JPH0349813Y2 - - Google Patents

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JPH0349813Y2
JPH0349813Y2 JP1986022695U JP2269586U JPH0349813Y2 JP H0349813 Y2 JPH0349813 Y2 JP H0349813Y2 JP 1986022695 U JP1986022695 U JP 1986022695U JP 2269586 U JP2269586 U JP 2269586U JP H0349813 Y2 JPH0349813 Y2 JP H0349813Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は溶接電源用機器を収納するための溶接
電源ケースに関するものである。
(従来の技術) 従来、溶接電源用ケースとして、実開昭54−
98826号公報に示すものがある。これは、車輪3
を有する一対の枠体1を互いに適当間隔をおいて
配置し、その両枠体1間にトランス用コア締め金
具5,5及びL字形金具10などを渡しかけ、そ
のトランス用コア締め金具5,5及びL字形金具
10等の端部を各枠体1に溶接したり、ボルト止
めしたりしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来構成によれば、ただ単に、トランス用
コア締め金具5,5及びL字形金具10の端部を
各枠体1に溶接したり、ボルト止めしたのでは、
両枠体1同士が平行にならなかつたり、両枠体1
同士が平行であつても、その両枠体1の前面同士
及び後面同士が不揃いになる虞れがある。そし
て、このような溶接電源ケースでは、走行させる
と、蛇行したり、特定の車輪3に偏荷重がかかつ
て、その車輪3だけが早く摩耗したりする虞れが
ある。
かかる欠点を解消するためには、基準ゲージを
用いて両枠体1どうしを平行にすると共にその両
枠体1の前面同士及び後面同士を揃えればよい
が、これでは、特別の基準ゲージが必要であるか
ら、コストアツプとなり、また、その基準ゲージ
を用いて位置決めするのに手間と時間とがかかる
という問題点がある。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、特
別な基準ゲージを用いなくても、各構成部材を所
定通りに位置決めして走行性、安定性に優れたも
のに容易に組立てることができ、しかも、トラン
ス等の溶接用機器の台枠への取付け作業を容易に
行なうことができる溶接電源ケースを提供するこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の溶接電源
ケースは、鋼板の折り曲げにより天板部と側板部
とが一体形成された枠本体、この枠本体の側板部
の前後両端に対向して設けられた支持板およびこ
の支持板と側板部との間に配置して回転自在に支
持された車輪を備えた左右一対の台枠と、この一
対の台枠の前後の端部間にそれぞれ配設され、上
記一対の台枠における枠本体の天板部にその左右
両端が固定される連結部およびこの連結部から下
向きに一体に折り曲げられて左右一対の台枠間に
挿入される基準部とからなる前後一対の取付板と
を備え、上記一対の取付板の基準部の幅は、予め
定められている左右一対の台枠間の間隔と同一に
設定されて台枠間の間隔設定基準となるように構
成されているとともに、上記基準部の左右両側縁
が両台枠の前後面の揃え基準となるように構成さ
れ、かつ、上記一対の台枠における枠本体の天板
部には溶接用機器の取付用孔を形成しているもの
である。
(作用) 上記構成によれば、左右一対の台枠の前後の端
部間にそれぞれ前後一対の取付板を配設し、両台
枠をそれら取付板の基準部に押し当てて両者を固
定することにより、左右一対の台枠間の間隔を予
め設定された間隔に規制するとともに、両台枠の
平行性を出すことができ、かつ、前後一対の取付
板における基準部の両側縁を目印として両台枠の
前後面も揃えることができる。また、上記一対の
台枠間にわたりトランス等の溶接用機器をボルト
止めなどにより取付けるための孔が台枠を構成す
る枠本体の天板部に形成されているので、たとえ
ばスパナやレンチ、ドライバーなどの工具を使用
して溶接用機器を取付ける場合、その工具の動き
が台枠に何ら邪魔されることがなく、非常に容易
に取付け作業を行なうことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図に基
づいて説明する。この実施例の溶接電源ケース
は、下部に車輪1を備えた左右一対の台枠2と、
その両台枠2の端部間に配設された一対の取付板
3,4とを有し、この一対の取付板3,4を、左
右両端が両台枠2にボルト5止めされる連結部3
a,4aと、これら連結部3a,4aから下向き
に一体に折り曲げられて左右一対の台枠2間に挿
入される基準部3a,4bとから構成し、その基
準部3b,4bの幅11,12は、予め定められて
いる台枠2間の間隔Lと同一に設定して台枠2間
の間隔設定基準となるように構成されているとと
もに、上記基準部3b,4bの左右両側縁6,7
を両台枠2の前後面の揃え基準としたものであ
る。上記台枠2は、鋼板を折り曲げて形成された
枠本体8と、その枠本体8の側板部8aの両端に
それぞれ対向して設けられた支持板9とからな
り、その各支持板9は枠本体8の天板部8bに溶
接されると共にその枠本体8の前板部8cまたは
後板部8dに溶接されている。前記車輪1の車軸
10は各支持板9と側板部8aとに回転自在に支
持されている。天板部8bには、トランス等の溶
接用機器11を取付けるための孔12を形成して
ある。また、前板部8c及び後板部8dの端を天
板部8bよりα分突出させて鍔部13を形成して
る。前記前側取付板3は略L字形であつて、その
基準部3bには2次側端子用孔14と制御ケーブ
ル用切欠部15を形成してある。後側取付板4の
基準部4bの下端からケース内に向けて水平方向
に伸びる舌片4cには1次側端子用孔16を形成
してある。第3図の17は蓋板である。
上記構成において、溶接電源ケースを組立てる
場合には、まず台枠2,2を適当な間隔をおいて
配置する。次に第1図仮想線に示す如く、取付板
3,4を上方から両台枠2の端部に向けて降ろ
し、基準部3b,4bを両台枠2間に挿入し、連
結部3a,4aの両端を枠本体8の天板8b上に
載せる。続いて、台枠2同士を互いに接近させて
基準部3b,4bの側部6,7に当接させる。こ
れによつて台枠2間の間隔Lが設定どうりとな
り、また両台枠2が互いに平行状態となる。次に
基準部3b,4bの側縁6,7を鍔部13に当接
させる。これにより、両台枠2の前板部8c,8
c同士及び後板部8d,8d同士が揃うものであ
る。
次に各連結部3aの両端を天板部8bにボルト
5止めし、溶接用機器11を天板部8b上に載せ
ると共に枠本体8の天板部8bに形成した孔12
を利用して、その天板部8bにビスやボルト等の
締付け固定具18を介して固定し、続いて、第3
図に示す如く、蓋板17を台枠2に取付ければよ
い。
上記実施例では、基準部3b,4bの側縁6,
7を鍔部13に当接させることによつて、両台枠
2の前板部8c,8c同士及び後板部8d,8d
同士を揃わせたが、上記鍔部13を取り除き、第
4図に示す如く、基準部3b,4bの側縁6,7
を基準として、それに前板部8c,8c及び後板
部8d,8dを揃えるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、左右一対の台
枠を、該台枠の前後の端部間にそれぞれ配設した
前後一対の取付板の基準部に押し当てて両者を固
定するだけで、左右一対の台枠間の間隔を予め設
定された間隔に規制するとともに、両台枠の平行
性を出すことができ、かつ、前後一対の取付板に
おける基準部の両側縁を目印として両台枠の前後
面も揃えることができる。これによつて、組立時
に特別な基準ゲージを用いなくても、両台枠およ
び両取付板を位置決めして、所定どおりの組立て
により、円滑な走行性、重量バランスがとれて安
定性のよいケースを容易に得ることができる。し
かも、上記一対の台枠間にわたりトランス等の溶
接用機器をボルト止めなどにより取付けるための
孔が台枠を構成する枠本体の天板部に形成されて
いるので、たとえばスパナやレンチ、ドライバー
などの工具を使用して溶接用機器を取付ける場
合、その工具の動きが台枠に何ら邪魔されること
がない。したがつて、溶接用機器の取付け作業を
非常に容易に行なうことができて、高精度で取扱
性に優れた溶接電源ケースを能率良く得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は台枠に取付板を取付けた状態の斜視図、第
2図は同状態の平面図、第3図は台枠上に溶接用
機器を取付けた状態の斜視図である。第4図は本
考案の他の実施例を示す平面図である。 1……車輪、2……台枠、3,4……取付板、
3a,4a……連結部、3b,4b……基準部、
6,7……側縁、8……枠本体、8a……側板
部、8b……天板部、9……支持板、11……溶
接用機器、12……取付孔、l1,l2……基準部の
幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼板の折り曲げにより天板部と側板部とが一体
    形成された枠本体、この枠本体の側板部の前後両
    端に対向して設けられた支持板およびこの支持板
    と側板部との間に配置して回転自在に支持された
    車輪を備えた左右一対の台枠と、この一対の台枠
    の前後の端部間にそれぞれ配設され、上記一対の
    台枠における枠本体の天板部にその左右両端が固
    定される連結部およびこの連結部から下向きに一
    体に折り曲げられて左右一対の台枠間に挿入され
    る基準部とからなる前後一対の取付板とを備え、
    上記一対の取付板の基準部の幅は、予め定められ
    ている左右一対の台枠間の間隔と同一に設定され
    て台枠間の間隔設定基準となるように構成されて
    いるとともに、上記基準部の左右両側縁が両台枠
    の前後面の揃え基準となるように構成され、か
    つ、上記一対の台枠における枠本体の天板部には
    溶接用機器の取付用孔を形成していることを特徴
    とする溶接電源ケース。
JP1986022695U 1986-02-18 1986-02-18 Expired JPH0349813Y2 (ja)

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JP1986022695U JPH0349813Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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JP1986022695U JPH0349813Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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JPS62137672U JPS62137672U (ja) 1987-08-29
JPH0349813Y2 true JPH0349813Y2 (ja) 1991-10-24

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JP1986022695U Expired JPH0349813Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5691683U (ja) * 1979-12-13 1981-07-21

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JPS62137672U (ja) 1987-08-29

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