JPH0349626A - 全身性作用物質を植物に投与するための装置 - Google Patents

全身性作用物質を植物に投与するための装置

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JPH0349626A
JPH0349626A JP2166973A JP16697390A JPH0349626A JP H0349626 A JPH0349626 A JP H0349626A JP 2166973 A JP2166973 A JP 2166973A JP 16697390 A JP16697390 A JP 16697390A JP H0349626 A JPH0349626 A JP H0349626A
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イェルゲン マッス
Walter Mueller
ヴァルター ミューラー
Michael Roreger
ミカエル ロレガー
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    • A01G13/02Protective coverings for plants; Coverings for the ground; Devices for laying-out or removing coverings
    • A01G13/0256Ground coverings

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  • Protection Of Plants (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、二次外皮組織を有する植物表面に全身性作用
物質を制御して投与するための装置に関する. (従来の技術) 多数の作用物質が葉または根を通して植物に吸収され、
植物全体に分配されることが公知である.これらの作用
物質は、例えば植物の病原菌および害虫からの防護、感
染後および被害発生後の処理または成長制御に用いるこ
とができる.作用物質の有効時間を長くするために、作
用物質を抑制または制御して放出する調剤もしくは剤形
が開発された. 調剤は植物に吹き付けるか、根近傍の土中に押入する. これらの投与技術は、噴霧の発生などによる環境汚染度
が高い点が短所である.噴霧は作用物質の毒性のために
、人間および動物の健康にとって一部著しく危険であり
、かつ、方法に制約されて作用物質の消費量が多い.な
ぜならば、投与される作用物質の一部は植物に到達しな
いからである.作用物質の正確な用量決定は、風、雨、
温度、土壌などの外的要因のために不可能なため、一般
に過容量となる.さらに、これらの投与技術の場合、害
虫や病原菌の馳除を1回の成長周期で数回繰返すことが
あるため、非常に手間がかかる. 新しい投与方式および投与技術の開発により上記の短所
を避けようとする多数の試みのうち、DE−OS 37
 23 380に記載された植物に全身性作用物質をク
チクラを透過して投与する装置を引用する.この装置は
、作用物質を貯蔵し、作用物質が植物に投与される際に
通過する植物表面との接触層の働きをする基体で構威さ
れる.通常面積1〜20cm” .一般に厚さ5〜20
0Pmを有し,最高200mgの作用物質を含むこの装
置は,家庭および庭園であらゆる種類の植物の害虫馳除
、栄養または成長制御に使用できる.装置は、作用物質
が作用物質貯蔵器から植物部分のクチクラを通して植物
に移行できるように,植物の葉または茎に取付ける.こ
の装置により、人間および動物、例えば益虫に対する危
険を低減し、従来の技術と比べて作用物質の消費量を減
少せしめ、風、雨または太陽などの外的要因による植物
への作用物質投与の影響を解消することが可能である. しかし,上記DE−OS 37 23 380に記載さ
れた装置は、従来の技術が有する上記の短所を部分的に
しか回避できない. 公知のように、完全なクチクラは葉組織などの緑色植物
部分、および緑色の茎または花など若い植物部分にしか
存在しない. 茎または枝などの部分が二次肥厚を示す植物は,年令お
よび木質化が増すにつれて外側の一次外皮組織である表
皮およびクチクラを脱落し,二次皮質、樹皮またはコル
ク質などの二次外皮組織に変わる. 大部分厚膜組織化し,すなわち硬化し、かつ、表皮およ
びクチクラの生理学的機能を引き受ける組織は,粗く、
平滑でない表面を有する.しかし、例えば樹木の幹や大
枝で生じるこのような表面において,上記DE−OS 
37 23 380に記叔された装置は所期の効果を発
揮し得ない.なぜならば、貯蔵器の層厚および変形能力
が十分でないため、植物表面に適合させて、植物表面と
のできるだけ全面的な内的接触を得ることができないか
らである.この全面的な内的接触は作用物質を植物に最
適に投与するためには不可欠である.従来の装置を、二
次外皮組織のないクチクラで葭われた他の植物部分、例
えば葉に用いる方法は,分配容積の大きい植物の場合、
有効ではない.その場合、第1に、全ての植物部分で必
要な作用物質濃度を達成できない.第2に、1枚または
複数枚の葉に適用する場合、作用物質の濃度が適用箇所
で局部的に高くなり,植物にとって右害である.さらに
、クチクラに覆われた植物部分が高さ数メートルに発生
し、到達するのに手間がかかる植物の場合も適用が困難
である. (発明の開示) 本発明は、従来の技術において公知の提案の短所を回避
し,それによって全身性作用物質をあらゆる種類、大き
さおよび年令の植物に植物表面を通して、硬化した不規
則な外皮組織を有する植物表面を通して投与できる装置
および方法を得ることである. この課題は、本明細書特許請求の範囲第1項記載の特徴
による装置によって解決される.本発明による装置は、
裏層と変形自在で非平滑面に適合できる作用物質貯蔵器
とを具備するため、クチクラに范われていない不規則な
硬い二次外皮組織においても、作用物質貯蔵器と植物表
面の間でより良好な接触が得られ、それにより作用物質
はより効果的に植物に移行することができる.本発明の
有利な実施例において、装置は全体がフレキシブルなた
め、装置を取付ける表面の湾曲が著しい場合でも、問題
なく使用できる.しかし、装置は剛に形成することもで
き、場合により、所定の湾曲を有するようにすることも
可能である. あらゆる場合の使用にとって決定的なのは、作用物質I
t?蔵器の構造、構成および層厚を、全身性作用物質を
植物に投与するために設けた装置の投与面が、単純な抑
圧により適用箇所のあらゆる凹凸に適合でき、それによ
って投与面と吸収面の間に迅速かつ簡単に全面的な接触
が得られることである.この場合、貯蔵器から植物への
作用物質の移行は、全適用時間中、持続的に接触する表
面を通して行なわれる. 貯蔵器の構成は、あらゆる場合に特定の用途を考慮し、
全身性作用物質の投与が、硬く厚膜組織化した、クチク
ラで覆われていない植物部分を通して行なわれるように
選択される. さらに、多量の作用物質でも、貯蔵器の構成および層厚
を適当に選択することにより、長時間にわたり、小面積
を通して制御された投与を行なうことができる. 水明m書において貯蔵器という言葉は、全身性作用物質
を植物に投与する装置の全ての材料および部分に対する
集合概念として用いる.本発明による装置の特別の長所
は、環境適合性、雨や風などの天候要因に対する抵抗性
,あらゆる年令の植物における持続的な障害の回避、単
純な使用、公知の技術による安価な製造である.本発明
による装置は、植物の茎や大枝など硬い二次外皮m織,
例えば樹皮、樹木や潅木の覆われた幹に使用できる点が
、特に有利である.全身性作用物質の貯蔵器からの投与
と植物による吸収は、一連の部分段階を通して行なわれ
、稚々の要因に依存している. 全身性作用物質は、植物が吸収できる形で貯蔵器に含ま
れていなければならない.従って、貯蔵器の種類,構造
および構成は、単位時間あたり特定量の物質のみが植物
に投与されるように形成されていなければならない. 物質吸収は,植物の表皮および表皮下組織への物質の浸
透および植物の物質輸送系への物質の移行に依存してい
る. 植物と装置の間の接触面の大きさも,作用物質の投与と
吸収に影響する.単位時間および面積あたり特定量の物
質を投与する特定の貯蔵器において、装置の大きさ,従
って貯蔵器と植物の接触面は、植物の大きさおよび年令
,特に利用できる分配容積に適合する.投与率は貯蔵器
の種類、構造および構成ならびに貯蔵器内の作用物質の
熱力学的活性度に依存する.貯蔵器の形成と投与率を選
択する際、特に植物内における全身性作用物質の力学お
よび運動学、つまり,全身性作用物質の作用機構,効果
を得るために最低限必要な作用物質の濃度,分配の種類
と速度、ならびに植物内における作用物質の生物学的分
解の種類と速度を考慮しなければならない..貯蔵器か
ら植物への作用物質の投与は、いかなる場合も適当な貯
蔵器を選択することにより、植物内の全身性物質の濃度
が常に有効限度を上回り、かつ、植物に有害な作用が生
じる濃度より低くなるように制御および調整される. 本発明による装置を用いて植物に投与できる全身性作用
物質には、全身性殺虫剤または全身性殺真菌薬または全
身的に作用する成長制御物質などがある. 全身性殺真菌薬は,例えばトリホリン、アルミニウムホ
セチル(Aluminiumfosctyl)、ビテル
タノール(Bitertanol)、フエナリモール(
Fenari−mol). トリデモルフ,ヌアリモー
ル(Nuarimol).ペンコナゾール( Penc
onazol) .プロビコナゾール( Propic
onazol)などである.全身性殺虫剤は、例えばニ
コチン、デメ]ヘンおよびデメトン誘導体、ジスルホト
ン、ジメトエート、メビンホス(Hevinphos 
) .フェンチオン,メナゾン、アルジカルブなどであ
る。
全身性成長促進剤は、例えばオーキシン、ジベレリン,
サイトカイニンなどである. 全身性成長抑制剤には、例えばアプシジン酸,エチレン
などがある. 公知のように上記の全身性作用物質は、市販の調剤、例
えば溶液,泡、または噴謝の形で適用すると,葉または
根を通して植物によって吸収され、吸収後に植物の道管
系に輸送され、植物全体に分配される.植物による吸収
は、物資が表皮お・よび表皮下組織に拡散し,次いで物
資輸送系に移行するか,または作用物質を直接植物に投
与することによって行なわれる.全身性作用物質は、吸
収後先ず木部(木質部、水分輸送)および師部(ふるい
部,同化生成物輸送)の長距離輸送系を通して植物に分
配される.pA水性作用物質およびイオン化合物は主と
して木質部において幡送されるのに対し、親油性作用物
質はふるい部において輸送される.全身性作用物質の植
物の末端部および中心索への分配は、細胞壁から細胞壁
へ進む中距離輸送、例えば髄策実質部における放射状輸
送、および短距W1輸送,すなわち細胞間輸送および膜
輸送によって行なわれる. (実施例) 本発明による装置の有利な実施例は,少なくとも1種類
のエラストマーを1〜80重量%、少なくとも1種類の
軟化剤を0.5〜50重量%、少なくとも1種類の全身
性作用物質を0.5〜50%重量%、および助剤を0.
5〜70重量%含む親油性ポリマーフィルムからなる貯
蔵器を具備する.貯蔵器は公知の方法により、溶解、拡
散または融解によって製造される.エジストマーには、
天然ゴム,合成ゴム、エチレン・ビニルアセテート共重
合体,スチロール・ブタジエン共重合体,ブロック共重
合体(例:スチロール/ブタジエン/スチロールまたは
スチロール/イソプレン/スチロール)、ポリイソブチ
レン,ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリレート、
ポリメタクリレート、ポリビニルエーテル、ポリビニル
エステル、ポリクロルブタジエン,ポリウレタン,ポリ
力プロラクタム、ポリカプロラクトン(Polycap
rolactone) .セルロース誘導体、およびシ
リコンを使用できる.軟化剤には、鉱油、液体ポリイソ
ブチレン、低分子ポリスチレングリコール、クエン酸エ
ステル、酒石酸エステル、グリセリンエステル、フタル
酸エステル、一価および多価アルコール脂肪または蝋が
適している. 装置の他の有利な実施例は,少なくとも1種類の水溶性
または水膨潤性ポリマーを0.5〜50重量%,少なく
とも181類の全身性作用物質を0.5〜50重量%、
助剤を0.5〜70重量%、および水を1〜80重量%
含むフィルム状ヒドロゲルまたはフィルム状含水乳剤か
らなる貯蔵器を具備する.水溶性または水膨潤性ボリマ
ーにはポリビニル7ノレコーノレ,ポリビニルアセテー
ト、ポリビニノレピロリドン、ポリアクリル酸およびそ
の誘導体、ポリメタクリル酸およびその誘導体、ボリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、セルロ
ース誘導体,澱粉および澱粉誘導体,ガラクトマンナン
,キサンタン、グアル誘導体(Guarderi−va
te) .カラゲーン( Carrageen ) 、
アノレギン酸塩、ペクチン,ゼラチン、アラビアゴムを
使用できる. 全ての貯蔵器タイプは、助剤として上記の軟化剤、濃化
剤,膨潤剤、浸透促進剤、粘化剤,保存剤、殺菌剤、p
H調節剤、酸化防止剤、乳化安定剤、湿潤剤,充填剤お
よび/または起泡安定剤を有することができる.上記の
水溶性または水膨潤性ポリマーの他に貯蔵なは濃化剤お
よび膨潤剤、例えばコロイド状珪酸、膨化粘土、グルコ
ース、フルクトース、ラクトース、マルトース,サツ力
ロースなどの単糖類または二穂類、またはデキストラン
などのオリゴ糖を含むことができる.浸透促進剤により
、植物による全身性作用物質の吸収が促進される.この
目的のために、硫酸アルキル、スルホン酸アルキル、ア
ルカリ石鹸、多価金属の脂肪酸塩,ベタイン、酸化アミ
ン、脂肪酸エステル、モノグリセリド,ジグリセリド、
トリグリセリド、長鎖アルコール,スルホキシド、ニコ
チン酸エステル、サリチル酸,N−メチルピロリドン、
2−ピロリドンまたは尿素を添加できる.粘化剤として
貯蔵器は天然樹脂またはゴム、例えばマスチック、ダマ
ール(Da@ar ) .エレミ,スチラックス(St
yrax)、ユーホルビウム(Euphor−biu層
),サンダラック、ガノレバヌム、アラビアゴム,カラ
ヤ、改質天然樹脂、例えばコロホニウム誘導体(Kol
ophoniuaderivate ) 、合成jjR
脂またはゴム,例えばポリアクリレート,ポリメタクリ
レート,ポリビニルエーデル、ポリウレタン、ポリイソ
ブチレン,ポリビニルエステルまたはシリコンを含むこ
とができる. 貯蔵器に添加できる適当な保存剤は、p−CI−m−ク
レゾール、フェニルエチルアルコール、フェノキシエチ
ルアルコール、クロルブタノール,4−ヒドロキシ安息
香酸メチルエステル.4−ヒドロキシ安息香酸プロビル
エステル、塩化ペンザルコニウム、塩化セチルピリジニ
ウム、クロルヘキシジン(Chlorhexidin)
 ・ジアセテート、クロルヘキシジン・ジグルコン塩酸
、エタノール、プロピレングリコール々どである. 殺虫剤としてハロゲン化合物,例えばポリビドン( P
olyvidon )  ・ヨード,次亜塩素酸ナトリ
ウムまたはトシルクロルアミド( Tosylchlo
ra−mid ) 、酸化剤,例えば過酸化水素または
過マンガン酸カリウム,アリル水銀化合物,例えばホウ
酸フェニル第二水銀またはメルブロミン,アルキル水銀
化合物、例えばチオメルサール( Thiomer−s
al ) .有機スズ化合物、例えばトリ一〇一ブチル
・スズ安息香酸塩,銀・蛋白化合物、例えば銀蛋白アセ
チルタンニン酸塩,アルコール,例えばエタノール、n
−プロバノールまたはイソブロパノール,フェノール、
例えばチモール,O−フエニルフェノール、2−ベンチ
ルー4−クロルフェノール、ヘキサクロロフエンまたは
へキシルレゾルシン、または有機窒素化合物,例えば8
−ヒドロキシキノリン、クロルキナルドール( Chl
orquinal−dol ) .クリオキノール( 
Clioquinor) 、x.タグリジン( Eth
acridin) 、ヘキセチジン(Hexeti−d
in)、クロルヘキシジンまたはアムバゾン(Amba
−zon )を添加できる. 適当なPll調節剤はグリシン緩衝剤,クエン酸塩緩衝
剤,ホウ酸塩緩衝剤、リン酸a2衝剤、クエン酸緩衝剤
である. 酸化防止剤として、貯蔵器はアスコルビン酸、バルミチ
ン酸アスコルビル、酢酸トコフエロル、プロビルガレー
ト( Propylgallat) .プチルヒドロキ
シアニソールまたはプチルヒドロキシトルエンを含むこ
とができる. 乳化安定剤として,非イオン結合乳化剤、例えば高位脂
肪族アルコール.糖の部分脂肋酸エステル、多価ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコ
ール脂肪族アルコールエーテル、ポリエチレングリコー
ル・ソルビタン( Sorbitan)脂肪酸エステル
,および両性乳化剤,例えばホスホル脂質( Phos
pholipide ) 、両性石鹸または蛋白,陽イ
オン反応乳化剤、例えば第四アンモニウム化合物または
ピリジニウム化合物、および陰イオン反応性乳化剤、例
えば多価金属の脂肪酸塩、硫酸アルキルおよびスルホン
酸アルキルを用いる. 充填剤として,微小結晶セルロース、酸化アルミニウム
,酸化亜鉛、.酸化チタン、タルク,二酸化ケイ素,ケ
イ化マグネシウム、マグネシウム・ケイ化アルミニム,
カオリン、疎水性澱粉,ステアリン酸カルシウムまたは
リン酸カルシウムを使用できる. 湿潤剤として,貯蔵器は多価金liitwiイオン、多
価イソシアン酸塩,多価アルデヒド.゛多価アルコ気 一ル、多価カルボン酸または過酸化物事項剤を含むこと
ができる.          \半合成または合成脂
肪および油、例えばオリーブ油、ひまし抽,落花生油、
大豆油、亜麻仁油、胡麻油、ホホバ油,アボガド抽、硬
化落花生油、硬化ひまし油、トリグリセリド混合物(ミ
グリオール(gl@商標名)、ソフチザン(登録商標名
))またはシリコン油、天然,半合或または合或蝋,例
えば蜜蝋,羊毛蝋,地蝋、鯨蝋、オレイン酸オレイルエ
ステル,パルミチン酸イソプロビル、ミリスチン酸イソ
プロビル,オレイン酸エチル,パルミチン酸セチルまた
はステアリン酸セチル,脂肪酸、例えばドデシルアルコ
ールまたはセチルアルコール、脂肪酸,例えばミリスチ
ン酸、油酸またはリノール酸、ブロボキシ化( Pro
poxyli−erte) .エトキシ化および硫酸化
脂肪アルコール、脂肪酸アルキルアミド、脂肪酸・蛋白
縮合物、リン脂質,ステリン酸または炭水化物、例えば
バラフィンまたはバラフィン油を含むことができる. 貯蔵器として、ヒドロゲルまたは含水乳剤を使川する場
合、全身性作用物質に対する硬い外皮組織の浸透性は、
液体の吸蔵作用のもとで、全身性作用物質の拡散に抵抗
する遮断層の膨潤によって高まる.この効果は、貯蔵器
に含まれている水または水と水溶性溶剤との混合物に,
硬い外皮組織を迅速に軟化させる助剤,例えばアルカリ
を添加すると一層強化される. 本発明による装置の他の有利な実施例は、多孔性構造を
有する貯蔵醪、例えば柔らかい発泡体、羊毛材、発泡性
乾燥ゲルを包含し、または貯蔵器は天然、半合或または
合成繊維をベースとした繊維状面組織を含む.全身性作
用物質は,当該貯蔵器に溶解、拡散、乳化するか、マイ
クロカプセルに分配されている. 全身性作用物質を植物に投与することが可能な作用物質
貯蔵器の形態を、適用直前または適用中に製造すること
も可能である.例えば,全身性作用物質を粉末または乾
燥調剤の形で、多孔性構造を有するか、または繊維状面
組織からなる貯蔵器に含むことができる. 適用前に,助剤を含むことができる特定量の液体を貯蔵
器に供給する.その際、作用物質を少なくとも一部溶解
することができる液体を選択する.この実施例は,特に
溶解状態で保存期間が2年未満の作用物質にとって有利
である.全身性作用物質および、場合により助剤を含む
特定量の液体を、適用直前に多孔性構造を有するか,ま
たは繊維状面組織からなり、ゲル化剤を含むことができ
る装置の貯蔵器に供給することも可能である.液体の供
給は、適用中も継続できる.これは医薬分野の当業者に
とって公知の、適用箇所上方に位置する貯蔵容器から裏
層を通し貯蔵器に供給する持続注入または間欠注入の技
術によって可能である.本発明による装置のこの実施例
により,多量の作用物質を小面積を通して長時間にわた
り供給することが可能となる.さらに,適当な公知の計
量装置により、全身性作用物質の但給を成長周期におい
て変化する必要条件に適合させ、調節することができる
. 装置の作用物質貯蔵器が多層積層材であり、積層材の少
なくとも1層が全身性作用物質を含むことも可能である
.その際,上記の貯蔵器タイプを任意に組み合わせて、
多層合成体とすることができる. この場合.個々の合成層は互いに関連および密着してい
るが、セグメントに分けることも可能である.セグメン
トは,上方または下方に位置する層によって,例えば貯
蔵部材または包囲式投与部材の形で包囲または封入され
る. 多層合成体において、作用物質を含んでいない層または
多孔フォイルが制御部材として種々の層の間または貯蔵
器と植物の間にある.作用物質貯蔵器は少なくとも1個
の分離部材を含むことができる.例えば,互いに分離し
た貯蔵器部分は同一の作用物質を種々の貯蔵形態で含む
ことができる.種々の形態は、ある部分からは全身性作
用物質が非常に急速に放出され、植物内ですばやく十分
な作用物質濃度に達し、他の部分からは全身性作用物質
が遅れて放出され,所期の時間にわたり作用物質濃度を
維持するように選択できる.しかし貯蔵器の種々の部分
に、様々の植物病の予防および治療のための種々の作用
物質も含むことができる.貯蔵器の分離によりそれぞれ
の作用物質に対し,作用物質の放出にとって最適な形態
を使用することができる.この実施例の長所は、植物の
保護のために複数の全身性作用物質を使用しなければな
らない場合、複数の装置を用いて作用物質を同時に適用
する必要がない点にある.さらに、分′#i層を設け、
分離部材を構成することにより種々の貯蔵器部分の間の
不利な相互作用,それによって保存中の変化を生じるこ
とがない.植物に対する装置の全接触面、特に作用物質
貯蔵器は、適用前にカバーに覆われている.その際,カ
バーは適用時に除去しやすいように利離手段を具備する
ことができる.装置の裏層は一般に水,熱、および空気
などの外的要因に対して抵抗性があり,貯蔵器をこれら
の要因に対して保護するようになっている・ 裏層および保護層はなるべくはポリアミド、ポリカーボ
ネート、ポリエステル、ポリエチレン、ボリブロビレン
、塩化ポリビニル、ポリビニルエステル,ポリウレタン
,ポリスチロール、ポリテトラフルオ口エチレン、セロ
ハン、アセチルセルロース,アルミニウムのフォイルま
たは上記材料の合成フォイルからなる. 裏層には表示や警告を印刷することができる.本発明の
特別の実施例により、少なくとも一部腐朽可能である.
紫外線の作用または生物学的分解、例えば微生物または
酵素の作用によって装置が腐朽するため、適用後除去す
る必要はない.腐朽措置は,装置の分解が所定の適用時
間の経過後に開始するように設計する.装置は種々の方
法で植物に固定することができる.裏層と作用物質貯蔵
器が等しい面積を有する場合、変形可能な貯蔵器の構成
は、粘着性を有するように選択する.その際、この粘着
性は高い初期付着と広い温度範囲にわたる高い粘着力を
保証しなければならず、それによって、装置は、粗く、
平滑でない,場合により湿った表面に、夏の高温下でも
、春または晩秋の低温下でも確実に付着する.貯蔵器に
粘着性がないか、またはごく僅かな場合、装置を植物に
当て、表面を軽く押して、従来の接着テープ、接着フォ
イル、ひもまたは包帯で植物部分に巻き付ける.有利な
固寓方法は、裏層の面積が作用物質貯蔵器よりも大きく
、少なくとも裏層の植物表面側の張出し部が粘着性であ
り,この張出し部によって装置を植物表面に固定するこ
とができる.他の固定方法は,裏層が2個の対向する長
尺の帯板またはテープに別れ,装置を植物の幹に取付け
た後、幹を包囲して硬く結ぶことができる.帯板はシー
ル部を設けるか、互いにかみ合うように形成できる. 装置は従来の方法で製造し、個々に完威される.裏層、
作用物質貯蔵器および場合により保護層が等しい面積を
有する場合,これらは一緒に巻き取るか、折畳んで、1
個の容器に保管できる.この場合、利用者は自分で用途
に適した面積のセグメントを切断などの方法で切取る.
しかしまたセグメントの面積は、穿孔または切込みなど
による折取り線によって指定できる.それにより、利用
者は技術的な補助手段を用いることなく個々のセグメン
トを切取ることができる. 本発明による全身性作用物質を植物に投与するための装
置の長所は,特に果樹栽培やぶどう栽培などの穀物栽培
において顕著である.これらの分野では、害虫匪除は特
に重要である.なぜならば殺虫剤は殆どの場合、1回の
成長周期に数回散布しなければならないからである. 従来の方法で殺虫剤を散布する場合、しばしば経済的側
面と環境保護ならびに人間および動物に対する危険の回
避との間で,困難な検討を行なわなければならない.本
発明による装置を使用すればこの困難はなくなる.なぜ
ならば、この場合1回適用すれば成長周期に必要な作用
物質が制御されて植物に投与され、全成長周期にわたり
,害虫の被害から植物を保護し,またはすでに被害があ
る場合に害虫を効果的に旺除でき、その際,環境を汚染
したり人間および動物の健康を害することがないからで
ある,さらに本発明による装置を使用することによって
、材料および作用物質を著しく節約できる.なぜならば
、従来の技術を用いた場合より,作用物質をはるかに効
果的に利用でき、利用に際して泰具類は全く使用しない
からである.さらに、これらの措置により植物保護の手
間は著しく軽減する. 第1図ないし第6b図は上記種々の実施例を図解したも
のであって、第1図は作用物質貯蔵器1の片側に非透過
性裏層2、反対側に剥離可能な非透過性保護層3を設け
た装置を示す.第2図は多層作用物質貯蔵器を有し、貯
蔵器が2・層l゜,1”に別れた装置を示す.第3図は
作用物質を含む貯蔵器1が植物側で制御部材4と結合し
ている実施例を示す.第4図は作用物質貯蔵器が分離部
材5により2つの部分1″、l”に別れている実施例を
示す.第5a図および第5b図は、セグメントに分割さ
れ、貯蔵部材6と投与部材7を具備する作用物質貯蔵話
を有する装置を示す.第6a図および第6b図は、作用
物質′貯蔵器1が保護層3と裏層2によって覆われた装
置を示す.層3および2は貯蔵器1よりも面積が大きく
,全部(第6a図)または一部(第6b図)に接着フィ
ルム8を付けている. 以下に,本発明の種々の実施例を説明する.失1L蝿」
. ビニルアセテート28重量%およびメルトインデックス
800のエチレン・ビニルアセテート共重合体(Eva
tane 28.800) 75g 、ビニルアセテー
ト28重量%およびメルトインデックス25のエチレン
・ビニルアセテート共重合体(Evatane 28.
25 )25g、ヒドロアビエチルアルコール( Il
ydroabie−tylalkohol)  (Ab
itol) 275g,ボリオキシエチレン−(20)
一ステアリルエーテル([lrij 78 ) 7.2
5gおよびポリオキシチレンー(2)一ステアリルエー
テル(Brij 72 ) 7.25gを、110℃で
融解する.融成物に交差結合ポリアクリル酸ナトリウム
塩(^−quakeep IOSH) 14.5g .
およびビテルタノール(Bitertanol)  (
 Baycor)の25%散布粉末を拡散させる.この
融成物を70℃の温度下で塗布重量1700g/rdお
よび塗布幅20c園でシリコン加工紙に塗布する.冷却
後、作用物質貯蔵フィルムを,接着層方向にアルミ加工
した輻42cmの褐色のポリエチレン・ベースフォイル
(100μm)の予め接着材を塗布した側の中央に張り
付け、接着材を塗布したベースフオイルが貯蔵フィルム
の両側にllc一張出すようにする.次いで、幅44c
mのシリコン加工カパーを張付け、貯蔵フィルムおよび
ベースフォイルの張出した接着部を范う.長手力向を横
断して2cmごとに切断すると,寸法は次の通りとなる
.テープ2 X 44cm.基体(IA面カバー2×4
2cm) .作用物質貯R m 2 X 20c+m,
作用物質JI?Fa器は厚さ約2鳳凰でビテルタノール
約o.sgを含む.笈嵐員1 ポリビニルビロリドン(Kollidon 30 ) 
75g、ゼラチン75g、グリセリン50gおよびフェ
ノキシエタノールに種々のバラヒドロキシ安息香酸エス
テルを溶かした28%溶液( Phenonip) 1
 .5gを、70℃で蒸留水300gに溶解させる.こ
の溶液にホセチル(Fosetyl ) ・アルミニウ
ム(A]iLte)の約75%の粉末濃縮物225gを
溶解または拡散させる.生成物を温度50℃の温度下で
塗布重量1 500g/ rn’および塗布幅20cm
の羊毛材(単位面積重量80g/〆)に塗布する.冷却
後、作用物質貯蔵積層材の被覆していない羊毛材側を,
接着剤を塗市したポリエチレン・ベースフォイルの中央
に張付ける(実施例lに準じる).シリコン加工フォイ
ルで覆い(実施例1に準じる)、個々のテープを実施例
1と同様の寸法で製造する.作用物質貯/ia器は厚さ
約211@でホセチル・アルミニウム1.4gを含む.
寛五逍ユ 実施例2に準じて作用物質を含まない装置を製造する(
接着剤を塗作したポリエチレン・ベースフォイル84c
1に羊毛材40c1)  羊毛材層にそれぞれフェナリ
モーノレ(Fenarimol)(Rubigan)の
12%乳化濃縮物4gを含浸させ、装置をシリコン加工
フォイルで覆う,実施例1〜実施例3による装置は,痴
皮真菌を除去するためにリンゴ樹などに使用する全身性
殺真菌薬を含む. 効果を試験するために実施例1〜3に゜よる装置および
作用物質を含まないプラセボ( Placebo )装
置を一年生リンゴ樹(グロースタ一種)で春の最終発芽
活動の開始時に、芽接ぎ箇所の直上の幹に巻き付けて適
用した.比較のため,数本の樹木は未処理のままとした
.効果は、2カ月および6カ月後に菌の発生および発芽
の程度(偏皮が発生した葉の数,葉1枚当たりの搦皮の
数)に基づいて,未処理樹木と比較して判定した.植物
毒性の判定には,成長力の尺度として葉の数を測定した
. 実施例1〜3による装置によって、未処理樹木およびプ
ラセボ処理樹木と比較して、樹木の顕著な保護が達成さ
れた.実施例1および3による装置によって処理した樹
木は,6カ月の処理期『ai後も痴皮は極めて僅かであ
った.実施例2によって処理した樹木の場合,fi皮は
認められなかった.未処理樹木およびプラセボ処理樹木
の場合、葉の50%以上に菌が多量に発生した.植物毒
の徴候は,実施例2による装置で処理した樹木において
散見された.これらの樹木において,葉の数は実施例l
および3による装置で処理した樹木,プラセボ処理樹木
および未処理樹木を約15〜20%下回った.
【図面の簡単な説明】
第1図は作用物質貯蔵器の片側に非透過性′!AJPi
を設け反対側に剥離可能な非透過性保護層を設けたV&
置を示す図、第2図は貯Xa器が2層に別れた多層作用
物質5T’tm器を有する装置を示す図、第3図は作用
物質を含むlt?蔵器が植物側で制御部材と結合してい
るところを示す図、第4図は作用物質貯蔵器が分離部材
により2つの部分に別れている実施例を示す図、第5a
図および第5b図はセグメントに分割されて貯蔵部材と
投与部材を具備する作用物質貯蔵器をイSする装置を示
す図,第6a図および第6b図は作用物質貯蔵器が保a
層と裏層によって覆われた装置を示す図である.(符号
の説明) 1 ・・・ 作用物質1t?蔵器 l′、1″・・・層 2 ・・・ 非透過性TA層 3 ・・・ 非透過性保護層 4 ・・・ 制御部材 5 ・・・ 分離部材 6 ・・・ 貯蔵部材 7 ・・・ 投与部材 8 ・・・ 接着フィルム 第 図 第 3 図 第 50 図 第 60 図 第 2 図 第 4 図 第 5b 図 第 6b 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、植物表面との接触層の働きをする作用物質基体と、
    裏層とからなる、全身性作用物質を植物に投与するため
    の装置において、非平滑面に適合できる変形自在な作用
    物質貯蔵器を具備し、作用物質を、硬い二次外皮組織か
    らなりクチクラに覆われていない植物表面に投与できる
    ことを特徴とする、全身性作用物質を植物に投与するた
    めの装置。 2、請求項1の記載において、前記変形自在な作用物質
    貯蔵器が、少なくとも1種類のエラストマーまたは水溶
    性もしくは水膨潤性ポリマーからなることを特徴とする
    、全身性作用物質を植物に投与するための装置。 3、請求項1または2の記載において、前記貯蔵器が、 a)少なくとも1種類のエラストマーを1〜80重量%
    、 b)少なくとも1種類の軟化剤を0.5〜50重量%、
    c)少なくとも1種類の全身性作用物質を0.5〜50
    重量%、 d)助剤を0.5〜70重量%、 を有していることを特徴とする、全身性作用物質を植物
    に投与するための装置。 4、請求項1または2の記載において、前記貯蔵器が、 a)少なくとも1種類の水溶性または水膨潤性ポリマー
    を0.5〜50重量%、 b)少なくとも1種類の全身性作用物質を0.5〜50
    重量%、 c)助剤を0.5〜70重量%、 d)水を1〜80重量%、 を有していることを特徴とする、全身性作用物質を植物
    に投与するための装置。 5、請求項1から4までのうちの何れか1の記載におい
    て、前記貯蔵器が、全身性作用物質が分布している多孔
    性構造または繊維状面組織を有していることを特徴とす
    る、全身性作用物質を植物に投与するための装置。 6、請求項1から5までのうちの何れか1の記載におい
    て、前記全身性作用物質を、場合により調剤の形で、適
    用直前または適用中に貯蔵器の中または上に供給するこ
    とを特徴とする、全身性作用物質を植物に投与するため
    の装置。 7、請求項1から5までのうちの何れか1の記載におい
    て、前記作用物質貯蔵器が、全身性作用物質を植物表面
    に投与するのに不適な形態で有し、該全身性作用物質を
    植物表面への浸透に適した形態に移行せしめる助剤を適
    用直前または適用中に貯蔵器の中または上に供給するこ
    とを特徴とする、全身性作用物質を植物に投与するため
    の装置。 8、請求項1から7までのうちの何れか1の記載におい
    て、前記貯蔵器が多数の層からなる積層材であり、少な
    くとも1層に全身性作用物質を有していることを特徴と
    する、全身性作用物質を植物に投与するための装置。 9、請求項1から8までのうちの何れか1の記載におい
    て、前記貯蔵器が分離部材、特に膜の形による制御部材
    を有していることを特徴とする、全身性作用物質を植物
    に投与するための装置。 10、請求項1から9までのうちの何れか1の記載にお
    いて、フレキシブルであり、場合により、植物表面に固
    定するための固定装置を具備することを特徴とする、全
    身性作用物質を植物に投与するための装置。 11、請求項1から10までのうちの何れか1の記載に
    おいて、少なくとも一部腐朽可能であることを特徴とす
    る、全身性作用物質を植物に投与するための装置。 12、請求項1から11までのうちの何れか1の記載に
    おいて、前記作用物質貯蔵器の植物との接触面が適用前
    はカバーによって保護されていることを特徴とする、全
    身性作用物質を植物に投与するための装置。 13、請求項1から12までのうちの何れか1の記載に
    おいて、前記全身性作用物質が農薬、殺虫剤、殺真菌薬
    または成長制御物質であることを特徴とする、全身性作
    用物質を植物に投与するための装置。 14、請求項1から13までのうちの何れか1の記載に
    おいて、作用物質を透過しない前記裏層に印刷を施して
    いることを特徴とする、全身性作用物質を植物に投与す
    るための装置。 15、請求項1から14までのうちの何れか1に記載の
    装置を二次外皮組織、例えば二次皮質、樹皮またはコル
    ク質を有する植物部分の表面に適用すること、および作
    用物質貯蔵器が植物表面に接触した後に全身性作用物質
    を植物に投与することを特徴とする、全身性作用物質を
    植物に投与するための装置の使用方法。
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