JP2003169836A - 姿勢矯正用身体押し当て装置 - Google Patents

姿勢矯正用身体押し当て装置

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JP2003169836A
JP2003169836A JP2001372518A JP2001372518A JP2003169836A JP 2003169836 A JP2003169836 A JP 2003169836A JP 2001372518 A JP2001372518 A JP 2001372518A JP 2001372518 A JP2001372518 A JP 2001372518A JP 2003169836 A JP2003169836 A JP 2003169836A
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chair
mounting member
backrest
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JP2001372518A
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Shigero Makishima
茂郎 槇島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子の背もたれ部分に装着し、背中を押
し当てるだけで、姿勢の矯正と疲労回復や健康促進を図
ることができ、長時間座って仕事をする人を腰部のだる
さや痛みから開放することができる姿勢矯正用身体押し
当て装置を提供する。 【解決手段】 椅子aの背もたれb部分に装着するシー
ト状の取付け部材2と、押し当てた背中等に対して作用
する健康促進機能を具備した身体押し当て部材3とから
なり、この身体押し当て部材3を上記取付け部材2に対
して係止具10で着脱自在に取付け、背もたれbの前面
側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、椅子に座って肩
や背中、腰部等を押し当てることにより、姿勢を矯正し
て猫背を防ぐと同時に、肩や背中、腰部に対して温冷熱
効果や、指圧、マッサージ効果を与え、疲れを取って健
康を促進することができる姿勢矯正用身体押し当て装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、椅子に長時間座って仕事をす
る人には、腰に負担がかかることになり、特に近年、自
動車やコンピュータの普及により、その運転や操作に携
わる人が増え、このため、多くの人達が腰部のだるさや
痛みに悩まされている。
【0003】また、女性の場合、男性よりも美意識が強
く、スタイルに気を使う人が多いが、長時間椅子に座っ
ていると、疲れるだけでなく猫背のように姿勢が悪くな
りがちである。
【0004】従来、座った状態で疲労回復や健康促進を
図る椅子として、揉み玉が移動したり振動する電動マッ
サージ機が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電動マ
ッサージ機は、くつろいだ姿勢で指圧やマッサージ効果
を施すようになっており、このような電動マッサージ機
は、自動車の運転用椅子やコンピュータの操作等のオフ
ィス用の椅子としてはそぐわないものであり、椅子に長
時間座って仕事や作業をする人にとって、椅子に座った
まま疲労回復や健康促進が図れる装置の提案が切望され
ているのが現状である。
【0006】そこで、この発明の課題は、椅子の背もた
れ部分に装着し、身体を押し当てるだけで、姿勢の矯正
と疲労回復や健康促進を図ることができ、長時間座って
仕事をする人を肩凝りや腰部のだるさ、痛みから開放す
ることができる姿勢矯正用身体押し当て装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような問題を解決
するため、この発明は、シート状の取付け部材と、押し
当てた身体に対して作用する健康促進機能を具備した身
体押し当て部材とからなり、この身体押し当て部材を上
記取付け部材に対して係止具で着脱自在に取付けた構成
を採用したものである。
【0008】上記シート状の取付け部材を椅子の背もた
れに装着し、この取付け部材に身体押し当て部材を面フ
ァスナーのような係止具で取付け、椅子に座って背中等
を身体押し当て部材に押圧すると、背もたれの前面に突
出した身体押し当て部材が姿勢を矯正し、猫背のように
姿勢が悪くならないようにすると同時に、身体押し当て
部材に設けた健康促進機能の作用で、疲労回復や健康促
進が図れる。
【0009】ここで、上記身体押し当て部材は、容器本
体と蓋体からなる容器と、シート状の取付け部材に対し
て係止具で着脱自在となり、上記容器を覆う収納袋で形
成され、容器本体と蓋体の間に形成された内部空間に発
熱部材や保冷部材を収納することにより健康促進機能が
付加されるようになっている構造とすることができる。
椅子に座って背中等を身体押し当て部材に押圧すると、
容器内の発熱部材や保冷部材で背中を加温したり冷し、
これにより、座った状態で疲労回復や健康促進が図れる
ことになる。
【0010】また、上記身体押し当て部材は、シート状
の取付け部材に対して係止具で着脱自在となる炭又は炭
化加工材部材と、一端を炭又は炭化加工材部材に連れ、
他端が炭又は炭化加工材部材に対して係止具で着脱自在
となる被覆体で形成され、炭又は炭化加工材部材と被覆
体の間に発熱部材や保冷部材を収納することにより健康
促進機能が付加されるようになっている構造とすること
ができ、椅子に座って背中等を身体押し当て部材に押圧
すると、被覆体で覆われた発熱部材や保冷部材で背中を
加温したり冷やすことができ、疲労回復や健康促進が図
れることになる。
【0011】更に、上記身体押し当て部材は、シート状
の取付け部材に対して着脱自在となるブロック体の前面
に、健康促進機能として指圧用突起を設けた指圧ブロッ
クと、シート状の取付け部材に対して着脱自在となるブ
ロック体の内部に、健康促進機能としてバイブレータを
収納した振動ブロックの何れか一方または両方の組み合
わせによって形成されている構造とすることができ、椅
子に座って背中等を身体押し当て部材に押圧すると、指
圧用突起で背中を指圧したり、振動ブロックの振動によ
りマッサージが行え、両者を組み合わせて使用すると、
指圧用突起に振動を与えて按摩が行えることになる。
【0012】上記シート状の取付け部材は、その一端側
に、椅子の背もたれの上端に突出するヘッドレストの支
柱軸に対する係止孔が設けられ、この取付け部材の前面
側に身体押し当て部材を係止具で着脱自在に取付けるよ
うにしたり、取付け部材が椅子の背もたれ上にかける滑
り止め機能又は椅子に固定出来る係止具のあるベースマ
ット及びシートマットの組み合わせからなり、取付け部
材の先端部とベースマットとの重なり面に面ファスナー
のような一対の係止具が設けられているようにすること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0014】この発明の姿勢矯正用身体押し当て装置1
は、椅子aの背もたれbに対して取り付けるシート状の
取付け部材2と、押し当てた身体に対して作用する健康
促進機能を具備した身体押し当て部材3の組み合わせか
らなり、椅子aの背もたれbに取り付けた取付け部材2
に身体押し当て部材3を、背もたれbの前面に突出する
よう装置し、椅子aに座って身体押し当て部材3に腰部
及び他の部位等を押し当てることにより、姿勢の矯正や
疲労回復及び健康促進を行うものである。
【0015】図1(A)と(B)は身体押し当て部材3
の第1の実施の形態を示している。
【0016】この身体押し当て部材3は、芯材となる炭
又は炭化加工材部材4を被覆体11で被いその前面側に
保温保冷体5を重ねて配置し、これを袋状の外装部材6
で包み込み、この外装部材6の後端下部に布地等を用い
た被覆体7を連ねて設け、被覆体7の他端を外装部材6
に対して面ファスナーやホック等による一対の係止具8
で着脱自在となるようにして形成され、保温保冷体5の
前面側と被覆体7の間に発熱部材や保冷部材9を収納す
ることにより、健康促進機能が付加されるようになって
いる。
【0017】この身体押し当て部材3の背面側と取付け
部材2の前面には、図2の(A),(B)のように、身
体押し当て部材3を取付け部材2に着脱自在に取り付け
るための面ファスナーやホック等による一対の係止具1
0が設けられている。
【0018】上記身体押し当て部材3における保温保冷
体5は、セラミック、ウレタン、ポリマー等の保形性の
ある材料を用いて形成し、炭又は炭化加工材部材4は、
背中等に押し当てたときは血行促進、脱臭、イオン効果
等の快適性を確保する。
【0019】尚上記した炭,炭化加工材部材4,保温保
冷体5並びに発熱,保冷部材9の袋入位置は任意に変更
する事が出来る。
【0020】また、温熱効果を得るための発熱部材に
は、使い捨てカイロ等の蓄熱部材又は電熱等、或はセラ
ミック等を電子レンジ等で保温材を温め用い、冷熱効果
を得るための保冷部材としては、冷蔵庫で冷やして使用
する蓄冷材を例示することができる。
【0021】図2(A)は、上記した身体押し当て部材
3を、椅子aに取付けるために用いる取付け部材2の第
1の例を示し、取付け部材2は上下に長いシート状に形
成され、その上端部に椅子aの背もたれbの上端に突出
するヘッドレストcの支柱軸dに対する係止孔28が設
けられ、この取付け部材2の前面側に身体押し当て部材
3を係止具10で着脱自在に取付けるようになってい
る。
【0022】図2(A)では、係止孔28を支柱軸dに
取付けた取付け部材2を、ヘッドレストcの後部から上
端に沿うよう折り返して背もたれbの前面側に垂れ下が
るように装着し、この取付け部材2の上部前面に一対の
係止具10で身体押し当て部材3を取付けるようにした
ものである。
【0023】図2(B)に示す第2の例は、椅子aの背
もたれb上に懸ける滑り止め及び椅子に固定出来る帯状
の係止具d等のあるベースマット29及びシートマット
との組み合わせからなり、このベースマット29を二又
状にしてヘッドレストcの上にかけ、ベースマット29
の前面側に重ねた取付け部材2の上部先端をベースマッ
ト29との重なり面に一対の係止具30で固定し、取付
け部材2の上部前面に一対の係止具10で身体押し当て
部材3を取付けるようにしたものである。
【0024】上記のような取付け部材2の第1と第2の
例は、背もたれbの上部にヘッドレストcが設けられた
自動車の椅子又は単なる椅子の背当に使用するのに適し
ている。
【0025】図3(A)乃至(E)に示す第2の実施の
形態の身体押し当て部材3は、図3(A)に示すよう
に、ベース板18の前面に固定した一対の指圧用突起1
9と、この指圧用突起19を保持するブロック体20と
の組み合わせからなる指圧ブロック21と、この指圧ブ
ロック21を前面側に配置することができる振動ブロッ
ク22とで形成した例を示している。
【0026】上記ブロック体20は、図3(B)と
(C)に示すように、ベース部材23と、このベース部
材23の一側に開閉可能に設けた蓋部材24とで形成さ
れ、ベース部材23と蓋部材24の重なり面に一対の係
止具25が設けられていると共に、蓋部材24には指圧
用突起19を挿通するためのスリット26が形成してあ
る。
【0027】上記ブロック体20の蓋部材24を開き、
指圧用突起19のベース板18をベース部材23上に重
ねて面ファスナーやホック等による一対の係止具27で
固定し、次に、蓋部材24のスリット26を指圧用突起
19に通し、この蓋部材24をベース部材23上に重ね
て一対の係止具25で固定すれば、図3(D)のよう
に、ブロック体20の前面に一対の指圧用突起19が突
出する指圧ブロック21が組み立てられる。
【0028】この指圧ブロック21は、ブロック体20
を一対の係止具10で取付け部材2に対して着脱自在に
取付けることにより、指圧用突起19により、指圧効果
が得られることになる。
【0029】また、振動ブロック22は、上記指圧ブロ
ック21と同様の平面的な大きさに形成されたブロック
体の内部に、図示省略したが、モータで偏心輪を回転さ
せるようなバイブレータを収納した構造を有し、この振
動ブロック22を一対の係止具10で取付け部材2に対
して着脱自在に取付けることにより、振動によるマッサ
ージ効果が得られることになる。
【0030】上記指圧ブロック21と振動ブロック22
は、それぞれ個々に用いてもよいが、図3(E)のよう
に、振動ブロック22の前面に指圧ブロック21を取付
けた組み合わせ使用も可能であり、指圧用突起19と振
動の複合作用により按摩効果が得られることになる。
【0031】図4(A)に示す取付け部材2の第3の例
は、既存の椅子aの背もたれbに取り付けるため、椅子
aの背もたれbに挟み式の取付け金具31を固定し、こ
の取付け金具31に取付け部材2を取付けるようにして
いる。
【0032】上記取付け金具31は、背もたれbの前面
側に配置する上下に長い帯板状主杆32の下端に、背も
たれbの下端部に係止する下部フック33を設け、主杆
32上下動可能に挿入したスライダー34に背もたれb
の上端部に係止する上部フック35を設け、上下のフッ
ク33と35で背もたれbを上下から挟んだ状態でスラ
イダー34を主杆32にビス36のねじ込みで固定化す
れば、主杆32を背もたれbの前面側に固定化すること
ができる。尚主杆32の下端部にもう1個のフック3
4、35を挿入すれば主杆32の上下動調整が出来る。
【0033】この主杆32は、背もたれbの上端部から
上方に所定長さだけ突出し、取付け部材2を二又状にし
て主杆32の上にかけ、主杆32の背面と取付け部材2
の先端部を面ファスナーのような一対の係止具37で固
定すると共に、取付け部材2の上部前面に一対の係止具
10で身体押し当て部材3を取付けるようにしたもので
ある。
【0034】図4(B)に示す第4の例は、既存の椅子
aの背もたれbに取付けるため、背もたれbに上端で開
口する取付け孔38を設け、この取付け孔38に帯板状
の主杆39を上方に突出するよう挿入し、取付け部材2
を二又状にして主杆39の上にかけ、主杆39の背面と
取付け部材2の先端部を一対の係止具40で固定すると
共に、取付け部材2の上部前面に一対の係止具10で身
体押し当て部材3を取付けるようにしたものである。
【0035】上記第3と第4の例において、主杆32、
39の上部は、ヒンジ機構41によって、前後に角度可
変となるようにしてもよいと共に、何れの例において
も、取付け部材2に対する身体押し当て部材3の取付け
位置は、取付け部材2に設ける係止具10の位置や数を
選択したり、取付け部材2を上下反転して使用すること
により自由に設定することができ、これにより、身体押
し当て部材3を、椅子aに座った人の肩、背中、腰部等
の部位に位置させることができる。
【0036】なお、姿勢矯正用身体押し当て装置1を取
付ける椅子aの種類と構造は、図示の例のような、自動
車用シートやオフィス用の椅子に限るものではなく、家
庭用の椅子、座椅子、腰掛け椅子、安楽椅子のようなも
のにも使用することができると共に、姿勢矯正用身体当
て装置1は、椅子aに対して着脱自在であるので、布地
等による構成部分は、洗濯による繰返し使用可能とな
り、清潔な状態を維持することができる。
【0037】図5に示す椅子aは、背もたれbに凹部を
設け、その凹部に着脱自在に炭又は炭化加工材入りシー
トマット又は炭又は炭化加工材入り着脱固定自在の背当
Cを嵌合或は面ファスナー等の係止具37により背もた
れbに固定したものでる。
【0038】尚炭又は炭化加工材入りシートマットを係
止具37により背もたれに着脱自在に固定する事も出来
る。
【0039】又背当Cの適所に身体押し当て部材3を係
止具37を介して付設したものである。
【0040】図6の(A)は椅子aの背もたれbに取付
け部材2を懸架しこの取付け部材2に炭又は炭化加工材
入りの背当Cを係止具37を介して着脱自在に固定した
もの。
【0041】尚背もたれの他に座面の表裏何れか1方又
は双方に炭又は炭化加工材入りのシートマット又はベー
スマットCを着脱自在に装着及び内装する事も出来る。
【0042】又図6の(B)は椅子aの背もたれbの背
当て部分に炭又は炭化加工材入りシートマットCを内装
し、そのシートマットに着脱自在に身体押し当て部材3
を係止具37で介して付設したものである。
【0043】図7は、取付け部材2とベースマット29
との組み合わせにおいて、両者に設ける係止具30の配
置パターンの一例を示し、図7(A)と(B)のよう
に、取付け部材2の表面には一方の端部に身体押し当て
部材3を取付けるための係止具10を設け、その裏面に
は両端部の位置に係止具30を設けている。
【0044】また、ベースマット29においては、図7
(C)と(D)のように、表面の両端部には、取付け部
材2の裏面と一致するように係止具30を設け、裏面は
係止具のない状態とし、図7(E)のように、重ねた取
付け部材2とベースマット29は係止具30で結合し、
取付け部材2の端部に身体押し当て部材3を取付けるも
のであるが、取付け部材2を上下反転させれば、身体押
し当て部材3の配置を上下変更することができることに
なる。
【0045】図8の(A),(B)は身体押し当て部材
3の他の例を示すものである。
【0046】図8(A)は図1(B)の縦断側面図と略
同一であり、図8(B)は前面の発熱,保冷部材9を2
ヶ所突出させた横断平面図である。
【0047】図8(A),(B)に於いて身体押し当て
部材3は、芯材となる炭又は炭化加工材を用い、その前
面側に保温保冷体5を重ねて配置し、これを袋状の外装
部材6で包み込み、この外装部材6に布地等を用いた被
覆体7をもって被い、この被覆体7の他端を面ファスナ
ーやホック等の係止具8により被覆体の一端に着脱自在
に止着する。9は発熱又は保冷部材、10は係止具であ
る。
【0048】尚上記の発熱保冷部材9、炭又は炭化加工
材4保温、保冷体5の組合せ順は適宜変更して使用でき
る。
【0049】図9は図2(B)に用いたベースマット2
9に取り付ける取付部材2の他の例を示すものである。
【0050】取り付け部材2は上端、下端に係止具30
を設け、着脱自在にベースマット29に取付けるように
したものであり、中間に袋状42を形成して、その内部
に炭又は炭化加工材43を充填したものである。
【0051】3は身体押し当て部材で面ファスナー等の
係止具10で着脱自在に取り付け部材2に取り付ける。
【0052】上記炭又は炭化加工材43は身体に対し血
行促進・マイナスイオン効果・遠赤放出・空気浄化等の
効果を有し身体活性化に繋がり、尚、室内に於いては新
建材壁クロス、タバコ、接着材等から出る有害物質を吸
着、脱臭し空気汚染の低減等の効果を有する。
【0053】この発明の姿勢矯正用身体押し当て装置1
は、上記のような構成であり、次にその使用の方法を説
明する。
【0054】図2(A),(B)のような、椅子aにお
ける背もたれbに、取付け部材2を単独もしくは、ベー
スマット29との組み合わせ使用によって取付け、この
取付け部材2の前面に身体押し当て部材3を取付ける
と、身体押し当て部材3は背もたれbの前面に突出状の
配置となり、椅子aに座った人は、身体押し当て部材3
に肩や背中、腰部等の部位を押し当てるようにする。
【0055】椅子aに座った状態で、身体押し当て部材
3に背中や腰部を押し当てるようにすると、身体押し当
て部材3を支点にして身体が反るような姿勢になり、こ
れによって、姿勢が前屈みを防ぎ、猫背にならないよう
に姿勢を矯正することができ、押し当てた身体の部位に
刺激を与えて疲労回復を図ることができる。
【0056】また、上記身体押し当て部材3の内部に、
発熱部材や保冷部材9を収納することにより、発熱部材
で身体押し当て部材3が温かくなり、身体の押し当て部
位に温熱効果を与え、冷却部材の場合は身体押し当て部
材3が冷たくなることで身体の押し当て部位を冷し、冷
熱治療が行えることになり、これらによって疲労回復や
健康促進を図ることができる。
【0057】更に、上記身体押し当て部材3に、指圧ブ
ロック21と振動ブロック22の一方又は両方を使用し
た場合、指圧用突起19による指圧効果、振動ブロック
22の振動によるマッサージ効果、指圧用突起19の振
動による按摩効果が得られ、身体の疲労を取って血行を
良くし、肩凝りや腰痛を解消して健康促進を図ることが
できる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、取付
け部材で椅子の背もたれに身体押し当て部材を取付ける
ようにしたので、椅子に座って背中を押し当てるだけ
で、猫背にならないように姿勢を矯正することができ、
しかも、身体押し当て部材が、発熱や保冷、指圧用突
起、振動等の健康促進機能を具備しているので、椅子に
座って身体押し当て部材に身体の所望する部位を押し当
てれば、身体に対して、温熱効果、冷却効果、指圧効
果、マッサージ効果、按摩効果を施すことができ、身体
を押し当てるだけで、疲労回復や健康促進を図ることが
可能となり、長時間座って仕事をする人を腰部のだるさ
や痛みから開放することができる。
【0059】また、椅子に対して身体押し当て部材をシ
ート状の取付け部材で取付けるので、既存の椅子をその
まま利用することができ、自動車や職場、家庭等の椅子
に広範に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明に係る姿勢矯正用身体押し当
て装置に用いる身体押し当て部材の第1の実施の形態を
示す分解斜視図,(B)は同組み立て状態を示す縦断側
面図。
【図2】(A)はこの発明に係る姿勢矯正用身体押し当
て装置の身体押し当て部材を、椅子に取付けるために用
いる取付け部材の第1の例を示す側面図,(B)は同第
2の例を示す側面図。
【図3】この発明に係る姿勢矯正用身体押し当て装置に
用いる第4の実施の形態の身体押し当て部材を示し、
(A)は指圧用突起の斜視図,(B)はブロック体の斜
視図,(C)はブロック体の蓋部材を開いた斜視図,
(D)は指圧ブロックの斜視図,(E)は指圧ブロック
と振動ブロックを組み合わせた斜視図。
【図4】(A)はこの発明に係る姿勢矯正用身体押し当
て装置の身体押し当て部材を、椅子に取付けるために用
いる取付け部材の第3の例を示す側面図,(B)は同第
4の例を示す側面図。
【図5】この発明の椅子背もたれに凹部又は係止具によ
り炭又は炭化加工材入りシートマットを着脱自在に固定
した要部側面図。
【図6】(A)はこの発明に係る椅子に炭又は炭化加工
材入り背当を着脱自在に固定した要部側面図、(B)は
同じく炭又は炭化加工材入り背当に身体押し当て部材を
着脱自在に固定した要部側面図。
【図7】取付け部材とベースマットとの組み合わせにお
いて、両者に設ける係止具の配置パターンの一例を示
し、(A)は取付け部材の平面図,(B)は同裏面図,
(C)はベースマットの平面図,(D)は同裏面図,
(E)は取付け部材とベースマットとを組み合わせて身
体押し当て部材を取付けた状態を示す側面図。
【図8】(A)は身体押し当て部材の縦断側面図,
(B)は同じく横断平面図。
【図9】取付部材の他の例を示す側面図。
【符号の説明】
1 姿勢矯正用身体押し当て装置 2 取付け部材 3 身体押し当て部材 4 炭又は炭化加工材部材 5 保温保冷体 6 外装部材 7 被覆体 8 係止具 9 発熱部材や保冷部材 10 係止具 11 被覆体 18 ベース板 19 指圧用突起 20 ブロック体 21 指圧ブロック 22 振動ブロック 23 ベース部材 24 蓋部材 25 係止具 26 スリット 27 係止具 28 係止孔 29 ベースマット 30 係止具 31 取付け金具 32 帯板状主杆 33 下部フック 34 スライダー 35 上部フック 36 ビス 37 係止具 38 取付け孔 39 主杆 40 係止具 41 ヒンジ 42 袋状部 43 炭又は炭化加工材 a 椅子 b 背もたれ c 炭入りシートマット d 係止具
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 5/01 A61F 5/01 E 7/08 361 7/08 361L 7/10 300 7/10 300R Fターム(参考) 3B084 JC13 JC15 3B096 AA04 AC13 AC14 AC15 4C074 AA04 CC01 DD01 FF01 GG03 GG04 HH01 HH05 4C098 AA02 BB01 BC23 BC28 BC30 4C099 AA01 AA02 CA12 EA08 GA02 GA22 LA30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の取付け部材と、押し当てた身
    体に対して作用する健康促進機能を具備した身体押し当
    て部材とからなり、この身体押し当て部材を上記取付け
    部材に対して係止具で着脱自在に取付けた姿勢矯正用身
    体押し当て装置。
  2. 【請求項2】 上記身体押し当て部材は、シート状の取
    付け部材に対して係止具で着脱自在となる炭又は炭化加
    工材部材と、一端を炭又は炭化加工材部材側に連ね、他
    端が炭又は炭化加工材部材に対して係止具で着脱自在と
    なる被覆体で形成され、炭又は炭化加工材部材と被覆体
    の間に発熱部材や保冷部材を収納することにより健康促
    進機能が付加されるようになっている請求項1に記載の
    姿勢矯正用身体押し当て装置。
  3. 【請求項3】 上記身体押し当て部材は、シート状の取
    付け部材に対して着脱自在となるブロック体の前面に、
    健康促進機能として指圧用突起を設けた指圧ブロック
    と、シート状の取付け部材に対して着脱自在となるブロ
    ック体の内部に、健康促進機能としてバイブレータを収
    納した振動ブロックの何れか一方または両方の組み合わ
    せによって形成されている請求項1に記載の姿勢矯正用
    身体押し当て装置。
  4. 【請求項4】 上記シート状の取付け部材は、その一端
    側に、椅子の背もたれの上端に突出するヘッドレストの
    支柱軸に対する係止孔が設けられ、この取付け部材の前
    面側に身体押し当て部材を係止具で着脱自在に取り付け
    るようになっている請求項1乃至4の何れかに記載の姿
    勢矯正用身体押し当て装置。
  5. 【請求項5】 上記炭又は炭化加工材部材は、椅子の背
    もたれ上に懸架又は背もたれ等に組込んだベースマット
    との組み合わせからなり、シート状の取付け部材の適当
    な位置でベースマットとの重なり面に一対の係止具が設
    けられている請求項1乃至5の何れかに記載の姿勢矯正
    用身体押し当て装置。
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