JPH034989Y2 - - Google Patents

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JPH034989Y2
JPH034989Y2 JP1983112000U JP11200083U JPH034989Y2 JP H034989 Y2 JPH034989 Y2 JP H034989Y2 JP 1983112000 U JP1983112000 U JP 1983112000U JP 11200083 U JP11200083 U JP 11200083U JP H034989 Y2 JPH034989 Y2 JP H034989Y2
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ring
loading
tape
guide
loading ring
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JP1983112000U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はVTRのテープローデイング機構に関
する。
VTRのローデイング機構の一つに新Uローデ
イング機構がある。
これは第8図、第9図に示す如く、水平面内で
回転するローデイングリング3の上方に傾斜案内
レール40を配備し、該レール40上へ、第1先
導ガイド5を具えたスライド板50を摺動可能に
配備し、該スライド板50とローデイングリング
3を連結部材9で連繋している。
ローデイングリング3の外側方には、第2先導
ガイド52を具えた円弧状の移動体70を配備
し、ローデイングリング3と移動体70とを逆方
向に回転せしめ両ガイド5,52によつてカセツ
ト内のテープを引き出し、ヘツドドラム21へ斜
めに添接するものである。
上記ローデイング機構はローデイングリング3
が水平面内で回転するため、ローデイング機構の
上下方向の厚みを小さく出来、VTRを薄型に設
計出来る利点があつた。
しかし、水平面内で回転するローデイングリン
グ3によつて、傾斜レール40上のスライド板5
0を駆動するには、リング3とスライド板50と
の間を連結する連結部材9は伸縮及び起伏可能と
することが必要であり、構成部品が増え、機構が
複雑となる問題があつた。
〔本考案の目的〕
本考案はVTRの新Uローデイング機構におい
て部品点数を少なくし、構成を簡素化することを
目的とする。
〔本考案の構成〕
ローデイングリングは可撓性部材にて形成され
一ケ所に切離し部が開設された円弧状を呈してお
り、傾斜案内台の案内面に摺動可能に配備されて
いる。
案内面はローデイングリングの円弧に対応して
彎曲し、且つテープ引出し方向に徐々に高く傾斜
している。
ローデイングリングには周面に歯面が形成され
該歯面に駆動用ギヤが係合している。
〔本考案の作用〕
駆動用ギヤが回転するとローデイングリングは
先導ガイド側の一端から傾斜台に案内されて回転
し、可撓性部材にて形成された該リングは案内面
の傾斜に沿つて弾性変形しつつ徐々に上昇し、テ
ープを持ち上げつつヘツドドラム側へテープを引
出すのである。
アンローデイング時はローデイングリングが逆
転し、該ローデイングリングは傾斜台の傾斜面を
弾性復帰しつつ辷り落ち、原形に復す。
〔本考案の特有の効果〕
従来の様にローデイングリングと先導ガイドを
連結するための複雑な構造の連結部材が不要にな
り、全体的に部品点数が減り、構成を簡素化出来
る。また、ローデイングリングを傾斜させる必要
のある位置にのみ傾斜案内台を設けるだけでよ
く、省スペース化が図れる。
〔本考案の実施例〕
以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的
に設明する。
第1図はローデイング機構のローデイング前の
状態の平面図、第2図は同上のローデイング完了
後の平面図である。
カセツト1を水平に装着したカセツトステーシ
ヨン2に対向してヘツドドラム21が配備されて
いる。
第1図に於て、ドラム21の左側がテープ入口
側、右側がテープ出口側である。
ドラムの近傍には全幅消去ヘツド、音声コント
ロールヘツド、キヤプスタン(何れも図示せず)
等が配備されている。
ドラム21を包囲し且つカセツトステーシヨン
2の下方を通つてローデイングリング3が水平に
配備されている。
ローデイングリング3は可撓性を有し且つ弾性
回復力に優れた合成樹脂にて形成され、第4図の
如く1ケ所に切離し部31が開設され、、外周縁
に歯面32が形成されている。
カセツトステーシヨン2の下方からヘツドドラ
ム21の入口側を略半周して傾斜案内台4が配備
されている。
傾斜案内台4は第3図の如く、ローデイングリ
ング3の外周縁に沿う円弧状の外側板41と該リ
ングの内周縁に沿う円弧状の内側板42との間を
傾斜案内板43で繋いで形成され、両側板41,
42間にローデイングリング3を摺動可能に挾ん
でシヤーシに固定されている。
案内台4の上面は案内板43と両側板41,4
2の上端縁との間にローデイングリング3が摺動
可能に嵌まる溝状の案内面44を形成している。
上記案内面44はカセツトステーシヨン2の近
傍では水平に延び、テープ引出し方向に向けて
徐々に高く傾斜している。
案内面44の傾斜角度は、ドラムの直径、傾
き、ドラムに対するテープの添接角度等に応じて
決める。
ローデイングリング3の一端は案内台4の案内
面44の低位端に載つており、他端側は案内台4
内に出没可能に嵌まつている。
案内台4に載つているローデイングリング3の
端部にはテープ引出し先導ガイド5及びテープガ
イド51が突設されている。
第1図に示す如く案内台4の外側板41を貫通
してローデイングリング3の外周歯面32に噛合
する駆動歯車6が配備され、該駆動歯車6は減速
機構61を介してモータ62に連繋されている。
ローデイングリング3の下方には該リングと同
じ外径及び内径を有すリングプレート7が水平面
内で回転可能に配備され、該リングプレート7の
一部は傾斜案内台4中に侵入している。(第6
図)。
リングプレート7は金属、硬質樹脂等の容易に
屈曲しない資材で形成され、外周はローデイング
リング3と同様にして歯面71が形成されてい
る。
リングプレート7には逆L字状のガイド支持台
72が突設され、ガイド支持台72は該プレート
7の外周縁の一ケ所に突設した垂直支持板74と
該支持板74の上端から前記ローデイングリング
3へ被せる様に突出した水平板73とで形成され
ている。
上記水平板73上にテープ引出し先導ガイドピ
ン52及びテープガイド53が突設されている。
リングプレート7は減速歯車列8を介してロー
デイングリング3に連繋されている。
歯車列8はローデイングリング3に噛合した従
動歯車81と該歯車81に噛合し且つ該歯車より
も小径の中間歯車82と、該中間歯車に同軸に配
されリングプレート7に噛合した出力歯車83と
で構成され、ローデイングリング3の回転を速度
を減じて逆方向の回転力としてリングプレート7
に伝える。
図面中符号33はローデイングリング3及びリ
ングプレート7を回転自由に支持するガイドロー
ラ、符号34はシヤーシに突設された固定ガイド
ピンである。
然して、ローデイング開始前はローデイングリ
ング3及びリングプレート7上のテープ引出し先
導ガイド5,52及びテープガイド51,53は
カセツト装着ステーシヨン2の前部中央の位置に
待機している(第1図参照)。
カセツトステーシヨン2にカセツト1を挿入す
るとカセツトの底面開口11にテープ引出し先導
ガイド5,52及びテープガイド51,53が嵌
まる。
モータ62の作動によりローデイングが開始さ
れ、ローデイングリング3は第1図に於て時計方
向、リングプレート7は反時計方向に回転する。
ローデイングリング3の先端は案内台の案内面
44に乗り上げ、弾性変形しつつ辷つて登つてゆ
き、従つてローデイングリング3上の先導ガイド
5はテープを徐々に持ち上げながら、ヘツドドラ
ム21の入口側へ引き出す。
ローデイングリング3に、減速歯車列8を介し
て連繋されているリングプレート7はローデイン
グリングより低速で反時計方向に回転し、先導ガ
イド5はテープTをヘツドドラム21の出口側に
水平に引き出す。これによりヘツドドラム21に
対してテープTが傾いた状態で添接されるのであ
る。
アンローデイング時はローデイングリング3は
反時計方向、リングプレート7は時計方向に回転
し、先導ガイド5,52、テープガイド51,5
3は元位置に復帰する。
本実施例の様にローデイングリング3とリング
プレート7を上下二段に配備すれば、従来の様に
ローデイングリング3の外側方向に円弧状の移動
体70を配備するものと較べて、コンパクトに設
計出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はローデイング機構のローデイング前の
状態の平面図、第2図は同上のローデイング完了
状態の平面図、第3図は同上の斜面図、第4図は
ローデイングリングの平面図、第5図はリングプ
レートの平面図、第6図は第3図−線に沿う
断面図、第7図は第3図−線に沿う断面図、
第8図は従来例の斜面図、第9図は従来例の側面
図である。 3…ローデイングリング,4…傾斜案内台,3
1…切離し部,44…案内面,5,52…先導ガ
イド,61…駆動歯車。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ローデイングリングに連繋したテープ先導ガイ
    ドによつてカセツト内のテープを引き出して上昇
    させつつヘツドドラムに添接させるテープローデ
    イング装置に於て、 ローデイングリング3を可撓性部材にて形成し
    一ケ所に切離し部31を開設して円弧状とし、且
    つ周面に歯面32を有せしめて駆動歯車6と噛合
    させ、 テープ引出し方向に向けて徐々に高く傾斜し、
    該リングの摺動案内を為す案内面を有する傾斜案
    内台4を該リング3の移動経路上の限られた一部
    に設けることを特徴とするテープローデイング機
    構。
JP11200083U 1983-07-18 1983-07-18 テ−プロ−デイング機構 Granted JPS6020046U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11200083U JPS6020046U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 テ−プロ−デイング機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11200083U JPS6020046U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 テ−プロ−デイング機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6020046U JPS6020046U (ja) 1985-02-12
JPH034989Y2 true JPH034989Y2 (ja) 1991-02-08

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ID=30259810

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JP11200083U Granted JPS6020046U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 テ−プロ−デイング機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2555147B2 (ja) * 1988-05-13 1996-11-20 株式会社日立製作所 テープローデイング機構

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55160362A (en) * 1979-05-31 1980-12-13 Sony Corp Tape loader
JPS5750355A (en) * 1980-09-10 1982-03-24 Hitachi Ltd Tape loading device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55160362A (en) * 1979-05-31 1980-12-13 Sony Corp Tape loader
JPS5750355A (en) * 1980-09-10 1982-03-24 Hitachi Ltd Tape loading device

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JPS6020046U (ja) 1985-02-12

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