JPH0349333B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349333B2 JPH0349333B2 JP2740785A JP2740785A JPH0349333B2 JP H0349333 B2 JPH0349333 B2 JP H0349333B2 JP 2740785 A JP2740785 A JP 2740785A JP 2740785 A JP2740785 A JP 2740785A JP H0349333 B2 JPH0349333 B2 JP H0349333B2
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- Japan
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- floor
- lattice
- beams
- joint
- joined
- Prior art date
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- Expired
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は大型床パネルを使用した床構造に関
するものである。
するものである。
従来、建物本体に、ラチス梁の中間に他のラチ
ス梁が接合される箇所や、ラチス梁に片持梁が取
付いた箇所がある場合、2階床面に大型床パネル
が使用できず、作業性等が低下するという問題が
あつた。また、大型床パネルが使用できても、床
小梁の使用本数が増え、材料が多く必要になると
いう問題があつた。
ス梁が接合される箇所や、ラチス梁に片持梁が取
付いた箇所がある場合、2階床面に大型床パネル
が使用できず、作業性等が低下するという問題が
あつた。また、大型床パネルが使用できても、床
小梁の使用本数が増え、材料が多く必要になると
いう問題があつた。
これにつき、第5図ないし第7図とともに説明
する。第5図は2階の床面を示す。図において、
20,21は大型床パネル、22,22′はラチ
ス梁、23はラチス梁22に設けた側大引、2
4,25は床小梁である。pは一定の基準幅を示
す。この構造では、大型床パネル20の中央を床
小梁24で受けているが、ラチス梁22′に中間
で直角に接続された梁間接合部26があるため、
強度の問題から、この箇所26にも床小梁24′
を接続している。すなわち、ラチス梁22′の梁
間接合部26を片方のみに他のラチス梁22を接
合しただけとすると、ラチス梁22′に局部的な
ねじれや横方向の曲げが加わつて強度が不足す
る。そのため、床小梁24′をもう片方に接合し
てバランスを図つている。しかし、このように床
小梁24′を配設するため、床小梁24,24′の
使用本数が増えている。
する。第5図は2階の床面を示す。図において、
20,21は大型床パネル、22,22′はラチ
ス梁、23はラチス梁22に設けた側大引、2
4,25は床小梁である。pは一定の基準幅を示
す。この構造では、大型床パネル20の中央を床
小梁24で受けているが、ラチス梁22′に中間
で直角に接続された梁間接合部26があるため、
強度の問題から、この箇所26にも床小梁24′
を接続している。すなわち、ラチス梁22′の梁
間接合部26を片方のみに他のラチス梁22を接
合しただけとすると、ラチス梁22′に局部的な
ねじれや横方向の曲げが加わつて強度が不足す
る。そのため、床小梁24′をもう片方に接合し
てバランスを図つている。しかし、このように床
小梁24′を配設するため、床小梁24,24′の
使用本数が増えている。
第6図は2階床面の他の例を示す。この例は、
1階の屋根を構成する片持梁27が、建物外周の
ラチス梁22に接合された箇所がある。そのた
め、床面の中間にもラチス梁22′,22″をT字
形に設けている。このように、床面の中間にラチ
ス梁22′,22″があるため、大型床パネルが使
用できず、小型床パネル28を使用している。す
なわち、ラチス梁22〜22″は、高さが高いた
め、通常、床パネルはラチス梁の側面に接合する
ようにしており、ラチス梁22〜22″の上方に
またがつて床パネルを設置できないからである。
1階の屋根を構成する片持梁27が、建物外周の
ラチス梁22に接合された箇所がある。そのた
め、床面の中間にもラチス梁22′,22″をT字
形に設けている。このように、床面の中間にラチ
ス梁22′,22″があるため、大型床パネルが使
用できず、小型床パネル28を使用している。す
なわち、ラチス梁22〜22″は、高さが高いた
め、通常、床パネルはラチス梁の側面に接合する
ようにしており、ラチス梁22〜22″の上方に
またがつて床パネルを設置できないからである。
この発明は、ラチス梁の中間に他のラチス梁が
接合された箇所であつても、床小梁の使用本数を
増やすことなく、大型床パネルが使用できる床構
造を提供することを目的とする。
接合された箇所であつても、床小梁の使用本数を
増やすことなく、大型床パネルが使用できる床構
造を提供することを目的とする。
この発明の床構造は、一対の平行なラチス梁
と、これらラチス梁の間に前記ラチス梁と平行に
架設した床小梁と、この床小梁に中間部が載せら
れて両端が前記ラチス梁に接合された複数枚の床
パネルと、前記ラチス梁に他の梁が接合された箇
所でこのラチス梁と前記床小梁との間に掛け渡し
て接合した補強継ぎ梁とを備えたものである。
と、これらラチス梁の間に前記ラチス梁と平行に
架設した床小梁と、この床小梁に中間部が載せら
れて両端が前記ラチス梁に接合された複数枚の床
パネルと、前記ラチス梁に他の梁が接合された箇
所でこのラチス梁と前記床小梁との間に掛け渡し
て接合した補強継ぎ梁とを備えたものである。
この構造であると、ラチス梁の他の梁が接合さ
れた梁間接合部で床小梁とラチス梁とを補強継ぎ
梁で接合するため、ラチス梁の前記梁間接合部の
補強が行なえて、ラチス梁のねじれや横方向の曲
げが防げ十分な耐力が得られる。そのため、床面
の中間に背の高いラチス梁を掛け渡す必要がなく
て大型床パネルを用いることができる。また、補
強継ぎ梁は、接合箇所の補強を行なえるもので足
りるため、従来のように床小梁を用いる場合と比
べて、断面形状の小さなもので足り、使用材料が
節減できる。
れた梁間接合部で床小梁とラチス梁とを補強継ぎ
梁で接合するため、ラチス梁の前記梁間接合部の
補強が行なえて、ラチス梁のねじれや横方向の曲
げが防げ十分な耐力が得られる。そのため、床面
の中間に背の高いラチス梁を掛け渡す必要がなく
て大型床パネルを用いることができる。また、補
強継ぎ梁は、接合箇所の補強を行なえるもので足
りるため、従来のように床小梁を用いる場合と比
べて、断面形状の小さなもので足り、使用材料が
節減できる。
実施例
この発明の一実施例を第1図ないし第3図に示
す。第2図は、第1図で用いた記号の説明であ
る。図において、1A〜1Dはラチス梁であり、
基準幅pに対して、4p幅の正方形床面部分の外
周に組まれ、さらに3p×2pの幅で突出した矩形
床面部分の外周にラチス梁1E〜1Gが組まれて
いる。梁間接合部2では、2本のラチス梁1D,
1Fが相互に直角に接合されている。正方形床面
部分の対向する一対のラチス梁1D,1B間に、
4枚の大型床パネル3が並べられ、かつ矩形床面
部分に2枚の大型床パネル4が並べられている。
各大型床パネル3,4は、ラチス梁1B,1D,
1E,1Fの側面に設けた溝形の側大引5に長手
方向端を載せて支持されている。6はI形鋼等か
らなる床小梁であり、両端がラチス梁1A,1C
に接合され、上面で大型床パネル3を支持してい
る。7は補強継ぎ梁であり、梁間接合部2でラチ
ス梁1Dと床小梁6との間に配置してある。補強
継ぎ梁7は、床小梁6よりも断面積の小さいI形
鋼または溝形鋼等からなり、第3図に示すように
両端に端板7a,7bを一体に溶接等で固着して
ある。補強継ぎ梁7は一端をラチス梁1Dの側板
に直接にボルト8で接合し、他端を床小梁6のウ
エブに継ぎ金物9を介してボルト10で接合して
ある。なお、床小梁6には水平ブレース11が接
合してある。
す。第2図は、第1図で用いた記号の説明であ
る。図において、1A〜1Dはラチス梁であり、
基準幅pに対して、4p幅の正方形床面部分の外
周に組まれ、さらに3p×2pの幅で突出した矩形
床面部分の外周にラチス梁1E〜1Gが組まれて
いる。梁間接合部2では、2本のラチス梁1D,
1Fが相互に直角に接合されている。正方形床面
部分の対向する一対のラチス梁1D,1B間に、
4枚の大型床パネル3が並べられ、かつ矩形床面
部分に2枚の大型床パネル4が並べられている。
各大型床パネル3,4は、ラチス梁1B,1D,
1E,1Fの側面に設けた溝形の側大引5に長手
方向端を載せて支持されている。6はI形鋼等か
らなる床小梁であり、両端がラチス梁1A,1C
に接合され、上面で大型床パネル3を支持してい
る。7は補強継ぎ梁であり、梁間接合部2でラチ
ス梁1Dと床小梁6との間に配置してある。補強
継ぎ梁7は、床小梁6よりも断面積の小さいI形
鋼または溝形鋼等からなり、第3図に示すように
両端に端板7a,7bを一体に溶接等で固着して
ある。補強継ぎ梁7は一端をラチス梁1Dの側板
に直接にボルト8で接合し、他端を床小梁6のウ
エブに継ぎ金物9を介してボルト10で接合して
ある。なお、床小梁6には水平ブレース11が接
合してある。
この構成であると、梁間接合部2でラチス梁1
Dの中間に他のラチス梁1Fを接合しているが、
その梁間接合部2で反対側に、補強継ぎ梁7を設
けて床小梁6と接合してあるので、ラチス梁1D
にねじれや横方向の曲げが加わることが防げて、
梁間接合部2に十分な強度が得られる。そのた
め、床面の中間に背の高いラチス梁を掛け渡す必
要がなくて大型床パネル3を用いることができ
る。このため、作業能率が向上する。また、補強
継ぎ梁7は、梁間接合部2の補強を行なえるもの
で足りるため、従来のように床小梁を用いる場合
と比べて、断面形状の小さなもので足り、使用材
料が節減できる。
Dの中間に他のラチス梁1Fを接合しているが、
その梁間接合部2で反対側に、補強継ぎ梁7を設
けて床小梁6と接合してあるので、ラチス梁1D
にねじれや横方向の曲げが加わることが防げて、
梁間接合部2に十分な強度が得られる。そのた
め、床面の中間に背の高いラチス梁を掛け渡す必
要がなくて大型床パネル3を用いることができ
る。このため、作業能率が向上する。また、補強
継ぎ梁7は、梁間接合部2の補強を行なえるもの
で足りるため、従来のように床小梁を用いる場合
と比べて、断面形状の小さなもので足り、使用材
料が節減できる。
第4図は他の例を示す。この例は、ラチス梁1
C′と片持梁12との梁間接合部2′で補強継ぎ梁
7′を設けたものである。全体を説明すると、2
階の床面の全体を4p幅の正方形として周囲にラ
チス梁1A′〜1D′を設け、4枚の大型床パネル
3を並べてある。12は1階の屋根を形成する片
持梁であり、ラチス梁1C′,1D′に接合してあ
る。大型床パネル3の長手方向中間は、ラチス梁
1B′,1D′間に設けた床小梁6′に載せてある。
補強継ぎ梁7′は、第1の実施例と同様に、床小
梁6′とラチス梁1C′に接合してある。第4図の
−線断面は、第3図と同様な断面形状とな
る。
C′と片持梁12との梁間接合部2′で補強継ぎ梁
7′を設けたものである。全体を説明すると、2
階の床面の全体を4p幅の正方形として周囲にラ
チス梁1A′〜1D′を設け、4枚の大型床パネル
3を並べてある。12は1階の屋根を形成する片
持梁であり、ラチス梁1C′,1D′に接合してあ
る。大型床パネル3の長手方向中間は、ラチス梁
1B′,1D′間に設けた床小梁6′に載せてある。
補強継ぎ梁7′は、第1の実施例と同様に、床小
梁6′とラチス梁1C′に接合してある。第4図の
−線断面は、第3図と同様な断面形状とな
る。
このように構成した場合も、従来の第6図の例
のものと異なり、大型床パネル3が使用でき、ま
た床小梁6′も1本で済む。
のものと異なり、大型床パネル3が使用でき、ま
た床小梁6′も1本で済む。
この発明の床構造は、ラチス梁の中間に他の梁
が接合されていても、その部分の強度を十分に確
保しながら、大型床パネルが使用でき、しかも床
小梁の使用本数が減らせて、材料の節減が図れる
という効果がある。
が接合されていても、その部分の強度を十分に確
保しながら、大型床パネルが使用でき、しかも床
小梁の使用本数が減らせて、材料の節減が図れる
という効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の2階の床の平面
図、第2図は第1図で用いた記号の説明図、第3
図は第1図の−線拡大断面図、第4図は他の
実施例の2階の床の平面図、第5図および第6図
はそれぞれ従来の2階の床の各例の平面図、第7
図はその使用記号の説明図である。 1A〜1G,1A′〜1D′……ラチス梁、2,
2′……梁間接合部、3,4……大型床パネル、
6,6′……床小梁、7,7′……補強継ぎ梁。
図、第2図は第1図で用いた記号の説明図、第3
図は第1図の−線拡大断面図、第4図は他の
実施例の2階の床の平面図、第5図および第6図
はそれぞれ従来の2階の床の各例の平面図、第7
図はその使用記号の説明図である。 1A〜1G,1A′〜1D′……ラチス梁、2,
2′……梁間接合部、3,4……大型床パネル、
6,6′……床小梁、7,7′……補強継ぎ梁。
Claims (1)
- 1 一対の平行なラチス梁と、これらラチス梁の
間に前記ラチス梁と平行に架設した床小梁と、こ
の床小梁に中間部が載せられて両端が前記ラチス
梁に接合された複数枚の床パネルと、前記ラチス
梁に他の梁が接合された箇所でこのラチス梁と前
記床小梁との間に掛け渡して接合した補強継ぎ梁
とを備えた床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2740785A JPS61186647A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2740785A JPS61186647A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 床構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61186647A JPS61186647A (ja) | 1986-08-20 |
JPH0349333B2 true JPH0349333B2 (ja) | 1991-07-29 |
Family
ID=12220222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2740785A Granted JPS61186647A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61186647A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6129484B2 (ja) * | 2012-05-29 | 2017-05-17 | 旭化成ホームズ株式会社 | 床支持構造 |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP2740785A patent/JPS61186647A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61186647A (ja) | 1986-08-20 |
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