JPH0349885A - 力制御ロボットの倣い制御方式 - Google Patents

力制御ロボットの倣い制御方式

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JPH0349885A
JPH0349885A JP18207189A JP18207189A JPH0349885A JP H0349885 A JPH0349885 A JP H0349885A JP 18207189 A JP18207189 A JP 18207189A JP 18207189 A JP18207189 A JP 18207189A JP H0349885 A JPH0349885 A JP H0349885A
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robot
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JP18207189A
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Yasuyuki Nakada
康之 中田
Akihiko Yabuki
彰彦 矢吹
Yutaka Yoshida
豊 吉田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 力制御ロボットで対象物の表面に沿って加工等を行う倣
い作業のための倣い制御方式に係わり、未知形状の鋭角
を持つ対象物に成る一定の力を加えながら倣い動作を行
う力制御ロボットの倣い制御方式を提供することを目的
とし、 対象物の面A上の1点の位置PIを記憶した後に面Aを
倣うと共に押付力を監視し、押付力がゼロになった時に
はその時点の位?tip、を記憶し、ロボットのハンド
をZ軸(押付力の方向をX、倣い方向をYとする)回り
に反時計方向に90度回転させ、ロボットを−Y方向に
移動させ、対象物の他の面Bと衝突した時の位EP6を
記憶し、位置P+ 、Pz 、Pb !:基づいて他の
面Bに対する倣い座標系を生成し、生成した倣い座標系
に基づいて他の面Bに対する倣い動作を行うものである
〔産業上の利用分野〕
本発明は、力制御ロボットで対象物の表面に沿って加工
等を行う倣い作業のための倣い制御方式に係わり、特に
制御対象を作動させる操作部と、制御対象の位置・姿勢
を検出する位置検出部と、制御対象が受ける力の検出を
行う力検出部とからなり、鋭角を持つ対象物の表面に沿
って制御対象を倣い動作させる倣い制御方式に関する。
〔従来の技術〕
力制御ロボットで倣い作業をする際には、ロボットの先
端と対象物との接触点における対象物表面の法線方向に
一致する押付方向nと、倣いをしながら移動する移動方
向Oとで決定される倣い座標系(OHXW YW’ZW
 )を、ロボット・コントローラへ与える必要がある。
従来、この倣い座標系を作る方法として、■ オペレー
タによる教示(特願昭6.3−21357号、特願昭6
3−59504号)■ ロボットの位置情報による未知
拘束面の推定(例 吉川、須胚:未知拘束面に対する動
的ハイブリッド制御、第5回ロボット学会(1987)
 ) 等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、■の方法ではオペレータによるロボット
への教示が必要なため操作が煩雑であり、■の方法では
、矩形や多角形などの不連続面を有する物体への倣いが
出来ないと言う問題があった。
本発明は、この点に鑑みて創作されたものであって、未
知形状の鋭角を持つ対象物に成る一定の力を加えながら
倣い動作を行う力制御ロボットの倣い制御方式を提供す
ることを目的とする。
(i!l!Wを解決するための手段〕 第1図は倣い座標系を説明する図である。第1図におい
て、0.IXw Yt= Z、1は倣い座標系、0゜−
X。YoZoは基準座標系、式1名、;は倣い座標系O
t=  Xt= Ys= Zt−の単位ベクトルをそれ
ぞれ示している。
倣い座標形08−X1..Y1.IZ1.lは、対象物
に対するロボット先端の位置・姿勢により決定される座
標系であり、第1図に示されるような位置関係にある。
ベクトルn、o、aは、それぞれ倣い座標系の座標軸X
w 、Yw 、Zwの単位ベクトルである。古は対象物
へ力を加えたときの押付方向を示し、対象物の表面の法
線ベクトルと同じである。
8は杏と直交関係にあり、倣い動作時のロボット先端の
移動方向を示す。富は、古とδに直交するように定めら
れ、 奮=式×才 で与えられる。
漬、7.言を基準座標系X0 成分表示を行うと、 n= (nXn、n、)〒 3= (o、o、o・)゛ Y。
Z。
について となる。ただし、Tは転置行列を示す。
第2図は対象物とマニプレータの位置関係を示す図であ
る。同図において、P+ 、Pz、Psはロボットの位
置を示す。
第2図を用いて、鋭角を持つ対象物へ倣い動作を如何に
して行うかを示す。同図において、面Aと面Bの交錯す
る角が鋭角である。
制御対象は対象物の成る面(例えば面A)に倣い動作を
行っており、このとき倣い座標系は第2図の位置P、の
ように与えられているものとする。
図示するように、ベクトル貧は面に垂直、ベクトル8と
倉は面に平行である。
第2図の位置P、のように与えられた倣い座標系は、面
Aに対する倣い動作を行っている間は変更する必要はな
い。しかし、ロボットが位置fPからP2まで移動する
と、倣い拘束面が画人から面Bへ変わるため、倣い座標
系も位置P、で与えられる座標系へ切り換える必要があ
る。
第3図は倣い動作を説明する図である。第3図は対象物
を上方(面A、Bに対して垂直方向)から見た図であり
、ロボットが位tpz付近でどのような動作をするかを
示したものである。
第4図は倣い動作時の力9位置の時間応答を示す図であ
る。第4図は、面Aに対する倣い動作時の負方向への押
付力F2と、ロボットのハンド位t (Xh 、Yh 
)の時間履歴を示したものである。
なお、z8軸の座標値は省略している。t(p+)。
t(pg)、  t(Pa)、  t(Ps)、  t
(Ph)は、それぞれロボットが位置P+ 、Pg、P
a、Ps、Phに達した時刻である。
第5図は制御系の原理ブロック図である。同図において
、1は制御対象、2は操作部、3は位置制御手段、4は
力制御手段、5は位置検出部、6は力検出部、7は位置
記憶部、8aは制御指令生成部、8bは座標変換行列生
成部をそれぞれ示している。
第5図は、位置P1°で記述される倣い座標系を位置P
3での倣い座標系に切り換え、第3図のように、ロボッ
トの姿勢をP2→P7→P、に変えるだめの力制御ロボ
ットの制御系の原理ブロック図である。以下、第3.4
.5図を用いて鋭角を有する対象物へ倣い動作を行うた
めの制御方法について説明する。
先ず、面Aでの倣い動作開始点位置P1のハンドの位置
(Xh 、 Yh )を第5図の位置記憶部7に記憶す
る。第3図に示すように、ロボットが面AをPl−+P
2のように倣い動作を行い、時刻L(P2)に位置P2
に達したとする。位置P2よりも右側では対象物が存在
しないが、この時点では制御指令は変更されていないの
で、ロボットは負方向への押付力を発生しようとして負
方向へ移動する。また、8方向への移動成分もあるため
、結局、ロボットは位置P!から位置P、へ進むように
動作する。このとき、第5図の力検出部6で検出される
n方向の押付力F 4は、第4図(a)のような時間応
答を示す。すなわち、面Aを倣っている間(t (P+
)〜t(pg) )は、一定の力で押付力を発生してい
るが、P2に達して対象物がな(なると、反力がなくな
るため押付力F才は零となる。また、第5図の位置検出
部5で検出されるロボットのハンドの位置(Xh、Yh
 )の時間応答は、第4図(5)および(C)のように
なり、位?ffp、に達すると、X、方向へも移動を行
う。ただし、ここではX1Yh方向への移動は全て等速
で行われているものと仮定する。
第5図の制御指令生成部−8aでは、第4図(a)のよ
うな力の変化(FT=O)を検出すると、(a)  位
置P2のハンド座標値(第4図(b)、 (C)の黒丸
で示すx、、yhO値)の記憶 (b)  ロボットへの停止指令 を直ちに行う。位置制御手段3及び力制御手段4は、(
b)の停止指令が送られて来ると、ロボットの動作を停
止する。この時のロボットの位置はP4である。
ロボットの姿勢をP4からP、にするには、ハンド座標
系0.4 XHYHZoのZ8軸回りに−π/2ハンド
を回転する。ハンド座標系はハンドのマニプレータに対
する位置および姿勢から決定される座標系であり、各座
標軸XM、YH,Z。
に対して単位ベクトルn H+  ffH*  M H
が定められる。第3図においては、位置P4でのハンド
座標系をn lPi ) THP4 *  aHP4と
し、位’in p sでのハンド座標系を′?iMP5
 + ?’HPS H3エ7.と取っている。ただし、
3 lPi + fHPsは紙面垂直下向きのベクトル
である。
ハンドの姿勢をハンドP4の姿勢からP、の姿勢に変化
する変換式はハンド座標系にON  X。
YH2Hに関する回転座標変換行列E’(−予)を用い
て次式のように表される。
〔五HPS OHPS言□、〕
、=Ek(T>[れ、48□4言、P4]・・・■ ハンド座標系をP5に変えた後、−Y、方向への押付け
を行う。ロボ・ントは、対象物に接して設定力に達する
まで対象物への押付けを行う。この時の位置はP、であ
る。オ、方向の力の応答は第4図(a)のようになり、
時刻t (P6)以降はFマー−定に保たれる。
第5図の制御指令生成部8aでは、時刻t (ph)で
設定力に達したことを検出すると、位Tx p bのハ
ンドの座標値(第3図、第4図(b)および第4図(C
)の黒三角で示すx、、yhO値)の記憶指令を第5図
の位置記憶部7に送り、位置記憶部7はP6の位置を記
憶する。
以上のようにして第5図の位置記憶部7に記憶した位I
P、、P、、P、の座標値から面Bに対する倣い座標系
を求める方法について述べる。ここで、ハンドの位置の
位置ベクトルおよび座標値Ip I  (P IX、 
 P +y、  P +り。
’P z  (P zx、P 21/+  P zj 
lPi  (P6X、  P6F、  Pill)とす
る。第3図および4図ではXh−yh平面でしか考えて
いないため、Z座標は与えられていないが、一般的に扱
うために以下の説明ではZ座標の値も含めて述べる。
第3図で位置Plの倣い座標系をP3の倣い座標系に変
換するためには、面Aと面Bの成す角φを求めなければ
ならない。
角φを位置ベクトルIP + 、 IPz 、 lPi
を用いて表すと、 ・・・■ ただし、上式において・は内積を示し、11 は絶対値
を表す。
P、での倣い座標系〔式、1t、言P1)がらP3での
倣い座標系(L、L、百P3〕へ切り換えるためには、
第6図のPlとP3の倣い座標系の関係から判るように
、〔芥□、 ?6. fPl)を軸言、。
回りにπ−φだけ回転すると良い。P、での倣い座標系
からP3での倣い座標系を求めるとPlの倣い座標系に
関する回転座標変換行列Ek′)を用いて、 ・・・■ で表される。
ロボットのハンドの姿勢を位置P2の状態から位IP、
の状態に変化させるときも0式で用いた回転座標変換行
列Eboc−0を、P2のハンド座標系(貧□2古□p
g 1orz )にかけてP7のハンド座標系〔π□P
? 5HP7 jspt )を求めると良い。
また、ロボットのハンド位置をP6からPフヘ移動する
ときには、ハンドの大きさ(第3図のl)を考慮して面
Bの延長方向へ!たけずらして移動を行う。このときハ
ンドの座標値および姿勢は次式で表される。
時=IP、−+4(叱−IP、)/l  職−pt l
    ・・・■(TLp−173,r? msrり 
)   =  E  k ”−”   (x、、  i
、、   fsp  E・・・■ 式■〜■で用いる座標変換行列、ベクトルの算出は、第
5図に示す座標変換行列生成部8bで行う。
P、での倣い座標系、P7でのロボットの位置及びハン
ド座標系が求まると、第5図の制御指令生成部8aから
制御指令のパラメータが位置制御手段3および力制御手
段4に設定される。ロボットは、位置P6から位置Pq
へ姿勢を変えながら移動し、面Bへの押付動作を行う。
このときの押付方向は位置P、で示されている倣い座標
系に従う。位置P、で設定された力に達すると、再び面
Bに対する倣い動作を再開する。
なお、以上の説明では簡略化するためXhY、平面で説
明したが、式■〜■の一般式を用い、後に述べるような
倣い座標系の基準座標系への座標変換を行うと、基準座
標系でも同様に説明できる。〔実施例〕 第7図は制御装置の1実施例の機能ブロック図である。
同図において、2oは座標変換部、21はマニプレータ
、22は操作部、22aはモータ、22bはパワーアン
プ、22cはD/Aコンバータ、22dは補償器、23
は力検出部、23aは力覚センサ、23bは座標変換部
、24は力制御部、24aは偏差部、26は位置検出部
、26aはエンコーダ&カウンタ、26bはタコメータ
、27は位置制御部、27aは偏差部、30aは逆ヤコ
ビ行列、30bは加算部、4oはホスト・コンピュータ
、40aは位置記憶部、40bは制御指令生成部、40
cは座標変換行列生成部をそれぞれ示している。
第7図に示す制御装置は、マニプレータ21の制御を行
う操作部22を備えている。この操作部22は、サーボ
・モータ22aと、パワー・アンプ22bと、D/Aコ
ンバータ22cと、補償器22dとを有している。また
、制御装置は、マニプレータ21のハンド部(図示せず
)の先端位置の検出を行う位置検出部26を備えており
、この位置検出部26はカウンタ&エンコーダ26aと
タコ・メータ26bどを有している。
更に、制御装置は、マニプレータ21のハンドが受ける
力の検出を行う力検出部23を備えている。この力検出
部23は、力覚センサ23aと、ハンド座標系からロボ
ットの基準座標系への座標変換部23bとを有している
更に、制御装置は、倣い動作時に力検出部23により検
出された力F O+設定力(力指令F、、)及び力制御
パラメータに基づいて力制御方向の速度指令信号V、を
発する力制御部24を有すると共に、位置検出部26に
より検出された位置X。
、目標位置Xr及び位置パラメータに基づいて位置制御
方向の速度指令信号V0を発する位置制御部27を有し
ている。
更に、制御装置は、力制御部24及び位置制御部27か
ら出力された速度についての加算を行う加算部30bと
、加算された速度をマニプレータ21の各関節の角速度
θに変換する逆ヤコビ変換部30aとを有している。
座標変換部20では、位置検出部26で検出されたマニ
プレータの関節角θ8を基準座標系での位置X0に変換
する。
ホスト・コンピュータ40は、座標変換部20で変換さ
れた位置を記憶する位置記憶部40aを有すると共に、
制御指令生成部40bを有する。
制御指令生成部40bは、 ■ 目標位置x、や力指令Fr等の制御指令、■ 倣い
座標系の切換えに伴う位置制御パラメータや力制御パラ
メータの送信、 ■ 位置記憶部への位置記憶命令や検出した力F0のモ
ニタリング等のタイミングの発生、を行う。制御指令生
成部40bには、座標変換行列生成部40cが付随して
おり、倣い座標系やハンド座標系の座標変換を行う座標
変換行列やベクトルを算出する。
第8図は位置制御部および力制御部の機能ブロック図で
ある。同図において、31は転置直交行列演算部、32
は選択行列演算部、33は直交行列演算部、34は位置
フィードバック・ゲイン演算部、35はカフィードバッ
ク・ゲイン演算部、36は直交行列演算部、37は選択
行列演算部、38は転置直交行列演算部をそれぞれ示し
ている。
位置制御部27の具体的構成は、第8図に示すように、
転置直交変換行列(R’ )演算部31と、選択行列(
T  sr)演算部32と、直交行列(R)演算部33
と、位置フィードバックゲイン(cp )演算部34と
を有する。一方、力制御部24は、転置直交行列(R”
 )演算部38と、選択行列(S、)演算部37と、直
交行列演算部36と、カフィードバックゲイン(C2)
演算部35とを有する。
ベクトルff、 t、 iを用いてロボット基準座標系
(x、、y、、z、)から倣い座標系(X、。
Y、、Z、)への座標変換を表示する直交座標変換行列
Rは次のように表されることになる。
第1図において、この倣い座標系(X、、Y。
Z、)のY、及びZ、1を位置制御方向、χ8方向を力
制御方向とすることで選択行列演算部32゜37の選択
行列は次の式で表示される。
カフィードバックゲインCr は基準座標系に関し、 で与えられる。
また、位置フィードバックゲインCPは同様にして、 で与えられる。
第9図は本発明を実施するためのシステムの構成例を示
す図である。同図において、10はロボット・コントロ
ーラ、10aはメモリ、10bは通信制御部、10cは
ロボット制御部、21はマニプレータ、22は操作部、
23aは力覚センサ、26は位置検出部、40はホスト
・コンピュータ、40aは位置記憶部、40bは制御指
令生成部、40cは座標変換行列生成部、40dは通信
制御部、40eはメモリをそれぞれ示している。
ホスト・コンピュータ40は、制御指令生成部40b、
座標変換行列生成部40c、メモリ4゜eおよび通信制
御部40dを備え、メモリ40e内に位置記憶部40a
が存在する。ロボット・コントローラ10は、メモリ1
0a9通信制御部10bおよびロボット制御部10cを
有している。
ロボット制御部10cは、力制御部や位置制御部座標変
換部、偏差部などから構成されている。また、ロボット
・コントローラ10は、操作部22や位置検出部26を
介してマニプレータ21の制御を行う。ホスト・コンピ
ュータ40とロボット・コントローラ10はバス等の通
信インタフェースによって接続されており、それぞれの
送受信のタイミングを管理する通信制御部10b、40
cによって、メモリ10aと40c間でデータが転送さ
れる。
第10図(a)、 (b)は処理の流れを示す図である
第9図のようなシステム構成で第3図で説明したような
鋭角を有する対象物に対して倣い動作を行う場合の処理
の流れを、第10図を用いて説明する。第10図はフロ
ーチャート形式で、ホスト・コンピュータ内の制御指令
生成部501位置記憶部51.座標変換行列生成部52
およびロボット・コントローラ53での処理の流れを示
したものである。同図において、実線の矢印は処理の流
れを示し、点線の矢印は各動作時に転送される指令及び
データの流れを表している。以下の説明では、第3図の
位置P2から位置fp、への切換え方法について詳述し
、ハンドを位?a P +までどのように移動させて面
Aに対する倣いを行わせるかについての説明は省く。
ハンドが対象物の面Aに接した時点で、制御指令生成部
50は処理50aにより、位置記憶命令をロボット・コ
ントローラ53に送り、処理53aで位置、Plの座標
値を検出して位置記憶部51の処理51aで位置を記憶
する。処理50bは、面Aへの倣い動作指令であり、ロ
ボット・コントローラ53は処理53bにより面Aへの
倣い動作を行う0面Aへの倣い動作の説明の詳細は省略
する。
制御指令生成部50では、ハンドが面Aの倣い動作を行
っている間、処理53bによって送られてくるハンドの
押付力Fのモニタを行い、処理50dのようにF7がゼ
ロ、すなわち、ハンドの位置がP2に達して対象物から
の反力がなくなったか否かを判定する。この時の判定は
誤差を考慮してF、、t (<1)よりも、F7の絶対
値IF。
が小さいか否かで行っても良い。制御指令生成部50は
反力がなくなって位置pzへ達したと判断する(F、、
=O)と、処理50eによって、ロボット・コントロー
ラの位置検出部26.座標変換部20で検出した位置P
、の座標値(χ、、、Y、。
Zゎ)を位置記憶部へ転送する0位置記憶部51では、
処理51bのように位置P2の座標値を処理53dの操
作で受は取り、記憶する。次に、制御指令生成部50は
、処理50fにより力指令F、=0.速度指令■。=0
.目標位置X、<=現在位置)を指令し、マニプレータ
を停止させる。
停止後、処理50gにより、ハンド座標系のZ軸回りに
−π/2回転したハンドの姿勢を式■を用いて算出し、
目標位置X、、速度指令■。をロボット・コントローラ
53に送る。ロボ・ント・コントーラ53では、送られ
てきたX、および■。に従ってマニプレータ、ハンドの
姿勢を変える(処理53f)、姿勢変化後、第3図で示
したY、軸の負方向へ押付指令を発生しく処理50h)
、力指令F、および速度指令■。をロボット・コントロ
ーラ53へ送る。ロボット・コントローラ53は、−Y
h力方向の押付は動作を行う(53g)。
制御指令生成部50は、指令後、力をモニタするため、
ロボット・コントローラ53で検出した力(53h)を
受信する(50i)。処理50jの判定で、押付は力F
ヶ、が設定力F、に達したと判断すると、ハンドと面B
への接触位置P、に対する位置記憶命令をロボット・コ
ントローラ53に送る(50k)。ロボット・コントロ
ーラ53は、P6の座標値を検出し、位置記憶部51へ
値を送る(53i)。位置記憶部51では、送られてき
た値を受信し、記憶する。処理50ゑで、倣い座標系の
座標変換を行うための行列を生成する指令を座標変換行
列生成部52に送る。同時に、位置記憶部51に記憶し
である位?&P+ 、Pg 、Phの座標値を座標変換
行列生成部52に送るための指令も位置記憶部51へ送
る。座標変換行列生成部52は、位置記憶部51から送
られてきた位置p、、Pz、P&の座標値を基に、面A
と面Bの交錯する角度φを式■に従って算出する(52
a)。同様に、位置psでの倣い座標系の算出(52b
)、位置P、のハンド座標値及びP、での姿勢の算出(
52c)を行う。処理52bおよび52cでは、算出の
度に計算結果と計算終了フラグを制御指令生成部50へ
送る。制御指令生成部50は、終了フラグが送られて来
ると、次の処理に進む(50m、50n、50o、50
p)。
次に、面Bに正しい姿勢で接するため、制御指令生成部
50から位置P7への移動指令がロボ・ント・コントロ
ーラ53に送られる(50q)。ロボット・コントロー
ラ53では、送られてきた目標位置、姿勢xr及び速度
指令■。に従ってP6からP、への移動及び姿勢変化を
行う(53j)。
移動後、倣い座標系を処理52bで求めた座標系に切り
換えて(50r、53k)、新しい座標系のベクトル賓
方向への押付けを行う(50s、532)。制御指令生
成部50では、力F7が設定力になったか否かを判断し
く50t、50u)、設定力に達していれば、再び倣い
動作の指令をロボット・コントローラ53に送る(50
v)。ロボット・コントローラ53は、新しい倣い座標
系を用いて、面Bへ一定ツJF、、を発生しながら倣う
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、鋭角
を有する対象物に対する倣い動作を自動的に行うことが
出来、従来、ロボットの操作者が行っていた対象物体の
変更や対象物の位置ずれに伴うロボットへの教示を行う
必要がなくなり、操作者の負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は倣い座標系を説明する図、第2図は対象物とマ
ニプレータの位置関係を示す図、第3図は倣い動作を説
明する図、第4図は倣い動作時の力と位での時間応答を
示す図、第5図は制御系の原理ブロック図、第6図は第
3図の位RP1の倣い座標系と位置P3の倣い座標系の
関係を示す図、第7図は制御装置の1実施例の機能ブロ
ック図、第8図は位置制御部および力制御部の機能ブロ
ック図、第9図はシステムの構成例を示す図、第1O図
(a)、 (b)は処理の流れを示す図である。 1・・・制御対象、2・・・操作部、3・・・位置制御
手段、4・・・力制御手段、5・・・位置検出部、6・
・・力検出部、7・・・位置記憶部、8a・・・制御指
令生成部、8b・・・座標変換行列生成部、20・・・
座標変換部、21・・・マニプレータ、22・・・操作
部、22a・・・モータ、22b・・・パワーアンプ、
22C・・・D/Aコンバータ、22d・・・補償器、
23・・・力検出部、23a・・・力覚センサ、23b
・・・座標変換部、24・・・力制御部、24a・・・
偏差部、26・・・位置検出部、26a・・・エンコー
ダ&カウンタ、26b・・・タコメーク、27・・・位
置制御部、21a・・・偏差部、30a・・・逆ヤコビ
行列、30b・・・加算部、40・・・ホスト・コンピ
ュータ、40a・・・位置記憶部、40b・・・制御指
令生成部、40c・・・座標変換行列生成部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロボットに操作量を与える操作部(2)と、ロボ
    ットと対象物に働く力を検出する力検出部(6)と、 ロボットの位置を検出する位置検出部(5)と、検出し
    た位置を記憶する位置記憶部(7)と、位置検出部(5
    )の位置座標値に基づいてロボットの位置を制御する位
    置制御手段(3)と、 力検出部(6)によって検出した力に基づいてロボット
    の力を制御する力制御手段(4)と、 位置記憶部(7)に記憶されている位置情報からロボッ
    トの倣い座標系を算出する座標変換行列生成部(8b)
    と、 ロボットへ力指令及び位置指令並びにパラメータの転送
    を行う制御指令生成部(8a)と、を有し、 制御指令生成部(8a)は、ロボットのハンドが対象物
    の面(A)に接している時点で、位置検出部(5)によ
    って検出された位置(P_1)を位置記憶部(7)に記
    憶させ、 位置(P_1)を記憶した後、面(A)への倣い動作を
    位置制御手段(3)および力制御手段(4)に行わせ、
    力検出部(6)によって検出された押付力がゼロ又は略
    ほゼロになったか否かを監視し、 押付力がゼロになった時には、位置検出部(5)によっ
    て検出された位置(P_2)を位置記憶部(7)に記憶
    させ、 ロボットを停止させる指令を、位置制御手段(3)およ
    び力制御手段(4)に与え、 ハンドをZ軸(押付力の方向をX、倣い方向をYとする
    )の回りに反時計方向に90度回転させるための指令を
    、位置制御手段(3)および力制御手段(4)に与え、 −Y方向への押付け指令を、位置制御手段(3)および
    力制御手段(4)に与え、 力検出部(6)によって検出された押付力が設定値に等
    しいか否かを監視し、 ハンドが対象物の他の面(B)に衝突して押付力が設定
    値に等しくなった時点で、位置検出部(5)によって検
    出された位置(P_6)を位置記憶部(7)に記憶させ
    、 倣い座標系の座標変換を行うための行列を生成する指令
    および位置記憶部(7)に記憶されている位置(P_1
    、P_2、P_6)を、座標変換行列生成部(8b)に
    与えるように構成され、 座標変換行列生成部(8b)は、位置(P_1、P_2
    、P_6)に基づいて他の面(B)に対する倣い座標系
    を生成するように構成されている ことを特徴とする力制御ロボットの倣い制御方式。
JP18207189A 1989-05-17 1989-07-14 力制御ロボットの倣い制御方式 Pending JPH0349885A (ja)

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EP90305322A EP0398704B1 (en) 1989-05-17 1990-05-17 Profile control system for robots
EP95115879A EP0701187B1 (en) 1989-05-17 1990-05-17 Profile control system for robots
DE69028041T DE69028041T2 (de) 1989-05-17 1990-05-17 Profilsteuerungssystem für Roboter
DE69033605T DE69033605T2 (de) 1989-05-17 1990-05-17 Profilsteuerungssystem für Roboter
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US08/693,960 US5732195A (en) 1989-05-17 1996-08-07 Profile control system for robots

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014121771A (ja) * 2012-11-22 2014-07-03 Canon Inc ロボット装置及び多関節ロボットの制御方法
CN111098309A (zh) * 2020-01-06 2020-05-05 江南大学 一种机械臂混杂控制方法、装置及系统

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JP2014121771A (ja) * 2012-11-22 2014-07-03 Canon Inc ロボット装置及び多関節ロボットの制御方法
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