JPH0350071B2 - - Google Patents

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JPH0350071B2
JPH0350071B2 JP57129765A JP12976582A JPH0350071B2 JP H0350071 B2 JPH0350071 B2 JP H0350071B2 JP 57129765 A JP57129765 A JP 57129765A JP 12976582 A JP12976582 A JP 12976582A JP H0350071 B2 JPH0350071 B2 JP H0350071B2
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JP
Japan
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door
movable piece
fire
door lock
force
Prior art date
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Application number
JP57129765A
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English (en)
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JPS5921882A (ja
Inventor
Yoshiharu Uchida
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Publication of JPS5921882A publication Critical patent/JPS5921882A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は防火ドアーの非常解錠装置に関する。
(従来の技術) 防火ドアーは普段建物の通路の壁面に密着する
ように固定され、火災時に回動されて通路を閉鎖
し、火災・煙が他の場所に拡がるのを防ぎ、火災
事故を小さいものに抑えるものである。従来の防
火ドアーのロツク機構は、上枠に仕込まれたソレ
ノイドに依つてストツパーを外し電磁レリーズ式
と、壁面に埋設したマグネツト式等が主であつ
た。
(発明が解決しようとする課題) 従来のいずれの方式も火災・煙の感知器・制御
器・電源を使用し、更にその間に配線を必要とす
るシステムであつた。又、レリーズ式もマグネツ
ト式も扉とのギヤツプが微妙に関係し、その作動
許容間隔が少ないので調整が困難なばかりか、扉
に人や物が強く当たると動作してしまつたり、逆
にゴミや錆又はペイント等が防害して動作しない
等の欠点があつた。又電源・制御線の故障又は火
災による焼損又は停電状態でドアーの壁面固定の
ロツク機構が解除できず、防火ドアーが回動して
開放できず、火災時に通路を閉鎖できず防火ドア
ーとして機能せずに火災事故を大きくしていた。
本発明の課題はかかる欠点・問題点を解消し、
確実に且つ容易に防火ドアーの緊急開放が行える
という防火ドアーの非常解錠装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決した本発明の要旨は、防火ド
アー周縁にドアロツク可動片1を枢着するととも
に、可動片1をドアロツク方向に付勢するバネ4
を設け、又遠隔操作で同可動片1をドアロツク解
除方向に回動させるソレノイド33と火災熱で変
態して可動片1をドアロツク解除方向に回動させ
る形状記憶合金3とを設け、更に可動片1のドア
ロツク解除方向の回動に連係して作動する防火ド
ア始動力発生用押出レバー31を設けてなる非常
解錠装置にある。
(作用) 本発明では、常時防火ドアーDは通路の壁面に
密着するように閉じられ、通路は通行可能であ
る。この状態において、可動片1はバネ4によつ
てドアロツク方向に付勢されドアーの取付枠内周
面に押し付けられて、ドアーを閉状態(通路壁面
に密着した状態)にロツクする。
火災時において、遠隔地からソレノイド33を
作動させるとバネ4の力に抗して可動片1をドア
ー内部方向に回動してドアロツク状態を解除す
る。又このソレノイド33の作動と独立して形状
記憶合金3が火災の熱によつて変態すると、その
変態力によつて可動片1をロツク解除方向に回動
する。可動片1が回動すると押出レバー31が連
動して作動し、押出レバー31がドアーの取付
枠、ドアー周辺壁を押して防火ドアーを開放する
方向に始動させ、防火ドアーの開放を容易ならし
める。
(実施例) 以下図について説明すると、図面は防火ドアー
上部の一部断面図であつて、通常は実線で示す様
に可動片1がバネ4に依つて、押し上げられ、上
枠下面に取付けた波形の凹凸面をもつ受金具28
にかみ合い、別に設けられたドアー・チエツク又
はフロアー・ヒンヂに依る開放動作を阻止し、ド
アーを閉じた状態にロツクしている。
仮りに、この状態でドアーを引いて開放しよう
としても、可動片1に押圧点Pを中心としたモー
メントが働き、上枠と扉が互いに押し合う力とな
り、この力は閉めようとする外力に正比例して作
用するので、動かない。
かかる状態において、火災に依り生じた熱風が
側面に設けたガラリ風の通気口24又は下方の通
気口24から流入し、形状記憶合金3を変態温度
に達せしめる。形状記憶合金3が変態すると急激
に収縮力を生ずる。形状記憶合金3の下端29は
回転自在に固定されており、上端がリンク30を
経て可動片1に軸着されているので、収縮力(回
復応力)は軸27を中心とした可動片1の回転力
となり、上枠下面の受金具28から離れて解錠す
る。
更に収縮力が可動片1を回動させると、同軸に
軸着している押出レバー31の右肩に当り、共に
回動を始める結果、押出レバー31の先端32は
壁面を押す。その反動が既に解錠された防火ドア
ーの始動力となり、一点鎖線で図示する様に作動
して、ドアーチエツクの困難な初期動作を助け、
ドアーを軽い力で容易に開放させることを可能な
らしめている。
リセツトは常温(変態温度以下)において収縮
力(回復応力)が極度に弱まり、バネ4の力が勝
るので、可動片1は実線の様に復旧する。防火ド
アーは人力に依つて収納されるが可動片1は受金
具28に当たつても順方向で抵抗にならない。
テストの場合は、可動片1の先端部34を引き
下げれば、同様な動作が出来、又一斉指令等に依
る遠隔操作が必要な場合は、ソレノイド33で形
状記憶合金3の代行をすることも出来る。ソレノ
イド33に通電すると可動鉄心が動き、ワイヤ2
を介して可動片1をロツク解除方向に回動させ
る。形状記憶合金3の下端29は回転自在にして
いるが必要条件ではなく、又形状も図示に限定す
るものではない。帯状、螺旋状、U字形、又はブ
ルドン管の様に構成することも容易である。
尚、本装置は90゜廻して縦枠の内面とかみ合う
様にセツトしても全く同様な効果が得られる。
(発明の効果) 以上の様に、本発明によれば遠隔操作のソレノ
イドによる防火ドアーの非常解錠の他に、火災時
の熱によつて形状記憶合金が自動的に非常解錠す
るので、電源・制御線が作動不能となつても確実
に防火ドアーを解錠できる。しかも解錠力を使つ
て押出レバーが回動して防火ドアーを開放する方
向に始動(防火ドアーを通路壁から通路を閉鎖す
る方向に回動)させるので防火ドアーを容易に開
放でき、防火ドアーを火災時に確実に開放して、
通路を閉鎖し、火災・煙が拡がるのを防ぎ、人身
事故を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示す説明図である。 1:可動片、3:形状記憶合金、4:バネ、2
4:通気口、31:押出レバー、33:ソレノイ
ド、D:防火ドアー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 防火ドアー周縁にドアロツク可動片1を枢着
    するとともに、可動片1をドアロツク方向に付勢
    するバネ4を設け、又遠隔操作で同可動片1をド
    アロツク解除方向に回動させるソレノイド33と
    火災熱で変態して可動片1をドアロツク解除方向
    に回動させる形状記憶合金3とを設け、更に可動
    片1のドアロツク解除方向の回動に連係して作動
    する防火ドア始動力発生用押出レバー31を設け
    てなる非常解錠装置。
JP57129765A 1982-07-24 1982-07-24 非常解錠装置 Granted JPS5921882A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57129765A JPS5921882A (ja) 1982-07-24 1982-07-24 非常解錠装置

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JP57129765A JPS5921882A (ja) 1982-07-24 1982-07-24 非常解錠装置

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20724790A Division JPH03180680A (ja) 1990-08-04 1990-08-04 非常解錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5921882A JPS5921882A (ja) 1984-02-03
JPH0350071B2 true JPH0350071B2 (ja) 1991-07-31

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ID=15017646

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JP57129765A Granted JPS5921882A (ja) 1982-07-24 1982-07-24 非常解錠装置

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JPS55126755A (en) * 1979-03-22 1980-09-30 Aisin Seiki Co Ltd Apparatus for automatically opening and closing ventilating window

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JPS5921882A (ja) 1984-02-03

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