アンモニアを含む硫酸 アンモニウム水溶液に燐酸を特表平3−502089 (5) 加えることによって硫酸アンモニウムを凝集又はベレット化する方法に関してい る。この方法は流動床装置で実施する。
ベチャットホールド等による米国特許第4.305゜748号は、溶解硫酸アン モニウムを急速乾燥し、水の微細なスプレーを噴霧しながら、該硫酸アンモニウ ムを造粒装置又はベレット化装置に装入することによって硫酸アンモニウムを造 粒又はベレット化する方法に関している。
ハリソン等による米国特許第4.589,904号は、副産物である結晶質硫酸 アンモニウムの造粒方法に関している。硫酸、硫酸アンモニウム溶液及びガス状 無水アンモニアの流れを別々に、副産物である結晶質硫酸アンモニウムの転勤造 粒床の表面下方で、その中心付近に導入する。この方法によれば、硫酸アンモニ ウムを再生でき、この場合、結晶が析出し、かつ結合している。
アラム等の造粒助剤を適宜使用することが述べられている(第5欄、第12〜1 7頁参照)。ハリソン等の方法によって製造した硫酸アンモニウムは破裂強さが 5. 0ボンド以下で、3゜0ボンドの破裂強さがあれば、一般に許容できると 述べられている(第8欄、第65〜68行参照)。
ヒックスの方法では、結晶質硫酸アンモニウムを造粒しないので、生成する粒子 の形状及びフンシスチンシーがある程度改善できる。ところが、ヒックスの方法 では、網上製品の回収率が極めて低い。例えば、ヒックスの公報、第11欄、第 13〜35行の表IIIには、製品の僅か85.4%が一6+10メツシュ範囲 にあると記載されている。さらに、当業者ならば、ヒックスの方法で製造された 粒状硫酸アンモニウムの硬度はそれ程高くないと予想できるはずである。これは 、粒子を扱い、また加工処理するさい大きな欠点になる。
この予想は、ヒックス等の論文、17Agr、Fo。
d  Chem、306〜311 (1969)で確認されている。米国特許第 3,464,809号に記載されている方法と実質的に同じ方法で製造した粒子 の物理的/化学的特性の特徴を述べるさい、著者等は、86°F180%相対湿 度で96時間貯蔵した後、粒子は“指圧下においてかなり硬い”と明言している 。この記載は、より量的なパラメータと比較するの難しいけれども、ヒックスの 方法に従って製造した粒状硫酸アンモニウムは、本発明に従って製造した粒状硫 酸アンモニウムよりもかなり軟らかいことを示しているが、これについては後述 する。
造粒の一つの一般的な方法は、前記文献に記載されているように、回転式アンモ ニア処理造粒装置を使用することである。別な一般的な方法は、燐酸塩、硝酸ア ンモニウム、尿素やりグツスルホン酸塩等の造粒助剤を使用して、リサタイル微 細粒子を異なる割合のアンモニア及び硫酸に接触させるバッグミルを使用するこ とである。
しかし、これら硫酸アンモニウム造粒方法は、造粒助剤を許容できない程コスト のかかる量で使用しない限り、硬くて、かつ易流動性の製品を得ることができな い。
これら従来法の問題の一部は、最近開発された、アルミニウム塩か第2鉄塩であ る造粒助剤を存在させた状態で硫酸アンモニウムを造粒する粒状硫酸アンモニウ ムの製造方法によって解決できる。オーストラリア特許第492.758号に記 載されているこの方法では、アンモニアと硫酸をまづパイプ式反応器で混合して 、スラリーを生成する。このスラリーを硫酸アンモニウム微粒子床上に分配し、 ここでさらにアンモニアを添加し、次にアルミニウム塩か第2鉄塩の存在下で造 粒する。生成した製品は易流動性で、ケーキ化しない。また、10%溶液(水溶 液重量比)で測定したpHは約4.0〜4.5で、Pfjzer硬度(定義は後 述)が約5.0ボンドである。造粒は、回転造粒装置かバッグミル等の通常の装 置で行えばよい。
前の説明から理解できるように、硫酸アンモニウム製品pHは従来のpHに近い 。この範囲の低い側の代表例はハリソン等が開示し、可能な製品pH範囲は1. 80〜2.60、好適な範囲は2.20〜2.50.実際の実施例では1.99 〜2.4である。またはバーンズは、2.5未満、好ましくは1.9〜2.25 の製品pHを開示している。バーンズの方法は、2.5以上の製品pHでは実施 できない。というのは、公報に開示されているように、pHが高くなると、ダス トや微粒子がプラントの操業を停止しなければならない程発生するからである。
p)(範囲の高い側の代表例は、オーストラリア特許第492,758号に開示 され、製品pH範囲は4.0〜4.5である。本出願人の経験によれば、この方 法を適用して、4.0未満のpHで操業した場合、粒状硫酸アンモニウムは保存 時コンクリ−1・程度に硬化するので、使用できない。
本発明は、オーストラリア特許第492,758号の場合と同様に、アルミニウ ム塩か第2鉄塩を存在させた状態で粒状硫酸アンモニウムを製造する方法を大幅 に改善するものであるが、これは、従来では全く適用できないと考えられていた pH範囲内で造粒を実施してから、生成した粒状硫酸アンモニウムを急冷すると 実現できる。この以前は予想できなかったpH範囲内で粒状硫酸アンモニウムを 製造する方法を発見したことによって、本出願人は粒度分布だけではなく、硬度 においても従来の粒状硫酸アンモニウムをはるかに上回る製品を製造することに 成功したものである。
発明の要約 本発明は易流動性、非ケーキ化性の粒状硫酸アンモニウムを製造する方法に関す る。アンモニアと硫酸のスラリーに造粒助剤を加えることからなる本方法は、p  I−1が約4.0未満、好ましくは約2.5〜4.0、最適には約2.5〜2 .9で、平均pHが約2.7の粒状硫酸アンモニウムを与えるのに十分な酸性条 件下で実施すれば特表千3−502089 (7) よい。
造粒助剤は酸化アルミニウムやアルミン酸ナトリウム等の金属酸化物か金属水酸 化物の塩であればよ(、また例えばアルミニウム塩や第2鉄塩等の金属塩でもよ く、好ましくは硫酸塩である。最も好ましいのは硫酸アルミニウムである。
造粒助剤は、約0.05重量%以上の金属を含む硫酸アンモニウム粒子を与える のに十分な量でスラリーに添加する。造粒助剤がアルミニウム塩の場合には、ア ルミニウム含量が約0.05〜1,06重量%、好ましくは約0.15〜1.0 6重量%、最適には約0.20〜0.40重量%の硫酸アンモニウム粒子を製造 するのに十分な量のアルミニウム塩をスラリーに添加する。
また、本発明は上記方法で製造した硫酸アンモニウム粒子からなる組成物も包含 する。
本発明の別な実施態様では、造粒後に、硫酸アンモニウム粒子を冷却する。この 場合、約150’F未満の温度、好ましくは約60〜130°Fの温度、最適に は約]、]、O〜130°Fの温度に、粒子を冷却する。
冷却速度は、一般に、約7.5’ F/分以上、好ましくは約9゜5〜16.5 °F/分、最適には約9.5〜11.5°F/分である。
この冷却は、回転冷却器や流動床冷却器等の任意の適当な手段を使用して実施す ればよい。
本発明に従って粒状硫酸アンモニウムを製造した場合には、製品硫酸アンモニウ ム粒子の約85.7%以上が+10タイラ一メツシユスクリーン粒度以上、好ま しくは製品硫酸アンモニウム粒子の約95%以上が+10タイラ一メツシユスク リーン粒度以上、最適には製品硫酸アンモニウム粒子の少なくとも約99%以上 が+10タイラ一メツシユスクリーン粒度以上になる。
本発明方法に従って得た硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度は約5.0ボ ンド以上、好ましくは約6゜8ボンド以上、最適には少なくとも約9.8ボンド 以上で、通常の硬度範囲は約9.8〜12.7ボンドである。
さらに、本発明はp)(が約4.0未満、好適には約2.5〜4.0、最適には 約2.5〜2.9で、平均p7′ Hが約2.7の硫酸アンモニウム粒子からな る組成物にも関する。
硫酸アンモニウム粒子はアルミニウム及び鉄からなる群から選択した金属を含む ことができる。該粒子は好ましくは金属としてアルミニウムを含み、その平均ア ルミニウム含量は約0.05重量%以上である。アルミニウム含量は一般に約0 .05〜1,06重量%、好ましくは約0.15〜1.06重量%、最適には約 0.20〜0.40重量%である。
硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度は約6.8ボンド以上、好ましくは少 なくとも約98ボンド、最適には約98〜12.7ボンドであればよい。
さらに、製品硫酸アンモニウム粒子の約85.7%以上が+10タイラ一メツシ ユスクリーン粒度以上、好ましくは製品硫酸アンモニウム粒子の約95%以上が +10タイラ一メツシユスクリーン粒度以上、最適には製品硫酸アンモニウム粒 子の少なくとも約99%以上が+10タイラ一メツシユスクリーン粒度以上であ る。
好適な実施態様の脱甲 pHを変化させて硫酸アンモニウムの造粒を行った経験によれば、一般に有用な 製品を製造できないあるpH値があると考えられていた。
微粒子とダストが過剰に発生しても、プラントの操業を停止する必要がないと想 定した場合、この範囲内にあるpHレベルで製造した粒状硫酸アンモニウムは保 存時ケーキ化する傾向がある。即ち、易流動性ではない。また、場合によっては 、粘着体になることもあり、これは使用する前に、重機械類でばらばらにする必 要がある。
ところが、今回、このpH範囲を適用しても、従来技術では知られていない硬度 と粒度均一性をもつ、工業上有用な製品を得ることができることが見いだされた 。このpH範囲でも操業できる結果、従来の硫酸アンモニウム粒子よりも粒度及 び硬度がかなり大きい硫酸アンモニウム粒子を製造できる。また、+IOタイラ ーメッシュ以上の製品硫酸アンモニウム粒子の収率は従来よりも遥かに高い。
一般に、本発明方法は、バイブ式反応器でアンモニアと硫酸を混合することによ って硫酸アンモニウムスラリ−を生成することからなる。この硫酸アンモニウム 粒子をリサイクルした硫酸アンモニウム微粒子床に導入し、ここでさらにアンモ ニアを添加する。次に、造粒助剤を存在させた状態で造粒を行い、生成物を乾燥 、スクリーニング、冷却する。回転造粒装置やバッグミルを始とする、通常の造 粒ンステムを使用することができる。
造粒助剤は酸化アルミニウム等の、好ましくは水和した、金属酸化物;アルミン 酸ナトリウム等の金属水酸化物の塩、アルミニウム塩;あるいは第2鉄塩であれ ばよい。アルミニウム塩が好ましいが、最適なのは硫酸アルミニウムである。造 粒助剤がアルミニウムを含んでいる場合には、アルミニウムは可溶性の形で存在 させることが必要である。
酸化アルミニウム造粒助剤は好ましくはスラリーとして使用し、一方、アルミニ ウム塩又は第2鉄塩は水溶液として硫酸アンモニウムスラリーに導入するのが有 利である。一般には、この水溶液はバイブ式反応器のスラリーに導入する。ある いは、造粒装置の任意の有利な位置に、例えばその供給口付近に水溶液を計量し て、導入してもよい。また、供給装置によって、造粒装置に、あるいは固体状の リサイクル体にアルミニウム塩又は第2鉄塩を加えてもよい。
[以下、余白] アルミニウム塩を使用する場合には、一般に、約0゜05重量%以上のアルミニ ウムを含む目的製品を与えるのに十分な量で使用する。好適には、製品のアルミ ニウム含量は約0.05〜1.06重量%、好ましくは約0.15〜1.06% 、最適には約0.25〜0.40重量%である。
製品は出発原料に由来する燐酸塩を含んでいてもよく、あるいは燐酸塩を慎重に 加えてもよい。燐酸塩の存在は硫酸アンモニウムの造粒に有利に作用する。
本発明による方法は、10%溶液中で測定したpHが約4.0未満の硫酸アンモ ニウム粒子を与えるのに十分なp1]で行うが、pHの下限は約2.5である。
本発明に従って製造した、pi(が約2.5〜4.0の粒子は、促進ケーキ化試 験を行ったところ、保存時にケーキ化を示さない。即ち、粒状硫酸アンモニウム の100g試料を、外径が20インチのステンレス鋼チューブ中に設置し、空気 圧ピストンを使用して試料を35ps i マチ加圧1..85°Fの温度で1 週間保存した。この後、ステンレス鋼チューブから試料を取出し、ケーキ化につ いて調べた。ケーキ化は認められながった。
この促進ケーキ化試験は、pH値が2.5〜4.0の硫酸アンモニウム粒子を製 造する一連の全規模生産によって確認できた。粒子は、本発明に従い冷却し、4 ゜O〜10,000トンの工業用規模の貯蔵パイルに貯蔵した。
数週間貯蔵した後、製品は易流動性のままで、ケーキ化していなかった。
乾燥工程後、粒子をスクリーニングし、貯蔵に先立ち冷却する。低pH粒子の非 ケーキ化性は、約225°Fの初期温度から約120°Fの予備貯蔵温度まで回 転冷却器等で粒子を急冷することから生じるものと考えられるが、この考えには こだわらない。
冷却速度は、一般に、約7.5°F/分以」二、好ましくは約9.5〜16.5 °F/分、最適には約95〜11.5°Fである。
冷却は急冷でなければならないが、回転冷却器や流動床冷却器を始めとする(た だし、これらには制限されない)任意の適当な手段が適用することができる。こ こで重要なファクターは粒子をいか1ご冷却するかではなく、約150°F未満 、好ましくは約60〜!30’Fの予備貯蔵温度に冷却することである。最適な 予備貯蔵温度は約110〜130°Fである。
本発明に従って製造した粒状硫酸アンモニウムは易流動性のままで、貯蔵にあた って大型のパイルに放置しても、団結したり、硬化することはない。さらに、得 られた硫酸アンモニウム粒子は従来公知の粒状硫酸アンモニウムによりもはるか に硬い。
粒子の硬度は、Chatillon圧縮試験機等の市販の圧縮試験機で測定する 。所定の製品ランから取出した、−7〜+8のタイラーメツノコ粒度範囲にある 少なくとも25個の粒子を個々に試験し、測定値を平均して、試験粒子を取出し た製品ランのPfizer硬度とする。すなわち、圧縮試験機の平坦面の一度に 1個づつ載せる。圧縮試験機に取付けた、端部が甲坦なロッドを使用して、各粒 子に圧力を加える。そして、圧縮試験機内に取付けたゲージにより、粒子を破壊 するのに必要な圧力を測定する。本発明方法に従って製造した硫酸アンモニウム 粒子のPftzer硬度は一般に9.8〜12.7の範囲にあるが、従来の粒状 硫酸アンモニウムの代表的なPfizer硬度値は5ボンド以下である。
粒子の優れた粒度及び硬度により、本発明によって製造した硫酸アンモニウムは 、冷却、貯蔵、取扱い、配合、輸送や散布時に望ましくない小粒子化を起こさな い。
さらに、本発明に従って製造した粒状硫酸アンモニウムは、肥料それ自体として 使用しても、あるいは肥料配合物の〜成分として使用しても、結果はいずれも一 様である。これは、肥料の散布機構が物理的により均一・な製品の使用によって 向上する結果、散布もより均一化する事実に起因する。さらに、肥料配合物を使 用した場合、本発明により製造した粒状硫酸アンモニウムを使用した配合物は配 合状態は均一なままであり、従来の配合物にしばしばみられるように、最終ユー ザーに届くまでに、成分が層分離することはない。
なお、本発明の方法では、生成した硫酸アンモニウム微粒子は造粒装置にリサイ クルし、ここで硫酸アンモニウム含有スラリーを分配する床に形成する。リサイ クル比は一般に約71〜20:1の範囲にあるが、約2゜5:1という小さな比 も使用できる。
以下、本発明を実施例により説明する。なお、これら実施例は単に説明を意図す るもので、発明の範囲をいかなる意味でも制限するものでない。即ち、本発明は 、本発明方法を実施するの好適な任意の全組成物、手段及び方法だけではなく、 該方法によって得られる任意の全製品にも応用範囲を拡大できる。
以下の実施例は、低いpHを適用して得た、粒度が大きく、かつ硬い粒子である にかかわらず、易流動性で、ケーキ化しない、本発明による硫酸アンモニウムの 製造を例示するものである。
実施例I 造粒を25TPHの製造速度で実施した。製造した粒状硫酸アンモニウム製品の pHは約2.8〜3. 1であった。また、得られた製品のアルミニウム含量は 約0.31〜036重量%で、冷却器を出るさいの平均製品温度は約112〜+ 30’Fであった。製品のPfizer硬度は約9.8〜12.7ボンドであっ た。また、製品粒度は、タイラーメッシュ−6〜+10範囲で、約91.1〜9 43%で、貯蔵時ケーキ化は認められなかった。
実施例If 造粒を257PHの製造速度で実施した。製造した粒状硫酸アンモニウム製品の pHは約2.9であった。また、得られた製品のアルミニウム含量は約0.27 重量%で、冷却器を出るさいの平均製品温度は約93°Fであった。製品のPf izer硬度は約10.1ボンドであった。また、製品粒度は、タイラーメッシ ュ−6〜+10範囲で、約93.3%で、貯蔵時ケーキ化は認められなかった。
以下の実施例により、本発明方法を実施するさいの代表的な冷却例を例示する。
実施例III 実施例I又はIIで得た粒状硫酸アンモニウムを乾燥、スクリーニングしたもの を、空気流れに対して向流で、回転ドラム冷却器に導入する。回転冷却器に流入 する製品温度は約225°Fで、製品が冷却器を出るさいには、温度は120’ Fまで低下する。長さ30フイート、直径9フイートの回転冷却器は、代表的な 流量が約15トン/時間〜約20トン/時間で、その−例は約25トン/時間で ある。
実施例IV はぼ25トン/時間の製造速度で24時時間位を行った。冷却器を出るさいの製 品は温度が約130°Fで、硬く、易流動性で、非ケーキ化性であった。
このランで製造した製品600トンの24時間複合試料は化学的/物理的特性が 次の通りであった。
[以下、余白コ 化学組成               重量%H,OO,02 Aρ                 0.33pH2,8 製品粒度 製品粒度 製品粒度  製品粒度+6  −6+8 −8+10 − 10+IO3,069,726,3]、、0 以下の表に、本発明方法を実施することができる操業条件の範囲を例示するが、 本発明はこれらに制限されるものではない。例示から明らかなように、本発明方 法によるpHをもつ硫酸アンモニウム粒子を製造すると、硬度が大幅に改善され るが、これは、前に説明したように、貯蔵時におけるケーキ化による工業的有用 性のロスによって無効化されるものではない。
U以下、余白] 聚↓ 製品品質及び粒状硫酸アンモニウム製造の操業条件製品 製品のアルミニ  冷 却器用  Pfizer硬度pHラム含量(重量%)口温度(’F) Cポンド )2.90   0.27      93    10.13.00   0 .35      122     9.82.80   0.3B        112    10.83.10   0.34      117     12.52.80   0.31      130    12.22.9 5   0.31      122    12.7製品粒度  製品粒度   製品粒度 24時間生産量−6+10% +6%   −10%   TNE 93.3   2.2     4.5     59492.0   5.0      3.0     59491.1   4.1     4.8      33492.4   4.8     2.8     38494.3    3.0     2.7     582む 以下に、本発明より実現できる網上製品収率を例示する。
斃赦えη−柑噴肚ゴ弊−−二邊+】0(%)  +−6(9鉄−198、492 ,26,2 299、096,03,0 39g、 0       91.6     6.45     98、0        91.1     6.9試料番号 製品pH製品アルミニウム  Pfizer硬度(重量%)    (ポンド) !     4.3     0,28      6.72    4.30    ’0.29      6.93    3.80    0!8       7.74    4.60    0.39       9.35     4.10     N/A        9.26    3.20      N/A        8.37    2.90     N/A         Io、18    3.00    0.35      9.8 9    2.80    0.36      10.810    3.1 0    0.34      12.511    2.80    0J1       12.212    2.95    0.31      12 .7134゜80    0.32      8.8−、、−1±−,4,0 0[)、廷−−−−−7,8−−一一符表平3−502089 (10) 上記好適な実施態様について本発明を説明してきたが、これらは例示のみを目的 とし、本発明はこれら例示に制限されず、請求項の範囲内にあるすべての等価態 様に応用できる。
国V?調査報告 +−==−11.−−−+ ^*−1−c=−11−−,PCT/All 88 100422N9任ズTOフ伍葺江ジ引にユα8L&スにΣにテゴびl[CaL  #(AT’IOI No、 KT AtJ  8800422

Claims (103)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)造粒助剤を存在させた状態でpHが約2.5〜4.0の易流動性、非ケー キ化性粒状硫酸アンモニウムを製造する方法において、 (a)アンモニアと硫酸のスラリーに、金属塩、金属酸化物及び金属水酸化物の 塩からなる群から選択した造粒助剤を加え、そして (b)硫酸アンモニウム粒子のpHを約2.5〜4.0にするのに十分な酸性条 件下で核スラリーを造粒して、硫酸アンモニウム粒子を製造することからなる該 粒状硫酸アンモニウムの製造方法。
  2. (2)請求項第1項に記載の方法で製造した硫酸アンモニウム粒子からなる組成 物。
  3. (3)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜2.9である請求項第1項に 記載の方法。
  4. (4)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.7である請求項第3項に記載の方 法。
  5. (5)約0.05重量%以上の該金属を含む硫酸アンモニウム粒子を与えるのに 十分な量で外造粒助剤を該スラリーに加える請求項第1項に記載の方法。
  6. (6)鉄及びアルミニウムからなる群から該金属を選択する請求項第5項に記載 の方法。
  7. (7)硫酸アルミニウム、硫酸第2鉄、酸化アルミニウム及びアルミン酸ナトリ ウムからなる群から該造粒助剤を選択する請求項第5項に記載の方法。
  8. (8)該造粒助剤がアルミニウム塩で、アルミニウム含量が約0.05〜1.0 6%の硫酸アンモニウム粒子を製造するのに十分な量の該アルミニウム塩を該ス ラリーに加える請求項第5項に記載の方法。
  9. (9)アルミニウム含量が約0.15〜1.06%の硫酸アンモニウム粒子を製 造するのに十分な重の該アルミニウム塩を該スラリーに加える請求項第8項に記 載の方法。
  10. (10)アルミニウム含量が約0.20〜0.40%の硫酸アンモニウム粒子を 製造するのに十分な量の該アルミニウム塩を該スラリーに加える請求項第9項に 記載の方法。
  11. (11)造粒助剤を存在させた状態でpHが約4.0未満の易流動性、非ケーキ 化性粒状硫酸アンモニウムを製造する方法において、 (a)アンモニアと硫酸のスラリーに、金属塩、金属酸化物及び金属水酸化物の 塩からなる群から選択した造粒助剤を約0.05重量%以上の該金属を含む硫酸 アンモニウム粒子を与えるのに十分な重で加え、そして(b)硫酸アンモニウム 粒子のpHを約4.0未満にするのに十分な酸性条件下で該スラリーを造粒して 、硫酸アンモニウム粒子を製造することからなる該粒状硫酸アンモニウムの製造 方法。
  12. (12)請求項第11項に記載の方法で製造した硫酸アンモニウム粒子からなる 組成物。
  13. (13)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜4.0である請求項第11 項に記載の方法。
  14. (14)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜2.9である請求項第13 項に記載の方法。
  15. (15)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.7である請求項第14項に記載 の方法。
  16. (16)鉄及びアルミニウムからなる群から該金属を選択する請求項第11項に 記載の方法。
  17. (17)硫酸アルミニウム、硫酸第2鉄、酸化アルミニウム及びアルミン酸ナト リウムからなる群から該造粒助剤を選択する請求項第11項に記載の方法。
  18. (18)該造粒助剤がアルミニウム塩で、アルミニウム含量が約0.05〜1. 06%の硫酸アンモニウム粒子を製造するのに十分な量の該アルミニウム塩を該 スラリーに加える請求項第11項に記載の方法。
  19. (19)アルミニウム含量が約0.15〜1.06%の硫酸アンモニウム粒子を 製造するのに十分な量の該アルミニウム塩を該スラリーに加える請求項第18項 に記載の方法。
  20. (20)アルミニウム含量が約0.20〜0.40%の硫酸アンモニウム粒子を 製造するのに十分な量の該アルミニウム塩を該スラリーに加える請求項第19項 に記載の方法。
  21. (21)さらに、造粒後該硫酸アンモニウム粒子を冷却することからなる請求項 第1項又は第11項に記載の方法。
  22. (22)該硫酸アンモニウム粒子を約150°F未満の温度に冷却する請求項第 21項に記載の方法。
  23. (23)該硫酸アンモニウム粒子を約60〜130°Fの温度に冷却する請求項 第22項に記載の方法。
  24. (24)該硫酸アンモニウム粒子を約110〜130°Fの温度に冷却する請求 項第23項に記載の方法。
  25. (25)該硫酸アンモニウム粒子を約7.5°F/分以上の速度で冷却する請求 項第21項に記載の方法。
  26. (26)該硫酸アンモニウム粒子を約9.5〜16.5°F/分の速度で冷却す る請求項第25項に記載の方法。
  27. (27)該硫酸アンモニウム粒子を約9.5〜11.5°F/分の速度で冷却す る請求項第25項に記載の方法。
  28. (28)さらに、回転冷却器を使用して、該冷却を行う請求項第21項に記載の 方法。
  29. (29)さらに、流動床冷却器を使用して、該冷却を行う請求項第21項に記載 の方法。
  30. (30)約85.7%以上の該硫酸アンモニウム粒子が+10タイラーメッシュ スクリーン粒度以上である請求項第1項又は第11項記載の方法。
  31. (31)約95%以上の該硫酸アンモニウム粒子が+10タイラーメッシュスク リーン粒度以上である請求項第30項に記載の方法。
  32. (32)約99%以上の該硫酸アンモニウム粒子が+10タイラーメッシュスク リーン粒度以上である請求項第31項に記載の方法。
  33. (33)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が約5.0ポンド以上であ る請求項第1項又は第11項に記載の方法。
  34. (34)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が約6.8ポンド以上であ る請求項第33項に記載の方法。
  35. (35)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が少なくとも約9.8ポン ドである請求項第34項に記載の方法。
  36. (36)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が約9.8〜12.7ポン ドである請求項第35項に記載の方法。
  37. (37)造粒助剤を存在させた状態でpHが約4.0未満の易流動性、非ケーキ 化性粒状硫酸アンモニウムを製造する方法において、 (a)アンモニアと硫酸のスラリーに、金属塩、金属酸化物及び金属水酸化物の 塩からなる群から選択した造粒助剤を約0.05重量%以上の該金属を含む硫酸 アンモニウム粒子を与えるのに十分な量で加え、(b)硫酸アンモニウム粒子の pHを約4.0未満にするのに十分な酸性条件下で該スラリーを造粒して、硫酸 アンモニウム粒子を製造し、そして (c)約7.5°F/分以上の冷却速度で約150°F未満の温度に該硫酸アン モニウム粒子を冷却し、これによって該硫酸アンモニウム粒子の約85.7%以 上を+10タイラーメッシュスクリーン粒度以上にすると共に、該硫酸アンモニ ウム粒子のPfizer硬度を約5.0ポンド以上にする該粒状硫酸アンモニウ ムの製造方法。
  38. (38)該金属を約0.05〜1.06重量%含む硫酸アンモニウム粒子を与え るのに十分な量の該造粒助剤を該スラリーに添加し、該硫酸アンモニウム粒子の pHを約2.5〜4.0にし、約9.5〜16.5°F/分の冷却速度で約60 〜130°Fの温度に該硫酸アンモニウム粒子を冷却し、該硫酸アンモニウム粒 子のPfizer硬度を約9.8ポンド以上にすると共に、該硫酸アンモニウム 粒子の約95%以上を+タイラーメッシュスクリーン粒度以上にした請求項第3 7項に記載の方法。
  39. (39)該金属を約0.20〜0.40重量%含む硫酸アンモニウム粒子を与え るのに十分な量の該造粒助剤を該スラリーに添加し、該硫酸アンモニウム粒子の pHを約2.5〜2.9にし、約9.5〜11.5°F/分の冷却速度で約90 〜130°Fの温度に該硫酸アンモニウム粒子を冷却し、該硫酸アンモニウム粒 子のPfiτer硬度を約9.8〜12.7ポンドにすると共に、該硫酸アンモ ニウム粒子の約99%以上を+タイラーメッシュスクリーン粒度以上にした請求 項第38項に記載の方法。
  40. (40)pHが約2.5〜4.0の易流動性、非ケーキ化性硫酸アンモニウム粒 子からなる組成物のおいて、該硫酸アンモニウム粒子がアルミニウム及び鉄から なる群から選択した金属を含む上記組成物。
  41. (41)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜2.9である請求項第40 項に記載の組成物。
  42. (42)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.7である請求項第41項に記載 の組成物。
  43. (43)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が約6.8ポンド以上であ る請求項第40項に記載の組成物。
  44. (44)該硫酸アンモニウム粒子のPfi2er硬度が少なくとも約9.8ポン ド以上である請求項第43項に記載の組成物。
  45. (45)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が約9.8〜12.7ポン ドである請求項第44項に記載の組成物。
  46. (46)該金属がアルミニウムである請求項第40項に記載の組成物。
  47. (47)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.05重量%以上で ある請求項第46項に記載の組成物。
  48. (48)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.05〜1.06重 量%である請求項第47項に記載の組成物。
  49. (49)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.15〜1.06重 量%である請求項第48項に記載の組成物。
  50. (50)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.20〜0.40重 量%である請求項第49項に記載の組成物。
  51. (51)該硫酸アンモニウム粒子の約85.7%以上が+10タイラーメッシュ スクリーン粒度以上である請求項第40項に記載の組成物。
  52. (52)該硫酸アンモニウム粒子の約95%以上が+10タイラーメッシュスク リーン粒度以上である請求項第51項に記載の組成物。
  53. (53)該硫酸アンモニウム粒子の少なくとも約99%以上が+10タイラーメ ッシュスクリーン粒度以上である請求項第52項に記載の組成物。
  54. (54)pHが約4,0未満の易流動性、非ケーキ化性硫酸アンモニウム粒子か らなる組成物のおいて、該硫酸アンモニウム粒子がアルミニウム及び鋏からなる 群から選択した金属を約0.05重量%含む上記組成物。
  55. (55)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜4.0である請求項第54 項に記載の組成物。
  56. (56)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜2.9である請求項第55 項に記載の組成物。
  57. (57)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.7である請求項第56項に記載 の組成物。
  58. (58)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が約6.8ポンド以上であ る請求項第54項に記載の組成物。
  59. (59)該硫酸アンモニウム粒子のPfi2er硬度が少なくとも約9.8ポン ド以上である請求項第58項に記載の組成物。
  60. (60)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が約9.8〜12.7ポン ドである請求項第59項に記載の組成物。
  61. (61)該金属がアルミニウムである請求項第54項に記載の組成物。
  62. (62)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.05重量%以上で ある請求項第61項に記載の組成物。
  63. (63)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.05〜1.06重 量%である請求項第62項に記載の組成物。
  64. (64)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.15〜1.06重 量%である請求項第63項に記載の組成物。
  65. (65)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.20〜0.40重 量%である請求項第64項に記載の組成物。
  66. (66)該硫酸アンモニウム粒子の約85.7%以上が+10タイラーメッシュ スクリーン粒度以上である請求項第54項に記載の組成物。
  67. (67)該硫酸アンモニウム粒子の約95%以上が+10タイラーメッシュスク リーン粒度以上である請求項第66項に記載の組成物。
  68. (68)該硫酸アンモニウム粒子の少なくとも約99%以上が+10タイラーメ ッシュスクリーン粒度以上である請求項第67項に記載の組成物。
  69. (69)硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が少なくとも約6.8ポンド 以上である、易流動性、非ケーキ化性硫酸アンモニウム粒子からなる組成物。
  70. (70)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が少なくとも約9.8ポン ド以上である請求好打第69項に記載の組成物。
  71. (71)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が約9.8〜12.7ポン ド以上である請求好打第70項に記載の組成物。
  72. (72)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約4.0未満である請求項第60項に 記載の組成物。
  73. (73)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜4.0である請求項第72 項に記載の組成物。
  74. (74)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜2.9である請求項第72 項に記載の組成物。
  75. (75)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.7である請求項第74項に記載 の組成物。
  76. (76)該硫酸アンモニウム粒子がアルミニウム及び鉄からなる群から選択した 金属を食む請求項第69項に記載の組成物。
  77. (77)該金属がアルミニウムである請求項第76項に記載の組成物。
  78. (78)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.05重量%以上で ある請求項第77項に記載の組成物。
  79. (79)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.05〜1.06重 量%以上である請求項第78項に記載の組成物。
  80. (80)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.15〜1.06重 量%以上である請求項第79項に記載の組成物。
  81. (81)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.20〜0.40重 量%以上である請求項第80項に記載の組成物。
  82. (82)該硫酸アンモニウム粒子の約85.7%以上が+10タイラーメッシュ スクリーン粒度以上である請求項第69項に記載の組成物。
  83. (83)該硫酸アンモニウム粒子の約95%以上が+10タイラーメッシュスク リーン粒度以上である請求項第82項に記載の組成物。
  84. (84)該硫酸アンモニウム粒子の少なくとも約99%以上が+10タイラーメ ッシュスクリーン粒度以上である請求項第83項に記載の組成物。
  85. (85)硫酸アンモニウム粒子の約85.7%以上が+10タイラーメッシュス クリーン粒度以上である易流動性、非ケーキ化性硫酸アンモニウム粒子からなる 組成物。
  86. (86)該硫酸アンモニウム粒子の約95%以上が+10タイラーメッシェスク リーン粒度以上である請求項第85項に記載の組成物。
  87. (87)該硫酸アンモニウム粒子の少なくとも約99%以上が+10タイラーメ ッシュスクリーン粒度以上である請求項第86項に記載の組成物。
  88. (88)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約4.0未満である請求項第85項に 記載の組成物。
  89. (89)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜4.0である請求項第88 項に記載の組成物。
  90. (90)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜2.9である請求項第89 項に記載の組成物。
  91. (91)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.7である請求項第90項に記載 の組成物。
  92. (92)硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が少なくとも約6.8ポンド 以上である請求項第85項に記載の組成物。
  93. (93)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が少なくとも約9.8ポン ド以上である請求好打第92項に記載の組成物。
  94. (94)該硫酸アンモニウム粒子のPfizer硬度が約9.8〜12.7ポン ド以上である請求好打第93項に記載の組成物。
  95. (95)該硫酸アンモニウム粒子がアルミニウム及び鉄からなる群から選択した 金属を含む請求項第85項に記載の組成物。
  96. (96)該金属がアルミニウムである請求項第95項に記載の組成物。
  97. (97)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.05重重%以上で ある請求項第96項に記載の組成物。
  98. (98)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.05〜1.06重 量%以上である請求項第97項に記載の組成物。
  99. (99)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.15〜1.06重 量%以上である請求項第98項に記載の組成物。
  100. (100)該硫酸アンモニウム粒子のアルミニウム含量が約0.20〜0.40 重量%以上である請求項第99項に記載の組成物。
  101. (101)易流動性、非ケーキ化性硫酸アンモニウム粒子からなる組成物におい て、該硫酸アンモニウム粒子のpHが約4.0未満、Pfizer硬度が約5. 0ポンド以上、アルミニウム含量が約0.05重量%以上で、そして該硫酸アン モニウム粒子の約85.7%以上が+10タイラーメッシュスクリーン粒度以上 である上記組成物。
  102. (102)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜4.0未満、Pfize r硬度が少なくとも約9.8ポンド、アルミニウム含量が約0.05〜1.06 重量%以上で、そして該硫酸アンモニウム粒子の約95%以上が+10タイラー メッシュスクリーン粒度以上である請求項第101項に記載の組成物。
  103. (103)該硫酸アンモニウム粒子のpHが約2.5〜2.9未満、Pfize r硬度が少なくとも約9.8〜12.7ポンド、アルミニウム含量が約0.20 〜0.40重量%以上で、そして該硫酸アンモニウム粒子の少なくとも約99% 以上が+10タイラーメッシュスクリーン粒度以上である請求項第102項に記 載の組成物。
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