JPH03500297A - テルピリジン誘導体 - Google Patents

テルピリジン誘導体

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JPH03500297A
JPH03500297A JP1507292A JP50729289A JPH03500297A JP H03500297 A JPH03500297 A JP H03500297A JP 1507292 A JP1507292 A JP 1507292A JP 50729289 A JP50729289 A JP 50729289A JP H03500297 A JPH03500297 A JP H03500297A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チルピリジン誘導体 発明の分野 本発明は、2.2’ ; 6’ 、2#チルピリジン構造を有する有機錯体形成 剤(リガンドまI;はキレート試薬)に関する。
本明細書を通じて、この構造を有する化合物は、とくに他の指示がない限り、チ ルピリジンと呼ばれる。本発明は適当な金属イオンと蛍光性ランクナイドキレー トを形成する。
このような新規なキレートならびにリガンドは、キレートに一般的な分野で応用 される。本発明の蛍光性金属キレートは、時間分解蛍光分光測定法におけるプロ ーブとして有用である。多くの公知のランクナイドキレート試薬と異なり、本発 明のキレート試薬は大部分、Tb3+およびEu”の両者と強力な蛍光性キレー トを与える。これにより、本発明のキレート試薬は多情標識技術においてきわめ て重要であると考えられる。
分子蛍光に基づく分析方法の感度には、ラマン散乱やサンプル中の蛍光性不純物 によるバックグランドシグナルによる限界がある。これらの妨害はいずれも一般 に短寿命の減少である。すなわち、分子の励起に続く放射遷移はマイクロ秒の間 隔内で起こる。したがって、長寿命の蛍光をもつ化合物は、時間分解蛍光光度計 を利用すれば短寿命のバックグランドの存在下にも効果的に定量できる。この蛍 光光度計では、サンプルは短寿命バックグランドの崩壊に続く晴朗に長寿命の蛍 光を測定できるように間欠的な光源によって照射される。
従来技術の説明 チルピリジン、ビピリジンおよび置換ピリジンのキレート能は、EP−A−68 ,875(29頁) 、Chen+1cal Abstracts98 (19 83) 226913k 、 102 (1985) 71589j 、 10 3 (1985)71419zおよび106(1987) 94885、FR− A−2,570,703、ChemBerichte 118 (1985)  212〜7、EP−A−195,413ならびにEP−A−203,047によ ってよく知られている。
蛍光性ランクナイドキレートを用いる時間分解蛍光分光法もまた、以前から知ら れている。DE−A−2、628、158およびUS−A−4、374、120 は蛍光免疫検定法に用いられる蛍光性ランクナイドキレートにおけるリガンドと してβ−ジケトンを利用する。DE−A−2、628、158では、蛍光性キレ ートの光吸収残基は、試験操作時にその免疫学的対応体と免疫複合体を形成させ る抗原または抗体に、共有結合により接合させる。この種類の検定法では、形成 した免疫複合体が検出される物質(=被検物質)の指示手段を構成することにな る。用いられるランタナイド標識免疫反応体は被検物質と共通のエピトープを有 するか(被検物質類縁体)、あるいは被検物質または免疫複合体の形成に用いら れる他の抗原もしくはハプテン物質に向けられた抗体活性成分でhる。この種類 の検定の多くの様式では、キレートは抗原またはハプテンとして用いられる分子 に直接接合される。蛍光免疫検定法および生物特異的な親和性反応(反応体)を 用いる他の検定法を分類するにはいくつかの別の方法がある。蛍光の測定前に免 疫複合体中に導入されたキレートを導入されなかったキレート部分から分離する 場合には、この方法は不均一系と呼ばれる。このような分離工程が含まれていな い場合には、これらは均一系と呼ばれる。これらの2つの変法では用いるランク ナイドキレートに体する要求が異なる。均一系を用いる方法では、キレートの蛍 光性が免疫複合体形成の結果として測定可能な様式で変化することを要求し、一 方、不均一系を用いる方法ではこのような必要はない。
免疫検定法は生物特異的親和性反応を利用する方法の一例にすぎない。同様に、 DNA−相補性DNA1 プロティンA−IgGのFc部分、レクチン−炭水化 物構造等のような他の種類の生物特異的親和性を利用する検定系がある。上に略 述した原理および分類はこれらにも同様に適用される。
蛍光性ランクナイドキレートの大きな欠点は、良好な水安定性と効率的な蛍光を 合わせもつことが稀なことである。水性溶媒中ではそれらの蛍光は水によって消 光することが多い。
EP−A−642484には、標識が良好な蛍光体であることを請求しないラン クナイドキレート不均一系蛍光免疫検定法の一変法が示されている。蛍光性では なく、興味は使用されるランクナイドキレートの水安定性に集中されている。リ ガンドは分離工程を通してランタナイドを運搬するためだけに働き、その後ラン タナイド陽イオンは低いpHで脱離させ、ミセル相内でリガンドとしての芳香族 β−ジケトンと強力な蛍光を有するキレートを形成させるものである。この方法 ではきわめて良好な感度が得られるが、操作はかなり長くなるという欠点がある 。
良好な水安定性を有し、強力な蛍光をもつランクナイドプローブを見出せればき わめて有利である。このようなプローブであれば均一系検定が可能となり、不均 一系検定における検定操作を短縮できる。このようなプローブはまた他の蛍光法 たとえば蛍光顕微鏡にも利用が可能である。
水性メジウム中で蛍光を発するランクナイドキレートはこれまで、EP−A−1 80,492(マクロポリ環式化合物)、EP−A−68,875(フェノール およびアリールエーテルならびに1種の特定のチルピリジンキレート試薬) 、 EP−A−195,413(アリールピリジン)およびEP−A−203,04 7(エチニルピリジン)に示唆されてきた。これらはある程度上述の欠点を克服 できるものであるが、直接蛍光を発する標識として市販できるだけの効率的な量 子収量および水安定性を示すことが明らかにされたのはエチニルピリジン(EP −A−203,047)のみであった。
一1 本発明の化合物は式Iで与えられる共通の構造を有し、またそれらのキレート形 成へテロ原子の1個もしくは2個以上が関与する酸、エステル、塩およびキレー ト形のようなそれらの通常の類縁体を包含する。
式1中、nは整数0.1または2であって1が好ましく、−−−−は基X−Yが 親チルピリジン化合物中の水素または基X1〜X、を置換する置換基臼あること を特定している。
b)直鎖状、分岐状または環状の炭化水素基たとえばアルキル、アルケニル、ア ルキニルおよび芳香族基(アリール)であり、キレート形成に関与しない付加的 構造たとえば芳香環系、エーテル、チオエーテル、エステル、アミド、アミノ( −級、二級もしくは三級)、カルボキシ、ハロ、シアノ等、ならびに他の構造を 与えるヘテロ原子を含有していてもよい炭化水素基、C) シアノ、ハロおよび ニトロ d) カルボン酸(cooH)、アミド(CONHり、アミノ(Nl(2)、〔 ドロキシCLJH)、メルカプト(SH)、およびこれらの基の水素が上記b) に定義した炭化水素基で置換されているかまたアミンおよびヒドロキシ基の水素 がアシル基RCO(この場合Rは上記b)に定義した炭化水素基である)で置換 されていてもよい置換形 から選択される。
アルキルの例としては12個未満、たとえば1〜5個の炭素原子を有する低級ア ルキルがある。
様々な芳香族基の例としてはフェニル、キノリル、ナフチル、ピリジル、ピリミ ジル等があり、これらはすべて付加的な置換基を含んでいてもよい。式Iのヘテ r=芳香環のいずれかに直接、またはカルボニルもしくは荷電されていない窒素 原子を介して結合するアルケニル、アルキニルまたは芳香族系を選択することに より、共役電子系をさらに芳香環または炭素原子に伸展させることができる。多 くて2個の芳香環構造がチルピリジン構造に共役していることが好ましい。
好ましいx1〜X、は水素、ヒドロキシル、アルコキシル、アミン、アミド、ア ルキルたとえばアミノアルキル、アルキルチオ、アルキルアミノ、アルキニルた とえばアミノエチニル、アリールたとえばアミノアリール、アラールキル、アリ ールオキシル、アリールアミノおよびアリールエチニルである。フェニル(フェ ニレン)は好ましいアリール残基である。合成的観点からは、xlおよびX。
はいずれも水素であることが好ましい。
2、およびZ、は互いに同種または異種のキレート形成基である。Zlおよび2 .はそれぞれ−CH2−Z’および−CH,−Z”であることが好ましく、キレ ート形成能は2′およびZ#に限局される。
Z□およびZ2はそれぞれ非結合電子対を有する2個またはそれ以上のへテロ原 子を含み、互いに2個または3個の原子をはさんで配置される。効率的なキレー ト形成へテロ原子の例には、アミノ窒素原子(−級、二級および三級アミン)、 負に荷電した酸素原子たとえばカルボキシレート陰イオン(COOつ、エルレー ト陰イオン(C=C−0−)、ホスフェートまたはホスホネートがある。他の良 好なキレート形成構造はヒドロキサメート基(CONOH)である。
多くの場合、2個の隣接するキレート形成へテロ原子の間の架橋は、12または 3個の脂肪族炭素原子を含有する。とくに重要な2′およびZ#溝構造してはN −ビスカルボキシメチルアミノおよびN−ビスカルボキシエチルアミノ基、類似 のホスフェ−) (−N(−CHz−0−POs”つ2〕およびホスホネー)  (−N(−CHz−POs”−)z)ならびに2,6−ジカルポキシビベリジン =1−イルを挙げることができる。
また、ZlおよびZ、は2個の外側のピリジン環を連結する架橋を形成し、マク ロ環状キレート形成化合物を与えてもよい。好ましいこのような架橋は一〇H, N(CH,CooつCH,−(Z’−Z’−NCB、COOつである。
本発明の一部の化合物では、キレート形成へテロ原子(Nおよび0)は相当する プロトン化型および0についてはまたエステル型たとえば低級アルキル(C+〜 Ca)もしくはベンジルエステルとして存在してもよい。
分光蛍光法の観点からは2および2′はEu”“、Tb”、Dy3+または5I T13+にキレートすることが好ましい。
X−Yは不活性有機基を表し、Xは不活性で安定な架橋であり、Yは(a)官能 基、または(b)鋭化合物に共有結合したのち式Iの化合物(n=1または2) 中でその性質を維持する有機化合物(Y′)の残基である。上述の「不活性」の 語は、この形容詞で特性づけられた基または架橋が、連結金属イオンのキレート 形成に加わるヘテロ原子から4原子の距離を越えて接近する効率的なキレート形 成へテロ原子をもたないことを意味する。実際上は、これは4個の原子が通常4 gMの炭素鎖であることを意味する。「安定」の語は、本発明の化合物が使用さ れた場合、架橋Xが悪影響を受けないこと、たとえば架橋が容易に加水分解され たりしないことを意味する。式!においてX−YはZ、および/もしくはZ、基 好ましくはZ′および/もしくはZ#基の水素、または1個もしくは2個のX。
〜X、中の水素を置換する置換基として存在する。
Xは以下の中から選ばれる少なくとも1個の構造要素を含有する。すなわち、− NR−(二級および三級アミン)、−CONR−および−NRCO−(置換アミ ド) 、−5−5−(脂肪族ジスルフィド) 、−S−(脂肪族チオエーテル’ ) 、−0−(エーテル) 、−COO−および−00C−(エステル)、−N =N−(ジアザ)、ならび直鎖状、分岐状または環状の、炭素原子1〜12個を 含有する純粋な炭化水素から選ばれる構造要素を含有する。炭素鎖は純粋な脂肪 族でも純粋な芳香族(フェニル、ナフチル、キノリル、ピリジルおよびジピリジ ルを包含する)でもよく、また上述のキレート形成に参加しない他の不活性官能 基をもっていてもよい。上記置換アミド中の記号Rは好ましくは水素であるが、 アルキルたとえば5個未満の炭素原子を有するアルキルであってもよい。
Yは2種の主な範IP(以下のAおよびB)から選択される。
A) Yは、ある種の性質をもつ有機化合物(Y′)の残基であり、その性質は 式Iの化合物(n=1または2)中でも実質的に維持される。化合物(Y′)は 、抗原(ハブテン)と同種の抗体活性成分、ヌクレオチド、オリゴヌクレオチド 、相補性核酸(RNA、 DNA) 、レシチンと炭水化物構造体、プロティン AとIgG等の間にみられるような生物特異的親和性反応に関与する能力を有す る生物学的活性分子であってもよい。この種類の生物学的活性分子は標的物質( 標的分子)と呼ばれることが多い。これらの分子は様々な種類の化合物への接合 を可能にする官能基を含むように誘導化されているかまたは誘導化することがで きる。化合物(Y′)はまた多重官能性有機化合物であって、その官能基の1つ によって架橋Xに結合し、その残った官能基の少なくとも1個がさらに誘導化が 可能なように遊離したままになっている化合物であってもよい・ B) Yは、有機化合物(Y′)の官能基Aと化学的に反応させることができる ように選択された官能基で Y /と式Iの化合物(n−1または2)の間に共 有結合連鎖を形成する基であってもよい。Yの選択はAに依存し、またAの選択 はYに依存するが、熟練者であれば相互に反応性の基の適当な選択が可能と考え られる。YとAは電子的および核的な基の中から選択できる。それらが一対の電 子的基または一対の核的束である場合には、たとえば(a)結合の形成に酸化的 カップリング(たとえば−SH+HS−→−5−S−)を使用するか、または( b)一対の基の一方を反対の種類の基に化学的に変換することができる。後者の 例としては二官能性カップリング試薬(活性化試薬とも呼ばれる)による活性化 がある。Yが電子性でAが核性であるかまたはその逆の場合は、これらの2つの 基は通常、予め活性化することなく互いに反応させることができる。大部分の核 性の基は電子不足厚(求電子基)との反応に利用できる電子対を有するヘテロ原 子を含有する。
適当な官能基の例としては、イソチオシアネート、ブロモアセトアミド、ヨード アセトアミド、スクシンアミド、ピリジルジチオ、メルカプト、カルボキシルお よびその活性エステル(たとえばN−ヒドロキシスクシンイミドまたはp−ニト ロフェニル)、ヒドロキシル、アルデヒド、アミノ、ジアゾニウム、トシル、メ ジチリル、トレキシル、ホスホジエステルまたはホスホトリエステルがある。他 の官能基は本技術分野の熟練者にはよく知られているとおりである。
本発明の化合物においては、上述のすべての基が共存できることが必要である。
しかしながら、反応性基Yは本発明のキレート形成基と共存することは必ずしも 必要ではない。ある目的では、分子のキレート形成部分が一時的にt;とえばエ ステルの形に保護されていてもよく、保護されたリガンドが標的分子にカップリ ングされ、脱保護後に所望の標識生成物が最終的に形成されてもよい。保護基は 既知の原理に従って選択される(たとえばProtective Groups  in Organic 5ynthesis; Green TN;John  Wiley & 5ons Inc; USA、 1981参照)。基を選択 する場合に考慮しなければならない因子はとくに、Yを反応させる化合物の安定 性、Yの反応性および意図した化合物とYの反応で形成する構造の種類である。
本明細書の実施例には、ピリジン核に隣接する官能性メチレン基の導入のだめの よく知られた方法を示す。これらの基はついでイミノビス酢酸エステルと反応さ せてキレート形成基Z、およびZ2を形成させることができる。
ホスホネート基はJ、 Org、 Chem、 31 (1966) 1603 〜に従い、ホスフェート基はHe1v、 Chim、 Acta 70 (19 87) 175に従い導入できる。様々な金属イオンとのキレートの形成につい てはNucl、 Wed、 Biol、 13 (1986) 311〜および それに引用された文献が参考になる。この特許出願の最初の出願以前には、イミ ノビス酢酸エステルのそれらのアセチル残基のメチレン基に官能性置換基を有す る誘導体の合成のための良い方法の報告はなかった。合成経路はWallac  Oy、 Finlandで開発され、この明細書にその詳細を例示する(例37 〜45)。このようにして合成された誘導体は以下の例34〜35に示した方法 と同様にして6,6“−ビスハロメチルチルピリジンの反応と反応させること本 発明の好ましい化合物を式■に要約した。
式■中、XI−xs、n、XおよびYは、多くて2個のX。
〜X、が水素以外の基であるほかは、上述したのと同じ意味を有する。
−−−−はX−Yが基X、〜X、またはH′を置換する置換基であることを意味 する。chは−coo−1−opo、”−および−po、”−から選ばれるキレ ート形成基である。本発明のこの好ましい態様にはまた、上に定義したような酸 、エステル、塩およびキレート形も包含する。
一般的な観点から、本発明の一様式は、本発明者らの新規な蛍光発光キレートを 時間分解蛍光分光法におけるプローブとして応用することにある。−態様におい ては、キレートのキレート形成光吸収残基は、実質的に蛍光性を示さないEu” −1Dy3+−15m”−またはTb”−キレートを用いる方法での蛍光エンハ ンサ−として使用される〔たとえばEP−A−64,484(Wallac O y)およびtls−A−4,352,751(Wieder)参照〕。他の態様 は蛍光性ランクナイドキレートを標的物質(構造)の定量用プローブとして使用 する時間分解蛍光分析法である。一般的にこれらの検定方法は(i)標的構造を 本発明のランタナイド(プローブ)キレートで特異的に標識しくまたは標的がリ ガンドと蛍光性キレートを形成するランタナイドイオンである場合はキレート形 成リガンドのみ)、(ii)上記プローブに関連する蛍光をそれ自体公知の方法 で測定する、2工程からなる。序説の部分に述べたような生物特異的親和性反応 を用いる検定系はこの定義に含まれる最も重要な系のひとつである。すなわち工 程(i)と(ii)の前後または間に、他の工程を包含させ、実行することもで きる。US−A−4,058,732(Wieder)とも比較されたい。
本発明は、この説明の一部である添付の請求の範囲に定義される。以下に本発明 を、本発明の数種の化合物の合成について例示する。
実験の部に採用された構造および合成経路はスキーム1〜3に示す。スキーム1 8よび2にはそれぞれ4′または4と4#に置換基を有するチルピリジン化合物 を例示する。出発化合物中のR′の適切な選択により、置換基は直接カップリン グまたは通常の二官能性カップリング試薬を用いたカンプリングで、生物特異的 親和性反応に関与する生物活性分子に導入される。このような基の例には核性の 基がある(−級アミノ、インチオシアネート等)。スキーム3にはキレート形成 基Z、およびZ2 (式Iの)形成に使用できるイミノビス酢酸誘導体の合成を 例示する。誘導体は、キレート形成には関与しないが上述の種類の生物活性分子 をチルピリジン構造に共有結合的に連結するのに使用できる反応性の基を含有す る。
実施例 1 l−(2−ピリジル”)−3−(3−ニトロフェニル)−KOH(0,67g、 12.0m+++o12)の水(6mff)とメタノール(54mQ)中溶液に 2−アセチルピリジン(1,829,15,OmrnoQ)および3−ニトロベ ンズアルデヒド(2,27g、15,0rrHrnoQ)を加えた。この溶液を 室温で2時間撹拌すると、生成物の沈殿が完結した。沈殿を濾過し、メタノール で洗浄しl;。
収率:93% ’HNMR(CDC(2a) : 7.52−7.55(IH,m) ; 7. 62(IH,t、J□8Hz) ;7.91(LH,dt、J=8Hzおよび2 Hz) ; 7−94(LH,d、J=16Hz) ;8.01(1B、d、J =8Hz) ; 8.21(LH,d、J=8Hz) ; 8.26(IH,d d、J=8Hzおよび2Hz) ; 8−44(IH,d、 J=16Hz)  ; 8.59(IH,s) ;8.78(IH,d、J・5Hz) 実施例 2 l−(2−ピリジル)−3−(4−ニトロフェニル)−2−プロペノン、3a この化合物は実施例1,3bに記載した合成と同様な方法を用いて合成した。粗 生成物をエタノールから結晶化した。
収率:68% ’HNMR(CDCI2s) : 7.52−7.56(LH,m) ; 7. 87(2H,d、J□9Hz) ;7.91(IH,dt、J=8Hzおよび2 Hz) ; 7−92(IH,d、J−16Hz) ;8.21(IH,d、J □8Hz) ; 8.27(2H,d、J=9Hz) ; 8−43(IH,d 。
J:16Hz); 8.76(IH,d、J=5Hz)実施例 3 l−(2−ピリジルカルボニルメチル)ピリジニウムアイオダイド、5 2−アセチルピリジン(1,21g、l O、Ommo(1)とヨウ素(2−5 4g、10.0II1morl)をピリジン(1:)12)中で1時間還流加熱 した。溶液を冷却し、暗色の沈殿を濾過し、ピリジンで洗浄した。
収率ニア2% ”HNMR(DMSO) : 6.51(2H,s) ; 7.82−745( IH,+n) ; 8.08(IH。
d、J□7Hz) ; 8.14(1B、dt、J=8Hzおよび2Hz) ;  8.28(2H,L。
J=8Hz) ; 8.73(LH,t、J=8Hz) ; 8.87(IH, d、J−5Hz) ; 9.00(2H,d、J−6H2) 実施例 4 4’−(3−ニトロフェニル) −2,2’;6’、2”−チルピリジン、5c 1−(2−ピリジル)−3−(3−ニトロフェニル)−2−プロペノン(2,5 4g、10.0+1Ilo12)、1−(2−ピリジルカルボニルメチル)ピリ ジニウムアイオダイド(3,26g、lo、OmmoQ)および酢酸アンモニウ ム(4,829,60,0mmo12)を酢酸(3’h+Q)中で1.5時間還 流加熱し、ついで溶液を冷却し、沈殿を濾過し、酢酸で洗浄した。粗生成物をア セトニトリルから結晶化しI;。
収率:56% ”HNMR(DMSO) : 7−54−7.58(2H,m) ; 7.89 (LH,t、J:8Hz) :8.06(2H,dt、J=8Hzおよび2Hz ) ; 8.38−8.41(IH,m) ;8.41−8.44(IH,m) ; 8−66(IH,t、J=2Hz); 8.70(2H,d、J=8Hz) ; 8.78−7.80(4H,m)実施例 5 4’−(4−ニトロフェニル) −2,2’;6’、2#−チルピリジン、6c この化合物は実施例4,6cに記載された合成に類似の方法を用いて合成された 。粗生成物を7ラツシユクロマトグラフイー(シリカゲル、クロロホルムにメタ ノール勾配)で精製しt;。
収率:56% ’HNMR(DMSO) = 7.53−7.56(2H,m) ; 8.05 (2H,dt、J□8Hzおよび2Hz) ; 8.22(2H,d、J=9H z) ; 8.40(2H,d、J−9Hz) ;8.6g(2H,d、J=8 Hz) ; 8−76(2H,s) ; 8.77(2H,d、J=5Hz)実 施例 6 2.2’ ;6’、2’−チルピリジン−N、N#−ジオキシド、7a2.2’  ;6’ 、2#−チルピリジン(0,949,4,Qmmoff)をジクロロ メタン(80mQ)に溶解し、m−クロロ過安息香酸(2,60g、1.51m +++o(i)を添加した。−夜撹拌シタッチ少量のジクロロメタンを添加し、 溶液を10%炭酸ナトリウムで洗浄した。ジクロロメタン相を蒸発させ、フラッ シュクロマトグラフィーで精製した。
収率:93% ”HNMR(CDC4s) : 7−31(2H,dd、J・2および7Hz)  : 7.40(2H。
dd、J=1および3Hz) ; 7.98(IH,t、J=8Hz) ; 8 .20(28,dd。
J=2および8Hz) ; 8.37(2H,cld、J=1および7Hz)  ; 8.94(2H。
d、J・8Hz) UV(λmax 、エタノール中):241.279実施例 7 4’−(4−ニトロフェニル) −2,2’;6’、2″−チルピリジン−N、 N”−ジオキシド、7b この化合物は実施例6,7aに記載した合成と同様の方法を用いて合成した。粗 生成物はアセトニトリルとメタノールの混合物から結晶化して精製した。
収率:51% ’HNMR(DMSO) : 7−52−7.58(4H,m) ; 8−11 (2H,dd、J=7Hzおよび2Hz) : 8.26−8.28(2H,m ) ; 8.41−8.46(4H,m) : 9.16実施例 8 4’−(3−ニトロフェニル’) −2,2’;6’、2”−チルピリジン−N 、N”−ジオキシド、7c この化合物は実施例6,7aに記載した合成と同様の方法を用いて合成した。粗 生成物はエタノールとクロロホルムの混合物から結晶化して精製した。
収率ニア8% ’HNMR(DMSO) : 7.52−7.58(4B、m) ; 7.89 (iH,t、J=8Hz) ;8.25−8.28(2H,m) ; 8.31 (IH,d、J=8Hz) ; 8.38(IH,dd。
J=8Hzおよび1Hz) ; 8.43−8−45(2H,rn) ; 8. 61(LH,t、J・2rlz) ; 9.17(2H,s) 実施例 9 6.6″−ジシアノ−2,2’;6’、2″−チルピリジン、8a2.2’;6 ’、2“−チルピリジン−N、N“−ジオキシド(7a)(0,9h、3.5+ xmo4)をジクロロメタン(10mQ)に懸濁した。
N、N−ジメチルカルバミルクロリド(0,959,8,8m+i+of2)と トリメチルシリルシアニド(1,26g、12.7mmoQ)を加えた。室温で 2週間撹拌したのち、溶液が中性になるまで10%炭酸カリウムを加えた。相を 分離し、水層をクロロホルムで抽出した。クロロホルムを蒸発させ、残留物をア セトニトリルとテトラヒドロフランの混合物がら結晶化した。
収率:65% ’HNMR(CDCI23) : 7.75(2H,d、JJHz) ;8.0 1(2H,t、’J=8Hz) ; 8.05(LH,t、J=8Hz) ;  8.58(2H,d、J・8Hz) ; 8.82(2H,d。
J=8Hz) UV(λmax 、エタノール中) :、215.250.291実施例 10 4’−(4−ニトロフェニル’) −6,6”−ジシアノ−2,2’。
6’、2”−チルピリジン、8b この化合物は実施例9,8aに記載された合成と同様の方法を用いて合成した。
粗生成物はアセトニトリルとテトラヒドロフランの混合物から結晶化して精製し た。
収率:56% ’HNMR(DMSO) : 8.22(2H,dd、J=8Hz8よび1Hz ) ; 8.30(2H。
d、 J=9Hz) ; 8.33(2H,t、J=8Hz) ; 8.43( 2H,d、 Je9Hz) ;8.77(2H,s) ; 8.01(2H,d d、J=8)1z8よび1Hz)実施例 11 4’−(3−ニトロフェニル) −6,6”−ジシアノ−2,2’i6′、2“ −チルピリジン、8c この化合物は実施例9,8aに記載された合成と同様の方法を用いて合成された 。粗生成物はアセトニトリルとテトラヒドロフランの混合物から結晶化により精 製しIこ 。
収率ニア1% ’HNMR(DMSO) : 7.90(IH,t、J=8Hz) ; 8.2 2(2H,dd、J=8Hzおよび1Hz) ; 8.33(2H,t、J=8 Hz) ; 8.41−8.45(LH,m) ;8.47−8.72(LH, m) ; 8−72(LH,s) ; 8.77(2H,s) ; 9.00( 2H。
d、J=gHz) 実施例 12 6.6“−ビス(アミノメチル) −2,2’;6’、2“−チルドピリグン五 塩酸塩、9a 化合物8 a (0,559、l 、9rnmoQ)を乾燥テトラヒドロフラン (1512)中に懸濁した。この懸濁液に窒素を通じt;。ポランテトラヒドロ フラン複合体(I M 、 25mQ。
25.0mmoQ)を徐々に加えた。−夜撹拌したのち、過剰のボランをメタノ ールを加えて分解した。混合物を蒸発乾固し、残留物を塩酸飽和エタノール(3 0++Q) H溶解しt;。
1時間撹拌したのち、溶液を冷却し、生成物を濾過した。
収率:54% 1HNMR(DzO) : 4.68(4H,s) ? 7.89(2H,d、 JJHz) ; 8.31(2H,t、J−8Hz); 8.51(2H,d、 J□8Hz); 8.82(2H,d、J=8Hz); 8.90(IH,t、 J=8Hz)UV (λmax、 H,O中):232.293実施例 13 4’−(4−ニトロフェニル)−6,6#−ビス(アミノメチル)−2,2’; 6’、2“−チルピリジン五塩酸塩、9bこの化合物は実施例12.9aに記載 された合成と同様の方法を用いて合成した。生成物は精製しなかったので、適当 なNMRデータは得られなかった。粗生成物はそのまま次工程に使用した。
粗生成物の収率:56% 実施例 14 4’−(3−ニトロフェニル)−6,6“−ビス(アミノメチル)−2,2’; 6’、2#−チルピリジン五塩酸塩、9cこの化合物は実施例12.9aに記載 された合成と同様の方法を用いて合成された。粗生成物はさらに精製することな く次工程に使用した。
粗生成物の収率:61% 実施例 15 6.6“−ビス(N、N−ビス(1−ブトキシカルボニルメチル)アミノメチル ) −2,2’;6’、2’−チルピリジン、 10a化合物9 a (0,4 39、Q、9m1oQ) 、アセトニトリル(15Il1g)、乾燥炭酸ナトリ ウム(2,00g)およびブロモ酢酸のt−ブチルエステル(1,449,7、 4+u++o(2)を2時間還流し、塩を濾過した。有機相を蒸発させ、フラッ シュクロマドグラフィー(シリカ、クロロホルム)で精製した。
収率:38% ’HNMR(CD!、J): 1.48(36H,s); 3.56(8H,s ); 4.15(4H。
s) ; 7.66(2H,d、J−8Hz) ; 7.84(2H,t、J− 8Hz) ; 7.90(LH。
t、J□8Hz) ; 8.47(2H,d、J=8Hz) ; 8−50(2 H,d、J・8Hz)LIV(λmax 、エタノール):235.288実施 例 16 4’−(4−アミノフェニル)−6,6“−ビス(N、N−ビス(エトキシカル ボニルメチル)アミノメチル) −2,2’;6’、2”−チルピリジン、 1 Ob 10aに記載された合成と同様の方法を用い、9bとブ成した。この生成物はフ ラッシュクロマトグラフィー(シリカ、クロロホルムとメタノール勾配)で精製 した。
収率:20% ”HNMR(CDCI2s): 1.25(12H,t、J=7Hz); 4− 18(8H,q、J=7Hz) ; 3.71(8H,s) ; 4.23(4 H,s) : 7.66(2H,dd、J=8Hzおよび2Hz) ; 7.9 0(2H,t、J=8Hz) ; 8.06(2H,d、J=9Hz) : 8 .42(2H,d、J・9Hz) ; 8.57(2H,dd、J=8Hzおよ び2Hz);8.76(2H,s)アミノ化合物10bは相当するニトロ化合物 からlOcに記載された合成と同様の方法を用いて合成された。
収率:16% 実施例 17 4’−(3−アミノフェニル’)−6,6“−ビス(N、N−ビス(エトキシカ ルボニルメチル)アミノメチル) −2,2’;6’、2”−チルピリジン、  loc 相当するニトロ化合物は10aに記載された合成と同様な方法を用い、9cとブ ロモ酢酸エチルエステルから合成されl;。この生成物はフラッシュクロマトグ ラフィー(シリカ、クロロホルムとメタノール勾配)によって精製した。
収率:53% ’HNMR(CDCQs) : 1.24(12H,t、J・8Hz) ; 4 .17(8H,q、 J・8Hz);3.69(8H,s) ; 4.23(4 H,s) ; 7.67(2H,dd、J=8Hzおよび2Hz) ; 7.8 9(2H,t 、 JJHz) ; 7.85−8.30(4H,m) ; 8 .57(2H,dd、J=8Hzおよび2Hz) ; 8.75(2H,s)ア ミノ化合物10cはメタノール(2m12)に溶解した相当するニトロ化合物( 50mg、0.07mtnoQ)から合成した。
10%パラジウム黒(10mg)を加え、ついで水素化ホウ素ナトリウムC4m g、0.1rnmoQ)を徐々に添加した。1時間後、反応混合物を濾過し、溶 液を蒸発させた。残留物を0.1M水酸化ナトリウム溶液に溶解し、生成物を水 相からクロロホルムで抽出した。有機相を乾燥し、蒸発させた。生成物はフラッ シュクロマトグラフィー(CHCff 1、MeOH; 10 : 0.5)に よって精製した。
収率ニア9% 実施例 18 6.6#−ビス(N、N−ビス(カルボキシメチル)アミノメチル) −2,2 ’ i6’ 、2’−チルピリジン、 llaテトラエステル(10a X26 OB、0.4m1lloQ)をトリフルオロ酢酸(3mQ’)に溶解した。2時 間後、トリフルオロ酢酸を蒸発させ、ジニチルエーテルを加え、生成物を濾過し た。
収率:87% ”HNMR(DMSO) : 3.99(8H,s) ; 4.47(4H,s ) ; 7.65(2H,d。
J=8Hz) ; 8.10(2H,t、J=8Hz) ; 8.11(IH, t、J=8Hz) ; 8.48(2H,d、J□8Hz) ; 8.61(2 H,d、J=8Hz)UV(λmax 、水):237.288.305実施例  19 4’−(4−アミノフェニル)−6,6#−ビス[:N、N−ビス(カルボキシ メチル)アミノメチル) −2,2’;6’、2’−チルとリジン、llb この化合物は実施例20. lieに記載された合成と同様の方法を用いて合成 された。
収率:100% ’HNMR(DMSO) : 3.82(8H,s) ; 4.31(4H,s ) : 6.90(21,d。
JニアHz) ; 7.67(2H,d、J=8Hz) ; 7.80(2H, d、J=9Hz) ; 8.08(2H,t、J”8Hz) ; 8.60(2 H,d、J=8Hz) ; 8.67(2H,s)実施例 20 4’−(3−アミノフェニル)−6,6’−ビス(N、N−ビス(カルボキシメ チル)アミノメチル) −2,2’;6’、2“−チルピリジン、llc 相当するテトラエステル、IOC(0,109,0,17m1llo12)を5 rnQの0.5M KOH−EtOH溶液に溶解した。2時間室温で撹拌したの ち、エタノールを蒸発乾固し、水を加えた。混合物を室温で30分間撹拌し、つ いで生成物を2M塩酸で沈殿させた。
収率:100% ’HNMR(DMSO) : 3.74(8H,s) ; 4.27(4H,s ) ; 7.71(2H,d。
J=7H2) ; 7.87(IH,t、J=8Hz) ; 8.09(2H, t、J=7Hz) ; 8.33(IH,d、J=8Hz) ; 8.62(l H,d、 J=8Hz) ; 8.63(2H,d、J□7Hz) ; 8.7 9(2H,s) ; 8.83(IH,s)実施例 21 1− (2J−ピリジルジカルボニルメチル)−ビスピリジニウムアイオダイド 、 13 2.6−ジアセチルピリジン(8,16g、50.OmmoQ)とヨウ素(25 ,38g、loo、0+nmoff)をピリジン(125++12)中で2時間 還流加熱した。溶液を冷却し、褐色の結晶性ピリジニウム塩(13)を炉別した 。
収率:87% 実施例 22 6.6″−ジカルボキシ−4,4″−ジフェニル−2,2’ ;6’ 、2″− チルピリジン、16a 13 (2,86g、5.0mmorl) 、2−オキソ−4−7二二ルー3− ブテン酸(1,769、lo、OmmoQ)および酢酸アンモニウム(8,86 g、115.OmmoQ)の酢酸(5kQ)中溶液を5時間還流加熱したのち、 褐色の溶液を冷却した。固体物質を濾過し、風乾した。2のアンモニウム塩を水 に溶解し、6MHCl2で酸性にした(pH約1)。生成物を濾過し、水で洗浄 した。
収率:34% 融点:279℃(分解) ’HNIJR(D)+!So) : 7.56−8−06(IOH,m) ;  8.27(IH,t) ; 8.40(2H,d) ; 8.70(2H,d)  ; 9.18(2H,a)JR(KBr) : 1760.1715.169 5.1420.1365.1272cm−’(C=0とC−0) 実施例 23 6.6#−ジカルボキシ−4,4#−ビス(4−ニトロフェニル)−2,2’、 6’、2“−チルピリジン、 16b化合物16bは16aに記載の合成と同様 の方法を用い、13と15bから合成された。
収率:57% ’HNIIIR(DMSO) : 8.24(1)1.t) ; 8゜28(4 H,d) ; 8.37(4H,d) ;8.43(2H,d) ; 8.65 (2H,d) ; 9.13(2H,d)実施例 24 6.6“−ジカルボキシ−4,4“−ビス(3−ニトロフェニル)−2,2’  i6’ 、2“−チルピリジン、 16c化合物16cは16aに記載の合成と 同様の方法を用い、13と15cから合成された。
収率:81% 実施例 25 6.6”−ビス(メトキシカルボニル)−4,4“−ジフェニル−2,2’;6 ’、2#−チルピリジン、17a16a (0,77g、l 、5mmoQ)の メタy−ル(5rnQ)中懸濁液に濃硫酸1滴を加えた。混合物を24時間還流 加熱した。
冷却した混合物を濾過し、生成物をジクロロメタンから結晶化した。
収率:61% 融点: 285.5〜286.5°C ’HNMR(CDCQg) : 4.13(6)!、s) ; 7.49−7. 88(IOH,m) ; 8.07(LH,t) ; 8.44(2H,d)  ; 8.67(2H,d) ; 9.07(2H,d)IR(KBr): 17 tl、1725.1255.1144cm−’ (C=OとC−0)実施例 2 6 6.6#−ビス(メトキシカルボニル)−4,4“−ビス(4−二トロフェニル )−2,2’;6’、2”−チルピリジン、17b化合物17bは17aに記載 の合成と同様の方法を用い16bから合成した。
収率:45% ’HNMR(CDCI23) : 4−05(6H,S) ; 7.80−9. 03(15H,m)IR(KBr) : 1740.1250.1125cm− ’ (C=OとC−0) 、1525.1345c+++−’(No2) 実施例 27 6.6#−ビス(メトキシカルボニル)−4,4“−ビス(3−二トロフェニル ’) −2,2’;6’、2“−チルピリジン、17c化合物17cは17aに 記載の合成と同様の方法を用い16Cから合成された。
収率:38% ’HNMR(CDCL) : 4.05(3H,s) ; 4.09(3H,s ) ; 7.75−8−97(15H,m) IR(KBr) : 1725.1260.1130c+n−’ (C□oとC −0) 、1530.1340CII+−’(NO2) 実施例 28 6.6”−1:”ス(ヒドロキシメチル)−4,4“−ジフェニル−2,2’  、6’ 、2″−チルピリジン、18a17 a ((L40g、0.8mmo ff)の無水エタノール(10m+2)懸濁液に水素化ホウ素ナトリウム(0, 13g、3.5m1Ilo(2)を加えた。室温で2時間撹拌したのち、混合物 を15時間還流加熱した。溶液を真空中で蒸発させた。残留物に炭酸水素ナトリ ウムの飽和溶液(51)を加えた。溶液を煮沸したのち、水(15mff)を加 えた。混合物を冷所に一夜放置した。沈殿を濾過し、風乾し、最後にメタノール から結晶化した。
収率:47% 融点:218〜219℃ ’HNMR(DMSO) : 4.75(4H,s) ; 7.52−7.95 (IOH,m) ; 7.86(2H,d) ; 8.14(IH,t) ;  8.49(2H,d) ; 8.81(2H,d)実施例 29 6.6′−ビス(ヒドロキシメチル’)−4,4#−ビス(4−ニトロフェニル )−2,2’;6’、2“−チルピリジン、18b化合物18bは18aに記載 の合成と同様な方法を用いて17bから合成した。
収率:40% 実施例 30 6.6#−ビス(ヒドロキシメチル”)−4,4#−ビス(3−二トロフェニル )−2,2’;6’、2#−チルピリジン、18c化合物18cは18aに記載 の合成と同様な方法を用いて]、7cから合成した。
収率:56% ’HNMR(DMSO) : 4.98(4H,s) ; 7.86−9.13 (15H,+n)IR(KBr) : 1530.1350cm−’ (NO2 )実施例 31 6.6“−ビス(ブロモメチル)−4,4”−ジフェニル−2,2’;6’、2 ”−チルピリジン、 19a 18a(0,13g、0.3mmoff)のクロロホルム(17mff)溶液に 、三臭化リン(0,12g、0.4+u++oQ)のりoロホルム(1mQ)溶 液を加えt;。混合物を11時間還流したのち、混合物を5%炭酸水素ナトリウ ムで中和した。水層をクロロホルム(3X 20+++12)で抽出した。有機 相を合し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で蒸発させた。残留物をジクロロメ タンから結晶化した。
収率:29% 融点: 253.5〜255.5℃ ’HNMR(CDCffs) : 4.73(4H,s) ; 7−47−7. 81(IOH,m) ; 7−73(2H,d) ; 8−0[IH,t) ;  8.57(2H,d) ; 8.79(2H,d)実施例 32 6.6“−ビス(ブロモメチル)−4,4#−ビス(4−ニトロフェニル) − 2,2’;6’、2#−チルピリジン、 19b化合物19bは19aに記載の 合成と同様な方法を用い、18bから合成された。
収率:37% ’HNMR(CDCJ) : 4.75(4)1.s) ; 7.40−8.7 0(15B、m)実施例 33 6.6“−ビス(ブロモメチル)−4,4”−ビス(3−ニトロフェニル) − 2,2’;6’、2#−チルピリジ7.19c化合物19cは19aに記載の合 成と同様な方法を用い、18cから合成した。
収率:50% ’HNMR(CDC123) : 4.78(2B、s) ; 4.83(2H ,s) ; 7−48−8−65実施例 34 6.6#−ビス(N、N−ビス、(カルボキシメチル)アミノメチル) −4, 4”−ジフエニルニ2.2’ ;6’、2“−チルピリジン。
0a 19 a (47rng、0.08mmo(2)とイミノジ酢酸ジt−ブチルエ ステル(41mg、0 、20mmoQ)の乾燥アセトニトリル(5m12)中 温合物に炭酸カリウム(120mg、Q、9m1IloQ)を加え、混合物を室 温で24時間撹拌した。混合物を真空中で蒸発させ、残留物をクロロホルム(1 0ml2)と撹拌し、水(2X lO+l112)で洗浄し、硫酸ナトリウムで 乾燥した。蒸発させると油状物が得られ、このNMRスペクトル特性を調べた。
油状物をトリフルオロ酢酸(3rnQ”)に溶解し、室温にX6時間保持した。
トリフルオロ酢酸を真空中で蒸発させ、固体残留物をエチルエーテルと磨砕した 。
収率:59% !H′ζ’、’P、(DMSO): 3.71(8H,s); 4.27(4H ,s); 7.54−7.96(10,う、m); 8.04(2H,d);  8.18(11(、t); 8.51(2H,d);8.85(2H,d) IR(KBr) : 1734.1630.1395.1200c+++−’  (C=0とC−0)実施例 35 6.6′−ビス(N、N−ビス(カルボキシメチル)−アミノメチル)−4,4 ’−ビス(4−アミノフェニル) −2,2’;6’、2”−チルピリジン、2 0b 乾燥アセトニトリル(10ia)中19b (0,119,0,2+++mof f)とイミノジ酢酸ジエチルエステル(76+n9.0.40+++mo(1) および炭酸カリウム(0,27g、2amrno(1)の間の反応は20aと同 様に実施した。この反応で得られた油状物をフラッシュクO?トゲラフイー(シ リカ、MeOH/ CHC(is 1/ 19)で精製した。油状物をメタノー ル(5yd)に溶解した。
10%パラジウム黒(20+++p)を加え、ついで水素化ホウ素ナトリウム( 23+u、0.60mmoQ)を徐々に添加した。1時間後、混合物を濾過し、 炉液を真空中で蒸発させた。残留物を0.5M水酸化カリウムエタノール(20 I1112)に溶解した。室温で3時間撹拌したのち、混合物を蒸発させ、水( 20ia)を加えた。混合物を6MHOffで酸性にした(pH約2.0)。生 成物を濾過し、水洗した。
収率:60% ”HNMR(DMSO) : 3.71(8H,s) ; 4.30(4H,s ) ; 7.75−8.80(15H,+n) IR(KBr): 1735.1630.1400.1200cm−’ (C− 0とC−0)実施例 36 6.6#−ビス(N、N−ビス(カルボキシメチル)−アミノメチル)−4,4 ”−ビス(3−アミノフェニル)−2,2’i6’、2’−チルピリジン、20 c 化合物20cは20bに記載の合成と同様な方法を用い、19cから合成された 。
収率ニア9% ’HNMR(DMSO) : 3.68(8H,s) ; 4.21(4H,s ) ; 7.63−8.64(15H,m) IR(KBr): 1725、l 63−0.1400、l190cm−’ ( G□oとc−o)実施例 37 L−リジンエチルエステル(出発化合物、反応式3)塩化チオニル(5,0sl ff、8−06g、68m+++o12)を500+n12の氷冷乾燥エタノー ルに滴下した。混合物を撹拌しながらこの温度に20分間保持し、L−リジン塩 酸塩(20g、109II+IIoρ)を加えた。
次に混合物を3時間還流し、ついで容量的200mffに濃縮した。ジエチルエ ーテル200+mffを加え、結晶性の生成物を濾過した。
収量: 29g(97%)二塩酸塩 Rf−(L20 (システムF) 実施例 38 ω−N−(4−ニトロベンゾイル)−L−リジンエチルエステル(37) 水5Q+nQに溶解したし一リジン塩酸塩(5g、27.4rnwroQ)を5 MNaOHで処理してpH10,5とした。ジオキサン(50ia)中4−ニト ロベンゾイルクロリド(6,6g、313m1o12)と5MNaOHを徐々に 加え、この間反応混合物は激しく撹拌し、pH10,5に維持した。
添加が終了し、桃色が消失したのち、反応混合物を濃塩酸でpH2の酸性にし、 ジエチルエーテルで4回抽出した。水相を濃縮乾固し、20(h++Qの乾燥エ タノールと2回共蒸発させ、予め10iaの塩化チオニルで処理した乾燥エタノ ール25oIllQ中に懸濁した。混合物を3時間還流し、濾過し、蒸発させた 。残留物質を飽和炭酸水素ナトリウムとクロロホルム/エタノール 1:1の間 に分配し、有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥すると粗生成物が得られ、これを 溶出液として5%EtOH/クロロホルムを使用したフラッシュクロマトグラフ ィーにより精製した。
収量:1.089 (12%)、油状物は放置すると結晶化する。Rf−0,2 3(システムA) H’NMR(60MHz、CDCQs) : 8−25(d、2B、J=9Hz ) ; 7.93(d、2H。
J・9Hz) ; 6.63(s、broad、 1B) ; 3.95−4. 30(q、2H) ; 3.68(s、3H) ; 3.30−3.60(m、 SH) ; 1.40−1.75(m、71() ; 1.11−1.37(t 、3H) 実施例 39 σ−N−(メトキシカルボニルメチル)−ω−N−(4−ニトロベンゾイル)− L−リジンエチルエステル(38)化合物(37) (0,549,1,7mm oQ)をトルエンと共蒸留し、乾燥アセトニトリル(10rAQ)に溶解し、ブ ロモ酢酸メチルエステル(0,265g、1.7+++mo+2) 、ついで乾 燥炭酸ナトリウム粉末(2,0g)を加えた。混合物を3時間還流し tこ 。
無機塩を濾過し、アセトニトリルを蒸発させると油状の粗生成物が得られ、これ をフラッシュクロマトクラフィーで精製した。
収量: 0.459(68%)油状物、Rr−0,26(システムA)H’NM R(60MHz、CDCff5) : 8.25(d、2H,J=9Hz) ;  7.93(d、2H。
J=9Hz) ; 6.87(s、broad、1H) ; 3.99−4−3 4(q、2H) ; 3.30−3.60(m、3H) ; 1.40−1.7 5(m、8H) ; 1.11−1.37(t、3H)実施例 40 ω−N−モノメトキシトリチル−し−リジンエチルエステル(39) 乾燥トリエチルアミン(1,8m+2.18++++++of2)を出発化合物 (反応式3) (1−5g、5 mrno(りの乾燥ピリジン2OmQ中懸濁液 に添加した。この混合物を室温で撹拌しながら、固体モノメトキシトリチルクロ リド(1,96g、6 rnrno(2)(MMTrCI2)を少量ずつ1時間 をかけて加え、さらに2時間混合物を撹拌した。標準的な炭酸水素ナト’Jウム 処理に続いてクロロホルムで抽出するとα−MMTr異性体を夾雑する粗生成物 が得られた。
異性体間にはRfに大きな差があるので、純粋な標記生成物はフラッシュカラム クロマトグラフィーによって容易に単離された。
収量: 1.35g(:48%)油状物、Rf= 0.43 (システムA)H ’NMR(400MHz、CDCQ、): 7.5−6.75(+++、14H ); 4.18−4.13(q、2H); 3.78(s、3H); 3.45 −3.37(+n、1)I); 2.14−2.10(t。
2H,J□7Hz); 1.75−1.35(m、9H); 1.26(t、3 H)実施例 41 α−N−(メトキシカルボニルメチル)−ω−N−モノメトキシトリチル−し− リジンエチルエステル(40)部分的に保護したL−リジン誘導体(39) ( 1,09,2,13m m o Q、)を、例36に記載の方法を用いて生成物 (40)に変換した。
収率: 0.819(70%)、油状物、Rf−o、73(システムA)H’N MR(400MHz、CDCff5) : 7.46−6.77(m、14H)  ; 4−19−4.14(q、2H) ; 3.77(s、3H) ; 3. 70(s、3H) ; 3−31−3.45(q、2H);3.22−3.25 (t 、 IH) ; 2.09−2.12(t 、2H) ; 1.35−1 .70(m。
6H) ; 1.23−1.27(t、3H)実施例 42 ω−N−トリフルオロアセチル−し−リジンエチルエステル(41) 乾燥エタノール10!IlQに溶解した出発化合物(反応式3)(2,0g、8 .1+++oQ)を乾燥トリエチルアミン(4,0b、40.4mmoQ)で処 理しl;。生成した懸濁液を撹拌しながら、トリフルオロ酢酸(1,5g、10 .5mmoQ)を加え、混合物を6時間還流した。
すべての揮発性成分を蒸発させ、残留物を飽和炭酸水素ナトリウムとクロロホル ム/エタノール 1:lの間に分配した。
有機相を合しく5×606)、蒸発させ、トルエンと共蒸留し、フラッシュクロ マトグラフィーに付すと標記生成物が無色油状物の形で得られた。
収量: 1.9g(87%) 、Rf=0.72 (システムD)H’NMR( 400MHz、CDCL) : 7−10(t、IH,交換可能) ; 4−2 1−4.16(q、2H) ; 3.45−3.40(m、 IH) ; 33 −38−3−31(,2H) ;1−84(s、2H,交換可能) ; 1.8 2−1.40(m、6H) ; 1.28(t。
3H) 実施例 43 α−N−(メトキシカルボニルメチル)−ω−N−トリフルオロアセチル−L− リジンエチルエステル(42)L−リジン誘導体(41) (1,0g、3.7 +++moff)を実施例36と同様の方法によって生成物(42)に変換した 。
収量: 1.05g(83%)油状物、Rf−0,48(システムA))1”N MR(60MHz、CDCQ、 + CD、OD) : 4.4−4.0(q、 2)1) ; 3.68(s。
3H) ; 3.5−3.1(m、5H) ; 1.8−1.4(m、6H)  ; 1.23(t、3H)実施例 44 ω−N−(4−ヒドロキシブチリル)−L−リジンエチルエステル(43) L−リジンエチルエステルニ塩酸塩(36) (2g、8.111111012 )を乾燥エタノール30mffに取り、乾燥トリエチルアミン(5,63mff 、 40.5mmoQ)およびγ−ブチロラクトン(0,7g、LIIIIIl off)を加え、生成した懸濁液を3時間還流した。
揮発成分を蒸発させ、トルエンと共蒸留すると粗生成物が得られ、これを、溶出 液として20%メタノール/クロロホルムを用いたフラッシュクロマトグラフィ ーで精製した。
収量: 1.541?(73%)油状物、Rf−0,28(システムD))1’ NMR(400MHz、CDCQ、 +CD30D) : 4.30−4.22 (q、2H) ; 3−72−3.77(m、 IH) ; 3.58−3.6 5(t、2H) ; 3.18−3.28(m、2H) ;2.30−2.36 (t、2H) ; 1.40−2.00(m、8H) ; 1.2g−1−34 (t。
3H) 実施例 45 化合物20aのユウロピウムおよびテルビウムキレートの蛍光 化合物20aのユウロピウムおよびテルビウムキレートの蛍光収量の比ll1r eQ1に化合物20aの等モル10−’M浴溶液相当するランタナイドイオンに ついて測定した。蛍光の測定は、ランタナイド蛍光の崩壊曲線の測定が可能なリ ン光モードを用いPerkin−Elmer LS−50分光蛍光計によって行 った。蛍光収量は式 により非錯体化ランタナイド陽イオンの蛍光(Ln)に相関することが報告され ている。■ および’Lnはそれぞhe れキレート化および非錯体化ランタナイド陽イオンの発光減衰曲線の前指数項で ある(ユウロピウムについては614nm、テルビウムについては544nm) 。非錯体化ユウロピウムについての励起波長は395nm、テルビウムについて は370nmであった。CおよびC6heはそれぞれ遊離およn び錯体化ランタナイド陽イオンの濃度であり、kLnおよびk は相当する崩壊 定数である。化合物20aの場合、he ユウロピウム錯体での相対蛍光収量は2.1X 10’、テルビウム錯体では8 .lXl0’となる。キレート励起光はいずれの場合も340nmであっI;。
国際調査報告 1m・−−1ゆ一−^帥l□ζ−11−=w+、P(T/S[的/Cコ379

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)構造 ▲数式、化学式、表等があります▼式I〔式中 i)nは整数0、1または2であり、 ii)X1〜X5は水素、ならびに炭素、酸素および/または窒素含有基から選 ばれ、 iii)Z1およびZ2は互いに同種または異種のキレート形成基であって、そ れぞれ少なくとも2個のヘテロ原子からなり、それらがテルピリジン構造の窒素 と一緒に結合金属イオンのキレート化できるように配置されていて、 iv)………は基X−Yが親化合物に存在する水素を置換する置換基であること を特定し、 v)X−Yは上記キレート形成に不活性な有機基であって、Xは不活性かつ安定 な架橋であり、Yは(a)官能基であるかまたは(b)式I(n−1または2) の化合物に付与される性質を有する有機化合物(Y′)の残基である〕 を有するテルビリジン、またはその酸、エステル、塩およびキレート形で上記キ レート形成ヘテロ原子の1個もしくは2個以上が上記の形に遷移している化合物 。 2)少なくとも2個のヘテロ原子は、窒素たとえば一級、二級および三級アミン 、ならびに負に荷電した酸素たとえばCOO−、ホスホネートおよびホスフエー トからなる群より選ばれる請求項1記載の化合物。 3)X1およびX5は水素である請求項1または2記載の化合物。 4)Z1およびZ2はそれぞれCH2−Z′およびCH2−Z′′であり、この 場合Z′およびZ′′はN(一CH2−COO−)2、N(−CH2−CH2− COO−)2、N(CH2−OPO32−)2,2,6−ジカルボキシピベラジ ン−1−イル、およびCH2Z′とCH2−Z′′のメチレン基がN(−CH2 COO−)で架橋されている基からなる群より選ばれる請求項1〜3のいずれか に記載の化合物。
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