JPH03500372A - 哺乳びん - Google Patents

哺乳びん

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JPH03500372A
JPH03500372A JP63507816A JP50781688A JPH03500372A JP H03500372 A JPH03500372 A JP H03500372A JP 63507816 A JP63507816 A JP 63507816A JP 50781688 A JP50781688 A JP 50781688A JP H03500372 A JPH03500372 A JP H03500372A
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エム アー エム ベービーアーテイケル ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 啼 乳 び ん 本発明は、広幅なびんネックを有するびん体を備えた哺乳びんであって、びんネ ックに比して小径の乳首体がキャップ、特にスリーブナツト状のねじキャップを 介して取り付けられているか又は取り付は可能であり、このばあいキャップが乳 首体用の中央の開口を有している形式のものに関する。
通常、哺乳びんを使用するために乳首体が取り付けられる少なくとも1つの狭幅 なびんネック又は比較的狭幅なびん体を有する多数の哺乳びんが公知である(G B−PS1027101号、US−A−2959314号、US−A−3495 993号およびFR−A−2446632号明細書参照)、このばあい空気の吸 込みを避けるために、ディスク状の弁部材をびんネックと乳首体との間に挿入す ることも公知である(GS−PS−1027101号、US−A−295931 4号およびFR−A−2448532号明細書)。
更にUS−A−349’5993号明細書から同様に、哺乳びんを使用する前に 押込まれねばならない気密に閉鎖するキャップが乳首体とびんネックとの間に設 けられているような狭幅なびんネックを有する哺乳びんが公知である。
この公知の狭幅なびんネックを有する哺乳びんに比べて、びん体の直径より小さ くないか又はわずかばかり小さい直径を有する広幅なびんネックを設けると有利 である。それというのもこれによって哺乳びん内部を容易に洗浄できるからであ る。このために哺乳びん直径を比較的大きく設けると有利である。これによって 収容能力が同じであればコンパクトで低い哺乳びん形状が得られるからである。
これによって付加的に哺乳びんの安定性が高められる。
更にEP−A−9460号明細書から、乳首体が従来の形式でねじキャップによ って哺乳びんの上側のびんネック織部上に取り付けられるような広幅なびんネッ クを有する哺乳びんが公知である。このばあい乳首体は半径方向のフランジによ ってびんネックの上側の縁部に対して締め付けられ、このばあい締め付は範囲は 全く狭幅である。これによって乳首体は不都合には、乳児によっても哺乳びん内 部に押し込まれるか又は乳首体の締め付は保持部から取り出され、従って乳児が 呑み込みかつ窒息するという危険が生ずる。
乳首体の解離の危険はびんネックが広幅になればなる程ひいては乳首体が広幅に なればなる程、大きくなる。この公知の哺乳びんの別の欠点は、びんネックに相 応する広幅な基部を有する適当に大きな乳首体を使用せねばならないということ にあり、このばあい現在衛生学上むよび加工技術的な理由から有利な乳首体材料 、即ちシリコーンゴムが比較的高価であり、従って乳首体の費用は極めて高いも のになる。同一の哺乳びんによって通常具なる液状の食料品、例えばミルク・テ ィー、ミルク入りかゆ等が投与されるので、異なる大きさの流出開口を有する乳 首体がストックされねばならず、同様に有利にはセットの乳首体がストックされ ねばならない。しかし乳首体のこのようなストックに際して比較的大きな乳首体 のための前述の高額な費用が尚更重要なことになる。
更にUs−A−3650270号、US−A−3182841号およびWO36 106273号明細書から、ねじキャップを使用することによってびんネックに 比して小さな横断面の乳首体をびん開口に取り付ける構成がすでに公知であり、 前記ねじキャップは乳首体を固定する乳首体用の中央の受容開口を有している。
US−A−3650270号およびUS−A−3182841号明細書によれば このことは、ねじキャップおよび乳首体のフランジおよびウェブ部分を互いに係 合させることによって行われるが、このばあい乳首体は十分確実に固着できない ので、上述の不都合な解離の欠点および呑み込みの危険が生ずる。WO3610 6273号明細書によればシリコーンゴム・乳首体は熱可塑性材料から成るねじ キャップの開口内に射出成形過程によって不変に固着される。この哺乳びんにお いて乳首体を交換するばあいには、常に乳首体・ねシキャ、プのユニットが交換 されねばならず、同様にこのようなユニットがストックされなばならない。これ によって不経済なものとなりかつ更に比較的多くのスペースが必要となる。
本発明の目的は、上述の欠点を回避して、比較的小さな乳首体を使用でき、これ にもかかわらず乳首体を確実に広幅なびんネックに固着できるようにすることに ある。
このために冒頭に述べた本発明による哺乳びんにおいて、びんネックと乳首体も しくはキャップとの間にほぼ剛性的なアダプタリングが設けられていて、このば あいアダプタリングの上面はキャップおよび乳首体もしくは乳首体の下側の半径 方向のフランジ用の対応締付は面を成している。
本発明により設けられt:アダプタリングによって流出部直径は広幅なびんネッ クの直径よりも小さな寸法に縮小され、このばあいこの縮小された流出部直径は 有利には狭幅な哺乳びん用の市販の乳首体の直径に等しい。このばあいアダプタ リングは乳首体フランジ用の比較的広幅な環状の締付は面を有するので、異なる 直径の市販の乳首体を使用できかつ尚更確実にアダプタリングとキャップとの間 に不動に締め付けることができる。このばあいキャップは自体一般的であるよう にねじのねじ山によって又はバヨネット式結合部材によって哺乳びんに締め付け られる。更にアダプタリングの(および相応の形式でキャップの上側壁の内面の )比較的広幅な環状の締付は面によって、材料防護に不都合な作用を及ぼす面圧 がわずかにされるにもかかわらず、乳首体をそのフランジを介して極めて確実に 固持できるという利点が得られる。この確実な締付けはすでに述べt;ように、 多少異なる寸法を有する乳首体を使用したばあいでも、損なわれることはない。
他面小さな乳首体を使用することによって材料消費量および費用が減少されるの で、前述のストックが有利なものとなる。縮小部分ともみなされるアダプタリン グは、有利にはシリコーンゴムから製作される乳首体とは異なって著しく安価な プラスチック材料から製作され、かつ一度だけ哺乳びんのために必要とされる更 にEP−A−137458号明細書から開放および取出しキャップを有するベビ ー・ミルク哺乳びんが公知であり、このばあい哺乳びんの上縁にびんネックと同 じ外径を有する円筒状のストッパ部材がかぶせられている。更に円筒状のストッ パ部材の上面にはねじキャップによって乳首体が不動に締め付けられていて、こ のねじキャップは円筒状のストッパ部材上にねじ止めされていてかつ更にびんネ ックに締結されている。このばあい乳首体はほぼ狭幅なびんネックに等しい直径 の下側の半径方向のフランジを有している。哺乳びん内に円筒状のストッパ部材 の上側の開口を介して乳首体が不都合に押し込まれることを回避するために、円 筒状のストッパ部材は上面にフランジ状に高く突出する開口縁を有していて、こ の開口縁の周りに外側で乳首体の下縁が不動に、IWめ付けられる。これによっ てこの公知の構成は所定の寸法を有する乳首体を使用するのにのみ適するに過ぎ ない。更にこの円筒状のストッパ部材は、内部に設けられた成形部材によって無 菌保持するために設けられた哺乳びん閉鎖部をこの閉鎖部に一体成形された付加 部および目標破断個所を介して開放するのに設けられている。
本発明による哺乳びんのばあいアダプタリング、即ち正確に言えばアダプタリン グの上面は、例えばドーム状に湾曲しているか又はせっ頭内錐状にのびていて、 このばあい有利にはキャップの上側壁は内側で適当に形成されている。しかしな がら製作のために並びに取り扱いのために、アダプタリングの上面が少なくとも 環状開口に接続された内側範囲で平らに形成されていると特に有利である。この ばあいキャップは適当な形式で平らに形成されている。この平面状の構成は多く の市販の乳首体において水平な半径方向の乳首体フランジが設けられているとい う事情を考慮でき、従って前記フランジは平らな再締付は面の間で均一な圧力を 及ぼされて特に防護作用を以てかつ確実に不動に締付けられる。
哺乳びんから飲食するばあい圧力補償のために哺乳びん内部への空気の流入を特 に簡単な形式で可能にするために、アダプタリングの上面内に内側の環状開口か ら周縁に向かって案内された少なくとも1つの換気溝が設けられていると、有利 である。このばあい有利には互いに直径方向で向き合って位置する半径方向にの びる2つの換気溝が設けられている。例えば幡1乃至3ミリメータおよび深さ0 .5乃至1ミリメータのこの換気溝は、乳首体フランジがアダプタリングの上面 に不動に締め付けられているばあいでも空気の流入を妨げることはないが、液状 食料品がかゆ状の粘度を有しているばあいには特に哺乳びん内に収容された液状 食料品のために十分大きな流れ抵抗を生ぜしめるので、液状食料品の(不都合な )流出が効果的に阻止される。
更に同じ大きさの締付は面における均一な面圧に関して、および例えばストック 又は運搬目的のために哺乳びん内部に突入する180度転回位置で乳首体を難な く固定できるようにするために、アダプタリングの内側の開口が少なくともキャ ップ内の中央の開口の直径にほぼ等しい直径を有していると有利である。
哺乳びんを組み立てる際の位置固定のために、アダプタリングが下向きに突出す る軸方向のフランジを有していると有利であり、このフランジによつてアダプタ リングはびんネック開口内に例えば締付は匣内に適合される。このばあい更に、 アダプタリングが例えば循環するつばとしての半径方向にのびるストッパを有シ テいると有利であり、このストッパによってアダプタリングは使用位置でびんネ ックの上面に接触する。
更に、循環するフランジ状のつばの代わりに周方向に互って分配された節状の多 数の突起がアダプタリングの外面に設けられると有利である。
特に簡単な構成は、アダプタリングが扁平な環状ディスクによって形成されるこ とによって得られる。
すでに述べたようにアダプタリングの対応締付は面は有利には平らに形成される が、所望のばあいせつ頭内錐状又はドーム状に形成することもできる。しかしな がらすべてのケースにおいて乳首体のフランジを均一に不動に締め付けることに 関しては、アダプタリングの環状の対応締付は面がキャップの上側壁の内側のキ ャップの環状の締付は面に対して平行にのびていると有利であることが明らかと なっl;。
更に本発明による哺乳びんの有利な構成は、アダプタリングがシェル状に、外面 を同様にシェル状のキャップの内面に合致させて形成されていて、このばあい有 利にはキャップの外面が矢張り杯状の閉鎖キャップのかぶせ嵌め区分の内面に合 致させて形成されていて、この閉鎖キャップがスナップ結合部でキャップに固定 されるかもしくは固定可能であることによって得られる。従って組立状態ではこ の構成のばあい互いに配置されたシェル状又はドーム状の3つの構成部材が互い に位置し、これによって全体として極めて安定的でコンパクトな構成形式が得ら れる。このばあい閉鎖キャップはコツプとして使用される。
このばあい取り扱いを改善するために、シェル状のキャップかびんネックにかぶ せられた状態でびん体とびんネックとの間の肩移行部に係合する、突出した保持 グリップを支持する保持リングをその軸方向位置で確保すると有利である。この ばあい更に安定性の理由から、保持リングが肩移行部から軸方向で下向きに円筒 状のびん体に沿ってのびる案内区分を有していると有利であり、この案内区分に は上方で横断面の点で肩移行部に相応して内向きに湾曲してのびる支え区分が接 続されている。
すでに述べたようにアダプタリングは比較的安価なプラスチック材料から製作さ れる。有利にはアダプタリングは保持リングおよび杯状の閉鎖キャップと同様に ポリプロピレンから形成される。乳首体を固定するために設けられたキャップは 有利には同様にポリプロピレンから形成される。これに対してびん体はガラスの ように透き通ったポリ炭酸エステルから製作される以下に図示の実施例に基づい て本発明を説明する。
このばあい第1図は所属の構成部材、例えば乳首体およびキャップを存する哺乳 びんの分解図もしくは軸方向断面図、第2図はキャップをかぶせられかつ乳首体 を不動に締め付けt;びん不ツタ範囲の哺乳びんの軸方向の拡大部分断面図、第 3図は修正された乳首体を有する第2図に相応する軸方向の部分断面図、第4図 は乳首体が逆向き位置で、不動に締め付けられていてかつ乳首体の上側に閉鎖カ バーが設けられている第2図および第3図に相応する軸方向の部分断面図、第5 図は乳首体を不動に締め付けるための修正されt;アダプタリングを有する、び ん不ツタ範囲での哺乳びんの軸方向の部分断面図である。
図示の哺乳びんはシステム・ぴんとみなされ、この哺乳びんの構成部材は瞬間的 な使用(ストック、運搬、育児食の投与)に応じて組み合わせることができる。
このばあい主要構成部材は、ねじ出代結合部材又はバヨネット式結合部材、例え ば多条のねじ山3を備えた広幅なびんネック2を有する以後短くぴんと呼ぶびん 体1である。びん高さの半分のいくらか下側ではびん1は押し込み変形部状の凹 所4を有していて、この凹所内には液晶表示範囲6を有する温度測定リング5が 解離可能に固定、例えばスナップ結合されている。
第1図から明らかなように、びんlは比較的広幅に低く構成されている。これに よってびん内部を簡単に洗浄できかつ更に安定性が高められる。
このびんlには第1図で側面図もしくは軸方向断面図で図示された保持リング7 がかぶせられ、このばあいこの保持リングの内向きに湾曲した上側の支え区分8 はかぶせられた状態でびんネック2の下側のびん1の適当に湾曲した肩移行部9 に接触している(第2図および第3図の断面図も参照)。保持リング7の支え区 分8の下側には軸方向で下方にのびる案内区分lOが接続されていて、この案内 区分はかぶせた状態で円筒状のびん体1に外側で接触し1かつ従って案内区分の 内径は円筒状のびん体の外径よりもわずかばかり大きく形成されている。
更に保持リング7は直径方向で互いに向き合って位置する円弧状に形成された保 持グリップ11.12を備えていて、この保持グリップは支え区分8から案内区 分10への移行範囲で保持リング7に成形されている。
更に乳首体13を固定するt;めに自体公知の形式でねじキャップ14としての キャップが設けられている。すでに述べたようにしかも第1図でも図示されてい るように従来の狭幅な乳首体を使用できるようにするために、このばあいびんネ ック2の直径は乳首体13の下側の半径方向のフランジ15の寸法に相応して小 さな直径に縮小されねばならず、かっこのために縮小区分はアダプタリング16 として設けられている。このアダプタリングの上側はびんネック2上にキャップ ゛4をねじ嵌めI;ばあい乳首体のフランジをアダプタリングに対して締め付け るための対応締付は面17を規定する。この°ばあいアダプタリングは乳首体1 3を受容するために設けられた、ねじキャップ14の上側壁20内の中央の同心 的な開口19の直径にほぼ相応する直径の同心的な環状開口18を有している。
更に第1図から明らかなように、自体公知の閉鎖カバー21は係止突起22によ ってねじキャップ14の開口19内にスナップ結合され(第4図も参照)、かつ 杯状の閉鎖キャップ23は下側のかぶせ嵌め区分2つキャップに肉厚な下側の隆 起部25を介してスナップ結合される(特に第2図も参照)。
少なくともここまで特に有利な第1図乃至第4図による実施例ではアダプタリン グ16はほぼシェル状に形成されていて、このばあいアダプタリングの外面は同 様にシェル状のねじキャップ14の内面にほぼ合致していてる、即ち平行にのび ている(特に第2図参照)。特にこのあばい乳首体13のフランジ15の均一な 面圧を得るためにアダプタリング16の対応締付は面17がねじキャップ14の 上側壁20の内面又は下面の締付は面26に対して平行にのびることが重要であ る。図示の実施例では両締付は面17.26は平面であるが、例えば球面部分と してドーム状又はせっ頭面錐状に形成されてもよい。更にアダプタリング17の 上面、即ち対応締付は面17内には環状開口18から外向きにのびる少なくとも 1つの換気溝27が設けられている(第2図参照)。有利にはアダプタリング1 6の上面17内には直径方向で互いに向かい合って位置する半径方向にのびる2 つの換気溝27が成形されている。
第1図乃至第4図によるシェル状のアダプタリング16は下向きに突出する軸方 向のフランジ28を有していて、このフランジは外面で下向きに狭められていて かつこのフランジによってアダプタリングは、特に軽く締付けられてびんネック の開口内に差し込まれる。このばあい軸方向のフランジによってアダプタリング 16をびんネックの開口内に差し込むことは本実施例では循環するつば29とし て゛の半径方向にのびるストッパによって制限され、このばあいこのつばはかぶ せl;位置でびんネック2の上縁に接触する。
当然スリーブナツト状のねじキャップ14はその下側範囲で、びんネック2のね じ山3に適合される(必要であれば多条の)内ねじ山30又は類似のものを有し ている。
第2図から明らかなように、組立状態で乳首体のフランジ15はキャップ14の 上側壁20とアダプタリング16との間に不動に締め付けられ、このばあいびん ネック2の上縁に比べて著しく広幅な締付は面が得られる。第1図および第2図 によれば乳首体13は更に小さな上側の半径方向のフランジ31を備えていて、 このフラ、ンジはキャップ14の上側壁20の上面に接触し、これによってびん ネック2上にキャップをねじ嵌める前にキャップ14の開口19(第1図参照) 内に乳首体13を予め取り付けることが容易になる。
これによって明らかなように、比較的安価なプラスチックから成るアダプタリン グ又は縮小区分を使用することによって広幅ネックぴんとして構成されたびん上 に通常の寸法の小さな乳首体13をかぶせることができる。このばあい同一サイ ズの乳首体と組合わせて所属のアダプタリングと共に異なる横断面のびんを使用 することができる。他面比較的広幅な環状の同心的な締付は面17.26に基づ いて、異なるサイズの乳首体を許容することもできる。それというのも第2図で 図示されたよりも多少小さな乳首体のばあいでも乳首体フランジ15は依然とし て締付は面17.26の間に十分確実に不動に締め付けることができるからであ る。他面乳首体フランジ15用の広幅な締付は面17.26によって材料防護の 点で不都合な作用を及ぼす面圧がわずかになるという利点、即ち面単位当りの負 荷がわずかになるという利点が得られる。このことは小さな乳首体の使用を可能 にするばかりでなく、乳首体の有利な材料、即ちシリコーンゴムに関しても重要 である。しかし当然乳首体を別の材料例えば天然ゴムから製作することもできる 。
すでに述べたように、大きな締付は面17.26に基づいて、確実な締付は作用 を低下させることなく、使用される乳首体の寸法むよび形状の偏差を許容するこ とができる、第3図で図示されているように、乳首体は著しく薄い半径方向のフ ランジ15によって申し分なく不動に締め付けることができる。
第4図では第1図および第2図による乳首体に類似しl;乳首体13との組合せ を示している。このばあいしかしながら乳首体13は180度だけ転回され、い る、即ち例えば哺乳びんを運搬するt;めに通常行われるようにびん内部に突入 している。このばあい乳首体13の上側、即ち乳首体フランジ15の上側には第 1図で図示された閉鎖カバー21が設けられていて、このばあい閉鎖カバーはま ずそのスナップ結合縁部又は隆起部22を介してねじキャップ14に、正確には ねじキャップの開口19内に不動にスナップ結合され、かつこのねじキャップと 共にびん1とアダプタリング16と乳首体13とから成るユニットにがぶせられ てねじ固定される。これによってびんが気密に閉鎖される。これに次いで矢張り 閉鎖キャップ23が、すでに第2図で説明したように、スナップ結合部において ねじキャップ14にかぶせられる。
閉鎖カバー21は横断面を帽子状に形成されていて、このばあい外側の縁フラン ジ32は乳首体フランジ15と共にアダプタリング16とねじキャップ14との 間に締め付けられる。
更に第5図では軸方向の部分断面図で修正されたアダプタリング1Bを有する実 施例を図示している。詳m4二はこの実施例ではアダプタリングはほぼ平らな環 状ディスク33の形状で形成されていて、この環状ディスクはほぼ外側の周方向 縁部範囲内で下向きに突出した軸方向のフランジ28を有していて、これによっ て外周面で第2図のつば29に相応するストッパ又は支えつばが得られる。アダ プタリングとしてのこのような扁平な環状ディスクによって乳首体13を不動に 締め付けたばあいに低い構造が得られる。このばあいこれに相応してスリーブナ ツト状のねじキャップ14も低く構成される。強度の理由から本実施例では更に 有利には、アダプタリング16の下側に補強リブ又は類似のもの、特に例えば半 径方向にのびる補強リブ34が設けられている。
このような補強リブ又は類似のものは通常第1図乃至第4図によるアダプタリン グのシェル状の構成のばあいには省かれる。それというのも湾曲した構成によっ て内向き湾曲に対して初めから申し分のない強度が保証されるからである。
本発明はこれまで記述した特に有利な実施例に限定されるものではなく、当然本 発明の範囲内で別の変化実施例および修正も可能である。従って例えば、アダプ タリングの開口18を狭く、即ちキャップ14内の開口19よりも小さな直径で 形成することができ、これによって付加的に乳首体13の内向き押し込みが防止 される。このばあい不都合には場合によっては、びん内向きに突出する第4図で 図示された位置で乳首体13を不動に締付けることは不可能である。それという のも環状開口18は小さくされているからである。
更に当然びんネック2とキャップ14との間の図示のねじ出代結合部の代わりに 、迅速閉鎖部材、例えばバヨネット式結合部を設けることもできる。このばあい キャップを引き締めたばあいキャップとアダプタリングとの間で十分な締め付は 力が得られることのみが重要である。従って異なる厚さの乳首体フランジを有す る乳首体を受容できるようにするために、通常ねじ式閉鎖部が極めて有利である 。それというのもこれによって不動に締め付けたばあい、乳首体フランジの厚み に相応してキャップ14とアダプタリング16との間の比較的大きな間隔範囲が 可能にされるからである。
更に保持リング7は、かぶせられたキャップ14によって使用位置でびん1の肩 移行部9に上向きの軸方向移動に抗して確保される代わりに、びんに温度測定リ ング5に類似して係止又はスナップ結合部材によって固定することもできる。
びん1自体用の材料として有利にはガラスのように透き通つなポリ炭酸エステル が使用されるのに対して、構成部材7.16.21.23のために有利にはポリ プロピレンが使用される。このプラスチック材料は十分堅くかつ耐熱性であり、 しかも異なって着色できる。
Fig、1 Fig、2 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成2年牛刀す日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.広幅なびんネックを有するびん体を備えた哺乳びんであって、びんネックに 、びんネックに比して小径の乳首体がキャップ、特にスリープナット状のねじキ ャップを介して取り付けられているか又は取り付け可能であり、このばあいキャ ップが乳首体用の中央の開口を有している形式のものにおいて、びんネック(2 )と乳首体(13)もしくはキャップ(14)との間にほぼ剛性的なアダプタリ ング(16)が設けられていて、このばあいアダプタリング(16)の上面がキ ャップ(14)および乳首体(13)もしくは乳首体の下側の半径方向のフラン ジ(15)用の対応締付け面(17)を成していることを特徴とする哺乳びん。 2.アダプタリング(16)の上面が少なくとも環状開口(18)に接続された 内側範囲で平らに形成されている、請求項1記載の哺乳びん。 3.アダプタリング(16)の上面内に内側の環状開口(18)から周縁に向か って案内された少なくとも1つの換気溝(27)が設けられている、請求項1又 は2記載の哺乳びん。 4.互いに直径方向で向き合って位置する半径方向にのびる2つの換気溝(27 )が設けられている、請求項3記載の哺乳びん。 5.アダプタリング(16)の内側の開口(18)が、少なくともキャップ(1 4)内の中央の開口(19)の直径にほぼ等しい直径を有している、請求項1か ら4までのいずれか1項記載の哺乳びん。 6.アダプタリング(16)が下向きに突出する軸方向のフランジ(28)を有 していて、このフランジによってアダプタリングがびんネック開口内に、例えば 締付け座内に適合されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の哺乳び ん。 7.アダプタリング(16)が例えば循環するっばとしての半径方向にのびるス トッパ(29)を有していて、このストッパによってアダプタリングが使用位置 でびんネック(2)の上側に接触している、請求項6記載の哺乳びん。 8.アダプタリング(16)が扁平な環状ディスク(33)によって形成されて いる、請求項1から7までのいずれか1項記載の哺乳びん。 9.アダプタリング(16)の環状の対応締付け面(17)がキャップの上側壁 (20)の内側のキャップ(14)の環状の締付け面(26)に対して平行にの びている、請求項1から8までのいずれか1項記載の哺乳びん。 10.アダプタリング(16)がシェル状に、外面を同様にシェル状のキャップ (14)の内面に合致させて形成されている、請求項1から7までのいずれか1 項又は9項記載の哺乳びん。 11.キャップ(14)の外面が杯状の閉鎖キャップ(23)のかぶせ嵌め区分 (24)の内面に合致させて形成されていて、この閉鎖キャップがスナップ結合 座でキャップ(14)に固定されているかもしくは固定可能である、請求項10 記載の哺乳びん。 12.シェル状のキャップ(14)がびんネック(2)にかぶせられた状態でび ん体(1)とびんネック(2)との間の肩移行部(9)に係合する、突出した保 持グリップ(11,12)を支持する保持リング(7)をその軸方向位置で確保 している、請求項10又は11記載の哺乳びん。 13.保持リング(7)が肩移行部から軸方向で下向きに円筒状のびん体(1) に沿ってのびる案内区分(10)を有していて、この案内区分に上方で横断面の 点で肩移行部(9)に相応して内向きに湾曲してのびる支え区分(8)が接続さ れている、請求項12記載の哺乳びん。 14.保持リング(7)がポリプロピレンから形成されている、請求項12又は 13記載の哺乳びん。 15.アダプタリング(16)がポリプロピレンから形成されている、請求項1 から14までのいずれか1項記載の哺乳びん。 16.キャップ(14)がポリプロピレンから形成されている、請求項1から1 5までのいずれか1項記載の哺乳びん。 17.杯状の閉鎖キャップ(23)がポリプロピレンから形成されている、請求 項11記載の哺乳びん。
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