JPH0349700Y2 - - Google Patents

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JPH0349700Y2
JPH0349700Y2 JP1989092547U JP9254789U JPH0349700Y2 JP H0349700 Y2 JPH0349700 Y2 JP H0349700Y2 JP 1989092547 U JP1989092547 U JP 1989092547U JP 9254789 U JP9254789 U JP 9254789U JP H0349700 Y2 JPH0349700 Y2 JP H0349700Y2
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diaphragm
magnet
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は振動により使用者にマツサージあるい
は指圧効果を与えるバイブレータに関する。
〔従来の技術〕 第5図に示すような通称指圧玉と称する球状体
51を複数配設した被覆体52内に、通電するこ
とにより振動する振動装置53を内蔵したバイブ
レータが提案されている。
また、固定板と振動板との間に振動装置を配置
し、振動装置を作動させることにより振動板を振
動させ、使用者は振動板に接触することにより、
マツサージ効果を得る磁気応用医療機あるいは振
動式磁力線放射器が実公昭12−17097号公報ある
いは特開昭55−2442号公報にそれぞれ示されてい
る。さらに、振動板に相当する吸着部体に振動突
子を取り付けてカバーから突出させ、使用者はカ
バーから突出する振動突子に接触することによ
り、マツサージあるいは指圧効果を得る座席用あ
んま器が実開昭54−55188号公報に開示されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記振動装置を内蔵する被覆体に球状体を取り
付けたバイブレータにおいては振動装置と被覆体
上の球状体とは別体であるので、振動装置の振動
が被覆体上の球状体に確実に伝達するものではな
かつた。また、被覆体が柔軟すぎるとバイブレー
タの設置場所により指圧玉の位置が定まらず、使
用者の使用心地を悪くする不都合があつた。
また、実公昭12−17097号公報に示されたもの
は振動板に鉄片を取り付けて内部の鉄芯に吸引さ
せることにより振動板を振動させているので、振
動板の振動がスムーズにゆかず、使用者に不快感
を与える欠点があつた。さらに、特開昭55−2442
号公報および実公昭54−55188号公報に記載のも
のは器の上面を形成するカバーあるいは鍔部に突
出する振動ヘツドあるいは振動突子のみが振動す
るものであつたので、使用者は身体の所望する個
所に確実に器の振動ヘツドあるいは振動突子を合
わせないと指圧効果を得ることができなかつた。
そこで、この考案は使用者に確実で心地良い指
圧・マツサージ効果を与え、使用心地の良いバイ
ブレータを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のマグネツト付バイブレータは、一端に
ハンドルを備えたハンドル軸を中央部に螺合した
固定板と、上部にマグネツトを嵌入可能な凹部を
有する複数個のマグネツト取付用突起を立設し、
固定板のハンドル軸の他端に当接して固定板と平
行に配設する振動板との間に振動装置と弾性体よ
りなる充填材を介在すると共に、振動板に平行し
て底部に丸孔を有する凹陥部を複数個凹設する補
強板をスプリングを介して配設し、振動板と補強
板との間に弾性体よりなる充填材を充填し、振動
板のマグネツト取付用突起は補強板の凹陥部に嵌
合突出させた構成を具備する。
〔作用〕
振動装置に通電し作動させることにより、振動
装置の振動を固定板と振動板との間隙に介在する
充填材を介して振動板に伝達し、さらに振動板の
振動を充填材およびスプリングを介して補強板全
体に伝達する。また、振動板のマグネツト取付用
突起は補強板の凹陥部に嵌合突出させ振動板の振
動とともに振動させると共に、ハンドル軸を前
進、後退させることにより、振動板を介してマグ
ネツト取付用突起を補強板の凹陥部から突出、没
入させ、使用者に補強板全体からの広範囲の振動
とマグネツトの振動による局部的な振動を同時に
受けさせる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面により説明する。
この実施例は自動車用シートに装着するマグネ
ツト付バイブレータであつて、第1図はその正面
図、第2図は側面図である。
自動車用シートに装着するマグネツト付バイブ
レータは、マグネツト付バイブレータ本体(以下
本体という)1に着脱自在なシートへの取付具2
を取付ける。本体1の表側には複数個(この実施
例においては6個とする)の球状マグネツト3を
設け、本体1の裏側にはシートへの取付具2を挿
入するコ字型の取付金具4を長手方向に3個所、
2列設ける。取付具2はその上端をシートの背も
たれの頂端部に係合するよう半円状に湾曲した、
弾性を有するプラスチツク製の棒状体である。取
付具2の直線部分を本体裏側の取付金具4に挿入
し、上端湾曲部分でシート頂端部を係合把持する
ことにより本体1を自動車用シートに装着する。
本体1を第3図、第4図を参照して説明する。
本体1は布地・皮等の側地5で形成するほぼ矩
形の袋状体を成し、袋状体の一側の側地5の内側
には側地5の矩形より小形の矩形板状体である固
定板6を配設する。他側の側地5の内側であつ
て、固定板6に対応する位置には矩形体状体であ
る補強板7を配設し、固定板6と補強板7との間
に振動装置8を介在する。その他の袋状側地5内
の空いている部分にはウレタンフオーム等の充填
材30をつめている。
固定板6はその一面長手方向両側部に3個ずつ
コ字型の取付金具4を設け、固定板6の他の面の
中央部にナツト22を固定し、ナツト22孔と同
位置にねじ溝を有するハンドルの軸孔9を穿孔す
る。そして、コ字型の取付金具4を側地5より突
出させる状態で配置する。
補強板7はその長手方向両側部に3個ずつの円
状凹陥部15を形成し、凹陥部15の底に丸孔1
6を穿孔する。そして、補強板7の凹陥部15形
成面を側地5側に面して配設し、側地5の凹陥部
15相当部分に丸孔25を穿設する。
振動装置8はバイブレータ10と振動板11と
から成る。バイブレータ10は固定板6の上部と
下部との2個所に設け、外部の電源へ連結線12
のコネクタ13を連結し、スイツチ14を入れる
ことにより振動する構成となつている。バイブレ
ータ10の振動の強度は電圧切換手段等を使用す
ることにより選択調節できる。電源は自動車内に
装備するシガレツトライター等の電源を利用す
る。本装置を家庭用に使用する場合には、電源を
交流の100ボルトとすることもできる。
振動板11は長手方向両側に円柱首部を有する
マグネツト取付用突起17を3個ずつ固着する。
マグネツト取付用突起17の上面には凹部18を
形成し、凹部18に球状の永久マグネツト3を嵌
入する。振動板11の中央部分にはスプリング1
9を配設する。
振動板11はスプリング19を介して補強板7
に平行して配設し、補強板7の各円状凹陥部15
の丸孔16に振動板11のマグネツト取付用突起
17の円柱首部を挿入し、球状マグネツト3付き
のマグネツト取付用突起17を補強板7の凹陥部
15に突出させる(第4図参照)。
一方、固定板6のハンドル軸孔9とナツト22
のねじ孔には、ハンドル20を一端に取付けたハ
ンドル軸21を螺合する。ハンドル軸21の他端
には振動板11とハンドル軸21端部とに介在す
る板状の押圧板23を固定する。
なお、上端に鍔部を有する円筒状のカバーリン
グ24を補強板7の円状凹陥部15に側地5を介
して嵌合することにより、本体1表側の補強及び
保型を成す。
上記の構成よりなる自動車用シートに装着する
マグネツト付バイブレータの作用を説明する。
自動車用シートの背もたれ頂部に取付具2の湾
曲部をかけてマグネツト付バイブレータ本体1を
シートに装着し、側地5より引出されている連結
線12のコネクタ13をシガレツトライター等の
電源に接続する。スイツチ14を入れてバイブレ
ータ10に通電し作動させることにより充填する
ウレタンフオーム等の充填材30が振動する。充
填材30の振動は振動板11を振動させる。振動
板11の振動に伴いマグネツト取付用突起17お
よびマグネツト3が振動する。さらに、振動板1
1の振動は充填材30およびスプリング19を介
して補強板7全体を振動させる。このように、使
用者は補強板7側の側地5にマツサージまたは指
圧を受けたい身体の部位を当て、バイブレータ1
0を作動させると、6個のマグネツト3の振動に
より6個所局部的に指圧作用を受ける。同時に、
振動板11の全体の振動により、身体の広範囲が
振動を受け、本考案のバイブレータは背等の身体
の広範囲にマツサージ効果を与える。
さらに、ハンドル20を操作して振動板11を
スプリング19の付勢に抗して補強板7方向に移
動させ、球状マグネツト3を矢印方向に突出させ
ることにより、マグネツト3が強力に局部的な振
動を与え、指圧効果を増強する。さらに、バイブ
レータ10の振動を停止した状態であつても球状
マグネツト3を突出した本体1に背を当てると、
マグネツト3の磁気作用を付加した指圧効果を有
する。
〔考案の効果〕
本考案によるバイブレータは振動装置の振動が
充填材を介してマグネツト付きの振動板を振動さ
せ、永久マグネツトを振動させると共に、振動板
の振動は充填材を介して補強板全体を振動させる
ので、使用者はマグネツトによる局部的な指圧と
補強板全体の振動による広範囲のマツサージ効果
を同時に受けることができる。そして、永久マグ
ネツトが使用者の所望する個所に当るので、磁気
作用が付加して指圧・マツサージ効果を増強す
る。また、球状マグネツトはハンドル操作でバイ
ブレータ本体表側に突出あるいは没入自在である
ので、使用者の要望で局部的に強度な指圧あるい
はマツサージ効果を期待する時には球状マグネツ
トを突出して使用することにより、指圧効果の増
強を達成する。そして、バイブレータを作動しな
くとも、球状マグネツトを補強板より突出状態で
使用すると充分な指圧効果を生ずる。
球状マグネツト取付部分は補強板により保型さ
れており、かつ充填材を介してバイブレータの振
動を伝達しているので、バイブレータ設置場所に
より球状マグネツトおよび補強板が作動しないと
いう不都合が無く、使用心地が良好である。
さらに、全体をクツシヨン状に形成し、取付具
を装着すると、使用したい場所、例えば自動車の
シート、ソフア、事務用いす等に取付、取外し自
在であつて、便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用シートに装着するマグネツト
付バイブレータの正面図、第2図はその側面図、
第3図は第1図A−A線断面図、第4図は振動板
と補強板との設置説明図、第5図は従来のバイブ
レータの説明図、である。 1……本体、2……取付具、3……球状マグネ
ツト、4……取付金具、5……側地、6……固定
板、7……補強板、8……振動装置、9……軸
孔、10……バイブレータ、11……振動板、1
2……連結線、14……スイツチ、15……凹陥
部、16……丸孔、17……マグネツト取付用突
起、19……スプリング、20……ハンドル、2
1……ハンドル軸、30……充填材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定板と振動板との間に振動装置を配設したバ
    イブレータにおいて、 前記固定板は一端にハンドルを備え、固定板の
    中央部に螺合したハンドル軸を有し、前記振動板
    は上部にマグネツトを嵌入可能な凹部を有する複
    数個のマグネツト取付用突起を立設し、固定板の
    ハンドル軸の他端に当接して固定板と平行に配設
    すると共に、固定板と振動板との間隙には振動装
    置と弾性体よりなる充填材を配設し、振動装置が
    発生する振動を充填材を介して振動板に伝達する
    と共に、振動板に平行して底部に丸孔を有する凹
    陥部を複数個凹設する補強板をスプリングを介し
    て配設し、振動板と補強板との間に弾性体よりな
    る充填材を充填し、振動板の振動を充填材を介し
    て補強板に伝達すると共に、振動板のマグネツト
    取付用突起は補強板の凹陥部に嵌合突出させ、ハ
    ンドル軸を前進、後退させることにより振動板を
    介してマグネツト取付用突起を補強板の凹陥部か
    ら突出、没入自在に構成したマグネツト付バイブ
    レータ。
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JPH0331440U JPH0331440U (ja) 1991-03-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552442A (en) * 1978-06-23 1980-01-09 Norihei Hatae Vibration system magnetic force line ejector

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JPH0143072Y2 (ja) * 1984-10-30 1989-12-14

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