JPH0350021B2 - - Google Patents

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JPH0350021B2
JPH0350021B2 JP63110327A JP11032788A JPH0350021B2 JP H0350021 B2 JPH0350021 B2 JP H0350021B2 JP 63110327 A JP63110327 A JP 63110327A JP 11032788 A JP11032788 A JP 11032788A JP H0350021 B2 JPH0350021 B2 JP H0350021B2
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JP
Japan
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connecting member
side connecting
handle
region
needle
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JP63110327A
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English (en)
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JPH01139847A (ja
Inventor
Zosu Jiikumunto
Shuraa Fuerudeinanto
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TEODOORU GUROTSU UNTO ZEENE UNTO ERUNSUTO BETSUKERUTO NAADERUFUABURIIKU KG
Original Assignee
TEODOORU GUROTSU UNTO ZEENE UNTO ERUNSUTO BETSUKERUTO NAADERUFUABURIIKU KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEODOORU GUROTSU UNTO ZEENE UNTO ERUNSUTO BETSUKERUTO NAADERUFUABURIIKU KG filed Critical TEODOORU GUROTSU UNTO ZEENE UNTO ERUNSUTO BETSUKERUTO NAADERUFUABURIIKU KG
Publication of JPH01139847A publication Critical patent/JPH01139847A/ja
Publication of JPH0350021B2 publication Critical patent/JPH0350021B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21GMAKING NEEDLES, PINS OR NAILS OF METAL
    • B21G1/00Making needles used for performing operations
    • B21G1/02Making needles used for performing operations of needles with eyes, e.g. sewing-needles, sewing-awls
    • B21G1/04Making needles used for performing operations of needles with eyes, e.g. sewing-needles, sewing-awls of needles specially adapted for use in machines or tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K25/00Uniting components to form integral members, e.g. turbine wheels and shafts, caulks with inserts, with or without shaping of the components

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、編み針、特に編み機用のパンチまた
はスタンプ加工された編み針に関する。この編み
針は、柄部材と、取外し/交換可能な作動部材と
を備えている。
更に詳細には、本発明は上記種類の編み針にお
いて、以下に示す如きものに関する。即ち、柄部
材には少なくとも1つのバツトを有し、一端には
先端面に開口縁を有する溝(凹所)が設けられて
いる。この溝は、側部が一対の脚部からなる又状
の受側連結部材によつて区画され、この又連結部
材(受側連結部材)は、溝に面する側が不規則な
形状となつている。また、作動部材は、一端に針
ヘツドまたはフツクを備え、他端に柄状の連結部
材を備えている。溝に面する側が同じく不規則形
状となつている柄状連結部材は、柄部材に嵌合可
能に形成されている。そのため、柄状連結部材は
柄部材の先端面に隣接する溝のガイド領域(案内
領域)に沿つて、又状連結部材の間で形状によつ
て固着状態となるようにして案内されている。こ
こで、柄状連結部材は、柄部材における凹所に続
く固着領域内で固着され、この固着領域は、柄状
連結部材及び又状連結部材における不規則な形状
を備えている。
本願で使用される“編み針”という用語は、べ
ら針、ひげ針、複合針、例えばフラシ天製品製造
用フラシ天フツクのようなべらのない針、及びシ
ンカも含むものとする。
[従来の技術] 米国特許第2431635号には、上述した形態を有
してなる編み機用のべら針が開示されている。こ
のべら針では、針のバツト及び針のフツクは別体
とされた柄状部材に、つまり、実際の柄部材と、
針つまり通常の作動部材とに位置している。この
柄部材及び作動部材は、互いに連結され、このた
め、連結部材が形成されてなる作動部材の一端の
領域が、柄部材の前端面に面する開口縁の溝内に
圧入されて、連結部材及び柄部材の輪郭の一部の
網目部分により溝内で堅固に固着される。べら針
を2つの部材からなる構成とした理由は、損傷し
た作動部材または柄部材を、針全体を捨てること
なく、新しいものと簡単に交換できるようにする
ためである。このため、作動部材と柄部材との間
の連結は、連結部材が溝から簡単に側方に押出せ
るようにして、着脱自在とされている。これらの
取外し可能な2つの部分からなる針は、多くの欠
点及び問題を有している。
まず始めに、現在個々の針部材の分解組立が編
み機の使用者の労働コストにより最早現実的では
ない点である。更に、最近の高速編み機では、柄
部材と作動部材との間が堅固に連結されることに
よつて、柄部材の基部に支持される固定部材によ
り為される制限ストロークによつて発生する振動
が、緩衝されることなく針のフツクに伝達され、
そのため、フツクが損傷してしまう危険がある。
最後に、連結部材と、溝を区画している連結部材
の形状は、極めて狭い交差で形成される必要があ
り、これによつて連結部材及び連結部材は、それ
らの間に僅かな遊びでさえ発生しないように信頼
性高く嵌合される。このような遊びは、制限スト
ロークによつてこれらの輪郭が互いに離れたもの
としてしまい、従つて作動部材と柄部材との間が
不確実な連結となつてしまう。
独国特許第2610078号には、編み機用のべら針
が開示され、このべら針では、針のバツト及び針
のヘツドが別々の針の柄部材として形成されてお
り、これらの柄部材は、中間緩衝部材を介して互
いに連結されている。開示された構造によれば、
針の柄部材は、べら針の交換方向に延出する対向
面に沿つて互いに対向して位置し、ありつぎ状の
接続要素により互いに接続されている。弾性介挿
材がこれらの接続部材の対向面間に配置され、こ
れらの面は針の長手方向に延出していない。これ
らの弾性介挿材は、合成ゴムから形成され、連結
された針の柄部材間において簡単な形状接続によ
つているか、または単に2つの針の柄部材の一方
の前面で、堅固に固着されている。柄の厚さ及び
柄部材の高さが小さく、及びこれらの寸法から断
面積が小さい(例えば、平均的な針は0.6mm2の断
面積を有している)ことから、互いに連結された
柄部材の間にゴム製の介挿材を信頼性を持たせて
取付るには問題がある。これは細い針を接続する
場合には特に問題である。更に、高弾性ゴムの介
挿材は、例えば圧縮のような塑性変形を起こすと
いう危険が存在している。この塑性変形は、編み
工程における編み針の移動によつて発生し、この
変形は、編み針全体の作動長さが変化してしまう
ような範囲にまで発生するかもしれない。編み針
の作動長さのこの様な変化は、不均一な網目を有
する編物を製造する結果となる。
実際、編み機用針及びシンカ等他の編み針にお
いても多くの異なる種類が多数使用されている。
使用の多様性は、それぞれの使用意図及び機械の
型式によるものである。この種類の多様性によ
り、製造者は多くの費用を要しており、維持され
るべき様々な在庫品も少なからぬものである。
[発明の目的] 本発明の目的は、編み機用編み針、特にパンチ
またはスタンプ加工された編み針を提供すること
により、多くの編み針の種類を削減することにあ
る。これにより、使用者は、第1に、使用者が多
くの異なる編み針を組合せて作動部材と柄部材と
を連結することができるので、別々に多くの部品
を製造し保管する必要がなくなる。第2に、使用
者が作動部材と柄部材を、組立てられた編み針が
長期間にわたつて確実に使用でき、また、例えば
針のヘツドまたはフツクで折れるような永久的に
修理不能となる折れがないように維持することが
できるように、弾性的に連結することができる。
[発明の概要] 上記及び他の目的を達成するために、本発明の
編み針は、針長さ方向に沿つた上縁と下縁との何
れか一方から延出された少なくとも一つのバツド
を有する柄部材と、一端面に針ヘツドまたはフツ
クを有する作動部材とを備える編み機用の編み針
であつて、前記柄部材の針長さ方向の一端部は、
一対の脚部からなる受側連結部材を有し、その一
対の脚部は、各々の内壁が対向し、針長さ方向に
延在する凹所を規定するように、又状をなして前
記一端部から針長さ方向に突出され、この一対の
脚部の各々の内壁は、この脚部の前端面に隣接し
た案内領域と、この案内領域に続く固着領域とに
分割され、且つこの固着領域において不規則な輪
郭を有し、前記作動部材は、その他端面に柄状の
挿入側連結部材を有し、この挿入側連結部材の針
長さ方向に沿つた両側面をなして前記脚部の内壁
に対面すべき外壁は、前記固着領域に対応する領
域において不規則な輪郭を有し、この挿入側連結
部材が前記受側連結部材に挿入される際には、こ
の挿入側連結部材は、前記案内領域では前記脚部
の内壁によつて、形状による固着方式で案内さ
れ、更に挿入側連結部材が前記案内領域を通じて
前記固着領域まで挿入されることにより、前記受
側連結部材の凹所に位置づけられる結果、前記柄
部材と作動部材とが連結されるものにおいて、前
記挿入側連結部材と受側連結部材とは、前記挿入
側連結部材が前記受側連結部材に挿入された際
に、これらの連結部材の間に少なくとも1つの連
続的な空所が形成されるような形状をなし、この
空所には、結合材を兼ねる振動減衰材が充填さ
れ、この振動減衰材によつて、前記挿入側連結部
材を前記受側連結部材へ確実に連結させることに
より、前記作動部材を前記柄部材に固着させるこ
とを特徴とする。
この編み針では、作動部材は柄部材の凹所の案
内領域の正しい位置に正確且つ精密に案内されて
いる。その一方、空所に充填された振動減衰材は
同時に、ストロークを限定するために固定部材に
よつてバツトに発する振動が、減衰されずに作動
部材の端部に伝わることを防止している。柄部材
の又状連結部材と作動部材の挿入側連結部材(柄
状連結部材)とが固着領域において不規則な断面
形状を有しているため、空所を充たしている振動
減衰材は柄部材と柄状連結部材とに適当に固着さ
れる。不規則な断面形状は、振動減衰材に対して
よりよい形状による固着をなす。
好ましい実施例では、編み針の構成は、以下の
通りである。即ち、固着領域において、柄状連結
部材は凹所の後端を規定している柄部材の縁から
離間しているとともに、連結部材のほぼ全長に亙
つて沿つている又状連結部材から離間し、これに
より空所は凹所の固着領域において柄状連結部材
をほぼ包囲する。その結果、振動減衰材について
の多きな固着面積が得られる。振動減衰材が充填
される空所を適当な寸法とすることで、編み針を
それぞれの使用状態に適した弾性特性とすること
もできる。
柄状連結部材及び/または又状連結部材の不規
則な断面形状即ち輪郭は、空所を充填している材
料内に突設するように、幅が狭くされた領域を有
するのが好ましいことが確認されている。これら
の薄肉とされた領域は、柄状連結部材及び/また
は又状連結部材の対応する壁と、細長片状をなし
て接していてもよいが、特に好ましくはこれらは
不規則な形状の特定の位置に限定されている。上
記の幅狭領域は、柄部材の長手方向の中心面に沿
つて位置すると共に、柄部材の側面について対称
にして配置されている。これにより凹所内に延出
して、凹所に充填された振動減衰材に固着面を与
える。
作動部材と柄部材との間での結合安定性を増加
させるため、柄部材の前端面に当接し支持される
肩部を作動部材に設けるのが望ましい。更に、柄
部材の又状連結部材も作動部材の肩部と形状によ
る固着をなして結合されてもよい。これによつ
て、又状連結部材の端部と、作動部材との間での
別の結合が提供される。実施例において、肩部は
又状連結部材の端面に形成された凸部に対応する
凹部を含んでなるものでもよい。
肩部の外方の縁は、作動部材と柄部材との連結
領域において急激に移行しないようにして、柄部
材の上縁および下縁と同じ面に揃えられているこ
とも好ましい。このような急激な移行は針ベツド
における針の滑らかな動きを妨げることになり、
埃がたまるようにしてしまう。
振動減衰材は、作動部材、又状連結部材及び凹
所の後部のそれぞれの固着面の間における堅固な
接着を可能にするように、一般的にはプラスチツ
クまたは合成樹脂から構成されている。
好ましくは、柄状連結部材は平行なその上面及
び下面で、少なくとも案内領域において、柄部材
の又状連結部材によつて側部から結合され、又状
連結部材における各々の脚部の針高さ方向の幅は
最大でも1.1mmである。従つて、又状連結部材は
特に高い弾性を有していることで他の部分から区
別される。又状連結部材がこのように非常に狭い
構成となつていることにより、バツトから伝わる
振動が非常に効率良く減衰することができるのが
確認されている。この様な連結においては、案内
領域の針長さ方向の長さは、凹所の針長さ方向の
長さの少なくとも1/5であるのが好ましいことが
知られている。
柄状連結部材の側部の高さは、前記固着領域に
おけるものが案内領域におけるそれよりも少ない
ものであるのが好ましいことも認識されている。
この差は、振動減衰材を収容する空所を創出する
のに役立つ。しかしながら、凹所の側部の高さ
が、固着領域において、案内領域においてよりも
大きなものとなつている他の構成であつてもよ
い。また、柄状連結部材の側部の高さが固着領域
において案内領域におけるそれよりも少なく、且
つ凹所の側部の高さが固着領域において、案内領
域におけるそれよりも大きい場合のようなこれら
両方を用いることも考えられる。
ある場合、例えば針の搬送のような場合では、
非常に大きな側方からの力が作動部材に作用す
る。この場合、少なくとも特定の位置、または案
内領域及び/またはこれに隣接する領域における
特定の箇所(スポツト)で、作動部材を柄部材に
溶接するのが推奨される。
作動部材の柄部材への溶接は、好ましくはレー
ザを用いてなされる。このように溶接したことに
より、側方への作用力が、案内領域において、柄
部材内の対応する凹所から作動部材を側方に押出
してしまうのが信頼性高く防止される。このスポ
ツト溶接は編み針の安定性を増加させて、2つの
部材からなる編み針の上述した長所を、有効に維
持する。特に、このことは、空所を充填している
振動減衰材の減衰効果についてもあてはまる。
[実施例] 第1図は、べら針としての編み針を示す。この
べら針は、適当な薄い鋼板材を打抜き、またはス
タンプ加工して形成されている。このべら針は、
柄形状の柄部材1を備え、この柄部材1の上縁に
はバツド2が延出されている。以下、編み針の軸
方向を針長さ方向、バツド2の延出方向を針高さ
方向とする。柄部材1は、第1図に示す如く、バ
ツト2の左側に前柄部3を備え、更にその右側に
配置された後柄部4を備えている。この柄部材1
には、分離した編物針、即ち一般的に称すれば作
動部材5が結合されている。この作動部材5は、
符号6の箇所が柄形状で、その一端に針ヘツドま
たはフツク7を有している。このフツクは付属す
るべら8を有し、このべら8は通常のべら溝内の
箇所9で回動可能に軸着されている。べら8は、
横方向のべら軸の回りを回動可能とされている。
作動部材5は、フツク7と反対側の端部にピン
状、即ち柄状の連結部材(挿入側連結部材)を備
え、この部分は柄部材1の後述する又状連結部材
(受側連結部材)の凹所内に延出されている。こ
の状態は第1図に示され、詳細は第2図に示され
ている。第2図から明らかな如く、上述の柄状連
結部材10は、基本的に矩形状をなし、その針長
さ方向の軸11は作動部材5の裏面12と平行で
ある。第2図に示した実施例では、作動部材5
は、その針長さ方向の中心軸13が柄状連結部材
10の縦方向の軸11に対して垂直方向にずれて
いる。但し、これら2本の軸11,13は互いに
共軸でもよい。柄状連結部材10の上部及び下部
の側面では、作動部材の一部をなす2つの肩部1
4が延出している。これら肩部14は、柄状連結
部材10の側面端部に対してほぼ直角をなしてい
る。各肩部14の表面は柄部材1に面している
が、この表面では、凹部15がほぼ部分的に形成
されている。この凹部は、好ましくは図示の如
く、柄状連結部材10の移行部分に位置する。
作動部材5に面する柄部材1の前部には、凹所
17が軸方向に延在して形成されている。この凹
所17の側部は、柄部材1の柄部材の一端部から
又状に延出された1対の脚部18からなる又状連
結部材の各脚部18の内壁により区画されてい
る。この各脚部18の針高さ方向の幅19は、好
ましくは高々1.1mmである。各脚部18の針高さ
方向の幅を何れも同じ幅とすることにより、凹所
17は、柄部材1の長手方向の中心軸11の各側
部において対称的となる。
凹所17は案内領域20を有し、この案内領域
20は端部表面16に隣接している。この端部表
面16の境界は、又状連結部材(即ち一対の脚
部)18の2つの対向して相互に平行な端部領域
210が定めている。この又状連結部材18は、
柄状連結部材10の外壁のうち、これに対応する
平行で平滑な縁領域22と組み合わされている。
案内領域において、このように配置することによ
り、柄状連結部材10は、凹所17中で例えば遊
びを伴わずにきちんと嵌合する。図示の如く組み
合わされた状態では、作動部材5の肩部14は、
各脚部18の前端面16に対し、同一平面となつ
ている。更に図示の如く、各脚部18の端部に凸
部240が配置され、しかもこの凸部240の形
状は、凹部15の形状に対応している。この凸部
240は、凹部15内でいわば形状を利用した固
着方式により結合している。
更に凹所17は、固着領域21を有している。
この固着領域は案内領域に隣接し、これに続いて
いる。固着領域21では凹所17に面する各脚部
18の内壁は、不規則形状部24となつている。
不規則形状部24は連続したアーチ形をなす形状
部25からなり、この形状部は扇形形状をなして
いる。隣接する形状部25との中間部分では、不
規則形状部24は、各脚部18の針高さ方向の幅
を狭くした領域26を有する(第4図)。この領
域26は、柄部材1に沿つて、即ち柄部材1の針
長さ方向の中心面に沿つて配置されている。また
柄部材1の側面表面に対して対称的に配置されて
いる。
また柄状連結部材10の外壁は、固着領域21
内に配置されたその上部縁及び下部縁の断面に沿
つて不規則形状部27を有している。図示の実施
例では、この形状部27は、並列に配置されたア
ーチ状で溝状と凹部からなり、この凹部は柄状連
結部材10と柄部材1の針長さ方向の中心面に対
して対称的に配置され、柄状連結部材10の針高
さ方向の幅を狭くした部分を形成している(第3
図参照)。
柄状連結部材10と又状連結部材18との間に
は、第2図に示す如く、固着領域21に一つの連
続的な空所29が存在する。この空所29は、固
着領域21において基本的にその縁の全体に沿つ
て柄状連結部材10を取り囲んでいる。従つて、
柄状連結部材10は、又状連結部材18や凹所1
7の後部から一定の間隔を保持している。この空
所29には、振動減衰材30が詰められている。
この減衰材30は、プラスチツクや合成樹脂から
なり、空所29(形状部24,27で形成された
固着表面を含む)を輪郭づける縁表面に対して堅
く接着する。即ち、振動減衰材30は結合材を兼
ねる。従つて、振動減衰材30は、柄状連結部材
10と又状連結部材18を結合すると共に、凹所
17の後部で柄部材5の縁を堅く結合する。第3
及び第4図から分かるように、振動減衰材30
は、幅を狭くした領域26,28に結合するのみ
ならず、柄状連結部材10及び又状連結部材18
の幅方向にまで伸びており、このためいわば形状
を利用した付加的な固定固着が形成されることと
なる。
拡大した空所29に対して柄状連結部材10
は、その固着領域21内での高さ31か案内領域
20内での高さよりも低いことが好のましい。同
時に固着領域21内のアーチ形状部分25によ
り、凹所17の幅が柄部材1の上部方向及び下部
縁方向に広くなり、凹所17の高さが案内領域2
0内よりも固着領域21内で大きくなる。
作動部材5の肩部14は、その上部縁及び裏面
12が柄部材1の上部縁及び下部縁と同一平面で
ある。すなわち、作動部材5と柄部材1との結合
点では、急激な段部がない。
さらに案内領域20の針長さ方向の長さは、凹
所17の全ての針長さ方向の長さの少なくとも1/
5の寸法である。
柄部材1と作動部材5は、別々に製造される。
すなわち、柄部材1のバツト2(または複数のバ
ツトの場合も含む)、前面柄3、裏面柄4などの
配置、形状と、柄領域6や編物針ヘツド(ラツチ
9を含む)の配置、形状、更に各編物針で要求さ
れる状況に応じて形状が決められる作動部材5の
配置、形状とは、別々に製造される、柄部材1と
作動部材5とは又状連結部材18の凹所17内で
のみ類似している。
これにより、所要に応じて種々の構造に形成さ
れた柄部材1と作動部材5とを結合することで、
同じ作動長さとすることができる。このため、使
用する場合は各作動部材5の柄状連結部材10を
関連する柄部材1の凹所17に挿入し、空所29
内に振動減衰材30を充填することによりその内
部に固定する。又状連結部材18の各縁部21
0,22と柄状連結部材10とは、凹部17内に
ロツクされる態様で共に保持される。各縁面は案
内領域20内で遊びなしで互いの方向に指向して
いるため、作動部材5は柄部材1内に正確に案内
される。柄部材1の前端、即ち各脚部18の前端
面16に肩部14が密に接触するため、作動部材
5を柄部材1内に正確に案内することができ、こ
れにより全ての針の作動長さを等しくすることが
できる。振動減衰材30は固着領域21内で柄状
連結部材10を囲み、バツト2に伝達された衝撃
波を減衰してフツクまたは針ヘツド7の振動を防
止することができる。この効果は各脚部18の針
高さ方向の幅が極めて小さいことにより更に良好
となる。案内領域20の上記構造により、作動部
材5は柄部材1で正確に案内される。
第2図の平面に対して垂直方向に作用する大き
な横方向の力がその使用中に作動部材に作用する
場合には、これを防止する手段を設けることが好
ましい場合がある。これらの横方向の力は、作動
部材5及びその柄状連結部材10が特に案内領域
20で凹所17から横方向に抜出すように作用す
る。この場合には、縁面210,22を部分的に
分離する。更に、又状連結部材18の端部を凹部
15から分離し、この場合には、ロツク状の接続
は存在しなくなる。
これを防止するため、作動部材5と柄部材1
を、例えば案内領域20と肩部14の領域との少
なくとも一方の領域内の前面16と凹部15との
所定位置におけるスポツト溶接等により、一体的
に溶接してもよい。この場合にはレーザ溶接が最
も好ましい。この場合には、固着領域21の全長
に亙る又状連結部材18の可撓性に大きな影響を
与えず、従つて、凹所17内の振動減衰材の効果
は維持される。第2図では、溶接部を符号33で
示す。
本実施例はドイツ特許出願第G87065304号とも
関連する。
なお、本発明は上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、種々の変形あるいは変更可能なこと
は明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる編み針の模式
的な側面図、第2図は第1図の編み針の作動部材
と柄部材の結合部を拡大して図式的に示す側面
図、第3図は第2図の3−3線に沿う断面図、第
4図は第2図の4−4線に沿う断面図である。 1……柄部材、2……バツト、3……前柄部、
4……後柄部、5……作動部材、7……フツク、
10……柄状連結部材、12……裏面、14……
肩部、15……凹部、16……端部表面、17…
…凹所、18……又状連結部材、20……案内領
域、21……固着領域、29……空所、30……
振動減衰材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 針長さ方向に沿つた上縁と下縁との何れか一
    方から延出された少なくとも一つのバツドを有す
    る柄部材と、一端面に針ヘツドまたはフツクを有
    する作動部材とを備える編み機用の編み針であつ
    て、 前記柄部材の針長さ方向の一端部は、一対の脚
    部からなる受側連結部材を有し、その一対の脚部
    は、各々の内壁が対向し、針長さ方向に延在する
    凹所を規定するように、又状をなして前記一端部
    から針長さ方向に突出され、 この一対の脚部の各々の内壁は、この脚部の前
    端面に隣接した案内領域と、この案内領域に続く
    固着領域とに分割され、且つこの固着領域におい
    て不規則な輪郭を有し、 前記作動部材は、その他端面に柄状の挿入側連
    結部材を有し、この挿入側連結部材の針長さ方向
    に沿つた両側面をなして前記脚部の内壁に対面す
    べき外壁は、前記固着領域に対応する領域におい
    て不規則な輪郭を有し、 この挿入側連結部材が前記受側連結部材に挿入
    される際には、この挿入側連結部材は、前記案内
    領域では前記脚部の内壁によつて、形状による固
    着方式で案内され、更に挿入側連結部材が前記案
    内領域を通じて前記固着領域まで挿入されること
    により、前記受側連結部材の凹所に位置づけられ
    る結果、前記柄部材と作動部材とが連結されるも
    のにおいて、 前記挿入側連結部材と受側連結部材とは、前記
    挿入側連結部材が前記受側連結部材に挿入された
    際に、これらの連結部材の間に少なくとも1つの
    連続的な空所が形成されるような形状をなし、 この空所には、結合材を兼ねる振動減衰材が充
    填され、この振動減衰材によつて、前記挿入側連
    結部材を前記受側連結部材へ確実に連結させるこ
    とにより、前記作動部材を前記柄部材に固着させ
    ることを特徴とする編み針。 2 前記空所が前記固着領域における挿入側連結
    部材の外壁の殆ど全体に沿つて延在することによ
    り、前記挿入側連結部材が、前記脚部の内壁から
    離間されていることを特徴とする請求項1に記載
    の編み針。 3 前記挿入側連結部材と受側連結部材との少な
    くとも一方は、前記不規則な輪郭をなす領域にお
    いて、針高さ方向の幅が、その周囲に比して狭く
    された領域を含み、且つこの領域は、前記空所に
    充填された前記振動減衰材に突出することを特徴
    とする請求項1に記載の編み針。 4 前記幅が狭くされた領域は、前記不規則な輪
    郭をなす領域の特定位置に限定されていることを
    特徴とする請求項3に記載の編み針。 5 前記幅が狭くされた領部は、前記挿入側連結
    部材の針長さ方向の中心面に沿つて位置すると共
    に、前記挿入側連結部材の外壁に対して対称に配
    置されていることを特徴とする請求項3に記載の
    編み針。 6 前記作動部材が、前記挿入側連結部材の側方
    に、前記受側連結部材の各脚部の前端面に当接す
    る肩部を備えていることを特徴とする請求項1に
    記載の編み針。 7 前記柄部材の受側連結部材と前記作動部材の
    肩部とは、形状による固着方式により接続されて
    いることを特徴とする請求項6に記載の編み針。 8 前記肩部の各々が凹部を有し、前記受側連結
    部材の各脚部が、その前端面から延出する凸部を
    有し、この凸部は前記肩部の各凹部に嵌合するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の編み針。 9 前記肩部の外側面が、前記柄部材の上縁及び
    下縁と同じ面に揃えられていることを特徴とする
    請求項6に記載の編み針。 10 前記振動減衰材がプラスチツクからなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の編み針。 11 前記振動減衰材が合成樹脂からなることを
    特徴とする請求項1に記載の編み針。 12 前記受側連結部材の各々の脚部の針高さ方
    向の寸法は、最大で1.1mmであり、この受側連結
    部材の前記案内領域における前記挿入側連結部材
    は、前記受側連結部材に接する平行面によつて外
    壁が区画されていることを特徴とする請求項1に
    記載の編み針。 13 前記案内領域の針長さ方向の長さは、前記
    凹所の針長さ方向の長さの少なくとも1/5である
    ことを特徴とする請求項1に記載の編み針。 14 前記挿入側連結部材の針高さ方向の幅が、
    前記案内領域におけるよりも前記固着領域おいて
    小さいことを特徴とする請求項1に記載の編み
    針。 15 前記凹所の針高さ方向の幅が、前記案内領
    域におけるよりも前記固着領域において大きいこ
    とを特徴とする請求項1に記載の編み針。 16 前記作動部材が、前記案内領域における少
    なくとも特定の位置で前記柄部材に溶接されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の編み針。 17 前記作動部材が、前記肩部と前記脚部の前
    端面との間における少なくとも特定の位置で前記
    柄部材に溶接されていることを特徴とする請求項
    6に記載の編み針。 18 前記作動部材が、前記案内領域における少
    なくとも特定の位置で前記柄部材に溶接されてい
    ることを特徴とする請求項17に記載の編み針。
JP63110327A 1987-05-07 1988-05-06 編み針 Granted JPH01139847A (ja)

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DE8706530.4 1987-05-07
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JPH01139847A JPH01139847A (ja) 1989-06-01
JPH0350021B2 true JPH0350021B2 (ja) 1991-07-31

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EP (1) EP0290805B1 (ja)
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