JPH03500346A - レセプタクル電気端子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 レセプタクル電気端子 本発明は押抜き・成形してなるレセプタクル電気端子、特にタブの形態を有する 雄型接点要素が収容されるレセプタクル電気端子に係わる。

公知の押抜き・成形してなるレセプタクル端子はレセプタクル部分、導線コネク タ部分および裏当てばね部分からなり、前記レセプタクル部分は底壁および該底 壁の対向側縁から直立する１対の側壁からなる溝形本体と、本体の一端において 各側壁から並んで突出し、雄型接点要素をその間に収容するため互いに接近方向 に湾曲したコンタクト面を自由端の付近に有する１対カンチレバー形コンタクト ばねとからなり、前記導線コネクタ部分は本体の他端から突出しており、前記裏 当てばね部分は本体に固定された裏当てはね支持部材と、該支持部材から突出し 、接点ばねが互いに離間方向に開くのを弾性的に抑制する１対のカンチレバー形 裏当てばねから成り、それぞれの裏当てばねはほぼ直角方向に突出する自由端部 およびそれぞれのコンタクトばねとそのコンタクト面とは反対側の位置で係合す る自由端を有する。

本発明の目的はレセプタクル部分の本体と容易に組立て、かつ固定することので きる裏当てばね部分を有する押抜き・成形してなるレセプタクル端子を提供する ことにある。

本発明では、裏当てばね支持部材は溝形を呈し、レセプタクル部分の本体を収容 してこれを保持し１本体の底壁と重なる底壁およびそれぞれが本体の側壁とほぼ 並行な側壁と、裏当てはね支持部材の各側壁の長手方向自由端縁から突出し、か つ前記自由端縁の長手方向に互いに間隔を保ち１本体の各側壁の自由端縁と係合 する１対のフランジとを有し、それぞれの前記自由＠縁から前記フランジ間に耳 状部が起立するように構成する。

前記フランジが起立した状態で裏当でばね部分は容易にレセプタクル部分に組み つけることができ１次いでフランジをピーニング処理して本体側壁の長手方向自 由端と上方から係合される。ピーニング処理されたフランジ間から突出する耳状 部は裏当てばね支持部材と本体との長手方向の相対的な動きを阻止し、ピーニン グ処理されたフランジは両者の横方向の相対的な動きを阻止する。

導線コネクタ部分は本体底壁からまつ直ぐ突出した細長い底板からなり、導線コ ネクタ装置が前記底抜の対向側縁から起立し、前記コネクタ装置の各端縁に１つ ずつ導線収容スロットを画成する内方に向いた端縁部分を有する１対の側壁を含 み、前記導線コネクタ部分は、さらに前記導線コネクタ装置の前記レセプタクル 部分とは反対の側において前記細長い底板の対向側縁から、該底抜の長手方向に 位置ずれした関係で起立する１対の耳部からなる。

双方の前記導線収容スロットに適当な工具を使って絶縁導線を挿入すればスロッ トの端縁が導線の絶縁被覆に突き刺さって導電性の心線と確実に電気接触し、導 線の絶縁被覆にかぶさるように耳部を曲げることにより心線と導線収容スロット 端縁との電気的接続を妨げる変形を回避することができる。導線コネクタ部分は 従来のクリンプ・フェルールの形態で実施してもよい。

端子を絶縁ハウジングの中空部に取り付ける場合には、レセプタクル本体の一方 の端部において前記本体の底壁から斜めにかつ前記本体の側壁間に突出し、その 自由端が本体の他方の端部において本体の前記側壁の長手方向自由端縁に近く、 ただし該自由端縁よりも高い位置を占めるカンチレバー形係止片を設ける。

端子を中空部に挿入すると、前記係止片の自由端が中空部内の肩部と係合して端 子の抜は落ちを防止する。

本発明の詳細と実施態様は添付図面に沿って以下に述べる実施例の説明から明ら かになるｌであろう。

第１図は導線コネクタ部分を有するレセプタクル端子の斜視図：第２図は前記端 子の拡大断面図；第３図は前記端子の部分平面図；第４図は前記端子の導線コネ クタ部分について、さらに別の実施態様を示す斜視図である。

金属薄板材から押抜き・成形された端子はレセプタクル部分２、導線コネクタ部 分４．および裏当てばね部分６からなる。

レセプタクル部分２は平坦な底壁１０および底壁１０の対向側縁から起立する１ 対の平坦な側壁１２から成り、本体８の前端において各側壁１２の端部から互い に並置関係で１対のカンチレバー形コンタクトはね１４が突出している。各コン タクトばね１４はその自由端１８の付近に湾曲したコンタクト面１６を有し、前 記コンタクト面１６は互いに接近方向に湾曲して両者間に第１図矢印Ａの方向に 挿入される扁平タブ状の雄型コンタクト要素２０を収容する。導線コネクタ部分 ４は本体８の後端から延出している。裏当てばね部分６は本体８に固定された裏 当てばね支持部材２２を含み、該支持部材から１対のカンチレバー形裏当てばね ２４が突出し、コンタクト面１６間に雄型要素２０が挿入されるのに伴ってコン タクトばね１４が互いに離間方向に移動するのを弾性的に抑制する。

それぞれの裏当てばね２４はほぼ直角に突出し、各コンタクトはね１４とコンタ クト面１６と対向する位置において係合する自由端２８を具えた自由端部分２６ を有する。

裏当てばね支持部材２２は溝状であり、レセプタクル部分２の本体８を収容し、 この支持部材２２は本体８の底壁１０と並行で、かつこれに当接している平坦な 底壁３０と、それぞれが本体８の側壁１２と平行で、かつこれに当接している平 坦な側壁３２とを有する。裏当ではね支持部材２２の各側壁３２の長手方向自由 端３６から２つのフランジ３４が突比し、多対をなすフランジ３４は前記自由端 ３６の長手方向に互いに間隔を保ち、本体８の各側壁１２の自由端１／＃３８と はその上方から係合し、前記フランジ３４間の長手方向中間において側壁１２か ら耳状部４０が起立している。

底壁１０の前端から斜めに本体８の側壁１２間にカンチレバー形係止片４２が突 比し、この係止片４２の自由＠４４は側壁１２の長手方向自由端縁３８に近く、 ただし該自由端＃！３８よりも高い位置を占める。

導線コネクタ部分４は本体８の底壁１０と同一平面をなす細長い底板４６と、底 抜４６の対向側縁から起立する１対の側壁５０を含む導線コネクタ装置！４８と からなり、前記１対の側壁５０は導線コネクタ装置４８の両端のそれぞれに導線 収容スロット５４を画成する内方に向いた端部５２を有する。導線コネクタ部分 ４は、導線コネクタ装置４８のレセプタクル部分８とは反対の側に、底板４６の 対向側縁からその長手方向に位置をずらして起立する１対の耳部５８からなる絶 縁被覆クリンプ・フェルール５６を含む。

レセプタクル端子と、絶縁導線（図示せず）の導電性心線とが電気的に接続する には、適当な工具（図示せず）を使用して収容スロット５４に導線を押入し、ス ロット端縁が導線の絶縁被覆に突き刺さって前記心線と電気的に接触するように し１次いで耳部５８を折り曲げて導線の絶縁被覆にかぶせることにより心線とス ロット５４の壁との閣の電気的接続の妨げとなる変形を回避する。

絶縁ハウジシグ（図示しない）の端子収容中空部に端子を挿入することができ、 それによって係止片４２の自由端４４は中空部内の肩部と係合して端子の抜き取 りを抑止する。

端子の組み立てに際しては、支持部材２２のフランジ３４を起立状態にしてこの 支持部材２２に本体８を挿入し、次いで本体８の側壁１２の自由端縁上にフラン ジ３４をピーニング処理することによって本体８と支持部材２２の横方向の相対 的な動きを団止する一方、フランジ３４間に突部する耳状部４０によって本体８ と支持部材２２の軸方向の相対的な動きを団止するわ 裏当ではね２４の自由端部分２６の自由端２８をコンタクトばね１４のコンタク ト面］６の裏側と湯部的に係合させることにより、コンタクト面１６と雄型要素 ２０との間に適度に高い接触力が得られる。裏当てばね２４はその自由端部分２ ６より後方ではコンタクトばね】４から離間しているから、コンタクト面１６間 にタブ２０が挿入されても裏当でばねの前記離間している部分がコンタクトばね １４と接触することはない。

上記導線コネクタ部分４に代わる構成として、導線の被覆剥離端においてｇ出し た導電性心線周りをクリンプする部分６０および導線の絶縁被覆周りをクリンプ する部分６２を有する従来型のクリンプ・フェルール４′　（第４図参照）を端 子に設けてもよい。

国際調査報告 国際調査報告 ＵＳ　８８０２８４６ ＳＡ　２４３３４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．レセプタクル部分（２）、導線コネクタ部分（４）および裏当てばね部分（ ６）からなり、前記レセプタクル部分は底壁（１０）および底壁（１０）の対向 側縁から起立する１対の側壁（１２）からなる溝形本体（８）と、本体（８）の 一端において各側壁（１２）から並んで突出し、雄型コンタクト要素（２０）を 収容するため互いに接近方向に湾曲したコンタクト面（１６）をその自由端（１ ８）の付近に有する１対のカンテレバー形コンタクトばね（１４）とからなり、 前記導線コネクタ部分（４）は本体（８）の他方の一端から突出しており、前記 裏当てばわ部分（６）は本体に固定された裏当てばね支持部材（２２）と、該支 持部材（２２）から突出し、コンタクトばね（１のが互いに離間する方向に開く のを弾性的に抑制する１対のカンチレバー形裏当てばね（２４）とからなり、そ れそれの前記裏当てばね（２４）がほぼ直角方向に突出する自由端部（２６）お よび対応のコンタクトばね（１４）とそのコンタクト面（１６）と対向する位置 で係合する自由端（２８）を有する押抜き・成形してなるレセプタクル電気端子 であって；前記裏当てばね支持部材（２２）は溝形を呈し、レセプタクル部分（ ２）の本体と係合してこれを保持し本体（８）の底壁（１０）と重なる底壁（３ ０）、それぞれが本体（８）の側壁（１２）と実質的に並行な側壁（３２）、お よび裏当てばわ支持部材（２２）の各側壁（３２）の長手方向自由端縁（３６） から突出しかつ前記自由端縁（３６）の長手方向に互いに間隔を保ち本体（８） の各側壁（１２）の自由端縁（３８）と係合する１対ずつのフランジ（３４）と を有し、それぞれの前記自由端縁（３８）から前記フランジ（３４）間に耳状部 （４０）を起立させたことを特徴とする前記レセプタクル電気端子。 ２．導線コネクタ部分（４）が本体（８）の底壁（１０）からまつ直ぐ突出した 細長い底板（４６）を含み、導線コネクタ装置（４８）が、前記底板（４６）の 対向側縁から起立し、両端部分（５２）が内方に向き、各端に１つずつ導線収容 スロット（５４）を画成する１対の側壁（５０）を含み、前記導線コネクタ部分 （４）は、さらに前記導線コネクタ装置（４８）の前記レセプタクル部分とは反 対の側において前記細長い底板（４６）の対向側縁から、該底板の長手方向に位 置ずれした関係で起立する１対の耳部（５８）を含むことを特徴とする請求項１ 記載の端子。 ３．前記本体（８）の前記一方の端部において底壁（１０）から斜めに、かつ前 記本体（８）の側壁（１２）間にカンテレバー形係止片（４２）を突出せしめ、 該係止片（４２）はその自由端（４４）が本体（８）の他方の端部において本体 （８）の前記側壁（１２）の長手方向自由端縁（３８）に近く、ただし該自由端 縁よりも高い位置を占めることを特徴とする請求項１または２記載の端子。